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最近、強く感じます


2012年01月26日

九九の答え、というのは、1〜81までの数のうち、いくつを占めるのだろう?

夕食の時に、ふと、娘のテストを見ました。小2で掛け算を習うと、今は、掛け算の順番に正解・不正解、があるというので、教科書を借りて熟読してしまいました。「1ユニットあたりの内包数」を先に書く、というルールのようで、カケルの後ろに来るのは「そのユニット数」だということでした。掛け算の順番を決めてみた、というのは、『へー、面白いことを教科書を作る人は考えたもんだ』と、ひとしきり家族で議論していました。どんな数学的な思想に基づくのか。

さて、それはさておき、教科書をみていて、ふと、興味がわきました。

九九の解の構造01.jpg

九九の答え、というのは、1〜81までの数のうち、いくつを占めるのだろう?

3×7も、7×3も、21なので、九九の表の上には、何度も出てくる「答え」があるし、一方で5×5のような、九九の表の上で1度しか出現しないものもいくつかあります。その意味では、だいたい、1〜81の整数(81個の整数)の半分弱、ぐらいだろうか、と見通しを立てました。

地道に数えてみると、こうなることがわかりました。

九九の解の構造00.jpg

4回登場する数が「5個」ありました。
3回登場する数が「4個」ありました。
2回登場する数が「22個」ありました。
1回登場する数が「5個」ありました。

合計で「36個」でした。(44%)

81個の数のうち、36個しか、九九の答えとしては登場しない、というのは、「けっこう、スカスカなんだなぁ」という感じがしました。



〜 そして、長い余談 〜

81以下の数字で、九九の答えとしては出てこない数字はなんだろう。今度はそこに興味がいきました。(直感的に考えたのは”出てこない数は素数でしょ?”と。もちろん、答えの一部ではあるのですが、100以下の素数は25個しかないので、素数以外の数字で、九九の答えにならない数があるはずだな、と思いました。

そこで、少し、色を付けてプロットしてみました(赤、黄、緑、青=4回、3回、2回、1回、です。ヒートマップ的に、多いほど、あったかい色にしてあります)。

九九の解の構造02.jpg

こうしてみると、後ろの方がスカスカです。

( 枠が付いている数は、素数ですが、素数に興味ない人にはどうでもいい話なので、枠は、無視してください。)
( 素数以外でまず出現するのは、22、とか、26、といった、2×11、2×13、のような、二けたの素数との積です。)

なにか、見せ方を変えると、出現する場所に法則性を感じられるのではないかと思い、いくつかの表現をしてみます。

先ず、81個=9の二乗、なので、9×9の配置にしてみます。

九九の解の構造03.jpg

すこし、散らばり方に傾向が見えるような気もします。

すこし見方を変えてみます。
最も沢山出現する「4回(赤いマス)」について。

これは、どうも、「2」や「3」というとても小さい素数だけに約分される数で、直観的に「6進数」で書くと、何かすっきりしそうな気がしました。なので、6で折り返すようにしてみます。

九九の解の構造04.jpg

こんな感じです。8だけは、この系統ではないなぁ、という分かったような分からないような感じの感想です。

それから、1度しか出現しないもの(青いマス)と、3度出現するもの(黄色いマス)、というものは、九九の表の対角線上(同じ数をかけている所)と強く関係しているはずだ、思いましたので、少し変わった書き方をしてみました。整数の二乗になるところで折り返すという書き方です。

九九の解の構造05.jpg

1回(青色)と3回(黄色)は、右端(つまり、整数の二乗の数)にだけあることがわかります。

もっと、シンプルに、一直線に並べてみたら、何か印象があるんじゃないだろうか、とも思って作ってみました。

九九の解の構造06.jpg

うーむ、・・・さほど、想起できるものが無いように思います。

そんな感じで長い余談を終わります。


最後に、九九の表そのものに、出現回数の色を付けてみたものを載せておきます。

九九の解の構造07.jpg


( 遠目に見ると、「インベーダーに出てくる、上の方の高得点な敵」か「チューリップ」のように見えなくもないですが、だから、どうした、ということはないのですが。 )

以上です。

掛け算の九九、といっても、当時は、気にも留めなかったことを、ふと思ったりして、がりがりと、鉛筆で計算をしていました。

娘は「パパ、解いてみたいの?子どもの問題だよ」と笑っていました。
 

2012年01月25日

「6W3H」(Idea to Plan)

 
Idea to Plan

閃いたビジネスアイデアを、ビジネスプランにする道具「6W3H」の2012年版を掲載します。

■ カラー版

6W3H(記入用)

6W3H(ガイド)


■ グレー版(白黒出力に便利)

6W3H_gray1(記入用)

6W3H_gray2(ガイド)



この道具についてのコメント

・アイデアというのは、思いついたばかりの時点では、とても未成熟な存在です。いわばアイデアはいろいろと欠けているのが当然なんです。のちに非常に優れたアイデアになる閃きでも、それは同じです。

・ビジネスアイデアの場合、閃きをビジネスプランにしていこうという場合、「アイデアをプランの水準に引き上げる」のは、実際のところ、結構大変です。ビジネスプランコンテストに応募したことのある人や、事業計画書を書く必要に迫られ行ったことのある人はご存知の通りです。

・では、もっとカジュアルに、ビジネスプランの原案が作れないものだろうか、という視点から、2009年に作ったのが「6W3Hシート」です。拙著にはその辺のくだりも出てきます(ちなみに、本にあるURLからは、その他のツールもDLできます。)

・その「記入シート」と「説明ガイド」を、大幅にリニューアルしました。掲載します。

・内部の勉強会などであれば、ご自由にお使いください。(商業出版物への転載の時には、書籍版権元との関係もありますので、ご相談ください)
 

2012年01月21日

【ご案内】「スマホ×MEMS」マッチングフォーラム(2/2 13:00〜)

僭越ながら、私が基調講演をやらせていただくイベントがあります。

■タイトル
アイデア創出の技術で、開発の可能性を拡げる

■日時
2012年2月2日 13:00〜

■場所
仙台駅前の「AER」の21階 (会場名=TKPガーデンシティー仙台)

■詳細、および、申込み方法など


なお、16:00〜18:00の間に、1時間のアイデアワークショップと、そのアイデアへの各ゲストからの貴重なコメントタイムがあります。テーマも面白くて、「MEMS(マイクロマシン)とスマホ(スマートフォン)の連携で出来る新製品アイデア」を発想するというものです。

スマフォのエンジニアの方にとって、この箱の中で勝負するしかないというアプリ開発の世界ですが、例えば、シリコンジャケットに一体成型したセンサーやマイクロマシンなどをつかって、より良い体験をユーザに提供できるアプリを発想したりすることができます。

その場には、スマフォ側の方もいれば、MEMS側の方もいたり、この街の面白いことをしている人が沢山来ているでしょうから、ものづくり×アプリ開発、の融合する面白いブレストタイムになると思います。学生さんでも参加できますし、ただ「スマフォのユーザなんだけど、こういうものがあったいいなと思うんですよ」というニーズに近いアイデアでももちろん、多くの方に喜ばれると思います。

ご興味あればどなたもぜひご参加ください。
 

2012年01月17日

(自分用の道具) 記事サクサクtool

 

記サクtool_PREP.pdf
記サクtool_PREP.ppt
 
良い記事を書く時に、いつも振り返る基礎があります。私なりの書き方なので、万人向けではないのですが、いまPCの移行期で、道具へのアクセス容易性を上げるために、ここにおいて置きます。

原稿をサクサク書くためのツール、として、昔つくったもので、最初はすごくこまごま、解説コメントを入れたのですが、道具というのは単純でなければならない。その原則にのっとって、これ以上削るとなくなってしまう所まで削ってあります。(自分に分かるようにしか書いていませんが)
 
posted by 石井力重 at 15:43| Comment(0) | TrackBack(0) | メソッド&ハウツー

2012年01月13日

ノンエンジニアでもアプリが作れる教室、開催しました(Fandroid)

1月12日。Fandroidの新年のイベント第一弾は、昨年に引き続きApp Inventor教室を実施しました。

これは、私みたいにコードが1行も書けない「ノンエンジニア」が、ピースをぱちぱちとはめていくだけで、Androidアプリを作れる、というものです。(※)

(※ 正確には、アンドロイドのフルの機能ではなく、限定された機能です。ただ、アイデア次第では面白いものがわずかな時間で作れてしまったりする道具です)

今日は会場が満員で、急遽椅子も増やしての実施でした。

絵を描くアプリ、という単純なものですが、筆の色を選ぶボタンとか、キャンバスの背景になる画像を入れてみるとか、それをやってみるだけでもとても面白い体験でした。

Fandroidは、震災後の東北のクリエータに仕事を作る、というミッションで設立されました。こんかいの場はオープンアワーというもので、広く人々が遊びに来て交流できる、知識やスキルも得られる、ことを目的に時々開催しています。今回は、ぐっと層が厚くなるように、ノンエンジニアでも、アンドロイドアプリが作れる教室、というものを開催しています。今後も、いろんなものを展開していきます。ご興味があればぜひおいでください。
 
ちなみに、ノンエンジニアである私が2時間で、アプリにする直前まで操作していた画面を掲載します。(エミュレータが不調で画面の上で動いている感じの所ができませんでしたが、それでも、ブロックをぱちぱちはめて、機能を定義していく作業はとても面白いものがありました。)



App Inventor 01.jpg



App Inventor 02.jpg

実行すると、4色のペンで落書きができるドローアプリとして使えます。
 
posted by 石井力重 at 00:54| Comment(0) | TrackBack(0) | Fandroid

2012年01月11日

【スライド】東北大学(経済、Nゼミ)アイデアワークショップ

本日、1月11日の、東北大学でのアイデアワークショップのスライドを掲載します。

スライド
東北大学_Nゼミ_ワークショップ


ワークシート(アイデアスケッチを書く用紙)はこちら

アイデアスケッチ
print02.pdf

もし、他にも発想技法やブレインストーミングの他のやり方も気になったら、(あるかどうか定かではないですが)図書館で、拙著『アイデア・スイッチ』も合わせてご覧ください。アカデミックな創造学の話ではなく、ビジネス書の体裁で、発想技法を使って次々発想する方法を紹介しています。
 
後は、ブレストのハウツーとして口頭で紹介するところとしては「 ブレインストーミングを快適にするコツ http://ishiirikie.jpn.org/article/28648223.html 」あたりも合わせてご覧ください。



追記:

ワークショップ時に書いてもらった物を掲載・シェアします。

発想のテーマ(1:いきなり3枚ずつ)
t1.pdf

発想のテーマ(2:コツ5つを紹介した後のもの)
t2.pdf

アイデアスケッチ(64枚)
is.pdf

テーマ設定のシート集というのはニーズや意識興味を推察できる資料でもあります。まて、学生でブレストをする時の良いテーマ集でもあります。機会があればぜひ活用してください。
 

■ 実施の風景

tohoku_UNIVDSC01851.jpg

今回は、5分交代のペアブレスト(スピードストーミング)をしました。

10秒程度の動画です ↓



この後は、アイデアを、アイデアスケッチの形に書き出しました。

tohoku_UNIVDSC01852.jpg

そして、皆で良案抽出(ハイライト法)をしました。面白い・広がる可能性がある、と感じるものに☆印を書いていきます。 

この後は、トップ3のアイデアを簡単に紹介してもらい、講義時間としては、タイプアップになってしまいましたのでさっとまとめ、終わりました。

この時のアイデアは、上の「追記」の所にあるPDFファイルからご覧になれます。
 

2012年01月02日

IDEAPLANT、2012年の目標

2012年の目標を作りました。

あとで、無難にしてしまわないように、まず、掲載します。

IDEAPLANT2012.jpg

 
1.Kids

発想支援ツールの子供版を作ります。昨年も目標の掲げて、およそコンテンツの魂の部分は出来上がったので、新しい肉体に宿らせていく作業が今年一番最初の開発作業としてあります。子供版、といいながらも、これは「発想トランプ」の名前で、2011年各地のビジネスパーソンに使ってもらって、大人の企画的なブレストにも十分に効果を発揮することがわかりましたので、肩ひじ張らずにトライして見れるブレストツールとして、大人の方にも、提供していきます。石井の密かな思いとしては、プロフィットベースを離れて、子供たちに届けられるものを作りたいな、という思いもあり、大量生産の中で余剰を作り、なにか面白い展開もできないかと思っていますが、まずは丁寧に作品を作ります。
 
