2008年12月31日

騒々しき日々、創造する人々、…&imagine

2008年は騒々しくすぎていきました。そして創造する人々ト一緒に、いろんなことをして行きました。

アンド、イマジン(想像してごらん)!

そんなことを一年の終わりに思い出していました。

souzou,は日本語では3つの言葉があります。

創造…創りだすこと
想像…思い描くこと
騒々(しい)…騒がしい様子


ご存じの通り、ブレスターを筆頭に、イノベーション・サポート・ツールの開発プロジェクトを推進してきました。その結果いくつもの成果物を世の中に出しました。

(2007年のブレスター、智慧カード、そして)2008年は、ブレスターAIR、アイデア会議マスター01/ブレイン・ライティング・シート、Idea Pop-up Cards(アイデア・ポップアップ・カード)という3つのプロダクトを世の中にリリースしてきました。

講演の回数もだんだんと増え、大学、行政系、学術団体、など、その活動の領域を広げてきました。

大学院については、休学をしていた博士課程への復学と同時に、工学→経済学への転籍、というウルトラC的な戻り方をしたりもしました。

創造学会には参加するたびに「騒々しい」と思います。アイデアマラソンの樋口先生は、前の席で、ばたばたとあわただしく聴講されて、講義も情熱的で、眠たくなる講義は皆無です。TRIZシンポジウムについても、非常にエネルギッシュで目が輝いた人々が集まります。

仕事においても、私のところへ相談に来て下さる方は、「起業支援」と「イノベーション・サポート・ツールの開発依頼」の2つが多いのですが、どなたも夢と希望。そういったものに満ちてお話をされています。

もちろん、いろいろと大変な背景を抱えておられるのも確かです。しかし、相談に来て、下を向いている人は1人もおりません。みんな私に情熱をぶつけてきて下さり、それを、私も同じ力で輻射熱をかえしている、という、なんとも暑苦しくも、貴重なお仕事をさせていただいていました。

それから、年末にかけては、シリコンバレーでのグーグル本社訪問やIDEO訪問、梅田望夫さんとの面会、プライベートでは、自宅の転居など、ばたばたばたと、大小の移動をしていました。

語学の意味でも、英語に対する親近感がぐっと増えました。ブレスターAIRは、英語/日本語切り替え可能なシステムですし、智慧カードの英語版(Idea Pop-up Cards)のすべての英訳は、専門家に任せていたとはいえ、一語一語のチェックは、責任者である私がしました。シリコンバレーでは、英語でのやりとりに、ときどき首を突っ込んで、はちゃめちゃな英語でも、質問を繰り出していました。英語が、話せるようになるために重要なのは、ロジカルな学習ではなく、「絶対に伝えるぞ!という強い意志」と「大きな声で話すこと」だと思いました。多少、英語の表現が稚拙でも、大きな声で言えば伝わります。きっと。

夏に初めて訪問した面白法人KAYACさん。何とシリコンバレーでは一緒にいくことになる、ということすら起こりました。CEOの柳澤さんといっしょに。これはとても貴重な面白い経験でした。贅沢な機会をいただいたと思っています。

年末は、来春の出版に向けて、妻の実家でも本の執筆活動に邁進しています。

子どもたちの成長も日々急速な時期、お父さん業も、忙しい時期です。

創造する人々とともに、そんなこんなで、素敵に騒々しき日々はすぎていきました。

そして、イマジン。

未来がどういうものであるのかを想像してごらん、と心の声が言っています。あなたが想像するものが、これから実現するものだ、と、世界のどこかでねじ巻き鳥がいっています。

(注:本当のねじまき鳥は、そういうことは言いません。大好きな村上春樹さんの小説にでてくる鳥です)

混乱を極めている世界の経済。しかし、混沌は英雄の輩出を生み出します。

意志ある強い想像は、強い世界を生み出す。

Imagine the Future!

