2024年を振り返って
昨年は、「人機共想」の実践を目指し、AIと人間の協働による新しい創造プロセスを模索しました。以下にその成果を簡単にまとめます。
人間とAIの共同作業
アイデアの断片をAIで整理し、本質を際立たせることで、企画の質と量を向上させました。人材不足への対応
AI指示文集を企業に提供し、アイデアコンテストなどで活用。集まるアイデアの幅と質が向上し、大規模な人数への対応も可能になりました。人機共想の推進
AIの知見と人間の感性を融合するプロセスを多数展開し、AI単独では得られない質の高いアイデアを創出しました。アイデアプラントの役割
実践的な「AIとアイデア創出」の書籍を執筆中。AI発想法を取り入れた研修やセミナーを通じ、参加者に具体的な方法を提供しました。高い人間性の仕事と直観力
人間の「微かな魅力を感じ取る直観力」が、AIの能力を補完し、アイデアを磨く重要な役割を果たしました。直観力合宿(構想)
離島でのフィールドワークを通じ、直観力合宿の具体像や運営の課題を明確化しました。
2025年の抱負
今年のテーマは、「人機共想の深化」。「創造性とAI」が織りなす新しい時代に、考える行為や創造プロセスを「2.0」へ進化させる挑戦を続けます。また、「ちょうどいい発想方法」を社会に広く提供していく年にしたいと考えています。
さらに、個人としての抱負も掲げます。
今年は 「脱皮侃創」 というテーマを心に据えました。
- 脱皮: トラワレやしがらみを脱ぎ捨て、身軽になって新しい挑戦を。肩書や過去の慣習に囚われず、柔軟な発想で進みます。
- 侃: 考えをはっきりと打ち出す。直観力研究の中で得たこの姿勢をさらに実践し、率直に意見を表明します。
- 創: よそ者(囚われのない)・若者(未成熟)・バカモノ(変なこと)的な視点を持ち、立場に囚われず、新たな創造を打ち出します。
年初の計画
- Imagine Card: 想像力を引き出すツールを完成させ、社会に提供します。
- 「IF60」カード教材: 魅力的な商品アイデアを考案できる新教材をリリース予定です。
- AIと創造性の書籍: 幅広い指南書として完成させ、皆さんに届けられるよう尽力します。
- 直観力合宿: 各地でのフィールドワークを重ね、具体的な形を模索します。
未来への「よりあいまいな見通し」
2025年は「創造性とAI」という言葉が飛躍的に注目される年になると予感します。社会全体が新しい時代の輪郭を模索し、議論が多様に発散しながらも、新たな創造性のあり方が見えてくる一年。AIが人と比肩してくることで、既存の秩序がカオスになり出します。こういう時代は、私のようなタイプには非常に面白い。
長い混沌の始まりともいえるこの時代に、創造性の可能性をさらに探求し続けたいと思います。
今年も、皆様とともに歩む一年にできれば幸いです。
コメント(執筆プロセスについて)
(この文章は、まず、AIに質問役になってもらって昨年の抱負に対するインタビューをしてもらいました。それを圧縮してもらい振り返り部分を作りました。後半は、自分が見つめるこの先12か月に、何が待っているかを思いつくままに述べ、AIに整理してもらいました。全体をAIに整理してもらい、最後に、石井の手直しをしてこの文章を作りました。
AIによるサポートを受けることで、この記事の執筆作業は、ほとんどの時間、振り返るや構想や洞察に使えました。以前であればそのままその手の文章を乗せると、冗長で読みにくくなり、一年後の自分すらも読む気にならない文章になっていました。それが、今はAIの清書でかなり良くなりました。
もちろん野放図に使っているわけではありません。AI清書文章が言いたかったことの文意をとらえているか、ハルシネーションがないかといった見直しをし、チェックを通ったものを、素材として残します。文章ブロックを作っていき、最後に組み合わせて全体としてAIで整える。それをまた自分がチェックする。という作業の仕方をしています。いわばステップバイステップでの共同執筆です。この辺が2025年の初頭の段階ではもはや普通の作法になっていますことも含めてここに記しておきます。
なお、このカッコ内は自分で手打ちしている文章です。AIリライトが入っていないと、だいぶ違いますね。)