2017年08月19日

大学と公共の仕事が目白押しの8月を過ごしています

93年の夏を思い出すかのような「肌寒い夏」が続く仙台です。仙台の連続降雨が26日ととても長いことが数日前のニュースで報じられていました。そのあとも毎日降雨なので、連続記録が30日に達しそうです。

さて、涼しい8月なのですが、仕事的には、今月は一人でてんてこ舞いで、全力仕事を過ごしています。

企業さんの仕事(創造研修やワークショップ)は8月はお盆のある関係上少ないので、私の仕事も一息付けそうな感じですが、そういう空いてる時期には、今度は「大学」と「公共」の仕事が目白押しです。

今日はその辺を一挙に紹介します。


〇8月1日:千葉商科大学

文部科学省の採択事業の一環です。全国の商業科の先生方向けに、商品アイデア発想の授業の講義をしました。各県から一名ずつ選ばれてくる先生方ですので、この場は、すごい教員の集団でした。

〇8月22日:東北大学

博士後期課程の学生さん向けに、マネジメントやプロジェクト能力、問題解決能力を要請する「イノベーション創発塾」。その中の一コマで「ベンチャー起業とキャリア」というタイトルで講義をします。ベンチャー起業・・・、というタイトルには負けていますが、「博士課程の後に創業という道もあり、ケースをお話しします。」という体でお話しします。そして、自分で仕事をデザインするためのワークショップを行います。

※ 9時〜12時、東北大学の青葉山キャンパスにて。_もし、見学したい方がいらした「アイデアプラントお手伝い係」というスタンスで入れますので、ご一報ください。

〇8月23日:仙台ミラソン

仙台市、青年会議所等による実行委員会によるイベントです。3日連続の地域課題解決ワークショップ、その初日のアイデア創出を担当します。事務局はNPO法人ワカツク。仙台市のいろんな課題にチームで向き合い、解決策を創出し、仮説を鍛えていくような活動を、市民が行います。

※ 13時〜16時、仙台市営地下鉄・国際センター駅の上のイベント広場にて。_もし、見学したい方がいらした「アイデアプラントお手伝い係」というスタンスで入れますので、ご一報ください。


クリエイティブ教育を行うNPO法人iCONの提供する、イノベーション担当者向けの2日連続アイデア講座です。フルに石井が講師をします。初日はアイデアソンのフル・プロセスを。二日目は社内のアイデア創出活動で使える多様なワークプロセスを。
この講座は、一年に2~4回、行っています。前身の講座から数えて、10数回目です。毎回、全国でイノベーションに取り組む人たちが集まり、アイデア出しを全力で行います。

※ 場所は千代田区(東京)です。_締め切り間近ですが、もしご興味あれば、ぜひご検討ください。次の回に向けて見学をしたいー、という方は、石井までご一報ください。

〇8月28日・29日・30日・31日、9月1日:早稲田大学

所沢キャンパスの学部にて、デザイン論を講義します。デザインといってもメインは、形状のデザインの話ではなくて、アイデア創出のスキルを学ぶ講義です。100名規模の受講者全員で、アイデアソン的なことをしたり、一人ブレストの技法を行ったり。全15コマです。

※場所は、所沢キャンパス(最寄り駅:小手指駅)です。各日10:40〜16:15です。_もし、見学したい方がいらした「アイデアプラントお手伝い係」というスタンスで入れますので、ご一報ください。


9月

・日本創造学会の発表
・東北工業大学のアイデアの講義、


10月

・東北文化学園大学のワークショップ


があります。

・・・

普段、「石井さん、オープン・イベントの登壇、ありませんか?」とたずねられて「ここ3カ月ぐらいは、ほとんど企業内のワークショップなので。。」とお答えしてしまうことばかりなのですが、この夏はどうしてだか、こうして、大学や公共のワークショップが集中していまして、全国あちこちでお話しします。

(別に、いま、売り出し中とか、そういうことはないのですが。)

そんな夏が過ぎると、また、企業内のクローズドの案件が多くなります。学校と公共の仕事では、”お手伝い係”としての見学枠が作れる可能性が高いので、「その日は、空いてるからちょっと見に行きたいなぁ」ということがあれば、ご一報ください。


((余話))

昨日と今日は、早稲田大学の15コマの講義スライド、印刷用データを作っていました。四年目ぐらいの講義なので、講義の原型はそろっているのですが、毎年ブラッシュアップしていまして、90分・15コマ分を、リバイスするとなると、丸々二日がかかりました。
そのほかの仕事も、締め切りが迫っていたり、開発中の製品のチェックが滞っていたり、で、頭の中は”てんてこ舞い”という言葉がまさにふさわしい日々を送っています。
肉体的には、書斎で終日じっと、机に向かっているだけなんですけれども。