まとめることに時間をとるよりも、次の年に、つよいエネルギーをけり出すことに、時間をとりたい。そうおもって、今日は一切の書きなおしなしに、ブログを書きました。

あなたがいなければなかったはずのもを、皆で創ろう。
私がいなければなかったものを、私は創ろうとし続けます。
気が向いたら、join us!
アイデアプラントは、あなたをいつもお待ちしています。
いばらの道でも、パワフルなトラクターで耕しながら、ゴールまではりしきり、次のステージから、現在を見渡そう。振り返るよりも、今はゴールまで、すすもう。

来年も、石井力重とIDEAPLANTは、理念に向かって容赦なき邁進をいたします。
posted by 石井力重 at 23:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記、価値観、仙台オススメ

2008年12月29日

BS(ブレインストーミング)の評価指標の検討

早朝3時に目が覚めて、仕事と研究をしています。研究ノートの一部を公開してみます。社会人院生というのも、プレッシャーのかかる立場ですね。(楽しいし、幸運なことでもあるんですが)


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BS(ブレインストーミング)の評価指標の検討
                        08.12.28


実験のさい、
BSの評価指標として
どんなものが、ありえるか、列挙し、吟味してみる。


(1)創造的所産の3要素
・目新しさ
・有用性
・巧緻性と統合

<<荒い吟味>>
 所産≒プロダクト、になっていないBS段階では
 これらの指標はどれもNGになる可能性が高い。
 ただ、現時点で否定すべきではない。


(2)創造性テストの3要素
・流暢性(アイデアの数)
・柔軟性(アイデアの観点数)
・独創性(他のアイデアにない要素を出現させた数)

<<かっこぶぶんは、石井のおぎなったもの>>
<<荒い吟味>>
 流暢性が従来のBSの測定時の評価指標であった。
 観点数とない要素の出現数、についても、吟味することで
 従来の実験で隠れていた変遷が見える可能性がある。
 これについては、荒い指標設定を、作成し、
 予備実験において、その出現動向をみることで、
 指標としての登用を吟味をする必要がある。



(3)「質(しつ)」
・アイデアの現実可能性
・アイデアの斬新さ

<<これは、石井の通常の評価>>
<<荒い吟味>>
 質というものを、どう評価するべきか、
 私の研究では、評価のベースを形成する問題であり
 重要だと思われる。
 直感的に採用した上記の評価軸は今一度、
 議論する必要がある。変えるべきか、このままでいいのか。
 何によって、この2軸をとろうとしたのか。
 アイデアの実際的な側面から、この2つを抽出したはずだ。
 それをいまいちど、堀起こす。
 …たぶん、アイデア評価の8指標(ブレスター・プロジェクトで開発中)に
  思想的には似ているはずだ。検討してみよう。

2008年12月28日

住む家によってこうも違うものか…

12月27日。仙台に久々に大雪が降りそうです。八木山南からみえる仙台南部は雪で視界が数百メートル先しかなく、ああ何年かぶりの豊富な積雪だなぁとおもっています。

前の家は、外気温と室内温度があまり変わらない家でした。人の呼気で窓ガラスは水滴がついて凍りついていました。玄関扉は凍りついて開かない、という冗談のような状況でした。雪の日は、本当に寒い家でした。ストーブは直接当たっていないとさむく、どんなにながくつけてもどんどんその分、隙間風がはいっていて、冷えて行ってしまいました。吸い込む息が、家の中なのに、本当につめたくて、起きぬけはしばらくは仕事になりませんでした。

今の家は、気密性の高い家で、今日のような大雪になりそうな日でも、ああさむいな、ともう程度で、窓は凍りません。朝起きて、机に向かっているのですが、寒くてPCを打つ手がかじかむ、ということもありません。小さなストーブを付ければほどなくあたたかくなりました。

仕事をするための環境が大事だとよくいいますが、今回の引っ越しで本当にそれを実感しました。どこででも仕事を私はします。日本中を移動しながら仕事をすることも結構あります。いろんなホテル、いろんなオフィスで仕事をします。なので、かなりどんな場所でも大丈夫なたちですが、やっぱりホームポジションが一番長いので、その環境が良いというのはいいですね。自分の書斎、自分の机ができたことで、寝る前にしていた作業をそのまま保存しておけるのも大きいですね。前は、しまってから寝ないと、朝子供たちが起きてきて触ることができる状態だったんです。昔なにかのブログでかきましたが、小さなちゃぶ台、これが私の自宅でのワークプレイスでした。講演や執筆もそこでしていました。今は、木工デザイナーの工藤さんが手作りで作ってくださった机です。仕事のはかどりがまったく違います。

長くなってしまったのでこの辺で。あまりにも、住む家によって、仕事の環境が違うということをおもったのでした。
posted by 石井力重 at 08:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記、価値観、仙台オススメ

2008年12月27日

引っ越し直後の書斎

shosai_hikkosi_chokugo.jpg

引っ越し直後の私の書斎はこんな感じです。机には、ぜったいに段ボール荷物を載せず、脇にうず高く積み上げられています。だいたい毎日、深夜3時頃まで、ここで仕事をしています。

