2010年04月23日

新しいアイデアワークショップを試させてもらいました。

東北大マスピー、私には思い出深い場所(団体)です。

私が今のようなアイデアワークの専門家としての展開をする一番最初のアイデアワークショップは、彼ら東北大マスピーが受講してくれました。

試行錯誤でつくったアイデアワークショップでしたが、4年前、彼らが楽しんで受けてくれて、そこで大きな示唆を得て、アイデアワークショップの活動を成長させていくことができました。

あれから4年。学生団体なので、当時のメンバーがぎりぎり、のこっているかどうか、とういう歳月です。

私にとって、新しいタイプのアイデアワークショップを展開したいとおもって、彼らに再び、受講してほしい、とおねがいして、やらせてもらいました。

そんな前置きはここまでにして、いつものように、活動報告を書きたいと思います。


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4月21日。仙台の広瀬通にある、せんだいみやぎNPOサポートセンター(通称、さぽせん)で、東北大学の学生・院生による企画サークル「マスピー」さん向けの、新作のアイデアワークショップを行ってきました。

集まってくれたのは、東北大生が12名、宮城大生が1名、合計13名です。

今回は、新しいタイプのテストということで、いろいろ用意していきましたが、4種類を実施したところで、4時間の貸し会議室がタイムアップとなりました。

それを報告します。


1:発想の特性、3つの絵
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まず、「発想の特性を体感してもらうワーク」これは、全国のどこへ行ってもやっている定番のミニワーク。

2:アイデアとは?アイデアの招待
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アイデアの招待を、いくつかの分野の定義や分析から、解説したもので、ワークというよりは、「アイデアの基本構造を知る。それだけでも、ずいぶんアイデア出しはうまくなります」という心理様式の醸成。

3:ノート1つでアイデアを100以上出す方法
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これは「エクスカーション」を一緒に実践していきました。頭の中にある知識・情報を効果的に確実に一定量、引き出すコツが、この手法のメイン要素。その要素と発想のテーマを、掛け算して、それが意味を持つとしたら、なんだろうか、と考える。ここがアイデア生成のもっとも知的能力の使われるところです。


【休憩】

4:「2メートルの壁」で楽に発想する
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これは、時間が無いので、スキップしました。彼ら・彼女らは、割とそれができていた、というのも、ありまして。

5:Speedstorming、新しい付箋のアイデアを考案しよう
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前日に、TRUNKで一足先に実施した「Speedstorming」をしました。13人だったので、私も入れてもらって、4ラウンドほど。実際にはいって体験できたのは大きな価値がありました。なるほど、こうなるのか、と。

※そして、発想テーマは、先月号の日経アソシエにあった「特殊なデザインを付与したオリジナルポストイット」を題材にして、受験勉強を効果的にする構造を持ったポストイットを考案しよう、というもの。あるいは、大学生活全般を対象に、なにかを便利にするポストイットのアイデアをだす、というテーマに。これは、これで、一つの面白い結果がでました。結果を精査して、後日アップします。(もしかしたら、東北大マスピー×IDEAPLANT×**社の、連携開発商品として、テスト販売までするかも。わかりませんが。)

なお、このSpeedstorming、昨日は、アイデアの書き出しを5分+3分として、アイデアスケッチを3枚描いてもらいましたが、今回は、ブレインライティングシートをつかって、1分ぐらいでシートを回しながら、かきだしてもらう、という特殊なやり方をしました。成果がカードになるからです。ただ、前日同様、このパートは、5〜8分ぐらい、じっくり、一人でアウトプットする(アイデアの十分な検討、高度化ができる)時間を提供するべきだったかとおもいました。SS(スピードストーミング)の後、さらにあわただしいBWをするよりは、それまでに得たひらめきのかけらを、じっくり、構成するような時間がよかっただろうと、参与観察して、思い至りました。

この後、ハイライト法をして、星の多いものを抽出、トップのアイデアをレビューしました。

もし、アイデアスケッチのスタイルであれば、トーナメント方式をとっても良かったかと思いました。

【ここで休憩】

6:3カード法、と、ヒット商品から示唆を得て発想するワーク
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時間が無かったので、2つの手法を混ぜて使いました。本当はそれぞれにためしたかったのですが。