さあ、一つの区切りと思って走ってきた43歳も残すところあと3日。
この週末は少し長期の未来展望をしつつ過ごそうと思います。

posted by 石井力重 at 04:06 | アイデアプラント 4th(2015-2017)

2017年08月01日

【スライド】商業高校の先生方むけ「発想する授業」(8月1日、千葉商科大学)

本日の千葉商科大学(市川)でのアイデアワークショップ型授業のスライドを掲載します。


なお、ご参加いただいた先生方が、PDFとパワポを手に入れたいときには、以下からどうぞ。
(7日間有効、パスワードはホワイトボードに記したもの)

http://firestorage.jp/download/ba4af1b66d74322fb6f9d4b5dc7b803211256463

2017年07月28日

【スライド】NCF2017 アイデア創出型ワークショップ(7/29、名古屋)

2017年7月29日、名古屋でのNCF2017「アイデアの創り方レッスン」の第二部「アイデア創出型ワークショップ」(石井担当)のスライドを掲載します。


中から一枚抜粋します。

NCF2017_IdeaWS.jpg

学生さんたち向けに、アイデア発想の重要なエッセンスと実践方法を、ギュッと凝縮してお伝えするようなコンテンツです。

「Brainstorming Cards」を含む、フルセット(11点セット)が販売開始になりました。(そして、御礼)

20170726_IDEAPLANT_Fullset.jpg

新製品「Brainstorming Cards」が今週発売になり、それに合わせて、「アイデアプラント製品フルセット」もリニューアルしました。今年のリリース4製品が入った「11点セット」です。

アイデアプラント製品フルセット (オンラインショップ:書類関係の対応が手厚いです。)

(あるいは Amazon でも、販売しています。ときどき在庫切れします。)


このフルセットという「全部乗せ」商品が、意外と出ます。興味深いのは、特に、年度の始まり、年度の終わり、あるいは、なぜか、企業が長く休みに入る前あたりに、よくオーダーをいただきます。

今年は、アイデアプラント製品上市10周年、ということで、過去最多の「4つの新製品リリース」をした年でした。

(”でした”、という過去形なのは、製品開発にかけている時間が、一年半とか二年とか、それぐらいのスパンであるためです。)


最後に:

製品上市の時期には、開発は次の商品の企画とデザインをしています。
私も夏の旅仕事の合間に、仙台にもどり、次の「創造活動を補助する道具」を開発します。

アイデアプラント製品の販売から得る収益は、次の製品開発の原資として大切に使わせていただいております。

アイデアプラントから、新しいアイデア創出ツールが出るたびに、これまで製品を買ってくださった皆様に感謝しています。

ありがとうございます。

posted by 石井力重 at 16:22 | アイデアプラント 4th(2015-2017)

2017年07月20日

新製品を出します『 Brainstorming Cards 』(ブレインストーミング・カード)

わいわいアイデアを言い合うようなワークショップの際の導入遊びにちょうどいい、5分でブレストの原体験を作るカードセットを、今月、出します。

この道具の初期のユーザは、石井のワークショップに参加したことがある方がほとんどかと思いますので、一般向けの言葉ではなく、知り合い向けの言葉で、商品内容を紹介します。

アイデアプラントは(≒石井は)、各種のアイデア・ワークショップ(や、アイデアソンや、創造研修)を提供していますが、その冒頭で、ブレストの準備運動として「Brainstorming Cards」のワークを良く行います。4色のカードセットを各自がもち、発想のお題を選択したら、たくさんアイデアを出して5分の間にできるだけ手元のカードを減らしていく、グループ対抗のゲームです。

従来はそれを「ワークショップ専用品≒一般販売なし品」として、ファシリテータの私だけが、使っていました。

受講した方が社内で同じようにワークショップをしたいのですが、という相談を時々もらっていました。従来はこのカードセットは、製品ページにはありませんでした。そういう相談の時には、オンラインショップの店長を紹介して、依頼があった時限定の販売、というスタイルを取っていました。

(その理由は、「カードだけを販売する」状態だったためです。詳しく言えば、使い方説明書、お題リスト、パッケージ、という、「知識系ゲームの価値の主要部分である”マニュアル”」部分がなく、ただカードセットだけを提供する、というワークショップでの石井のニーズにこたえた部分だけの物体でした。ですので、スライドを使ってファシリテーションを自分でする、という人以外には、買っても使い方がわからないマテリアルだったわけです。)

