2010年05月13日

高校で、アイデアワークショップをしてきました。

今日は、東北生活文化大学高等学校へいってきました。

アイデアプラントは、今年、年間で10回、無料のアイデアワークショップをすることにしたのですが、第一回目は東北大マスピーさんで、第二回目の今回が、生活文化高校でした。

私が「しごと」(極豊=志を極めて社会を豊かにすること)としていることを、させてもらえる場をいただいた倉本先生に感謝!

女子のほうが多いクラスで、私の千葉での高校時代とは大分環境が違うなーと思いました。男子のほうが少数派だと、場というのはこうなるのかー、と興味深くもあり。

seibun.jpg

さて、今日は、こんな資料を使いました。

創る人の4つの思考.pdf
30サークルズ
6観点ウォーク


問題を発見する部分で、6観点リストを持って、家から学校までメモをしながら歩こう、という主旨のものです、いくつかの観点をさだめてあるくと、意外と気がついてなかったこと(時にそれは、課題の原案となるもの)があることに気づくでしょう。ぜひ休みの日に目的地に行くまでなど、実施してみてください。気づく力も養われるはずです。

その後は、マインドマップを大きな紙に書いてもらいました。

そのうちの一枚をもらいました。女子高生3人による作品。(本来のマインドマップは、枝の脇に文字をかきます。こうしたまるで囲むのは、マインドマップ本来の記法ではありません。(でも、初心者はよくやりがちなんですが。)技法の正統な使い手がパートナーにいますので、一応、厳密性に配慮して。)

さて、のせます。

mosimai.jpg

クリックすると、非常に大きくなります。

うわ(笑)、と、思わずつぶやいてしまった作品です。

なんというか・・・、マインドマップ的の正統な記法でないとか、そういうレベルは超越した、「何かを感じ取らずに入られないものがある」と、私は彼女たちに言いました。これはちょっとすごい。すこし改造して、あたらしいタイプのすごろくにしてみたい衝動にかられます。


さて、その後は、理想解による発想法をお話しました。

物事には理想性が、簡単な式で表現できること。
それが無限に大きくなるように物事は進化発展すること。
その姿を割り戻して、アイデアを出すこと。

昔、誠Biz.IDで書いた記事↓



こんなことをしてきました。

たくさんの高校生に混じってアイデアディスカッションができた、とても貴重な日でした。

それと、今日は、講師然とした服装、話し方、をやめて、いつものアイデアプラントの石井として、接しました。この方が高校生にはいいんだなぁと、思ったのでした。

聞き手に合わせるとは、気持ちのあり方、心理状態、そういうところから、相手に近づいていくこととしる、そんな貴重な経験でもありました。

彼女ら、彼らとの継続的な付き合いができるかも知れません。

・・・

生文高の皆さんへ

仙台から、全国に発信するような、いい作品をぜひ、作ってください。皆さんを、いつも応援しています。観察〜発想という基本はなんとなく体験されたと思いますが、自分のやり方としてなじませてください。学んだことの「独自化」っていうのが、一番大事なんです。こういう「手法」というのは。

整理などの作業の時には音楽を

最近、仕事が逼迫していて、こまったなーとおもっていたのですが、焦るのは良くないですね。片付けをすることに時間を掛けたくなくても片付けをしないといよいよ仕事がしくくなる悪循環。

そういう時には、音楽を聞きながら30分とか、片付けを楽しくするといいのだ、とふと思い出しました。

私は仕事中に音楽を聞かないたちなので、音楽を時々聞くぐらいで、すぐにそれを忘れてしまいます。、

作業の時には音楽を。

これだけで、ずいぶん、片付けが、よい体験に。
posted by 石井力重 at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記、価値観、仙台オススメ

2010年05月12日

ホワイトボードのマーカーが落ちにくい時の対処、それとTRIZのこと

ホワイトボード、マーカーで書いたのに、一ヶ月書いて放置しておいたら消えなくなった、ということがありますよね。

そういうときには、書いたペンと同じペンで、その文字をなぞってすこししてからそこをふき取ると、固着していたマーカーが、するっととれることがあります。

ぜひ困ったときには思い出して試してみてください。

この話をしていたら、ある方が、「油性ペンで書いてしまったときにも、いいですよ」と話されました。確かにそうかもしれません。


・・・

ちょっとしたTipsの話でしたが、これはTRIZの観点からも、よく考えると面白いなと思います。

消そうとしているさなかにペンを持ってきて書く、ということは、なかなかしないこういですが、これは「害を有益作用に」という発明原理です。

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智慧カードのページ
【智慧カード22】良くない状況から何かを引き出し利用せよ
http://triz.sblo.jp/category/371503-1.html

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あとは、
【智慧カード9】反動を先につけよ
【智慧カード16】大雑把に解決せよ、一部だけ解決せよ
【智慧カード33】質をあわせよ
【智慧カード38】「そこを満たしているもの」のずっと濃いものを使え
あたりも、この解決法へ導く発想パターンですね。


