2011年07月10日

Idea to Plan(6W3Hシート_2001版)





アイデア


プラン



アイデアワークの後、アイデアをプランの初期段階まで押し上げるための道具として「6W3Hシート」という道具を前に作りました。説明シートとツールをセットにして、新しくしてみました。



  • 1枚目・・・ワーク指示
  • 2枚目・・・ツール
  • 3枚目・・・記入方法



この6W3Hシートの詳細説明は、拙著 『アイデア・スイッチ』


 


に、詳しく書きました。自分の本の中で紹介した概念も、もっと「ツール」としてブラッシュアップして、使いやすくしていきたいと、常々思っています。





補足)

2004-2006のMOT専攻の社会人院生時代に、大量のビジネスプランシートを分解・整理して、ほとんどのビジネスプランというのは、9つ+α(個別要素)で形成されることに気が付き、それをもとに作ったものです。思いつきの段階から、ビジネスプランシートを書くととえらく苦労する(※)ことがありますが、アイデアをこのシートに展開して各要素間に整合性があるようにしておき、そこからビジネスプランを書くと、後は詳細化していくだけなので、ずっと早く質の高いモノになります。

(※苦労すること・・・プランシートを書き初めた時と、こまごま書いて言ってようやく書き終わることでは、アイデアの整合性がなくなること。売るべき商品と、ターゲット顧客と、販売戦略・ビジネスシステムについて書いているうちに、整合性のない、おかしなプランを書いてしまうことは、実際ところ、実に多いのです。)

「輪ゴムだけで作れる」

ふと、最近思ったのですが、特殊なアイテムがなくても、達成目的とルールをかなり知恵を絞れば、面白い遊びというのはできるなと。古来の遊びはそういうものが多かったですし。

そこで考えているのが「輪ゴムだけで作れるビジネスゲーム」というものができないだろうか、と。

  • テーブルに4人とか5人がいる。
  • テーブルに対しして50本とか、場合によっては1000本とか、の輪ゴムを渡す。
  • 一定のルールを守るようにしつつ、目的への行動させる。
  • グループ内の競争か、グループ対抗戦(協力ゲーム)か、でも変わる。

それらを通じて、ビジネス上のインテリジェンスの一部に光を当てて、各人ごとの気づきが起こる。

そんなものが出来たら、新しいアイスブレイクになるなー、と。(準備も楽そうですし)

(子供用にする、とか、TRIZ発想の実践を競う、とか、そういう色付けをしても面白いかなと思っています。)

posted by 石井力重 at 19:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 一人ブレスト

Identik(伝える、描く、楽しむ)

先日、東大のゲーム×ラーニングの勉強会で体験したゲームに、面白いものがあります。

 Identik
 (イデンティク)

 詳しい説明は、写真付きでネット上にレビューがありました。
 http://gioco.sytes.net/identik.htm
 http://www.tgiw.info/2010/06/identik.html


ダイアローグ・イン・ザ・ダークでも、似たことを感じたのですが、見れば一目瞭然の物事を、ことばに変換して伝え、伝えられた人がそれを解凍する(本来の物事にする、ここでは絵にする)ことの難しさ・興味深さです。


グループには人が5人ぐらいいます。

親になった人は、封筒を受け取ります。

そこには、奇妙な絵が描いてあります。

これを90秒ぐらいでメンバーに伝えます、見せずに。

アイテムがたくさんあるのと、常識的に考えたらこうなるだろうという縮尺ではなく、夢の中のあるいは幼児や芸術家の絵のように、現実描写的ではない絵なので、伝える側すらも困惑中といった90秒間です。

子になった人は、親の言うとおりに書きます。後から大きく描きなおしを迫るような表現をさせないように、初めに全体、後からディテール、を説明することが必要になります。

相手の指示があいまいで(それは絵自体が説明しにくいので)、書き手としては、時間がないので、とにかくえいやっと書き始めます。

私が書いた絵の一例。

Identik.jpg
時間が来ると、そこで筆おおいて、親は指示札の下(ここは封筒でかくされている)をみて、10のチェックポイントを読み上げます。例えば、釣り針よりも、魚は左にいる、とか、☆は9つ以上ある、とか。

