2010年04月14日

リバネスの坂本さん、来仙。

東京は四谷に、面白いベンチャーがあります。株式会社リバネス

私の前職(某行政法人のフェローとして、デュナミスに常駐)時代の同僚で、リバネスさんに常駐していたメンバーがいた関係で、私にとっては「いったことは無いけれど、よく耳にしてる会社」でした。

当時の同僚、坂本さん(現在はリバネスに在籍)が仙台においでになったので、仙台城址へのミニ観光と、パルコでお茶をしながら1時間ほど、お互いの近況報告をしあいました。(後から、友人のTさんも合流。かれも少し前のフェローでしたから。)

leaveanest_01.jpg

坂本さんからうかがったリバネスの現在は実にわくわくするものでした。

科学技術を志す若者を育てる教育をする企業、とくにバイオ系━━、と、同社を認識していたのですが、それは彼らの一部であって、もっと大きな枠組みで活動をしているしっかりした会社でした。

今では、研究助成をおこなって、その対象もバイオに限らず自然科学の全般を対象にしているそうで、小額なれど、全国の未来につながる科学の芽を伸ばそうとしている姿勢とその具現には、感服しました。すごい。

また、彼らはサイエンスに興味を持たせる活動を広く展開して、実験の結果がわかっていることよりも分からないことをさせる取り組みもしています。その一つが、「無重力状態にもっていった種子は、どのような変化を受けるだろうか」という実験です。

え?まさか。。。。と思いましたが、そのまかさ、で、今回のスペースシャトルには彼らが託した種子がつまれているそうです。実際に宇宙から飛行士がその種を持っている映像も届くそうで、科学を志したことのある身には、ぐっと体温が上がるような、話でした。

leaveanest_02.jpg


その種子は、学校に実験用に配布され、無重力をへた種と、そうでない種を同時にそだてて、比較する、ということだそうです。

これが今年で3回目、ということで、もう過去に2度ほど、シャトルにのせて種を宇宙に持って行ったそうです。これには、わー・・・と、しばらく感嘆をもらして、しびれてしまいました。

leaveanest_03.jpg

他にも産業技術コミュニケーター人材育成プロジェクトなどにも携わっていて、リバネスさん、とても力強い成長をされているんだなあ、とおもってお話を伺っていました。

そんな感じの元同僚との再会でした。彼と再会でき、リバネスの今を聞くことができて、とても刺激になりました。いろいろ、やれること、あるなあ!と、力強いキモチが芽生える、そんな1時間でした。



ちなみに、出身地の話をしているときに、私の高校の先輩には椎名誠さんが、というあたりで、同社の社長の丸さんと私は同じ高校出身だと分かりました。市立千葉。私より3,4年あとの卒業のようで高校時代の接点は無かったのですが、あの坂の上の学びやでは、確かに、サイエンスの文化をそだてるところがありました。私は理数科にいたのですが、理数科だけは、福島の五色沼で、イオウ結晶堀とか、黄色ショウジョウバエの培養とか(これは寒天培地からつくり、F2世代まで赤目種を交配させるというもの。決して自然界に逃がしてはならないというそのハエは、参考書の写真が同高校でとられたもの、というぐらいの本格っぷりでした。この実験は、酢酸カーミンが実にくさい!ことで忘れがたい・・・)。科学の先生も個性的な方が多かったです。弓削愛一郎先生の陽気な授業は楽しかった(なんと、検索したら我孫子高校の校長先生になられていました)。そういう校風も、人材輩出に影響があるのかな、と少し思いました。



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補足:

タイトルの言葉、来仙(らいせん)とは、仙台に来ていただくことを、表現する言葉です。来日、とか、そういう類の一種。

ちなみに、脱線ですがシンガポールに来ることを「来星」というそうです。初めて聞いたときは、コリン星とか?そういうなんかのコンセプト的なものかとおもいましたが、ちがいました。シンガポールの当て字が星で始まるバージョンがあるので、こういうそうです。ほんとに脱線。

2010年04月13日

Art Toy

chinotsubasa.png

iPod touchのアプリで描きました。
偶然の造形。

タイトルは、 知性のツバサ

青く、白く。
知性の翼で、まだ暗い未踏領域を、駆ける。


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iPod touchの無料アプリ「Meritum Paint」で、指先一つで、5回なぞっただけで、この絵ができました。不思議な感覚、流動性と初速をもった絵の具の吐き出しで、偶然に描かれていくその絵は、子供のいたずらが、どれもアートのようになっていきます。アートとトイ。いい道具だなぁとおもいます。これは、大きい画面(iPad)でやってみたいです。

