2009年10月20日

KAYACさんが「iPhoneアプリの企画・制作を承」るようです。

IdeaPodで検索してみたら、カヤックさんの最近のページがありました。

http://www.kayac.com/service/sp/iphone/

100万円から、iPhoneアプリの企画・制作を、ということだそうです。
なんとIdeaPodには、
「アイデアプラントとコラボ」と書いてくださっています。

カヤックさんのモノづくりには、創造のためのユーザインターフェースが、組織文化から香るものがあります。それでいて、「押しつけるようなもの」はないクリエイティブさ。

その彼らに企画・制作してもらったら、アナログな業種の方ほど、その得意分野だったら、超面白いアプリができるだろうなぁと思います。

・ボイストレーニング・講座 on iPhone
・脳を刺激する水彩画 on iPhone
・お父さん家庭教師・教材パック on iPhone


とかとか。

私だったら、「アイデア・スイッチ」on iPhone
つくってほしいなぁ、とおもいます。
各著者が「ここ、この部分は、本当、おすすめなんで、読んでください」
があると思うのですが、それを道具仕立てにして、無料ダウンロードソフトにして、本の購買予備軍へと導く、というのありかもしれません。


アイデア勝負の世界だから、誰と組むかはとても大事だと思うのですが、カヤックさんと組めたら、取り組みたい人にとって、それは最高にハッピーな組み合わせだと思います。

作り保留し、またゼロから作り。

いま、ある電機メーカさんむけの講演をつくっています。
かなり長い時間をその仕事にかけています。
作っては保留し、またゼロから作り、をしています。
進捗的にみると進んでいないように見えるこの時期の作業が
クオリティーを創るのだ、とわかっているのですが、
やっぱり、克己心のいる、芸術家みたいな時間だと
おもうんです。

苦しくないと言ったらウソになる。
でも、自分の志した好きな道だから、楽しくもある。
クリアするのがとっても難しいゲームソフトをやっている時に
にています。多分。

自分が楽をするのを許すには、まだまだ私は経験も資質も足りていない。
道の途上にある日々。楽するよりも、誰よりも遠くまで行きたい。

2009年10月19日

VistaのAeroを初めてオンにしてみた

WindowsのOSがそろそろ次のモデルに行こうとしている今、いまさらですが、私のPCにはいっているVistaを、Vistaらしく使ってみました。

Aeroという機能です。

私の周りでは、このAeroをオンにしたPCをほとんど見たことがなかったため、すっかりわすれていました。このPCにも買った直後には、そのAeroの機能がオンになっていたわけで、それを即、外してしまったため、その存在自体をわすれていました。いつもはXPに見えるような「クラシカル」というのが選択されていた状態です。

Aeroに関してあるブログで「オフにした方が、CPUの負荷が高い」というのをみて、Aero機能をオンにして、その機能を試してみました。

その情報を中心に調べると、オフにするとCPUをつかった画像表示をするが、オンにしているとGPUでそれをこなすので、CPUはかえってらくになる。ただ、電源は食うらしい。ということが分かりました。反論異論もおおいので、真偽を判断する為、まずは、自分のでためすことに。

すると、画像処理は早くなったようです。最近、iPod touchから一気にマックに興味が出て、ノート型のマックを借りて苦戦しながらつかっていたのですが、Aeroの操作の違和感は、それよりは、まだすくなく、画面の切り替えのアニメーションも、すこしマック風で、これは、マックに切り替えようか、と思っている人ならば、ちょっと試してみてもいいのではないか、(Aeroの機能オンを)、と思いました。

また、もうひとつの良い点は「フォントがきれいに出る」点でした。マックに乗り換えようかな、と思った理由の2つ目は、講演で使うスライドが、どうしても、フォントがきれいじゃない、という点でした。アンチエイリアスだかスムージングだか、わかりませんが、そういうのがないようで、PPTで小さい文字をうつと、ギザギザの汚いものになります。それが嫌で、かなり工夫しているのですが、そこそこの大きさのフォントサイズでも、iPodの表示するきれいなフォントには及びません。ところが、Aeroにしたら、(今はもう慣れてしまってわかりませんが)切り替えてみたら、くっきりと見える!と感じました。タスクバーのあたりもはっきり見やすくなり、これならば、マックに乗り換える動機はへったかな、とも。


