2007年08月31日

第三回TRIZシンポジウム(二日目)

8月31日。TRIZシンポジウムの2日目です。

午前中には、ラリーボール氏から整理されたTRIZの考え方について講演がありました。

TRIZ3rd_0831_LB.jpg

TRIZの解法は重複している。それをグループ化して例外を見つけて・・・としていくとのこと。すっきりとなったTRIZの姿に、「これはかなり使えそうだ」と感じていました。

今日明日は午後にポスターセッションがあります。昼食時に私のポスター(発表は明日)を張り出しました。

TRIZ3rd_0831_chiecard.jpg

こんな感じです。開発したツールの紹介、なのですが、私は実際に、カードツールそのものも掲示しています。

さて、昼があけてポスターセッションが始まりました。

TRIZ3rd_0831_poster.jpg

今回は200名の参加者、ということでポスターセッションも大盛況。説明者の近くでききとるものやっと。

午後にもいくつも発表がありました。片岡さんのご発表ではカプセル内視鏡の発展を分析した発表がありました。

TRIZ3rd_0831_kataoka.jpg

某社のカプセル内視鏡のモックアップをまわされました。手に取ってみたのですが、本当に小さいですね。TRIZをもちいてその開発のトレンドを分析すると製品開発上の様々なことが見えてきます。二日目も大変勉強になりました。

TRIZを生かした独自コーディネート手法の確立にむけて道が見えてきました。
posted by 石井力重 at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会活動/TRIZ

2007年08月30日

第三回TRIZシンポジウム(一日目)

8月30日。創造的な技術開発の理論「TRIZ」のシンポジウムが横浜で開かれています。初日から参加しています。

(私の業務とTRIZの関係について:私の職務の使命である「新技術事業化の支援」には、このTRIZがとても相性がいいと感じています。新事業に結びつくような技術開発をサポートする時に、事業化コーディネータ自身が、一定レベルの創造的活動を担うスタイルをとっています。つなぐサポータ、から、価値を創るサポータへ。将来的にはTRIZをベースにした、独自支援スキームを開発したいと思います。)

さて、初日。午前中はチュートリアルです。私はアドバンスコースを選択。産能大の澤口先生がお話されました。

TRIZ3rd_0830_TRIZ-DE.jpg

TRIZには、「課題解決のTRIZ」と「商品企画のTRIZ」があり、澤口先生のところで重点的に展開されているTRIZ-DEは後者を行なうものです。未来シナリオのお話。10年先を考えてそこから7年前(現在から三年後)に何が起こっていたを割り戻して考えるという面白い構想手法です。

(私見)

企業の意識の分析も論じておられたのですが、製品を生産する力は日本は強い、けれど、商品を企画する、という部分にはまだまだ成長できる余地がある。その具体的な方法無しに「なんか考えよ」である現状からTRIZ-DEなどの手法を活用して効果的に未来を構想していくことは今後重要度をさらに増すと思います。特に、なぜそういう企画になるのか、を説得性の高い説明ができる部分も特徴だと思います。


午後は、日本のTRIZ大家である中川先生をはじめ運営をしていただいている方々からオープニングのお言葉が。

TRIZ3rd_0830_opening.jpg

なんと200人の参加者がおられるそうです。学会と違って、かなり参加者に交流の配慮などをされていて、この場を創りだし運営するのはきっと大変な労力と思います。事務局の皆さんの活動に感謝!

午後は、講演がつづきます。一つだけ紹介しますと、アイデアマラソンの樋口健夫先生が講演された内容が大変印象に残ります。(他の方々のご講演も大変貴重なお話でした。企業の開発の心臓部ですから。ですが、コンフィデンシャルに近いものがあるので、言及は差し控えたいと思います。)

さて、その樋口先生。

TRIZ3rd_0830_IdeaMarathon.jpg

アイデアマラソンは、以前書店で見かけて存じ上げていました。以前樋口先生がトラックバックをしていただいて、是非一度お話を伺ってみたいと思っていました。今回はとても幸運でした。

アイデアマラソンは使うものはA5のノート、それだけ、です。毎日アイデアを出す習慣をつけるとあることが起こるそうです。樋口先生自身、講演で話される様子をみていて「頭の回転が速く、しゃべるスピード以上に次々考えが浮かぶ」様子が感じられました。ジャパネットたかたでの導入事例はなるほど〜、と深く納得してきいていました。樋口先生の時間帯は、会場が大きく沸いたのも、印象に残ります。

懇親会でもすこしお話をさせていただいたのですが、お話しているだけこちらも元気なって、「アイデアマラソン、明日からやってみよう」という気持ちになります。創造性育成のエキスパートのお話に共通して登場するのが「人材がモチベートされる効果」です。どなたも強く意識していっているわけではないと思いますが、組織における創造性育成の手法が身についていくと若手社員のやる気が揚がることが観察されていく傾向があるようです。

懇親会の後は、参加者の方と、創造手法の実践的なハウツーに関してディスカッション。TRIZのユーザーの傾向として、大きな組織の中で一匹オオカミな創造的リーダーな方が多いと思います。日本がもっと面白い社会や製品を創り出していくには、こういうコミュニティの方々が活躍する場や特例的な権限が付与されることが必要だと思います。
posted by 石井力重 at 23:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会活動/TRIZ

2007年08月29日

第11回みやぎものづくり大賞。受賞が新聞掲載されました。

8月29日。河北新報の朝刊に、みやぎものづくり大賞の受賞者が掲載されました。

2007miyagimonodukuri.jpg
(文字は読めないように加工してあります。デュナミス・ブレスターは右下のほう、トヨタの広告のエンブレムマークのちょうど上あたり。)

小さい記事であったため、私も見過ごしていたのですが、地元の商工会の方から「新聞に受賞、載っていましたね。」といわれて気がつきました。

今年2007年(第11回)の「みやぎものづくり大賞」では、グランプリは私の知り合いのベンチャーさんが受賞されていてとてもうれしかったです。そこには同世代の技術者さんがいて一生懸命がんばっているのを見ていましたから。

ブレスターは、「優秀賞」をいただきました。工業製品としては優秀賞は3社あったのですが、どこも立派な新商品でしたので、とても光栄です。10月2日の夢メッセ(宮城の展示会場)で表彰式と賞品展示があります。お時間あればぜひお出で下さい。私も説明員として2日は会場のブースにいる予定です。

追記:

宮城県庁のプレスリリースはこちら

2007年08月28日

ある地方の産業団体さん向けの講演資料作り

8月28日。深夜まで講演の資料作りをしていました。

ある地方の産業団体さん向けの講演を行なうのですが、発想を切り口に新市場展開がコアテーマ。その意味では、その業界の経営革新の事例収集、コンサルティング会社の行なった業界分析レポートなどを広く集め講義のコンテンツを模索していました。

それから事務局の方のお話いただいた各種情報、メールの内容などから、情報を分析・再整理して、今一度主催者側の方の思想を確認して、話す内容の方向性を確認。

深夜までこうした作業を行なっています。体がきつくないかといえばかなりきついのですが、ある種のテーマの場合、私にしか出来ない仕事がある。ならば、それに答えるために全力で。私なりの仕事への姿勢、です。

追記:

翌日、29日は、そのテーマに関連したセミナーがちょうど仙台であったので参加してしっかり聞いてきました。なるほど、と、随分沢山メモを取りました。

2007年08月27日

TRIZシンポジウムの準備。

8月27日。TRIZシンポジウムの準備作業を行ないました。

8月30日〜9月1日、新横浜で行なわれ、国内外のTRIZの関連の方が発表をされます。私は、宮城のTRIZ研究会の会長として、TRIZを広く活用してもらうためのツール開発の事例を発表していきます。

 TRIZとは:
 創造的な技術開発の理論です。
 ロシアのアルトシュラー氏が世界中の特許を分析して優れた特許が
 もつ問題のブレークスルーのエッセンスに似たものがあることを発見し
 それを40のパターンに整理して行ったものです。(他のナレッジもあります。)

宮城県の産業振興のために、その理論を非常に優しく意訳しなおして、現場でも楽しく簡単に使ってもらうためのカードツールを開発しました。「智慧カード(ちえかーど)」といいます。

地域の技術系企業さんの新商品開発の際に、TRIZ的な工夫の発想手法を活用してもらえたら幸いです。

そのような主旨で、今回の発表を行なってまいります。そのために、今日はツールのセット作業を。結構数量が多いので大変です。
ブレスターの開発と非常に相性がいいので、このカードツールの開発は非常にスムーズに行きました。しかし、実際にモノにして製造する、セット作業をするということになると、また別格の大変さがあります。

使ってくれた人の「新しいものが出来た」というシーンを想像しながら、とにかく準備作業を進めていました。

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posted by 石井力重 at 23:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会活動/TRIZ

2007年08月26日

どうしてもお会いたい方がいます。

私には、数年越しでずっと会いたいと思っているある経営者の方がいます。遠く離れた地域にいる方で、大きなシンポジウムなどでお話を伺う機会が無いかとずっと機会を待っていたのですが、あいにく、なかなかその機会がありませんでした。

私は「はじめまして、あなたにお会いしたいです」というレターを書くことにしました。こういうことはめったにありません。なので、何度も書き直しては、きれいに書きすぎて意志が伝わらないと書き直していました。

結局は最初に書いた文章をほぼそのまま使う形で、お送りしました。私がこの方をぜひ宮城にお招きして多くの方にその話を聞いてもらいたいと本気で思っている人物です。書物とWEBでしかその方の生き方に触れたことの無い方ですが、私は20年かけて仙台を面白い街にしていく固い意志があり、この方の生き方をモデルにした発言を何度もしてきました。