まず、3カード法。これは資料なしに、即興で、テストしたのですが、ランダムに引いた3枚のカードをみて、そこに書かれた要素3つをくみあわせて、それが意味を持つとしたらどんなものであるだろうか、と考えるワークです。若い頃の孫さんがしていた発想法を、実際にやってみたのでした。これについては、連関度の低い3要素を組み合わせて意味を持たせる、ということで、かなり苦しい組み合わせがあったりしたようです。それでもほとんどの学生さんができていました。ただ、楽ではなかったとのコメント。これは、ワークショップでするにしても、ペアで話し合わせるような形で、やるほうがいいと思いました。また、引いたカード組み合わせがうまくいかないときは、どんどんすてて引きなおしていい、ぐらいにしたほうが、調子が上がるように見えました。

それから、「ヒット商品を分解して、示唆を得る」ワークは、この前段にやったのですが、
1)ヒット商品を一つ書き出す。
2)6観点リスト、にそって、その商品の特徴的な要素を書き出す。
3)書き出したことを、カードに転記。最低でも6カードつくる。
4)テーブル(4人いる)でそれをあつめて、シャッフルして、再配布する。

こういうことをしました。なので、各テーブルとも、仲間の書き出したヒット商品要素を、ランダムに与えられて、3カード法で、有意味組み合わせ化をしていたのでした。おもしろいエッジのたった言葉はひきだしやすいようでした。一方で、カードの言葉が具体的なもの過ぎると、組み合わせて有意味化するのが難しいようでした。5分ほど、やりました。

そして、この後は、評価です。自分の出したアイデアを3つほど、選んでもらい、30秒プレゼン。テーブル内で。そして最後に指をさして、せーので代表者をきめて、テーブル代表がプレゼン。さらに全体で、せーので指を刺して、一名を決めました。

この時点でタイムアップ。

本当は
7:小説のプロット(お話の構造)を考え出す49のカード
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というのをつかって、ライトノベルのようなプロットを、実際に考えてみるというワークをしたかったのですが、タイプアップ。

時間をすぎてしまった会議室を、ばたばたと退出。さぽせんに、ご迷惑をおかけしてしまいました。すみません。(これは100%石井の責任でした)。


そんな感じの4時間でした。

私にとっては、とても意義深い、そして、うまくいかないかもしれないワーク組み合わせを、踏み込んで試せた貴重な機会でした。

東北大マスピーのみなさんの協力に心から感謝します。
有難うございました。

今は、急ぎでメモをしてしまったのですが、写真と動画をつかって改めて、レポートをあげたいとおもいます。



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マスピーのサイトにも、実施報告があがっていましたね。
こちら

2010年04月22日

クリエータのインキュベータTRUNKでアイデアワークショップをしてきました。

TRUNK000.jpg

4月20日。仙台の卸町、クリエータのインキュベータTRUNKで、アイデアワークショップをしてきました。

集まっていただいたのは、アナウンスをどこかしらで目にした方々。
・クリエータさん(入居されている方が多かったですが、外部の方も結構きてくださいました)
・企業経営者さん
・ビジネスマン
・職人さん
・公務員の方
などなど、多様な方においでいただきました。(合計30名ぐらい)

実施した内容のスライドは、こちらをご覧ください。
(フルスライドがDLできます)


まず、前半では、人が持つ発想の特性などを、簡単に体験してもらうワークをしました。

TRUNK001.jpg

ひろいホール、クリエイティブな感じのデザインの空間で、いろんな使い方ができるおもしろい場所でした。TRUNKは。はじめは、中央に集まってスクール形式で、ミニワークをしました。

その後、TRIZ技術の進化トレンドの話を紹介しました。

さて、その後が本日のメイン、業種職種をこえてさまざまな掛け算のアイデアがうまれることを狙い「Speedstorming(スピードストーミング)」を実施しました。

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スピードストーミングとは:

【1】speedstorming_setsumei_01.jpg  【2】speedstorming_setsumei_02.jpg

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今回、発想のお題は、共通のものにしました。

「新しい防災アイテムのアイデア」

宮城では大規模地震が非常に高い確率で発生すると言われています。その背景もあり、防災製品に対する関心度の高さ、また、製品企画、デザイン要素として、既存の防災製品は、大きく発展の余地がありそうですが、それらを加味して、新しい防災製品のアイデア、をテーマとしました。