2.Androidカード

これも、2011年にごくラフな試作品までできていましたが、関連する先へのコンタクトが遅れているのと、製品化に向けて、やや迷いがありました。でも、アイデアプラントの代表として、そして、Android等の産業で地域に仕事を作る活動をする身として、「短期の浮利を追わず」で、いいんじゃないかな、と思いました。智慧カードを世に出した当初に似て、WEB上でツールをフル公開にして、多くの人がもっと前に進むための車輪にしてもらう、そんな切り口で世に届けるのも、ありではないかと。多くの人が幸せになるとそこには価値が増え経済が回ります。いずれどこかで何かいいことがあれば、いいではないかと。今まで社会から受けた沢山の恩もありますから。ただ、プロフィットベースを組み込まずに創るので、石井の余力の範囲で、構成し、デザインし、WEBにアップしていく、ということになると、若干、課題もありまが、逆に風をはらんで大きく進めるのかもしれません。神保町あたりに、相談に行きたいところもあります(今は秘密)。
 
3.テーマ設定ツール開発

これは「発想を引き出しやすいテーマを設定する道具」を開発しよう、というもので、IDEAPLANTが2006年の秋からずっと展開してきた開発グランドプラン「IDEABOARD」の第4フェーズの開発テーマでもあり、最後まで未着手だったのは、他の部分に比べて、ツール化するハードルがずっと高いからです。IDEABOARDプロジェクトは、発想ツール⇒収束ツール⇒強化ツール⇒設定ツール、というアイデアワークの第1,2,3,0フェーズを徐々に作ってきました。それぞれ、ブレスター/IDEAVote/PPCO(これは製品化していませんが、ワークプロセスのコンテンツとしては、熟しつつあります)と、世に出してきました。最後のテーマ設定の部分は、ワークショップではやるのですが、これを人手を離れて、「楽しく遊びながら学べる」道具にするのは相当に、悩ましい問題です。でも、ここまで来たら、もう開発テーマにあげて宣言しまいます。カードだけじゃなく、ボードだったりサイコロだったり何か布製のものだったり、そういうテーブルゲーム風の作業をしていくと、自然と良いテーマを選出できる、というものが出来るといいな、と思います(今の段階では、ほぼノープランです。なので、これから楽しい製品企画ブレストができる!と思っています)
 
4.大手とのタイアップ商品

これは、私だけの力ではどうにもなりません、時の運と、石井の努力才能如何にも、関係します。どこと?というもの、分かりません。一緒にやりたいなと、思う人は各地にいるので、どこか一社だけでも、今年は形になる水準まで突き抜けていけるといいなと思います。とりあえず、去年まではこういう「大手の製造業と何かを作る」という行為はほとんど時間をさけなかったので、今年はここで宣言してしまい、もっと注力していきます。(ブログにはほとんどかけない活動にはなりましょうが)
 
5.北欧訪問

重要度の順に書いているわけではないのでもっと、後ろでもいいのですが思いついた順です。僕の仕事には、良質なインプットを継続的にすることがとても大事です。創造工学の研究、というメカニズム的な切り口ももちろん、重視していてベースなのですが、一方で、感性的なものも、もっともっと新鮮にあびつづけないと。その意味では、震災イヤーで断念した北欧訪問、今年は、ぜひ。何を見ると達成なのかは、行ってから決めます。そんな行き当たりばったりな、でいいのか。いいのです。できれば一週間ぐらい、1つの宿に泊まってその街の、なんてことのない街でもいい、ずっと現地の人の吸う空気を感じて、新しい目を創りだそうと思います。デザインとアイデアは隣接概念なので、北欧デザインに浸ることはとても、その後の製品開発に影響があるでしょう。出来る事なら、スウェーデンにいる創造性の専門家にもインタビュをしたいですし。(言葉が問題ですが、情熱でなんとかなるでしょう)
 
6.院生時代の借りを社会に返そう

大学院に私は結構長くいました。社会人を終えて戻ってきてからも合わせると、理学修士2年、工学博士2年、経済学博士2年、合計で6年間、MとDにいた計算になります。学生院生というのは学費を払いますが、大学には国からお金がでています、教育の一部を国が負担し、それは税金である、と当時から思っていました、学費を払っているのだから、院を出た後どう生きようともかってだろう、と思いがちですが、私は税金で担われている大学の一部を利用しての研究期間に得た知識は、社会にゆっくり還元していくべきだと思っています。私の仕事の仕方はとても、ハウツー部分を外に出すスタイルなのですが、1つにはその意味合いもあります。今年はそれとはまた違った形で、借りを社会に返していこう、と決意しました。それがなんであるかは伏せておきます、ブログにも一切登場しないでしょうけれども、やります。動き始めは3月。
 
7.脳波デバイス事業

これも、ぎりぎり、どうかなー、と思う線ではありますが、リスクは最小限に抑えて、この街に生まれていく脳波デバイス関連事業の一環を、創造の側面からサポートできるように、それもいわば(心の中の)定款に加えるぞ、という決意として書きました。創造の側面から、かねてより、脳波デバイスを用いて事業展開をしてみたいと思っていました。ブレインストーミングを面白い切り口でより良い体験に出来る道具であると、2008年にシリコンバレーで見てからずっと思っていました。震災でその夢が一気に引き寄せれて今は仲間たちと進んでいます。ファンドロイド、としてだけではなく、(ひたすらアナログな)アイデアプラントとしても、私たちらしいスタイルでこれに取り組む決意でいます。
 
8.ブレスト実験場

昨年、ブレストCafeを目標にあげました。当初は、国分町のバールをAさんあたりに相談して、不定期のブレインストーミングCafe(もしくは、Bar)をやろうと考えていましたが、震災の影響でそれどころではなくなり、逆に震災後に立ち上がったファンドロイドでは、何度も何度も、ブレストCafeをすることになりました。お酒を入れるという点では達成できなかったのですが、だいたい人々が集まりブレストをカジュアルにする場の設計・運営はできました。東京で今年からは、パートナーたちがブレストCafeを展開すると聞いて、私もアドバイザリーボードとして参画させてもらうつもりでした。ただ、それだと発展的目標にしにくいなーと、思っていたのですが、1つのコンセプトを思いつきました。ここは「実験場」と(石井の中ではそういうことに)する、と。創造工学の研究者だった時代には、よくブレインストーミング実験をしました。同じ条件下でアイデアの出現特性を調べたりするものです。当時は研究目的なのであまり遊びの要素は入れられなかったのですが、いろんなタイプのブレストを、この場に持ち込んでは実験してみる、少量のアルコールだったり、お面をかぷっての実施だったり、変形させたブレインライティング法だったり。来るたびに違うことをみんなは体験できます。もちろん、同じものがいいのであればそれをして、最後の30分はアドバンストタイム、先進的なブレスト方法を試してみて、日本の組織用にアレンジしちゃおう、とうようなものをできたら、と思います。主体者が私ではないので、そんなことをできるのかは、分かりませんが、その場で無理のない範囲でやらせてもらって、無理のある範囲は、いろんな地方のいろんな人たちとやる時にどんどん試してみます。石井の中でのこれは「ブレインストーミング実験場」と位置付けて、いろいろやってみようと思います。



以上、どの目標も、語ればワクワクして仕方ない、じっとしていられないテーマです。

昨年も最後に書きましたが、半分ぐらいは達成できて、半分ぐらいはできずに、急に入ってくる何かによって代替えされるでしょう。昨年も、6つできて、1つは中止で、1つは別のものに差し替えられています。

(そもそも、昨年は、3か月に、大震災が来るなんてわからない時点での立案でした、それでも6つやり切れたのは、超優秀なパートナーたちのおかげです。彼女ら、彼等には心から感謝しています)

今年も、運と縁とが私たちを導くでしょう。それに自然と道を拓いてもらって、でも意思を持って、力強く、2012年も、アイデアプラントは、進んでいきます。

皆さま、どうぞ今年もよろしくお願いします。
 

2012年01月01日

無道昇龍(年賀状の代わりと言ってはなんですが)

新年となりました。今年もよろしくお願いします。

年賀状のない今年はここを年賀状的に、してみます。
この時代らしく、スマートフォンアプリで、書き初めをしてみました。




龍.jpg


無道昇龍

無道昇龍.jpg


込めた意味は、次の書の通りです。


無きを登りて龍道となす
無きを登りて龍道となす.jpg


無かったところに道を切り開き、
どんどん成長への軌道を駆け上がる。
道が無いのに、龍が昇っていく、
さながら「龍の道」のように、力強く。

「無道昇龍」は、それを縮した造語です。


人々が今よりも、もっともっと明るい未来、幸せな日々を送れるように、皆様にとっての「龍道の一年」なることを心から願っております。


私石井も、力不足ではありますが、命の限り、使命と決めた道を全力で行きます。

皆様どうぞ今年もよろしくお願いします。
 
2012年 正月
石井力重
 

2011年12月31日

『逆境では、縁ができる』

バックデートで書きます。2011年1月2日に書いています。内容的には、いろんな場面で話したり書いたりしている事と重複しますが、将来、年末と元旦のブログは読み返す記事なので、ここにまとめて書き記します。


2011年、壮絶な年でした。

私たちは、多くのモノも仲間も失いました。

死んだ友人。

遺体があがらない友人の事をどうしても「死んだ」といえず、「戻らない友人」としか言えなかったのですが、震災から8か月たってようやくその仲間のいたコミュニティーで生き残った皆と再開し、気持ちの上で、現実を受け入れられるようになり、「死んだ、亡くなった」と言えるようになりました。でも「亡くなった」という、紋切型の事象では言えず、私なりの親密さを込めて「死んだ」と私は表現しています。荒っぽい表現ですが。

死んじゃった友人たちは、心残りもあったはず。高い志しもありましたから。
それを想うと、どうしようもない気持ちにかられます。

人はいつか死ぬ。友人も何人もそうなった。自分もいつか確実に死ぬ。
だからこそ。

生きてる限りは、命一杯、手を抜かず。愚直に毎日行く。
愛する多くの人々と生きて、人生を謳歌しよう。
そう、思うのです。

私は明日死んでも、割と悔いなし。
今日が一番やりきった、おしまずに。
そういう生き方をしています。

震災後。特に。

未来がもっと明るいものであるようにしよう、
そのなかで、愛する人々ともっと幸せに生きよう。
明日も、明後日も。毎日。地道に行く。

そんな風に、思いました。


3月11日の後、この大災害によって、一度はすべてがお終いか、と本気で思いました。
巨大な余震がひたすら続き、暴力的に家を街を揺さぶり続けます。

まるで戦争中のようです。夜眠る時には

「明日の朝、生きて目が覚められるだろうか」

朝は朝で、上空をずっと旋回している自衛隊のヘリが何機もいる。

特に、震災の晩、街からすべての明かりが消え信号すらも消え、外に出て、周囲の安全を確認しに出た時に見た星空は、人生で見たことのない輝きで「美しい」を通り越して、背中がぞくぞくする「肉眼ではこれまで見たことのない壮大な自然の姿」でした。こわいな、とすら思いました。

そして翌日には、きっと生活は徐々に戻るだろうと思ったものの、電池が切れていくなかで知った、発電所の事故。私は修士時代、理論物理学を専攻していて、放射線の実験も教養の一部としてやっていたのですが、炉の構造ことまでは、詳しく分かりません。ただ、極めて荒っぽい近似をもとに考えると、状況は予断を許さないはずで、いつでも、半径数百キロの強制避難の事態が背中合わせである、ということを感じていました。

仙台で水も電気もないまま三日が過ぎ、備蓄食料がそこを付き始め、神戸の時のようには、行かないと悟りました。防災アイテムの考案プロジェクトをしていた時に、読んでいた本に、「200時間を生き延びろ」つまり、8.3日は、自律的に生き延びるべし、と。今回の被害範囲から、規模の甚大さをみて多分そうなるだろうと考えを切り替えました。

子どもの学校が3月の学期末を終えていなかったので、妻の実家の新潟へ連れて行くかどうかを家族で話し合いながら、8日が過ぎた時点で、水道の復旧の見通しが立たない(電気は3日たった深夜に復旧しました)ので、新潟へしばらく身を寄せることにしました。

