2016年07月20日

【スライド】起業を検討している人のためのアイデアワークショップ(醸成〜発展作業まで)(@大阪・産創館)

sansoukan_idea_2016.png

起業支援をする公的機関の代表格の一つ、産創館(さんそうかん)。数年おきにアイデアワークショップをやってきましたが、今回はより骨太に、起業アイデアを醸成し描き発展させていく、というワークショップを実施します。

フルバージョンのスライドを掲載します。


handout.pdf (フル版が長いので大幅に間引た、受講者の手元資料)

worksheet.pdf (ワークショップの作業でつかうシート群)


今回の資料は、2つの新作のワークスライドがあります。

◎前半部
「好きと得意からアイデアの部品を作る」
(経営戦略論の教科書のまえに知っておくべき知見があります。それを発想の部品にします。)

◎終盤
「軌道修正の時、アイデアの核を残してPIVOTする方法」
(創造的な中核をどのように見つけ出すか。実現に向けて検討し変えていくべきことはなにか。その辺を、ある程度、理屈でおっていくことが出来るようにしました。※それでも、初見の人には分かりづらい資料だとおもいますが。)

2016年07月13日

再掲【ご案内】起業・スタートアップのための、 アイデアビルディング 1DAYワークショップ(7/23、大阪)

産創館(大阪の公的機関)で、起業家と将来起業を考えているのためのための、1DAYアイデアワークショップを行います。



日時2016年7月23日(土) 13:00-17:30

場所大阪産業創造館17F フリースペース

対象 @起業したいと考えて積極的に行動しているが、
     「何をやるのか」がまだ明確になっていない方
   A起業後5年未満のスタートアップ企業の経営者の方
   B第2創業を検討している中小企業の経営者の方

((7月13日時点で、受講者の大半のプロファイルが見えましたので、最適なプログラムをデザインしてみました。以下です。))

sansokan_ideaworkshop2016.png

今回のポイントは、「起業したもの、アイデアが細くて、ひたすら価格競争・体力勝負の道しか見えない〜」と青息吐息だったり、「将来、自分で事業をしようとおもうのだけれど、思いだけあって具体的なアイデアになかなか結像しないんだよなぁ」という方が、良い事業アイデアを発想し表現していくことを、ワークショップの形でやることにあります。

また、そのあとの、育てて強くする、というところは、時間圧縮のために、サンプル(場から1アイデアを題材に選定し)形式で、講師とともに、数人が皆を代表して、アイデア発展の作業を登壇して行います。

じっくり体感としてわかること。
得る知見内容が広範であること。

この2つの矛盾する要求を同時にかなえるために、そんな形式にしてみました。

ご興味あれば、ぜひご検討ください。

※大阪の方向けですが、参加規程に地域の縛りはありませんので、遠方からでもどうぞ。
※企業人で、起業なんて全然考えないけれど、社内で新事業をやれと言われている。という方も、どうぞ。
※応募締め切りは、7月15日です。
※なお、定員30に対して残席僅かですので、超えた場合は、主催者さんの選考が入るかもしれません。(私の知人の方で、飛行機を手配したのに、選考で落ちちゃった、という方がいれば、石井までご連絡ください。何か考えます。)


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

((以下、5月20日の公開時点のもの))

内容

「感じる」 
 ・発想の特性とは〜3枚の絵
 ・創造的努力の具体的な方法


「知る」
 ・ブレインストーミング・カード
 ・ブレインストーミングの根底にある「創造的な思考展開モデル」とは


「分析する」
 ・発想テーマの紹介
 ・問題を見つける(属性分析)


「発想する」
 ・アイデアを醸成する(スピードストーミング)
 ・1人で発想する(クリエイティブ・ジャンプ)


「表現する」
 ・アイデアスケッチ(事前に3分絵心教室)
 ・上位案+αのピッチ(上位5案+イノベーションの眼3案)


「突破する」
 ・プレゼントーナメント(プレゼン・勝ち抜きを繰り返し、ファイナル3組が登壇)


「導く」
 ・創造工学の雑談
    アイデアを鍛える3要素
     (ベンチャープラン評価の3ステージ)
    「軌道修正でつまらないアイデアになる」の
      回避法(アイデアPIVOT)
    まとめとメッセージ


※7月13日の設計完了段階では、上記の内容からわずかに変更しました。

対象は起業家ですが、それ以外にも、アイデアソンとかアイデア発想法とか、そういうことをみんなでわいわいしながらやってみよう、もっと学ぼう、という方でしたら、何かしら得るものがあると思います。
定員多数の場合は選考になるようですが、たぶん、新しい取り組みをしようという方なら、どなたも大丈夫だと思いますので、ご興味あればぜひご検討ください。

2016年07月12日

【発想技法スライド】洞察する(Issue Palette)

これまで、アイデアワークの発想の前段で、洞察する、というワークを行ってきました。何度も、いろんな場所での実施を経て、だいぶこなれてきました。発想の道具として、仕上げてみました。掲載します。

Issue_Palette_2016_IDEAPLANT.png


所要時間:
30分(あっさり説明して、ワークは実質12分×2)
〜55分(座学的な技法の深い使いかたの説明。及びワークは15分×2)