そんなこと聞いてないよー!というチェックポイントもあるので、主に、読み上げながら親が「ああ、これも説明不足、あ、これも言っていない」と思うのですが、その辺が楽しいわけです。

皆で見せ合うと、同じことを聞いても人はここまで違う絵を描くか、と驚きます。



しゃべっている本人はすごく分かっているのに、相手にそれを説明できていない。

そういう人やシーンをよく見ることがありますが、それを切り取って、遊びにしたような、興味深さ。

ゲーム自体はシンプルです。ちょっとだけ絵を描く技術を持つ人の方が幾分有利かと思いますが(手が早いので)、絵心がなくても得点は取れます。チェックポイントがうまく設計されているなと、感心するところです。




―――

これは、体験すると、「足りない情報があっても、補って形にしていく作業」を何度も体験するので、完全には説明のしがたい体験を始める前の準備運動としては、秀逸ではないかと、想うのです。

企業研修などで、アイスブレイクにも、きっといいと思います。




 Identik (イデンティク、アイデンティク、など読みかが揺れそう)

 

DID。光なき世界。反応のあたたかさ。



反応のあたたかさ.jpg


Dialog in the Dark




私が、暗闇研修、と適当な呼び方をしているものは、正確には、ダイアローグ・イン・ザ・ダーク、と言います。略して表記するならDID。研修とも正確には違います。


完全な暗闇が設計されていて、1時間いても全く物は見えません。うす暗いのではなく、完全に光がない。

チームで課題をクリアをするものの、目が見えないと、物体の大きさ比較や、ご飯の用意なども全然できず、自分だけがやり方を想像して推し進めようとしても皆が共通認識を持たないとチーム活動が破たんする。そういう中では、ここにいるよ、きいているよと、はっきりと声を出さないといけなくなり、かなりはっきり言葉で自分を表現し始めます。

声の出し方が雑だと、意味がかわるので、丁寧に出すし、皆が反応を返してくるので、次第に暗い中にそこに輪郭が見えてくるようでした(ただ、その輪郭は、心理の中でだけ。後で明るい所で確認すると全く違っていました)。

その研修で体験したこと、気が付いたこと、書くのは、ネタバレになるので、慎重に避けますが、私がそこを出て最初にとったメモは、冒頭の物です。

人間は、1人の力では問題が解決できないと、悟ると人と協力する状態になります。震災の中でもそれはみられます(ディストピア)。企業やチームは本来、そういう、相互支援、相互フォローを必要としていて、1人じゃ突破できない壁を突破するための力が出現できるわけです。

感じたことがたっぷりある、面白い体験でした。



(追記)


体験の一週間後、つぶやきの中でこんなことを書いていました。

ダイアログ・インザ・ダーク。体験をした中で、声の出し方をまず学ぶ。漆黒の中では声を発さないと存在の輪郭がぼやける。徐々に声を出さない人の存在がぼやけてしまう。相づちも声だけなので、明瞭にしかし優しく打つ。声の性質や出し方が不安な中で人をリードする。

ダイアログ・インザ・ダーク。この中でわかったのは、暗闇で行動をするのに、最適な人数があるということ。コラボレイティブな作業をするのに、腕の数が増えるほど効率的になりえるのは、情報交換コストが限りなく無視できるケース。(例:多国籍メンバーが共通語を持たないならば、増えるほど、混乱するだろう。)

多すぎる集団は、作業可能人数に分けて並行作業をし、のちに統合する。生存行動に対して、複数人の方が助け合えて、1人よりも生存確率が上がる可能性があるが、集団サイズが大きすぎれば、「コミュニケーションコスト(確認、伝達、)」や「トライとフィードバック」の時間増加。ある水準を超えると一人の方が生産性がよくなる

「(沢山のものを大まかに三分割して、その中で、それぞれの処理をして、のちに、連結する。それではうまくいかない場合もあるが、うまくいくときは早い。)

「(月で遭難。というグループ検討ワークがある。20品目のうち、7品目しか持ち出せない。それで母船まで3時間のうちに帰る。何を持っていくといいか。(数字うろ覚え)。議論人数が増えるほど、より有効な解を得る。例えばピストル。初めは突飛な案に思えるが、崖を反動で跳ね上がり大幅な時間短縮解。)