久々に、温かいご飯を食べ、新鮮な野菜を食べ、たっぷりお湯の入ったお風呂に入った時の心地よさは、当時のブログにかいていますが、心に強く感じるものがありました。

その、避難中、妻の実家の部屋を一つ借り、「発想を引き出す道具の子供版」をずっとこもって開発していました。再び、事業を再開できるかどうかも分からない時期でしたが、それでも、自分に何かあった時にも、子どもたちに残せるものを残しておきたい、とおもい開発に没頭しました。(これは、形になり、2011年後半、全国のワークショップでテストプレイをへて、2012年の一番最初の新製品になりそうです)




代表や理事や会長ということを務める組織が、実は私には四つあります。2011年を振り返ります。

TRIZ研究会の会長として:
ほぼ機能できなかったのですが、できることは徐々に変わってくるはず。VE協会での創造技法の提供など、技術開発者向けのTRIZの極めて簡単な部分の導入の部分については、アイデアプラントのWSを通じて提供できたかもしれません。徐々にまた、TRIZという知をツールにして世に出すことはできるはずで、アイデアプラントの事業と伴走するような形で展開していきます。

ファイブブリッジの理事として:
これは名ばかりで、申し訳なく。復興の拠点となったファイブブリッジには沢山のリーダが震災前からいました。震災後彼らの活躍は目覚ましいものでした。私なりの地域への貢献は、ファンドロイドにその軸足をおきました。

ファンドロイドの理事長として:
被災地が自立的に復興するには、仕事がいります。ファンドロイドは、震災後に東北のクリエータに(萌芽的なIT産業領域で)仕事を作る組織として、この街のIT団体のリーダたちが組織したものです。ファンドロイドは活動するほどに運営者が増えていく不思議な自主的組織です。楽しく創造的に展開したいというこで、たまたま理事長を務めさてもらいました。
ファンドロイドは、誰かのもちものではありませんし、ましてや理事長のものでもありません。人々が希望の旗を遠くからも見えるように、この地に立てたものです。その旗が倒れないように足元に石が沢山寄せられた。石が増えれば、旗はさらに高くできる、大きくなる。私はその中の一つの石にすぎません。この旗は、より良い形へ変形し、大きい風を一杯にはらんで、人々に更に仕事を作り出す物となるでしょう。
最近参画してくれた運営メンバーはあまり知らないことですが、Fandroidの設立準備チームで、最初にこの旗をたて、引っ張ってきてくれた(転がり始めが一番重い、ファーストギヤ、ですが)のは、TRUNKの舘内さんでした。私はシフトの二段目、彼から継いだバトンをもって、みなと一緒にセカンドギヤ一杯にひっぱってきました。速度の上がり方を見ると、ギヤ比的には、そろそろ、サードにいれる時期が来るでしょう。いずれにしても、発展的に育ち続ける活動であり続けるはずです。

そして、アイデアプラントの代表として:
この一年。震災後の世界では、創造がとても必要になりました。縮小や喪失のトレンドが加速したことの裏返しでもあります。アイデアプラントが人々に提供できることは、ごく狭い、アイデア創出の支援です。ツールか、ワークか、コンサルティングか。アイデアプラントの代表としての僕の規定する本業は「職人」あるいは「作家」です。「発想ツールを作る作家である」と。ただ、それにはこだわらず(むしろ講演家のように全国を回るのは)、アイデアプラントの志し「創造的な人や組織が次々と生まれてくる社会を作りたい」、それにかなうものであれば、全てIDEAPLANTの事業領域の範疇だと考えています。秋口からは特に、全国出張が多くて、何週間も仙台に帰ってこれず、という旅の日々でした。それでもうまくできているのは、マグネットデザインやラーニングプロセスや多くの協力をしてくださるパートナーの皆さんのおかげでした。



この一年間を、前向きな視点でつぶさに振り返ってみて、思い浮かんだ言葉はこれです。


『 逆境では普通は会えないような人と縁ができる 


シェークスピアの言葉ですが、まさにその通りです。
(彼の原文のニュアンスにはすこし含みがありますが)

私たちは、世界中から、物心ともに、支援をしていただきました。頼もしい人とも沢山会いました。有名な人、無名な人。でも、知名度や社会的ステータスなんかは、心の底からどうでもいいことで、その人自体が頼もしい人々。そういう人と沢山会いました。

特に、大きな情熱とクレバーな頭脳をもった人々との出会いが、本当にたくさんありました。

この国は窮地の際に、志士となる人が沢山輩出されますが、突然そうなるわけでもなく元から平時もその下地を持った人はこの国にいっぱいいて、震災後の世界ではその、意思の力が発現して、相乗的にエネルギーとなって、人々を率いていく力となった、と思います。(普段から、そういう文化だといいんですが、日本という国のなかなか、もったいない所ですけれども)

21世紀初頭の日本では、そういう人は、ソーシャルベンチャーやNPO活動に高い確率でいたんだなぁと、のちに歴史を検証する時に言われると思います。

時代がさらに進んで、この国の形が変わるかもししれませんが、それでも、危機的状況がレッドゾーンを超えるとこの国の人々は強烈にイノベーションを突貫工事でやっていくだろう、そんな気がします。311に同席したものとして、この国の礎(いしずえ)にじっと目を凝らし、私はそんな風にも感じました。
 

終りに:

この一年、正直に言えば、去年は気持ちが喪に服していました。

年末の年賀状を検討する時に、今年は数枚を除いて、出すことをやめました。
新年あけまして、「おめでとう」なんていう気になれない、と。

でも、そうじゃない。やっぱり、正月になれば、めでたい!不思議とそういう気持ちになりました。
2012年の元日、目が覚めて正月特有の朝の光に感じた気持ちです。
 
心に正直に表現しようとすると、いろいろ説明がややこしいのですが、そういうのもまた、この時点での本当の気持ちです。

もし、友人がこの世界にまだいたならば ”  いつまでも、うつむいたって何にも発展しない。走るには顔を上げて。さあ、行って!ほら、どんどん、走った、走った ” と言うだろうな、と、背中にさす新年の陽光の暖かさを感じつつ、思うのでした。


我々は、石ころだらけの道を長くゆく。
だからこそ、楽しく復興したい。
人生を謳歌しながら、皆で幸せになっていきたい。
 

2011年12月30日

開催報告「Fandroid オープンアワー12月」App Inventor 講座

2011年12月21日、仙台において、Fandroid EAST JAPANは、オープンアワーとして「App Inventor 講座」を行いました。

open_hour_FEJ_201112.jpg

ファンドロイドはいつも、新しいことに取り組みますが、今回はなんと、ノン・プログラマがアプリを作れるようになる講座を行いました。「App Inventor」を、ダウンロードしてインストールしてごく簡単なものを作ってみる、という所を今回は行いました。

実は若干、ダウンロードファイルが不安定ということがあって、同じPCでもうまく行ったりいかなかったり、ということはありました。が、みな、基本的なやり方はわかりました。

ごく簡単なこと、とはいえ、自分のPCでアプリが作れるというのはうれしいですね。

1月にはまた、この講座の続編があります。ご興味のある方は是非おいでください。


当日の様子は、FEJ公式サイトと、ustreamのサイトにて動画が記録されていました。
ご興味あればぜひご覧ください。次回の後半参加は、前回をビデオで追体験している方であれば
全くウエルカムです。ご都合つけば。ぜひおいでください。(日程予定:1月12日、夕方からです)
 
posted by 石井力重 at 21:56| Comment(0) | TrackBack(0) | Fandroid

2011年12月29日

師走。広島と徳島に行く(3)

予定になかった徳島訪問をして、そのまま夜、皆さんとお酒を飲んでしまい翌日は徳島から移動スタートです。

高速バスは、徳島の北東にある淡路島をゆき、兵庫県の神戸と加古川の中間あたりにある「舞子」という所まで、連れて行ってくれます。

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高速バスの出発乗り場の近くには、やっぱり、うどんやさんがあるので、いただきました。かけ(小)と、かきあげ。合計300円。うまし!

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徳島から淡路島へ。

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瀬戸大橋と同じように時々島があるのかな、という程度かと思ったら大間違いでした。地図で見てもそれは分かるのですが、淡路島は、大きい。

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淡路島に入ると、そこが島であることを忘れるぐらい普通に陸地が続きます。高速バスで結構長く長く北上します。(かつて、阪神淡路大震災で大きな被害を受けた地域か、、、と思うと今の私には、昔とは違った目で淡路の町並みを見ていました。)

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そして、また瀬戸内海へ。対岸が見えます。ちなみに、淡路島は徳島と本州の間ですが、県は兵庫。

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本州側につくとすぐ、高速道路のバス停「高速舞子」があり、そこでおろされます。

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地上8階ぐらいの高さから、エレベータか階段で地上へと降りていきます。振り返って、明石海峡大橋をとりました。

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地上への出口は、降りてこれるけれど下からは入れないドアです。いろんな意味があるのでしょう。

降りるとすぐに、JRの舞子駅があります。

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在来線で、神戸を抜けて新大阪へ。写真は在来線からみた瀬戸内海。

この神戸や淡路の町が(多分、まだ苦しみはあるのでしょうけれども)復興しているのを見て、感じるものがたくさんありました。

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結局、広島への旅は、帰りのルートが、広島⇒(新幹線)⇒岡山⇒(瀬戸大橋)⇒四国[香川⇒徳島]⇒淡路島(明石海峡大橋)⇒兵庫、と抜けて、どうしても仙台にたどりつきたかったので、後は、新幹線で戻りました。(ちなみに、まっすぐ帰ることに比べて、四国周りのこの旅程で余計にかかった交通費は、6000円ぐらい。意外と少ないものです。

(私の仕事スタイルだと、出張は、出張というより「旅」に近いので、旅、とよく言っていますが、行程の途中で、立ち寄ってください―、と言われていた企業さんを訪問したり、ディスカッションしたり、即興で発想法のワークショップをしたりしています。今回は、そのもっとも好例だったので、つまびらかに書きました。今回のブログには殆ど仕事の事が出てきませんが、道中、いろんな仕事をしながら、旅を続けています。)
 
そんな感じに、震災のあった今年、2011年最後の旅は、終わりました。

で、旅の最後にいつも思うのです。年中、日本じゅうを旅して、やっぱりどこよりも私が好きだなぁと思うまちは、仙台、だと。
 

師走。広島と徳島に行く(2)

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私の旅(出張)は、国内が主ですが、そのほとんどを陸路で行きます。今回も新幹線で行きました。陸路にこだわるのは「急に立ち寄ったりできる」からです。
広島〜仙台は、約1,200kmですが陸路です。飛行機だと、広島まで来たから、徳島に立ち寄ろう、というのは無理がありますし、鉄道のように、よし、これにのろう、と気軽に行けない。その辺がなんとでもなるので、ひたすら陸路を行きます。

上記の写真は、広島から岡山までのった新幹線「さくら」の指定席です。グリーン車のようなリッチな席で「おぉ!」と思いました。東海新幹線の予約システムでは予約できず(そもそも表示されない)ですが、今度乗れる機会があったらこれでゆったり行きたいとおもいました。

そんなわけで、今回、広島の帰りに、四国の右端、徳島によりました。大塚製薬さんの能力開発研究所の創造性開発のチームを訪問してきました。

道中の旅も含めて、書きます。

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広島から岡山に出て、瀬戸大橋を快速でわたります。

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瀬戸内海は本当に穏やかな海。こういう海を見ながら育つ瀬戸内の島の暮らしって、どんなんだろう、としばし思いをはせ。

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高松駅、着。

ここから、徳島の大塚製薬まで、高速バスにのります、四国ということで、お昼ご飯を。汁が東京以北のように黒くない。シンプルにねぎと天かす。かけ(小)190円、という値段。うまし!