その方に一度もお会いしたことなく、その方の生き方を語り続けるわけにも行かないとおもい、このたび、是非お会いしたいのです、とお手紙をお送りしてみました。

ビジネス文書としては不適切な表現も多く含んだその手紙をその方がどうけとめるか分かりませんが、どのようなご判断をされたとしても、構わない、とにかく思いを伝えたい、と腹を決めてお送りしました。

私は今、ある機関から来春のパネルディスカッションのコーディネータを依頼されています。もしその方にお会いでき、かつ、その方に主旨賛同いただけたなら、ぜひ仙台にお招きして、広く地域のチャレンジャーにその方に生き様、フィロソフィーを聞いていただきたいと本気で思っています。

私が社会に対してできることはごくわずか、です。私ができることは、明日の地域を作るチャレンジャーや志しある人に、そのチャレンジのお守りとなるような言葉や思いを届けること。だと思っています。もちろん、手法や戦略構築もお手伝いするわけですが、それは、表面的な話。私が本質的に起業家さんに提供しているものは、(NEDOフェローという硬い仕事を通してではありますが、)熱い思いを燃やし続ける情熱のカケラ、のようなものだと思っています。

起業家、といっても、企業に勤めている人も沢山います。「ほとんど何もないところから機会を利用して成長する場を作り出す人」「社会に新しい価値を作り出す人」はすべからく起業家、だと思い、支援しています。時には厳しいことも、相手の受け入れにくいことも言います。しかし、本質は、その人の情熱へのふいごでありたい、そう思います。

私がぜひともその方にお会いしたいのは、その方の生きかたを、私を通じて、何十人もの人に伝えたいと真剣な思いがあります。ぜひ、なんとしてでもその方にお会いしにいって来たいと思います。

来年の1月の公的イベントにお招きできるかどうか、やれるだけがんばってみたいと思います。

2007年08月25日

開発した商品(ブレスター)の新聞記事。

カメラを新しくしました。これまでは新聞を写すとピンボケがひどかったので、6月の記事になった新聞もあまり紹介できていませんでした。新しくなったカメラで、6月の新聞記事をちょっと撮影してみました。(細かい文字は読めないように加工しています。もし、記事そのものが見たい、という方は個別にご連絡下さい)

sinbunkiji.jpg

発言促進し会議生き生き
研修用カードゲーム好評
仙台のベンチャーなど開発
大手企業から注文続々

というありがたい見出しをつけていただいています。
これは「ブレスター」(ブレインストーミングを学ぶためのカードゲーム)が取材を受けて記事になったときのものです。もともと、挑戦する人が沢山地域から出てくるための支援活動の一環で制作したツールなのですが、意外にも、地域以外の東京・大阪・名古屋などを中心に全国から注文をいただいています。

ブレインストーミング、というべきか、あるいは創造的な話し合いを必要としている組織が、沢山、世の中にあるのだと感じました。私に(そして、私たちブレスター開発チームに)できることがあるならば、出来る限りのことをしてみよう、と損得の外に立って展開しているツールが意外にも広く受けていることが、なんとも不思議な気がします。

もうすぐ、第三版の出荷が開始されます。次の世代を担う若い人々に創造性手法の提供をすることに少しでも資することができれば幸いです。

追記:

このツールを作ってから、ブレインストーミングの講師の依頼をもらうことが増えました。新事業創造のサポーターをしている私ですが、まず組織を創造的にしたいというリーダの方の依頼も受けて様々なことをしています。秋には、東北の高校、近畿の大学でもブレインストーミングの講師をすることになりそうです。5年すれば彼らは産業界で働いている人財。その意味では、通常の事業化支援者としての動きと同じくらい重要な仕事と受け止めて取り組んで生きたいと思っています。

2007年08月24日

連載のお仕事。

8月24日。今日は変わった仕事ですが、連載の原稿を書く、という仕事をしていました。日中は他の仕事があるので、夕方以降ですが、あるクライアントの新事業のお手伝いとして、連載を持つことになりました。

広い意味で言えば新事業創造の支援の一環です。あらゆる角度から支援をするので、私にできることでクライアントが望むことならば、できる限りのことをしています。

連載、を書くほど文才があるとはいえませんが、それでも期待してもらっているならば、やってみようと、いうことで比較的自由に楽しんでやらせてもらっています。

秋には、そのほかに異なる内容の連載も始まります。いずれもこのブログから別途報告します。

2007年08月23日

創造工学の絵本1を書いています。

8月22日。誕生日に休暇をとって松島に行っていました。パノラマラインからみる松島はいいですね。奥松島のてまえ、野蒜海岸でしばらく海を眺めたり、そこで、構想をスケッチブックに書いたりしていました。

ehon1.jpg

創造工学の絵本1、のラフスケッチもこのときに描きました。アイデアを広げるための手法、それから、アイデア出しのテーマ設定は重要でスキルの必要なところなんですが、その手法を。

この2つをあわせて絵本にしようと構想をひろげています。実際に書き始めると夜中までかかってもなかなか満足のいくものが出来ず、何度も書き直していました。ここについては、もっと、説明がシンプルで伝わりやすくなるように努力してみたいと思います。

2007年08月22日

「覚悟」は「不安」の暴動を制圧する。

8月22日。今日は34歳の誕生日。はじめてブログを書いてからちょうど丸三年。

実家の母親に、ノルディックウォークのポールをプレゼントしました。足の負担が減って全身の運動量はむしろ増えるという、ウォーキングにとてもいい道具です。たまには、誕生日を「生んでくれた人へ感謝する日」と考えてみるのもいいですね。


さて、「不安」を無害化するための工夫、について書いてみたいと思います。「現代という不安を生きる」人々への、あるいは自分自身への、メッセージとして。


1.不確実要因(あるいは情報の無いこと)が不安をもたらす。

人間誰しも不安はあります。人間の社会には知らない情報や出来事が沢山あります。生きていくということは、そういう不確実の中で常に何かを選び取っていく(意思決定していく)行為の連続です。それはすなわち、絶対に100%と保障できる選択肢は本質的にない、ということ。

不安の要因は、いくつかあります。まず、「知らないこと」「持っていない情報」というのがあります。加えて更に大きいのは、「未来」です。未来という「不確実な状況」がいつも自分の少し先にあることです。「一年後」はいつでも誰にでも存在します。

2.経営・計画・予測は不確実要因を減らすが、完全には不安の無害化はできない。

未来を不確実な状況たらしめないように、人間はあれこれと努力もします。分析をして未来予測をします。一種の経営という行為をおこなってリソースの最適運用を行い、未来を計画的に作れる段取りもします。沢山勉強したり情報を集めて、極力、意思決定に不確実さがないように努力もします。

しかし、本質的に、未来とはは「まだ起こっていない状況」であり、多かれ少なかれ予想通りにならない可能性を必ず含みます。高い確率でうまくいくように計画された取り組みは、あくまで「高い確率」なだけです。情報収集もそうです。完全に100%の情報を集める、というのは不可能です。人間ができることは「なるべく100%に近づける努力」をすることだけです。

注:経営(あるいは計画性)や情報収集は、決して無駄なことではありません。むしろ必要なことです。不確実な要因をゼロには出来ないけれど、確度を上げることはできます。ここで言いたいのは、不安というものへの対処においては、計画をどれほど几帳面にしても、本質的に不安はぬぐい切れない、ということです。

3.不安の暴動は、誰にでも起こりうる。

人によって不確実性に対する受け止め方が結構違います。また、自分の置かれている状況、立場、直前の出来事、などによっても、不安を感じる感じ方は、大きく変化したりもします。誰しも不安になることは、やはりあると思います。



では、どうするか?

不安に対抗する充分に強い敵、つまり「不安の天敵」を心の中に飼って置くことで、不意に暴れだす不安に、とっさに抵抗が出来ます。

それは何か?

それは「覚悟」だ考えています。言い換えると、不安の暴動を制するのは、本人の心の有り様、意識の持っていき方だ、と思います。

覚悟という心のありようは、気概、気迫といったものを醸し出します。また、成功失敗五分五分の際に、意思決定しなければならない、そんなときに、えいっと決めて腹を括ることが出来ます。覚悟を決めて、あとは力強くその打ち手を実行することが出来ます。


人間は弱いものです。どんなによい考え方をしていても、計画性があっても、内外の様々な要因によって、一時的に、心の壁の一部が弱くなるときがあります。それは不意に起こります。一晩寝て、立て直せる人は幸運です。往々にしてそういうことは、嵐のような中でおこるので、そのもろい部分に物がぶつかったり、攻撃をかけられたら、普段は防げたレベルのものにもろくも崩れる。そんなことがあります。

そういうエマージェンシーのときに、直ぐにさっと、もろくなった心の壁を補強して、そこから崩れるのを回避するための、お守りとなるようなものを持っている必要があります。

私はそれが「覚悟」というものだと思います。不安は突如暴れだし、もろくなった心は簡単に崩れる。なので、いつでも心に「不安」の天敵である「覚悟」をかっていれば、いつ暴れだしても、心の壁がもろくなる前に、「覚悟」が「不安」の暴動を制圧するでしょう。強い覚悟を持っていればいるほど、強い不安が発生したときに、防御装置となるでしょう。

不安に心がもろくなりそうだ、と感じたときには、丹田(下っ腹)にぐっと力を入れて、覚悟に意識を注ぎ、心を強くする。そのために普段から覚悟をもって生きていたい、そう思います。






追記:一年後の私へ。

私は、一年後に誕生日のこの日記を振り返るでしょう。これまでそうしてたように。

35歳の石井は、覚悟を持って生きていますか?

