2010年05月16日

5分で読んだ漫画が20年以上、心に残る、ということについて

来週、漫画ストーリー学部でブレストの講義をしています。漫画が読者に読後感をあたえるものであり、何十年もの間忘れない一こまを提供するものであること。それを大事に考えたいと思います。

・・・

私はどうか、ちょっと思い出してみました。

こどものころ、鉄拳チンミ(てっけんちんみ)を読んでいて、ずっと記憶残っているシーンがあります。それは、彼が新しい武術を学ぼうとするときです。その間、それまで達人の域にあった技を封印しなければならない。中途半端にすれば、元の技も壊れてしまう、と。

子供の頃、使っていない家の中を掃除していたとき古い漫画がでてきて、750ライダーを読んだことがあります。今も記憶に残っているシーンがあります。主人公の舎弟のような男の子が喫茶店(多分、ピットイン)の前の真夏の炎天下のした、大口を太陽に向けて開けている。というシーンです。何をしていると、とわれてかれは、こうするとアイスコーヒーがうまいんです、と答えたように覚えています。その夏のシーンが、僕の心の中の、理想の夏としてずっと心に残っていました。

「スマイル for 美衣」というカメラの得意なヒロインの話し。子供の頃に、床屋さんの待ち時間に、たまたま読んだだけ、のような気がしますが、忘れていないしーんがあります。何かに打ち込んでいるとき以外はスイッチが切れているような主人公の姿がずっとなにか印象的でした。

魔女の宅急便のあの世界観もたまらなく好きで、その舞台となった町で半年くらい、暮らしてみたいなぁと、映画をみてからずっとおもっているのでした。

・・・

漫画や映画のわずかな時間のなかで読み手の何十年先までのこるものを提供できる作品はわずかかもしれませんし、人によって何が残るのかまちまちかもしれませんが、作品、というものには、そういう部分、ありますよね。

道。型を学び、自由に跳ぶ

社会人になったとき、あるいは、
ある種の「道」を修めんとする時、
”自由”に関して共通するプロセスがあると思います。

自由を一度しまいこんで、
型を学び、自分の力にしたうえで
本来の力”自由”で跳ぶ。

そういうプロセスがあると思います。

自由の力で飛び上がるだけならば、
道を修める必要はないわけで、
型への熟達があった上で、跳べば高く飛べる。
そういうものなんだろうなぁとおもいます。

2010年05月15日

とある企業の新人研修、最終日

本日は、精密機械メーカさんでの新人研修、講師のお仕事、最終日でした。

20年先の新製品を構想するという高い目線のものでしたが皆さん、いい提案をしっかり出されていました。

彼らの成長を信じて、取り組んだこの仕事、今年も無事完了。一年もすると見違えるように立派になっていく新人さんたちのスタート時点に時間を共有させてもらえたこと、感謝しています。

講師としての参画を通じて私もたくさんのことを学ばせてもらいました。有難うございます。

ちなみに、今回は、最終講義として、マインドマップの使い方を紹介しました。書き出すほうほうとその便利な使い方を3つほどお話ししました(1強調=要点抽出。2回す=他者視点で広げる。3アジェンダ=話の主要な構造をしる、使う)

そして、その実践として、この研修を体験してみてどうであったか、というアンケートをマインドマップで書いてもらいました。

今その読み込みをしているのですが、文章で書くのとは、まったく違ったものがでていて、ほほぅ、これは可能性がある方法だなぁと、おもいました。

2010年05月14日

毎日、ブログ記事を書く、一つのアイデア

最近、ある分野の勉強をしています。

その時資料として作った「ある発想法の文献の目次」。

それをみていてふと思いました。この項目って、どういう技法だろうと。

その技法を、背景・周辺まで含めて調査すると、それをまとめれば、ブログの一つの記事になります。

毎日、ゼミで発表する、様なものだと位置づけて、こういう勉強するためのブログ執筆もいいかな、とおもいます。



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【毎日、ブログ記事を書く方法】

自分の専門で、興味のある本を選び、毎日一つ興味を引かれたものについて、調べる。ゼミで発表するつもりで、文章を書く。アップする。

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2010年05月13日

高校で、アイデアワークショップをしてきました。

今日は、東北生活文化大学高等学校へいってきました。

アイデアプラントは、今年、年間で10回、無料のアイデアワークショップをすることにしたのですが、第一回目は東北大マスピーさんで、第二回目の今回が、生活文化高校でした。

私が「しごと」(極豊=志を極めて社会を豊かにすること)としていることを、させてもらえる場をいただいた倉本先生に感謝!

