2008年12月31日

騒々しき日々、創造する人々、…&imagine

2008年は騒々しくすぎていきました。そして創造する人々ト一緒に、いろんなことをして行きました。

アンド、イマジン(想像してごらん)!

そんなことを一年の終わりに思い出していました。

souzou,は日本語では3つの言葉があります。

創造…創りだすこと
想像…思い描くこと
騒々(しい)…騒がしい様子


ご存じの通り、ブレスターを筆頭に、イノベーション・サポート・ツールの開発プロジェクトを推進してきました。その結果いくつもの成果物を世の中に出しました。

(2007年のブレスター、智慧カード、そして)2008年は、ブレスターAIR、アイデア会議マスター01/ブレイン・ライティング・シート、Idea Pop-up Cards(アイデア・ポップアップ・カード)という3つのプロダクトを世の中にリリースしてきました。

講演の回数もだんだんと増え、大学、行政系、学術団体、など、その活動の領域を広げてきました。

大学院については、休学をしていた博士課程への復学と同時に、工学→経済学への転籍、というウルトラC的な戻り方をしたりもしました。

創造学会には参加するたびに「騒々しい」と思います。アイデアマラソンの樋口先生は、前の席で、ばたばたとあわただしく聴講されて、講義も情熱的で、眠たくなる講義は皆無です。TRIZシンポジウムについても、非常にエネルギッシュで目が輝いた人々が集まります。

仕事においても、私のところへ相談に来て下さる方は、「起業支援」と「イノベーション・サポート・ツールの開発依頼」の2つが多いのですが、どなたも夢と希望。そういったものに満ちてお話をされています。

もちろん、いろいろと大変な背景を抱えておられるのも確かです。しかし、相談に来て、下を向いている人は1人もおりません。みんな私に情熱をぶつけてきて下さり、それを、私も同じ力で輻射熱をかえしている、という、なんとも暑苦しくも、貴重なお仕事をさせていただいていました。

それから、年末にかけては、シリコンバレーでのグーグル本社訪問やIDEO訪問、梅田望夫さんとの面会、プライベートでは、自宅の転居など、ばたばたばたと、大小の移動をしていました。

語学の意味でも、英語に対する親近感がぐっと増えました。ブレスターAIRは、英語/日本語切り替え可能なシステムですし、智慧カードの英語版(Idea Pop-up Cards)のすべての英訳は、専門家に任せていたとはいえ、一語一語のチェックは、責任者である私がしました。シリコンバレーでは、英語でのやりとりに、ときどき首を突っ込んで、はちゃめちゃな英語でも、質問を繰り出していました。英語が、話せるようになるために重要なのは、ロジカルな学習ではなく、「絶対に伝えるぞ!という強い意志」と「大きな声で話すこと」だと思いました。多少、英語の表現が稚拙でも、大きな声で言えば伝わります。きっと。

夏に初めて訪問した面白法人KAYACさん。何とシリコンバレーでは一緒にいくことになる、ということすら起こりました。CEOの柳澤さんといっしょに。これはとても貴重な面白い経験でした。贅沢な機会をいただいたと思っています。

年末は、来春の出版に向けて、妻の実家でも本の執筆活動に邁進しています。

子どもたちの成長も日々急速な時期、お父さん業も、忙しい時期です。

創造する人々とともに、そんなこんなで、素敵に騒々しき日々はすぎていきました。

そして、イマジン。

未来がどういうものであるのかを想像してごらん、と心の声が言っています。あなたが想像するものが、これから実現するものだ、と、世界のどこかでねじ巻き鳥がいっています。

(注:本当のねじまき鳥は、そういうことは言いません。大好きな村上春樹さんの小説にでてくる鳥です)

混乱を極めている世界の経済。しかし、混沌は英雄の輩出を生み出します。

意志ある強い想像は、強い世界を生み出す。

Imagine the Future!

まとめることに時間をとるよりも、次の年に、つよいエネルギーをけり出すことに、時間をとりたい。そうおもって、今日は一切の書きなおしなしに、ブログを書きました。

あなたがいなければなかったはずのもを、皆で創ろう。
私がいなければなかったものを、私は創ろうとし続けます。
気が向いたら、join us!
アイデアプラントは、あなたをいつもお待ちしています。
いばらの道でも、パワフルなトラクターで耕しながら、ゴールまではりしきり、次のステージから、現在を見渡そう。振り返るよりも、今はゴールまで、すすもう。

来年も、石井力重とIDEAPLANTは、理念に向かって容赦なき邁進をいたします。
posted by 石井力重 at 23:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記、価値観、仙台オススメ

2008年12月29日

BS(ブレインストーミング)の評価指標の検討

早朝3時に目が覚めて、仕事と研究をしています。研究ノートの一部を公開してみます。社会人院生というのも、プレッシャーのかかる立場ですね。(楽しいし、幸運なことでもあるんですが)


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BS(ブレインストーミング)の評価指標の検討
                        08.12.28