ダイアローグ・インザ・ダーク。暗い中で議論中にも、僕はリーダ役として議論に聞き耳を立てながら時々腕を伸ばして、周囲を探索していた。部屋のサイズをしり、障害物を知り。もし本当の危機が来たら、逃げるべき方向を知りたかったから。座って議論を続けるのは、そこが安全という前提。

渋谷駅、山手線ホーム、ベンチ。目を閉じて、風景をみてみる。もう一つの。目を閉じて電車を三本、やり過ごす。電車の入ってくる様子が、べた塗りの中にホワイトでかいたように朧に見える。最後にホームを降りる人の足どりのちがい。動いているものは、目を瞑っても見える。朧に。潜むような佇まいの人は消えてしまう。スピーカーの音でも、人の動きはかき消される。山手線のドアが一斉に閉まる瞬間、ホームのベンチはその振動を拾う。それだけ結構な瞬間力がおこるのか。



■ idea

いつか、真っ暗の中、あるいは、無音の中で、新しい学びをもたらすようなアイデアワークショップをしてみたいです。



航海マネージメント・ツール(2011年版)



航海マネージメントツール(2011版).pdf


未踏領域を進むリーダを、文献・実施で見ていて、創ってみたツールです。


posted by 石井力重 at 17:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 航海マネジメント・ツール

2月25日にその場にいた人々(FBアイデアワークショップの開催報告)

2011年2月25日。

震災の半月前のこと。昔からのごく親しい人々とで、アイデアワークショップをした時があります。ずっと書こうと思っていた開催報告です。今書きます。

場所はFiveBrigde(ファイブブリッジ)。

仙台僕らの周りではFBといえば1.ファイブブリッジ。2.フェイスブック。という辞書が頭の中にあります。

この場所はNPO的なところです。ソーシャルベンチャーとしての性格を持つデュナミスの地域やソーシャル的な部分がずっと前に具現化したところ。名ばかりですが、私もファイブブリッジの理事の一人です。

その一環で、毎年、年度末頃に、ファイブブリッジでのアイデアワークショップをして、その開催費用を運営費に充ててもらっていました。

今年も、それをやりました。

いま、想うと、このメンバーというのは、その後の復興期の仙台で鬼のように動いていくメンバーたちなのです。多分、僕が一番、動いていないぐらいでしょう。

写真をアップして、しみじみ思うのは、平和だった時代、ここに集う人は皆、楽しい未来を仙台に作りたいと思っている志しドリブンの人々だったと、今思います。


写真左手は、FBの理事長、畠山さん(河北新報社)。我々の層をゆるく引っ張るアニキ分。彼が言い出すと、みんなもし、”わかばやしく”さんがいうなら、もうやるしかねーなー、と言わせしめる人。

その横が、レムールさんに河合さん。

sendai_DSC07558.jpg

奥のテーブルの中央は、言わずと知れた渡辺一馬さん。デュナミスの社長であり、今のこの地域のNPO的復興支援活動の大黒柱。死ぬんじゃないかというぐらい復興支援に向けて働いています。

その右は、山田さん、後に韋駄天のような活躍で復興ファンドを起こし、人を募り、沿岸部へ経済的な支援の流れと心の流れが起きます。



sendai_DSC07562.jpg

手前のテーブルには窓際に座っている男性がTDCの小泉さん。復興期のエンジニアの奮起に大いに活躍している中心人物の一人です。

この日のアイデアワークショップは、平和だった時代に、私が行った最後のアイデアワークショップでもありました。旧知の仲間たちと、いつもの時間でどんどん進める進行とはちがった、ゆっくりした安寧の空気の中で行ったワークでした。

 この日の様子は、山田さんがブログに書いてくれています(多謝です!遅くなりましたが)。
 http://yamada.da-te.jp/d2011-02-26.html

その夜、みんなで飲みに行きましょう、ということで、畠山さん、一馬さん、山田さん、そしてワークショップ終りに駆けつけてくれた、津田君と、私石井で、周平へいきました。

