2009年08月31日

講演中の時間管理をしていて気が付いたコツ

大体いつも、お伝えしたい事が沢山あって、2時間のところを20〜30分、はみ出してしまうのですが、ある時に、ぴたりと終わったことがありました。

当初90分と伺っていて、そのために内容を設計した、120分ぶんになってしまったので、予備スライドとして、30分を「+α」にしました。

その後、その持ち時間が120分であるとわかり、それならばちょうど呼びも含めて、おさまりがいいとおもって臨みました。

その結果、当初90分枠で終わる内容が終わったのは、120分ちょうどでした。残りの予備スライドには入らずに。

90分の中でも、聴講される方の反応を見て、「すこし具体的なこともお話ししたり」「関連するちょっとアドバンストな内容」もお話ししたりするので、25%程度長くなるのが、原因です。

これを初めからおりこむのは難しいもので、大体、組織によって、「これは聞いたことある」「この辺は興味がない」というのがあります。そこは大抵、最小限の要素をお伝えして、ささっと進みます。聴講されている方にはわかりえないかもしれませんが、いく度が私のワークショップに参加された方は、実施毎に内容もちがうち、同じ内容でもウエイトが違うと感じられると思います。そこにはそういう背景があります。


さて、もどりますが、大体120分の持ち時間があった場合、私のようなタイプは、90分ぶんで組んで、後の30分は予備、という構成が良いようです。少しでも多くのものを渡したい、しかし、早く過ぎて多すぎて何も伝わらないのは、もっと避けたいですから。

追記:

あるいは、波多野先生(波多野卓司先生)のように、配布資料がワードで書いた、「もうほとんどこれは本ですね」というような知の解説書をくばり、それを元に、適宜お話していく、というのもありかもしれません。波多野先生はスライドをめったに使いません。それでもすごく分かりやすくお話しされます。そしてホワイトボードをよくつかわれます。


ということで、話の長くなりがちな講師の場合のコツ、としては「短い時間で終わる内容+予備」でスライドを作ること、と最近思い至りました。
posted by 石井力重 at 16:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | メソッド&ハウツー

【!】8月21日にご相談のお電話をくださった方へ

8月21日に「アイデアスイッチの著者、石井氏へ、アイデア出しのワークショップの相談をしたい」ということで、デュナミス(アイデアプラントのパートナー企業)にご相談のお電話をいただいた方へ。

お電話を頂いたことをその日のうちに伺っていたのですが、折り返しお電話するべき番号が分からないでおりそのまま時間がたってしまいました。せっかくお問い合わせいただいたのにお返事をしないままでおります不義理をお許しください。

(可能性は低いかもしれませんが)もしかしたらこのブログをご覧頂いているかもしれない、とおもい、ここにお返事を掲載させていただきます。




ご連絡ありがとうございます。
アイデアプラント 石井力重です。

お役にたてるならば喜んで
前向きに検討させていただきます。

アイデア創出の技術について、
「ごく簡単な内容を市民向けに」とか
「研究開発部向けに、かなり専門的な内容で」とか、
多様なご要望をいただきます。

講義内容、ワークショップ内容は、
ご要望毎に最適な形で作りますので、
どうぞご要望をお聞かせ下さい。
(「○○っぽい感じで」とか「こんなのやってほしい」という
 トーンの断片的なテイストでも結構です)

創造的な人や組織が次々と生まれてくる社会を作りたい、
その為に役立つことであれば、喜んで、お受けします。


なお費用ですが、
1.往復の旅費(新幹線のグリーン車)
2.宿泊費(日帰りできる地域は不要です。東北の南部など)
3.講演・ワークショップの費用(教材代と講師代)
4.講義・ワークショップの設計費(標準コンテンツでよろしければ不要です)

もし、現地に行かずに
「事前に取ったビデオの上映」+「WEBカメラでの質疑応答」
でよろしければ1と2は不要です。
上映中、現地とこちらのWEBカメラをつないで
リアルタイムで質疑応答にお答えします。

標準コンテンツでよろしければ、4も不要です。
3については、目安は2時間5万円(+税)です。(2009年現在)
教材は小人数ならば、数千円〜数万円です。
(内容によっては不要のこともあります。)