あとは、Windowsキー + TABキー 、で面白い形式の画面切り替えができること、があります。どちからというとAlt + TABキーのほうが実用的な気がしますが、たのしくつかう、といういみではおもしろいかなぁとおもいます。MACっぽい感じをつけてみた、という感じを感じますが、使っている人が少ないこのAeroも、すこし見直してみていたところでした。ちなみに、Aeroをオンにしてから、まだ1日ぐらいですので、かんじたこととしては「PCの奇妙なプチ・フリーズ」がなくなったようにおもいます。レッツノートを使っているのですが、テキストパッドを立ち上げて、テキストをうっているととつぜん「ぴーーー、ビビィ」という異音を発することがよくありました。テキスト入力がストップモーションのように猛烈におそくなることも。あるいは、特別何も立ち上げていない時に、操作していないパソコンからそういう音が出ることもありました。今、このAero機能をオンにしてからはそういう気配が一切ありません。


もちろん、その分、よくないところもあります。
文字が見やすくなった分、ブックマークのような、プルダウンの情報が、昔よりも1画面内にすくなくなりました。ブラウザーのブックマークは、スクロールが必要になってしまいました。

ただ、それを除いても(というか、それは見やすい表示のマックだって同じとおもわれるので、いや、わかりませんけれど)Aeroの機能を、オンにしてみるのは、Vistaを捨てる前にやってみてもいい選択肢ではないかと思うのです。私は、Vistaを離れてMACにいこうかな、と思っていたのですが、だいぶ、たったこれだけのことでですが、気持ち的に持ち直しています。




(追記した、長い脱線)

とは言え…

でも、昨年に訪問した、アップルの本社(シリコンバレー、クパティーのインフィニット・ループ、といってすごくすごくクリエイティブな感じのオフィス)で、見聞きしたことを考え見ると、Macに乗り換えたい気持ちが消えることはなさそうですが。(ちなみに、あの建物の中央は、アメリカのキャンパスのように緑が広がり、なんと、ふつうにリスがいます。すごい感性豊かな、美術品のような建物でした。ジョブズがこの建物の中にいるんだ、とおもうと、妙にワクワクしたのを覚えています。

ちなみに、オフィスのクリエイティブさは、グーグルの本社のほうが、1段上手、でした。これは、もう、すごくを5回ぐらい言いたいほどの、創造的な気持ちの満ちたオフィスでした。

脱線次いで、本題と関係ないのですが、
シリコンバレーには、アドビの本社もあります。不思議な構造なのですが、よくみると上空から見て「A」の形をしている構造です。サンノゼ空港が近くて、飛行機が突っ込んできそうなスリルのあるところ。

こういう場所に、実際に見て、何かを感じることって、言葉に言えない大事な何かがあると思うんです。将来、次世代経営者さんたちと、定期的に、そういう企業をみられる研修プログラムをつくりたいなぁと、ひそかに若いころから思っていました。
posted by 石井力重 at 04:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記、価値観、仙台オススメ

2009年10月18日

「IdeaPod」が@ITのブレスト記事に

@ITの記事に、ビジュアルブレストという記事が出ています。
その中の3ページ目に、「IdeaPod」が紹介されました。

アイデア力を高める!
誰でも簡単!ビジュアルブレストのススメ
http://www.atmarkit.co.jp/fwcr/design/tool/ichigeki07/03.html

カヤックさんが、どういうブレストをしているのか、そのリンペンが垣間見れる面白い記事でした。

志しは、体温を上げる。

今日、カバンを整理していて、いつもお守りのように入れていたカードを、久々にめくってみました。

そのカードには、今からちょうど2年前のあき、私が、島根の中村ブレイスにお伺いして、1日がかりで、お話をうかがい、工場を見学する機会を得た時のものでした。

そのカードメモをめくっていくと、あの時の情景が鮮明におもいだされて、震えるような強い気持ちがわきあがったことを思い出しました。それは―志し―というべきもの、です。