そして、徳島へ、つきました。

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大塚製薬さんの能力開発研究所。

お世話になった方がもうすく定年とうかがって、今行っておかねば、とおもい、多少無理言って突然訪問させてもらいました。2時間ぐらい、創造性のチームの方と、創造力育成について、ディスカッションをさせてもらいました。

その後は、見学をさせてもらいました。

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ここは、面白いものが見学できる回廊で、いろんな想像力をしげきしてくれる設計になっています。

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丸いホール。調和、を意味しつつも、完全に丸ではなく、後ろのある山を壊さずよけるようにして少しゆがんでいるそうで、それ自体が環境との調和としてのメッセージを持つ、と。

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見上げると、天井にトマト。

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階段を上ると手に取れそうな距離に。

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これは、土壌ではなく水耕栽培のトマト。トマトは従来土で育てるもの、という社会通念がありましたが、ここでは水で育てることが可能であることをしめし、発想力を大事にすることのメッセージにしています。

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興味深いことに、トマトの茎がまるで気のように太くなるものがでるそうです。何年も育つので、太くなれるそうです。土だと連続してはやせない。水だからこうできる。面白いですね。

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案内してくださった高井さん。東北大に研究者として在籍された時期もあり、以前仙台にまで来て下さったので今度は私がお伺いした、という次第です。(でも師走の忙しい時期に、突然立ち寄ってすみません)

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遠くにゴリラが見えます。大塚製薬さんは、こういうところでも、柔らかい豊かな考え方を促しています。

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トマトの階段を下りて、カーブのついた廊下をあるきますと、こんな見慣れない地図があります。なんだろう、と、よく見るとわかります。

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カメラを逆さにしてとったもの。南半球では、地図は南が上に書かれる。私たちは、当然と思う前提があるけれど、それを全く逆さに当たり前と思っている人たちもいる。発想の刺激として、面白いものが続きます。


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そして、カーブの内側の池には、こんなものがあります。実は、この日は、とても貴重な水のない日だったのですが、その時にここがどう見えているかは、ここでいうわけにはいかないのでやめておきますが、水がある時の姿は写真のように。噴き上げる水で大きな平たい岩が吹き上げられている姿に見学者に「石が水に浮くわけない、の、考えを、当たり前とするなかれ」と言っているのかもしれません。

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次は杉です。多少のくさびを除けばこれは固定具を使わずに、自律してこの不安定な感じをどっしりと保っています。

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結構な大きさ。下の「つ」の形の杉は、伐採後、一年かけてこのような形状にしたそうです。(方法は秘密だそうです。)

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気になって、こっそり裏側をみてみました。本当にのっているだけで、固定は無し。後ろ側からはなにか加工した後というのは見られずかろうじてRの内側に何かをしばらく押し当てていたような形跡差があります。こんな太い木をどうやって曲げたんだろう。スチームでうすい合板であれば曲げられるとしてもこの太さのものはどうやって?そして重たい木がのってもダメージを受けない状態にするにはどうやって?

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切り口を正面から見ました。下側が削られていて。もともとは、日差しがどっちにあったかもわかり、目の詰まっている方より、空いてい居るほうがこういう作業の時にいいのかもしれない、と思っていました。

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ベガホール、音響や机などもよく出いています。

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これはなに?オロナミンCぽけっと?じゃありません、レシーバーを入れるところです、と。いろんなところに細かい工夫がなされています。

そんな感じで1時間ぐらい、見学させてもらいました。発想を変える、ものの見方を広くする、そういうことを歩いていくうちに体験できる場所、とても興味深かったです。

この夜は、四国を抜け、京都まで出ようと思っていたのですが、遅くなったので、徳島駅の近くで一泊することにして、一緒に、飲みに行きました。

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この辺は街に活気があります。

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食べつつも話は創造力や発想力、認知の話に。錯視、というものを説明する話しで、かかれたものを、取りました。

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徳島のおいしい日本酒があるんですよー、ということで、芳水(ほうすい)を、いただきました。ワインのような飲み口でおいしかったです。

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鯛が名物、ということで、鯛茶漬け、しかも珍しいゴマペースであえたものを、いただきました。

そんな、徳島訪問でした。
 
 最後にちょっとだけ、淡路島編に、続きます。
 

師走。広島と徳島に行く(1)

先日、広島に行きました。仕事で行ったのですが、このブログでは公開できるものが無い守秘性の高い仕事だったので、旅日記みたいになりますが、せっかくなので書きます。

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平和大通りの宿に行こうとして、グーグルマップが示す広島駅での乗り換えをみて、びっくり。LRTです。昔風に言えば、ちんちん電車、です。

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平和大通りではクリスマスのイルミネーションが、とってもにぎやかにやっていました。

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中に入れる構造物はやはりとても人気。

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偶然中には、仙台・光のページェントから送られたツリーも。

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カップル以外に親子ずれも多く子供たちは楽しそう。うちの子にも見せてあげたかった。

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広島に来たので、お好み焼き。新天地を目指します。

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お好み村、という、一角があるビル。

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ダブル(多分、そばが多い)を注文。奥で焼いて、手前においてくれますが、この鉄板も激熱(小指で触って確かめたところ火傷しました)。麺がいい感じにやけていておいしかったです。村に入ってすぐ、ちぃちゃん、というお店。

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路面電車がごく普通に走る街中。これは、車の運転、なれるまで、油断すると激突しちゃいそうです。

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路面電車の駅は細い。そして道の中央にあったりして、なかなか、面白い体験です。




30秒ほど、乗った時の感じをビデオに撮ってみました。路面電車ってそれだけでなんか楽しいです。鎌倉でも乗りましたが、バスとも電車とも違いますね。街が、人が、近い。

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広島まで来たので、大学院の後輩氏と夜はお酒を飲みました。

すっかり立派になっていました。いまじゃ、新聞に載るような開発をされていると。男子三日みざれば括目してみよ、まさにその通り。そしてレアもののストラップをくれました。

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中のおにぎり型のパーツはくるんくるんと、回ります。良くできてて、箱も含めてデザインがかっこいいです。

この日は、久々に、24時を超えるまで飲んでいました。次の日に登壇する仕事があると絶対に飲まないので、実は出張先でお酒を飲めることはとても少ないのですが、この日は翌日がフリーだったので、心置きなく呑んだのでした。


  パート2、徳島訪問に続きます。

2011年12月28日

アイデアプラントのサイトに『製品の選び方ガイド』ができました

アイデアプラント製品は、いろんなものがあるので何を選んでいいのかわからない。

そういう時に役立つ「選び方ガイド」のページができました。

選び方ガイド
http://www.ideaplant.jp/products/guide.html


具体的には、以下のような感じになっています。

ブレインストーミングを行う
  1. ブレインストーミングに役立つ道具がほしい
  2. 1人ブレストに役立つ道具がほしい
  3. ゲーム感覚で楽しく使える道具がほしい
  4. ブレインストーミングの本質やコツを知りたい
研修やアイデア出しの会議に使う
  1. 想像力の研修・トレーニングに使いたい
  2. 新規プロジェクト・アイデア会議に使いたい
  3. アイデア会議に不慣れな進行役を助ける道具が欲しい
  4. アイスブレイクに使いたい
  5. 企画部門におすすめの道具がほしい
  6. 技術部門におすすめの道具がほしい
その他の用途
  1. ブレストで大量に出たアイデアを効率的に絞りたい
  2. TRIZを手軽に使いたい
  3. アイデア創出専用のホワイトボードがほしい
  4. 仕事の可視化とタイムマネージメントを手軽にやりたい



石井の所で作っている製品って、なにがあるの?どれがお勧めなの?という時の一助になれれば幸甚です。
 

2011年12月26日

【休む技術】未来の自分への作業指示書を

休み前に、しがかり中の仕事がたくさんあって、どれも完了できないままで、何かすっきりしない、という時のために、いい方法があります。


休み明けの自分へ、作業指示書を書いておく

  • ざっくりしたToDoメモではなく、他の人が代理処理ができる位に、書きます。
  • 仕事も案件ごとにフォルダに入れて、それぞれに作業指示書を書いておきます。
  • 特に書いておくべきで忘れがちなのは、「電話で話すべき内容」です。

折り返しの電話を待っているまま仕事納めになってしまった、なんていうことが営業部門ではよくあります。メールを送る人もいるでしょうけれど、電話で相手の答えを聞きながらしか進まないこともあります。そういう時に、「○○さん、電話」と書かないで、伝える項目、オプションとなる相談要因、聞きたい情報、会話から得たい結果などを、電話をかける(うける)未来の自分に向けて、作業指示書として残しておきます。

これらは、万が一にも、お正月明けの一週間、インフルエンザで休んだ時に、実際に人に渡る可能性もあるので、Todoの具体レベルの内容と、その意図(目的)を、明確にかいておくようにします。

これをしないで、なんとなく打ち上げに行ってしまうと、29、30日も出社し、さりとてさほど何もできずに残務処理をするでもなくいてしまったり、大みそかまでやきもきしてしまいます。

そして、それは、かなり損だったりします。そのあとのお正月で結局、気がかりなことは、かなり忘却してしまうので、心にやんだ状態ですごした年末三日間は丸ごと、無駄になってしまいます。紙に書き出し、すっきり忘れて、遊ぶ、休む、やっておきたかった勉強をする、というほうが、個人レベルでも会社レベルでもとても生産的です。

10分ぐらいで終わる仕事は別にして、仕事納めの今日、定時(17時)までの時間は、未来の自分への作業指示書を書く時間にあてて、一月4日から、全力で再加速できるようにして、すっきりと、終わりたいものです。

私は20代のころ、商社で働いていのですがその時代には、まったくそういうことはできなかったので、実際はなかなかそんな風に行かないことも経験として知っています。実際はどうしたかというと、この未来への作業指示書を、結局翌日に出社して、書いていたりしました。ならば仕事納めの午後の時点でやっておけばよかったと思ったものです。また、もっと若いころには、しがかりの仕事がきになって、自宅に持って帰って交渉案件のことを考え続けてお正月を過ごしてしまったことがありました。その間、自分の学びたかったことを学ぶことや友人と思いっきり遊ぶこともできたはずです。

休むときに深く休める一つのコツとして、作業指示書を未来の自分に向けて、具体的に書いて、仕事納めすることを提案してみました。


― ― ―

ちなみに、私は今は、アイデアプラントという「好き」なことをできる職を作り出したので、年末年始も、思いっきり仕事です。でも、それは遊びであり、学びであり、人の役立つことであり、仕事でもあるようなものなので、昔の状況とは違います、好きなことへの没頭なので好んで仕事を続けています。

ただ、それでも作業指示書は書きます。帳簿付けとか、事務的な処理の事(たとえば、来年、確定申告前に、税務指導を受けるときまでにするべきこと)は、作業指示書を具体的にかいて、年末年始はすぽんと、忘れてしまうようにしています。

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以上、去年の年末、「誠ブログ」に、書いたことを転載しました。

今年は、震災があり、大事な人を失ったり、食べるものが無くなっていく、まるで戦後のような大変な日々を過ごしたりしましたが、それでも、日々は続いているし、人は時間軸を前にしか、あるけない。だから、この年の年末でもやっぱり、普通の年の暮れのように、あわただしく過ごしています。

休むことは、平時でも有事でも、大事なこと。上手く休むことは、割と大事な技術だと、今も思っています。その一助になれば幸いです。

posted by 石井力重 at 00:05| Comment(0) | TrackBack(0) | メソッド&ハウツー

2011年12月25日

「Business Model Canvas」

「ビジネスモデルキャンバス」




Customer Segments(顧客)

Value Propositions(提案する価値)

Channels(チャネル、価値をお客へどのように届けるか)

Customer Relationships(顧客との関係)

Revenue Streams(収益の流れ方)

Key Resources(キーとなるリソースは何か)

Key Activities(キーとなる活動は何か)

Key Partnerships(キーとなるパートナーは誰か)

Cost structure(コストの構造)


※音が出ます 2分20秒




 ・・・

ビジネスモデルキャンバス、これは、『 Business Model Generation 』に出てくるビジネスモデルを作るためのツールです。

  


昔、目の良い友人が外国で見つけて買ってきたのを見せてもらったのですが、最近、このツールの話を国内でもいろんな場面で良く聞くようになりました。そういうトレンドをみるに、来年の夏とか冬には、このツールが、広く知られるような気がします。

これは面白い構造をしています。

両脇に、顧客と仕入れ先(正しくはパートナー)があり、中央に自社(というか、製品、ただしくは、顧客への提案価値)があります。両脇とは、2つのパスでつながっています。顧客とは、物流とカスタマーリレーション、パートナーとはキーとなるリソース、キーとなる活動(この辺は、イノベーションの占有可能性にでてくる、4つの要素の一つ”補完資源”の考え方にも通じるものがありますね)があります。そして、自社と顧客の土台に、収益の流れがあり、自社とパートナーの土台に、コストの構造がある。

シンプルですが、綺麗に多くのモデルを説明できる枠組みがあり、これをもちいて、アイデアをビジネスモデルに展開してくのは、一人でも楽しそうですし、ホワイトボードに書いてみんなでワイワイ言いながら埋めるのも楽しそうです。

(と、おもって検索してみると、Game Stormingにありましたね。)

この、「キャンバス」、PDFが公開されています。

http://www.businessmodelgeneration.com/downloads/business_model_canvas_poster.pdf

