2008年06月30日

「はてなタクシー」に学ぶ――新事業アイデアを見つける方法



1.既存事業の基本的条件をリストアップする。
2.どれか1つをなくす。その状態を端的に表現する(例:道を知らないタクシー運転手モデル)
3.その事業が意味をなすとしたら、どんなものだろうか。アイデアを出す。



このメソッドの出典『スウェーデン式アイデア・ブック』は非常に良い本です。ぜひ一度手に取ってみてください。
posted by 石井力重 at 18:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 事業活動/アイデアの技法

2008年06月29日

アイデア出し「新聞社の新事業アイデア」

「アイデア創発の素振り」という「発想法の専門家が新事業アイデアを素振り(=やってみる)」という企画で、新聞社の新事業アイデアを書きました。

新聞素人の石井よりも新聞社の方がやればもっと出せるはずです。ぜひお試しください。そして、自由奔放なアイデアをコメントをください。


アイデアA:「チラシだけ配達サービス」

アイデアB:「つながり新聞」

アイデアC:「朝ごはん&新聞」事業

アイデアD:「広告なし(骨太&小型)新聞」

発想の方法、思考過程はこちらをご覧ください。
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0806/30/news045_2.html

2008年06月28日

明け方まで、講演スライドづくり。

来月、日本VE協会で講演をさせていただきます。その印刷資料の締め切りがもうすぐなのですが、様々な仕事に追われて締切間近に。

金曜日の夕方、打ち合わせを終えて自宅に戻ると、夕飯もそこそこに、机に向かい講演スライドの総仕上げをしていきます。今回は180名を超える申し込みがあるとのこと。多くの方に、何か少しでも、得てもらいたいですから、情熱をもって取り組んでいます。

なお、内容は、TRIZのコンパクトな使い方と智慧カードでの発想方法、についてです。一般の方も聴講できるようですので、ご興味あれば、ぜひご参加ください。私以外に何人かの演者がいらっしゃいますので、きっと役に立つ話が聞けると思います。
posted by 石井力重 at 04:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会活動/TRIZ

2008年06月27日

東北大学にてミーティング

6月27日。仙台に戻り、夕方は東北大学の工学部エリアで打ち合わせをしていました。元・同僚が大学にいるのですが、その方のプロジェクト立ち上げに関して、相談ごとがある、とのことで。

私が普段行っているブレインストーミング(新事業アイデアづくりや開発ネタ作り)に関するメソッド、ファシリテーションのコツをアドバイスしたり、ブレストのテーマ設定に関する方法をアドバイスして、一緒に考えたりしていました。

合計で4時間。それでその方が大きく前進できるなら、幸いです。意欲があって、学ぶ能力がある。そういう人材にこの大学の未来が託されている、と思いますから。

2008年06月26日

日本実業出版社を訪問してきました。

今日は休暇を取り、東京・お茶の水に来ています。老舗の出版社、「日本実業出版社」の編集さんと打ち合わせをするためです。

実は、大変光栄なことに、同社の編集さんから”本の執筆をしませんか?”という依頼をいただいていました。休みや夜を利用して企画案(目次案)を書いて見ていただいたところ”じゃあ、これで進めていきましょう”ということに。(企画会議、というものがあり、それで見ていただいて、進めてOK、となったそうです)

私は、来年4月には、現在の任期付きの職を完了し、フリーのコンサルタントになります。同じく起業家支援、開発支援、チャレンジャーの支援、という生き方をします。その頃には、きちんと、自分のやり方をまとめて、直接お会いできない人にも、チャレンジに役立つものを提供したいなぁとおもっていました。なので、今から1年後を見越し、今から(休暇の度に)原稿を書くことにしました。

”本の書き方スキル”について、編集さんに、石井の視点からいろいろ聞いてアドバイスをもらいました。ブログを書く、スライドを作る、といったことと、書物を作るということは、ある部分似ていて、ある部分は全く違います。そういった区分けがよく認識できました。私のような素人にもわかる平易な言葉でどんどんアドバイスしてくれました。さすが、プロの編集者!

「本を書くのは、思ったよりも大変だった」と多くの方がいいます、ともおっしゃいました。そうなのかもしれません。全く違うかもしれませんが、修士論文執筆のときのひどい生活は今もよく覚えています。

それで少し考えてみました。先日の発想手法「エクストリーム・ゴール」で。

”1年間で本を10冊書くにはどうしたらいいか?”で発想したら面白い本の書き方が発案できそうです。さすがに本当にそれをしたらどれも形にならないでしょうけれど、それくらいの効率よい作業アイデアもヒントになるかもしれません。ちょっと考えてみたいと思います。

2008年06月25日

ブレスター、第四版のパーツが届きました。

今日は印刷所から、ブレスターの第四版のカードセットが届きました。今回からはカタヌキでカードを作り、非常にきれいに仕上がっています。数が多いのですが、チェックを慎重にしていきます。

この売り切れ期間にご予約いただいた分は、月末から予定通り出荷をするべく準備を進めています。あたらしくなったクイックルールも登場して、より楽しく、すぐに使えるブレスト・カードゲームになったと思います。

ご期待ください。

2008年06月24日

「今までにないアイデアを出さなきゃ」をかなえる「エクストリーム・ゴール」




1.目標を極端に高い設定に変える(数値設定ができるものは、妥当な数値の10倍)
2.「その目標が達成できた状態」を考え、列挙する
3.その状態から「連想」を広げて、アイデアを見つける
posted by 石井力重 at 19:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 事業活動/アイデアの技法