なお、2009年の初頭に、みやぎ工業会でおこなったプレ分科会(防災アイテムのアイデア創出の活動)で得られたトップ3のアイデアも紹介して、皆さんに、アイデアのテイストやレベルを感じ取っていただくようにしました。

さて、スピードストーミングです。大きなホールに、2重の円を形成するように、形作ろうとしています。

TRUNK002.jpg

さて、形ができたら、早速、開始です。

実際にアイデア出しは、このような形で進みました。
ビデオを編集して、ダイジェストにしてみました。



※ ↑ 音が出ますのでご注意ください。

さて、30分で5ラウンドほど、終わったところでスピードストーミングは完了。

今度は、アイデアを書き出す作業を各自でしました。

「アイデアスケッチ」とよばれる「アイデアの一言説明+詳細・補足を3つ程度」という書き方をするものを、一人3枚書いてもらいました。

そして、それを、フロアーの全テーブル上に並べて、ぐるぐると回遊しながら評価していきました。

TRUNK003.jpg

評価の方法は、ハイライト法です。「面白い」「広がる可能性がある」と思うアイデアに星をつけてもらいます。30人が3枚ずつ書いたので100枚近いシートを、ぞろぞろと歩き、見ていきます。

その後、各シートの星を数え、トップアイデアを簡単レビュー。星の多いものは最大で15個ぐらいをとったすごいものもありました。

TRUNK004.jpg

星11個以上で、大体5アイデアぐらいに絞れたので、それらについて、発表してもらいました。短い時間で、事前知識もなしに、発想されたアイデアとしては、とても質の高いアイデアでした。


・・・

この後は、イベントとしては、完了。めいめいに、アイデアだしをした相手と名刺交換したりして、解散していきました。

クリエーターや経営者の方が多く、とても効果的にアイデアワークを進めることができました。

ご参加いただいた皆様、有難うございました。


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この講座は将来、パート2、パート3を実施するかもしれない、とのことでした。そのときには、ご興味あればぜひまたご参加ください。初めての参加、一人の参加の方でも、まったく問題ないように、アイデアワークを設計いたします。

2010年04月21日

アマゾンに、ついに作品フルセットが!



アイデアプラントの作品、フルセットが、ついにアマゾンにも登場しました!

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今までは、オンラインショップで福袋10点セット(アイデアプラントンの作品フルセット)がありました。一方、アマゾンでは単品で買うことしかできませんでした。

ときどき、このブログでもご紹介していますが、作品の出荷状況を聞くと、オンラインショップでは、フルセットが良く出ていました。

そこの声にお答えして、アマゾンでも、フルセットを登場となりました。単品を足しあげていく金額とくらべると、かなりお得なセットになっています。

ご興味があれば、一度、ぜひ試してみてください。

これら作品の販売から得る収益の一部は、アイデアプラントの次の製品開発の開発費用として、使わせていただいております。物が売れることが、最終目的ではないのですが、道具を通じて、より創造的な人・組織が、数年後、10年後に、もっともっと出てくることを、心から強く願っております。
posted by 石井力重 at 15:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | ideaplant 作品

iPod touchは、プレゼンの手元用にちょうどいい

iPod touchを使い始めて、すごくプレゼン周りが便利になりました。

プレゼンの前のタイミングは、前方のテーブルで出番を待っていたりするわけですが、その間に、直前リハーサルをしたいときってありますよね。

私はそういうときに、iPod touchをつかって、さっさっさっと、一通りのスライドをおさらいしています。

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iPod touchにプレゼンを入れる方法

1)パワーポイントを、保存するときに、よく見ると、形式が選べますが、そのときにJPEGとか画像を選べますので、それで保存します。

文字輪郭がぎざぎざで汚い、と感じますが、それでOKです。

2)iPod touchに写真を転送するフォルダーにその画像を入れます。ただし、スライドナンバーを1→01、2→02のようにしておきます。しないと、スライドが変な順番になります。(1の次に11が着ます)。