バランスボールで仕事をしているのですが、フットワークが軽くなった気がします。しかし、普通のイスもやはり必要かなぁと思いつつありますが。
posted by 石井力重 at 00:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記、価値観、仙台オススメ

2008年12月26日

娘たちにとっては生まれ育った家だから

12月26日。本日、緑が丘(仙台市太白区)の貸家を大家さんに返却しました。修繕の業者さんを私が手配して、思いっきりきれいにしてお返ししました。

・畳の表替え、ふすまの張り替え
・玄関のひび割れたガラスの交換
・押入れの床板の交換
・障子の張り替え
・内外の清掃

これらを、きっちり、丁寧にしてもらって、敷金を超えることは気にせず、修繕を依頼しました。私たちもできる限り、清掃をおこなったり、修繕業者さんに時おりお茶を出したりしていました。

両隣の方が「借り手がそこまでしなくてもいいんだよ。法律手的には、貸家の自然な消耗は、借り手の負担じゃないんだし」ともおっしゃっていただいて「それは分かっていますが、娘たちにとっては生まれ育った恩のある家です。次の人が気持よく使ってもらえるように、できる限りのことをして出ていきたいんです。」というと、わかってくださいました。

修繕業者の方々も、「かわったお客さんだねぇ」とニコニコしていらっしゃいました。

最後は大家さんに、引き渡し、中をすべてチェックしてもらいまいた。これまでおっかない大家さんで、ご高齢の方でもあるので、なんとなく苦手だとおもっていたのですが、最後はお家にあがらせていただいて、お茶や漬物までごちそうになってしまいました。娘たちはお菓子をいただいてしまいました。

そして、ほとんど戻らないだろうとおもっていた敷金は、ほぼ満額、現金でその場で返していただきました。修繕業者さんにお支払いした分はすべてそれで賄えました。差し引くと、実質、数万円の返却となりました…。

仙台は敷金を返さないという文化だとよく聞かされていたので、そういうのはなくってもいい、とすっぱりあきらめていたのですが、大家さんの誠実さに温かい気持ちになりました。

また、遊びにおいで、と大家さんの奥さんにおっしゃっていただいて、寒い雪の中を温かい気持ちで、思い出のある借家を後にしました。ぼろぼろの貸家で、裏にはミニスナックがあり夏は夜中までカラオケがうるさく、冬の夜は外気温と変わらないくらい寒くなる隙間だらけの家でしたが、ガランとしたその家のすがたをみながら、娘たちと過ごした思い出がたくさん、思い出されました。ちょっぴり切ない気持でシャッターを切りました。

midorigaoka_omoide_no_ie.jpg

かつての私のように、お金がなくてぎりぎりの線で家を借りたい人がここにはいって、同じようにいつかまた巣立ってほしいなぁ。と勝手なことを思っていました。

ありがとう、緑が丘4丁目の家!
posted by 石井力重 at 23:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記、価値観、仙台オススメ

2008年12月25日

「IDEA PLANT代表の石井さんという熱い御人」と柳澤さんに

先日のシリコンバレー訪問、IDEO訪問のことが、KAYACのCEO柳澤さんのブログ(面白法人カヤックのいきかた 日経BP PC Online)に紹介されました。

7ページわたる読みごたえ有る記事です。その最後に私石井のことも言及してくれていました。

「IDEA PLANT代表の石井さんという熱い御人」と柳澤さんに表現されて、ひとりうれしくおもっていました。うれしいクリスマスプレゼント、ですねぇ!


(引用)
追記:
今回このIDEO社訪問の御縁をいただけたのは、IDEA PLANT代表の石井さんという熱い御人のおかげです。この方は日本では数少ないブレーンストーミングの研究者で、カヤックもブレーンストーミング好きの会社ということで、以前遊びにきてくれた方です。この方がIDEOに行くということを聞いて、ぜひお供させてください、というところから訪問が決定しました。この場を借りて御礼申し上げます!