タピオ大学でアイデアワークショップ、してきました。

tapio_idea_workshop_00.jpg

(写真のスライド部分は画像はめ込みです。クリックで拡大します)



4月12日。「タピオ大学」で、アイデアワークショップをしてきました。

この日は、雹が降る悪天候で、人の集まりが悪いのでは、と心配していましたが、たくさんの方にご参加いただきました。

テーブル平均3人で、6テーブル。多分20名程度の方においでいただいたと思います。

皆様、悪天候のなかおいでいただき、有難うございました!特に東北大の後輩君たち(マスピーという企画系サークルのメンバー)は、青葉区からスクーターできた様で、名刺交換のとき、手が真っ赤でした。”おお・・・ありがとう。こんな寒い中・・・”と手をみて思いました。

内容は、準備していた講義スライドの【1】【2】【3】と【6】をやりました。特に【6】「プレイズ・ファースト(先に、褒めよ)」。これを、創造的能力を引き出すときには、ぜひ重視してください。それだけで、多くの創造的な本来もつ能力は、使えるようになります。


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〜 少し詳しい、報告 〜


アイデアワークとしては、今回は「エクスカーション」を体験してもらいました。(『アイデア・スイッチ』P79)


お客さんには、私には、珍しいカテゴリーの方々もいらっしゃいました。

DSC00374.jpg

これは、お話(プロット)作りの発想カードの使い方を説明しています。ライトノベルとか、子供向けのお話を作るような方に、強力な発想支援ツールになりますよ、というお話。このカード、物語原型論とかその辺をもとに、作られています。


それから最近の発想ツールの開発動向をめぐるビデオも見ていただきました。

DSC00363.jpg
皆さん、興味をもっていただいたようで、へーとかほーとか、いいつつご覧いただきました。

見ていただいた作品は、発想を楽しむカードゲーム「ブレスター」といいます。アマゾンでも出しておりますのでご興味あればぜひご覧ください。

それから、アイデア出しの実践も5分ほど、していただきました。

DSC00375.jpg
5分でしたかなりたくさんのアイデアを出していただき、テーブル内でミニプレゼン&代表アイデアを1つ選んでもらいました。そして、6テーブル全てから発表をしていただきました。私からも、いくつかコメントを述べさせてもらいましたが、面白いアイデアが、いくつも出ていました。

いただいた感想としては・・・奥様やビジネスマンの方に「アイデアワークなんて普段しないけれど、こんなにアイデアを出せると思っていなかった」といった、うれしい感想もいただきました。

たまたま買い物に来ていた素敵な親子連れさんも、「ふらりとよったけど、楽しかったですよ」とおっしゃっていただけました。講師冥利に尽きます。


それからエクスカーションは、実践してもらう前に、簡単に、代表者1名と私とで、ホワイトボードの前で実践してみました。

そのときの様子は写真が無いのですが、地域SNSふらっとのブロガー「米本正広さん」がブログでその様子を紹介して下さっています。

こういう「代表1名で詳しくやり」その後「各人で実践」というパターンは、効果的に多くの人に実感を持った学習体験を提供できます。(これまでの経験から得たことに過ぎない経験則ですが)。今回もそういう思想で設計しました。

ご参加いただいた皆様、事務局の皆様、あと、終わったあと、打ち上げを用意してくださったマグネットデザインの皆さん、有難うございました。


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最後に、ちょっと【ご案内】です。

米本正広さんは、今月の後半、26日に講義をされる講師のお一人でもあります。タイトルは、旬です。「ツイッターのABC」。

Ustを活用する方でもありますので、今の大学生とか、ITの好きな人には興味深いお話が聞けると思います。ツイッターは情報源にするもよし、気晴らしにするもし、珍しい人との交流に使うもよし。自分の使い方しだいで、大きな道具にもなるし、薄っぺらな道具にもなる。使い方のコツをプロから聞いておくと、得るものが、大きいかもしれません。私は50名をフォローしたあたりから、タイムラインが・・・(さりとて、リストとかでフィルターするのもナー)とおもっていたのですが、そういう部分、達人がどう使うのか興味あるところでもあります。