3)同期させます

これだけで、完了します。後は写真のアプリを押せば手元にスライドがだせます。ぎざぎざがアンチエイリアスというのでしょうか、輪郭あいまい化処理がなされて、すっきりとして見えます。

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このiPod touchでリハーサルすると、小さくて読めない文字があります。それは、スライドを見る後方の人にとっても、読みにくいものなので、次からは、何か工夫しよう、と気がつきます。


直前リハーサルの効果は絶大です。発表と同じ緊張の状態でスライドをめくると、あれこのスライドがあとにあったんだけっけ、というのを、リハーサルできてしまうので、壇上では、二度目となり、余裕ができます。




二つ目の話なのですが、壇上でも、熟達すると使えるようになります。これは、プレゼンに不慣れなうちは難しいやや上級者編なのですが、こんな感じです。

プレゼン中に、ビデオをみせるなど、30秒ぐらいの時間がある、そういうコンテンツにしておいたとき、この後、どういう展開ができるんだっけ、と手元でささっと、さき数十枚を確認することができます。

講演やワークショップなど、長丁場の登壇の場合、トイレ休憩がはいったりしますが、そういうときに、トイレまで歩きながら、さっとこの後を確認したり、もできて便利です。


これは、ちょっとしたことですが、かなり便利です。





補足:

ただ、唯一、懸念されるのが、登壇中に、アイフォンでメールをみているのか、と誤解されそうなことです。見た目には、会議中のメール内職とそう変わらないわけで、そこだけは、気になるところではあります。


なお、プレゼンのクリック装置として、使うアプリの中には、先のスライドを表示しておくものがあります。これは便利、ですが、私はちょっと使いにくいので、無線のクリックツールを別に持っています。日本にIDEOのトムケリー氏がきたとき、アイフォンでクリックして行ってその姿はとてもかっこよかったで、個人的には、好きなんですが。
posted by 石井力重 at 14:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 道具考/iPod touch

2010年04月20日

本日の講義スライド:アイデアワークショップ(TRUNK編)

本日のアイデアワークショップ(場所:卸町のクリエータのインキュベータ『TRUNK』)のスライドを、ここにおいておきます。(PDFファイルです)

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こちらをクリックしてください。
講義スライド

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・・・

ぜひ、ワークショップ参加への感想コメントもお寄せください。
皆様の声を元に、よりよいワークショップを作り、
実施していきたいと思います。

2010年04月19日

要素と構造考

ある物事を、モデル化する、という行為は、要素と構造をはっきりさせる、ということとほぼ同義。だと私は考えています。

社会現象なり、2人の間で行われている対応なり、小さい世界の物理現象なり、それらを、モデル化するとは、

1)まず、観察される全てのことから、構造をはぎとります。観察時間スケールでは余り変化をしないもの、を「要素」として拾い出す。

2)次に要素同士の関係性がうまく現実を再現するように、もっともシンプルな構造(いいかえれば、要素間の関係性)を仮組みする。それが現実の多くを再現していれば、採用。

要素と構造のシンプルさが高いものは再現性が低くなるけれども、シンプルであることときめ細かい再現性はトレードオフ的な関係なので、その辺は、おりあいをつける。とてもシンプルだけど、大部分を再現できる、というところが、モデルとしていいころあい。


さて、言いたかったことは、まずモデル化とは、複雑怪奇な現象から、構造を剥ぎ取り、要素をみつけ、それらのシンプル構造を再構築してやることで、現実を代弁するモデルをつくる、ということだ、ということです。

次に、知であそぶ、というゲームを作る場合は、ステップ2を工夫します。

まず対象となる物事から、構造を剥ぎ取り、要素を抽出したら、次に、そこにゲームの構造を付与します。すると、それは「知であそぶ」おもちゃになります。

構造がさいげんされていないじゃないか、という声も当然出ます。これは、ゲームの構造とうまく融合できると秀逸な「知の遊び」にしあがります。一般には、モデル本来の構造とゲームの構造が衝突しあって、えらく複雑なゲームを創ってしまいます。なのでそれであれば、いっそのこと、社会の持っている構造は剥ぎ取ります。それらを、「高次要素」というものにおきなおしてしまって、ゲームの中に付与する、というのも方向としてはありです。ただし理解上、混乱をまねくこともありがち。