今年は、アイデアプラント製品上市10周年、ということで、春先に3カ月連続製品リリースもしましたが、「Brainstorming Card」も、きちんと一般販売が可能な商品として、ラインナップに乗せたい、と思いました。

そんな風にして、ネットで(amazonとアイデアプラント・オンラインショップで)前提知識のない人が買っても成り立つように、使い方説明書やパッケージも制作し、商品化の運びとなりました。

グループ対抗のゲームですので、製品の最小単位は「8人(4人チームが2つ)」として、内容量を決めました。

平たく言えば、「8人分」が入っています。
ですので、たとえば、ワークショップの際に、24人で使いたい、という場合は、4人チームが6つできますので、この製品パッケージでいうと3つ(=24人分)になります。

(なお、20人=4人×5チームでも、3つになります。こういう場合は、対象単位を「4人分」にしてほしい、というのがユーザの心情だとおもうのですが、4人分で商品にしてしまうと、最小単位を買ったときに、それだけではゲームが成り立たない、という商品になってしまうため、苦しいですが、8人分を最小単位にしています。

ですので、何人のワークショップなら、何セット必要かを、早見表で示しますと、以下です。

◎1人〜8人=1セット (ただし、グループ対抗ゲームゆえ、最小でも、2人vs2人形式として「4人」は必要です。)
◎9人〜16人=2セット
◎17人〜24人=3セット
◎25人〜32人=4セット
◎33人〜40人=5セット
◎41人〜48人=6セット
◎49人〜56人=7セット
◎57人〜64人=8セット

となります。
(国内のワークショップを見ていると、だいたい、多くても60人ぐらいのことが多いかと。もちろんもっと大きくても大丈夫です。例えば、80名なら10セット、といった具合に、8人ごとに1セット要る、と捉えていただければ結構です。

なお、人数が4の倍数でない時はどうするか?について、記しておきます。(細かい話なので、マニュアルにはないのですが)

たとえば、メンバーが13名だった場合。
微妙に、4の倍数でないのでチームが組みにくいですが、そのあともワークショップが行わることを考えると、
■ 4人、3人、3人、3人(=4島構成)
もしくは
■ 4人、4人、5人(=3島構成)
になることが多いと思います。

前者の場合は、3人の島に対しては、『カードは4人分を配り、誰も受け取らない4セット目を「早く使い切った人が使う」というルール』にして、各チームの初期のカード総数数を16枚にそろえます。

(さもないと、人数の多い島が、カード保有枚数が多くなり、ゲーム上圧倒的に有利になってしまいます。)

後者の場合は、4人島の所に、1セット余分においておいて、自分のを早く使い切った人がそれを使う、ということにして、総数をそろえるようにします。


このカードをやることの効果は、参加された方には体感的にわかると思いますが、言葉でいうならば「とっぴな意見も出し合ったり、人のアイデアの良いところを見つけたり、便乗したり、駄案でもいいからたくさん出したり、という”創造的な話し合いのムードをチームが原体験できる”」所にあります。

もちろん、万人が必ずそうなる、というほどの完璧な効果があるとは言えません。

このツールへのアンケート結果を見ていると、”アイデアをわいわいと言いやすくなる”という感想が多いですが、”発想の制限があって自由に言いにくい”、という感想や、”すぐ終わってしまった”という感想もあります。

創造的な人には、物足りない。
平均的な人には、適度な感じ。

そういう感触の道具だと、開発者兼ファシリテータとしては思います。

この道具は、もともと私が欲しい道具を作っていってたどり着いたものです。
”5分で、各チームに創造的に話し合う土壌を作ることだけに特化したもの”を、作ろう、と。

その意味では、狙い通りのツールではあります。

クリエイティブな資質が非常に高く発露している人の集団であれば、このツールでの導入はしない(=要らない)です。

そうではなく、

創造的な資質も持っている人たちだけれど、普段は、そうしたものを発露させて仕事をしているかといえば、いろんなことがあってそうはできていない、そんな人たちのためにーー、という見立てで、場に投入しています。


以上、プレスリリース紙面や、アイデアプラントの公式ページでは書けないような、知人向けの石井語り、を長く書きました。

もし、ご自身がファシリテータをすることがあり、どうもブレスト系のパートで、場の創造的な呼応がなかなか引き出せないな、という時には、そのために石井が作った道具があったな、と思い出してもらえましたらば幸甚です。






最後に、商品写真を載せておきます。

NewProduct_Brainstorming_Cards_.jpg
posted by 石井力重 at 17:53 | ideaplant 作品



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