2019年11月04日

【学会発表】批判を入れたブレインストーミング「Brainstorming Type2」の研究

RQ.png


9月28日、創造性の研究者が集う「日本創造学会」の大会が、今年は北陸先端大で開かれ、研究発表をしてきました。

(2:55から、発表が始まります。20分間あります。長い!)

(そのスライドシェアです:うまく表示されない時は全画面表示にするとよくなることがあります。)


==概要==

研究の中核は、「ブレインストーミング Type2」(=ある種の批判力を取り入れたブレスト)です。

今までのブレスト諸技法はどれも、ドグマである「批判禁止(原義:判断遅延)」は、大前提でした。

これに対して私は、批判力をいくつかに分解し、「アイデア発展に寄与するあるタイプの批判はOK」、というルールにしたものを設計し、大量の被験者によってその成果を分析しました。

結果をダイジェストで示しますと:

◎「建設的批判」(:=質問、異見)を、ブレスト中に使用をOKにしたところ
◎やりやすいと感じる人が増えた。
◎効果的になるのは、初見のメンバーではなく、
  3回目ぐらい一緒にブレストしたメンバー、あるいはそれ以上の付き合いのメンバー。
◎アイデアの具体性や実現性が上がる。
◎被験者自信の創出アイデア評価としては、通常のブレストに比べ、30%の効果増。


もうすこし細かく示しますと以下のようになりました。

◎人材タイプ「ロジカル型」「中間型」「クリエイティブ型」に分けると、
  およそ2:6:2の分布となった。

◎ロジカル型は、Type2のルール(質問、異見OK)に対しては、従来を違いを感じない。
  (通常のブレストでも、それをしてよいことだと、認識しているため)

◎中間型は、Type2のルール(質問、異見OK)がありがたいと感じた。
  ブレスト中に、質問や異見を言ってもいいのだろうか、批判的行動になるのでは、と
  思い遠慮していた。それを、公式にルールに入れたもらったことでしやすくなった。
  結果として、アイデアの具体性や実現性が発展した。

◎クリエイティブ型は、Type2のルール(質問、異見OK)があることで
  やりにくさを感じている。どういう形であれ、批判されるのではないかと
  考えると、アイデアを出しにくいと感じている。


です。

なお、研究におけるの実験条件の限界もあります。
この研究結果を活用する場合は、そうしたことを踏まえてお使いいただければ幸いです。

==今後の展望==

この研究は、”Type2”の熟度をあげる方向と、”Type3”(クリエイティブ型の人をブーストするルール)の開発へと続きます。

(詳細ご興味ある方は、石井にお尋ねください。)

posted by 石井力重 at 07:00 | 研究(創造工学)/検討メモ&資料

2019年11月03日

東北工業大学で、アイデアの授業をしてきました。

地元仙台にある東北工大の「アイデア基礎」という3コマ連続授業を年に4~5日、担当しています。10月も2日ほど、講義を行いました。

受講者はおよそ100名。みな、プロダクトデザイン系の一年生です。

Tohokukodai_idea_Day3.jpg
私の作った発想ツールを使って、アイデアワークをしてもらっているシーン。

Tohokukodai_idea_Day4.jpg
全員で立って、次々相手を替えながらやるブレストのシーン。

私の仙台の自宅から最も近い大学である東北工業大学さん。
こうして毎年100名近い生徒さんに講義をする機会をいただいています。

全国出張〜滞在が多いので、この授業をするために、実は35日ぶりに仙台に戻った、なんて日も。

2019年11月02日

産創館(大阪市)と環山楼塾(八尾市)と立命館(茨木市)で、アイデアワークショップをしてきました。

kumo.jpg

今年は、10月の末まで夏日のような気温と空でした。
全国行脚で地縁のある各地でも台風の被害も大きく、一刻も早い復興をお祈りしています。

さて、行脚ですが、今年は大阪にご縁が多く、秋のワークショップが複数ありました。まとめて報告します。


==9月13日、大阪の公的機関(産創館)の報告==

ゼロから創業のアイデアを発想していくワークショップを実施しました。今後、女性によるマイクロビジネスの創業も、サラリーマン副業で仕事を起こす人も増えるでしょう。そうした、非起業家な方がゼロから発想していける、というコンセプトのワークショップです。