この方法、たとえば例で言いますと「上司と部下のコミュニケーション」という活動を対象にゲームができたりします。この活動をよーく観察し、その中で、対象記述時間ないでは余り変わることの無いものを「要素」として切り出します。多分、粒度がバラバラで重要度もバラバラですが、とにかく、切り出します。その上で、粒度などをととのえて、重要なものにしぼります。一つの目安は50ですがもっと多くても少なくても、いけはします。

その上でそれらの要素を、ゲームのような構造をくんで、楽しむことにします。

「上司の指示が良く理解できない」「知識の少ない物事には質問を発しにくい」という要素が仮にあったとして、これらを何らかのゲーム構造で戦うなり、取引するなり、して、遊びます。一連のカードセットをそろえると「聞きそびれ仕事ためこみコンボ」とかを形成して、ストレートフラッシュ!とか、そういう形にしてあそびます。(これは、幾分、構造に、本来の構造をうっすらつかっている感じです)


要素と構造。

知を遊ぶ。

これらは、多くの可能性と作品の余地を持っています。

夕飯の献立を考えて悩ましい主婦の方をよく観察することで
要素と構造をみいだせば、「献立の悩み」バトルカードゲーム!とかも
理屈としては可能です。
たぶん要素は「冷蔵庫の中にあるものを思い出す」
「残り時間でできるものを考える」
「明日のお弁当につかえる日持ちのよいものを考える」
「機能の献立とかぶるものを消しこむ」
といったカードでしょう。

これを、どうバトルするか、献立悩みならではのなにかを
つくれるとかなりニッチにうけるものにもなるでしょう。

見→調→解→話→纏→現

先のエントリーは「デザセン」というWEBサイトなのですが、そのイベントのコンセプトはとてもシンプルで本質にとどくプロセスを提示しています。

http://www.tuad.ac.jp/hidechamp/about/index.htmlより抜粋・引用します


デザインのプロセス

1 問題を見つける
2 実態を調査する
3 解決方法を考える
4 人と話し合う
5 考えをまとめる
6 考えを表現する

(引用ここまで)


この見→調→解→話→纏→現というプロセスが、とてもシンプルに表現されていて、夏休みの自由研究の時に子供に考えのアプローチを教えるお父さんにとっても有効な一ページだと思います。


余談:IDEO 5つの基本的なステップをふと思い出しました。





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脱線。(前から繰り返し、夏にやろうとして、見送っていたこと。)


そういえば、智慧カードのWEBサイトには毎年夏休みの開始直後と最終日の直前にものすごく「自由研究」「工夫発想」というキーワードでアクセスがあります。今はそういうコンテンツを十分に提供できていないのですが、今年何かを仕組みたいなぁと、ふとマイとして思っているのでした。問題を見つけて、調べて、解決方法を考案して、実験するして、整理して、表現する。そういう一連のアプローチを、簡単なPDFブックにして、子供と大人が工夫発想するようなものを、つくりたいなぁと。

いずれ娘の自由研究を手伝う身としては、子供の工夫発想をたのしくサポートするフリーコンテンツをつくっておきたいんです。
posted by 石井力重 at 23:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | メソッド&ハウツー

面白い作品「日本国憲法 CARD GAME」

アイデアワークの関係で、あるWEBサイトをみていました。

そこでたまたま目にしたものがあります。静岡にある高校の生徒さんが作った作品なのですが、これがなかかな秀逸なんです。

「日本国憲法 CARD GAME」

Youtubeで、プレゼンテーションと使っている様子などがみれます。こちら

シンプルで、それでいて本質的な憲法の中身的なものに自然とふれられる面白いつくりです。

これで憲法の中身にちょっとでもなじんでおけば、受験勉強でいきなり覚えようとするときにストレスも低そうですし、一般教養として大人が遊ぶ道具としても面白そうです。大人同士だったらちょっとしたアイスブレイクをする道具にもなりそうです。

いいですね、こういう「知であそぶ」というコンセプト。私は大好きです。それから「分かりやすさ(シンプルさ)」があることも、いいなとおもいました。「これ、ひとつほしいな」ということばが聞こえてきそうな、よい作品だと思います。
posted by 石井力重 at 23:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 知であそぼう



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