ただ、講義の性格上、できれば、現地にお伺いしたいと
思っています。

直接顔を見て、皆さんの雰囲気を見て、
話す内容に微調整をかけながらお伝えしたいですから。

以上です。
ご検討下さい。

その他、お気軽にご相談ください。



全国を回っていることが多く、講義やコンサルティング中は
電話に半日以上出れないことも多く
大抵は折り返すことができる時刻が、夜遅くなってしまいます。
メールであれば夜中にオフィスに戻った後にでも
第一報お返事を入れさせていただきます。

rikie.ishiiあっとまーくgmail.com

        あっとまーく、を@に変えて下さい。



ぜひいつか、お会いできるのを楽しみにしています。
ご連絡ありがとうございました。

                 石井力重


2009年08月29日

好きなことを仕事のするのは難しい、しかし、それには続きがある

昨日、優れた経営者の方とお話をしている時に「好きなことを仕事にするのは難しいと言われますが、どう思われますか?」と聞かれました。そのことをふと朝も考えていたのですが、今こう思っています。

「好きなことを仕事にするのは難しい」というフレーズはあまりに有名で、チャレンジャーや若者の未成熟な選択肢を再検討させる強い効果があります。(ただ、効果が強すぎる薬のようにみえます)。

このフレーズ、正しくは後ろ側に次の言葉が付くべきだと、私は思います。

「 好きなことを仕事にするのは難しい。
  しかし、心をこめて、やり抜くことができる仕事は
  そこにしかない 」

と。

別に心をこめなくても給与はもらえますし、やり抜くつもりのない仕事に従事することだって、決して否定されることではないと思います。ただ、しかし、その人が「心をこめて、生涯の仕事と本気で思って情熱を注げる仕事」を望むのであれば、苦しい道を行くのも苦ではない。と私は思います。好きなことを仕事にしたら、結構苦しくてだめだった、ということも事実としてあるとは思います。芸術系の仕事とかアーティスト系の仕事は、経済価値とのリンクが曖昧なので、ご飯を食べにくい。それも事実です。なので100%とはいいませんが、しかし、好きなことに1000日(3年)迷いなく情熱を注いで仕事をすれば、必ず細いけれども道は拓ける、と私は信じています。その細い糸の先には、その人にしかみることのできない景色が待っている、必ず。そう思います。多くの志しある経営者の方やある種のプロデューサーと呼ばれるような役割を担ってきた人々を見ると、そう思うのです。



 好きなことを仕事にするのは、難しい。
 しかし、心をこめて、生涯の仕事として本気で打ち込む仕事を
 して、日々を生きていきたいならば、本人には苦ではない。


若者に、「君はどうかな?本当に生涯の仕事とするしごとかな?」
「迷うようなら、やり抜くことは、難しいかもしれませんよ」
と問いかける先人たちの知性が
「好きなことを仕事にするのは、難しい」
の言葉の本来の姿ではないか、と思うのでした。
posted by 石井力重 at 10:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記、価値観、仙台オススメ

2009年08月28日

なんと、中部経済新聞に掲載されておりました

chuukei.jpg

今夜から、名古屋に来ています。

明日は、アイデア創出の技術(講演とワークショップの4時間バージョン)を、ブラッシュアップさんの主催で行うのですが、そのセミナーがなんと、8月21日の中部経済新聞の紙面にありました。

セミナー会社さんの仕立てで、お話をさせていただく初の機会なのですが、そのイベントが新聞記事になるなんてことは、めったにない貴重な機会なのではないかと思っています。主催者さんの志しや目指すもの、そしてきて下さる方に、参加して良かったとすこしでも多く思ってもらえるように、明日も全力で行います。


お客さんへの圧倒的な愛がその製品のフォルムに宿る(仕事の質に宿る)、そんな仕事を僕は、できているだろうか。願わくば、毎日その問いに、「はい」と答えら得る日々を紡いでいきたい。



明日も、使命と決めた仕事を全力で。

出張先の朝食に、シリアルバーを

ホテルに泊まることが多い仕事スタイルですが、
いくつかのコツを発見します。その中からご紹介ます。

1.使い捨てのスリッパ

東北新幹線はグリーン車に乗ると、スリッパをくれます。
ホテルでも使い捨てのスリッパのところがあります。
それを一度で捨てないで、数日の旅程で持っておくと
部屋の中やちょっとした休憩のときに足が休めていいです。
ホテルのビニールのスリッパは足が心地悪いですからね。


