2010年04月19日

「アイデア・スイッチ」がワードマクロに!

なんと、ワードプログラマーの新田さんが、「アイデア・スイッチ」のネットを使った発想法の部分を、ワードマクロにしてくださいました。

しかもとってもシンプルにさくさく動くマクロとして。

新田さんのブログで、マクロ(アドイン、というべきでしょうか)を
ダウンロードできます。

アイディア・スイッチのマクロ

私なりに落としていれてみました。
私の環境はOS=XP、OFFICE=2010、です。

ブログの本文中の「idea_switch.dot」をダウンロード」をクリック


落とせたらそれをダブルクリック。
するとワードが立ち上がります。
ワード2010では、上部にあるリボンで[アドイン]を押すと
[アイデア・スイッチ]が入っています。


[アイデア・スイッチ]をクリック


すると小さなパッドが登場します。
販路開拓のためのアイデアを得る「インターネットタウンページ」
事業機会からアイデアを発想する「未来年表」
画像集から商品アイデアを発想する「Google画像検索」
電子特許図書館からネーミングのアイデアを発想する「商標検索」
これらを、さくっと、実行してくれます。
しかも本が無くてもすぐにできるように、小さいパッドの上に
具体的な進め方が記載されています。親切設計。

ワードで何かを書いているときに、ふと、発想のための検索をしよう
というときにこのパッドは思考のブレイクを最小限にとどめて
機能を提供してくれるでしょう。


読者の方も、そうでない方も、ぜひ一度使ってみてください。
機能をここまでシンプルにして、ツールにしてくださった新田さんに、
心から感謝を申し上げます。

有難うございました。


なお、この手法をつかってどんなアイデアをだせるのか知りたい、
という方はぜひ、拙著『アイデア・スイッチ』をご覧ください。
他にも、一人ブレストに役立つ手法を、紹介していますので
きっといくつか、使いやすい手法も見つかると思います。


拙著、アイデア・スイッチ

posted by 石井力重 at 19:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | アイデア・スイッチ

オフラインに適した本です

拙著「アイデア・スイッチ」

発売から10ヶ月ぐらいがたちました。
いろんな発想法の本を読んだ方が、
褒めてくださるのでとてもうれしく思っていました。

もっと、発想法とかに縁の無い人にビジネスマンに
向けて書いたつもりでしたが、意外と違う層に
届くものなんだなぁと思いました。

その彼らの言葉に特徴的に思える言葉がありました。
「お遍路に行くとき、アイデア・スイッチ」をと。

長くあるきつづけるのは、発想には適した良い時間です。
アイデア・スイッチは、3ステップでできることと、
一人で発想できることを目指した「シンキング・トイ」の
ようなものを思想としてもって作っていますので、
一人歩きの時間に、アイデアを作りながら歩くには、
最適の本だと思います。(自書を肯定的に表現するのは、
日本人には難しいですね、なんだか、あつかましいっぽさが
でてしまう・・・。しかし、書きました)。

一人ブレスト・ウォークラリー、とか、そういう文化的なエッセンスの
あるイベントも将来してみたいなぁと思います。

発想のお題がわたされて、次のポイントでホワイトボードか短冊に
たくさんアイデアを書いていく、そんなイベントを。


あるいは、ウォーキング・一人ブレストに向いたアプリを
つくってみる、というもいいかなとおもったりしています。



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追記:

最近、ワードプログラマーの新田さんに
本の書評を書いてくださっていました。
有難うございます。

みんなのワードマクロ 4月10日

新田さんとは、以前名古屋でお会いしてからのお付き合いです。

クリエイティブで、彼の面白い発想には、いつも刺激されています。
posted by 石井力重 at 15:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | アイデア・スイッチ

考えて、動く。これを逆にも回せるとした

考えて、その上で、アウトプットとして、手が動く。

これが、ごく当たり前の状況ですが、
楽しいから笑う(ように筋肉が動く)、という構造を
逆にも回せるそうで「笑う(ように筋肉を動かす)と楽しくなる」
という部分が人にはあるそうです。

