2010年01月20日

ITコーディネータ宮城会にお招き頂きました。

ITCの本田さんにお招きいただいて、「ITCにとっての、TRIZのビジネス応用モデルをつくれないか」ということで、試みのアイデア創出ワークをしてきました。

ITC002.jpg

ITC001.jpg

まずは、IT分野での改善事例を大量にあつめる、ということからしてみました。

TRIZ的な知の構造をつくるための第一ステップである「要素収集」です。

時間的には、このへんで終わってしまいました。

このようなワークをし、充分な要素がえられてくると、新規カテゴリーの登場がみられない飽和の時期がきます。

この後に2つのアプローチがあります。

「ブレークスルーの40パターン」にむけて、分類していく。

あるいは

「問題の類型化」をしてそれらを起点に「解決方法」を整理していく。(割りつけていく)

後者はTRIZの作られた過程を、再現するようなスタイルです。

前者の場合は、物体に対する概念を「人、組織」分野へと類推するならば、”SLP”的な類推方法もいいかもしれません。

(SLP:スマート・リトル・ピープル、TRIZ手法の一つ)

TRIZの知の構造、作り方は割とシンプルですが、その実施には相当な時間がかかります。ですがそれをのり越えて得られるものは大きいと思います。

ITCさんたちの取り組みが形になって、多くの人の使えるところをなることを、心から願っております。
posted by 石井力重 at 23:59 | Comment(2) | TrackBack(0) | TRIZ

アイデア具現化の想定市場を足で調べる

昨日はクライアントワークでした。

アイデア具現化のフェーズの最初の段階です。

想定市場をあしでしらべる、ということを、クライアントのプロジェクトメンバーと一緒にしていました。

その上で、そこで得た情報から企業動向を、こんどはネットで調査します。とくに、共同開発の可能性などをうらなうために、有力企業の開発姿勢や内容をシることが重要です。そんなときにはIPDL(特許電子図書館)をしらべてみると、意外なことが分かります。

このクライアントワークには、おもしろい可能性が見えています。たのしみです。

2010年01月19日

TRIZの発明原理40を他分野に

TRIZの40のブレークスルーパターンを、「他分野での解釈バージョン」として開発したい、というチームが同時並行的に、いくつも周囲ですすんでいます。それぞれ違う専門家さんたちです。

その時、うまくいかない共通要素があります。それは「発明原理の表現をまず、再解釈の対象にしたのでは、ぶれ過ぎて、形が作れない」という傾向です。

むしろ、人間の認知能力をうまくつかってワーディング(言葉をデザイン)するには、TRIZにおける問題構造の知である「39の技術パラメータ」から先に、再解釈するのがよい攻め口になりそうです。


「問題」があってはじめて、「ブレークスルー(解決法)」がある。

それを、理にかなった順でいくには、

はじめに、問題構造を、新しい分野で記述し直して、それに答えるように、うちてである40パターンを、デザインしなおすと、すっと、直感的につかえる道具になる(確率が高い)でしょう。

Mi-TRIZの中でのディスカッションからは、そう感じます。

2010年01月18日

自ら運ぶべし

1月18日。

CARDSTAND.jpg

次のアイデアツール、コンセプトを絵にするところも、ばっちりすすんで、とてもいいものになりつつあります。

今日は、取り寄せていた部材が手に入り、関係する人々を、私が市内をぐるっと回って、うけとったり、届けたりしていました。

1時間が惜しいこの時期だからこそ、開発メンバーには、できるだけ、足をはこんで、ちょっとでいいから、顔をあわせるように、と、おもっています。このフェーズの1時間は、他のフェーズの何倍にも当たる、「開発の要諦」となるところ、だと思いますので。

2010年01月17日

「アイデア出し隊」の打ち合わせ

1月17日。松阪から仙台に帰る途中、またも東京で途中下車。

大学の後輩であり、現在コンサルタントをしているYくんと打ち合わせです。

彼と彼の周辺にいる人たちで、気楽な集団発想の活動(そして、実際に実施する)をしているそうです。

そんな彼らに、ブレインライティングシート2をつかった、アイデアワークの実験・実践をパートナー的におこなってもらいたいとおもって、タイアップ企画を前から考えていました。

それが(勝手に)「アイデア出し隊」です。

企業の製品や事業内容を1つテーマにして、それを用いて、他にどんな商品や事業がなし得るかを、大量に発案する。(そして、その企業産にお渡しする。)という、素振りのような、知的な(そして、勝手な)アイデアワーク・ボランティア活動。

なにか経済的対価はもとめず、楽しみのために、アイデアを生産していく。彼らにとっては、ブレストのすぶり、のようなものですが、それが、リアルテーマならば、たまには、どこかの企業の役に立つだろう、というぐらいのタッチ、なんです。

イノベーションには時にそういう部分もいる。

そう、MOT(技術経営)の研究者だった頃におもいました。彼らのやるやり方に、どういう結果がでてくるのか、予測しにくいだけに、やってみる価値は大きいんじゃないだろうか。と私は考えました。