津田君は、三陸おさかな倶楽部の津田君。のちに、故郷の石巻が丸ごと流されて、経済復興に向け、彼もまたえらい活躍をしていて、つい先日は、国会の場でも津田鮮魚店の名前が出て、今朝もフジテレビに長く出ていたそうです)

津田君がオーダーしたフライ。え、こんな夜中に、えー、1人一個もいらないでしょう、、と思いきや、これが激ウマで、わいわいいって食べました。中身は思い出せません。

sendai_DSC07563.jpg

地元仙台で私が飲み会に行くのは、珍しいのですが(翌日ワークショップがあればマイルール的にお酒が飲めないので)、この日はなぜか、みんなでゆっくり飲みたいな、と珍しく私からみんなを誘って飲みに行きました(そして終電がない)。

なんというか、いろんな意味で、震災前の最後のアイデアワークショップが、ここで一区切りしたんだな、という日でした。変わってしまう前に居間の時間をもう少しだけ楽しみたい。この日が終わってしまったら、次のステージへ、1つ段階を自分自身が上がろうとして、それはワークショップに限らず、いろんなものが、変わり始める、そんか気がしている夜でした。

その変化が、まさか地震だなんて微塵も思いませんでしたが。



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アイデアワークショップの開催報告としても、きちんと、ここから、書きます。

ワークショップでは、テーマ設定ワーク、というものをやります。効果的なグループワークができるように。

FB_iws2011_テーマ設定ワークでできたテーマリスト.pdf

この時のテーマを見ると、当時の仙台・宮城の企画的な人々の意識が垣間見れます。ほほえましい、テーマも結構あります。

進行スライドは、こんな感じでした。

FB_iws2011_001.pdf

最後には、「一年前のワークショップへの回答」を入れました。

20090902_FB_質問シートへの回答.pdf

こんな感じの盛りだくさんの内容でした。

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来年の2月頃、また、ファイブブリッジで、このメンバーでアイデアワークショップができるだろうか、と思うと、最後の飲み会は、ある意味、予感だったのかなぁと思わなくもないです。皆、疾走していく日々をおくっていますからね。この時代の友人の一人は、今日から、シリコンバレーに修行に行きました。かつてそこに集っていたメンバーが、大きな歯車をあちこちで回し始めた時期。それが、震災から3~4か月、という時期なんだなぁと思います。

Fandroidキックオフ スライド



キックオフ.pdf


「結論から言うと、それでも進もう」
「人々のにぎわいにつながる道へ」

映画『魔女の宅急便』が好きです。なんども見たい物語。

久々に日記的なものを書きます。


映画「魔女の宅急便」を娘たちとみました。学生時代からこの作品が大好きで、テレビで放映される度に見ています。

 

この場所って、どこなんだろう。若いころに見たナポリの景色と似ているようにも思うけれど、ちょっと違うようだし。

 

そう思って今回は、調べてみました。

 

 

http://www.ghibli.jp/40qa/000026.html#more

 

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AD%94%E5%A5%B3%E3%81%AE%E5%AE%85%E6%80%A5%E4%BE%BF_(%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%82%B8%E3%83%96%E3%83%AA%E4%BD%9C%E5%93%81)

 

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC


 

舞台の町並みとなった(所の1つ)は、Visby(スウェーデン ゴトランド島)という街だそうです。

 

いつか、そんなところに、鞄1つでいって、何かを作りながら2か月ぐらい暮らしてみたい。そう思いました。

 

 

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posted by 石井力重 at 11:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記、価値観、仙台オススメ

キックオフ(Fandroid)

7月8日、ファンドロイドのキックオフイベントを行いました。

開場は、旧141の5階。ざっと見、60〜70名ぐらいの方においでいただきました。

内容は、前半は、運営メンバー全員が、ライトニングトーク的に短く目線のずっと先にあるものを語る、ビジョンパート。

後半は、全員でブレストとアイデアスケッチ作成です。ファンドロイドは、参加者の一人一人が、主役であり、考えしゃべる。案を沢山出しあえる風土をこの場が持つことも願って、楽しくブレストを。