Issueを、良い課題、と表現しています。解くべき課題の事です。
まず世の中から問題を、1DAYバーブ、という、古典的にはシナリオ法(あるいは、A day in the life 法)と呼ばれる方法で、掘り起こしていきます。
次に、6つの観点と、ルートバスターで、色んな攻め口を探していき、発想のネタとして面白いものを見出していきます。

posted by 石井力重 at 17:54 | アイデアの技法

2016年07月08日

ブーメラン(他者への指摘が自分の行いにも当てはまる)。他山の石は、二度チャンスがある。

昨日から、旅仕事の切れ目で、二週間も自宅(仙台)で生活できる期間に入りました。夏だというのに今、仙台は肌寒いです。

さて、旅の日々でいろんなものを見て、いろんな場面に遭遇して、ふと思うことがあります。それを少し書きます。

他者に対してアドバイス(コメントや批判)をする、ということが誰しもあります。
他者のことは人は良く見えるもので、なかなか耳の痛いことを、すっと提示できます。良薬は口に苦し。

さて、自分自身のこと。
自分のこととなると人は途端に良く見えなくなります。

そんな中で日々いろんな未熟さを抱えながら生きていくわけですが、たまたま、過去に自分が発したアドバイスを何かの加減で目にすることがあります。昔のメールやブログなど。

そこには、今の自分の行為に対して処方されたかのような、苦い薬、もあったりします。
それを、「ふん、うるさいな。そんなこと知ったことか!」という無意識の防御反応がおこったり。
また、「あー、これは耳が痛い。たしかにその通り。・・・改善するか」と、省(かえり)みる思考がおこったり。

この時、後者を受け止めることができる人間でありたい、と私は思います。


さて、話は次のブロックに進みます。

他者を反面教師として己を律することを指す言葉がありますね。

「他山の石」

(=よその山から出た、つまらない石。転じて、自分の修養の助けとなる他人の誤った言行。(出典:大辞泉))

この”タザンノイシ”にはチャンスが二度ある、と思いました。

一度目のチャンスは、他者の誤った言動を目にしたその時。
これは、いかにもわかりやすい。

二度目のチャンスは、他者の誤った言動を目にした時に行った、批判(それの良い点・悪い点を判じる)的コメントを、時間を超えて目にした時。
これは、なかなか難しい。
というのも、一度目の方は自分の行いがまだ誤っていない段階であり、「将来の下策を未然に回避する」だけのことですが、二度目の方は「現在の下策を、ダメ出しされている」ことですので。


(話を元の流れに戻します。)

このことから私は思うのです。

「二度目のチャンスを活かせる(苦い薬をすっと飲める)しなやかな人格を、いつも持っていなくてはだめだ。」と。

それから

「他者の誤った言動を、愚痴的に非難することには、発散という短期的な効用しかない。
そこから教訓を抽出する。自分ならどうすかを熟慮し上策を生み出す。それは未来の自分への薬になる」と。


人は歳ふる毎に、叱られることが減ります。
その一方で、人に何かを指示したり、意見を言う時間が増えます。
そうして、健全な人にも、心のぜい肉が増えます。

かつて上層部の愚策を批判した若者が、出世し下の人たちから同じ誹り(そしり)をうける、
そんなことは、ごく自然に起き、繰り返されてきました。

だから、二度目のチャンス、を使うべきです。

先ゆく誰かに投げた批判は、いずれ時間を超えて戻ってくる。
ブーメランとしてぶつかってくる。
その二度目のチャンスを活かすには、何かに出会ったら教訓を抽出する。
その苦い薬は、「現在の他者」に処方するのではなく、「未来の自分」のために。

そして、すっかりそんなことも忘れて仕事しているときに、偶然掘り起こした苦い薬。それにきちんと正対できるように、人格のしなやかさを保つ。そういうことが、二度目のチャンスを活かすためのコツだと思うのです。


終わりに)

2016年の今、私は42歳で、この年になってようやく、世界の偉人たちの伝記を読んでいます。(クリエイターに限ればその創造の営みをするために手記や伝記を研究対象としてこれまでも読んでいましたが、全領域に対しては読んでおらず、今になって、ようやく、といったところです。)

世を収めた偉人の人生の終わりごろというのは、幸福のうちに終わることはすくなく、世を開き、覇者に到達するまでの高邁な姿勢は、その後変わっていきます。彼らのような人生と、我々凡人とは比べるべくもありませんが、ただ、そんなすごい人でも陥る「年長者の罠」があり、そのことから何をか学ぶことはできます。

世の中の良いものも悪いものもたくさん見、学びと教訓を得て、自分の未来の道の上にブーメランとして突き立てておけば、崖から滑り落ちそうなときの足掛かりになる。

そんな気がします。

余談)

昨日から久々に、仙台の書斎に長くいられる期間でしたので、今朝は筆ならしのために、体系化されていない記憶を文章として紡ぎ出す練習として、書きつけてみました。およそ1.5時間。 考え考え紡ぎ出す草稿文章はだいだいこの程度です。話が長いし割れながら整理されていないと感じます。日々もっと、文章力も磨かなくてはいけないし、英語もやらなくちゃ、と思います。
posted by 石井力重 at 10:39 | 日記、価値観、仙台オススメ

2016年07月06日

【スライド】創造研修(イノベーティブな経営者層向け)


昨日は、六本木一丁目駅のところにある、アークヒルズの新しいスペースHAB-YUで、8時間の創造研修でした。
手堅い業界のイノベーティブ企業さん。その経営幹部の皆さんに向けて、という内容です。
仕立ては柔らかく、しかし、本質は深く。という方針で設計してあります。

最後の未来構想の部分、聞き耳を立てていましたが、とても興味深く、深い洞察から具体的な未来を構想されていました。



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