これをベースにしていけば

「文章を打ち込み続ける(手を動かす)ことで、
 そのうち考えが回り始める」

という部分はきっとあります。

※ 「The21」の「ノート術」特集の中でお答えしたことに
  この辺について書いたことがありますが、その部分と同じ
  ことを書いています。

頭の中から何かをつむぎだすような創造フェーズの作業をするときに
多分、写経のような行為も時にはいいんだろうと思います。
そういう「頭の筋肉をホットにする助走ワーク」のようなものが
あったら、結構売れるのではないか、と思います。

日曜日、さて、書斎で仕事だ、でもあまりテンションが上がらない、
そんなときにぱらりとひらき、そのワークを進めると徐々に
回転数が上がり始める、そんなワークブックが。
posted by 石井力重 at 15:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記、価値観、仙台オススメ

プロは・・・100か条に思う

起業家のメーリングリストで「プロは○○」という100か条を作った方がいて、にくいことに99番目までがつくられていて、あなたなら100番目は?と問いかけていました。

私は、、、、私はプロというものをどう考えているだろう、と再び考える契機になりました。

しばし考えて、私の出した答え。

「プロは、”あなたしかできない”といわれる仕事を知っており、
 損得を度外視して、それをする。」

「プロは、”だれでもできる”といわれる仕事を、
 うまく交代するか、やるならば魂のこもったやり方をする。」

だと思いました。

前者は、私なりの「現在のノーブレス・オブリージュ」、です。

後者は、町内清掃一つとっても、所作に現れるその人の専門力がにじむ(ひけらかすのではなく)ようなもの、とおもいました。拾い集めた缶の色がアートのように並んだり、とか。設計図を頭の中にラフに持たないと非効率そうですが、できれば、みな楽しい。そんな感じかと。
posted by 石井力重 at 12:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記、価値観、仙台オススメ

2010年04月18日

言葉の泉が枯れている日もまたよし

日々、文章を書く仕事をしていると、どうもかけない日が来ることにあせりを感じます。

沸いてこない、そういう日があんまり来ない人でも、ずっと書き続ければ、確実にやってくるでしょう。人間の発想の構造と、物事への認知の特性からいえば、「インプットがたくさんないと発想は限定的になる」のと「人間が一つのことに対してもっている概念の分解能は40〜50ぐらい」というのが、ベースにあります。(と私は考えています。石井仮説)。

そういう日は、見たこと、感じたこと、ききとった誰かの言葉にみいだすもの、がもっているかすかな輪郭に眼を凝らし、言葉としてつむぎだすのもまたよい、とおもいます。

絵が描ければ絵でもいいし、音楽が作れれば音楽でも。あるいは陶芸でも。

出し尽くしてもうでない、言葉の泉が枯れた日、というのは、発想と認知の特性から言えば、創造性のおいしいゾーンに入ったというシグナルでもあります。

ここで終わりにしては、折角のおいしいゾーンをつかわないので、出そうと努力を続けます。ここからは速度が下がりますが、ふくまれる質はとても高くなります。



理屈はさておき、、、

泉の枯れた日にも、なにか道草みたいな文章をかいてみる。

そういうのって、いいのかもしれません。
posted by 石井力重 at 22:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記、価値観、仙台オススメ

時間と世界考

世界の中心は、日常という時間概念に、関係して存在する。

物語において。

彼彼女の意識しているマイストーリーを日常として生きるならば、そこが当人にとっての世界の中心である。

地方の小さいまち、ひなびた漁村、そこにも、いくつもの世界の中心が、あった。
posted by 石井力重 at 13:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記、価値観、仙台オススメ

高速バスのチケットを、徒歩3分で受け取る

東京⇒仙台の往復の際に、ときどき、最終の新幹線に乗れない工程の場合があります。打ち合わせの後、軽く一杯、といけば、よる9時の最終の東北新幹線を逃さないためには、ほんとに1時間も宴席にいられないわけでして。

セミナーを受けようとすると、夜9時まで、なんて場合はほぼ、新幹線に乗れません。

さて、とは言うものの次の日に朝から仙台で予定がある場合、非常手段として、夜行高速バスが、あります。値段も新幹線よりはある程度安いですが、夜出て早朝につくのも魅力です。