プリントアウトしておいて、あるいはiPadに入れておいて、「あ、このアイデア、ビジネスモデルに展開するとどうなるかな」と長い移動の間にでもアイデアを具体化してみるのに、使おうと思っています。

日本ではいま、新しいものを創ることが、とても必要になっているように感じます。これまでもそうでしたが震災の後その傾向が強くなったと私は仕事柄感じるのですが、ものづくりの発想は、良い手法がいくつもありますが、ビジネスモデルの方になると、簡単に楽しく発想という路線で行けるものは、ちょっと少ないのが現状です(無くはないし、本格レベルになればいいものはいっぱいあります。古典ですがスライウォツキーなんかもいいのですが)。その中で、この「ビジネスモデルキャンバス(の本である、ビジネスモデルジェネレーター)」は、広く活用されそうに思います。
 

2011年12月24日

カタリストBA「アイデア創発体験ワークショップ」を実施しました

12月19日。二子玉川ライズの「カタリストBA」で、クリエイティブ・シティー・コンソーシアムさんにお招きいただき「アイデア創発体験ワークショップ」を行いました。(前日に、池尻大橋で行ったWSと名称が酷似していますが、別物です)


1.まず、15時ごろからは、コクヨさんとNECさんの、「アイデア創発システム」の体験会がありました。

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詳しくは、書けません(PC画面もきつめにぼかしをかけています)が、とっても面白い可能性を感じるシステムでした。ばらばらに集まったメンバーで実際にシステムでアイデア出しをしたのですが、どんどん出てきました。ただ、打ち込みをするだけじゃなく、いろんな工夫、特に、発想を刺激する仕掛けがありました。

参考記事 2010年10月 誠Biz.ID
http://bizmakoto.jp/bizid/articles/1010/20/news092.html


2.次は、北陸先端大の国藤先生の創造技法に関する講演がありました。

KJ法を海外で展開した時の事例など、興味深いお話がたくさんありました。国藤先生は、日本創造学会のトップの先生のお一人で、KJ法の川喜田二郎さんの直弟子3人、のなかの一人でもあります。 

国藤先生の研究室 http://css.jaist.ac.jp/home/about_us/kenkyuuhoushin

(昼ごろ、早めにおつきになった国藤先生と二人でコーヒーを飲んでいる時に、Fandroidで展開している脳波デバイス&アンドロイドアプリの話しをしたところ、脳波(α、β、θ)や、活動部位と、ひらめき、創造的な活動との関連付けで、どんなアプローチがあり得るか、など、短時間で次々、面白い示唆を頂きました。このタイミングで先生にお会いできたのはとても幸運でした) 


3.最後、3つ目が、ワークショップショップです。

当日のスライドは、こちら
http://ishiirikie.jpn.org/article/51681262.html

初めは、5分交代のペアブレスト(Speedstorming)をしました。

お題は、皆が比較的なじみがあるものが題材として「新しい会議室のアイデア」にしました。

30分ほど、動きながらアイデアを出した後、机を出してきました。

(こういう、イスをはける、机をだしてくる、が即座に出来るこの環境は知識創造の場としては、素晴らしい作りだなぁと、うらやましく思っていました)。

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そして、動きながらブレストした中で、印象に残ったアイデアを「アイデア・スケッチ」に書いていきます。私のPC画面は、スピードストーミングの途中でどこかのペアで聞いたアイデアを、即興でアイデアスケッチの形に書き起こしてみたものです、「ヘリウム背面会議」、声を変え、顔をみずに発言するスタイルで、社会的ステータスの取り現れた会議ってどうだろう(ダイアログ・イン・ザ・ダークのように)、というアイデアでした。

15分ぐらいで、一人3〜5枚ほど、書きました。

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そのスケッチをテーブルに並べて、全員が全てのスケッチを見て回ります。そして魅力度の高いものに☆を付けていきます。

(手前、主催者さんは、記録写真を撮ったりして、大変です)

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各自がばらばらに見て回り、自分の主観で好きにつけるのですが、この処理をすると、だいたい、上位2割に☆が集中する傾向があります。

その後、各自、スケッチの☆の数を数えます。☆の多いものは、最高で15個のものが、2、3こ、ありました。(ワークショップの参加者は30名強)

上位のアイデアを書いてくれた人に簡単に紹介してもらっていきました。「(家政婦の)ミタさんがいる会議室」というアイデアとか、「釣り堀会議室」というアイデアなど、興味深いとものがたくさんありました。具現化の仕方、味付けの仕方によっては、サービスになったり、システムになったり、什器や道具の形での機能になったり、いろんな可能性があるものでした。

皆さん、沢山のアイデアをありがとうございました。
 
 
4.その後は懇親会がありました。このコミュニティーの面白いのは、「エスタブリッシュな創造的な人」が多い所です。創造的な指向の人はなんとなく、アーティスト的だったり、体制とは違った自由人ぽさがあったりするのですが、この場に集まる方々は、企業人として本流を生きつつも、創造的に物事を展開しようとする、という方々でした。
 
(もちろん、普段のワークショップにいらっしゃる方々も、企業にもどれば、きちっとされているとは思うのですが)
 
創造的な物事を、組織の通すというのは、共通する一つの課題ですが、マネージメントとイノベーションの両方に長けている方が多そうな、そんな人々の集まる、面白い場でした。

貴重な機会をありがとうございました。
 

2011年12月20日

アイデア創発ワークショップ(第3回)を行いました

12月18日、大橋会館(池尻大橋)にて、アイデア創発ワークショップ(第3回=最終回)を行いました。

スライドは、こちら
http://ishiirikie.jpn.org/article/51918202.html

(初の試みなのですが、当日、ホワイトボードで即興で話した所も、スライドとして補ったバージョンを作り掲載しました。ご参加いただいた方は、復習の際の助けになると思いますのでぜひご覧頂ければ幸いです)

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今回は、20名でワークを行いました。午前中に矢吹さんが4時間のワークをし、昼飯30分をはさみ、午後4時間45分のワーク。9-18時、こんなに人間は頭が働くのだろうか、と思いましたが、皆さんのご協力のおかげでやりきれました。

アイデア発想のパートでは、「ブレスター&発想トランプ」で遊びように発想をしてゆきました。その前段に「発想しやすいテーマを設定するワーク」があり、各グループでトップを取った課題を、実際にテーマにしました。(発想トランプも、ブレスターも、プリセットされた特定テーマ用に設計されているわけではなく、(ある程度)どのようなテーマでも対応できる汎用設計になっています。)

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発想トランプをてーぷるに並べているところ。30秒の持ち時間で、できるだけ発想のトランプを使ってアイデアを言って、トランプ獲得枚数を競います。

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次は、ブレスターも投入。4色のカードは、ブレストのルールを役割にしたもので、そのカードの意味合いを説明しているところ。(隣に、「さをんさん」がたまたま立っていて映ってしまったので、ネット上では、ミステリアスガールな人なので配慮して、写真を加工してあります)

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次は、プラダン、という新製品アイデアの発想のお題となる素材を皆さんにお配りして、その特徴や過去に思いついてたこと試したことなどをざっと紹介しました。

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そして、5分交代のペアブレスト「スピードストーミング」です。私も時々、どこかのペアに入ってブレストに加えてもらいます。

これはアイデア出すのが純粋に楽しいから、という側面もありますが、もう一つは、この後のアイデアスケッチを描く時に「たとえば、こんな感じに書きますー」という説明の際に、リアルさを出すために、この場で生まれていたアイデアを拾って書くためでもあります。

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それで、席に戻って、即効でアイデアスケッチの一例を書いていました。(更新版のスライドにある、モバイル瞑想室、というのは、先の写真で聞いたことをベースにその場で書いたものです)

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スピードストーミングの間、皆さんの手元には、いろんなアイデアがメモされていきます。

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そして、動きながらのブレストが終わると、今度は机に戻って、アイデアスケッチを各々かきます。例えばこんな風に書きます、と石井から説明させてもらって、後は、一人発想タイム。スピードストーミングの後、アイデアは各人の中に、もやもやっとした不定型な状態でたまっていますが、それを少し具体的に、紙に書く、ということを通じて、更にアイデアを詳細化していくような発想過程をこの時間で行っています。

その後は、皆で、アイデアスケッチに☆を付けて回ります。魅力度の高いモノがあったら☆を付けていくと、短時間で、上位2割が可視化できます。

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☆を付け終わった後、会場全体でのトップ5のアイデアをレビューしていきました。

アイデアの上位5人には、前回の発想の素材提供企業さんである欧文印刷さんから贈呈いただいた「レイヤー構造のある、リングノート型ホワイトボード NUBOARD」をプレゼントしました。(このアイテムは初版も第二版もすぐに売り切れでなかなか手に入らない人気の新製品なんですが、それを5冊もいただき、ありがとうございました)

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その後は、IDEAVote(アイデアボート)です。テーブルの中の上位9アイデアを、チームの価値観軸を選びその軸で評価していく、というワークです。アイデア収束の根底ルールを自然と学ぶテーブルゲームのワークです。自分のになった軸にそって、良いアイデアに〇チップ、悪いアイデアに×チップをのせていきます。

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興味深いことに、ハイライト法の上位アイデアと、評価軸をチームで制定し、その軸で見た時の良い案というのは、また別のものだったりします。この辺は語ると長い所があるのですが、ハイライト法は、最初にするべき「魅力度で、スクリーニングしている」行為なんです。アイデアワークでは、最初は魅力度の高いアイデアが必要です(その辺はスライドに追記しました)。

補足:(長いので、興味のない方は飛ばしてください)

チームでアイデアを選ぶときは、最初に、評価軸を議論し合意しておくこと。これがとても大事です。その価値軸に添って、見ていくと、アイデアのより詳細な評価ができます。(IDEAVoteでは、評価軸の提案・合意が簡単に体験できるように、プリセットされた網羅的な評価軸として8つ+2つ、が入っています)

また、〇=+1点、×=−1点、という形で最終的にアイデアが「4点」とか「2点」とか「-2点」とか、あるいは、ゼロ点、という形に点数が付きます。それで並べると、このチームの価値軸にあった良い案がどれであるのかが分かります。

なお、口頭で申し上げたのですが、この後は、アイデアを発展させる必要があります。トップのアイデアをPPCOプロセスでさらに発展させることで、とてもよいアイデアになります。

また、〇〇××=0点、のようなアイデアも、PPCOプロセスにかけることで、〇〇〇〇に変えられる可能性があります。×チップはけなしているようでいて、実は、改良点の抽出でもあるのです。それを解消できれば、×が〇になる。そういう点を持っている印でもあります。その意味では、PPCOを行えるスキルがあると、チップの合計点、とならんで、チップの絶対枚数(〇〇××は、4)も、重視したいところ。今そのままでは低いけれど、可能性の高いアイデアでもあるのです。

本来ならば、次に、PPCO(アイデアの強化プロセス)をやるべきところでした。アイデア創出の4つのフェーズ、最後のフェーズは「強化」ですから。しかし今回は、ここでタイムアップ。でも、幸運なことに、午前の矢吹さんパートで、かなり洗練された形でPPCOプロセスを行っていたので、「この後は午前のPPCOプロセスを行っていくんです。そうすると、このトップアイデアの実現性はぐっと高まりますよ」というコメントで全体のフェーズの把握・体験をしてもらうことができました。

なお最後に、ご賛同いただいた方からは、アイデアスケッチを提供してもらい、ハリマ梱包さんに、贈呈しました。同社がさらに面白い新製品を生み出す一つの踏み台にしてもらえましたらば幸いです。個人的には、これ欲しいなぁと思うものが、いくつもありました)

その後は、大橋会館の一階で有志で懇親会、アイデアを出しつついろんな意見交換をしました。



・・・


最後に、御礼

このワークショップは、「2011年に東京で3回、公開型のアイデアワークショップをやりたい」と、一年前に思って、アイデアプラントのパートナー企業であるラーニングプロセス(矢吹さん)に相談して、実施してきたものです。

2011年1月1日の、ブログには、一年間の目標を掲げたのですがそのトップにこれがありました。 http://ishiirikie.jpn.org/article/42343652.html  最初の実施は2月。その後、311の震災がありました。震災直後の仙台はまるで戦後のような状態で、今年の開催はもうダメになるかなと思いましたが、矢吹さんたちに鼓舞されて、サポートしてもらって、最後まで全力でやりきることができました。むしろ、仙台と東京をオンラインでつないだ実験亭なワークショップ「震災特別版」として、当初の予定より一回多くやることもできました。(その意味では、第1回⇒震災特別版⇒第2回⇒第3回、なので、合計4回実施したことになります)

