2018年01月01日

2018年の抱負「一日1クリエイション」

「創造すらも習慣となる。」

これは、創造性のある文献に出てくるフレーズなのですが、創造する人々を見ていると実際にその通りだと感じられます。

さて「習慣にするには何日かかるのか?」ですが、「66日」が一つの目安となるそうです。

補足
(ユニバーシティー・カレッジ・ロンドンの研究者による有名な論文があります。90余名の被験者らによる実験結果は、18日〜254日。その平均値が66日。各人の取り組んだ習慣化の課題は「飲むこと」あるいは「食べること」あるいは「運動」など。知的な作業の習慣化については、その結果をそこ(知的な作業)にも援用できるならば、という仮説のもとに適用する慎重さが要るでしょう。被験者の中には、長い人で254日かかっていました。それは1月1日に初めたならば9月12日に当たる期間です。長いですね。取り組む課題と個人差があることを考慮してこの「66日」という特性数字をとらえるべだと思いますが、それでも、66日、という数字は一定の有効な知見だと思います。論文タイトル「How are habits formed: Modelling habit formation in the real world」)

話を一度大きくしますが、経営学の文献にある有名な起業家の創業前夜のことがつづられています。

起業前のあるひとは自身に「一日一発明」という高いハードルを課しそれに取り組んでいったそうです。

これはソフトバンクの孫さんの話です。
(大学院生の時代の記憶でややおぼろですが、文献は確か、金井先生の『ベンチャー企業経営論』だったかと思います。)

そんな3つのことが、今年の年頭に頭に浮かんでいて、次のように今年の抱負(目標)を決めました。

「一日一クリエイション」

孫さんに並ぶ「発明」レベルの目標は恐れ多いので、ちょっとしたことでも「創造」することを毎日の目標にします。
何か困ったことを見つけてそれを改良する。
面白い技術やノウハウを見つけてそのエッセンスを別の活かし方に展開する。
ちょっとした道具を考案してみる。
そんなことで、良い、としました。

なお、それが難しい日のために、習慣を途切れさせないための「次善の策」として

「創造性の文献を8分間読む」

も設けました。

(いきなり逃げ道を用意する感じですが、どうしてもやれない日があります。8時間講演で終わったら倒れるように寝る日とか、仙台来客フルアテンドの日など。その中で8分間、読むための資料を常に持っておいて、それで習慣の継続とすることにしました。)


20180101_risingsun.jpg



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posted by 石井力重 at 14:57 | アイデアプラント 4th(2015-2017)

新年のご挨拶(2018年元旦)

昨年お世話になりました多くのパートナ企業の皆様、助けていただいた多くの方々(友人、知人、先生方)に、略儀ながらビデオにて御礼申し上げます。

(冒頭から、大きな声でしゃべっています。音量にご注意ください。)


ビデオで述べました昨年の3つのことは、どれも自分一人では絶対にできないことでした。

皆さんにいただいたものについて、貨幣的価値としての報酬をお返しする形だけでなく、(貨幣的な報酬を受け取られない方もおられますので)、私たちの事業を通じて広く社会に恩返してゆきます。

2018年4月1日〜2019年3月31日は、いよいよアイデアプラント創業10年目です。
創造的社会への礎とならん、という気概で、今年も仕事に邁進してまいります。

皆様、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

2018年1月1日
石井力重
posted by 石井力重 at 13:39 | アイデアプラント 4th(2015-2017)

2017年12月23日

「neko note」から「BMC」を(workshopスライド)

2017年の学会で賞を受賞した新製品「neko note(ねこのーと)」。これを用いて、ビジネスモデルキャンバスのグループワークを行うworkshopを作りました。スライドを公開します。


nekonote_BMC_.jpg

このワークの肝となるのは、2つです。

◎ビジネスモデルキャンバスという「枠」にいきなり展開するとうまく描けない・分類できない初期段階のもやもやした考え。まずは、nekonoteをつかい、個人でもやもやを全部紡ぎだし、グループで共有・構造化し、次に、それを素材に、BMCの各要素を埋めていく、という作業構造です。枠組みに乗らず、言いにくいうっすらした気づきや思いを、グループで扱えるようになり、より深く話し合うことができます。