2008年06月23日

ブレインストーミングの「ツール」と「プロセス」をディスカッション

半日休暇をいただいて、大学に行っていました。今、大学教授からアドバイスを頂いて、ブレインストーミングというメソッドを整理しています。

月に一回お伺いして、私の考えていること、多くの専門家から学んだスキル、特徴あるフレーズなどを、一緒になって、分析的に考えてくださいます。

ディスカッションを受けて、あとで、ブレストとブレインライティングの比較分析をしてみたのですが、なかなか興味深いことがわかりました。私自身は非言語でしっていたはずのことですが、それが比較表として明示的になると、またそこからインスピレーションを得たりしますね。

また、毎回準備していくノートも、先生との議論で、いろいろと料理されて行きます。「モデル」=「要素」+「構造」、だとおもうのですが、この構造を、ばらして、吟味します。要素自体も、いろいろと吟味をしてみたり、加えたり、はてなマークにしたり。

そういう作業をして、戻ってくると、準備していったノートが、KJ法的に再整理されて、一つの知識として腑に落ちます。なるほど。

bs_kouzou_card.jpg





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2008年06月22日

組織の中でクリエイティブなアイデアをアプライする4つの方法

イノベーティブな活動が、組織内でうまく展開されるにはいくつかの方法があるようです。

以前のディスカッションに追加を加えて、次の方法があるようです(まだ、網羅的ではありません)

方法1:隔離する
(例:社外ベンチャー化、遠くにオフィスを作る)

方法2:認めて優先権を与える
(例:社長直轄プロジェクト、人材やリソースを引っ張ってくる大きな裁量)

方法3:アンダー・ザ・デスク
(インフォーマルで初めて成果にする、そしてフォーマルにする)

方法4:外部の声を使う
(自身のアイデアを外部コンサルなどを雇って提案させる、外部評価で内部オーソライズをする)

2008年06月21日

網戸 張り替え

珍しく日曜大工的なことをしてみました。網戸の張り替えです。誰もやったことがなかったのですが、ネットで調べて、買ってきて取りかかったら、結構、面白かったです。仕上がりもなかなか。

小さい子どもがいるとどうしても網戸が痛みます。うちは一文字にきられました。張り替えを依頼すると4000円くらいするらしいので、だったら、まずは自分で、ということで調べました。

ネットで「網戸 張り替え」と入れれば豊富に情報が得られました。

そこで、必要な道具と材料は以下だとわかりました。
・網戸の網(10センチの余裕しろをもたせた広さ)(300円くらい)
・専用ローラー(300円くらい)
・普通のカッター(100円)

近くのDIY(仙台の八木山・緑ヶ丘の近くにある「ダイシン」)にいって、すぐに手に入りました。

メッシュの細かさがいくつかありますが、少しこまかめ(虫が入りにくい)ものをえらびました。色も2色くらいあります。他の網に合わせて灰色をチョイス。

専用ローラーは、3タイプ位ありますが、標準の単機能のものでいいですね。それで使い勝手も十分でした。

さて、うちに帰って、広い部屋に新聞を引きました。10枚くらいです。

ゴムを外し、網をはがします。ゴムは切れ目から引っ張ればすぐに取れます。網は簡単にはずれます。その溝を軽く歯ブラシではいておきます。

ここからが、新品への張り替え。

買ってくる網戸は大体2m*1mくらいで、サッシにのせると、5センチぐらいずつあまります(上下には10センチくらい)。

その網の上から、はずしたゴムを押し込み、サッシの溝にはめ込みます。仮止めを、という説明がありましたが、妻と2人で位置合わせをしながらできたので、仮止めなしにいきなり、本格的にはめ込みました。ぐっと押せば入りますが、専用ローラーがあると、圧倒的に楽です。ぐいっと押してあとはコロコロと転がせば、ゴムがサッシの溝に入ってゆきます。これは結構楽しい。角は慎重にして、ローラーの柄の部分でぐいぐい押しこんだりします。そしてまた、別の辺も同様にやります。二人ひと組で、やると位置合わせが簡単です。コツは、引っ張りすぎず(すぎると変なテンションができる)、緩すぎず(すぎると張った後、ふっくらした網戸になる)。

この辺の感覚は一枚目のときには、予想でやるしかないのですが、気持ち強めかな、程度の引っ張り方がいいでしょう。

張り替えて、新品同様の網戸は非常に快適です。網戸は外してみてわかりましたが、結構汚れています。変えてから、風はさわやかになったきがします。

2008年06月20日

ブレインストーミング(ルールの記述を原典にあたってみました)

ブレスト ルール」で検索してこのサイトにいらっしゃる方が多いので、原典の表現をここに抜粋・掲載いたします。

オズボーン(ブレインストーミングを創った人物)の著書によると、ブレストの4つルールは以下の形で表現されています。


(1)判断力は排除すること。アイディアに対する批判は翌日まで押さえておこう。

(2)”乱暴さ”が歓迎される。アイディアが突拍子のないものになるほどよろしい。調子はいつでも下げられるのだから、どんどん思い切った提案をすること。

(3)量が必要である。下手な鉄砲も数打てば当たる。

(4)結合と改善が大切である。自分のアイディアを出すばかりでなく、人の出したアイディアを改良する方法を提案しよう。また、いくつかのアイディアを組み合わせて別のアイディアを作り上げよう。

引用『創造力を生かす』P272


石井からの補足ですが、(2)の“乱暴さ”は原文では“wild”と表現されていると思われます。(理由:オズボーン系の類書の英文表記では、wildとあります)。wildには「乱暴な」という意味のほか「未開の」「野生の」「自然のままの」「激しい」「狂気の」「だらしない」「突飛な、無謀な」「見当違いの」「的外れの」「愉快な」などの意味があります。

なお、それと前後して、オズボーンはこうも書いています。


グループのブレーンストームには簡単な規則が必要だが、リーダーは出席者全員がそれを理解していることを確認しなければならない。開会に際してリーダーは問題の提示とともに次の事柄を説明するべきである。・・・(ここには、上記の文「4つのルール」がかかれています。)・・・リーダーはこれらの注意事項を自分の言葉で述べるべきである。