私がつねづね理想としている「世界中から尊敬される企業」のモデルとしている同社。ようやく念願かなってお伺いしたその日、創業者である中村さんは、午前いっぱい、私にゆっくりとお話をしてくださいました。これまでの事業のこと、仕事についての思想、それをこえて、フィロソフィーというべきもの、そして、私がどうしても聞いて帰りたかった3つのことへの回答。

必死で書き留めた肉筆のメモ、いつもは大事にお守りにしていて開けないのですが、久々にめくってみて、突き動かされるような強い気持ちがわきあがるのを感じました。


今日の夕方におこなったウオーキングで、最近はかかなくなっていた汗を結構かきました。よるも、12時を超えると眠たい時が多かったのですが、この時間でも、全力でお仕事中です。

そういうムラのあることじゃ困るよ、と、スマートな友人にはいわれてそうですが、それでいいんだよ、と私は思うのでした。

かっこ悪くても、要領が悪くても、収益があんまりなさそうなみちであっても、志した道をだれよりも力強く進んでいく。それで、僕は、いい。

そんなことを思うのでした。


私は最近、「講師業」という立ち位置にこだわり、お行儀のよい講師であろうとする思考が流れていた気がします。もっとも僕が伝えたいこと、相手になってほしい姿、可能性を信じる、未来に明るいものがあると想起していくメンタリティー、そういうものを、どこかに置いたまま、技巧的な先生業をしはじめていた気がします。

既存の職業分類的には、コンサルタントとか講義業とか、そういうものに入るのは、わかっていますが、自らをそう規定してしまって、自分自身を見誤らせることをしても、しかたない。

つくりながら道をゆく。

つくりながら、その道を疾走していくような、人が、多分、人口の0.3%ぐらいは必要なんだと思うんです。同級生が300人いたら、一人ぐらいはそういう生き方をする、ような、割合で。

(開発は、センミツ、つまり、3/1000 とよばれるレイトから、想起した割合です。さほどの強い論理性はないのですが、直感的に。)


私自身、そういう生き方を死ぬその日までしたいし、そういう生き方をする3/1000の人を、創造の面から支援することが私の使命だと考えています。



ちなみに、仙台市民が100万人。ということは、仙台の3/1000は、3,000人です。この狭いエリアに、私が将来20年かけて、もっともっと前に進んでほしいと思って支援する人がそれぐらいいるとおもいます。日本全体ならば(出会えないかもしれないけれど、総数としては)300,000人。一生の間に、30万人とあって会話することは無理でしょう。彼らに必要なものを必要な時に提供できるように、私はもっともっと、仕事のスタイルを強く柔軟なものにしたいと思います。
posted by 石井力重 at 02:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記、価値観、仙台オススメ

推論のアプローチは3つある。deduction,induction,sbduction

まとまりきれませんが、現時点で、学んだこと、考えたことを、整理するため、メモを書きます。



演繹(deduction)
帰納(induction)
アブダクション、あるいは、リトロダクション(abduction , retroduction)

推論のアプローチは3つある。

前提が確かであれば、結論が確かである「演繹」。
展開において、情報は増えない。

枚挙的に確からしいものを導出していく「帰納」。
結論は、事例数が増えるほど確からしさが上がるが、絶対に正しいとは言えない。
展開において、情報は増える)

(ただし、高校の数学の授業でならうN=Mのときに、正しいと仮定したら、N=M+1の時にも正しい、N=1の時も正しい。よって、全てのMで正しいと結論できるは、例外。これは絶対に正しい。場合の数を埋め尽くすことができれば、帰納的にも正しいことを証明はできる。きわめて曖昧な私見ではあるが、実社会において、場合の数をすべて埋め尽くすことができることはきわめてまれである。高度な単純モデル化をおこない、数学的操作で本質を表現できる場合に、この証明方法が適用できるわけだが、それは一般には難しく、多くの場合で正しいという事例を枚挙して、蓋然的な正しさを、主張するのが常である(と思う))。