その様子を写真と動画でご紹介します。

Fandroidキックオフ_アプリのブレスト_.jpg

(もし、映ってはまずい方がおられたらご指摘ください。)


ブレストの前は、静かですが、東北人は、結構、場があれば、闊達にアイデアを出しあう人が多いのだと思います。

10秒ビデオを、2本とりました (音が出ます)





なるべく、知らない人同士で、3~4人組を即興で組んで、行っているブレストです。作る人はそもそも、クリエイティブな所がベースにあるので、場をうまく設計しさせすれば、発露するものはするし、短い時間でもかなりの数のアイデアを生み出しています。

今回のキックオフの後、懇親会も多くの方においでいただき、いろんな展開の可能性が見えてきました。

2次会は技術や面白さについて朝方まで___.jpg


経済的復興、東北のクリエータに仕事を作る、というのは、喫緊の課題で簡単なことでないのも重々承知していますが、長く険しい道を行くのだからこそ、楽しく復興したい。

皆さんの笑顔や活気を見るに、この地の未来を拓く力は、元から備わっている。それを引き出す何かが必要だ。そう思います。ファンドロイドもその呼び水の1つ、になっていけるといいなあと思います。



追記:

翌7月9日の日経新聞に、ファンドロイドの事が、紙面とWEB媒体の両方に、掲載されました。(キックオフの事ではなく、その前に取材時の内容です)



 

【配布】Fandroid「クルマのアプリ」アイデア

2011年7月8日のFandroid EAST JAPANのキックオフでは、ブレスト&アイデアスケッチ作成にお付き合いいただき、ありがとうございました。

全員のアイデアをまとめましたのでご利用ください。


http://firestorage.jp/download/a01d9886fe8cdaeda4ea3e441ee20db6cba24ca1
(クルマのアプリ、アイデアスケッチ 51枚)


補足)

ダウンロード時のパスワード:4文字

以下の文章から、推測してみてください。

 ファンドロイドは、場であり「○○○○」のようなもの
  (○○○○は、平仮名でかけば2文字です。それを、ローマ字で。)

ダウンロード期限は今から7日間です。

2011年07月08日

レビュー12選(時計アプリ・アイデア編)

ブレストCafeで出されたアイデアのうち、勝手に12選して、レビューしてみます。

(スライドは、クリックで大きく)




BrainstromingCafe_14.jpg

コンセプトがいいですね。時間の量り売りが出来ちゃう、時計アプリ。

プロジェクトメンバーや会社の中で、仲間を使っておいて、自分の時間を、貸し借りしあえる。

複数人で使っている場合、必ずしも、一対一で返さなくても、Aさんのために時間を提供して、自分がもらう時間はBさんの時間。といったことができると「10プン」というのは、地域通過みたいな、存在になるでしょうし、借りたっきり返さない「時間ドロボー」が如実にもなるでしょう。面白そうです。








BrainstromingCafe_12.jpg
少し未来の自分へ指示書を出せる、そんな感じのアプリ。

これは、例えば、夕方の通勤電車で「今日こそ早く寝る!」「だらだらしないで、まず風呂!」という意気込みのまま、時計アプリにいれると、その時刻、夕方の自分からのメッセージがポップアップする、そうすると、「自分が指示してくることじゃしょーがねーなー」と言いながらできるかもしれません。

そのメッセージを入力した時の周囲の音(電車の音とか、オフィスの音とか)を録音しておいて、再生すると、より、自分の臨場感を引き戻せそうです。








BrainstromingCafe_11.jpg
占いは通常、DAY単位であるのを、このアプリは、一時間単位で占いを、というコンセプト。

これは、頻繁にこのアプリを立ち上げる強い動機を持たせられるので、かなりマネタイズがいけそうな香りがします。広告の表示回数はピカイチになりそうです。









BrainstromingCafe_10.jpg

このアプリもまた、秀逸。声で止める、目覚まし。

寝起きの声が出ない時に「あー」とか「わー」とか、言い続けないと止まらないので、かなり目が覚めるでしょう。アパートの隣人と険悪になること間違いなしな、かなりエッジのたったコンセプト。