厳密に正確に行わねばならない唯一の事柄は、提出されたすべてのアイディアの記録である。

(引用、同上)


なお、ブレストのルールについて、表現は微妙に違った様々なものを目にすることがあると思います。ですが、それはそれでいいんだと思います。というのも、オズボーンの記述の中に「自分の言葉で述べるべき」とありますので。

ですが、ブレストの本当の表現をはじめに知っておくことは、重要だと思います。ですので、上記に引用させてもらいました。

なお、あわせて引用元となるその書籍も紹介しておきます。

これらの文章は『創造性を生かす』という書籍にあります。出版社(創元社さん)が良書だとして近年復刊した書籍なんです。

Alex Osborn.jpg

アマゾンのページはこちら


サブタイトルに”38のアイデア”とあります。この引用したのは33章なのですが、そのほかにも、沢山の「創造力」に関して良い記述があります。もちろん、33章の引用外部の部分にも、沢山いいことが書いてあります。写真のしたに散らばるメモは、私が33章で特に重要と思ったことをメモしたことです。33章だけで10枚以上のメモに。

創元社さんのこうした良書を復刊する、という姿勢が素晴らしいと思いました。オズボーンが書いた同署は数十年以上前の書籍ですが、全くと言っていいほど、古くありません。創造性はそうそう人間の中でリニューアルしたり発展したりしませんからね。同書をもとに、IT時代のわれわれが技法を活用すれば、さらに前進できるとおもいます。ぜひ、ブレストや、創造的会議づくりを目指す方は、御覧になってみてください。


最後に、おまけ、です。
同署のまえがきに、「ブレストとは(ブレインストーミングとは)」ということについて、2行のシンプルな説明があります。紹介して今日のブログを終わります。


”ブレーンストーム”とは、少人数の人々が1時間ほどクリエイティブ(創造的)なイマジネーション(想像力)を働かせるためにのみ行う会議の一種−−特定の問題についてアイディアを出し合うもの−−である。



追記(アイデアプラントが現代の日本向けに意訳したブレストの4つのルール)
posted by 石井力重 at 06:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 事業活動/アイデアの技法

2008年06月19日

思い浮かぶは大鍋の中の一葉

大きな鍋が頭の中にある、そんな風に思うと雑念や発想のことをうまくモデル化できると、最近思います。

大鍋の中には、透明度の低いスープと、アイデアの断片や何かの記憶が無数の葉となって入っています。

スープはゆっくりゆっくりと循環しています。循環するにつれて、葉っぱは鍋の表面に浮いてはしばらくすると沈んで行きます。

人間が何もしていないときに、何か雑念のような、必要のないタイミングで何かを思い出してしまう、というのは、この「鍋の表面に浮いてきた」こと、としてモデルでは説明できます。

次にアイデアが思いついたとします。同じく表面に出てきたんですね。なかには、あ、これ、前も思いついた、というのもあります。不思議なことに、アイデアをすぐに書き留めたりしないと、風呂からあがったらもう忘れて思い出せなくなってしまった、ということがあります。これは、アイデアは滞留時間が短くて、もう下の方にしずんでいる、とモデルでは表せます。

スープは濁っているので沈みかけてしまったら見通しがきかず、捕まえられません。記憶の海に沈んだ、とも。

鍋の開口部の表面積は限られています。雑念の葉っぱがたくさん浮かんでいて、あまり隙間がなくなると、アイデアの葉っぱが浮かんでくる余地が減ります。

一番手っ取り早いのは、葉っぱ(雑念、アイデア、両方とも)を救い出してやること。そうすると、また表面積いっぱいに葉っぱが浮かんでこれます。モデルとして説明するならば。

これは、実際の人間のする作業としては、思う浮かぶことを、断片的でいいので、次々書き留めて、紙にはきだしやること、なんです。

アイデアを出している時に、つまらないと思ったアイデアを、出さずに忘れようとしている時に、モデルでは、葉っぱが表面積を次第に減らして行っている、ということになります。そういうものはどんどん出してしまうに限ります。つまらないな、と思って却下したら、そのアイデアは書き出して、すくいだしてしまいましょう。

なにか、出にくい。とおもったら、思いついたことを出さずによけているかもしれない、とおもってみてください。思い当たる節があれば、それは、すくいだすべき時です。

思い浮かぶは大鍋の中の一葉。

そんな意味合いを込めて、今日のタイトルをつけました。


追記:

最近、連載原稿を書くようになって、あるいは、講演を行うようになって、とみに思うのですが、アイデアマラソンをつけている人は、そういうときに相当にらくだろうな、ということです。私は樋口先生のいうノートは使いませんが、アイデアマラソンに似たことをしています。名刺サイズのカードに思いついたはじから書きとめて、アイデア専用の名刺フォルダーにそれを入れていきます。たいてい毎日数枚は書きます。この二年ちょっとで、それらが今は2000枚以上あります。(後で見返したいものだけのストックで)

本当にアイデアマラソンをしている人ならば、過去の自分がおもいついたアイデア(大鍋の中の開口部に浮かんできた葉っぱ)を膨大に標本している、ということになります。これはすごい。頭の中の奥の方にしずんだら、なかなか発想法をつかってもひきだしてこれませんが、紙という外部記憶装置にだしておけば、肉体的な動作(紙をめくる)だけで、その過去の葉っぱを引き出すことができるわけです。人間の頭に検索装置がつくような未来がくるまでは、こういう過去の葉っぱがストックできる方法は、大変有効なほうほうだなぁ、と思います。