いえ!こちらこそ本当にありがとうございました!!!  石井力重

国内のTRIZセミナーを取材しています。

宮城TRIZ研究会では、TRIZ普及の支援活動の一環として、国内の優れたTRIZセミナーを聴講し、取材記事として紹介する活動をしています。

記事は、宮城TRIZ研究会のサイトをご覧ください。
こちらをクリックしてください


TRIZは内容が良いのに、なかなか普及しにくいのは、一つにはTRIZユーザの属性が、研究部門、開発部門系の方であり、軽々しくTRIZがいい、わるい、ということを言ったりない方が多いことがあると思います。また、ネット上での情報でも、個人がTRIZについて書くケースがあまりありませんが、TRIZで作られるものが、開発アイデアであったりするため、社外秘の活動と密接にリンクしているため、相当に考慮しないといけないテーマになってしまうためだと思われます。私も、支援、という立場でTRIZの効能や使い道を人に話しますが、企業内のTRIZユーザだったら、ほとんど言えないことばかりに当たるだろう、とおもいますし。


【募集】

TRIZセミナーを聞いてきました、という記事をあなたも執筆してみませんか。金銭的な謝礼は提供出来ないのですが、宮城TRIZ研究会が開発するアナログ・ツール(智慧カードとか、あるいは、試作品段階のものなど)をご相談のうえプレゼントさせていただきます。原則として、恣意性のない公平な記事とするために、いく度か編集方針を提示しながら文章校正にお付き合いいただきます。また匿名での執筆も可能です。「こんなセミナーを取材してみたいのだけれど、宮城TRIZ研究会の取材記者として名乗って、取材してもいい?」と気軽にご相談ください。失敗したり、誰かに迷惑をかける可能性もありそうですが、基本的は、リスクを包含しながら、我々は創造的に活動したいと思っています。
posted by 石井力重 at 02:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | TRIZ

2008年12月24日

八木山南(仙台市太白区)に引っ越しました。

12月24日。引っ越しをしました。

旧居も新居も「仙台市太白区」という同じエリアで、引っ越した家の距離は、実はたった3キロですが、大分感じがちがう地域です。

新居は「八木山南」というところです。東北大の先生がたが結構住んでおられるようです。

私は学生時代(学部・修士)に、この八木山南にあるアパートに住んでいたので、地域の土地勘がありました。当時から、工学部の著名な先生がすんでいるなぁとうっすらと思っていたのですが、今回の引越しにあたり、地震に対するエリアごとの強さを調べてみると、八木山南あたりはかなり地震に強いようです(そういうデータを仙台エリアは一般の人が見られるサイトがあります。もちろん、あくまでも参考という目安と考える位置づけくらいがよいとおもいますが)。家のある場所は、緩やかな南向き斜面、その上の方で、書斎からは仙台市南部や蔵王山が見えます。

引っ越しの準備から当日まで、私は仕事を理由にして自分の書斎のことしかやらず、妻がほとんどすべての荷造りして、各所への連絡関係もしてくれました。

私が担当したのは、旧大家さんとの交渉と、返却する家の修繕です。私のこだわりがあり、借りた家を修繕して退去したいと思っていました。5年前に入居した時より、きれいに、いい家に、して出ていきたい。築何十年のぼろぼろの家でカビとほこりがひどい家でした。しかし、娘たちを育ててくれた恩のある家ですし、子供たちにとっては生まれてから5歳(と2歳)まで育った「思い出のある家」ですからね。

新しい家はすこぶる快適です。妻は家事が非常にしやすいようで、娘たちも楽しそうです。カビ臭さやほこりがなくなったので、体調も良く、健康になりそうです。人生においてこれは貴重なことですね。

新しいステージへ加速をするぞ、という決意とセットで、今日、新しい家での暮らしがスタートしました。



追記:

引越しの際に出会った良い仕事をされる会社さんをせっかくなのでご紹介します。

引っ越し業者について

(たまたま仙台エリアだけという可能性もありそうですが)「ハート引越センター」はすごく仕事がしっかりしていて良かったです。きびきびしていて、挨拶もしっかりしています。搬入の際の養生もチキンとしているし、エアコンの取り外し取り付けも含みでかなりのリーズナブル価格でした。朝9時スタートで11:59にはきっちり仕事を仕上げて帰って行かれました。仙台で引っ越しするなら、検討の一つにぜひ入れてみて下さい。

家の修繕(リフォーム)について

スイコーさんという会社に、押入れの床板交換をお願いしました。仕事の姿勢や仕上がりがよく、価格はリーズナブルです。社長の澤口さんと一度何かのイベントの際にお会いしたことがありますが、とても人格者で、それがそうした企業文化をつくられているようです。小さな仕事でも嫌がらずにきちんと相談にのって、受けてくれます。家の修繕、どこに頼んだらいいんだろう、というときには、検討に入れてみて下さい。