多くの方(特に女性が多かったです)にご参加いただきまして、ありがとうございました。この場のオーガナイザーのHさんとは、何度も産創館で一緒にワークショップをしてきました。
二人で改善してきまして、今回で、ワークの形が熟したものになったように思います。

今後、このワークショップを石井が実施するかはわかりませんが、産創館での創業支援メニューの一つにしてもらえれば幸甚です。

sansokan_idea_2019.jpg


==10月21日&22日、八尾市の環山楼塾の報告==

環山楼塾(カンザンロウジュク:”ガンゼンローゼス”の似たイントネーションで発音します)という八尾市の公的な第二創業の支援プロジェクトがあります。参加者の皆さんは地域の中堅企業の社印さんで、一年かけて事業発展を学ばれています。前半は既存事業の発展、後半は新規事業の探索、であり、その間のインターバルに、一泊二日合宿のアイデア創出研修として呼んでいただきました。(当初は2週前に舞洲で行う予定でしたが、大型台風の影響で延期に。会場もみせるばやお、に変更となりました。)
日程変更となり、二日間の日程をとりにくい状況のなかでも、10〜15名の方が受講して下さいました。

おさえの効いた汎用的な発想法や、クリエイティブジャンプの量が大きい発想法まで、皆で実践し多様な新事業のアイデアを出しました。
もともとアイデアをお持ちだった方は、それを磨いてもらえるように、「閃きと改良(アイデア・ピボット)」の技術も提供しました。

この時初めて八尾に降りたのですが、今回で八尾の皆さんご縁ができました。聞けば、アーテックさんも八尾の企業さんだそうです。(私は、発想ツールを作る時に、チップやコマの手ごろなものをたくさん使うのですが、アーテックさんの幼児向けの教材玩具ラインナップは、非常に使い勝手が良く重宝しています)。

八尾産業の発展の一助になれたならば幸甚です。

kanzanrojuku_idea_2019.jpgkanzanro_idea_2019_Day2.jpg


==10月26、立命館(茨木キャンパス)の報告==

経営学の吉田先生に、製品開発論の講義枠で呼んでいただきました。

吉田先生は、日本におけるエフェクチュエーションの大家で、ASTEMでの京都デザインデザインスクールにおいてお互いに講師陣として登壇して以来のご縁で、今回、お邪魔さえせていただきました。

週末の補講2コマということで、生徒さんにとっては、受講が面倒であろう状況でしたが150名の方に参加していただきました。
面白さの要素をドライブフォースにする発想法でアプリのアイデアを出してもらいました。また、ヒエログリフを用いた意外なアイデアを発想する方法では、コンビニの新サービスを発想してもらいました。
学生さんの対応力が高く、初見で聞いたはずのアイデア発想を短時間で良く使いこなしていました。
最後には、アイデアのプレゼントーナメントを行いファイナリスト4名に全体プレゼンをしてもらいました。面白いアイデアで、私も楽しんで聞いていました。(コンビニの新サービスとして、小銭のお釣り分を、「ウサギの人参スティック」でもらえる、という案は印象に残りました。店舗のペットにそのまま餌やりができて、なごみます。というもの。最近は、おつりの小銭で財布を重くするくらいなら、募金箱に入れちゃう人もいます。そのユーザ行動をデザインすると、一つの解は、彼の案かもしれないなあ、と思っていました。

R_idea_2019.png


==その他にも==

公的機関ではないクライアントワークは、非公開です。
大阪に本拠地があるいくつかの巨大企業さんの案件もあり、この秋は数十泊、大阪におりました。

なんば・本町・淀屋橋・新大阪、あたりの宿でいいところをたくさん見つけました。
動く人に最適なのはその中でも、新大阪。新幹線、飛行機、市内へのアプローチ、神戸大阪への移動が、全部シュッといけます。何気にいいですね、新大阪。