2008年06月18日

良い原稿を書くには、「一人ブレスト」を使う

結論から述べますと、「”異なる時間の自分は別の人間である”という特性をつかうことで、”一人ブレスト”が可能」であり、それを使うと、原稿を独力でいいものにすることができる。ということです。

3つに分けてご説明します。

「異なる時間の自分は、別の人間である」

きのう書いた文章を今見ると、誤字脱字が結構ある。論理構造が政党ではないことに気が付く。主張のおかしさが目にとまる。それらは「少し忘れた」からなんです。再度解釈し直して、変な部分が発見できるわけです。自分の書いたものに近寄りすぎているとそれが見えません。異なる時間の自分に、原稿のチェックを託すことが重要です。そしてそれには十分な時間をもっておくことが大切です。

「一人ブレストが可能」

アイデアを出しつくした。と思ってその日は終わります。しかし、何日かしてそれをみてみると、大分忘れています。その忘れた頭では、思いだすと同時に、当時の自分とは変わっている観点から、そのアイデアに便乗して別のアイデアを出すことができます。たとえ人間が1人になっても、異なる時間の自分とブレストは可能です。(なお、情報の大量インプットでも、似た効果があります)

「良い原稿を書く」

内容が、冗長でなく、しぼられて要点が漏れていない。そういう切ったら血の出るような筋肉質な良い原稿を書くには、異なる時間と一人ブレストをする。(アイデアを広げる)。そして、書きあげて、これで十分、となったら、一晩寝かせて、改めて「一読者」となってその原稿を読んでみる。そうすると「読者の声」が見えてくる。その声をもとに、原稿をさらに仕上げる。こうすると、原稿がコンテンツフルでかつ贅肉がなく、読みにくさの出っ張りへっ込みが磨かれて質感が上がります。

以上です。

私は今、いくつかの原稿を書くことをしていますが、よい原稿ができた時とそうでないときがあります。それは、どれだけ時間をかけたか、ということもありますが、異なる時間の自分と一人ブレストをしたか、異なる時間の自分を読者にして磨き上げたか、ということによります。こうした発想も未来の自分へのもうしおくり事項です。
posted by 石井力重 at 20:48| Comment(0) | TrackBack(0) | メソッド&ハウツー

2008年06月17日

創作のプロセス

かのガルシア・マルケス曰く「私にとって何よりも大切なのは、創作のプロセスなんだ」と。

sousaku_process.jpg


創造のプロセスの博士を目指す私としては、大いにこのセリフに賛同。

2008年06月16日

ブレストに遊び心を醸す3つのアイテム



ブレストに多様性をもたらすような遊び心のあるアイテムを3つ紹介しています。

その前に、「ブレストの妨げになる5つの条件」を紹介して、どういうものは逆に妨害要因になるのかを、述べています。会議室にそういうものがあれば、それは隠すなり、遠ざけるなりしておきたいものです。

手遊びしながら、遊び心あるアイデア会議を、ぜひ体験してみてください。
posted by 石井力重 at 19:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 事業活動/アイデアの技法

2008年06月15日

産学連携の専門誌に掲載されました(〜私の仕事)

産学連携の専門誌「UNITTj」から依頼を受けて寄稿文を以前、書いたのですが、それが掲載されました。

unittj_01.jpg
UNITTj(たぶん、No.3、です)

A4一枚くらいで、なぜ今の仕事「事業化の支援者」という仕事をしているのか、についてを書きました。

unittj_02.jpg

私の仕事は既存の仕事に比べて、非定形であり、かつ分野を超えて仕事します。そうした私の仕事を知っていただくために、その掲載文章の元原稿をここに掲載しておきます。(注:掲載文章は、編集サイドで多少編集していただいているかもしれません)





この仕事を選んだ理由(なぜ事業化コーディネータになったか)

私は以前、大手電機メーカ系の商社で法人営業に従事していました。私の担当していたプラント向け制御用装置の市場は、国内工場の空洞化という時期で、市場は縮みゆくパイを争ってライバル企業と苛烈な競争をしていました。一方で、これからの経済の主役になりうる新産業の芽を探していました。ある時、元科学技術政策担当大臣の尾身幸次先生の講演を聞く機会に恵まれました。私は尾身先生の「科学技術で日本を創る」という考え方に、ドキドキするほどの感銘を受け、それが大きな転機となりました。懇親会で、尾身先生にいただいた名刺は、今も強く私の背中を押してくれています。
その一年後、商社を退職し、東北大の大学院に入学して、二年間、MOT(技術経営)の研究をしました。ハイテクベンチャー論、産学連携論、ロードマップや産業分析など、非常に刺激に満ちたことを教えていただきました。世界レベルで産業に何が起こっているのか、長期的な展望で社会がどういう局面を迎えているのか、私の知りたいことがそこにはたくさんあり、二年間、貪欲に吸収しました。そして私は、社会に新しい価値を作る仕事をして生きていくことを決めました。世界中から尊敬される企業が次々と輩出される社会を20年かけて作ろう、と。

現在の仕事

東北大の周辺地域には、大学発ベンチャーがたくさんあります。特に起業家を生み出すための人材と志の結節点のようなベンチャー「株式会社デュナミス」があります。私は今、NEDOフェローとして同社に受け入れてもらい、起業家支援・事業化支援の活動に従事しています。
相談に来た起業家チームの一員の視点になって、彼らの事業成長に必要なことをアドバイスし、大学や企業との連携をサポートします。若手研究者からの起業相談の場合は、シーズを元に事業アイデアを一緒に作り、事業構想をお手伝いします。また、TRIZ(トゥリーズ)という技術開発の理論を地域企業の方々と一緒に学ぶ活動を展開し、地域企業の企画力の向上に取り組んでいます。ベンチャー企業・地域企業に成長の軌道を力強く駆け上がってもらうため、産学連携を中心に、情熱を持って多様な支援活動を行っています。