そんなわけで、アイデアプラントとマグネットデザイン社から、ブレイン・ライティング・シート2を提供して、実験的な使い方をしてみてもらいました。

もともと、ブレストのうまいY君でしたから、道具がなくてもたくさん出せるはずですが、彼の活動を組織内でコピーして大きく回すには、簡単にアイデア会議のリードが出来る道具があることは、大きい、とおもいます。そういう背景もあって、です。

とても楽しい2時間でした。

松阪の帰り道で、実はその前の晩は、3時間ぐらいしか寝てなかったのですが、それも忘れて楽しく話どおしの時間をもらいました。

彼らの活動が今後、都内で始まりますので、公表出来るときがきたら、ここからもお知らせします。

むしろ「アイデア出し隊、うちに来い!」というご要望も大募集です。彼らはそれぞれに仕事を持っていて、タイミングのあうときに、どこかでやるスタイルなので、条件が合えば、「隊」がいくかもしれませんね。

2010年01月16日

松阪でアイデアワークショップをしました。

1月16日(バックデートで書いています)

松阪市(三重県)でアイデアワークショップを行いました。

その前日、東京からの移動では、富士山が見事でした。
Mt_fuji.jpg
この時刻前後、西日本では部分日食があったそうです。

さて、松阪。今回よんでいただいたのは「松阪商工会議所 青年部」さん。

松阪にご縁ができたのは去年の夏、米山さんに呼んでいただき市民向けアイデアワークショップをしたのがきっかけでした。そこにいらしていたMさんが今回はこうした形で場を作って下さいました。

今回のアイデアワークショップの講義スライドは、アイデアプラントのダウンロードページからダウンロードできます。

講義スライドのダウンロードページ

クリックするとPDFファイルのダウンロードが始まります。
開くと以下のような画面になりますので、
黒っぽいスライドをクリックして下さい。
download_slide_update.jpg

今回の参加者は、青年部、ということで、地域産業の明日を担う方々です。

今回は大きく分けて以下のような事をしました。

1)シンプルなアイデアの出し方
2)ビジネスアイデアと簡単なビジネスプラン化
3)アイデア会議の実践的な方法(BWを中心に)
4)力強いブレインストーミングのやり方

プラス、いつもながらに、石井からのメッセージを。


みなさん、飲み込みが早くて、かなり速い進行速度で、すすめることができました。15:10〜20:00、実に5時間にわたり、膨大な量のアイデアをみなさん出されていました。

ちなみに、「〜松阪YEG 活動報告〜」に感想を書いてくださっています。

こちら

なんとも、ありがたいお言葉。
これを励みに、さらに精進いたします。

今回、人数が比較的コンパクトだったこともあり、ワークの途中に創造特性に関する雑談をいれたり、個人発想のワーク時に、代表例として、お一人前に出て一緒に発想プロセスをおこなったりと、理想的な進め方ができました。

皆様、ありがとうございました。

matsuzaka_002.jpg

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2010年01月15日

月刊誌「THE21」の方にお会いしました

2月10日発売の「THE21」については、
こちらをご覧下さい。2月10日のブログへ


1月15日。

今日は、雑誌 THE21(PHP研究所)の中村さんとプロのライター百瀬さんに取材をしていただきました。

東京駅の駅前、丸の内ホテルにて、2時間ほど。

marunouchi_hotel.jpg
(それにしても、この10年で、丸の内側は、綺麗になりましたね。)

発想ノート法、というテーマでした。
優れた、ライティング中心の発想技法がありますが、発想法の根底にあるものは結構違います。しかし、それらに「発想するノート記法」として共通するものが有ります。それを、整理してお話しました。

私たちアイデアプラントの開発した発想専用の罫線の入ったシート「はちのすノート」も、それらのエッセンスを踏まえて解説しました。

shuzai_fuukei.jpg

今回の取材をいただいて、とても発想ノート法について、深く考える機会をもらえました。普段、結構そういう方法使いつつもそれらの根底にあるものを深く考えることはあまりなかったのですが、発想手法の観点から言えば、かなり興味深い共通点をもっているんだなぁと、整理しながら思ったのでした。

(その整理のメモをつくって取材時にお見せしました。普段はそういうメモを用意してはいないので、私にとっては、とても特殊なケースなのですが)

nakamurasan_and_momosesan.jpg

おふたりとも、話を引き出す流れの作り方が実に自然でいて、気がつかないうちに、たくさん引き出してもらって、お話していました。ありがとうございました。

2010年01月14日

「書いてから、考える。」

1月14日。

発想ノート法の取材を受けることになりまして、そのために発想のためのノート記法を、体系的に分析して共通項を抽出していました。

具体的なところは雑誌に掲載されてから、紹介したいと思いますが、一言で芯の部分を言うと

「書いてから、考える。」と言う部分が、
発想ノート法には、ある。ということ。

「無駄書きさせる仕組み」が備わっていることって
実はすごく大事なんです。



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