少ない事例をもとに前提を推測する思考様式が「アブダクション」。
仮説的推論、という表現がもっとも、この思考様式をよく表すもの(だと思う。)
帰納的推論よりも、より低い蓋然性をもった方法であり、誤った判断を行うこともおおい。しかし、科学法則の発見など、創造的なアイデアを構築する思考作業である(らしい)。

アブダクションというと、SF的な文脈の誘拐などがあるが、論理学のそれとは、無関係。語源的には「ab=離す」「duction=導く」という単語であり、どちらもの意味も存在することは、なんとなく、わかる気がする。

36歳にして、語彙が1つ増えた「蓋然的」

学習をすれど、新しい言葉を「語彙」として吸収することはあまりないことにきがつきました。大抵は、既存の概念・単語の再結合で、(自分にとって)新しい概念が、表現されていることがあまりに多いからです。

しかし、出会いました。

「蓋然的」という言葉に。

”ガイゼンテキ”とよびます。ガイゼンテキ、と打ち込めば、PCはこの用に変換してくれますが、使い手である私は今日までこの単語をしりませんでした。

「蓋(ふた)」という言葉から、蓋然とは、「ふたっぽいさま?」と推測したのですが、どうもしっくりきません。

文脈上「必然的か、蓋然的か」とあるので、必然的と同格的な概念であるとしたら、ふたっぽい、はあまりにあり得ない。

そこで、いろいろしらべてみて、なるほどー、これは、知っておくべき言葉だったと思いました。


蓋然的(がいぜんてき):
ある事柄が起こりうると考えられるさま。ある程度確かであるさま。
(出典デジタル大辞泉)


比較対象とされる単語は、必然的。必然的、が、確実にそうだ、というものであるのに対して、蓋然的、は「ある程度確かであると思われる」ということを意味する。

その2つの比較の軸の上に、もうひとつ「偶然的」をならべると、こうかな、とおもいました。


例:買い物に出た彼女が、タイ焼きを買ってきたのは「必然的」である。
(タイ焼きを買いに行ってもらったならば、こうなる)。

例:買い物に出た彼女が、タイ焼きを買ってきたのは「蓋然的」である。
(外出すると、甘いもの、特に、タイ焼きをよく買ってくる彼女が、買い物に出たら、タイ焼きを買ってくるのはある程度予測できるようなこと、という場合、蓋然的、が当てはまる。多分。)

例:買い物が出た彼女が、タイ焼きを買ってきたのは「偶然的」である。
(偶然的、という表現が入るのはやや違和感。偶然、が入るべきだけれど、そこは、ひとまず置いておき、彼女は甘いものをめったに買ってこないならば、何かのアクシデントや幸運という予期せぬことがあって、彼女の手の中にタイ焼きがやってきた、という状況になる)。


なお、蓋然的、ということばをグーグルで検索すると、梅田望夫さんのブログがでます。

ルービンの蓋然的思考(Probabilistic thinking)

その中の引用を(私がここでさらに)引用しますと
「人生とは絶対とか証明できる確実性などがない世界で、いろいろな確率を秤にかけるプロセスということだ。」

と展開されていくその内容、リスクテイクの道を行く人がもつべき強く潔いメンタリティーがあるなぁと、おもって、この本を読んでみたくなったりしました。梅田さんの文章は、知的であり、情熱をよく伝熱する”銅”のような文章。