家メーカーについて

セルコホームさんでしたが、対応がしっかりして、仕事も丁寧でした。いくつか家を見て回りましたが、長く使うものゆえ、人が信頼できるか不信感をもってしまうか、は長い時間で積算される「気持ち」となるので大事だと思いました。信頼が続けば、安心してすめますからね。セルコホームのツーバイフォーの建築は、暖かくて住みやすいですね。昨日までいた家とちがって、一度暖房をつけると、消しても、ずっと暖かいです。(今、12月25日の午前1時50分ごろですが、1時間前に暖房を止めた書斎でこの文章を書いています)。

不動さん屋さんについて

(仙台のみのローカルな話になりますが)ヒロ・インターナショナルさんがとてもよい仕事をされていています。たまたま出会った不動産屋さんでしたが、真摯な対応方法と計画的な段取りで、迷うことなく手続きを進められました。仙台の友人に「どこかいい不動産やさんってある?」と聞かれたら、自信を持ってここを紹介したいとおもっています。
posted by 石井力重 at 23:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記、価値観、仙台オススメ

イノベーティブなアイデアを組織にアプライする5つの方法。

首記の課題は、多くの企業が、アイデア創造に着手すると直面します。ここでは、5つにまとめたものをご紹介します。先日の説明会できかれて、まとめてみようとしたものです。

1.アンダー・ザ・デスク方式

成功するまでは職務時間内にやらず、業務外のプロジェクトとして活動し、取り組みに成功したら、その時点で、企画として社内に提案する。失敗したら、ということに対する対策案を列挙するよりも、実行できるアイデアであることを示せる段階で、企画化するスタイル。あるいは、大手のベンチャー企業のように、報告義務のない挑戦的な仕事に一定の時間を割いて良い(例えば、20%ルール)という制度を作る。


2.小さく産んで、大きく育てる方式

小さくごくごく小さなリソースで、実際に事業をおこなって、成功する。どんなにイノベーティブなアイデアもあっても、顧客が実際にいる製品やサービスには、人はNOといいにくい。小さなテストマーケティング的な事業化を。


3.社長直轄組織化 方式

社内で、そのプロジェクトを社長直轄組織とし、実行においては社内のリソースを、これがプライオリティー最高として、自由に使えるようにする。


4.社内ベンチャー 方式

物理的に離れたところに、仮想的な一会社として、組織を作る。組織文化的な制約から離れて活動させる。決裁権などの多くのものを委譲。


5.ベンチャー企業の買収(R&D⇒M&D)方式

イノベーティブなアイデアを事業ごと買い取る。要素技術の研究と開発を自社で行う従来のR&Dのスタイルに対して、Rの代わりにM&Aを行うという意味で、M&D、と表現されることもある。




これら1〜5のレベルごとに、必要な体制作り、経営資源、取り組みに要する期間が変わります。(後者になるほど長くて大きな物になり、大変です)。実際には、社内の複雑なルールや、したがっているものごとがあり、そうそうはうまく上記の5つを試せないでしょう。しかし、どれが一つでも、可能性があるならば、それをベースに展開してみていただきたいと思います。(ご相談も歓迎)

posted by 石井力重 at 04:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | メソッド&ハウツー

ライフガードデザイン部会の説明会をしました。

12月22日。新製品を構想する活動を体験するプロジェクト、を展開します。その説明会をしました。

なぜ、ライフガードデザインなのか。
なぜ、アイデア創造なのか。

その点を中心にして、お話をさせてもらいました。詳しい話はまた、書きたいと思いますが、一言でいえば「新しいことを考え、それを具現化する人材が必要とされている」という社会の要請にこたえるもの。

力いっぱい頑張ります!

2008年12月20日

K designの書斎机がやってきた!

12月20日。私の書斎に、机がやってきました。

シンプルでタフ。プロユースの道具はこうでありたい、というイメージをお話しして、木工デザイナー、K design 工藤さんに制作していただいたものです。

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ビッグボンバーズの播磨さんにカッティングシートを作ってもらったというK designの自動車。天候に恵まれて、泉から太白まで、荷台につまれて机がやってきました。大きな天板も軽々と工藤さんは運びます。

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組み立てた後、工藤さんは、顧客先で完成した「作品」を撮影します。その作品のうちいくつかは、K designのニューリリースで、公開されます。この日の撮影も、後に、公開されるかもしれません。広角のいいカメラをお持ちでした。

机は、広々とした天板と、しっかりとした安定感、全体的にシンプルで、すてきなおもちゃのような「分かりやすく単純で太いアウトライン」です。手触りもすごくやさしい仕上げになっています。角の処理などは、ほんとうに気を配ってしあがっています。