2007年08月21日

MMJに関するご報告

8月20日。MMJの事務局会議で決定した重大な報告があります。

MMJは解散することを8月18日の事務局会議において決定しました。

下につけるご案内文は、会議で決めたことを元に、
何度も何度も書き直しては、
この3年間のことを思いだして筆が止まっていました。
出会った方々を思い、支援してくださった方々を思いました。

この三年を思うと、「解散」ということについては強い苦悩もありました。
もちろん、さらによい方へ進むための発展的解消ではあるのですが。
そして社会に生きる一人の人間として、
ハンドルをきるという行為は少なからず、
何かを変えて(減らしたり、増やしたりして)ゆくことなのだ、
という事実を強く心に感じました。


だけれどもやり遂げなければならないことがあります。
長期的にみて、社会に対して最も誠実な決断をした、
と胸を張っていえる選択を続けていきたいと思います。



MMJは解散することを決定しましたが
私石井は長く長く仙台で挑戦し続けます。
これからもさらに気概をもってその姿勢を強めていきます。

やり方は変わりますが、
MMJの会としての創設の志を受け継いぎつつ
新しい挑戦に取り組む人々を生み出す土壌としての
社会関係性の育成を行なう固い意志は変わりません。

「長期的な視点で、自分の益を優先せずに社会的に正しい選択をすること」
としてのMMJ解散です。
直ぐに意味するところは分かってもらえないかもしれないと覚悟しておりますが、
長くお付き合いしていただく日々の中で
いずれこの選択の意味をご理解いただけると強く信じています。

ぜひ次の活動にも、皆様から変わらぬご指導をいただけますよう、
心からお願い申し上げます。



                           石井力重





追記:

このブログの掲載よりも前に(21日朝に)、
MMJのメーリングリストに、
以下のにご報告をおくりました。
その一部省略版を掲載します。


―――――――――――――――――――――――――――――
【MMJの解散に関して】
―――――――――――――――――――――――――――――

MMJにご参加いただいた皆様、ゲストでおいでいただいた皆様、
及び、MMJを暖かく見守ってくださった皆様へ

平素は厚くご支援いただき、誠にありがとうございます。
最適な会の提供を検討しあうための事務局会議を通じて、
8月18日付でMMJ事務局は、MMJの解散を決定しました。

これまで主旨賛同いただいて多くの方に参加していただきましたMMJは
その役目をはたし、各人、さらに次のフェーズへと進む時期を迎えています。
その現状を踏まえ、最適な活動を考え、MMJという組織としての活動は
解散することを決定しました。

この三年で多くの方においでいただき、
その出会いから、新しいつながりや取り組みが生まれました。
解散にあたり、MMJとしてのコミュニティー(参加者ML)は
一定期間をもって、運用を終了いたしますが、
各人が作ったつながりは、貴重な資産として
今後もぜひ活かしていただきたいと強く願っています。

なお、2点ほど、お願い事項があります。
詳しいお問い合わせ、ご相談については、石井までご連絡下さい。
(⇒石井力重:rikie_ishii@yahoo.co.jp)

==中略==

最後に、事務局一同より、3年にわたる活動について、
御礼をのべさせてもらいます。

会は事務局の運営だけでなりたっていたわけではなく
多くの方のご参加、ゲストの方の熱いお気持ち、
会場を提供してくださる方々、
その他応援してくださった多くの方のご支援で
ここまで発展することができました。

心より感謝申し上げます。

なお、会としての運営期間は丸3年、
合計30回を数える情報交換会(交流会)を実施しました。

総参加人数は、延べ人数600人、
ユニーク数で、300人達する規模となりました。
その全員と、代表・副代表はお会いしてきました。
この街に新しい風をおこす人たちの刺激に触れて
もっとも触発されてきたのは
私たち事務局・運営メンバーでした。

「解散」という形をとりますが、
コミュニティーに属する人々が、
次のフェーズへ進む、という意味での
発展的解消であると考えています。

あくなき挑戦を、あせらず、あきらめず、あきることなく、
ずっと続けていく日々は変わりません。
これからも、あちこちから新しい活動を生み出す街へ
各人は、一層、力強く展開してまいります。
どうぞこれからも、変わらぬご指導をくださいますよう、
よろしくお願いいたします。

皆様のますますのご発展をお祈りしております。
皆様、ありがとうございました。


                MMJ事務局一同
                  2007年8月21日


#################
本件に関するお問い合わせ、ご相談先
石井力重
rikie_ishii@yahoo.co.jp
#################
posted by 石井力重 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会活動/MMJ

2007年08月20日

ブレスター、優秀賞を受賞。(速報)

8月20日。みやぎものづくり大賞、という宮城県の主催する開発製品のコンテストで、ブレスターが「優秀賞」を受賞しました。詳細は本日の午後、プレス向けの正式発表が行なわれる、とのことでその数時間前に事務局から受賞のご連絡をいただきました。

受賞企業リストなど、詳細の情報が主催者サイトにアップされた時点で、詳しいことをご報告したいと思います。

追記:

事務局の方からお電話をいただいて受賞がきまった、といわれたときには、やはりうれしかったですね!

新しい活動をする人や組織が沢山生まれてくることを願って作ったアイデア出しのツールがこの「ブレスター」です。地元で評価していただいて、地域の方に広く知っていただく機会が出来てとてもうれしく思っています。新製品や新事業が次々うまれてくる街へ。ブレスターの提供やコーディネータや講義など、様々な活動を通じて、その思いを実現にむけて進めていきたいと思います。

2007年08月19日

ぶれない、ということ。

8月19日。ぶれない、ということについて考えていました。

「覚悟」「生き方」「目的」「達成目標」そして「使命」
そんなことが、関係するように思います。

その前に、どうして「ぶれない」べきなのか。考えてみたい。
ぶれない生き方をしたい。
なぜ?⇒ぶれる生き方がいやだから。
なぜ?⇒ぶれる生き方は、時間軸上に一定の時間幅をとれば、必ず「言っていることが違う」「無節操」「不義理」ということを信頼しあいたい人に与えてしまう。さらには、自分が自分自身にがっかりする。もっとも自分ががっかりする。
自分をがっかりさせたくないのは、なぜ?⇒自分に自信を持って生きて生きたいかた。そのためには、いつの時点の自分のことも、自分が信じることが出来き、それによって、自分のプリンシプルを、プリンシプル足らしめ、ぐっと進むときには、思い切って歩を進める、そういう自分で、常に、いたい。

つまり、私の思考と気質のパターンである「熟慮断行」である。熟慮する。そして、機がくれば、まよわず、バシリと踏み込み、打ち込む。そのためには、いつでも、自分の身を踏み出せる状態でいないといけない。そして、ひとたび打ち出せば、そのときの方向が、振り下ろす刃先の位置をきめる。方向性があちこちずれていては、振り下ろす剣も心もとない。いわば、太刀筋に覚悟が無い。そういう太刀筋では、たとえば、それが正しい地点に振り落とされていたとしても、太刀は防がれる。多少地点が違っても、迷い無く打ち込める剣。

熟慮断行でいるには、常に準備のある状態ですごし、機に接すれば、迷い無く、覚悟のある太刀を打ち出す、そのためには、ぶれない生き方を続けたい。

つまり私自身の思考様式が、そうさせる、というわけですね。

生き方は変えない。しかし、やり方は変えてもよい。内外にある要素はおよそ数年で変化します。(30代前半だと3年間くらいがその一つのユニットです。)
なので、変わり行く内外の要因にあわせて、目的地は変わらないでいるために、攻め方や構え方を常に変えていく必要があります。

ぶれない生き方をするためには、自分の「使命」をよりどころにする。「使命」は、目指す北極製の方向を示した「目的」と、数字やリソース的要素の強い「達成目標」と、心のありようである「覚悟」の3つをあわせたものと思います。

ぶれない「生き方」←「使命」←「目的」+「達成目標」+「覚悟」

まず、一番右端にある、「覚悟」これがなければ。今日も明日も、覚悟を持って生きていきたい、そう思います。

2007年08月18日

Five Bridge運営会議。

8月18日。FiveBridgeにかかわる各団体のリーダーが集まり、定期的な清掃と、運営に関する会議をしました。私も参加。

今回は、ポリシーの今一度、描き出しなおそう、というのがメイン。
参与観察者としての視点で、私見踏まえて述べたいと思います。

FiveBridgeはそのモデルの原型をサッポロにあるビズカフェにしています。こうしたモデルは地域に高く望まれる大事な機能、であると同時に、利益モデルがなかなか描けず、日々の努力で継続を、というケースが往々にしてあります。仙台とて、然り。

船を力強く前へ進めるには、今一度、目的地を明らかにする。
そして、そこに向かって航路を検討する。実行する。が次のアクションになります。今日はその「目的地」の明確化。

また、この場がどういう場であるのか、というのを各人が説明する口ごとに、異なる。こういう無いものを作った場合、それを各人がどう表現するかは、まちまちになりますから。

決して船出のタイミングに目的地が無いわけではなく、ありました。しかし、それは、まだ、洋上に出る前の、船を港町で建設していたときのこと。そのころの目的地は「進路を北に目指し可能な限り進む」というトーンのもの。今回は、洋上にいます。その上での目的地の会議です。随分まえと検討の深みを考慮する材料があります。