これが例えば、サンプル音楽の通りに、その音程でハミングしないと、アラームを止められない、という機能でも面白いかなと思います。











BrainstromingCafe_10b.jpg

アプリで時計を確認するたびに、その時の自分をとられていくアプリ。

このコンセプトだけで、結構、面白いことが出来そうです。

端的には、何時頃、どんな顔しているのかが分かるアプリなので、二十四時間の円上に並べて表示されると「あー、時間を経るごとに、かなり疲れていくんだなー」とか「朝方は、むくんでたなー」とか「顔ってこんなに手かるのか―」とか。そんな自分の顔の時間変化は興味深いかもしれません。

定期的に、自動撮影している、というのでもおもしろそうです。











BrainstromingCafe_9.jpg

邪魔しないでほしい時間帯を明示できるアプリ。

これは、ある種の職業の人にかなり望まれているものに思います。

開発者のオフィスとか、経理で計算している時期の職場では、「いま、集中していたのにー、なんだよー」という時があると思います。それを、呼びに来た人に知ってもらえるだけでもかなり。

或いは、職場でみんなでこれを使って、つながる機能があると「あ、田中主任、あと1時間で集中タイム、おわるのか。じゃあ、その後の時間に、ちょっと相談に行こうか」という「話しかけやすくなる効果」が逆にあると思います。新社会人には、いつ先輩に聞いていいかわからない。そういう時に救われるかもしれません。











BrainstromingCafe_9b.jpg
このシートは、人間のアイデアセレクションの妙、を表しています。☆9個、というのはかなり多いほうの評価なのですが、なんと、アイデアの詳細はなく、ただ一言「針が増える時計」というアイデア。

あ、おもしろそう、どういうアイデアなのそれ?ちょっと聞かせてよ。  そういう人が一歩踏み込むような、引力のあるアイデアの提示の仕方をしています。

もし「針が増える時計アプリ」というものが意味を成すとしたらそれは、どんな時計アプリでしょうね。それを考えるだけでも、1つのブレストになりそうです。











BrainstromingCafe_8.jpg

非常に、曖昧にしか時間が分からない時計アプリです。(手前味噌で恐縮です、私が出しました)

針がぐるぐる回ると、焦る時は本当にあせりますが、かといって時計が全くない中でやっていると、知らぬ間にひどく時間がったりも。

そこで、太陽でできる岩陰がリアルな時間で徐々に移動していくことで、かなりざっくりと時刻を知れるアプリです。

或いは、打ち合わせ中、相手に見えるように時計を確認し難い時には、「風景アプリです」といって、ただただ表示しておいて、陰の位置がずれてきたことで、そろそろ1時間か、などを人知れず把握できる、そんな効果もあります。









BrainstromingCafe_7.jpg
これも、いいですね。分解できる時計アプリ。

目覚まし時計を分解するのは、将来理系になる子供のおさえがたい衝動。私も30台壊しました。

アプリの中の目覚まし時計を、がしがし、分解できたり、組み立てたり。それだけでも楽しくて、ある種の人に大うけしそうです。










BrainstromingCafe_7b.jpg
自分の近い過去を見るアプリ。

知らぬ間に移しておいて、自分の少し昔を再生してくれる、というのは、ある種の人には興味深いでしょう。これが、5分前と1時間まで大分意味合いが変わってくるでしょう。どちらも興味深い。

結構、やりようによっては、面白いコンセプトに広がりそうです。










BrainstromingCafe_7c.jpg
自分のライフスタイルに合わせて、時計を進めておいてくれるアプリです。

これはいつも失敗しがちな「朝の準備」などを効果的に前倒ししてくれたり、終電近くなると、焦って飛び出すような人にはいいかもしれません。

普通の時計は、五分早い、という形で、一律、いつでも早いわけですが、アプリならその辺を、細かく変化させることも可能で、その点には、面白い遊び的な要素すら、想起できます。









BrainstromingCafe_5.jpg

最後は、サブリミナルの効果で心の安寧を醸成するアプリ。(これまた、私の案で恐縮です)。

時計アプリとして、いつも表示しておきますが、本の短い時間、自分が癒しとなりそうな画像が、ふっと浮かび、すぐに消えます。サブリミナル効果のようなものを使っていいのかは議論がありそうですが、仮に自己責任でOKとしら、赤ちゃんや、愛犬の画像を、20秒に0.1秒だけ出現させていって、いつでも、なぜか自然と、にこにこしていられる。