2019年09月03日

早稲田大学での夏季集中講義に来ています

waseda_idea_2019.jpg

非常勤講師として担当している「デザイン論」の夏季集中講義。
実際の中身は、ブレスト&発想法のワークショップ中心講義です。
今年の履修人数は、270名。
所沢キャンパスとしては、最大級の受講人数です。

自分が受けたかった講義を、今自分がするのだ。
そういう姿勢で、教壇に立っています。

この4日間は、ほぼ大学にかかりきりで、対企業さんへのレスポンスが非常に低下しますがご容赦ください。
9月3日〜6日で、合計90分×15回の授業を行います。
posted by 石井力重 at 22:02 | アイデアプラント 5th(2018-2020)

2019年08月27日

タイヤの交換できるキャリーバッグ(その2)「スワニー」

旅仕事の道具はかなり厳選しています。
腰を痛めて回復した300日のことを書きました。
それ以降も予防保全的に腰によい鞄がいいので、スワニーを使っています。
他のカバンにない利点が2つあります。

1)ハンドルが重心の真上にあるので押しやすい。
2)ハンドルに体重をかけても大丈夫なので腰が楽。

重心が真上はほんとにいいです。ほかのキャリーバッグは背面から出たハンドルなので、カバンが回転しようとするモーメントも人間がうちけすわけで、ひどい腰痛の人には結構負担です。

また昔から、どのキャリーにも体重をかけて使ってきましたがだいたい半年でハンドルがダメになります。ひっこまなくなるんです。スワニーはそれ用になっているのでそんなことが故障がなく快適。電車で揺れた時にもいい支えになります。

さて。

そのスワニーをヘビーに使っていたら、タイヤが左右に高速で振れるようになりました。腰がよくなってきたら歩行速度が上がり思い切り歩くとその振動が抵抗になるんです。

私の使っているのは、スワニーのスターツコラボバッグ、というやつですなのですが、WEBでその交換部品を見たら、タイヤが交換できる、と。
更にインチアップ(標準で60oタイヤ)も可能だとサポートセンターで聞いてわかりまして、75oを購入して、タイヤの換装をしてみました。


結論としては簡単でした。ドライバー一本で、できます。1タイヤあたり3ネジあるので、時間は少しかかりますが、組み立て家具を作る人なら造作もないでしょう。(むしろ作業はとても単純です)

スワニー_60oと75o.jpg

左が75mm。右が60o。結構違います。

スターツコラボのスワニーのタイヤをインチアップ.jpg

付け替えた印象。
このかばんは結構大きめなので、ほかのスワニーよりもタイヤの大きさがそんなに目立ちません。
機内持ち込みサイズ的に、大丈夫かなと思いましたが、問題なく。(写真は仙台空港搭乗ゲート前です)

付け替えてみて良かった点が3つ。

1)視覚障碍者用誘導ブロック(黄色い突起)を、スイっと超えられる(60oの時は、ハンドルで前輪を浮かさないと、ガツン、と乗り越える感じがしました)
2)早く歩いてもタイヤの転がり抵抗の負担を感じにくくなりました。
3)わずかに高くなり、押しやすくなりました。(このモデルは私には2センチほど理想より低かったのが1センチになった感じ)

付け替えた後に感じた違和感は2つ。

1)タイヤの直進性が高い感じがして、60oのころよりきちんと方向を変えてあげないといけない感じがしました(すぐ慣れました)
2)タイヤロックの時に前よりも倍ぐらい大きく動かさないといけませんでした(これも慣れました)

なお、交換した後は、左右の振動は起こりませんでした。交換したときに、4つともタイヤはボロボロだったので、ロックした状態で数十センチ引きずることが何度かありそれでタイヤの片べりなどを起こしていたのが原因だったのかもしれません。)

以上です。

スワニーのタイヤ交換は、WEBで見るだけだと、「このバッグにはどの交換部品つくのかな」と迷いますが、サポートセンターは丁寧に教えて下さるので確認して買えばあとは交換は結構簡単です。
なお、前にこのブログで紹介したフリークエンタ―のタイヤ交換よりも、素人的には楽です。あちらもかなり楽ですが、六角レンチ(同梱)で回す時、下手するとなめちゃいそうなんですよね。