文章が脱線をし続けましたが、さらに感じたことを。

「必然」か、「偶然」か、はたまた、ある程度の確からしさ「蓋然」か。

ルービン氏の言葉にある考えに私は賛同的です。現実の社会や環境で完璧な「必然」はない、と。

理論物理学をしていた修士時代にわかったことの一つに「物理法則も、多くの実験において否定される事実がなかった関係性が、法則的なものとして、論じられて、十分な確からしさが、検証されて、法則になるのだ」ということです。ただ、検証されても、それは、たとえば、地球の重力の1億倍とか、いやもっとかもしれませんが、地球上の実験室では実現できていない環境下では、その法則性は確かめることが(今は)できないわけで、高度なもっともらしさをもったそれが、「法則」というものの正体だと。



蓋然、という言葉一つに、自分が持っていた思考の枝葉がいくつもからみついて、これは語彙として、自分の言語体系にキャッチされたのだ、という感じがありまして、ちょっと書いてみました。


ちなみに、こういう文脈にあると、もっともしっくりいくのだ、と読書を再開して思いました。引用します。

「…蓋然的な帰納的推論は…」
(出典『アブダクション 仮説と発見の理論』P4)




蛇足:

ちなみに、よく目にしていて、いまさらながらに、読み方を確認した言葉「誤謬(ごびゅう)」があったこともメモしておきます。(意味:論証の過程に論理的または形式的な明らかな瑕疵があり、その論証が全体として妥当でないこと:出典wikipedia)

(それから、可謬性、という言葉もありました。可謬性=fallibility。いかなる知識も誤まっている可能性があること、のようです。)

(謬(びゅう)は、誤り、という意味だそうです。なんとなく”りゅう”と読んでしまいそうな、字面をしていますね。)
posted by 石井力重 at 00:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記、価値観、仙台オススメ

2009年10月17日

クライアントの瞳の中のそのおくに、世界を見よ

仙台の南部に広がる夕景を見ながらふと思ったことです。


志した道を行く中で、クライアントを通じて大きなものを社会に提供したいとおもうならば、見えないものをみる眼力をもて。

クライアントに焦点をあててそこだけを見ていたら、紡ぎだすものは、小さくまとまってしまう。

クライアントの瞳の中のそのおくに、世界が見えている仕事を、いつも、しよう。

空間的に広いか、時間的に長い、そういう千里眼のような、強い眼力で、仕事を本質的に見極めつつ、新しい、を創ろう。
posted by 石井力重 at 20:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記、価値観、仙台オススメ

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2009年10月16日

久々に書きかけゼロに

3.5か月ぶりに、Gmailの「書きかけ(」メール(下書き)がゼロになりました。

アイデアスイッチを出版してから、たくさんのメールを扱うようになって、日々の業務と並行してなかなかお返事が出せないまま、つみあがるような調子でようやく、今日、書きかけゼロ、になりました。

いつも、仕事を始める時に「書きかけ」フォルダに、2桁以上のメールがあるのを見るたびに「ああ、早くしなければ、不義理しているなぁ」とおもっていました。

ブログで報告を書く暇があったらメールを、と思うのですが、ブログ報告もまた、事業活動の、として志した道を行く活動の、一環なので、眠たい頭でギリギリ書いたりしてきました。

メールはだし直しができないので、かなりしっかりした状態の頭で書かないといけないので、なかなか、仕事の終わった深夜にはかどらなかった、という(いいわけですね)背景があります。

とはいえ、、、。

この後、今週に完成すべき「講演・ワークショップ」のスライド資料が、あと3つあります。

メールの書きかけが、ゼロになったのもつかの間。これからちょっと休憩(1時間ほど、歩いてきます)のあと、また、仕事に取り掛かります。

でも、すべきことがたくさんある(正しくは、やりたい仕事がたくさんある)というのは、見えにくいけれども幸せのある日々だとおもいます。ありがとうございます。

商品アイデア「書き損じエクスキューズ・スタンプ」

ハガキや封筒に、手書きで書いてみたら、あとちょっとのところで間違ってしまった。という時がありますよね。

こういう時に親しい友人なら、そこを塗りつぶして、そのまま書いてしまうこともありますが、ビジネスだとそれはほぼできないわけで。

しかし、その書き損じた1文字のために「資源が無駄になる」というのは、「礼節」よりも、軽んじていいのだろうか?とふと考えてみました。書き損じ封筒は、物資的には、ほとんど機能を欠損していません。