ご参加いただいたみなさま、準備運営のサポートをして下ったパートナー企業の皆さま(ラーニングプロセスさん、マグネットデザインさん)、発想の素材提供企業さま(欧文印刷さん、ハリマ梱包さん)、オブザーバー参加いただいた皆さま(かとうまさはるさん、鷹木創さん、他多数の方々)、ありがとうございました。皆様に心から御礼申し上げます。
 
創造的な人や組織が次々と生まれてくる社会を創りたい。

東京でのワークショップはとても実験的な試みの多い場でした。「Idea to Prototye」のような、発想し、形にするところまでやる、というスタイルはとても刺激的で発想の促進面でも興味深いことが観察されました。また、「発想の素材やお題を、企業さんから提供してもらう」という形も、公開型のワークショップとしては、あまりできないことで、それを実際にやってみると、こんなにも新製品アイデアが、出るし、4/100ぐらいは、多分、本当に製品化検討がなされる水準のものが数時間の場の中から生まれてくることも、分かりました。(アイデア会議において、課題持込み者が初めに説明するべきこと、というのが、創造工学ではしられているのですが、それにのっとり説明した場合、ほとんど背景を共有していない人同士でも、十分にアイデアを即興で出せる、ということも確認できました)

また、この3回シリーズは、アイデアワークショップとしては、高額(1万円〜2万円)な価格帯でも毎回多くの方に参加いただけましたが、その場に来る人はみな発想力がもともと高くて、その発露をちょっとデザインするだけで、創造的な場が相互刺激でどんどん醸成されていくのをみて、「こういう無形の価値みたいなものが、そのまま、押し固められて、企業に持って帰れればいいのだけれど、こういう創造的資質の高い人たちの高圧縮状態だからこその空気というか、関係性というのは、そうそう簡単にコピーできるわけではないなぁ」と思いました。多分、自社に帰って技法を誰かと一緒に使う時、職場ではメンバーがそこまでの雰囲気にはなれず、苦労されることも、何度も接する中で伺っていて、興味深い課題だと思いました。その辺、研修や道具や、というものの開発を進めるアプローチもありそうですが、組織を超えて、創造する人々の集まるコミュニティーを作り、そこで、イマジネーションの回転数をぐーんと高めて、日々徐々に落ちていっても、またそのコミュニティーで、エネルギーを相互に与え合って、創造性をホットな状態に高く維持する、ということは、可能性としてあるのではないかと思いました。 

2011年12月19日

【スライド】カタリストBA「アイデア創出体験ワークショップ」

12月19日、二子玉川での、CCC(クリエイティブ・シティ・コンソーシアム)での、アイデアワークショップのスライドを掲載します。

スライド
CCC_iws_01.pdf

参加される方へ、紙の配布資料としてはお配りしないつもりです。(なくてもわかる資料であり、かつ、しょっちゅう動くワークなので紙ものを見ている暇がありませんので)。社内勉強会や報告などに資料が必要な方は、スライドファイルを社内で使う分には、どうぞご自由にお使いください。

2011年12月18日

【更新:スライド】アイデア創発ワークショップ第3回(石井パート)

今年3回にわたって、矢吹さんと展開してきた東京でのアイデアワークショップが、いよいよ12月18日に最終回(第3回)を迎えます。大橋会館で、皆さまとお会いできるのを楽しみしています。スライドをここに掲載しておきます。

スライド
ideaworkshop3

参加者の方は、社内勉強会や報告書への資料において、自由にお使いください。

(ブレストの本質、のあたりで、説明なしには、伝わりにくい細かい点も、意識的に伏せてあります。参加後にその部分もご希望になられる方は、石井までご連絡ください。だいたいは、拙著(アイデア・スイッチ)に書いていることで、もったいぶるようなことでもないのですが。)



追記:2011/12/20

実施後の更新版スライド(初の試みです)を作ってみました。

スライド
ideaworkshop3_実施後の補完バージョン

  1. アイデア収束(第3フェーズ)のあたりでホワイトボードで開設した「アイデアの質の構造」や「アイデアの発展の道順」について、余りまとまっていませんが、書いてみました(スライド120〜140)
  2. その後に、「アイデア収束の技法、3つあります。詳しくはブログに資料があります」と参考情報をお話したことについては、ブログのULRを技法毎に書いておきました(スライド142)
  3. 発想の素材「プラダン」についても、伏せていた部分を見えるようにしました(スライド93〜102) ※この部分については、テーマ提供者のハリマ梱包さんのサイトから写真を借りていますので、内部勉強会以外での、投影・配布については、ご配慮下さい。



・・・

実施報告については、「2011年12月20日」のブログに掲載しました。http://ishiirikie.jpn.org/article/52163732.html 
 
 

アイデア番付法「一人収束の方法」

アイデア収束の方法は、いろいろあります。「一人で収束する方法」が欲しい局面もあります。そういう場合に、便利な手法があります。

スライド
アイデア番付法

この手法の根底は「2つのもののうち、どっちが好ましい?」というシンプルな判断だけを繰り返していくうちに、大量のアイデアを全て順位を付けていく事が出来ます。(なお、Pugh Methodも、2者比較が、手法の核にあります)

この「アイデア番付法」は、自分の中の評価軸が何であるのかを明確に示さなくても、直感的なものだけで、評価ができる手法であり、その意味ではハイライト法に、すこし似た側面もあります。

(なお、複数人の人がいる時には、この手法はうまく行きません。二者比較の際に、主な評価軸を共有していないと、意見が割れるからです。複数人いるのであれば、ハイライト法を使うか、Pugh Methodを使う方が良いです)
 

2011年12月17日

【スライド】京都D-schoolアイデア創出技法2

12月17日。ASTEMの京都D-school、アイデア創出の技術(2)に、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

本日の投影スライドを掲載します。

スライド1
発想トランプ&ブレスター

スライド2
創造的な考え方のコツ_ブレストのルールの本質

スライド3
Pugh Method (アイデア収束方法)

スライド4
TRIZの黄色いカード(智慧カード)
※  昼休み、10人位でしたもの+補足

スライド5
ASTEM_iws2011_第2回
※ 先週掲載した「第1回スライド」に、第2回分ものっていますが、それを修正しています。


ご参加になられた方は、社内勉強会などでご自由にお使いください。
 

2011年12月16日

Pugh Method「アイデア収束のやり方」

アイデアの絞り方は、とても属人的で、簡単な局面はそれでも、もちろんいいのですが、すこし高度な問題、大事な問題になってくると、なんとなくの選び方じゃ、物足りなくなる時があります。

創造技法の中には、そういう時に便利な「収束の技法」も、結構あります。中でも、特に強力なやり方があります。

「Pugh(ピュー) Method」と言います。

スライド
Pugh Method

この手法は、研究所や技術開発、など、工学的な発想が必要なところでは、特に相性がよく、よく効果を発揮します。

ビジネスアイデア系の評価&選択の場面でも活用できます。

他の創造技法に比べて、とてもロジカルな部分が多いので、説明っぽさが多いスライドですが、強力なアイデア収束の手法が欲しい!というときには、ぜひ使ってみて下さい。(直感的な選択方法にくらべて、ちょっと、作業量が重いですが)
 

2011年12月14日

KAYACさんの「京都支社」を訪問してきました

12月13日。昨日の事ですが、面白法人カヤックさんの京都支社さんにお伺いしました。

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四条烏丸の交差点(東京でいえば、丸の内みたいなところ)のすぐ横に、COCON KARASUMA、というビルがあります。烏丸通りをあるくと、唐草模様のガラス張りのビルがありますが、そこです。

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中に入ると、素敵な水の流れおちる壁。

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オフィスエリアに進みます。8階にカヤックさん。

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京都支社、入ってすぐのスペース。映っているのは、本間さん。震災の後、仙台にカヤックさんが立ち上げてくれた旅する支社(仙台支社)のメンバーとして、ずいぶんお世話になった方です。今度は京都支社で活躍されています。

(本間さん、当時は本当にお世話になりました!仙台のエンジニア・クリエータの皆さんも新しい可能性を開くために、ますます全力展開しています。)

中に入ると、驚きました。数名で立ち上げたと伺っていたのですが、沢山人がいました。鎌倉からじゃなく現地採用の方がとても多いと伺いましたが、やっぱりカヤックっぽい空気、なんですよね。(2009年ごろ、面白法人留学で4日間、お邪魔しましたが、当時見せてもらった創造する組織の、そういう感じ、といいましょうか)

支社長の藤原さんと本間さんにいろいろお話を伺いして、帰り際に、入口のガラス張りの会議室に面白い工夫があるのを教えてもらいました。

よく見ると、文字が入っているそうです。

kyoto_DSC01394.jpg

「と」

kyoto_DSC01395.jpg

「う」

カヤックさんの創造風土の重要な根幹一つを成していると私が当時思ったキーフレーズ「■■■とう」の文化。そういうものが文字でさりげなく、ちりばめられているのが素敵だなぁと思いました。ご興味を持たれた方は、■■■は、訪問時に見つけてみて下さい。

本間さん、藤原さん、京都支社の皆さん、貴重なお時間を頂き、ありがとうございました。


・・・

株式会社カヤック 京都支社(旅する支社)
京都市下京区
http://www.kayac.com/company/
 
posted by 石井力重 at 10:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 面白法人KAYAC

2011年12月13日

「はてな」の近藤淳也さんにお会いしてきました

京都、烏丸御池に滞在しています。宿(ハートン)のすぐ近くに、「株式会社はてな」さんがあります。

面白い企業のアイデア出しのプロセスを伺う、というのが私の創造工学の研究上、常に必要で、面白い企業、はてなさんのアイデアワークのやり方、伺いたいなぁと思っていました。

先月、仙台に近藤淳也(jkondo)さんがいらしていて、その時に「今度、京都でお昼でも」ということで、念願かなって、今日、お伺いしてきました。

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烏丸御池駅から近いところに、一階が7-11のビルがあり、そこの上の方にはてなさんが入っています。

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9階が受付のようです。ちなみに、仙台の企業、サイエンティアさん(宮城の愛すべき巨人が努めている会社)もこのビルに入っておられるそうです。

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近藤さん。多忙な方だと思いますが、ゆっくり時間をとっていろんなお話を聞かせていただきました。

基本的に黒い服がお好きなのかなぁと思いました。僕自身が、黒をよく着るので、ふと、本題と関係のないことに興味がいったり。

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大変恐縮なことに、はてなさんの社内ランチを、私たちも頂戴してしまいました。とっても美味しかったです、ありがとうございます。なお、一緒に、シリコンバレーのSVJEN代表の桝本さんとその会社の方も伺いまして、近藤さん、桝本さん他お二人、及び、石井の5人で、2時間ぐらいランチをはさんでいろんな話をしました。

kyoto_DSC01387.jpg

私が特に、興味をもって伺いたかった、近藤さん流のアイデアワークのやり方。その時のお話について言及することに許可をいただいたのですこしメモしてみます。

ただ、正確には聞き取れていないかもしれません。そういう前提のメモであることをご了承ください。

■アイデア出しのやり方(はてなさん)
  1. 課題や目標を説明してもらう。
  2. 15分間、Thinking Time。黙って、アイデアを書く。(書くことの良い面。時間を切られることの良い面。勝負っぽさ。追い込まれ具合)
  3. 各自5分ずつ、プレゼン。(例えば、A案、B案、C案、のように説明。聞き手がわーっとなったり、あまり反応が無かったり。良いアイデアの感触が分かる)
  4. アイデアを、一歩具体的に。各自が好きなアイデアを画面遷移の絵に書く。(テキストじゃなく、絵で書こう。絵画を書く前に、文字でその絵画の案を書くことが無いのとそれは同じ。スケッチ大事)
  5. 描いたものをプレゼンする。(プレゼンしている間にアイデアが具体化したりも)
  6. これ(※)を3回する。(※発想し書く・描く⇒プレゼン、のサイクルを、3回回す、という意味でおっしゃったと文脈的に思われます。ここは厳密に聞けませんでした。インタビューの話しの流れをとめすぎるので)
  7. モックを作る。さらに多い人数に見てもらう。


こうすることで、短時間でとても具体的に面白いものができる、とのことです。上記はフルバージョンであり、時間に応じて部分的に実施したり変更をするものであるそうです。

その後、創造工学の周辺的なトピックにからませて、関連する技法や創造の特性に関する話を私からもコメントさせてもらいました。(スピードストーミング。アイデアスケッチ&ハイライト法。集団発想→個人発想、のフェーズは個人→集団、よりもよい効果があること。即興劇。ブレストの4つの阻害要因とくに生産性ロス。創造的ドロップアウト。などなど。)