◎一度描いたBMを。「BMC専用の発想トリガー集」をもちいて、さらに創新(イノベーション)していきます。既存のビジネスアイデアから、大きく飛躍する思考展開をたくさん観察し、そのエッセンスを、発想トリガー7つの問いにしたものです。いわば、ビジネスモデル専用のアイデアのチェックリスト。それを用いることで、ビジネスモデルをもっと発展させていきます。



nekonoteは、アマゾンで入手できます。



2017年12月20日

「智慧カード/TRIZ BRAINSTORMING CARDS」の workshop&講義スライド

2017年は、コンテンツの進化した年でした。
智慧カードのワークショップにおいても、大きな発展が現場で生まれました。それを反映したスライドをアップします。


「智慧カード」は、日本のアマゾンで販売中です。

「智慧カード」の英語版「TRIZ BRAINSTORMING CARDS」は、アメリカのアマゾンで販売中です。

TRIZ_idea_card.jpg

補足)

TRIZは創造的思考のためにとても良い知識集です。
それをやさしくして発想行為へとそぎこんだのがこのカードです。
カードで発想はある程度できるようになったら、ぜひより本格的なTRIZ理論にトライしてみてください。
創造的な人は発想手法なしに高いレベルで発想できるものです。
ですが、高い能力ひとなら、より力強くTRIZは使いこなせるでしょう。

智慧カードは「スクーター」みたいなもので
本格的なTRIZは「大型二輪」みたいなものです。
近所に行く程度の用事を足すには、手軽な方がいいでしょう。
けれど、はるか遠くまで早くいこうとすれば取り回しは大変でも高度なものがいいでしょう。
いろんかレベルの「知」というものに対して、そんな風に私は思います。

2017年12月16日

京都ビジネスデザインスクールで、アイデア創出の講義をしてきました(12月16日、京都)

KBDS_idea_2017.jpg

12月16日、京都高度技術研究所のビジネスデザインスクールで、「(前回の授業で行った未来洞察から)アイデアを創出し、それをビジネスモデルキャンバス上に展開し、ブラッシュアップする」をしてきました。


肝は、BMCを創新するための発想トリガー集です。
中ごろにある「CEMRAPS」がそうです。

CEMRAPS_for_BMC.png

KBDSのこの日ご参加いただいた方は、このスライドは社内であればご自由にお使いください。

イノベーションには、膨大な創造的努力の量が要ります。

今後も、発展の軌道を力強く駆け上がってください。


<この日使った発想道具>



2017年12月11日

今年三か国目のアイデアプラント海外渡航(タイ)へ

IMG_8038-EFFECTS.jpg

夜のワットポーに来ています。滞在している川辺の宿から徒歩2分のところにあります。

さて、アイデアプラントの海外渡航、と銘打って、感性の仕入れのために、空き時間を見つけては、知らない世界を見に行くことをここ数年しています。

今年は、3月のオーストラリア、夏と秋の3度の台湾、と展開しまして、今日からは、タイ(のバンコク)に来ています。

王宮といわれる中心地からは遠い川の近くの宿に滞在しはじめました。このブログを書いている部屋の窓からは、川の向かいのワット・アルンがライトアップされて見えています。

昨日の東京の仕事を終え、次の仕事が京都なんですが、その移動の間の5日で別の街に寄ろう、という感じで来たのでした。その5日間、東京での仕事の予定が3カ月前からあったのですが急遽すっぽりなくなったので。(こういうタイミングをどん欲に拾っていかないと、海外の街へいきづつけるのは難しいのです。二週間前に渡航を決めたのですが、けっこう何とかなります。)

さて、海外レポなんて報告しても、もっといいブログが旅人界隈にはありますので、やめておいて、石井なりの気づきを。

刺激を入れるための海外渡航、です。
世界遺産を見ることよりも、「何を感じたか」が旅費で買っているものなんです。

新しい国に入ったとき独特の「もどかしさ、うまくいかない体験」を、今日は、思い出せました。

このところ、台湾が連続したので、初めての国へ行くときの心の動きを忘れていたな、と。

まず、つい、ニイハオ、謝謝、と、中国語の挨拶が出てしまう、ということ。
これは、前にヨーロッパの各国を3日づつ移動した時に良くおこりました。
覚えてしまった外国語が、新しい国に入ってしばらくは、口をついて出てしまいます。

次に、「その国独特の英語が、ほとんど聞き取れない」現象です。
英語でしゃべっているはずなんですが、タイ語っぽい”にゃむにゃむ”とした英語で、全然ききとれず「え?え?」を繰り返すことに。
これは、今年の3月、オーストラリアでも強く感じました。
初めに降り立った街、ホバート(タスマニア)で、タクシードライバーが、明瞭にしゃべる言葉がなにも一つもわからず脳出血で脳の異常でも起こしてもしてるのか?と不安になったほどです。
そんな試練で始まったオーストラリア旅も2週間が終わるころはかなり聞き取れて、少し会話ができていました。
英語といっても、どの国も母国語なまりがきつい。
この国では英語の発音がこうなる、という傾向がしみ込むまでは、聞けなくなるわけです。
しみ込みさえすれば、「英語」を「その国の母国語側に補正して聞く」ようになって、わかり始めます。
今日降り立ったドンムアン空港では、SIM屋のねえさんたちの言うこと全然わからなかったけれど、夜には2割ぐらい、単語が聞こえるようになりました。(英語が、です。)