日常生活の工夫でも、よくTRIZのブレークスルーパターンとの類似性を見出すことがあります。子供の発想を引き出す道具にもなるかな、と時々思います。

多すぎる情報は、ゼロ情報に急速に近づく

私にデザインの素養をくれた友人の「余白だよ。石井さん。」が時折、こだまします。

「Too Much Infomation!
 多すぎる情報は、ゼロ情報に急速に近づいてしまう。
 書きすぎのチラシは残らず過ぎ去る。」

そう、自分の紙面に向き合うときに、自分に言い聞かせています。


・・・

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【あったらいいのにアプリ案】

 Too Much Infomation!センサー

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・作成中のパワーポイントを撮影すると文字認識をし、多すぎると「Too Much Info!」とアラートを表示する。

・「良い余白」があいていると、「Good」を表示してくれる。空の構図、人物の目線の先の空間など。

(バックグラウンドでは、よい写真やよいチラシのパターンをもっていて、構図の余白構図の相関度を持っている。自分でこのパターンの素材を増やすこともできる。

・よいリーフレットを撮影しておくと自動で、原始的なヒナガタへ単純化して「新しいパターン」として登録もしてくれる。

2010年05月11日

廃れに高品質あり

私達のクライアント支援では「発想パターン集を作る」というものがあります。

例えば食産業において見出されるパターンの一つに「廃れに高品質あり」的なものがあります。

大量生産に向かず廃れた調理法は今また可能になっていたりします。その味は、高齢者に懐かしく、若い人にははっとする複雑な深みを持ったものだったりします、時に。

古ぼけた郷土の歴史書をひも解いてみると、中には地域性ある「新商品」のヒントや時には強いコンテンツになるものが、埋蔵されています。

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廃れに高品質あり。
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この一つの発想パターンだけでも、ずいぶんいろんな新企画は、うまれたりします。自社の古株社員に聞いてみる、地域の高齢者が昔自家消費用として栽培していたものを聞いてみる、かつていた職人さんたちの作品をしらべてみる。これらはその努力を必ず無為九手くれるはずです。

「リセットする」より「継続する」ほうが難しい場面ではないだろうか、と自問せよ

人間には、失敗をしたがる、という奇妙なところがあります。

特に気持ちの弱くなっているとき、疲れているとき、おなかが減っていて寒いとき。

なにか、するでもなくネットサーフィンをして、達人のやり方をふとみつけて『だから自分のやりかたはダメなんだ!』と膝をうち、その無為に過ごした時間を有意味化しようとしたり。

でもこれは、不毛です。してはならない、甘えなんだと思います。

一見、謙虚、という「良い姿勢」をまとっていますが、しかし、よく見つめてみるべきでしょう。

今、「リセットする」より「継続する」ほうが難しい場面ではないだろうか、と自問します。

もし答えが「YES」ならば、「だから駄目なんだ探し」は、「続けてきたやり方をやめる」ことへのエクスキューズでしかない、わけです。

※ もちろん、過去のやり方にこだわらず、変革する、というのも大事なことではあるので、なんでもかんでも、変えてしまうことを否定するものではないのです。あくまでも「それ、やめてしまうほうが、簡単でいいな」という心理の場合の話です。


「継続する」これは、力なり。

継続なきところに、道は無し。と知れ。


いつでも自分の内面にしんと向き合い、道を行きたいものです。
posted by 石井力重 at 15:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記、価値観、仙台オススメ

デントラスト

3面を一度に磨ける歯ブラシを10年前から使っています。

DENTRUST、というのですが、最近あまりみかけません。

これです。
http://www.dentrust.com/index.html

10年前に大量に買っておいたのものをつかっていたのですが、最後の一つが駄目になってしまいました。

昔は、ドラッグストアーで安く手に入ったのに、今は手に入りにくくなっていて、高いです。


これ自体は仕上げ磨きには向かないので、昼食後、時間がないときに、さっとうがいをするぐらいのシチュエーションで使ったりしています。

2010年05月10日

イーゼルパット的な道具を作る

イーゼルパッド、という道具があります。
一言で言うと、巨大ポストイットですが、とても使いやすくて
いい道具です。

584×508mmのサイズの紙面で上にポストイットののりが幅3センチぐらいついていて、書いたらはがし、窓とか、壁に貼っていけます。これが20枚で3500円ぐらい。



このサイズだと、どんどん議論を書き込んでいっぱいになったらはがして窓にはっていく、という使い方ができて便利です。模造紙を同じようにすると、はがしてはるときに、議論のスピードが落ち、あまりしっくりきません。また、場所を張り替えるときにも使いやすくていいです。

しかし、です。高いんです、これ。

3500円で20枚ということは、一枚あたり175円。この値段になってくると、どんどん書いては捨てて、ということに中所を感じます。


模造紙(788×1085mm)の価格を比較してみると



のように、20枚で900円ぐらい。一枚あたりにして45円です。(しかも、サイズはおおきいわけで)

