2010年06月14日

「場を満たす不老の空気」と「本気の覚悟」が「創造的な個々人」を引き出し、「創造的組織」にしている。

誠ブログにシリーズ連載してきた「kayac 留学記」の最終回を今、アップしました。この最終記事のみ、当時の原稿(IDEABOARD.jpの記事)と大幅に書き換えています。(中身は一緒ですが、大幅な遂行を行っています。)


【まとめ】面白法人カヤックに留学してきました

http://j.mp/aFIDIW

「場を満たす不老の空気」と「本気の覚悟」が「創造的な個々人」を引き出し、「創造的組織」にしている。


アイデアプラントは、クリエイティブリーダの助けになるものを創り提供していますが、この記事シリーズも、その一つの形です。"規模が大きくなっても創造的でありたい"と願う創業者やリーダにとって幾ばくかのヒントになれば幸いです。

引き受けることと、引き受けるべきじゃないこと

引き受けるべきじゃないこと、について、すこし考える機会がありました。

私はアイデア創出の支援、を仕事にしています。その意味では、アイデアワークにかかわるほとんどのことは、やりましょう、といいたいところですが、その前にちょっと考えています。それはクライアント側のすこし未来についてです。

アイデアを生み出せてもそれは「プラン」や「形になること」とは違います。アイデアはそれらの重要なコアになるもの、ではあり重要ですが、それ単体では使うことができません。ダイヤモンドの原石は手に入ったとしてもそれをうまく形にするのはまた別のことなんです。

アイデアの出し方はいわば、その人やチームの中にある原石を効果的に拾い出す方法の提供です。磨くことに長けた人たちがその手法をもてば強いですが、持たない人たちは、原石をてにいれても、うまくそれをいかせません。粗い削りこみ作業をして終わりになることも事例としては多くあります。

そういう部分が得意な方にまた、支援を引き継ぐことも良くあります。なので、自分の引き受ける範囲を、うまく人に引き継げるように調整する、ということも大事だ、とおもっています。

ちょっと考えてみて、「それを私が引き受けてしまったら、クライアントのすこし先の姿が困っているようにみえる場合」引き受けるべきじゃないとおもっています。それは、クライアントが自力で原石を磨く環境を持っていない場合に似早々します。力を尽くして支援はしますが、もっと上手にそれをできる人がいるならばそこは任せて、クライアントに最少の労力でそれを乗り切ってほしい、とおもうのです。

ただ、難しいのは、良いアイデアを手に入れる、というのは、随所随所でいることです。

プロジェクトの初期段階はアイデアワークの大きなものが要りますがここだけでは終わらず、しょっちゅう、アイデアを考え出す(あるいは選択肢を作り出す)ことが必要になります。それをするときには、アイデア創出の技術があると便利です。この点を、ポイント支援してほしいということを要請されてうけることもあります。

細やかな濃淡をつけて進みたいと思います。

2010年06月13日

100以下の素数は25個

素数の持っている数字の固有性は、面白いなぁと思います。何かの小説のなかのキャラクターがもつ小道具とか、ある種の不思議な数字をあらわすものとして、登場することもありそうな、ものですね。

ちょっと素数について、調べてみました(昔、数学科にいたのもあって、素数が永遠に存在することの不思議さとかを、夜更けまで良く考えていたのもありますが。)


だれか、素数カードみたいなアプリ、つくりませんかね。第何番目の素数は、なになにである。見たいのを、2から1000の間で。(168個しかない)


2
3
5
7
11

13
17
19
23
29

31
37
41
43
47

53
59
61
67
71

73
79
83
89
97

100以下の素数は25個

101
103
107
109
113

127
131
137
139
149

151
157
163
167
173

179
181
191
193
197

199

101以上200以下の素数は21個



ちなみに、50個、を目指して、50番目までの素数をかくと

211
223
227
229

となる。


1000以下のもっと大きな素数は
997
1000以上の最初の素数は
1009


なお、1000以下の素数は168個。


10000については
9973 10007
である。



素数というのはどこか不思議な力強さを持つ。
それ以上割れない。一つしか違わない両隣の数と明らかに違う。
素数であることは、単に数学的なものだけじゃなく、
量子力学的なミクロの世界で、演習場の周波数を形成する際に、
それがその周波数のグループのの最低状態となることを意味する。