石井力重(いしいりきえ)
事業化コーディネータ(NEDOフェロー)

駐在先:株式会社デュナミス(宮城大学発ベンチャー)
宮城県仙台市青葉区北目町4-7 HSGビル4階
電話:022-721-6180 FAX:022-721-6181
mail:rikie.ishii[アットマーク]dunamis.jp
posted by 石井力重 at 23:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 石井力重とは

産学官連携推進会議。この国の新技術がずらりと。

京都の産学官連携推進会議に来ています。産学連携のコーディネータ関連の人にとって国内の最大級のイベントの一つです。

パネルディスカッション、講演なども興味深いですが、私は展示コーナの、大学やベンチャーの出す新技術(革新度合、産業展開可能性ともレベルが非常に高い)がずらりと。ここを中心に見ていました。

特に注目したのは

ハートウォーカー(電動の歩行アシスト器具)
空気圧による人工筋肉で駆動する歩行補助具。空気圧のコントロールによりチューブのふくらみを作り、張力を生む。この方式のため、万が一の故障時も関節の曲げ角度をこえて力をかけてしまうことがない。また、一部のユニットを除けば、空気圧制御なので、水ぬれ故障が起きにくい。

音力発電
音の振動を受け取ったパネルが、内部の発電素子に伝えて、発電をする(音力発電)。あるいは歩くときの振動で発電する(振動力発電)。デモがあり、人が歩くと付属のLEDが充分な輝度で光った。

こどモード(学芸大こども未来プロジェクト)
「こどもの遊びと子育て」に関する研究開発と事業の展開を目的とした産学連携のプロジェクト


というものでした。



追記:

展示を見学して、特に注目した上記などの技術がありました。技術・ノウハウは高く、一方でそれをユーザに適用する上での様々な工夫や発想過程に関する情報を得ました。私の支援対象者において、事業化プロセスの支援でヒントになることがいくつもありました。また、同様の技術を必要としている組織があります。こんごそうした組織間の連携も視野に入れつつ、支援をしていきたいと思います。

また、パネルディスカッション「事業化のためのマッチングの秘訣」などを聴講し、ハイパフォーマンスな支援者の活動を学びました。その結果、自信の活動において、取り入れることができるいくつかのヒントが得られました。特に、「技術課題を企業から引き出す方法」「難解な技術シーズを、企業側のニーズ視点で表現する技術」などが参考になりました。

情報を得る上で、いずれも、実例そのものや、実例をもとにしたコツであり、大変有意義でした。それ以上に、実際に対面でお話を聞け、文字に乗りにくい知識や人間関係を作ることができました。また、2日間をつうじて、同僚や他地域の専門家とのつながりもできました。それを活かし、よりよい支援活動にまい進したいと思います。

2008年06月14日

仙台 地震

地震情報をネット上で探すために有益なリンク

google「地震速報」検索結果

Yahoo!「地震速報」検索結果


しばらくは警戒が必要です、地震時の対応をあらかじめ学習するには
yahoo!きっず検索「地震」カテゴリー
などがよいです。

宮城県が運営している防災・危機管理ブログ、というものがあります。日頃の防災への情報発信にくわえ、緊急時の地元情報を拾って届ける役割も果たしています。(発生から40分以内にブログが更新されています。)




…ここから、本来の日記…

今日9時前、宮城県で地震がありました。私は京都に来ているので、自宅からの電話で知りました。地震情報を得るには、上記の気象庁かYahooかウエザーニュースが、早くて使い勝手もいいです。

ちなみに、テレビに何かの情報が地震より先に上がったそうです。なんだこれ、と思ったそうですが、そのすぐ後に地震がきたとのこと。それでも心の備えができていたのでしょう。机の下にすぐ潜ったそうです。

宮城の仲間たち(とくに北部にいる方)が被害のないことをお祈りしています。石井力重

2008年06月13日

「作家のブレスト」について熟考中

「部分が全体を定義する」とは創造工学でいう、”アブダクション”のことだろうか――?最近、作家のブレスト、ということを考えていて、アブダクティブな思考様式が、作家の初期の構想づくりにあることを感じ取っています。

 アブダクションとは
  「少ない出来事から全体を予想する力」
  「あるいは仮説設定」とも訳されます。
  演繹と帰納につづいて語られることが多い。

もうすこし、背景を説明します。

最近、クリエイター系の方の支援のお仕事で「作品の世界観を作り上げるためのアイディア出し」ということについて、依頼を受けて、考えていました。また、そうしたことに造詣の深い知人・友人にアドバイスコメントをもらったりしていました。

※こういうときに、私の周りには、社内にも、仙台の知人関係にも、起業家コミュニティーにも、やわらかい感性の人が多いので、助かっています。

どうも、作品の世界観を作る、というのは、従来、「創造的問題解決(CPS)」で使われるブレストとは、根底となる視座が違うようなのです。しかし、そのおっしゃることはわかる。その異なる2つの視座をどう変換するべきか、そのことを探るヒントを集めていました。

※なかには、主要な要素を立てて、複数案を出し、そこを元に世界観を広げる、といったブレストに向くステップをお話しされているかたもおられます。それも参考にしつつ、しかし、もうすこし、感性の海の中を泳ぐようにして、段取りのない”ふんわりとした創造”について、目を凝らしてみたいと思います。そこから目を背けるのは簡単。しかし、強い意志をもってそれに取り組めば、きっとそれは、見えてくるはず。そう私は信じています。なのでしばらくは、この(私には)新しい価値観である”感性的な創造の作業”あるいは、”問題解決型じゃない”ブレストを見つめてみたいと思います。