そんなアプリです。

大事な役員プレゼンの前の日なら、自分の闘志を燃え上がらせるような、勇猛な画像、もいいかもしれません。






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以上、42個中の12個をご紹介しました。

かなり恣意的な、というか、独断で、12選レビューをしてみました。






追記:

(7月8日のFandroid キックオフ・イベントでも、数十人で、わいわいとブレストをします。ぜひ、創り手の方(技術者、デザイナー)も、アイデア出しが好きな人も、気軽にブレストしに来てください。)

2011年07月07日

【配布】時計アプリのアイデア集(ブレインストーミングCafe、皆さんのアイデアスケッチ)

昨日のFandroid アイデア創発分室のオープンアワーは、「ブレインストーミングCafe」をしました。

皆さんが出した42個のアイデアを、掲載します。

BrainstromingCafe_20110706_tokei_app_idea.pdf

(恐縮です、重たいです。2メガ強あります)





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開催報告:

7月6日、ブレインストーミングCafe(Fandroid アイデア創発分室 オープンアワー)を行いました。場所は、カヤック仙台支社。

時間は、1時間。私を含め15名で行いました。出たアイデアは42個。上記のPDFファイルがそうです。

お題は、「時計アプリ」

『えー、時計なんて、そんなにバリエーション、ないだろ・・・』となりそうなところですが、実際に出してみると、魅力的なアプリアイデア、かなりありました。

_Fandroid_BrainstormingCafe_DSC09697.jpg

最初は、ランダムに組んだ3人でブレストをします。(4人のとこもある)

今回、発想の刺激として、「117の感動商品発想のキーフレーズ」をつかいました。発想トリガーの一種を毎回、使うのですが、今回のは、かなり、本格的なプロ用の発想トリガーで、あるデザイン会社さんが作った発想トリガーなのですが、これがかなり優れています。最近、アプリにもなったので、iPadで表示しながらみんなに、4つほど、キーワードを降りだして、ブレストの時の切り口にしてもらいました。

 使ったアプリ

 ■独りブレスト!『発想会議』
 http://www.ueyesdesign.co.jp/hassoukaigi/
 横浜のユーアイズデザイン社のアプリ

5分ほど、ブレストをしたら、短くメモタイム、最後に挨拶をして終り。

そして、ばらばらに移動してもらって、新しい3人組へ。(また、4つほど、キーワードを降りだしました。)

最後は、また、ばらばらに組み直して、新しい三人組へ。発想トリガーをゲーム要素(恒例の)から3つ降り出して、行いました。


次は、アイデア・スケッチを書きました。

_Fandroid_BrainstormingCafe_DSC09698.jpg

机も椅子も使わないので、みんな床で書いたり、窓ガラスに向かって書きます。

畳の一角もあります。 『モバイル田中さんち』とでもいうべき一角。

なんか、現代のトキワ壮っぽい。

_Fandroid_BrainstormingCafe_DSC09701.jpg

最後は、そのスケッチに☆印をつけながら回していきます。

「魅力度」の代替え指標である「面白い」「拡がる可能性がある」と感じるものに、☆をつけていきます。(アイデアワークの専門的な言葉では、この作業を、ハイライト法、といいます)

この時点で、1時間がたってしまっているのですが、ちょっとだけ延長をして、上位アイデアのレビューをしました。

☆12個以上をとった人にざっくり、そのアイデアを説明してもらいました。(先に掲載したアイデアスケッチ、それの最初の4枚です)

_Fandroid_BrainstormingCafe_DSC09703.jpg

時計のアプリ、といっても、結構、面白いものが、沢山ありました。この辺は、アイデアスケッチだけを見ても、アイデアの香りまでは分からないと思うのですが、参加した人は、頻繁に相手を変えながらブレストをして、その場の雰囲気も含めて、アイデアスケッチから拡げられると思います。ぜひ、アプリ開発のできる方は、週末につくってみてもらえたら幸いです。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。





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