三つめは、「いい人もいるし、悪い人もいる。相手にとって面倒な外人であるが故に、雑に扱われることはままあるさ。言葉の通じない最初のころに、その国の人の人当たりを決め手はいけない」という気づきをまた思い出しました。
初めての国に着いたら、まず、その国の人たちに弟子入りしたような心持ちで、学ぼう、としなくては、言葉の吸収補正が遅くなります。そんなことも思い出しました。

四つ目は、「新しい国には、田舎から入るべし」という自分の中の経験則を思い出しました。
どの国も都会は忙しい。基礎すらわからぬ外人に付き合う時間があまりない。
その点、田舎だと相対的に時間がゆっくりで、人々が外人のもたつきに対応してくれる傾向にあります。
なので、ヨーロッパにしろアジアににしろ、旅程を首都だけにせず、その国の地方も旅程に入れておくといいんだ、と。
(今回は滞在時間が限られていて、バンコクのみになってしまいましたが)

他にもありますが、長くなるのでこの辺で。

海外渡航、いいですね、とよく言われるのですが、もちろんその通りなんですがそれだけでもないんです。

「地縁も知人もいない環境に一人ぼっちで、言葉もろくにできない。名もなき一人の異邦人になる。母国のようにはものごとがはかどらない辛さ・さみしさ。」

そういう「ガイジンの苦しさ」を味わうことも、じつは多くて、それも大事な「何を感じたか」なんです。これを買いに旅費を出している側面もあります。

起き上がりこぼしを立てる重し石のような「にがさ・辛さ」。

そんな時間も、大事に味わいたいです。
経験的に知っています、数日でその国に対する辛さの瓦解が起きてしまうことを。
そうして、二度目以降のその国の渡航では、もう、わかんなくなっちゃうんですよね。

そんなわけで(多分)今年の最後の海外渡航、頑張って、感性の仕入れをしてきます。

いろんなものを見て、物を食べ、人に会い、さらにアイデアプラントの事業を発展させる力にしてゆきます。


追記:

12月15日の夜、帰国しました。関空について、次の仕事の京都へ。

タイに滞在した最初の夜にこのブログをかいています。
その後24時間が過ぎた時点、48時間が過ぎた時点での心理変化もメモしています。紹介します。

(追記1:タイ入り24時間を過ぎた今は、もう、ここに書いた気待ちが薄れてわからなくなりつつあります。)

(追記2:タイ入り48時間を過ぎた今は、最初に無意識に出てくる言葉は、「ニイハオ、シェシェ」から「サワディカッp、コープンカッp」になった。宿の近所のセブンイレブンで店員に顔を覚えられて、バイトリーダー風の兄さんに「どこからきたの?」と声をかけられるようになった。(初日はものすごく無愛想だった女の子も挨拶してくれるようになった。)もう「初めて行った国で感じる孤独」は、タイについては消えてしまった。)


この2つのメモは「始めていく国で感じる強いストレスのその後の急速な馴化」を示しています。

多くの場合、こういう見知らぬ土地で一人ぼっちに感じることは、後になってしまうと思い出せないものなんだ。と、今回気付きました。

いろんなものを感じることのできる、良い海外渡航でした。
posted by 石井力重 at 23:49 | アイデアプラント 4th(2015-2017)

2017年12月10日

中国留日同学総会『アイデア創出セミナー』(12月10日、東京)【フルスライド】

本日、茅場町にて催された中国留日同学総会(OBCS)さんの勉強会。石井のアイデア創出セミナーのスライド(PDF)を掲載します。


PDFファイルはこちら obcs_20171210_idea_石井力重.pdf

本日ご参加いただいた皆様は、勉強会や自社内でお使いになる分にはご自由にお使いください。(利用許諾のご連絡もいただかなくて結構です。やってみた感想などは、大歓迎です。励みなります。)

日本で活躍されている中国の方々と共に、日本や中国や世界がよりよく発展していくことの一助になれば幸甚です。

私の早口の日本語での講義にもかかわらず、楽しんで長い時間参加してくださった皆様、ありがとうございました。
謝謝大家!