2.朝食用に、シリアルバー

ホテルに泊まっていると朝が忙しいことがあります。
服を着て、身支度して、朝食会場に行く。
もどってきてまた歯を磨く、外出までにまだ間があれば
一度スーツのズボンを脱ぐ、といった作業があります。(しわになるので)
朝一、起きてから仕事をしていると、意外とホテルの朝食の
時間が煩わしいもので、一連の行為の為に
最低で30分、長いと45分ぐらいかかります。
できれば部屋で取りたいので、おにぎりを買ったりして
置くこともあるのですが、それが意外と、朝食が
食べたくない時などには、無理して食べたり、ということも。
かといって大抵は昼食は外食なので、それを食べる機会がありません。
そこで、ソイジョイのようなシリアルバーがお勧めです。
ホテルで仕事をしながら数分で食べられますし
食べなくてもカバンに入れておけば邪魔になりません。


3.長期滞在には、ボディーソープを

長く滞在する時には、シャンプーを使いなれたものにすると、リラックスして過ごせます。ただ、一泊ぐらいなら、たまには違うのも刺激でいいのですが。


4.LANケーブル

備え付けのものは、机から50センチという短さのランケーブルだったりします。これは短い。つかれた夜に、ベットの上で寝転んで、寝る前にチェックするべきことがあったとしても、机にはりついて読むのはきついです。長いもの(1.5m)があれば、快適です。


5.紙パック(1リットル)のお茶

100円でコンビニで買えるパックのお茶。これを1本かっておくと、夜中に乾燥していてのどが渇いたりするときに便利です。ペットボトルの水分だけでは、ちょっと、一日に摂取する水分が足りない、とか、お酒を飲んだ後に大量に水分をとりたい(ビールには利尿さようがあるので、水分を追加しないと)ということもあります。それらに対して、紙パックのお茶は、かなり便利です。コストパフォーマンスもいいです。ホテルの備え付けのお茶は面倒、という人にはとてもいいです。ただ、半分しか飲まないで、チェックアウトを迎えると、もったいないのが難点ですが。
posted by 石井力重 at 10:27 | Comment(2) | TrackBack(0) | メソッド&ハウツー

創新の前に、大量取得+限界はき出し

新しいものを作る時には、
大量のインプットもいります。

過去からの蓄積の多さ、だったり、
新鮮な情報の取得だったり。

一方で、限界まではき出す、というのも
必要であったりします。

出しきる先に創造性のおいしいゾーンがある。
はじめに出るのは、平凡なもの。

その意味では、
取り込み、生まれてきたら、
そのうまれてきたものを、大事にしつつも
どんどんはき出し、はき出すものがない所まで
はき出ししていく。

そうしてようやく、頭は、
新しいものを創造する(創新する)
土台ができる。

そんな感じがある種の作業に見られます。

大量取得して、大量に出して。
そうすると、大きな無駄のようですが、
料理で言えば、これは、
おいしい料理の為に、出汁をとる行為っぽいですかね。
入れて煮込んでほとんど取り出してしまう。
そこにのこった液体の中に、
見えない程度の何かが、のこっていて
それがあるから、作品がおいしくなる、的な感じでしょうか。



今、新しい文章を書こうとしています。
その前に、大量に吐き出しておく必要がありそうです。

郵便・料金・A4を三つ折りにする封筒での

http://method-and-howto.sblo.jp/article/32017197.html へ移設しました。
posted by 石井力重 at 01:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | メソッド&ハウツー

2009年08月27日

発想事例の作り方

今、講義スライドを作っています。

アイデア創出の技術、というテーマなのですが、発想の方法だけじゃなく、それを用いて実際に発想してみた(というプロセスと出てきたアイデア)というスライドを作成しています。