実験のさい、
BSの評価指標として
どんなものが、ありえるか、列挙し、吟味してみる。


(1)創造的所産の3要素
・目新しさ
・有用性
・巧緻性と統合

<<荒い吟味>>
 所産≒プロダクト、になっていないBS段階では
 これらの指標はどれもNGになる可能性が高い。
 ただ、現時点で否定すべきではない。


(2)創造性テストの3要素
・流暢性(アイデアの数)
・柔軟性(アイデアの観点数)
・独創性(他のアイデアにない要素を出現させた数)

<<かっこぶぶんは、石井のおぎなったもの>>
<<荒い吟味>>
 流暢性が従来のBSの測定時の評価指標であった。
 観点数とない要素の出現数、についても、吟味することで
 従来の実験で隠れていた変遷が見える可能性がある。
 これについては、荒い指標設定を、作成し、
 予備実験において、その出現動向をみることで、
 指標としての登用を吟味をする必要がある。



(3)「質(しつ)」
・アイデアの現実可能性
・アイデアの斬新さ

<<これは、石井の通常の評価>>
<<荒い吟味>>
 質というものを、どう評価するべきか、
 私の研究では、評価のベースを形成する問題であり
 重要だと思われる。
 直感的に採用した上記の評価軸は今一度、
 議論する必要がある。変えるべきか、このままでいいのか。
 何によって、この2軸をとろうとしたのか。
 アイデアの実際的な側面から、この2つを抽出したはずだ。
 それをいまいちど、堀起こす。
 …たぶん、アイデア評価の8指標(ブレスター・プロジェクトで開発中)に
  思想的には似ているはずだ。検討してみよう。

2008年12月28日

住む家によってこうも違うものか…

12月27日。仙台に久々に大雪が降りそうです。八木山南からみえる仙台南部は雪で視界が数百メートル先しかなく、ああ何年かぶりの豊富な積雪だなぁとおもっています。

前の家は、外気温と室内温度があまり変わらない家でした。人の呼気で窓ガラスは水滴がついて凍りついていました。玄関扉は凍りついて開かない、という冗談のような状況でした。雪の日は、本当に寒い家でした。ストーブは直接当たっていないとさむく、どんなにながくつけてもどんどんその分、隙間風がはいっていて、冷えて行ってしまいました。吸い込む息が、家の中なのに、本当につめたくて、起きぬけはしばらくは仕事になりませんでした。

今の家は、気密性の高い家で、今日のような大雪になりそうな日でも、ああさむいな、ともう程度で、窓は凍りません。朝起きて、机に向かっているのですが、寒くてPCを打つ手がかじかむ、ということもありません。小さなストーブを付ければほどなくあたたかくなりました。

仕事をするための環境が大事だとよくいいますが、今回の引っ越しで本当にそれを実感しました。どこででも仕事を私はします。日本中を移動しながら仕事をすることも結構あります。いろんなホテル、いろんなオフィスで仕事をします。なので、かなりどんな場所でも大丈夫なたちですが、やっぱりホームポジションが一番長いので、その環境が良いというのはいいですね。自分の書斎、自分の机ができたことで、寝る前にしていた作業をそのまま保存しておけるのも大きいですね。前は、しまってから寝ないと、朝子供たちが起きてきて触ることができる状態だったんです。昔なにかのブログでかきましたが、小さなちゃぶ台、これが私の自宅でのワークプレイスでした。講演や執筆もそこでしていました。今は、木工デザイナーの工藤さんが手作りで作ってくださった机です。仕事のはかどりがまったく違います。

長くなってしまったのでこの辺で。あまりにも、住む家によって、仕事の環境が違うということをおもったのでした。
posted by 石井力重 at 08:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記、価値観、仙台オススメ

2008年12月27日

引っ越し直後の書斎

shosai_hikkosi_chokugo.jpg

引っ越し直後の私の書斎はこんな感じです。机には、ぜったいに段ボール荷物を載せず、脇にうず高く積み上げられています。だいたい毎日、深夜3時頃まで、ここで仕事をしています。

バランスボールで仕事をしているのですが、フットワークが軽くなった気がします。しかし、普通のイスもやはり必要かなぁと思いつつありますが。
posted by 石井力重 at 00:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記、価値観、仙台オススメ

2008年12月26日

娘たちにとっては生まれ育った家だから

12月26日。本日、緑が丘(仙台市太白区)の貸家を大家さんに返却しました。修繕の業者さんを私が手配して、思いっきりきれいにしてお返ししました。

・畳の表替え、ふすまの張り替え
・玄関のひび割れたガラスの交換
・押入れの床板の交換
・障子の張り替え
・内外の清掃

これらを、きっちり、丁寧にしてもらって、敷金を超えることは気にせず、修繕を依頼しました。私たちもできる限り、清掃をおこなったり、修繕業者さんに時おりお茶を出したりしていました。