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追記:

タピ大のブログに当時の様子がアップされました。
http://tapidai.exblog.jp/13425466/

2010年04月12日

タピオ大学_講義スライド(4月12日石井力重分)

タピオ大学(4月12日、石井力重分)の資料をここに掲載します。


講義スライド
tapio_univ_idea_workshop.pdf


お話(プロット)を作るときのカード(49枚)
plot_idea_49cards.pdf


ご参加いただいた方は、内部勉強会やサークルの資料として
必要あれば、ご自由にお使いください。

※ 参加者以外の方で使いたいという方が
  いらしたら、石井までご相談ください。

タピオ大学、もうすぐ始まります

2010041218030000.jpg本日の講義は19時開始です

iPadを創る人に、、、

独り言に近い、脱線、です。

一つだけ、シリコンバレーを訪問してからの、小さい変化をあげてみるならば、、物質的な変化があります。

「アップル」が提供するものの価値を理解するようになりました。

それまで、アップル製品には触ったことがありませんでしたが、本社まで行ったのでそこのショップで、記念に買ったiPod シャッフル。(ミーハーに、ボールペンとかも、チャームも、結構かいました(笑))

それから、鎌倉の瀬尾さんの作ってくれたアプリを見るために買った、iPod touch。

そして、夏までには確実にiPadを買うでしょう。

 当時、面会してくださった木田さんの最近のブログ
 「ぱろある亭」
 http://kida.typepad.com/weblog/2010/04/ipad.html
 http://kida.typepad.com/weblog/2010/04/ipad-cafe.html

当時お会いした人が、iPadのような作品に関係する方だったのは、やはり、文化を含めて物(アップルの作る製品)を知るのに大きかった、と、今、思います。

木田さんにとっては、私は、ごまんとやってくる若造たちの一人でしかなく、多分、覚えておられないとおもいますが、私にとっては、空気感も含めとても印象に残っている方の一人でした。

(当時、彼に3時間も会えたのは、大変な幸運でした。一緒にいったのがカヤックさんであり、彼らが次々話をし、話を引き出すから、というのが、さらに幸運でした。いま、思えば人のご縁ばかり。ああ・・・、感謝)

2008年の冬のシリコンバレー訪問は、僕にとって、体験やデザインを学びはじめる3年間の、ある種、総仕上げだった、と、今は思います。(IDEOとスタンフォードのD-schoolにもいけて。)

もちろん、マック製品や体験・デザインのことは、旅の中で見たもの得たものを構成する一部、であり、そのほかにも一杯ありました。


そして、一杯と表現したものの一つに、今とこれからの展開につながるものがあります。私が、今一歩遠巻きに見ていた「ITのソフト、ハード」と「自然言語処理」の世界。まだ、思いだけ、しかない、というべきか、もう、その気になれば遠くない、というべきか、わかりませんが。

いつの間にか、柳沢さんからお返事をいただいていました。

http://cs.kayac.com/mt/mt-static/kayac-answer/

このページは下に行くためのスクロールバーが無いようで、アイフォンでみるとうまくいきますが、PCで見るときには工夫がいりそうです。テキストを選択したまま↓キーを押していくと下にいけます。

私が、私のブログに書いたことについて、なんと、やなさわさんがわざわざアンサー(返事)をくださっています。

一緒に旅して、本当に寝るまもなく面白いことで予定が詰まっているやなさわさんを見ていたので、お返事をくださるとはおもっていませんでした。(アンサー、というシステムがあったんですね)

あの旅だけで、今のことをしているわけじゃないですが、その旅が、今また、いろんな形で僕によい影響をくれています。


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長くなったので、次のエントリーへ、一度、区切ります。

エクセルのセルの中で改行したい。には

セルの中で改行するには

「Alt+エンター」

たった、これだけのことでした。

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エクセルを使い始めてからずっと、分からないでいたことがありました。それは、セルの中で改行する方法です。直感的に操作すると、エンターをただ押したくなるところですが、改行のつもりでエンターをおせば、「選択しているセルが移動」するだけで、改行になりませんん。

しかし、それが、ついさっき、検索してみたら、上記のように、すっきり解消しました。

しっかり道具を使う、というのも大事ですね。人は一度思い込んだら、長らく、そのやり方を不便でも解消しようとしないものなのだ、と知りました。
posted by 石井力重 at 11:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | メソッド&ハウツー



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