まず、船が既に洋上にいます。また、この船の大きさ、どれくらいの巡航能力があるかも、みえてきました。まだまだ引き出せるし、引き出さないといけないのも確かですが。
そして、これからこの船が向かえるであろう恩恵の風。もちろんそれは、メンバーの中からある動きをして努力した人がいるから。その恩恵の風を、帆一杯にうけるとしたら、今の船は一段上の巡航能力を持つでしょう。その意味でも。
また、洋上に出てみると、船の操舵を実際にいつも握る人が必要です。洋上できめた目的地がアバウト。そうすると、はじめはいいとしても、操舵者は、抽象的には操舵できません。具体的にしか、舵はきることができないので、困ります。
そういう時期に来たのだと思いました。

さて、ポリシーを再度、明文化。

これは比較的ばらけていた。そしてそれをバシッと真ん中決めて、明文化。

そんな会議となりました。
そのほか、収益モデルについても、やはり、見直し。より積極化するためには、高くするのか低くするのか、あるいは、別の方法を選ぶのか。そんな議論です。重要であり具体的でなければならないこの会議。

とはいえ、無い袖は触れないし、単に収益第一ならば、もっと違うことをしたほうがいいわけで、この場の理念・使命をつらぬくならば、まだまだ、努力と試行錯誤の打ち手の日々は続きそうです。

打ち上げたロケットで言えば、まだまだ、引力圏内を燃料を費やしながら上昇する時期だと、言えそうです。安定軌道に入るまでは、エネルギーカットしては、失速してしまいます。ぜひ年内くらいには、安定軌道に入れるように、メンバー一同、知恵と実行の2つのエンジンで、昇りたいと思います。
posted by 石井力重 at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会活動/Five Bridge

2007年08月17日

TRIZの各発明原理の記載回数が示唆するもの。

8月17日。TRIZのサイト開設に向けて準備を続けています。

その一環で、マトリックスのもつ情報を分析しています。
マトリックスとは:各発明原理が、どういう矛盾問題を解決するの役立つかを、39×39の行列で表現したもの。矛盾する2つの要素を縦と横の軸から選び、その交点をみると、発明原理の番号が書かれている。一つのセルには、たいてい、4つの原理が対応している。例外的に0〜3つの場合もある。)

マトリックスを分析してって最初に気がついたのは、各発明原理の記載されている回数には、相当な偏りがある、ということ。具体的な数値は、最下部のデータをご覧下さい。

もっとも多いものが400回以上も記載されているのに対し、最も少ないものはたったの19回。実に20倍以上の開きがあります。(尚最も多いのは、35:パラメーターの変更。最も少ないのは、20:有用作用の継続。)

これをグラフにしてみました。図1(クリックすると大きくなります。)

triz40hindo.jpg

縦軸:マトリックス内の記載回数
横軸:発明原理の番号(1〜40)

こうしてみると、特定の原理が飛びぬけて多いことが分かります。

これを、出現頻度順に並べてみました。さらに累積地も表示しました。図2

triz40hindo2.jpg

縦軸:マトリックス内の記載回数
横軸:発明原理の番号(1〜40)

こうしてみると、かなり頻繁に登場する発明原理と、かなり出番の少ない発明原理があることが分かります。

ここにはありませんが、円グラフにしてみて気がついたことがあります。
それは、上記のグラフの補助線で示したことでもあるのですが、

・上位10位の発明原理の登場回数は、全体の数の50%に相当する。
ということです。これはつまり、荒く言えば、TRIZで問題解決をするときに、統計学的に言えば、40の発明原理の知識をもっていなくても、上位10の発明原理だけ持っていれば、二回に一回は、解決策を発案できる、と解釈できます。きわめて荒い近似ではありますが。

さらに積算していくと、分かるのは

・上位20位の発明原理の登場回数は、全体の数の75%に相当する。
ということです。簡単に言えば、上位20の発明原理だけ持っていれば、統計学的には、4回中3回は解決策を発案できると、解釈できます。ここまでくると、かなり有効度が高いと感じられます。

発明原理が40もあっても、初心者の方には、多すぎてもてあましている。ということがあると思います。それをはじめは、上位10だけ、次は上位20だけ、と理解していけば、効果的なのではないでしょうか。

■上位1〜10
35:パラメーターの変更
10:先取り作用
1:分割
28:メカニズムの代替/もう一つの知覚
2:分離
18:機械的振動
15:ダイナミックス
19:周期的作用
32:色の変化
13:逆発想

■上位11〜20
26:コピー
3:局所的
27:高価な長寿命より安価な短寿命
29:空気圧と水圧の利用
34:排除と再生
16:部分的な作用または過剰な作用
40:複合材料
24:仲介
17:もう一つの次元
6:汎用性

さて、さらに下まで見ていくと、何が見えるでしょうか。
次は上位30位、を見ると、かろうじて累積数が90%をこえています。(正しくは、29位で)累積が90%をこえます。つまり、

・上位30位の発明原理の登場回数は、全体の数の90%に相当する。
ということです。これはつまり、発明原理を30番目まで知っておけば、統計的には、問題解決を10回中9回は出来ると解釈できます。ほとんど実用的には、たいていの場合、これでいける、といえるでしょう。

■上位21〜30
22:災い転じて福となす
14:曲面
39:不活性雰囲気
4:非対称性
30:柔軟な殻と薄膜
36:相変化
37;熱膨張
11;事前保護
25:セルフサービス
38:強い酸化剤

最後に残った原理は、以下です。

■上位31〜40
31:多孔質材料
8:釣り合い(カウンターウエイト)
21:高速実行
7:入れ子
5:併合
23:フィードバック
12:等ポテンシャル
33:均質性
9:先取り反作用
20:有用作用の継続

以上のような構図になります。


推測、でしかないのですが、荒い、きわめて荒い近似を元に、推測すると、発明原理がもし、さらに10続いて、全部で50あったとした、それまでの傾向からして、上位50は、全体の1/16〜1/20程度になると思われます。カード一枚あたりに直せば、各カード、実際に使うのは100回の問題解決で、1回未満、ということに。

発明原理がなぜ40か、ということの背景には実はこういう構造もあるのかもしれません。


.参考資料:記載回数の元データ
posted by 石井力重 at 21:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会活動/TRIZ

2007年08月16日

宮城TRIZ研究会、智慧カード活用サイトの開設準備。

8月15日。宮城TRIZ研究会の今年最大の活動である智慧カードの開発、限定販売にむけて、カードの活用サイトの開設準備に追われています。

triz_blog.png

当初、仮で作っていたサイト、黒と黄色を中心にしたデザイン、サイトの情報構造を大幅に改造して、上記のようなサイトに仕上げるべく準備作業を急ピッチで進めています。

TRIZを学びたい人、技術的なアイデアを出したい人が、閲覧して活用出来るサイトを目指したいと思います。また、国内のTRIZ関連組織(大学、企業)にとっても、TRIZユーザの底上げ、ひいては、各組織へクライアントが増加することも、宮城からの一つの貢献ではないかと考えています。

いずれにしても、より沢山のチャレンジャーがこの地域やわが国から沢山出てくるように、いい物を提供していく所存です。智慧カードの開発も大変でしたが、一つ一つの原理について、活用のためのドキュメントを作っていくのはなかなか骨が折れます。なにせ、40パターンもあり、それぞれに深いですから。でも、私たちにしか出来ないこと、楽しく高度な知を学ぶツール開発、はなんとしてでもやり遂げたい。そう思います。

たぶんに不手際もあるかもしれませんが、ぜひ暖かく見守っていただけたら幸いです。完成まで、後もう少し。がんばります。
posted by 石井力重 at 23:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会活動/TRIZ

2007年08月15日

図解と文字列は、写真と音楽のようなもの。

いま、ある分野の新しい知識を仕入れようとしています。深くじっくりではなく、まず全体をざっくりと把握したいと考えて、書店に行きました。いつもはアマゾンで買っていますが、買いたい本が決まっていないときにはリアルの書店はいいですね。

そのテーマについて図解された本が意外と在庫が少なくて、文字オンリーの書物がいくつか。手にとっても見たのですが古い体裁と字体で、これは時間をかけないとちと苦しそう。

結局他の用事もあって、本をかわずじまいでしたが、帰る道すがら、ふとこんなことを思いました。

「確かに文字のほうが、深く細かくしって、そのテーマをよく知ることが出来る。しかし、一文字一文字をおって進めていく作業というのは、全体像が出来るのはほぼ全体をなぞっていってからだ。あまりに速度を上げると、大事なことが何なのか、わからなかったり、大事なことの関係性を誤解して捉えることもある。」

その意味では、文字オンリーの本は、音楽の調べに似ている。その時点その時点で音の高低が流れ出して、全体として意味を感じ取る。最後のほうまで聞いて初めて、この調べ全体は物悲しいくも力強い音楽だ、と分かるわけです。

「一方、図解のほうは、本質的要素がなにか、話の骨子は何か、ということが、どこん、どこん、とまず示されている。深くその背景を繊細に感じ取ったり読み込んでいくことは出来ないけれど、話の概要やポイントだけは分かる。人目見た瞬間に、あ、これは、○○の話か。ふんふん、こういう要素があって、そういうことを意味することか。と分かる。補足説明や細かいことは読まなくても、ほんの短時間に全体俯瞰が出来る。」

その意味では、図解の本は、写真に似ている。写っている大きな構成を見れは、ああ、夕暮れの山、手前の湖面に山が写り、力強い中に繊細さがある印象だ。と感じるわけです。もっと子会ところを見ようと思えば、近寄ってみたり、一部を拡げてみたり出来ます。まず全体、それから部分。という認知プロセスです。