発想事例。

これは目にするととてもすんなり「ふーん」という感じに感じられるぐらいの平易さで表現するのですが、それに至るまで、思考と作業のステップがいくつかあります。

こんなふうになっています。


1)発想の手法を選定する

想定する参加者(聞き手)にあわせて、最適な発想方法を、選びます。参加者さんが日々の仕事でそれをつかえているシーンがうまくイメージできるものを。

2)発想法で、実際にまず、発想する

他の人には分かりにくい「アイデアの断片」「初期的なアイデア」を出していきます。ステップにのっとって、その思考過程を書きとめていきます。

3)表現を整える

初期的なアイデアは、生のまま人に見せても、理解してもらいにくいものです。また、どうしてそのアイデアにたどりついたのか、跳躍した部分が大きいと、聞き手は思考の森で迷子になりあとでたどり直せません。表現を整え、プロセスをつなげていきます。

4)減らす、簡単にする

論理飛躍の怒らない程度に「無くても成り立つもの」を削り込みます。せっかく書いたのに・・・と思う気持ちがここで生まれますが、削るほどよく伝わるのだ、と言い聞かせて、削ります。(余談ですが、ネット上のメディアでの私の記事の場合、2000文字の原稿を書くのに、6000文字ぐらい書いて、そこから削ります)。

難しい表現や高度な概念的なものは、極力、具体的で誰もが知っている物事に直します。



そうすると、平易な「ふーん、まあ、それぐらいなら、別にやれば、できるかな」というスライドになります。

この時に「凄い発想であると思われたい」なんて気持ちがあると、とたんにスライドは分かりにくくなります。滅私の先に、優れた講義や知的手法の提供事業がある、のだと思います。


以上、発想事例(のスライド)の作り方でした。
posted by 石井力重 at 11:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | メソッド&ハウツー

仙台での打ち合わせや面会が集中した日

昨日の昼は、農商工連携プロデューサー事業関連の打ち合わせがありました。FMSの三輪社長、プロジェクト地域活性の望月社長と、講義コンテンツの打ち合わせをしました。私は「アイデア創出の技術2」をお話します。三輪さんの方は商品開発のかなり面白い内容をされるそうで、とても楽しみです。

昨日の夕方は、和歌山の大学関係の方がいらっしゃいました。学会が仙台であるので、その際にお話を伺いたいとおっしゃっていただいて。アイデア創出の技術(講演)やアイデア・スイッチ(書籍)で述べていること、あるいは、アイデア創出支援ツール開発プロジェクトの中から誕生したツールの背景や構造について、お話をしました。

その時間の合間に、発想事例の作成(今週末の講演・ワークショップに向け)をしたり、創造的思考についての文献にある概念から、企業でのブレインストーミングの実例を意味づけし直して、それらが構造的に何を展開していっているのかを、言語化したり(これは、大学院での創造工学の研究にむけた考察、というべきでしょうね)をしていました。

したい仕事をしてごはんが食べられる。幸せな日々をおくらせてもらっています。

2009年08月26日

判断遅延(批判禁止)と創造的退行。ガルシア=マルケスのブレストからの考察。

ブレストの第一ルールにDefer Judgement「判断遅延」があります。「批判禁止」とも訳されたりしますが。

新版・心理学辞典の中の「創造的思考」の項目に「創造的退行」という概念があります。創造的な思考にはある程度「退行」が関係するようです。

健康的な「退行」というのは、創造的な人には「ああ、理解できるな」という概念だと思います。これ一つでも面白いことがいろいろ説明できそうです。それはさておき。

創造的退行を促すのが「判断遅延」の本質的な意味(あるいは役目)なのではないか、と最近、思います。

判断遅延や批判禁止、という表現をとっていては理解できない優れたブレインストーミングがあります。それを深く理解するための視力を手に入れられる気がします。

ガルシア=マルケスの「物語の作り方」という本がありますが、これは、じつにブレストとしてみると興味深い。

もともと、この本は、漫画家さそうあきらさんから、大学でのブレストの講師お仕事を依頼された時に、「こうありたいブレストの一姿」としておされた本で、読み応えがあります。この本の中で、ガルシアマルケスという優れたお話を作り出す人物が、彼のシナリオ教室にあつまった生徒さん(多くはプロや卵)と、お話をダイナミックに作り出していく「批判(判断)ありのブレスト風会話」です。

創造的な作業として実に興味深いことが展開されていますが、ブレストの本質を「判断遅延(もしくは批判禁止)」として絶対的なもの的なとらえかたをしてしまうと「これはブレストではない」ということになってしまいます。