※イーゼルパッドには自立できるスタンドがついているので、単純に紙の比較だけでするのは比較対象としては、きついものがありますが。



ここで、昔、思いついて大失敗したのが「ポストイットのり」です。

”ポストイットのようなはがせる粘着性ののりをつかえば、これになるだろう”、と思い、やってみました。結果、壁に「のり」が残ってしまうという大惨事に・・・。


・・・

しかし、近年、いいものが出てきました。
「のりでできた画鋲」です。
これで、この案が息を吹き返しました。


トンボの「ペタッツ」

http://www.tombow.com/products/catalogue/sougou/r/spdfdata/00001_153s.pdf
(40個262円)

ヤマトの「掲示用粘着クリアタブ」

(上記は10セットですが、バラでも買えます。)
(1セットは、36個378円)

どちらもきれいにはがせるもののようです。

粘着度にもよるでしょうが、1つの紙面に2箇所はるだけとするならば、「ペタッツ」1セットと、模造紙20枚とで、「1,131円」です。一枚あたりに換算すると57円。

これぐらいだと、ホワイトボードの代わりにどんどんつかう紙面としてありかな、と思えます。

(ホワイトボードに比べて、いいところ、わるいところがありますが。いいところは、持ち帰れるところ。わるいところは資源が無駄になるところ。運ぶに重いところ。)


貸し会議室には大抵、ホワイトボードがありますが、たまにホワイトボードがない会議の状況もあります。そういうときには、こういうフリップチャートは絶大な威力があります。

こういうときに、つかっていこうか、とおもいます。
posted by 石井力重 at 23:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 道具考/ALL

学習、要素、構造

ワークショップとかある種の教育コンテンツを作るときに、自分の中でせめぎ会うものにふと気がつきました。

結論から言うと、これは、「要素」と「構造」の2つを有限時間内で折り合いをつける、ということだと分かりました。


すこし、散文的に書いてみます。

新しい概念や技法を学んでもらおうとする。
いくつもあるが、最も大事なもの3つに限定する。
それを大きくクローズアップし、それ以外のものは必要最小限化。
これで、「要素」となるものをもっとも効率的に渡せる。

次に構造。
実際にユーザがその知識を使った自発的行動をする場合を考える。
実際の手順どおりに教えてもらっていないと、途中で困る。
教えてもらった順序どおりにやろうとして、抜かしたりする。
それらを考えると、必要な順序でコンテンツを並べたくなる。

そうなると最初に書いた要素、が、構造化するときの邪魔になる。
構造化することで、3つの要素にもっと、補う部分が必要になりだんだん複雑になる。
クローズアップ効果がなくなる。

このゆり戻りをへて、時には、クローズアップポイントが変わることも。
そして、構造化のなかでしっくり来るように調整する。


こういうプロセスをぐるぐるとまわして、最高の教育コンテンツをつくる。

それが時間がかかる最大要因であり、仕事のクオリティーをつくっているものでもある。と思います。

発想法の本を20冊読めば、だれでも大体心理がみえますし、エキスパートとそんなに遜色ないハウツーは記憶できます。しかし、実践がないので、短時間性がまだないでしょうが。

しかし、そうじゃなくて、誰かにある種の知的ワークを教えてもらいたい、という要望があるのは、分かりやすく、楽しく、実践ができるように、してもらいたから。短い時間で。

それに答え続けようとするプロセスこそが、こういうタイプの仕事のプロであり、道である。とふと思いました。

一番後ろから見えるスライドを作る

私が新しいスライドを作るときに心がけていることがあります。

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パワーポイントを40%の大きさで作る。
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というものです。

こうすると、大会議室、と呼ばれるぐらいの部屋の一番後ろからも見えるスライドになります。

必然的に長文が減り文字数もそぎ落とされます。

40%のスライドの視野角は、ちょうど手元においたiPhoneやiPod touchの画面の大きさぐらいでもあり、スライドを画像化して写真フォルダにいれておくと、会場への電車の中でも、登壇を待つ直前の控え室でも、さっとスライドを見られて便利です。(こういうシーンではノートPCだと出せませんので、小さいビューアならではのよさが実感できます。)
posted by 石井力重 at 13:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | メソッド&ハウツー

ブレインストーミング考 http://j.mp/ishiirikie

「ブレインストーミング、やり方」という言葉で検索してたどり着いた方へ。

もし、ブレインストーミングについてお困りのことがあったら、私が今かいているメディアサイトでのブログをぜひ一度、ご覧になってみてください。もしかしたら、お困りのことに、お答えできるものがあるかもしれません。

http://j.mp/ishiirikie

皆さんからいただいたアイデアの困りごとには何らかの形で答えを示唆できるている、かもしれません。ブレインストーミングの研究者としての知見を精一杯、お伝えしたいとおもい展開しています。

夜風、自然の香る夜

深夜、毛布を干すために庭に出ました。

明日の洗濯日和に備えての事だったのですが。

しんと静まり、深い闇。

私の住んでいるところは住宅街、よる真っ暗になります。特にうちの下には広い未活用土地があるので、きりとられた草原が広がっていてそこには周囲のおとも、光も吸い込まれて、あたりを、しんとたもっています。

風がふっとふいて、森に囲まれた仙台の空気が、心地いい夜でした。



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