時間軸のある地点からある地点への時間幅を持った中で受け止める文字列(旋律)。時間軸としてはほとんど一点(一瞬)で受け止める図解(写真)。両方が補い合うものであるもの確かです。

見せたい見せ方、見たいと思っている人にマッチした見せ方、これを統合にかんがみて、使い分けるべきなんでしょうね。

私のこのサイト、たぶん、旋律、なんだろうと思います。もっと、写真のような「一瞬で全体俯瞰が出来る」ことが必要かもしれません。ふと、そんなことを思いました。

2007年08月14日

『よみがえるおっぱい 義肢装具士・中村俊郎の挑戦』

アマゾンでは新品が手に入らない本をようやくセブンアンドワイで入手しました。

千葉望さんの書かれた『よみがえるおっぱい 義肢装具士・中村俊郎の挑戦』という本です。2000年に海拓社から出ています。

本を開いて表紙の裏を見るとこう一言。

身体の欠損を補うことによって、欠損した心まで補いたい。


この本は、きわめて真摯に会社を経営し、社会に本当に喜ばれるようなものをつくる企業「中村ブレイス」を取材し経営者の意志を十分につむぎだした、とてもよい本です。

本の内容を紹介したいのですが、その前に、なぜ、この本、中村ブレイスのことを書いた本を、そこまでして手に入れたか、をちょっと書きたいと思います。

2005年8月。
当時、東北大学の博士課程でMOT(技術経営)の研究をしていた私は、広くベンチャー企業に関する文献をあたっていました。ハイテクベンチャーをどのように成功させるか、といった視点で要因を抽出するための作業を、朝から晩まで、まさに「研究」していた時期です。
そのときに、一冊の経営学所のあるページに目が留まりました。
そのときの素直な感想を、当時のブログに書いています。
非常に感銘を受けた一文(2005年8月)
なんと、驚いたことに、偶然にも、同じ日の二年前。
当時、文献調査で昼食も適当にしか食べていなかったので、午後三時ごろ、パンか何かを買ってきて研究室で食べながら、さらに文献を読んでいたところ、その本のその文章に出合いました。
私はしばし、食べるのもやめて、全力疾走のようなスピードで文献を読みすすめていたのも中断して、しばしその文章の意味するものに、深く深く感じ入っていたのでした。三回も同じ文章を繰り返し読みました。

2006年2月。
そのときから半年たって、このブログに改めて当時のことを書きました。
非常に感銘を受けた一文(2006年2月)
ハイテクスタートアップ(ハイテクベンチャー)ばかりがベンチャーではない、という価値観の広がりがこの半年間に私の中に育ったのでした。そして、ブログにはもう少し先に書かれていますが、私はこのころ、NEDOフェローへの応募を決意しています。地域企業の事業化支援の仕事に従事しよう、と意を固めます。商社を辞めて大学院に戻った当初は、急成長するハイテクベンチャーの創り方、成功のさせ方、に強い興味を持っていて、地域でがんばる小規模だけれどきらりと光るような中小企業さんに、あまり目を配っていませんでした。大学院にもどった当時の価値観は、シリコンバレーの再現、といったところでした。しかし、この中村ブレイスという企業の事例に出会った時点から私の価値観が変わります。ご本人にいまだお会いしたことがありませんが、この事例との出会いは相当大きかった。

そんな経緯で、2006年の4月からNEDOフェローとして、仙台地域のベンチャー・中小企業の新事業展開をサポートする仕事を、私の仕事だと決意して、朝から晩まで取り組んでいます。

さて、前置きが長くなりましたが、この本「よみがえるおっぱい 義肢装具士・中村俊郎の挑戦」をようやく手に入れました。宮城県図書館に蔵書があるとのことで随分待っていたのですが、行方不明のようで、ようやく、ネットで手に入れたのでした。

この本を手にしてから、忙しい仕事の合間に、この本を読むのが楽しみで、細切れ時間を使って、読んでいました。中に出てくる写真が「メディカルアート」というレベルの本当に良く出来た義手でした。鼻も指も乳房もあります。これが本当につくりものなのか、とおもうくらい良く出来ています。本人の皮膚間をよく調べて、肌の色、質感を再現しています。指にはえる毛も一本一本植えていくそうです。先天的にあるいは後天的に身体の一部を失うことがどういうことなのか、そしてそれを補うとはどういうことを提供するものなのか、深く深く、感じ入りながら読みました。思わず、ため息が出ます。周りの人に「ほら、これみてよ」と私が普段しないような行動も。それほど、この本には、中村ブレイスの仕事と、社長である中村俊郎氏の「意志・思想」というべきものが詰まっています。

以下に、目次部分を紹介します。

はじめに
第1章 あたらしいおっぱいをありがとう
 山の工房に先端技術があった
 ビビファイでもう一度女性に戻れる
 メディカルアートが行き直す力を与える
 使う人の視点が生む快適義足
 クオリティ・オブ・ライフをめざす義肢装具
 この痛みは他人には分からないと思っていた
 世界のスポーツマンが愛用するサポーター
第2章 モンゴルの少年との出会い
 両足を失ったツォグトオチルに義足を
 即断即決で義足を提供
 物心両面から支えるスタッフ
 中村ブレイスのおかあさん・仁美夫人
 ツォゴーとスタッフの努力の結晶
 児童文学作品になったツォゴー
 新しい希望を日本に託して
 遊牧民から義肢装具士をめざして
 夢を抱いて再び大森へ
 大統領夫人のアルヒ
第3章 石見銀山から世界へ
 ハイテクの伝統、大森にあり
 かつて人口二〇万人、今五〇〇人の町
 子を信じる父が教えてくれたこと
 苦学の青春時代に育まれた自信
 片道分の渡航費をもってアメリカへ
 第二の故郷アメリカから大森へ
 貧乏留学生を支えた二人の日本人
 交通事故で一度は霊安室に
 あこがれのナタリー・ウッドと対面
 過疎化する故郷で創業した理由
 第一号社員は当社拒否症?
 大森の紅梅が結んだ妻との縁
 「世界に通用する製品づくり宣言」を実現
 ふるさと再生への道
 石見銀山の隆盛をもう一度
 なかむらスカラシップのこころみ
 古い建物が再生する大森へ
 介護より看護の充実が目標
 マイペースは背番号3譲り?
義肢装具にほれて 中村俊郎
あとがき


私は、この中村ブレイスのことを2005年まで知らなかったのですが、TVや紙面でも良く取り上げられている有名な企業さんなんですね。最近でも、元気なモノ作り中小企業300社に選ばれています。

この会社は、使う側にして見れば「この会社があってくれて、本当によかった!」という会社でしょう。ある日、事故や病気で腕や顔の一部が欠損したら、相当な心身の負担です。仮に、生命に支障が無いほど回復しても、「社会性を生きる人間」という動物としては・・・。

私は思うのですが、

「この会社があって、本当によかった」
そういってくれる人が、世界中にいる。

そんな事業を創り出すことは、起業家の重要な役割の一つではないか、と強く思います。

私の周りでも、もっと規模は小さいですが、そういうことに取り組む起業家たちがいます。その事業の収益性という意味では、一人一品の繊細な対応というのは、往々にしてコスト高であり、収益性の意味では、相当な知恵と情熱が必要とされます。そうした事業は、収益第一主義の言葉には、太刀打ちしにくいものです。投資家、ビジネスコンサルタントがきて「それは効率が悪い、急速な成長性を望めない」と切り捨てていけば、悩むことも多いでしょう。しかし、忘れてはならないのは、長期的に堅実な事業であること、です。「この会社があって本当によかった」という事業は、好況でもずば抜けて伸びることが無い代わりに、不況でも、売上が激減する、ということもありません。無くちゃ困るものは、不況でも、無くちゃ困るもの、ですから。

市場感応度の低い事業と、不況に強い事業というのは、表裏一体です。小規模事業者が世界中に通用するモノづくりに挑む、売っていく、ということになれば、激しく市場の動向の波を受ける事業では、短期に成功しても長期的には難しい。これからの社会で、小規模企業がITも駆使して、世界中に出て行くならば、そうした「市場感応度は低く、不況に強い事業」を意図して構築するべきかもしれません。瞬間的に吹いた風にあおられて巨額の在庫をもってしまう、なんていうのは、小規模事業者には、致命傷ですから。堅実にチャレンジすることが、長生きの秘訣、だと思います。そして企業というのは、その価値を求めてくれる人々のためにも、簡単につぶしてはいけない、長く生き残るための知性を身につけなくてはいけない、と思います。

私は中村ブレイスのような、(ある種の業界では)世界中から尊敬される企業、をこの仙台から次々と輩出されるような地域にしたい、20年かけてそういう面白い土地にしたいと、本気で思っています。覚悟、気概、人への愛情、情熱、創造性。それが全面に出てばかりではうまくないかもしれませんが、そういうものを内に秘め、これまでも、これからも、進んでいきたい。

いずれわかるさ、じゃなく、一年くらいで伝えたい。

伝えたいものがあるのだ、まだまだ沢山伝えたいことがある。
いずれわかるさ、じゃなく、一年くらいで伝えたい。
伝わる品質を上げるため、ソフトもハードも。
バージョンアップしたい。