ブレストの心理様式の本質には、たぶんですが、「創造的退行」と表現される心理様式のがあります。確実に文献でおえてない「石井仮説」の域ですが、経験的にはこの仮説は肯定される事例が多いと一時的判断をしています。


長くなりましたが、「創造的退行」の状態になるためのブレストのルールがある、としたら、判断遅延が必ずしも絶対視されるべきじゃありませんね。とここで述べたいのです。

ガルシアマルケスら彼らのブレストには、頻繁に「否定」や「それじゃ30分ではおさまらないぞ」という判断が登場します。そして、収束フェーズに近いアイデアの選択も頻繁におこなわれます(ただし、大きくひっくり返して戻ります。まるで分岐した道をいっきにもどって、別の道をゆくように)

彼らの中に「創造的退行」と呼ばれる心理状態がしかしいつもあります。これは参加者が多少の批判は、考えるトリガーとしてうけとれていて、「創造的退行」の解けてしまう害的効果はあまりうけとらないですごせる批判に強い心理的なタッチ(批判への免疫力)があるから、いけている行為だと思われます。

多分、素人があのブレストに参加したら、発言をしなくなってしまうでしょう。たぶんですが。

優れたベンチャーチームでブレストをすると、似たことが起こります。リーダとメンバーの間で強い信頼感があると、「否定的なコメント」は生産的な思考のトリガーとして(ひとヒネリして)うけとられ、さらに場が活性化する、なんてことがあります。その空気を共有していない人には「とてもじゃないけれど、そんなのブレストじゃないよ」と切り捨ててしまいそうですが、「創造的退行の促進される中での創造的な会話」を拡張した広義のブレストと考えるならば、それはブレストだと思います。


創造的なアウトプットを欲する。
 ↓
創造的退行を保持できる場を作る。
 ↓
そのために4つのルールがある(いわば、創造的思考のガイド)。

ということでスタンダードなブレストをしている、とするならば、
別の方法で、創造的退行を保持できるならば、
それはそれでOKなはずなんです。

たとえば6色ハット法も、あるいみ、創造的退行の促進効果が
認めらるでしょう。

これは「ブレスト」ではないかもしれませんが
「創造的なアプトプットのための話し合い」(名称を後でつけます)
には含まれています。

そんなことを、ふと「批判バリバリの、しかし、創造的、会話」のすすむ『物語の作り方』に思うのでした。



備考:

仮の命名について

「創造的なアプトプットのための話し合い」

これを

「クリエイティブ・ミーティング」か

「クリエイティブ・カオス」か

「クリエイティブ・グローウィング」ぐらいの

意味性をもつ固有性ある名称をつけたいのですが。


仮の名称

「クリエイティブ・プランティング(Creative Planting)」
あるいは
「一般化ブレインストーミング」

ぐらいの技法名として、仮の名称としたい。


ここに定義します。

Creative Planting:

創造的なアプトプットのための話し合い。
創造的退行を促すためのガイドラインなどを明確に持っている場合と場(あるいは特殊な参画メンバー)がもつ創造的退行を促進するための心理様式をベースに行われる話し合い。
一人で同様の心理様式をもって、独創していく作業も含む。

多くの場合はブレインストーミング(あるいはその派生技法であるブレイン・ライティング、カード・ブレイン・ストーミング)と一致するが、ブレストにおいてもっとも重要な機能を担う判断遅延については、創造的退行の維持できる限りは、必ずしも絶対条件としない。(類似の概念である批判禁止についても、同様である)

2009年08月25日

商店街活性化のアイデア出し講座の依頼

今日、ある機関から、ご依頼をいただきました。
只今、深く考え中です。

2009年08月24日

厳密に重複しないコンセプトを複雑な概念で定義するより、多少重複しても発想を引き出すような概念で解空間を埋め尽くす

先日、ある方に、智慧カードがどういう意味合いを持つのかを
ご説明する機会がありました。すこし書き換えて転載します。
いずれ創造工学のペーパーを書くときには正しい調べを記載したいと思います、
現時点でわかっていることを、記しておきます。