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工藤さんと作品を一枚とりました。ちょうど持っていたポメラを広げて、机の広さを示してみました。室内の撮影でなかなか机本来の広さが出ませんでしたが、中央のポメラのキーボードは、A4ノートPCと同じ横幅があります。そのポメラがかなり小さく見えます。沢山の資料を見ながら、執筆の仕事をするにはすごくよい広さです。

本当に気に入る机が手に入りました。これで、ますます、仕事を加速していけそうです。気持ちをこめてこの机を作ってくれた工藤さんのことを思うと、苦しい時も、さぼりそうな時も、きっと机が私を元気づけてくれるでしょう。

ちなみにイスは、黄色いバランスボール(大)にする予定です。
posted by 石井力重 at 23:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記、価値観、仙台オススメ

2008年12月19日

ご案内:「起業活動の初期段階、アイデア創造の活動を地域で共有する」ことを目的に、具体的テーマを想定し、皆でアイデア出し、アイデアの補強、評価などを体験するプロジェクト

私が講師をつとめるプロジェクトが1月から3月まで、行われます。「起業活動の初期段階、アイデア創造の活動を地域で共有する」ことを目的に、具体的テーマを想定し、皆でアイデア出し、アイデアの補強、評価などを体験するものです。ご興味あればぜひ参加されませんか。

来週の火曜日、22日(2008年12月22日)に、説明があります。それに参加できなくても、プロジェクトには参加できます。お気軽に私までご相談ください。

 石井力重
 rikie.ishiiあっとまーくgmail.com



以下、ご案内文です。


社会は常に変化し、自社の戦う市場も変化しています。変わらない創業の志しを貫くには、変えていかなければならないものがあります。

”新しい物事を考え、それを形にしていく”そういう人材やスキルが多くの会社で必要とされています。
 そこで、みやぎ工業会/技術交流委員会では、宮城県産業技術総合センターのご協力をいただき、具体的テーマをもとに、製品開発のアイデアを出し、ブラッシュアップし、評価していく一連の活動を体験し、製品開発の初期段階の活動を地域で共有するための活動を実施します。

 将来、自社単独の、あるいは、地域の企業との連携の、商品開発の可能性を高めることを、本分科会の目的とします。


アイデア創出の具体テーマには「Life Guard Design」を選びました。


【LDとは】 正式名称「Life Guard Design(ライフガードデザイン)」

「老若男女といった差異、障がい・能力の如何を問わずに利用することができる製品・情報の設計(ユニバーサルデザイン)」の概念に近いもので、災害時に有効な、言い換えると防災・減災機能を有する製品・情報、デザイン、製品開発の概念です。宮城県が調査研究を進めている新たな概念で、身の回りの全ての製品、サービスが対象です。萌芽的な市場である防災・減災機能を有する製品開発促進のためのガイドラインとして今後多いに注目されるでしょう。

◆LD分科会の活動内容
1.具体的開発テーマとして、萌芽的市場である次世代の防災・減災機能付き製品の開発事例の学習
2.参加企業の自社ブランド商品の開発検討のためのブレインストーミング(アイデア出し)
3.参加者の相互検討によるブラッシュアップ
4.専門機関のアドバイスなどを踏まえたアイデアの評価、発展

◆主催: みやぎ工業会 技術交流委員会 ライフガードデザイン製品開発分科会 事務局
◆協力: 宮城県産業技術総合センター
◆説明会日時: 平成20年12月22日(月) 13:00〜14:00
◆場所: 宮城県産業技術総合センター 2F 産学交流室
       仙台市泉区明通2-2 TEL 022−777−9891
◆応募資格  みやぎ工業会のすべての会員企業が参加可能です。防災・減災の知見は一切不要です。自社の保有技術、既存商品を活用して、新製品開発を意欲的に検討したい意思のある方で、工業会の参加企業の社員であれば、どなたでもご参加いただけます。
 工業会の会員以外の方も参加可能です。事務局までご相談ください。

【ご参考】説明会後のスケジュール
※月日は予定です。参加者にはそのつどご案内をいたします。
12月22日〜1月15日 説明会後、分科会への参加者の募集開始
1月27日 事例学習とアイデア出し
  外部講師による事例説明
2月9日または10日 アイデアのブラッシュアップ
2月下旬 セミナー (外部講師による)
3月3日または4日 アイデアの評価とまとめ



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