2007年08月13日

戦略的コントロールポイント。

事業には、掌握すべき地点があります。それはいわば、戦国時代における峠の占拠、のようなものです。ある地点に行くにはどしてもそこを通らないといけない、そういう地形には特殊な価値が出ます。そこの掌握者は戦略上、大幅に有利に。その特殊な地点も、戦局が変われば、戦い方が変われば、価値が変わります。空中戦を戦う時代には、地上の峠の掌握に絶対的な力はありません。大きな自然災害や山に火を放つなどの大規模な戦略が投入されれば、そのときには、狭い地点は逆にリスクポイントにもなるかもしれません。大事なことは、その時機を見抜き、現在と近い未来の「峠」を探して掌握すること、と考えられます。その意味でも「戦略コントロールポイント」は重要ですね。


『プロフィットゾーン経営戦略』P66-67より引用。

戦略的コントロールポイントにはさまざまなタイプがある。例えば、

・ブランド
・特許
・著作権
・製品開発での二年間の先行
・20%のコスト優位性
・流通のコントロール
・供給のコントロール
・顧客情報の保有
・ユニークな組織文化
・価値連鎖のコントロール

などだ。それぞれのコントロールポイントは、企業をプロフィットゾーン内にとどめ、競争企業に収益性を奪われないためのものである。業界が異なれば有効な戦略的コントロールポイントも異なってくる。ブランドはあらゆる市場には適用できないし、価値連鎖のコントロールポイントも実現不可能だったり無意味な場合がある。したがって戦略的コントロールを実施するうえでの最初の作業は、コントロールポイントの適切な序列を明確にすることだ。

図表3.3は序列の一例である。(下の図)

strategic_control_point.png
この例はあなたの業界には役に立たない(あるいは大きな修正が必要)かもしれない。だがそのことは、あらゆる戦略的コントロールポイントが等しい利益保護の力を持つわけではないことの証明である。優れたビジネスデザインは、少なくとも一つの戦略的コントロールポイントを持っている。最高のビジネスデザインともなれば、それは複数になる。
(引用ここまで)


一般に成功者の成功要因を語る言葉には、端的な表現が用いられます。「ブランド力のアップが最も重要」「コスト削減以外に道は無い」「顧客関係性の改善が最大の利益を生む」といった一要素的な言葉。それは、その企業が十分に他のポイントを考慮し、業界を分析し、顧客を分析し、自社を知った上で、発言しています。その言葉の『○○こそ重要』だけを聞き及んでそれにならえ、と動けばやはりなかなか思う通りには行かない。となるわけです。

大切なことは指の数だけある。その中から自分にって優先すべきは何なのかを分析の上、選ぶこと。

なお、経営指導を行なう場合に、十分に状況を聞かずに、いきなりアドバイスが出来るケースはほとんどないと考えています。アドバイスを受けるときに、いきなりごくわずかの選択肢を提示されたときには「他の選択肢としては何がありますか」と常に聞くことが大事だと思います。そのときに「他に、**と**という選択肢もあります。この局面では、**にはこうしたメリットがありでこうしたデメリットがあります。今回のケースでは統合的に判断して適用しにくい選択肢と考えています。」という言葉が得られれば信用できるアドバイザーだとおもいます。とはいえ、私もそうした手順を、必ずしも、お話は出来ていません。常に心がけたいと思います。
posted by 石井力重 at 06:08| Comment(0) | TrackBack(0) | メソッド&ハウツー

2007年08月12日

プロフィット・ゾーン。戦略チェックリスト。

世の中は休暇に入りました。私は好きなことを仕事にしているので、休日も平日もあまり変わりなく、PCに向かい、書籍を読み、文章を書く、という日々です。違いは、休みの日は、企業訪問がなく、その分、MOT(技術経営戦略論)の研究者としての思考が強くなる、傾向があります。博士課程の(休学中といえど)社会人学生でもありますから。

さて、『ザ プロフィット』の著書Slywotzky氏の書籍を、このところ、読み薦めています。今手にしているのは『プロフィット・ゾーン経営戦略(原著:THE PROFIT ZONE)』です。

この本の最終章に興味深いリストがあります。(同書、P318より引用、加筆修正)

自社をプロフィット・ゾーンへ移動する

「ビジネス・デザインを修正し、移り行くプロフィット・ゾーン内にとどまるために必要な技術―誤りを犯すというリスクの引き下げに役立つ技術ばかりでなく、顧客の優先事項を明確化し、業界内のプロフィット・ゾーンを発見し、正しいビジネス・モデルをデザインし、さらに収益性を戦略的にコントロールする技術」

1.自社の顧客は誰か
2.顧客の優先事項はどのように変化しているか
3.自社の顧客となるべきなのは誰か
4.自社は顧客への価値をどうすれば増加できるか
5.自社はどうすれば顧客のファースト・チョイスとなれるか
6.自社の利益モデルはどのようなものか
7.自社の現在のビジネス・デザインはどのようなものか
8.自社の現実の競争相手は誰か
9.最も手強い競争相手のビジネス・デザインはどのようなものか
10.自社の次なるビジネス・デザインはどうあるべきか
11.自社の戦略的コントロール・ポイントは何か
12.自社の価値はどれくらいか

「自社の経験に照らして、各質問に答えて欲しい。提示された技術を用いるだけでなく、それらを独自の考え方で応用して欲しい。自信を持って前進することが重要だ。そうすれば、プロフィット・ゾーンへとたどり着けるだろう。」 (引用ここまで)

11番目の「戦略的コントロールポイント」は他の用語に比べて補足が必要な(そして重要な)用語だと思います。次のページでご紹介します。
posted by 石井力重 at 06:07| Comment(0) | TrackBack(0) | メソッド&ハウツー

2007年08月11日

新しい発想を求めるなら、インプットを受け止めるツールを持って、街に出よう。

アイデアを発想するときに、
「分析的に項目だてて出したいケース」と、
「これまでに無いような視点で斬新な閃きを出したいケース」があります。

従来的な発想は十分考えつくしている場合、自然と、後者のやり方を試すことがあります。

高名な学者の先生の伝記に「大学の近くの小路を歩いていて、ふと思い浮かんだ」「川のほとりで眺めていたとき、鳥が魚を捕獲する様子に」など、結構あります。

アイデアを出す能力は「インプットの量」×「アウトプットの手法・能力」が関係します。その意味では、外に出て外部の様々なものの中にいて、それらの要素との新しい組み合わせを無意識に行なう作業は、インプット量の増加という点で有効です。

企画づくりや論述に行き詰まったら、なんとなく散歩しに行く、歩き回ってみる、という経験が多くの方にあると思います。実は、発想の意味では、理にかなった行動。


さて、「机の前で発想」と「動きながら発想」という2つ。
後者の有効性は、インプット量の増加をもたらすメリットの反面、直ぐに立ち止まってメモを書くことがしにくい、というデメリットがあります。道を歩いていて突然メモを取り出し書き付けるのもなれないと恥ずかしい。あるいは、アウトドアの場合は、メモとペンがすぐに取れないことも。

「あとで」と思ってやり過ごしたアイデアは往々にして、思い出せなくなります。鮮度が下がりやすい、というべきでしょうか。

私は、「外を歩きながら」あるいは「移動中の電車に乗りながら」あるいは「食堂でご飯が出てくるまでの間」に、ふとアイデアが出てきてもいいように、2つのツールを常に持っています。

一つ目は数年前から使っている「91mm×55mm」サイズのメモカードです。これは名刺サイズで、普段から手にする規格なので扱いやすく、3行程度のメモがちょうどかけるくらいの大きさです。100枚で200円弱のものですが、既存の名刺関連ツールが使えるので重宝しています。(オフィス24などに行くと、意外と沢山あります。ペンとか手帳のリフィルなどの近くにあることが多いようです。)

残したいアイデアは「名刺ファイル」にいれてざっと見れるようにしておきます。名刺のOCRデバイスがありますが、あれに読み込ませれば、大量のアイデアカードもわけなくデジタル化して活用することが出来ます。(名刺ブレーン:現在は、生産中止のようです)名刺サイズのメモカードを50枚くらい、輪ゴムで束ねてポケットに無造作にポケットにいつも入れておきます。壊れてもいいようなペンも一緒に。

2つ目は、携帯電話です。携帯電話は、現代の生活では財布と同じくらい常に身に着けているツールです。このツールにメモしています。しかし、メモしたものが、分からなくなったり、自分に受けて送ったメモがメーラーの中でまぎれていたりして、整理しないと直ぐに散逸するので、次第に使わなくなっていました。

しかし、最近、コクヨさんがリリースしたサービス「ポケディア」というツールを使い始めてからは、格段に、携帯でアイデアのメモをすることが増えました。アイデアのメモを携帯からメールすると自分専用のところにストックされます。その返す刀で、質問(着想のヒントになるような質問)が戻ってきます。ちょっとそれを見て、頭の片隅に入れて、いろいろ別なことをすると、またアイデアが出てきます。外で動き回りながら、いつも身に着けているデバイス(携帯電話)で、豊富な「インプット量」の環境下で発想すると楽しく、発想の幅も広がります。

最近、集中的に、ポケディアを使ってアイデアを出してみたのですが、自然と一日5つ程度を出していけます。机の前でアイデアをひねり出すための1時間を過ごすのは、時には苦しいものですが、ポケディアで外出時のちょっとした時間で発案するなら、ストレスゼロ。一週間後に、PCからポケディアにアクセスしたら、30以上のアイデアがありました。中には、思いついて直ぐに忘れていたものもあって、それらのアイデアリストを意外な気持ちで補足、分類していました。アイデアのチェックリスト、という手法は古くからあったのですが、その高度な活用法を提供しているという意味では、ポケディアは大変優れていると思います。

新しい発想を求めるなら、インプットを受け止めるツールを持って、街に出よう。

佐藤郁哉先生のフィールドワークの本のような台詞になりましたが、まさにそういうことだと思います。

備考:

あなたのアイデア、ケータイに投げて(ITmedia)

2007年08月10日

秋の講義依頼、近畿の某大学さんや東北の産業団体さんから。

8月10日。今日はある地方の産業団体さんむけの講義の依頼をいただきました。

7月下旬からこのお盆前頃まで、講義依頼をいくつかのところからいただきました。今年の4月の上旬にそういう時期があったわけですが、学会系の年間レンジのものを除くと、大体、それらの依頼の内容は6月ごろには終わったいたので、比較的余裕ができていました。こうした講義依頼というのは3〜4ヶ月周期で出てくるものなんでしょうかね。(だとすると11月〜12月が次の同時期に?)