女子のほうが多いクラスで、私の千葉での高校時代とは大分環境が違うなーと思いました。男子のほうが少数派だと、場というのはこうなるのかー、と興味深くもあり。

seibun.jpg

さて、今日は、こんな資料を使いました。

創る人の4つの思考.pdf
30サークルズ
6観点ウォーク


問題を発見する部分で、6観点リストを持って、家から学校までメモをしながら歩こう、という主旨のものです、いくつかの観点をさだめてあるくと、意外と気がついてなかったこと(時にそれは、課題の原案となるもの)があることに気づくでしょう。ぜひ休みの日に目的地に行くまでなど、実施してみてください。気づく力も養われるはずです。

その後は、マインドマップを大きな紙に書いてもらいました。

そのうちの一枚をもらいました。女子高生3人による作品。(本来のマインドマップは、枝の脇に文字をかきます。こうしたまるで囲むのは、マインドマップ本来の記法ではありません。(でも、初心者はよくやりがちなんですが。)技法の正統な使い手がパートナーにいますので、一応、厳密性に配慮して。)

さて、のせます。

mosimai.jpg

クリックすると、非常に大きくなります。

うわ(笑)、と、思わずつぶやいてしまった作品です。

なんというか・・・、マインドマップ的の正統な記法でないとか、そういうレベルは超越した、「何かを感じ取らずに入られないものがある」と、私は彼女たちに言いました。これはちょっとすごい。すこし改造して、あたらしいタイプのすごろくにしてみたい衝動にかられます。


さて、その後は、理想解による発想法をお話しました。

物事には理想性が、簡単な式で表現できること。
それが無限に大きくなるように物事は進化発展すること。
その姿を割り戻して、アイデアを出すこと。

昔、誠Biz.IDで書いた記事↓



こんなことをしてきました。

たくさんの高校生に混じってアイデアディスカッションができた、とても貴重な日でした。

それと、今日は、講師然とした服装、話し方、をやめて、いつものアイデアプラントの石井として、接しました。この方が高校生にはいいんだなぁと、思ったのでした。

聞き手に合わせるとは、気持ちのあり方、心理状態、そういうところから、相手に近づいていくこととしる、そんな貴重な経験でもありました。

彼女ら、彼らとの継続的な付き合いができるかも知れません。

・・・

生文高の皆さんへ

仙台から、全国に発信するような、いい作品をぜひ、作ってください。皆さんを、いつも応援しています。観察〜発想という基本はなんとなく体験されたと思いますが、自分のやり方としてなじませてください。学んだことの「独自化」っていうのが、一番大事なんです。こういう「手法」というのは。

整理などの作業の時には音楽を

最近、仕事が逼迫していて、こまったなーとおもっていたのですが、焦るのは良くないですね。片付けをすることに時間を掛けたくなくても片付けをしないといよいよ仕事がしくくなる悪循環。

そういう時には、音楽を聞きながら30分とか、片付けを楽しくするといいのだ、とふと思い出しました。

私は仕事中に音楽を聞かないたちなので、音楽を時々聞くぐらいで、すぐにそれを忘れてしまいます。、

作業の時には音楽を。

これだけで、ずいぶん、片付けが、よい体験に。
posted by 石井力重 at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記、価値観、仙台オススメ

2010年05月12日

ホワイトボードのマーカーが落ちにくい時の対処、それとTRIZのこと

ホワイトボード、マーカーで書いたのに、一ヶ月書いて放置しておいたら消えなくなった、ということがありますよね。

そういうときには、書いたペンと同じペンで、その文字をなぞってすこししてからそこをふき取ると、固着していたマーカーが、するっととれることがあります。

ぜひ困ったときには思い出して試してみてください。

この話をしていたら、ある方が、「油性ペンで書いてしまったときにも、いいですよ」と話されました。確かにそうかもしれません。


・・・

ちょっとしたTipsの話でしたが、これはTRIZの観点からも、よく考えると面白いなと思います。

消そうとしているさなかにペンを持ってきて書く、ということは、なかなかしないこういですが、これは「害を有益作用に」という発明原理です。

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智慧カードのページ
【智慧カード22】良くない状況から何かを引き出し利用せよ
http://triz.sblo.jp/category/371503-1.html

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あとは、
【智慧カード9】反動を先につけよ
【智慧カード16】大雑把に解決せよ、一部だけ解決せよ
【智慧カード33】質をあわせよ
【智慧カード38】「そこを満たしているもの」のずっと濃いものを使え
あたりも、この解決法へ導く発想パターンですね。


日常生活の工夫でも、よくTRIZのブレークスルーパターンとの類似性を見出すことがあります。子供の発想を引き出す道具にもなるかな、と時々思います。

多すぎる情報は、ゼロ情報に急速に近づく

私にデザインの素養をくれた友人の「余白だよ。石井さん。」が時折、こだまします。

「Too Much Infomation!
 多すぎる情報は、ゼロ情報に急速に近づいてしまう。
 書きすぎのチラシは残らず過ぎ去る。」

そう、自分の紙面に向き合うときに、自分に言い聞かせています。


・・・

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【あったらいいのにアプリ案】

 Too Much Infomation!センサー

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・作成中のパワーポイントを撮影すると文字認識をし、多すぎると「Too Much Info!」とアラートを表示する。

・「良い余白」があいていると、「Good」を表示してくれる。空の構図、人物の目線の先の空間など。

(バックグラウンドでは、よい写真やよいチラシのパターンをもっていて、構図の余白構図の相関度を持っている。自分でこのパターンの素材を増やすこともできる。

・よいリーフレットを撮影しておくと自動で、原始的なヒナガタへ単純化して「新しいパターン」として登録もしてくれる。



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