スワニーは高齢の方が使っているイメージですが、私と同じような、腰の悪い40代の方にもいいと思います。

以上、旅仕事の道具の話でした。

━━━━━━━━━━

余談:

昨日から秋の旅仕事が始まりました。
今回は、連続で35泊、各地のホテル暮らしです。

次に仙台に戻ると、もう、秋の終わりで寒くなっているでしょう。

新しくなったタイヤも今年中には、交換がいるかもしれません。
旅する私には、カバンは死活問題で、いい鞄はほんとにありがたいです。

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posted by 石井力重 at 22:55 | 日記、価値観、仙台オススメ

2019年08月22日

未来の轍(のミツバチ)

wadachi_.jpg

毎年、誕生日のブログだけは特別に、自分にむけて綴ります。

毎年恒例の一年の展望を数日にわたって、ずっと考えていました。
自分が一年間、してきたこと、感じたこと。世の中から求められて来たこと。
そんなことを振り返り、以下のようになりました。

46歳の展望は「未来の轍(のミツバチ)」です。

何となく知っている「轍(わだち)」という言葉は辞書によると「車の通ったあとに残る車輪の跡」とのこと。

ここでは文学的にゆるく使います。
「未開の場所も、複数行けば、轍ができる。」

私は、全国を回る日々の中で、多様な企業のイノベーション担当者さんたちとブレストします。
そこでは、未来の世界、業界の進んでいるベクトルに関する議論も出ます。
データの多くは、公知情報としてオープンになっているものです。
ただ、業界の肌感込みで話される分、もう少しリッチな情報です。

そうして、各業界、各領域の未来に関する「像」が、
私の中にたくさん降り積もります。

一つ一つは、ばらばらな未来イメージですが、意外な企業同士が、
未来のフィールドにおいて、同じ道を走ったりしています。

日々、イノベーション渡り鳥みたいな生活をしていると、
未来の戦略フィールド上に無数の「轍」が見えてきます。

そういうものが見えていくなかで、
最近、石井に求められる役割が増えたことに気づきました。

(従来は「創造研修」「アイデアワークショップの設計と実施」であったのに対し)
「ブレストメンバーとしての参加」
「社内新事業の審査員」
なども依頼されるようになりました。

各社・各人のベクトルが交差してできる「未来の轍」をたくさん知っていることが
提供価値の源泉の一つになっているようです。

この新しい役割は、
色んな業界を超えて飛び回り花粉を運ぶミツバチ、
なのだろうと思います。

また、学術の学会、海外の現地の視察、も、ミツバチ機能です。

未来の轍の花粉があちこちで混ざりあう、そんな流れが本格化する一年になる気がします。


すこし、俯瞰で見直します。

アイデアプラントはクリエイティブリーダーを助ける組織です。
「発想ツール開発」と「アイデアワークショップの設計」が基幹事業です。

「ミツバチ役」も新しい役目の一つであろう、考えています。
ただそれは、基幹事業を全力でやり続けることで可能になることなので、基幹事業に忠実に進み、花粉たる未来の轍も混ざり合うようにする。そういう姿勢でいることが肝要だと考えています。(そして、守秘は固く守ることが、まず必須の前提。)


以上、未来の轍(のミツバチ)、という妙な表現の一年展望でした。


追記:

昨年の45歳の展望・目標の『人生一度きり、仕事を楽しもう。』は、かなり達成できました。
今年は、140泊を超える各地への旅仕事。
無茶苦茶仕事して、それが、楽しく充実しています。

◎個人の姿勢として「まっとうを生きる

◎「未来の正道を行く」=現在は否定される可能性を持ったコンセプトでも、長期的に見て最良なものを提供してゆこう。


という姿勢が、仕事を楽しむ要因になったようです。

この姿勢が今年の展望「未来の轍(のミツバチ)」につながっていきました。


追記2:

今年は、「2043年マップ」という石井独自のツールも、今回作りました。
生産期間45年間を9分割したものです。
今年は真ん中である5つ目の「5年」が始まる年でもあります。
「共創」(顧客のツクルを手伝う)フェーズとしています。
創るパートナとなれるように、知見の溜まる働き方を
もっと、していこうと思います。
posted by 石井力重 at 00:46 | 8月22日