そういえば、クライアント(プロ、しかも大きな賞をとったり、作品が映画化されているある種のクリエーターさん)から、本を紹介されました。


ガルシア・マルケスの書いた名著です。

この中に、作家のブレストがある、模様。さっそく手に入れました。宿に帰る道中、私はしばらく、考えていました。既存のオーソドックスなオズボーン・スタイルのブレスト。これを基本モデルだとたら、そこを基準にして、この「作家のブレスト」はなにをしていることになるのか、差異と特に固有のプラフ部分を、分析的に抽出してみようとおもいます。そして解釈し、再構成する。たぶん、作品創作系のブレスト、というものをもう少し、スマートに、理解できるのではないか、と思います。

クリエイター分野の仕事が、私のスキルと研究の幅を少し広げてくれつつあります。私の仕事はいろんな仕事が来るたびに、分野が広がる仕事だなぁ、と思います。全くつながりのない異なる分野から依頼をいただけるのは、ありがたいことですね。

2008年06月12日

”発想のやり方”に関する本を企画しています

今、休暇をとって、あるところに来ています。一人になれる環境をつくって、いま、本の企画を作っています。

ある出版社の方からの依頼で、本を書いてみよう、と思っていました。これまでに、自分の書いたアイデアメモのストック(たぶん2000枚以上)から、本のコンセプトに関係しそうなカードを抜き出し、似たものをあつめて、メモにとどめられた意識として、何を自分が伝えたいとおもってきたのかを、整理してみました。

mokuji_kousou_card.jpg

こんな感じの広いスペースを使って、もくもくと、頭をフル回転させています。

それらを今度は、こういう方法で流れをつけています。私がこれを伝えたい仮想のあるクライアントを一人描きます。そのかたが相談に来た。という設定で、私が何を伝えるのか、実際にその場にいるつもりでシュミレーションをします。

書き言葉よりもやさしい表現になり、書きものよりも、表現する量が単純になる。短くなる。という特徴があります。対面で伝えることはそうじゃないといけませんから。

そんな感じでとった音声を再生しながら、全体の流れを、作ります。

mokuji_kousou_bag.jpg

ちなみに、書籍やら飲み物やら、沢山のメモパッドやらが必要なので、大きな鞄を持ち込んでいます。ここに小さなオフィスがある感じ。

今回の本の企画は、仮に出版社の方のコンセプトに合わず、出版の本格検討へすすまなかったとしても、今回の作業はすごく私にとって価値のあるものとなりつつあります。人に発想法を教えるのは難しい。すべてを具体的に伝えるには、相手があるレベルになければなりません。そうでない人に、何を伝えるか。どのように伝えるか。

私自身が一段ステップアップするために、必要な作業だとおもっています。あまり時間はありませんが、できるところまで、やってみようと思います。

2008年06月11日

2008年06月10日

コマーシャライザー(写真10枚で1分CMを作ってくれるWEBサイト)

コマーシャライザー、というリクルート社の提供するWEBサイトがあります。

まずは、さっそく使って、作ってみました。
http://cmizer.com/movie/1515
(重たいです、表示されるまでに30秒〜1分ほどかかります。)
(音が出ますので、音量にご注意ください)

大体、これを作るのに使った時間は1時間強。短い時間ですぐにつくれるので、最短なら10分くらいかもしれません。(おもしろいのでブラッシュアップしたくなり、つい一時間ちょっとかけてしまったのですが、本当は10分あれば、とにかくそれっぽいものが作れます。)

見れない方はこちらのURLへジャンプしてみてください。

これまで、ブログに使ってきた写真と、ブログに出てきたフレーズ(多少短く修正したもの)だけで、ここまでできるんだなぁ、と編集の威力を感じました。この編集は、システムが自動でしてくれているのですが、すごいですね。下手すると、地方のTVCMより、よほどそれなりの感じがでている気がします。

このサービスを知ったのは、ITmediaの「ねとらぼ」の記事です。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0806/05/news086.html

おもしろいのは、この壮大な音楽と映像効果を使って「犬が好き」という可笑しいまでのシンプルさを表現しているところ。ぜひこのサイトの動画を見てみてください。「品あるユルさ」とでもいうべきものがあります、みていて、思わず「にやり」としてしまうような。



・動画続きを読む

2008年06月09日

100円ショップで揃うもので再現できる、というコンセプト

発想支援のツールを開発しているプロジェクトのリーダをしているのですが、ブレスターや智慧カードのように、製造すればかなりのクオリティーが必要で、製造単価も開発費用・流通コストを考えると、相当に高い価格構成になります。

しかし、商売ありき、の仕事ではなく、志ありき、の仕事ですから、できれば、無料で楽しんでもらえるようなものもたくさん世の中に出したいと思っています。

ブレスターAIRは無料で使えるオンラインのシステムです。それらかITmediaでの次の連載の中には、既存のアイテムと100円ショップでて手に入るものだけ使って、発想を引き出す道具化する、というものが登場します。

私は思うのですが、ITは情報がほとんど無料です。しかし有形物を必要とする知の場合は、どうしてもそれなりにお金がかかる事業の仕組みが必要なります。それを意図する場合もあっていいわけですが、そうでない場合もあります。

ノウハウを広く知って使ってもらいたい、というときには、有形物を、うまく工夫して、100円ショップで売っているものだけ買ってきて、それが再現できれば、いい、とだいぶ前から考えています。情報はネットでとる。必要なアイテムは近くの100円ショップで数百円で揃う。そういうスタイルだと、コストも低いし、急なワークショップ時にも、なんとか手に入れられます。

そういう知識の提供の仕方、というのもありかもしれませんね。

「100円ショップのアイテムだけで、発想を引き出す道具を作る本」なんて、いかがでしょうか。人間はモノに知識のよりしろとして安心感を得たい、という傾向があります。また、人間は「自分で創ったものにより高い価値を感じる」特性があります。その意味では、アイテムがあったほうがいいけれど、できることなら、それは手作りしてもらったほうが、有効度が高い。そう思います。