智慧カード(TRIZ Brainstorming Cards).jpg

2017年12月09日

SMIPS全体会『アイデア創出の技術』、分科会『ブレインストーミングを極める』【フルスライド】

本日、六本木の政策研究大学院大学で行われたSMIPSの全体会と分科会のフルスライドを掲載します。


PDFファイルはこちら Smips_201711209_ideaworkshop.pdf

本日ご参加いただいた方は、社内・学校内でお使いになる分にはご自由にお使いください。(事前に利用の許諾のご連絡をいただく必要もありません。実施のお知らせなどは、いただければ励みにはなります。)

本日の講演やそのあとの懇親会でお話ししたメソッドのうち、具体的な資料はネットで検索してみてください、として先を急いだものがあります。それらメソッド名をこのブログの検索窓(左の方にある窓)から検索していただければ、過去に私が公開したスライドなどがほとんど見つかると思います。

Brainstorming_Variations_IDEAPLANT.jpg



本日ご参加いただいた皆さま、長い時間、ワークにお付き合いくださり、ありがとうございました。

機会があれば、またどこかで一緒にブレストしましょう。

皆さんの創造的活動により、企業や大学・行政、社会がより良いものに発展ゆくことを、心からお祈りしております。

2017年11月25日

The origin of TRIZ and TRIZ Brainstorming Cards(英語スライド)


智慧カードの英語版「TRIZ BRAINSTORMING CARDS」での発想の事例をスライドにしました。↑

PDFファイルのスライドシェアでは、動画を見せることができませんので、動画形式のスライドも作りました。↓


TRIZで、Creative thinkingをしたい時に、この道具(智慧カード:TRIZ BRAINSTORMING CARDS)がお役に立てば幸甚です。


2017年11月24日

【ご案内】12月の講座・ワークショップ

tabi_shigoto.png

石井が講師やファシリテータを担当する講演・講義・ワークショップのうち、一般の方が参加が可能な公開型のものを紹介します。
(一部、参加に一定の制約があるものも含みます)


◎ 12月9日(六本木)

”第192回 SMIPS”

主催者さんは、SMIPS( http://www.smips.jp/ )さん。
日本国内の知財人材のコミュニティーです。
NEDOフェロー時代の同僚たちも多く所属する学会に近い性格をもった専門家コミュニティーです。
参加費無料で事前登録も不要のようです。
ご興味ばあればお気軽においでください。

石井さんからも告知をー、との連絡がありました。
その案内文章が、MLかFacebookページしかないようですので、
石井なりに情報を抜粋と統合してみました。



◎ 12月10日(日本橋茅場町)

”中国留日同学総会のアイデア創出のセミナー”

主催者さんは、来日中の中国人留学生、社会人をサポートする団体さんです。その団体さんがサポートする方々向けに向けたアイデア創出のテクニックを学ぶセミナーを東京駅からほど近いところで行います。
参加者対象者さんが日本にいる中国の方なので限定的ですが、留学中や留学を終えて日本で働かている方は多分、受講資格があるかとおもいます。ご興味あれば、コンタクトしてみてください。

中国留日同学総会さん(中国留日同学总会さん)の公式サイト


◎ 12月13日&14日(千代田区)

”アイデアワークショップデザイン講座”

主催者は、クリエイティブ教育のNPO法人「iCON(アイコン)」です。
私も理事の一人として参画しています。
アイデアの講座は、石井が2日間、フルに講師を担当します。

もし、職場でイノベーション活動の担当者になって、アイデアソンやブレストのデザインの仕方を学びたい、という方がいらしたら、ぜひ、「こんな講座があるよ」とシェアしていただければ幸いです。

ブレインストーミングを思いっきりできる環境で、創造的トレーニングをすることや、そこで出会える創造的な対話のできる友人が得られることが、この講座は、毎回、効能として大きい、と思います。

もちろん、提供する知見を一つでも多く持って帰ってもらえるように、石井も全力で講義します。


詳細と申し込みは、こちら


◎ 12月16日(京都)

”京都ビジネス・デザイン・スクール”

京都のイノベーション教育の中心的な機関の一つつなりつつあるASTEM(京都高度技術研究所)の主催する、長期型の企業人向けスクールです。
これは、参加者は一般公募している日もあります(スタートの日など)が、石井の担当する「アイデア創出2」は、残念ながらその日ではありません。ただ、スポンサードしている企業さんの「招待する聴講者」も可能性が少しあるように思いますので、もしご興味があって参加したい、という方がいらしたら、関西のイノベーションのコミュニティーの知人のつてを探してみてください。