ただ、寝ながらの移動なので、疲労は取れにくいのですが、その辺は、旅の工夫にもよりますね。

そんな高速バスですが、結構昔は面倒な手続きがありました。電話で予約、バスの発着所の詰め所に数日前までにきてチケットを購入。そんな手続きがありました。

いまは、予約もネットでできます(ただし深夜は使えない)。そして払い込みも、セブンイレブンなど、コンビニでできます。そんな端末あったっけ?と、アイデアプラントの最寄のセブンイレブンにいってみると、どうもセブン銀行の端末をたたいてみても、違う様子。あれ、おかしいな、とおもって、ふと、コピー機を一応見てみると、なんと、JTBチケット発行、というボタンが画面にありました。

普段、それを、コピー機とかデジカメプリントぐらいにおもっていたのですが、なんと、チケットの発行までいけるとは。

そこで、画面を操作し予約番号を入れると、コピーの出口から一枚の紙が。それをもってレジへ、とのこと。

それで、レジへ行けば、チケット代をはらって、チケットを手渡しでもらえます。厚みのあるそれなりのチケットがレジのお兄さんから渡されるのですが、多分、棚にあるラベルプリンターのようなものが連動して、それを吐き出しているのでしょう。

昔だったら、仙台の駅の裏の高速バス乗り場に車で行って、とめにくいところ、何とか空きを探してとめて、並んで受け取っていたのが、徒歩三分、操作2分、受け取り2分、ぐらいで手に入るようになっていました。

アイデアプラントの最寄のセブンイレブンは、八木山南団地入り口のセブンイレブンです。ここからよく、メール便を出したり、ある種のプリンティングはここで済ませていたのですが、それ以外にも出できることが一杯ありそうです。ちょっとしたビジネスサポートセンターが、いま、その中にはあるんだー、とおもったのでした。

(セブンイレブンでできることアプリ、とかiPod touch用に、リリースしませんかね。知らないだけで、結構、コンビニで簡単な処理をあれこれできるとしれて、便利です。あの機能のあるセブンは最寄では、何々店、とかそういうMAPが出たりとか、そこでQRコード表示して、端末の前でかざせばほとんど端末たたかずに処理ができるとか、そういうものがあれば便利そうです。)

このことを知って、高速バスにのるのが、前よりも敷居が下がりました。

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あと、コンビニの便利な使い方は、タクシーにとってのランドマーク、ですね。夜、どんなに慣れていない運転手さんにあたっても、何々通りのセブンイレブンまで、などつげれば、大体安心。時々、えらい勘違いしたり、よく分からないで迷ってから聞かれる方がいますが、コンビニだと、ほぼ、確実です。コンビニが、タクシーの駅、となればいいのに、とさえおもいます。繁華街から、○○町のコンビニまで行く人乗り場、とかつくれば、一定の利用人数があるとおもうんですよね。自宅の近く1キロぐらいなら、歩いたって区じゃないわけで、そこまで割安ですぐ移動できるなら、のるよって人は結構いそうです。脱線でした。
posted by 石井力重 at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記、価値観、仙台オススメ

2010年04月17日

迷ったり困った時に思い出してほしい言葉

昔送ったメールをふとみて、書き留めておきたいと思い、
以下転載します。一年前ぐらいに新社会人の方に送った
メールの一部です

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正解のわからないことをとりくまなくちゃいけない。
新しい物事を作り出す人には、そういう経験が頻繁に訪れます。
(もちろん、できるだけ、分析的におこなえることはおこなって
あげられる確度はあげるべきでもあるのですが。)

迷ったり困った時には、思い出してほしい言葉があります。

「迷った時には、進め」

「つらい時ほど、笑え」


まだ暗い未踏領域をいく。
そういう人には気持ちも強く持つ
ハウツーも、要りますから。


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ことばしか、届けることが出来ない、
そういう立場だからこそ、
無責任であっても踏み込んで書きたい、エールを送りたい、
そう思っています。

「 Creative effort 」

創造的な努力を、私はいつも認めています。
心の中で賞賛を送っています。
posted by 石井力重 at 14:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記、価値観、仙台オススメ



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