(もちろん、そういうレベルでは全く提供できない知識セットもあります。手作りしたら膨大な部品点数がいるとか、相当な細かい作業がいる、というものはまずNGですし、ある程度単純な知識セットでないと、無理が出てきます)

2008年06月08日

論文(研究)のために、インタビューを検討中

ブレストに関して、現代のクリエイティブな人々が、どういうやり方をしているのか、アレンジして行っているのか、をインタビューしたいなあ、と思っています。

ブレスター発売以降、様々な業種からご注文をいただくのですが、文筆業の方やNPOの方など、思いもよらないところにもニーズがありました。あらゆる職種で発想のやり方は必要であり、その業種の中独自の事情を踏まえたエクセレントなスタイルがあるでしょう。

それが実体はどんな風なのかを、取材してまわりなたいなぁと。

学術的興味もありますし、創造的な人や組織を作るための公共知として、みんなでシェアしたい、という思いあります。

観察をするために、一定の観点をもって現場をいくつか回りたいと思いつつあります。

「ブレインストーミングの実際」という本が出たら読みたいと思う人はそれなりにいそうかな、と直観ベースで思います。

2008年06月07日

『発想のやり方絵本』(発想本を書こうと思います)

”発想のやり方”について、本を書こうか、と考えています。ある出版社の編集者の方から連絡をいただいて、本を書くことを考え始めたのですが、それにこだわらず、自分にかけるもの・かきたいもの・社会に必要とされるもの、を考えて、いろいろ、これまでのことを緩やかに整理しています。

今日、谷村さんの本を探しに大きな書店に行った時に、発想系の本のコーナーを見ました。アマゾンで見るよりも、書店で本を見る時にはデザイン、文字のフォント、色づかい、配置、周囲のほんとの比較、というものが重要になりますね。(アマゾンでは、タイトルの文字列が重要なようですが)

発想法の本に限らず、いろいろ手にとってみました。う〜ん、それぞれに面白いことを書かれていますね。これらの本の海の中で、さらに人々がまだ発想本を望んでいるとしたらそれはなんだろう。そんな事を思いながら見ていました。

一つには「すぐに読めて、すぐに使える」ものがいいんだろう、と思いました。発想は右脳的な要素が多い。一方で文字列である書籍は左脳的。もっと、インプット自体が右脳的になったら、ある種の人々は助かるのではないか、とおもいました。

そこで「創造工学の絵本」と銘打って自分でいくつか書いてきたコンセプトを思い出しました。高度な知の技法を、絵本タッチで、子どもテイストで表現する。そうすることで、大人が10分で全部を読み切れる。そういうものを。

できれば、立ち読みして読み切れるくらいが、読み手にとってはちょうどいいのだろうと思います。それくらいの内容であれば、多くの人が手に取るでしょうし、多くの人の役に立つでしょう。あとは買ってもらわないと出版社は、やりにくいわけですが、そこには、プロセスとコンテンツの両方があればいいとおもいます。プロセスは立ち読みでわかる。コンテンツがなくてもある程度のことはできる。コンテンツがあるともっと良い発想ができる、というくらいにしておくと、いいのではないか、と。

このコンセプトが今回の編集の方の意図にマッチするかはわかりません。ただ、いずれはそうしたものを出してみたいとは思っています。
posted by 石井力重 at 02:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 創造工学の絵本

2008年06月06日

谷村智康氏の期待の新刊、本日発売(新しいマーケティング本です)

知人の谷村さんが、第二作目となる本を出されました。

マーケティング・リテラシー―知的消費の技法

(なぜかアマゾンには詳細が出ません。出版社サイトには詳しい説明が。)

谷村さんには仙台での活動の中で大変お世話になっています。マーケティングのプロであり、本音で語る語り口がうけて、第一作目は、ある分野では非常に話題になった本でした。そんな谷村さんが、いよいよマーケティングの本音の部分について、そして「リテラシー」という側面から、それを同署で語ります。

発売初日の今日、アエル(仙台駅前の商業ビル)の1階の大型書店にいって、さっそく一冊、買ってきました。

マーケティング・リテラシー

今回も少なくともある種の業界ではとても評判になりそうな内容ですね。
posted by 石井力重 at 23:53| Comment(0) | TrackBack(1) | 社会活動/全般

2008年06月05日

仙台での休暇のすごしかた(身近に公園や青空のある生活)

6月5日、6日。珍しく平日に休暇をとって、家族とゆっくり過ごしていました。

太白区の自宅の近く、車で7分程度の所にミカミネ公園があります。最近、階段や砂地のスロープが整備されて気持のいい公園になりました。

mikamine_suginamiki.jpg

子どもたちは広いところで思いっきり走れるので楽しそうです。ずっとはしゃいで走ったり、じゃんけん遊びをしたり。シロツメクサで王冠を作ったりもしました。

私は生活の質を重視するのですが、仙台を拠点にして生活しているのは、こういう環境がすぐ近くにたくさんあるからです。(それでいて、仙台クラスの街だと、知的生産には十分なインフラがあります)

次の日は、近くのジャスコに。(ただしくは、イオンSC カギトリ店)混雑が嫌いなので、駐車場は少々遠くても、屋上のゆったりすいている場所にとめます。私も買い物に付き合うこともあるのですが、下の娘が遊び疲れて寝ていたので、私も車で読書を。今日は梅雨の合間の青空が気持ちいい日でした。このジャスコの屋上にくるといつも、空がきれいだなぁとおもいます。この整備されたアスファルトと空のコントラスト。

jusco.jpg

その様子を写真に撮りました。空と建造物だけ、なので、どこでとっても同じようなものですが、私はこのジャスコの屋上の空がすごく好きです。なんとなく、飛行場のような、あるいは、夏の照り付けるような空のような、そんな感じがいつもします。