365はとても大きな素数でできている

ふと、365はどういう数字なのかが気になって、因数分解してみました。

下1桁が5なので、5で割れるのは明白。先ずは、割りました。

365÷5=73

さて、73は、何で割れるかな、とおもって、2,3,5,7,11、13、と割ってみてもだめ。

(そもそも、73のルートは8.5いくつなので、最低でも8以下に因数を一つ持たないと非素数足りえないので、11とか入らないのですが、後で気がつきました)

かなり大きいですが、73は素数、なんですね。

365という日数が、5と73、というとても大きな素数2つだけで構成されていることが、妙に不思議に思いました。

2010年06月12日

アルコーブ・フード、というアイデア。

パタン・ランゲージを精読していて「アルコーブ(al kubbe)」という概念に示唆を受けました。これは、引っ込んだ場所、壁の一部を後退させている場所。アルコーブとは、凹凸の凹部を意味する言葉が語源だそうです。

この部分が家や街の中で持っている意味合いが意外に深くて、驚きました。なるほど、なるほど、と。

引っ込んだ場所、という言葉がふと想起させたのが、ある娘さんの行動です。彼女は、ブレスター(カードゲーム)のネットショップの初代店長をしていたのですが、集中作業がいるときにフードをかぶる、ということをしていました。こうすると集中できる、ということで。

実際にその時試してみて、これは、たしかに、効果がある、と感じました。何故なのかはわかりませんでした。

そして、今、アルコーブ、という概念をしって、なるほどと。奥まったところに入り、ひとりになれる空間、それでいて共有の空間とつながっている。そういうところが人には必要なんだそうです。

そこで、これが、アイテムとして作れないかな、とすこし試してみています。

アイデア・スケッチとしてはこうです。


アルコーブ・フード
━━━━━━━━━━━
・集中したいときにかぶる
・パーカーのフード、あるいは、防災頭巾のようなもの
・周りに人がいても大丈夫なデザイン



まず、実験。

フリースをかぶってみました。かわうそ君のように顔だけ出して。これはそれなりに包まれて集中しやすかったです。ただ、首におもさがかかりちょっと気になる。そして暑い。

次にバスタオルを頭巾のようにかぶり、クリップで首のところを留めてみました。これは汗をすうし、軽いので、割と、いいかなと。ところが、なんというか、何かの小部屋に包まれている感じが無いんです。

この辺が難しいところです。もう少し研究します。

2010年06月11日

大きくなっても、創造する組織であるための大きな要因が「ありがとう。」にあるのかもしれない、という仮説

本日の誠ブログで書きましたが、カヤックを中から見て、気がついたことの一つにこんなメモがあります。

kayac_arigatoukasetsu.jpg

━━ただ、カヤックに学ぶ場合、アプローチを間違えてはいけない。挨拶・御礼を述べることを強制してはいない。行動を強制するのではなく、文化を明示する。その結果、相手を認め、相手のしてくれたことにまめに賞賛を与える。行動上に見える事として、会話が基本「ありがとう。」になっていく。━━

詳しくは、本日の誠ブログをご覧ください。

【仮設】生産したい欲求、洗練したい欲求が人にはある。

慣れて飽きる、と、熟達化に進む、の違いは何だろう。

_刹那を楽しむ消費動作には積み上げに当たるものが無い。

_獲得でき、より高みを目指せて、自身のベクトルへ独自化ができるものが熟達化にはある。

_【仮設】生産したい欲求、洗練したい欲求が人にはある。

_ARCSのSが無いと人は続かない、継続参加しない

半歩新しい。イエローオーシャン。

半歩新しい。イエローオーシャン。メガトレンドの傍流を行け。同時代性。90度偏向は1が0にだが45度偏向2度は1が0.5に。時代の気持ち寄り添いやさしくガイドする。