最近いただいた講義依頼としては、
・某地方の産業団体さん向け(事業開発系)
・県内の産業団体さん向け(事業開発系)
・某大学での学生・院生向け(知的財産の創造系)
・市民講座での市民講師として(アイデア出しのワークショップ)
がありました。
ありがたいお話ですので、いずれも、依頼者の期待をこえる品質を目指して、鋭意取り組みたいと思います。

2007年08月09日

良いプレスリリースのパターンから抽出されるもの。

8月9日。昨日までの研修に触発されて、あれこれと検討をしていました。

その流れで、プレスリリースの「ものさし」が作れないか、と考えていました。というのも、本日は新聞記者さんと起業家さんをお引き合わせする仕事をしていましたのですが、記者さんの意図することを起業家さんは、もっと的確に把握し、効果的に説明することができるのではないか、と感じつつ立ち会っていたからです。

いわば、異なる専門の人同士が効果的にコミュニケーションできるツールを開発できないか、と。ツールといっても、メカニカルなものやPCソフトではなく、アナログの紙。紙の上に描かれた”ある種のものさし”です。イメージマップ、といっても言ってもいいかもしれません。

そんなわけで、まずはじめに行なったのは、優れたプレスリリースのつくり方についての優れた解説本を手に、プレスリリースの基本要素や多様な事例を一気によみこみました。本質を抜き出して類型化。

(主な参考文献『プレスリリースのつくり方・使い方』)

◆プレスリリースの原則 
大分類(5)
『社会動向』 『事実』 『新しい事柄』 『短く』 『見やすく』

小分類(13)
 『社会動向』…「背景」「なぜ」「社会はどう変わる」
 『事実』…「素材」「事実」
 『新しい事柄』…「新しい事柄」
 『短く』…「簡潔に短く」「削除」「ベストワン」
 『見やすく』「見やすく」「他人に見せ」「タイトル」「小見出し」

◆ニュースを見つけるポイント
大分類(4)
『社会』 『業界』 『読者』 『自社』

小分類(7)
 『社会』…「調査結果」
 『業界』…「窓口機関の設置」「記念日」
 『読者』…「募集」「読者プレゼント」
 『自社』…「人にフォーカス」「切り口(見せ方、書き方、伝え方)」


これらを取材する側の感性イメージとしてMAP上に整理してみました。以下。

pressrelease_tool.png


これらの評価軸がみえてきました。優れたプレスリリースの事例を100近いパターンを集めて整理してみています。それらを上記にそって類型化したら何が見えるか、もうすこし手間をかけて分析してみたいと思います。続きを読む
posted by 石井力重 at 23:38| Comment(0) | TrackBack(0) | メソッド&ハウツー

2007年08月08日

ものさしを創れば、専門が違えどかなり分かりあえる。

8月8日。商品開発の研修の最終日です。今日も沢山、貴重な話を伺いました。

食品の商品開発をしよう、ということで、行ったイメージコラージュ。3人チームになって、ターゲットユーザの現在と5年後をコラージュで表現しました。

before_after.jpg

それをもとに、「だから、○○という商品を開発します」というプレゼンをします。ターゲットユーザの今と未来のイメージを可視化して、表現したものは、実際にトップ企業の商品開発で活用される感性重視の開発手法。


さて、今回の研修で一番大きな収穫は、実は、私にとってはデザイン系のことではなく、高度に暗黙知を可視化する知の構造、について深く観察できたことでした。

今回まなんだ、感性を定量的に扱う手法は、デザイナーと営業サイドが、あるいはデザイナーとプランナーが、「こんなものをつくりたい」の「こんな」をお互いに可視化して高度に理解しあうことを促進するツールです。

イメージ同士を語り合う場合に、言葉上でイメージをすり合わせても、具体物になるとその質感や色味などはちがったります。出来るだけ、具体的に話せ、ということをどこでもいうわけですが、まさにその必要性があります。

続きを読む
posted by 石井力重 at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | メソッド&ハウツー

2007年08月07日

もしも、感覚的なものを可視化できたなら。

8月7日。引き続き、感性マーケティングの研修に参加しています。

今日は、9つの各指標に対して、A4一枚の大きさに、イメージをクリップしていくワークをしました。雑誌から、その指標に近いものを、雑誌からひろって、貼り付けていきます。一枚の上にのるイメージがストーリーになるように。

午後の3時間をかけて完成させるのですが、これが結構なかなかハードです。雑誌を10冊以上、見ていきます。たぶん、1000ページ以上見ることになるんでしょう。その中から的確に、指標に近いカットを選び切り抜きます。複数のカットで構成されたシートがトータルとしてトーンが合っていることも重要なので、結構検討すべきことの多い作業です。

ちなみに私が3時間でつくったものはこうなりました。

愛・素・優
楽・趣・品
華・格・理 の構成で並んでいます。

imagecoordinate.jpg

次に、これを全員が前に張り出します。指標ごとにわけて。その上で、どれが一番その指標を表現しているか、ということを考えて並べ替えます。それによって、各指標の上位3つの共通項が、大体、その指標の良く表現したもの、と解釈できるようです。

imagecoordinateALL.jpg

私の作ったものは、時間をかけて作った指標のものは、比較的下の方になり、逆に、えいっとつくったものが、上位になったり。どうも注意興味がいく対象は、私の場合、いじりすぎ、になるのかもしれません。あっさりめ、半身構え、くらいがちょうどいいようです、私に限っては。デザインごとは、自然体。そう考えます。

午前中は、座学だったのですが、商品開発の10プロセスについてのお話はとても興味深かったですね。デザイン、というもを中心に、商品開発を語るとこうなるのか、と、新鮮にみていまたい。MOTのそれと矛盾するわけではないですが、フォーカスが大きく違います。商品の特性によっては、MOTでは語れない開発マネージメントがある。感性価値、デザインなどの視点が重要なものもありますね。

また、昨日のアンケート結果から、私の感性は次の要素が大きいことが分析されて戻ってきました。
1位…格
2位…楽
3位…理(かなり、小さい)

格、拡張とか厳格なイメージの部分が最も強いようですが、
一方で
楽、楽しい、楽観といったイメージも次いで持っているようです。
人間というのは、複雑で矛盾した感性をもっているんですね。


一連の研修を通じて感じているのは、「感覚的なものをもっと可視化できることができる。」「感覚的なものを評価軸でプロットしなおすことで、システム化、ビジネス創造、の可能性が沢山ある」ということ。21世紀の社会では、この辺のスキルはきっと重要性を加速度的に増していくと、私は思います。明日の最終日も沢山学びたいと思います。
posted by 石井力重 at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) | メソッド&ハウツー

2007年08月06日

感性重視型の商品開発の研修。

8月6日。宮城県産業技術総合センターの提供する商品開発・デザイン研修に参加しています。

3部構成のうちの第一弾にあたる「感性マーケティングからの商品開発研修」に今日から三日間参加しています。講師は、宮内博美先生(静岡文化芸術大学 デザイン学部教授/メディア造形学科長)。世界で一番受けたい授業にも出演された方です。

今日は座学と、カラーチップと雑誌をつかったワークを行いました。興味深い話ばかりで、メモを随分と取りました。

color_chip.jpg

特に興味深いのは「感性的な尺度を作る」というくだり。デザインのような感性的なものを商品などへ具現化していくには、色・形・素材・柄などの多様な選択肢の中から、試作しては、ここが違う、というすり合わせの連続でものが出来ていくのですが、この感性的な尺度が作れれば、暗黙知的な部分の多くを、形式知として感性イメージを共有することができます。

感性イメージを、9つのカテゴリーにわけ、互いの関係性を考慮すると次のようになるとのこと。

愛(AI__) 素(SO__) 優(YU__)
楽(RAKU) 趣(SHU_) 品(HIN_)
華(KA__) 格(KAKU) 理(RI__)

特に、素・楽・品・格は、大きなカテゴリーになるそうです。

この表に対して100以上のカラーチップから、9つのイメージに近いものを貼り付ける、というワークをしました。私なりに、イメージしたものを張りました。(あくまでも私なりのイメージです)
愛…母親が子供に向けるトーン、その色調。
素…日本の古い道具をイメージ
優…淡い、やさしげな色使い
楽…楽しくなるような北欧のおもちゃをイメージ
趣…味わいある茶室にいて目にするような配色
品…品格あるおばあさんの持つアイテムのイメージカラー
華…花のビビッドな色使い
格…格調高いホテルにあるような落ち着いていてしかしリッチな配色
理…理科に出てくるもの(植物の緑、海の青、雲の白)