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また、近藤さんが、最近目にした面白いアイデア出しのプロセス例として、startup weekend http://kyoto.startupweekend.org/ の話しを教えてくれました。面白いプロセスでした。

■アイデア出しのやり方(sw)
  1. ビール、ピザをみんなで楽しむ。
  2. 10チームに分かれる。皆でキーワードを出す。二子セレクト。それを組み合わせて即興で、仮想会社のビジネスモデルを作る。(偶然の妙で突飛なものも出たりする。それでバカなことを言ってもいいんだ、という空気が醸成され、場があったまる)
  3. 効果的なピッチ(極めて短いプレゼン)の仕方を学ぶ。
  4. 提案したいアイデアを希望者がプレゼン。30人が登壇。
  5. その後、提案者はアイデアを旨の所に掲げて会場で大きな輪になって立つ。参加者は自分が参加したいところにポストイットを張る。人が欲しいと思えば、一生懸命アイデアを提案者は来た人に説明する。
  6. 人が付くところ、つかないところがある。30人いても、チームは10に絞る必要がある。人が付かない所は次第に提案者を降りて、自分もどこかへ入っていく。(明るく楽しいやり方で、実際はサバイバルという厳しい作業を、実行できている、面白いやり方)
  7. 各チームでやっていくが、話していくとアイデアがどんどん変わっていくところもあって面白い。


追記:

この件について、近藤さんから、情報を頂きました。

Startup Weekendについては、新しいブログの方に少し書いています。よろしければあわせてご覧ください!http://jkondo.hatenablog.com/entry/2011/12/03/105147

近藤さんのはてなブログを拝見すると、写真と動画でその様子がリアルに読み取ることができます。面白いイベント構造で、とっても楽しそうです!



後は、近藤さんが、最近温泉に行かれて、その車の中での発想がなかなかよい、という体験も教えてくださいました。

この辺からはインタビューというよりも、私の方でも出来る限り知っていること、関連するトピックを紹介させてもらいながらの話になり、例えば、楽器の練習、ほろよい、徹夜、ウォーキングなど、頭の一部を少しだけ使うような軽作業や、脳の一部を使っていて判断が甘くなるるような場面では、創造と判断でいえば判断の遮断機があまくなる、アイデアを出す時に見られる一種の退行状態「創造的退行」と呼ばれる概念があり、高速道路での車の運転のような、一定の軽作業をすることと創造性の発露に関する話や、東大のイノベーションゲーム、と呼ばれる新技術カードの組み合わせによるベンチャープラン提案と、オーディエンスが投資チップを持ってて、収益最大の所に真剣にかけるとなると、結構アイデア段階でもシッカリ評価がなされたりする、そんな事例が思い出されます、みたいなお話をさせてもらいました。

はてなさんの規模まで大きくなっても、社長自らが、アイデア創出の推進を実際にされていて、いろんなアイデア生成に対するやり方に興味を持っておられるのは素晴らしいと思いました。趣が違いますが、東の面白い会社である「カヤック」さんの中での発想、創造のプロセスや、創造的土壌のテイストもまた違ったところ(共通するところもあります)が興味深いと思いました。その辺は、簡単にことばにするのは、あまりに乱暴で不遜な行為かと思いますので、私の中で、また一つ、創造する組織への着眼点の1つとして、持っておくにとどめたいと思います。

はてなの皆さん、近藤さん、おいしいランチと、貴重なお時間・お話を下さって、ありがとうございました。また、同席された桝本さん方にも貴重なお時間をたくさんとっていただき、ありがとうございました。

注:

本内容は、私がランチを食べながら、話し会いメモしたものをもとに、やや石井の中で補って書いております。事実と違うことが多分に含まれている可能性があります。創造する組織のいち側面を垣間見るヒントの一つの参考情報、ぐらいに見ていただけましたらば、幸いです。
 

・・・

 株式会社はてな
 京都市中京区
 http://www.hatena.ne.jp/company/profile
 

2011年12月11日

【スライド】京都D-school アイデア創出技法

12/11,12/17にASTEM(京都高度技術研究所)の「京都D-school」 http://stc3.net/kyoto-dschool/index.html で行うアイデアワークショップの資料を掲載します。

スライド
ASTEM_iws2011.pdf

ご参加いただいた方は社内勉強会などにご自由にお使いください。




追記

前半=11日、の様子

ASTEM_DSC01364.jpg

参加者の方に配慮して、アンフォーカス処理をしています。

ASTEM_DSC01369.jpg

皆さん、沢山面白いアイデアを出されていました。
 
中には、「お、それ、実際に有ったら欲しいな」というものも出ていました。

来週の「アイデアの強化」ワークが楽しみです。
 

2011年12月08日

PPCO(アイデアの強化プロセス)の実施

アイデア創出、そして上位案抽出。この先に「アイデアの強化」プロセス、というものが存在しています。メーカーさんの新製品開発のネタだし活動では、そこをお手伝いすることもあります。

ppco_DSC01352.jpg

そういう時は、会議室に4~8人ぐらい。

ppco_DSC01354.jpg

このフェーズの発想を助ける発想ツールを準備。

ppco_DSC01357.jpg

二時間1テーマが終わったところ。主な懸念点とその打ち手が明確になっています。潜在的な魅力も引き出されています。

資料集
PPCO_work.pdf

写真のこの会社さんでは、3カテゴリー6テーマを12月に数度にわたり実施しています。本質はとてもシンプルなので、実践してアイデアを磨けると同時に、自社内でも出来るように進行を身に付けてもらうことも、今回の目的の一部にしています。

このフェーズではアイデアを徹底的にたたいて強くする、ということをしますが、ここを体験し感覚的に理解できると、ブレストの段階も思いきり未成熟なことを言えるようになります。創造と判断の二つのエンジン、時間で使い分けることをしると、思いきり、ブレストの時にも突飛で未成熟なことが言えるようになるものです。

2011年12月02日

【スライド】技術課題に対する工夫発想手法

本日の宮城県産業技術総合センターで行うアイデアワークショップのフルスライドです。

スライド
宮城県産業技術総合センター_idea_2011

ご参加になられた方は社内での勉強会等において、ご自由にお使いください。

2011年11月28日

【記事】『月刊 復興人 Vol.2』

震災後、仙台で創刊された月刊誌があります。

「月刊 復興人」 http://www.25jin.com/

2011年10月創刊で、仙台の公的機関などに置いてあったりします。仙台市などが震災復興を応援し、支援制度各種の伝達媒体にもなっている月刊誌のため、堅めの内容かなと思いきや、人々に広く情報が届くように、わりと楽しい感じに制作されています。

「復興人」(Vol.2)に、Fandroid、特に、脳波デバイスや笛モールスアプリのアイデアの事が掲載されました。PDFページもあります。以下。

キャッチアップFandroid EAST JAPAN
仙台をIT企業集積地に!
http://www.25jin.com/files/vol02/25jin_vol02_06.pdf

311震災後、そう遠くないうちに、経済的にクリエイティブ産業は、非常に難しい局面を迎えるだろうと思いました。私は「秋が過ぎ、雪が降るころ、その状況は深刻になる」と考えていました。

Fandroidは、この街のIT団体のリーダたちによって作られました。東北のクリエータ・エンジニアに仕事を作る、という志しで。

もちろん、この活動だけでは、この街のすべての経済的状況をよくしたりはできませんが、ほんのすこしでも、未来に可能性を増やすような活動を展開していければと思っています。
 
2011年3月13日の私のブログ

どんな時も選択肢を創造的に作り出すことで、難局を乗り切りたい

 
これから、冬が来ます。東北の厳しい、冬が。

でも、どんな時も、道はある。必ずある。

この街のIT団体のリーダたちの活動が、作る人たちに、経済的な追い風を送ることを、私も、微力ながら共に展開していきたいと思います。

いつも、ブレストCafeをやったり、アイデアワークを提供しているのは、創造的な土壌を作り、創造的な問題解決を生き抜くスキルの1つとして、提供したいなぁという、私の思いもあります。ITの技術者ではない私石井なりの、Fandroidへの貢献として。多くの人が可能性を紡ぎだせるよう、創造的努力を、続けていきます。
 

2011年11月27日

【TV取材】サンデーモーニング 考・震災 11/27

先日、Fandroidに少し、TBSの取材が入りました。取材メインは、竹井さんの「誠」で、Fandroidには、その関連で。

本日、緊急のニュースなどがなければ多分、ちょこっとだけ、出るのかもしれません。どういう視点で構成されているか、わかりませんが、少しでも、この時代の、仙台の動き、が伝わる一助になれれば幸いです。

個々の話はともかく、東北をまわると、復興、特に、雇用創出が、とても大きい課題になっているとおもいます。

我々の子供が成人になる頃、「あの時代の大人たちは他にも取るべき選択肢があったのではないか?」と言われる未来にたどり着くか、「よくぞここまで!」と言ってもらえる未来にたどりつくか。我々はこの時代を乗り切る大人として、居合わせた仲間です。

未来が今よりもっと明るいものであるように、楽しく復興して行きたい、そう思うのです。

あなたがいなければ、なかったはずのものを、皆で創ろう。

いつも、お互い、そう思って、前へ、進んで行きたいとおもいます。そして、永遠に会うことができなくなった友人の分まで、希望や志しを、未来につなげて行きたいなぁ、と、思うのです。人は、他人の志しまで抱え込んで生きてゆくことはできないけれど、私たちが目指して進んで行く道の先には、重なるところがきっとたくさん、ある。そう、固く、信じています。

2011年11月26日

【スライド:更新版】FLight アイデアワークショップ

11月26日。本日のFLightでのアイデアワークショップのスライドを掲載します。

スライド
FLight_ideaworkshop_2011.pdf

ご参加いただいた方は、社内の勉強会などで自由にご利用ください。

追記:2011/11/26 18:35
ワークショップ中の変更を反映しました。特に実施しなかったものを後ろに回しました。





追記:

ワークショップ内での使用ツールは、以下のものです。

※発想トランプは含まれていません。
 進行のガイドボードも入っています
 アイデア収束の教材

なお、ブレストのルールの根底にあるものなどは雑談の中に織り交ぜて紹介していますが、拙著でもその辺をすこし書き記していますので、ご興味があれば図書館などでご覧いただけましたらば幸いです。

 SCAMPER法の本格リストも
 

2011年11月25日

オープンアワー(11月)を実施しました。

バックデイトで更新しています(数時間後に実施日の日付位置へ動かします)

Fandroidでは、多くの作り手の方が顔の見える関係をつくれるように、よくオープンアワーを行っています。夏には、オープンアワー=ブレストCafe、という構図でしたが、今は、ブレストの他にも、UIや、ただの自由時間、という趣のものもそろえています。

11月25日は、アエル7Fで、以下のような形で行いました。今回も、半分ぐらいは新しい方にご参加いただけました。


第一部)ブレストCage

発想テーマ:「スマフォ×家電で、出来るアイデア」

従来の震災対応アプリ、という重めの、シリアスなテーマから、今度は外部機器連携を視野に入れて、家電とスマフォで出来るアイデアを考案してゆこうと考えています。

5分の3人ブレスト、を3回行い、アイデアをスケッチに書き、ハイライトを行い、特に☆の集まったものをレビューしました。

アイデア・スケッチ
20111125ideasketch_FEJ_openhour.pdf

今回は、テーマの初回であり、かつテーマ設定を少し曖昧に設定したため、幅広いアイデアになっています。(アイデアワークの設定部分にすこし課題を抱えていました。次回はもっとブラッシュアップします。)


第2部)UIカフェ

ここでは紙を切り貼りしながら、アイデアをユーザ・インタフェースにしていく、というものを行いました。私は、「素数アプリ」のUIを作ってみました。たぶん世界中に何人もダウンロードしないだろう、でも、いつか自分用にほしいアプリ。素数を、ゆっくり表示していくようなものです。実際に画面の形の紙に書いてみると、何を考慮すべきか、次々分かりました。私のテーブルは、隣に、エンジニアの田中さんがいたので、田中さんに尋ねながら作業を進めていきました。「技術的に、こういうことって可能ですかね?」と、テーブルの中の人同士で、手を動かしながら話を気楽に話せるのはいいですね。

(自分なりに、気が付いたこと)