2019年08月17日

300日の回復の記録

45歳の10月、出張先での講演の直前に、腰痛に見舞われました。
昔から腰痛もちしたのでこれも数日で治るものとおもっていました。

しかし違っていました。

ひどい腰痛になって、300日の回復の時間経て、ようやく依然と同じレベルになりました(※重い物は持ち上げず、常に腰の負荷のないきれいな姿勢でいるならば、という条件のものとで、ですが。)

自分の今後に役立てるために、その変遷を整理してみました。

回復過程を、フェイスブックの日々の記述から拾って、痛みの程度を主観尺度で、数値化しました。
以下のグラフのようになりました。(クリックで拡大)

Yotu_300Days.png

<<サマリ>>

グラフはかなりきれいに下降曲線をたどります。
およその傾向は「100日ごとに1/3になる」感じです。
100日目の数値は31。
200日目の数値は10。
300日目の数値は3。


<<腰痛発生の当日と前後一日>>

発生当日(10/5)は講演の直前でした。
痛いなっ、と思ったものの講演をしないわけにはいかず、痛みを我慢しつつ動き回り講演をして、夜中まで宴席に。

翌日(一日目とカウント)、朝起きると、痛みはひどくなっていて、カバンを引っ張って飛行機に乗り、仙台に戻る頃には、上半身の重さを何かに預けないと、痛みでカタカタ震えるような状態に。ここを「100」としました。

(発生時は「50」ぐらいでした。初動を間違えてなければ、50からの回復で済んだかもしれません。)

また、講演の前日は、飛行機移動と長時間打ち合わせがあり、腰に大きな負担をかけていて、痛みもそこそこありました。数値「10」ぐらい。

なお、昔から腰痛もちで、常に軽度の痛みがありました。数値で言うと「5」程度。なので、腰痛前日の痛み「10」は、そこそこ危険な水準にあったのだと思います。

<<正直なところ・・・>>

今だから正直に書きますが、最初の1〜2ヵ月は、絶望・諦観、という気持ちがありました。
腰の痛みで何も持てず、一日のほとんどの時間をベッドの上で過ごす。
寝ていても痛い。くしゃみをすると悶絶。
起き上がる時は激痛で歯を食いしばる。
風呂トイレ食事も最短時間で済ませたい。
そんな時期でした。

そして、その間にも出張して講義&ファシリテーションをしています。
できる限り演台から動かず、しがみついて、声もあまり大きく出せず、よろよろでも、とにかく登壇していたと思います。

この時期のグラフは、下降曲線を頻繁に外れた点があります。
出張するたびに、大幅に悪化してしまう、という感じでした。
まだ、杖もコルセットもないまま、登壇していました。

80日を過ぎたあたりからは、道具体制もでき、きれいに下がっていきます。


<<アイテム>>

回復の過程で、アイテムも様々に入手していきます。

最初から全部もっていれば、回復は早かったかもしれません。
実際には、心理ハードルがあって、さっさと使うことも難しいのですが。

その辺も含め、綴ってみます。


==杖==

「自分は、杖がいるほど腰が悪い」ということを認められず、杖なしで最も痛い時期を過ごしています。

一カ月たち、杖を突くことを、受け入れます。
杖を買うまではどこで売っているのかわからず、もたもたしていたのですが、旅道具を買っていたモンベルショップに軽量で機能性の高い杖があるとわかり、購入。

それ以降、買い替えながら、310日目まで、毎日使いました。

※なお、つき始めて5,6カ月のあたりに、肩が痛くなり水平よりも上がらなくなりました。50肩だという診断に。
今は、つき方の改善対処をして軽減されました。
杖を初めて常用すると、数カ月もすると肩を痛める、というのはやってみて初めて分かりました。

==コルセット==

整形外科に行っても、腰痛は治らなかった過去があり、今回診察を受けたのは60日目でした。そこでコルセットも入手。それでかなり楽になります。(シップと塗り薬も2か月ほど使いました。)