ちなみに、彼らは、2時間で100近いアイデアを出し
その中から、優秀なコンセプトにつながりそうな
アイデアが3つ見つけました。

一方、そのアイデア出しが終わった後にやってきた、
その現場の統括者は、
"2時間でそのアイデアを出せるなら、
もっと前からだせたんじゃないか"
といいましたが。

# ここから、創造の力の特性・仕組み、に関する話です。

実は、そうなんです。
彼らが、特別に優秀なグループだったわけでありません。

本来、人間には創造の力があります。

現場に長い時間いれば、もやもやっと
「う〜ん、何かいいやり方ありそうだけど・・・」
と感じることがあります。
創造力が形や言葉を持たない状態で、ふんわりと、ある感じ。

多くの人は、その時に
"どうすればいいかわからないけれど、
 何かをもっとうまいやり方がありそうな気がする"
という感じを持って、そこで、終わりにしています

一方、新製品や新事業を創造する人たちは、
その思いを具現化してアイデアの断片を
ひたすら考えて出します。

アイデアの断片を組み合わせ、
試作・トライ&軌道修正をして、
次第に、スターアイデアへ成長させていきます。

智慧カード(の根底にあるTRIZ)は、
およそ、機械もの具現化アイデアのやり方を網羅しています。
(TRIZはもともと、ブレークスルーの構造を収集したもので
 エッセンスをパターンへ分類したわけですから)

TRIZの深い研究者の本によると
”TRIZの40パターンは、
 解の概念上、重複があるけれど
 解の空間を埋め尽くしている。
 それが大事である。”
とのことです。

厳密に重複しないコンセプトを複雑な概念で定義するより
多少重複しても発想を引き出すような概念で解空間を埋め尽くす。

そういう構造をしています。

なので、シンプル化した智慧カードも、
全部をさらっていくと 彼らの頭の中にある解空間をすばやく
全領域検索することになります。

それが、彼らがもともと、もやっと感じていた、
水面下にあった創造が、智慧カードの切り口を借りて、
アイデアとして言葉になった、という感じです。

智慧カード自体が、アイデアなのではなくて、
頭の中に広がる解空間の全領域を40分割して
それぞれに、明確化するヨリシロみたいなものを与えています。


# 極端な例ですが『100にいる社員の姓を
  何も見ないで、全部あげろ、と
  言われたら、1時間で、もれなく、
  全員分、書き出せますか?』
  という問題に似ています。

  私もそうですが、できない人は多いでしょう。
  組織には、印象の薄い人が常に2割いますから。

  このときに、
  「あ、で始まる名前を挙げよう。青木、赤城、・・・」
  「では、つぎは、い、だ。石井、岩澤・・・」

  この方法だと、
  あ、で1分、い、で1分、…わ、で1分となって
  50分で、ほぼ、全員の名前を挙げられます。
  ひとりでは無理、そいう人でも3人でなら、
  確実に挙げられます。

  智慧カードは、青木、赤城、ではなく
  「あ」「い」・・・「わ」に相当するものです。


人間の発想の力は、”解”なり対象物なりの全領域を、
くまなく検索しない。なぜかは、わかりません。

誰かのアイデアを聞いて「あ、その発想はなかったわ」と
言います。
ただしくは、なかった、ではなく、思いつかなかった、です。
いわれたときに、「あっそうか!」というのは
なかったのではない。あったけれど出てこなかった、
という状態です。

誰かの出したその切り口、場合によっては
昔、3年前の自分が、よくやっていたような
発想の切り口だったりもします。

知っていたならその切り口を使えばよかった。
でも思いつかない。不思議なものですがそういう構造。



発想のうまい人は、全領域を高速にランダム検索しています。
で、多面的なアイデアを出します。
(「あ」「い」・・・「わ」なのかどうかわかりませんが
 観点を多面的に広げる発想の強制広域化スキルがあるんです)

そういう力がない人だって多い。
解の全領域を網羅的に検索するのを補助するのが、
智慧カードであるとおもっています。

なお、ブレスターに入っているTOIカード(50枚の薄緑のカード)も
同じく、全領域を検索するためのものです。

智慧カードは for テクノロジー
TOIカードは forビジネスアイデア、日常課題

です。



追記:

将来的には、

for X のXをニーズに応じて確立していきたいと思っています。



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