そこで、提案といいますか、未成熟なアイデアなのですが、文具メーカさんに「書き損じエクスキューズ・スタンプ」を開発してもらえないなかぁと、おもうのです。

「ホワイト(誤字の消去)」ではあまり大きな文字は消せません。大きな文字の誤字はホワイトをつけるより、誤字を消したことが明らかにわかるようなもののほうが、受容性が高いと思うのです。テイストを工夫します。「誤字があったという事実を積極的に受け入れ、かつ、資源を生かしたいので」というトーンのスタンプ柄にしたいところです。

たとえば、「リサイクル(周回する2本の矢印)」っぽいマークとか、「ごめんなさい(工事現場の看板の中の人)」っぽいマークとか。「木を植えています」的なデザインとか。かつ、くすりとわらってしまうユーモアーのある情報とか。そして、文字情報的にそれは、住所の情報とは明らかに違うものに見えることも大事ですね。

「恐縮ですが、エコに配慮して、書き損じましたが、でも、つかいわせてもらいますね」と、エクスキューズできるような、社会運動的な啓もうも含めて、商品をつくってもらえたら、と夢想していました。

(最近、段ボールに、リサイクル運動とはって、二次利用のものがおくられてきます。企業間取引で。これも結構悪くないとおもうんです。そういう流れに小さい事業機会はめばえている気がします)

発想トリガーの3つの機能

発想トリガー(SCAMPERとか智慧カードのリストとか)の発想トリガーは実践的でかつ、事前の技法学習もほとんどいりません。

私はそうした発想トリガーをアイデアワークで使うことが多いのですが、これがなぜ十分によく働くのか、3つほど考えてみました。

(1)創造的退行の促進

ある程度、すこし退行(子供のようになる精神的状態)することが、創造的思考活動には必要だと、心理学的には考えられています(出典別途記載)。ばかばかしい選択肢も、トリガーとして明示的に示された場合には、そこに解があるやもしれぬと思うことができます。そこで、何とか意味性を見出して出してみる。そうするとかなりヘンテコなアイデアになる。でも、トリガーが指示した切り口なんだし、なにかいいことがあるのかも、と背中を押してもらって出すことができます。

(2)アイデアの出し尽し、に、早く到達できる

出しつくしたそのあとに、後10個苦しいけれど出してみる。そうすると、いいアイデアも必ず2,3個はでます。しかし、その出しつくしというのもなかなか大変です。この時、発想トリガーで、網羅的に発想の切り口をさーっとスイープして行って可能性のある案をあらかた出しつくす、ということができます。出しつくしまでの数は、だいたい経験的に20,30とか40、50ぐらいです。発想トリガーは40〜50ぐらいの数のセットになっていますので、だいたい、そのオーダーのアイデアを出すことを促してくれます。しかも早く。

(3)意識の集中

人間は「担う役割を減らすほどその実行性は上がる」という特性があります。3個同時に任せるとどれも低くなりがちですが、1つだけなら、かなり高い確率でその役割を遂行できます。あれこれ考える、という状態の頭を「目の前の提示(トリガーの内容)に、短時間、集中して考えてみる」というのは、頭の能力を十分に使いきる方法であると思われます。


こうして、3つの機能が(たぶん、互いに独立ではなく相補的な関係もあると思いますが)発想トリガーの中に働く機能ではないかと思います。(アイデア創出支援をしている実務の中から、経験的に感じたこと、というべきでしょうか)。

認知心理学などの実験ができる環境があれば、ぜひ、いつかこのへんの推測がどの程度確からしいのか、科学的にも調べてみたいです。


(なお、発想トリガーだけが創造技法ではありません。私は、経緯上、よく発想トリガーの手法推進者的に、メディアに載ることがありますが、これを有力な技法の1つだと思うけれども決してそればかりが技法ではないと思っております。発想トリガーではうまく発想できないテーマがあることも事実ですし)



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