仙台の空はあまり晴れがなく、曇りがちですが、近場に山も海も川も森もあるので、ちょっとした晴れ間に、遊びに行っては、青空の下で子供たちと遊んでいます。そういう「青空」のある生活がここにはあります。

そんな仙台生活のワンシーンでした。

2008年06月04日

A5ツール

A4に印刷してパタンとおるとちょうどA5のサイズになります。
紙ものツールとして、物感がいいのはこのくらいだと、最近感じました。


A4よりも厚みがあって
カードよりも作るのが楽。
適度に規格サイズで適度に違和感。そのバランスがいい、と。


名刺カードやカルタサイズのカードもいいのですが、ワークショップなどで使うアイテム系としては、A5サイズのアイテムを作るのが一つのうまいやり方かもしれません。


もうすぐ、宮城TRIZ研究会の勉強会が始まります。そのさいに、参加者の方に、もって帰ってもらえるツールを作り用意したいと思っていました。コストをほとんど掛けずに、質感を高めるには、そうしたことをしてみようと思っています。
posted by 石井力重 at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | メソッド&ハウツー

2008年06月03日

嬉しいことに、案件の終了時に花束をもらいました

今日はあるクライアントで2カ月にわたる支援案件が完了した日でした。1000名を超えるモノづくり系の企業さんで、最終日はある種のフィナーレで、取締役の方で同席して内部の発表会がありました。

若手社員の皆さんが花束を用意してくれていました。私の仕事は、志しありき、の仕事で、お客さんに精一杯のものを提供しようと、いつも、しています。本気の仕事しかしない、そういうつもりで日々を生きています。いただいた花束は、そういう私の生き方の肯定を具現化したもののようで、本当にうれしかったです。ありがとございました。

私も、時には、迷うこともあるでしょう。しかし自分が本気で達成しようとしていることを、強くどこまでも進めて行っていい、と、今日の花束を思い出すたびに、思うでしょう。

商社にいたころは、お客さんは企業という看板に配慮をしてくれました。今は、石井力重という「個人」にお客さんが礼を尽くしてくださいます。本当に、本当に、ありがたいことです。明日も明後日も、志に向かって、力強く進んでいきます。

hanataba_as_symbol.jpg

2008年06月02日

世の中ネーミング集をヒントに発想する方法




まとめ

ネーミングに使いたい単語を入れて検索する
出力されるリストからネーミングのヒントを見つける
名前のもじり方やテイストを組み合わせてネーミング
posted by 石井力重 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 事業活動/アイデアの技法

2008年06月01日

グループ討議をうまく指導する方法を見つけました

先日、ある機会があって、複数同時のグループ討議に、うまいやり方をアドバイスする、という場面がありました。

一グループは10人弱。それが4グループ。それを1時間くらいの間に、うまくいかないポイントを見出して、短時間で解釈して反映してもらえるくらいの少ない言葉でアドバイスを、届ける、ということに取り組みました。

その結果、うまくいきました。いろんな偶然が重なって、持参したものをうまく工夫してみたら、予想外にうまくいった、という事例です。せっかくなので、これに限らずこの方法を活用したいとおもい、書きとめておきます。


1.アンケートを取ります。

あっさりしたアンケートでよいです。自分のグループのディスカッションの進め方について、「いい点」と「悪い点」を書いてもらいます。ただし「悪い点」は、そう表現しないで「改善するともっとよくなる点」と表現します。建設的なアンケートデータがえられます。


2.良い点はほめ、もっと改善できる点を把握します。

ざっと、印象ベースで、それを短時間に読み込んで、脳内で処理します。


3.会議の科学、とでも呼べるような方法(メソッド)があります。それを利用します。

会議が絶対うまくいく法」など、古くから知らています。複数人の力でモノを考え、選び取っていくという作業の効果的なやり方が。これをもとに、そのチームの良い点を具体的にほめ、もっと改善できる点を指導します。

そのほかにも、コンセプトの進化と選択プロセス、といったアイデア評価手法もあります。残念ながら書物になっていません。


4.あらかじめ、要約して、カード(もしくはシート)にしておき、それを使います。

上記のような本の引用は、即効性に問題があります。短い時間で判断しないといけない。短い時間で相手に伝えて、すぐに反映してもらわないといけない。こういうときには、「詳しく、正しい」ことは、むしろ邪魔です。言いすぎかもしれませんが。

少々、正確さを欠いていて、情報の詳しさが落ちたとしても、「すぐにコンパクトに使える」ということが大きな価値になります。こういう局面では。

そこで、私が以前、こうしたチームでの発案・討議の進め方を効果的にするメソッドを整理して、独自に開発したツールがあります。「Team Engine Cards」といいます。

カード本体をここに、公開します。Team Engine Cards.pdf

これをA3シートに9サマリアップして印刷します。そして、よいと思ったところは、カードをさしながら褒めます。もっと改善できるとよりよくなる、という点は、カードをさしながら、具体的な一言ヒントを与えます。このときアドバイスは、アンケートをもとに、皆が感じている「やりにくさ」を解消するものなので、聞いているメンバーも肯定的に受け止めやすいです。なお、いくつもいくつも、説明してはだめです。せいぜい4カードに、しぼって、アドバイスをします。多すぎては伝わらない、残らない、からです。

チームも議論方法を模索して確立していきます。その中でチームで決め方に関する合意形成ができるまでが最も長い。最も非定形で扱いにくい。そこを効果的にくさびを打ち込むことで、短時間で成功してもらい、成功体験を身につけてもらいます。
posted by 石井力重 at 23:07| Comment(0) | TrackBack(0) | メソッド&ハウツー
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