コルセットを一度つけると外せなくなる。
というのは腰痛の多い職場でよく聞く言葉ですが、そう思って敬遠していたのもあります。ですが、背に腹は代えられず。つけたら大幅に楽なんです。飛行機に乗るような長時間着座の日はコルセットはかなり良いです。

==スワニー(杖になるバッグ)==

旅行される高齢の方が駅や繁華街で押しているスワニー。このビジネスカバン版が、スターツコラボでちょうど出ていて、買いました。旅仕事の多い私は、キャリーバッグは書斎に大中小あわせて7つぐらいあり、機能性の追求もしてきました。その中で、スワニーにかえたのは、「腰が悪いのに、押して歩いても苦にならない」からです。
転がりの良さならフリークエンタ、軽量さならゼログラがあります。でも、ハンドルが重心の真上に来るように傾斜しているものはスワニーの他になく、また持ち手も広くて持ちやすいです。ほかのバッグはカバンをまっすぐ押すには幾分腰に負担がかかっていることに、今回気づきました。
キャリーからバッグを外せるので、ホテルで段ボールをフロントにもっていくときにも重宝します。
(できることなら、タイヤを、フリークエンタのものと換装できるといいのですが。また、178cmの私には、ハンドルがあと10センチ高い方がうれしいです。)
タイヤストッパーは電車の中で、かなり腰が楽です。それまでのカバンでは転がらないように手で押さえていたのですが、腰のねじれが起こりきつかったです。

==二本杖==

折りたたみのウォーキングポールを買いました。これだと、はや歩きの人と同じ速度で歩けます。滞在先の街や観光地を1キロ以上あるくなら、この杖があった方が、行動しやすいです。


==低周波治療器==

オムロンの4000円もしないようなものですが、かなりいいです。ある時ホテルの温泉で電気風呂にはいり、腰にビビビとやったら腰痛の鈍痛がおおきくへり、「あ、電気治療っていいんだ」と実感し、低周波治療器を買い求めました。前夜にこれをしておくと翌日の登壇がかなり楽に。

==スポンジクッション==

数カ月目で、持ち歩くように。列車の座席がよくない時に腰にクッションを入れ、骨盤を立てて、背骨をまっすぐにする場所にはさみます。それだけでだいぶ楽に。


以上が、回復の300日のアイテムでした。


<<他に特筆すること、2つ>>

腹筋と背筋を鍛える腰痛体操は、実際、重要です。
整形外科でもらえる冊子に詳しくはあります。
無理をしないような軽度なものです。
毎日やると徐々に腹筋背筋が付き、腰も楽になっていきました。

寒くなくても腰にホッカイロをつけておくのもよかったです。
特に座りっぱなしの日に、腰の落差が違います。
意外と、真夏の冷房の効きすぎる会議室なんかにも重宝します。


posted by 石井力重 at 04:27 | 日記、価値観、仙台オススメ

2019年08月11日

【ご案内】大阪の公的機関でアイデアワークショップを行います(9/13、大阪)

大阪の創業支援機関「産創館」にて、初心者向けのアイデアワークショップを行います。9月13日の午後です。

スライドを動画にしたものを公開します。


ご興味のある方はぜひご検討ください。(公的機関の開催する講座ですが有料です)

日時:2019年9月13日 13:00〜17:30
場所:産創館 4F
タイトル:【アイデアビルディング1DAYワークショップ 】
      「好き」「得意」が仕事になったら最高!と思っているアナタのための1日

追記:

なんかしたいんだけど、はっきり言えなくて、、、という段階の起業検討者の中から、アイデアを引き出していくことを狙った講座です。大企業の方が、副業的にマイクロビジネスを考えることにも向いているかもしれません。まったく起業なんて縁遠いけど、やってみたいことはあるんだよね、、、という方にも、すこし考えるよすがをお渡しできるかもしれません。
(ハイレベルな方には、内容が平易すぎるかもしれません。)
どなたも、ご興味あればぜひおいでください。

なお、定員締め切りがあります。
お盆明けには本格的な広報が始まりますので、もしかすると、時期が遅いとキャンセル待ちになるのかもしれません。予めご了承ください。



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