カラーチップからそれにあったものをはり、全参加者のものを、カテゴリー別に集めて比較しました。驚いたことにかなり近い事がわかりました。一方である種の色では、自分の感性が感じている色が他の人とは違いがあるものもありました。いずれも興味深いものでした。

そのほかに興味深かったことに色に関係する3要素。
・自然環境、風と土
・気質、人間性
・遺産伝統
これらはさらに4項目くらいから構成されています。
地域活性化を考えるときに。

配色には無限大の組み合わせがある。人の評価軸は3つだ。
好き―嫌い
薦める―薦めない
良い―悪い

製品の発展段階と色の関係
発生期:コーティング、白黒、無垢の色
成長期:カラー、派手な赤、青などが登場
安定期:カラフル化、中間色(ベージュ、ブラウン)
成熟期:イメージ・コーディネート、多様化・個性化
爛熟期:テイスト、ライフスタイル
衰退期:パーソナル
後半3期間は「複合訴求が必要」「顧客心理の研究が必要」とも。
また最後の衰退期は、経済上の宣言を排除し、物ができる。

先生が繰り返しおっしゃっていたことに「色と言葉。これからコラージュ表現をつくる。ボードにする。いかに自分が考えたことを正確に伝え、具体的になるようにするか。だ」「どうすれば、アイデアというものが具体的成果になるか。だ」というのがありました。
posted by 石井力重 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | メソッド&ハウツー

2007年08月05日

凛とした気迫を生むもの。

今日はちょっと、動物的なトーンのお話です。

上腕筋にえいっと力を入れて、金属の構造体をねじ切らんばかりに掴んで、それを丸ごと投げ飛ばす、、、。そんな感覚ってありませんか。

私は昔、水球と柔道の部活をやっていました。水球は本当に打ち込んでやっていて随分筋力や反射神経がついたものでした。柔道のおかげでバイクで転倒しても無意識に受身を取っているようです。相手の胴着の襟を手のひらで巻き返すように掴みこんで、相手のことをぐいぐいと動かしていく感覚や、寝技で相手を組み伏せる技術や集中力。

そんなものを若いころに積んでいたときには、上腕筋に力があって、むずかしい物事をえいっと、力任せになぎ倒せるような、荒々しい精神をもっていた気がします。

いつからか、そういう部分は「大人になる」ことで減っていって、力任せの方法はとらなくなりました。そうでなくてはこまるわけですが。

しかし、やはり、苦しい局面、困難な局面を打破していくには、荒々しいまでの意思の力が必要だ、と時折思います。それは「凛とした気迫」として内外に漂うものになります。鋼のパイプだって両手でぐいいとひん曲げんとするくらいの気迫。たとえ、誰かが止めようが、引っ張ろうが、それを振り払って、ゴールを決めるような力強い駆け抜けるという覚悟。

そういう気質は、紳士的に生きることと同居するべきなのだと私は思います。凛とした気迫というものは、「紳士さ」と「荒々しい精神」の高度な融合なのではないかと、個人的に思います。

震えるような使命感。全ての壁を突き破ってでも達成したい夢。わけもわからず自分をそこへ運んでいくよう強い情念。そういう部分に時折着目してみると、丸さに安住しないでいられます。

2007年08月04日

20年先の仙台を創る20人。

8月3日。20年先の仙台を作る20人、という場に参加してきました。

シブヤ大学の工藤さんが講演をされました。いいですね〜、シブヤ大学。工藤さんのチャーミングな人柄もステキでした。若者以上に眼の輝きを持った55歳。ステキな生き様だとおもいます。

その後は、参加者同士の親睦会。久々に、地域の活躍する友人たちにあえました。お互い、いつも忙しくて、立ち話はおおくても、ゆっくりのむことはないメンバー。心行くまで、考えていることを話し合いました。主催してくれたマスピーさんに感謝!

2007年08月03日

広瀬川で水遊び。

8月3日。年休をとり家族と近くの広瀬川にいってきました。

仙台市内には市内をうねるように広瀬川が流れています。なので、橋がいくつもあります。それらの中で一番上流にいちするのが牛越橋です。秋には芋煮会(※)がおこなわれるような広いかわらです。(※:仙台と山形に特有の秋の行事です。大なべとまきでかわらでトン汁をみんなで作って食べるほのぼのとした東北の古きよき伝統行事)

水は都市部の川としてはきれいな水質で、最近はかわらのゴミなども減って浅瀬で遊ぶ人、泳ぐ人などがよくいます。私も今年も足だけ入るつもりが娘の投げた浮き輪をとりに、いって泳ぐ羽目に。川底も整備されているのでちょっと泳ぐ分には十分な環境です。

上の娘は網を持って「網で魚をとる!」とやる気満々。しかし子供の目には小魚の泳ぎは速すぎるようで見えなかったようです。深いところにいってみると、周りに小魚が沢山あつまってきていました。のどかですね。

下の娘はまだ1才にならないので、かわらでお昼寝。浮き輪をベッドにして、パラソルでつくった日陰で寝ています。

hirose_river.jpg

自宅から車でわずか10分程度のところにこうした川がある仙台の住環境はステキだなぁと思います。コスト0円でも楽しく暮らせるのが田舎暮らしのいいところ。適度に都会、適度に自然。仙台ライフの魅力は四季折々に楽しめるものが変わること、ですね。

2007年08月02日

小規模な企業が、簡便に輸出する方法。

海外への出荷を検討していて、輸出の実務的なことを調べていました。ここまでのところ、分かってきたことを、ざっと整理してみたいと思います。

具体的には『英語のネットショップで商品を販売し、クレジットカードで支払い。出荷は、近くの郵便局から、国際郵便で、世界中のお客さんに届ける。』という方法です。

このやり方の前提ですが以下のようになります。
・輸出するものが明らかに安全であること
・輸出するものが軽いものであること
・小口の荷物、単発の受注であること。

補足:
「安全」…危険物・軍事目的への転用が可能なものが入っていると、ややこしいことがあります。「軽い」…ここで整理するのは国際郵便で送る方法です。かさかさと軽いようなものを送る場合に適しています。非常に重量のあるものは国際郵便よりも、(手間はかかりますが)別の適した方法があります。「小口、単発」…非常に大口になった場合、国際郵便よりも有利な方法がありえます。また、届け先が継続的であるは、現地に提携者をもって、そこへロットで一挙に送るなど、もっと効率的な集約方法がありえます。

さて、内容ですが、次のようになります。続きを読む
posted by 石井力重 at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | メソッド&ハウツー

ジェトロ仙台。ものづくり大賞審査会。

8月1日。今日は、開発品の事業化をめぐりあちこちに行っていました。

午前中は、JETRO(独立行政法人日本貿易振興機構)を訪問して、輸出に関するアドバイスをしてもらいました。海外へ簡便な販売方法をする方法として、「地元の郵便局から国際郵便で出荷する。」をベースに、どういうフローになるのか、何に気をつけるべきなのか、国内との違いはなにか、などを教えてもらいました。大変、親切かつ的確にアドバイスをしてもらえます。(海外向けのビジネスを考え始めたら、是非一度、JETROに相談に行ってみてはいかがでしょうか。)アドバイスしてもらったポイントは後日掲載したいと思います。

午後は、宮城県のすぐれたものづくりを審査・表彰する「みやぎものづくり大賞」の審査会に、参加していました。会場内に展示された候補商品を時間の空きを見てみて回ったのですが、ハイテクベンチャーから、伝統工芸+α、のようなおもしろい商品まで、いろんなものが出品されていました。私のところのテーブルでは、開発したブレスターのポイントを審査員の方に手短にご説明しました。他の参加者の方も面白がってみてくださいました。広く年代業種をこえて、こうしたツールが求められているのだと、感じました。


追記:
ブレスターの第二版が、本日、完売となりました。パッケージを刷新した第三版が、8月17日から、出荷開始となります。WEBショップで明日以降にオーダーいただいた方については、その第三版をお届けいたします。なお、どうしてもお急ぎのお客様については、ご注文のフォームの中でその旨、お書き下さい。出来る限りの対応をしたいとおもいます。

2007年08月01日

ブレスターの開発事例、学会発表準備。

7月31日。今日はFiveBridgeで、ブレスター開発チームのMTGをしていました。

産学官のそれぞれのメンバーが、ブレスター(ブレインストーミング・カードゲーム)の開発プロジェクトの内容を、それぞれの立ち位置で、各種の学会で発表する予定です。私は、創造性、ということで、創造学会でお話をさせていただく予定ですが、その他のメンバーは、おのおの、専門とする学会で発表するようです。そのプレゼン練習を聞いていたのですが、なかなかの仕上がり。

国際的な展開も視野に入れつつも、一方で、アカデミックな意味でのツール開発について学問的視点できちんと評価していきます。それを発表し、専門家の視点からフィードバックを受ける、というサイクルを通じて、ブレスター、そして、アイデアボード開発プロジェクトは、広く使っていただけるツールへと、着実に大きくなっていくのだと思います。

増産をしたブレスターの第二版も、残すところ、あと5つ程度に。8月の中頃には、第三版の製造分が届く予定です。予想よりも、7月下旬の販売スピードが速かったため、数日〜半月程度、売り切れ状態になってしまいそうです。企業、大学など、各界のお客様には、ご迷惑をおかけしますが、いいモノを創るために鋭意努力してまいりますので、何卒ご高配賜りますよう、お願い申し上げます。第三版も、こだわって、あえて手作りの工程を取り入れています。仙台の職人さんが手作業で加工するカードのもつ暖かさを感じてもらえたら幸いです。
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