・寝る時に使う
・とりあえず100個目の素数まで。(2、3、5、・・・、541)
・夜なので暗い方がいい
・徐々に数字が黒に近づく(これは簡単にできる模様)
・人の睡眠時の呼吸で数字が切り替わる
・切り替わりでは画面は滑らかに暗くなり明るくなる
・画面のふちから5ミリを削った領域を描画領域にする
・その中に納まるようにフォントサイズを徐々に小さくする(桁が上がった時にはみ出ないように)
・最後の方の数字はほとんど黒。
・終わったら、スリープに。

画面を描いていこうとすると、具体的にこの時はどうなるんだろう、というのがとてもよく想像できて、次々詰めていくことができました。


第3部)なんにもしないタイム 

私は、自由時間とか、交流タイム、というものにいつも、違和感を感じていて、交流は自分でするからそんな時間は要らない、と思いがちだったのですが、実際にはこういう時間もあった方が、よいかもしれない、ということで、実験的に「なんにもしないタイム」が作られました。実際にやってみて、ブレストとかのパートよりも、この枠の方がいいんじゃない?みたいな気もして、うれしいような、微妙なような、気持ちでした。めいめいに、好きな人と話したりしてすごしました。私も、事務局の中でなかなか普段話せないメンバーと、会議で話さないようなことを話したり、初めてお会いする方といろんなお話をすることができました。 


・・・

以上です。オープンアワー11月は、このような形で終わりました。
 
12月21日は、10人と、少し絞り、「エンジニアじゃなくても、アプリを2時間で作ろう」という主旨の物を行います。場所は、仙台の南町通り、明治屋の近くのオフィスにて行う予定です。詳しくは、もうすこし時期が近付いたら、Fandroidの公式ページやFacebookから発信いたします。
 

2011年11月24日

【スライド】いわき人材育成塾(第2回)

本日、いわきで行う、「いわき農商工連携人材育成塾」の講義スライドです。

発想を豊かにするアイデア創出の技術2

参加者の方は、社内などで、ご自由にお使いください。
 

2011年11月23日

オータムセミナー2011で、アイデアワークショップをしました

今日は、オータムセミナーで、ブレスターと発想トランプを使ったアイデア出しを楽しむカードゲームをしました。

AS_iws_2011DSC01321.jpg



動画もあります(10秒ぐらい) ※音が出ます





ワークとしては、ブレスター(Easy)を行うつもりでしたが、急遽、発想トランプ(試作品、小学生向けの発想道具)を混ぜて使ってみました。

(急遽使った進行マニュアル)
ブレスタープラス.pdf

今回は、8セットのブレスターで40名ぐらいの方に楽しんでもらいました。

そして最後に、この発想トランプの商品化アイデアについても皆さんから寄せていただきました。

本日ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!

AS_iws_2011DSC01331.jpg



【スライド】ブレスター(Easyルール)

ブレインストーミング・マスターからつけられた、ブレインストーミング学習カードゲーム「ブレスター」



これを、ワークショップで簡単に使う、進行のためのスライドを掲載します。

スライド 
ブレスター_Easyルール

なお、将来に向けて、「TOIカードの平易版」としての「発想トランプ」を試作テスト中です。時おり、あちこちのワークショップで、ブレスターの中に、トランプ状のものを入れて使っていますが、将来的には、普通に変える製品の1つとして、形にしてゆきたいと思っています。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2011年11月23日、仙台で行わる「オータムセミナー」でも、この進行方法でブレスター・ワークショップを行います。
ご興味あればぜひおいでください。
 

2011年11月22日

【スライド:更新版】仙台銀行ビジネスクラブ、アイデア創出術

2011年11月22日、仙台銀行本店での、アイデアワークショップ( 新しい取り組みに向け創造力を引き出す手法を体験するワークショップ )のフル・スライドを掲載します。

スライド(更新版)
仙台銀行_アイデア創出術_2011

ご参加になられた方は、社内での利用・出力はご自由にどうぞ。(実施後の更新版です。当初予定してなかったSCAMPERワークを急遽実施しましたので、それがスライドに加わっています。)

追記:

参観者の皆さんが創出した「テーマ」と「アイデア」を、以下からダウンロードできます。

1(窓側の)グループ

1g_テーマリスト.pdf
1g_アイデアリスト.pdf

2(手前側の)グループ

2g_テーマリスト.pdf
2g_アイデアリスト.pdf

これらをみると、よりテーマ文とはどういうものなのか、を感じる取ることができるでしょう。また、その中のトップテーマから、アイデア出しを行い、アイデアをスケッチに書きあげたものをみると、面白いものから、そうではないものまでありますが、短い時間でも、結構いろんなアイデア(中にはそれをもっと煮詰めると、企画的なネタになりそうなものも)あります。
 

・・・

本日皆さんに提供した手法の中で、一つでも将来お役にたつものがあれば幸いです。 アイデアに関する困りごとなご質問があればFacebook、twitter、メール、などで、お気軽にご質問をお寄せください。

なお、ワークショップ内で使った、ブレストのツール「ブレスター」と「IDEAVote」は、アイデアプラントのセールスオフィス(東二番町通りの北側の、突き当りのビル)や、アマゾンから、手に入れることができます。
 

【スライド】ヒット商品から発想する

ヒットしているもの、お気に入りのもの、そういうものを見ていると、なにか転用が出来そうな発想をくすぐるものがあります。

しかし、いざ筆を執ってみるとなかなか、アイデアが出ない、ということ、あります。

発想法のエッセンスを使って、ヒット商品から特徴ある要素を沢山切り出し、それを使ってブレストを盛り上げる、ということもできます。

そのやり方をスライドにしました。

スライド
ヒット商品から発想する(6観点ワーク)

これはある意味、即席で発想トリガーを作っているようなワークです。これらで抽出したファクターをもって、ペアブレストをしたり、一人で発想したりすると、面白いアイデアが沢山得られるでしょう。

ブレインストーミング・イベントを行う時には、こうしたものも面白いとおもいますので機会があれば、ぜひご活用ください。 
 

2011年11月21日

【スライド&解説】ナレッジコミュニティー東北で、アイデアワークショップをしました

ナレコミ、といえば、仙台の学生団体の中でも優秀な組織で、私が二度目の学生生活をしている時にも、いろんな活動を展開されていました。現在の代表の方と先日のTEDxTohokuで出会い、一度ワークショップを、ということで、今日、行ってきました。

進行案は緩く作っていました。適宜修正したりして、即興的なところが多かったのでそれも、踏まえて資料を掲載しておきます。

まず、進行プロセス
ideaworkshop2011KC.pdf

この内容にそって、進めましたが、けっこういろいろ、変えたり、他のものを入れたりしました。具体的は以下の進行で行いました。

まずは、第0部、想像力の準備運動です。

まずは「 30circles 」を行いました。

次に「 無関係ワーク 」
http://blogs.bizmakoto.jp/ishiirikie/entry/2468.html

と「 しりとらず 」
http://blogs.bizmakoto.jp/ishiirikie/entry/522.html

の2つを紹介し、しりとらず、を実践しました。

(ここで行ったことは、自組織やブレインストーミング・イベントなどで、アイスブレイク的にやるといいでしょう。)


次は、第1部、効果的なアイデア会議法です。

5分交代のペアブレスト(speedstorming)→ハイライト法→アイデアスケッチ→上位3案に分かれてのブレスト、というプロセスで行いました。

進行スライド speedstorming_and_ideasketch
ワークシート ideasketch

発想のテーマは、「発想の問いかけ48、を用いた商品アイデア」です。試作品としてトランプの形にしたものをお見せしましたが形状や具現化の手段はそれに限らずに発想してよい、という発想会議を仮想の状況として設定して行いました。

実際のアイデア集  20111121ideasketch_.pdf

(ここで行ったことは、自組織内の企画案だしや、企業からの依頼を受けての新商品アイデアを出す時になどに、いいでしょう)


第2部は、発想ノート記法を行いました。

「 マインドマップ と マンダラート 」特に、マンダラートを行いました。

発想のテーマは、「新しいマグカップのアイデア」でした、実際にそれは欲しいな、というものもありました。


第3部は、社会課題から、解決策やアイデアを発想するワークです。

「 フクワーク_簡易版 」を行いました。

周囲にある社会の課題、生活の課題を沢山掘り出し、皆が興味深いと思い要素を短時間で掘り出し、それをSCAMPER(発想トリガー法)で解決する案を次々出していく、というものです。

こういう発想の仕方は、いろんな企業や作る人に見られます。もっと詳細だったり、独自の観点を持っていることが多いのですが、本質へと削ぎ落としていくと、最終的にはこのワークのような骨格が現れます。


そして、その後実際にはやれなかった、続いてやりたかったことは「 Idea to Plan 」です。

具体的には「 6W3H 」を用いる予定でした。アイデアをこのフォーマットにさっと埋めてみると、短い時間で、企画書の原案は出来上がります。メンバー内で書き広げることで、更にしっかりしたものへとしていくこともできます。


なお、第4部として、ヒット商品から発想する、というものをやろうとしていました。

「 ヒット商品から発想する(6観点ワーク) 」これは、6観点、という汎用性の広い、発想観点リスト、を使っていく方法で、比較的平易な方法で、興味深い発想の材料を引出し、ブレストを盛り上げることができる、というものです。簡単ですので是非やってみて下さい。


以上です。

本日ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
 

日経BPのサイトにて「ダメプレゼン→指導→変化→受賞」に至る2日間の様子が

日経BP ITProの記事で、シリコンバレーから来てくださったエバーノートの会長・外村(ほかむら)さんらの前で、プレゼンをした時の様子が紹介されました。A3授賞式プレゼンの前日練習、ということで行ったものです。

あなたもやりがち“あるあるプレゼン

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20111117/374615/?ST=selfup&P=1


記事内には動画もあがっていますが、そのプレゼンの分かりにくさと言ったら・・・お恥ずかしい限りです。

で、そのあと、外村さんたちが、稽古をつけてくれました。(なんて贅沢な!と思う環境です。なにせ、外村さんは『スティーブ・ジョブズ驚異のプレゼン』の監修者でもありますから)

そして、20分後ぐらいに、もう一度、プレゼンをする機会をもらいました。プレゼンをしてみると、とても話しやすいことに気が付きました。

なるほど。と思いましたが、正確にはこの時には、変化を客観的にはわかっていませんでした。

興味深いのは、その日の夜にFacebookにも書いたことなんですが、「一度目がそこまで分かりにくかったのは、自分ではわからなかった」し、「二度目がどれほどよくなったのかも、自分ではわからなかった」ことなんです。その練習会の会場にいる時には。

正直なところ、家に帰って、もらった動画ファイルを見て「ウォー、わかりにくい」と恥ずかしさに悶絶。そして「あれ、すごくいい感じじゃん、二度目」とおもっていました。
 
人は「自分の事はわからない」、と思い知らされる点でもとても大きなものでした。講師のお仕事をしている中で、自分の我流でわかったつもり、できているつもりになっていること、実はいっぱいあるんだろうなーと、思う出来事でした。
 
(そして、知識を提供する場面で、受け取り側には常にそういう側面を持つのだとも感じました。つまり、どれだけいいものを渡しても、その場でめぼしい効果をわかりはしない、こともあると)


記事の最後の文章

氏のように自分自身のプレゼン映像を見たり、第三者のアドバイスを聞いたりすることで、聞き手に何を伝えなくてはいけないかに気づき、すぐにプレゼンが進化することもある。「自分はできている」と思い込まないことが、プレゼン上達の近道でもある。

おっしゃる通りです。

行くほどに、道半ば。 最近、いろんなことがそれを教えてくれます。

2011年11月20日

【スライド】フク(不・苦)ワーク

社会課題のうち、人々の興味の深いものを掘り出し、それを解決するアイデアを出していくワーク「フクワーク」の進行スライドを掲載します。


フクワーク.pdf

 ↓ 11月21日、学生向けに、凄く簡易にした版を作りました。

フクワーク_簡易版.pdf


面白い解決方法がでることもあれば、時にはビジネスアイデア(新しいサービスや新商品のアイデア)を発想できることもあるでしょう。

また、雑誌の特集ページの企画だったり、ブログ記事の切り口に使うのも、読み手の興味の集まるものになっていいでしょう。
 
多分、不(と不の文字だけでは拾いきれない広いところ、それを補う”苦”)は、時代とともに変わる部分と不変の部分があるでしょう。変わる部分は、ITを使って解決するアイデアを沢山出すと、面白いかもしれません。