深い没入感、創るときに狭くなっていく世界

深い没入感、創るときに狭くなっていく世界、絞った視界だけがくっきりとしていく。

普段がデジカメだとしたら、集中は1眼レフ。周りはあるけどない。アンビエントなインプットになっていく。とろけるというべきか。

講演を作る半日は、えらく視力が下がる。まばたきもせず。

メモカードの使い方

聞いた話しメモ
要素化とつながりの可視化
小さな閃き
型式や題名の記録
伝言
ToDo
ラフな図示
付箋
単位概念のタンジブル化
ランダムくみあわせ
名刺交換時のメモ
言うべきじゃない時の思いつき記録とメモリ解放
書き過ぎないパワポ原案

名刺フォルダ
スキャン
デジカメ
ARマーカや2次元バーコードで自動処理やカードを光らせる(ハイライト)
posted by 石井力重 at 13:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 道具考/ALL

2010年06月10日

目先を変えないといけないとき、変えてはいけないもの

ふと思ったのですが、連続して誠ブログのようなものを書いていると、「目先を変えないと、読者が飽きる」時が有るとおもうのです、それは大体40〜50本を書いた時点で到達する「ある種のあがるための踊り場」なんだろうと。

人間には「認知飽和」とよばれるものがある、とある知識科学の先生が言います。私はその概念を繰り返し、自分の中で検証してみているのですが、それは「1つのテーマで何かを発想・展開すると40〜50ぐらいで、不可避に起こる」ように思えます。

記事も、多分、そうなんだろう、と。

同時に、人は忘れます。短期記憶は20秒で。長期はかなり長いですが、ゆくりと。

なので、山手線のような議論の仕方がいるのかな、とおもいます。

書き手としては、50どころか200ぐらい伝えたい。でも、受け取り手は40が見えてきた時点で、もう認知飽和、それ以上、個別の違いとして判読できない。だから、はいらなくなる。

なので、30ぐらいまできたら、次の話題へ。そこも30ぐらいで次の話題へ。そうすると、いつも新鮮。そして、駅の数を最低で7よりよりも多く経由して、元の場所で、また積み上げる、そういう、概念の提供方法がいいのではないか、と思うのです。

ふと思ったことでした。
posted by 石井力重 at 13:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記、価値観、仙台オススメ

2010年06月09日

業界独自の発想法(が出来るまで)

今、有る業界の、発想支援の仕事をしています。

そのなかで、その業界独自の発想法を作ろうとしています。

発想法の本質は、古今東西を問わず同じものが根っこにありますが、現場にアプライする段階で違うものになります。よく使われている業界では有名な発想法があり、アイデア発想法があまり使われていない業界では属人的です。

今しようとしてるのは、後者に対する「専用の発想法」を企画し提供すること、です。


そこではじめにしたのは、観察です。現場を観察に行きました。そこで見える人、手にするもの、人、動き、環境、五感で感じるもの、を見ました。

次に、エクストリームユーザのヒアリングです。ボリュームゾーンとは別に、極端な利用の仕方をする人たちの意識に、潜在欲求の一端を見出します。ただし本格的な参与観察ではなく、「理想案の募集」という形で、「発想ワーク」を通じて引き出します。この辺が仕事柄恵まれています。人が集まる場がしょっちゅうあるので、すぐにできてしまいます。(例:ある衣類のアイデアは、1000アイデアをストック)

次にそれらを、パーツ集にします。そして、並べなおします。根底にあるのはなんであるのかを、あぶりだします。

そして、フレームワーク作りをします。時系列(プロセス)で組んでみる。こわす。空間的な配置でくんでみる。こわす。因果関係でくんでみる。こわす。これをしていくと、次第に満遍なく人々に成立する潜在欲求を説明するフレームワークができます。

最後は、その新しい観点で、素直にアイデアをだせるよう、「本質的な発想のプロセス」をのせていきます。ここはなんというかワーク内容の設計に近い感じです。単純で、一つ一つが小さい作業。これを本質まで減らして、よくできたおもちゃのような、思考の道具に仕上げます。こぼれ落ちた要素は「コツ」という袋にいれておいて、ほしいときに使ってもらいます。コツが無くても出で着る人はできるし、ほしい人は使う。そういう感じです。



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