両隣の方が「借り手がそこまでしなくてもいいんだよ。法律手的には、貸家の自然な消耗は、借り手の負担じゃないんだし」ともおっしゃっていただいて「それは分かっていますが、娘たちにとっては生まれ育った恩のある家です。次の人が気持よく使ってもらえるように、できる限りのことをして出ていきたいんです。」というと、わかってくださいました。

修繕業者の方々も、「かわったお客さんだねぇ」とニコニコしていらっしゃいました。

最後は大家さんに、引き渡し、中をすべてチェックしてもらいまいた。これまでおっかない大家さんで、ご高齢の方でもあるので、なんとなく苦手だとおもっていたのですが、最後はお家にあがらせていただいて、お茶や漬物までごちそうになってしまいました。娘たちはお菓子をいただいてしまいました。

そして、ほとんど戻らないだろうとおもっていた敷金は、ほぼ満額、現金でその場で返していただきました。修繕業者さんにお支払いした分はすべてそれで賄えました。差し引くと、実質、数万円の返却となりました…。

仙台は敷金を返さないという文化だとよく聞かされていたので、そういうのはなくってもいい、とすっぱりあきらめていたのですが、大家さんの誠実さに温かい気持ちになりました。

また、遊びにおいで、と大家さんの奥さんにおっしゃっていただいて、寒い雪の中を温かい気持ちで、思い出のある借家を後にしました。ぼろぼろの貸家で、裏にはミニスナックがあり夏は夜中までカラオケがうるさく、冬の夜は外気温と変わらないくらい寒くなる隙間だらけの家でしたが、ガランとしたその家のすがたをみながら、娘たちと過ごした思い出がたくさん、思い出されました。ちょっぴり切ない気持でシャッターを切りました。

midorigaoka_omoide_no_ie.jpg

かつての私のように、お金がなくてぎりぎりの線で家を借りたい人がここにはいって、同じようにいつかまた巣立ってほしいなぁ。と勝手なことを思っていました。

ありがとう、緑が丘4丁目の家!
posted by 石井力重 at 23:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記、価値観、仙台オススメ

2008年12月25日

「IDEA PLANT代表の石井さんという熱い御人」と柳澤さんに

先日のシリコンバレー訪問、IDEO訪問のことが、KAYACのCEO柳澤さんのブログ(面白法人カヤックのいきかた 日経BP PC Online)に紹介されました。

7ページわたる読みごたえ有る記事です。その最後に私石井のことも言及してくれていました。

「IDEA PLANT代表の石井さんという熱い御人」と柳澤さんに表現されて、ひとりうれしくおもっていました。うれしいクリスマスプレゼント、ですねぇ!


(引用)
追記:
今回このIDEO社訪問の御縁をいただけたのは、IDEA PLANT代表の石井さんという熱い御人のおかげです。この方は日本では数少ないブレーンストーミングの研究者で、カヤックもブレーンストーミング好きの会社ということで、以前遊びにきてくれた方です。この方がIDEOに行くということを聞いて、ぜひお供させてください、というところから訪問が決定しました。この場を借りて御礼申し上げます!



いえ!こちらこそ本当にありがとうございました!!!  石井力重

国内のTRIZセミナーを取材しています。

宮城TRIZ研究会では、TRIZ普及の支援活動の一環として、国内の優れたTRIZセミナーを聴講し、取材記事として紹介する活動をしています。

記事は、宮城TRIZ研究会のサイトをご覧ください。
こちらをクリックしてください


TRIZは内容が良いのに、なかなか普及しにくいのは、一つにはTRIZユーザの属性が、研究部門、開発部門系の方であり、軽々しくTRIZがいい、わるい、ということを言ったりない方が多いことがあると思います。また、ネット上での情報でも、個人がTRIZについて書くケースがあまりありませんが、TRIZで作られるものが、開発アイデアであったりするため、社外秘の活動と密接にリンクしているため、相当に考慮しないといけないテーマになってしまうためだと思われます。私も、支援、という立場でTRIZの効能や使い道を人に話しますが、企業内のTRIZユーザだったら、ほとんど言えないことばかりに当たるだろう、とおもいますし。


【募集】

TRIZセミナーを聞いてきました、という記事をあなたも執筆してみませんか。金銭的な謝礼は提供出来ないのですが、宮城TRIZ研究会が開発するアナログ・ツール(智慧カードとか、あるいは、試作品段階のものなど)をご相談のうえプレゼントさせていただきます。原則として、恣意性のない公平な記事とするために、いく度か編集方針を提示しながら文章校正にお付き合いいただきます。また匿名での執筆も可能です。「こんなセミナーを取材してみたいのだけれど、宮城TRIZ研究会の取材記者として名乗って、取材してもいい?」と気軽にご相談ください。失敗したり、誰かに迷惑をかける可能性もありそうですが、基本的は、リスクを包含しながら、我々は創造的に活動したいと思っています。
posted by 石井力重 at 02:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | TRIZ



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