追記:<<アイデアプラントのお手伝い係>>

アイデアプラントには、アイデアプラントのお手伝い係、というオブザーバ制度があります。

一般参加者さんの枠がいっぱいでも、アイデアプラントのメンバー(お手伝い)として、場に入ることができますので、それが必要な場合は、石井までご連絡ください。

基本的には、配布物の配布を手伝ってもらったり、ワーク時の人数調整のために場に入っていただくなどのことがありますが、オブザーバに近い形で、すべてを見ていただくことができます。

なお、同一イベントに多数の方からの希望があった場合には、オブザーバ係をやたら増やすわけにはいかないので、やむなくお断りすることもありますが、ご了承ください。



上記4件のほかにも、各地の企業さんの中での非公開ワークショップもあります。
それもあり、12月の2~3週間は、日本中を旅仕事で回っているとおもいます。

各地で、またいろんな方とお会いできるのを楽しみにしています。

創造的な人や組織が次々と生まれてくる社会を作りたい、そう強く願って、今回も全力で講義を提供します。

posted by 石井力重 at 21:19 | アイデアプラント 4th(2015-2017)

2017年11月20日

創新馴化(そうしん じゅんか)

創新馴化.png

新製品構想のアイデア創出に様々に付き合う中で、大企業におけるイノベーション拒絶反応への対応の困難さを感じます。

「異質なアイデアに対する従来組織の拒絶反応」というのは、生物的なアナロジーで言う「免疫システム」なのだと思います。

特に、過去に「やってみて、痛い目を見た経験がある」組織ほど、拒絶が強く、そこも免疫と似ているように思います。

さりとて、市場が変わる、技術やインフラ環境が変わる中で、従前と変わらないことだけをし続ける組織が行きつく未来が、必ずしも、安定した事業成長ではないため、どこかで、新しいことをしなくてはならないわけです。

現実には、産業界においてまったく新しいことをしない組織というのはとても少なく、行政機関や金融機関のような「硬い」組織でさえ、日々かわりゆく社会に対して後手後手であっても否応なく対応をしていきます。長期的に存続するつもりがある組織であれば。

さりとて、免疫システムが全くない組織というのも、ぐだぐだで組織的には継続性が危ういです。芽生える企画をなんでも通してしまえば、未成熟な展開を行ったり、顧客のいないエリアの事業を打ち立ててみたり、するわけです。

なので、「十分に免疫システムがありつつも、創新(イノベーション)を地道に取り組んでいく」という矛盾したバランスが、大事なのだろうと思います。

ーーーーーー

さて、長い導入話しはここまでにして、ワーク・スライドに入ります。


イノベーティブなアイデアはそのままでは組織内で扱いにくい。
その時に行う「アイデア・ブレンド」というワーク方法のスライドです。

「創新馴化」はその中核的コンセプトです。

簡単に言えば、イノベーティブなアイデアがアイデアが手に入った、しかし、このままだと組織内で企画を通せないだろうなぁ、という時点で、従来的な組織にとって受け入れやすいアイデアとブレンドする方法です。(そうすることで、その企画を通し、実行したあとに、成功を材料に徐々にイノベーティブ要素を前面に出していき、本来の姿に展開しく、そんな二段構えのやり方です。)

すべての企業にこれが通じるわけでもなく、またすべての企業にこれが必要なわけでもない。
そう思いますが、「ああ、大企業のイノベーションのジレンマを超えられないなぁ」と悩む人に、ほんの少しでも、ヒントとなれれば幸いと思い、このスライドを掲載します。
posted by 石井力重 at 18:02 | アイデアの技法

2017年11月15日

アメリカでの販売がスタートしました【TRIZ BRAINSTORMING CARDS】

本日、智慧カード(の国際版)の、アメリカ販売が始まりました。

TRIZ_Brainstorming_Cards.png

アイデアプラントのオンラインショップの店長のコメントを引用します。


Our new product, “TRIZ BRAINSTORMING CARDS” is released in the United States TODAY! You can buy it from Amazon.com.
新製品「TRIZ BRAINSTORMING CARDS(トゥリーズ・ブレインストーミング・カード)」は本日発売です。amazon.comにてお買い求め頂けます。

You can buy it from the following URL.
こちらのページから直接お買い求めいただけます。


アイデアプラントのアメリカ販売は、nekonoteに続き、2製品目となりました。

日本生まれの発想支援ツールが、他の国の人たちの創造仕事にも役立てば幸甚です。

posted by 石井力重 at 23:35 | アイデアプラント 4th(2015-2017)



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