2011年11月12日

相模原でアイデアワークショップをしました

11月12日、相模原の商工会議所に於いて、アイデアワークショップを行いました。

スライド
青工研殿_ideaworshop_web配布版.pdf

ご参加いただいた方は、社内でご自由にお使いください。
質疑応答の2つの問いについても、参考URLを入れておきました。


・・・

「青工研」さん http://www.seikouken.com/ は、熱い組織です。そして、かなりの技術力を持った企業の若手リーダたちの組織でもあります。

(前日に打ち合わせしたコバセイさんは、なんと、宇宙船の「はやぶさ」のあのカプセルを開けた企業さんでもあります。企業サイトにその時の写真があります。精密加工の企業として生きるというのは、宇宙産業につながる仕事でもあるんだなあ、とワクワクしながらお話を伺ったり。)

三重の松阪の若手リーダの皆さんとは親しくさせてもらっているのですが、相模原もまた、長くお付き合いができる街になりそうです。もしかしら、一緒に将来、面白い何か作れそうな予感がしました。技術もそうですが、熱、ですかね。拓く人たちが持つそれがあります。
 

2011年11月11日

【スライド】特性列挙法(属性列挙法)

VEの中で、良く出てくる「代替案発想の際の発想手法」に「特性列挙法(属性列挙法)」というものがあります。

手法の手順と、発想例を、スライドにしてみました。

特性列挙法.pdf

割と古くからある手法です。ワークショップ的に、楽しく学んで、本質が身につくような感じに、手法をリ・デザインしてみました。

VEの重厚なプロセスの中では、「代替案発想」パートは、「アイデア発想」だけにじゃんじゃん時間を投入できるわけではありませんし、また、発想法のトレーニングだけに時間をとれるわけでもありません。そのためか、比較的平易な手順で代替案発想をしていけるこの手法が推奨されているのかもしれません。その目的にかなった資料になっていれば、幸いです。
 
posted by 石井力重 at 11:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | アイデアの技法

2011年11月10日

【スライド】バイオミミクリーと発想手順

生物もつの良い機能に着想を得て技術開発・製品開発に使う、バイオミミクリーという手法があります。

バイオミミクリ的アプローチ(自然に分け入り、生物の良い機能・特徴に着想を得る)から、発想に有効なエッセンスを抽出し、それを発想法のステップとして展開してみました。


スライド
バイオミミクリー.pdf


バイオミミクリーは、とても面白く奥深いものです。ここでは、発想法的にエッセンスを切り取っていますが、より深くを学びたい方は、専門書籍をぜひご覧ください。(公的機関の研究レポートや、TEDのビデオでもとてもよいものがあります)

書籍やレポートを検索する時には「バイオミミクリー」「バイオミメティック」「バイオ・ミミック」あたりで探すと、広く探せます。 
 



追記: 2011/11/16

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posted by 石井力重 at 15:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | アイデアの技法

2011年11月09日

「ブラッシュアップに向けてどのアイデアを選べばよいか」

アイデア創出に取り組まれている企業の、企画力開発の担当方から、質問を一つ頂きました。すこし固有情報を一般化して、紹介してみます。 

 テーマ:

「ブラッシュアップに向けてどのアイデアを選べばよいか」 

 Q 

絞るというフェーズはこちらの任意で決めてしまってよいでしょうか?
絞るという方法にも何かこつのようなものがあれば教えてください。 

 A 

候補にしているものを、三つぐらいの評価軸で絞ります。

 評価軸は、
  1. このプロジェクトが重視したいと考えているものを出し合い、
  2. 重要だと思う理由を議論して、
  3. 三つぐらいへ減らしたり、統合したり、して

作り出します。

 評価軸の取り方はいくつかあります。
三つほど例となるケースをあげると、こうです。ただし、互いに似ています。

 ケース1:
  • 「技術性の軸」
  • 「経済性の軸」
  • 「独自の軸」

を、三軸にする

ケース2:
  • 「新規性の軸」
  • 「有益性の軸」
  • 「実現性の軸」

を、三軸にする。ただし、アイデアの強化作業があとにする場合は、実現性はさほどシビアに見ない。
この場合、簡便な方法としては、ハイライト法の実施でも良い

ケース3:
  • 「新規性の軸」
  • 「技術的な独自性(特許取得可能性)の軸」
  • 「顧客満足の軸」
  • 「収益性(市場が大きい、成長する、高く売れる)の軸」
  • 「技術的容易さ(保有技術で出来る)の軸」
  • 「資源<人>(人手が少なくて済む)の軸」
  • 「資源<金>(準備する資金が少なくてすむ)の軸」
  • 「資源<モノ>(材料、特殊部材、設備などの用意が容易)の軸」
  • 「資源<時間>(開発や生産の期間、現場で作業時間の短さ)の軸」
  • 「安全性の軸」
  • 「エコロジー性(環境への影響、資源やエネルギー消費の低さ)の軸」

の11軸から、重視したいものを選び出す。

(なお、ケース2とケース3は、密接に関連をしています。)

なお、

一つ目は、VEライクです。
二つ目は、創造工学の、創造的製品の三要素です。
三つ目は、様々な企業、組織、プロジェクトで重視される軸を集めて、分類して標準化したものです(IDEAVoteを開発する際にアイデアプラントが独自に整備しました)。 

これらは、参考程度にしてください。プロジェクトメンバで熟議し、重視したい評価軸三つを創りだし、それに照らして優れたいるものを選び出してください。

 

・・・ 

この情報が必要な方というのは少ないかもしれませんが、アイデアを絞るこういうというのは、出す以上にデリケートな部分が必要で、そういうことに困っている方に、いつか役に立てば幸いです。

日経BPのサイトに載りました!

先日の「笛モールスアプリ」のプレゼンが、日経BPのサイトの記事になりました。


A3 Together 決勝プレゼン&表彰式レポート


復興支援コンテスト応募作に込めた
開発者たちの“思い”


http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20111106/372582/?ST=android-dev&P=4

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20111106/372582/?ST=android-dev&P=9

大きなスクリーンの前で、リュック背を背負って、笛を吹いているところ。とてもプレゼンターには見えませんが、これが大賞を頂いた時のプレゼンなんです。


当日のUstreamで、当時のプレゼンが記録されていました。

http://www.ustream.tv/recorded/18176920 
(の56:45、あたりから、5分間ぐらい)

自分で見るのは、悶絶する恥ずかしさですが、これも一つの思い出ですので、リンクを張っておきます。

2011年11月08日

【スライド】「アイデアのつくり方」2011版(中小企業大学校)

本日、11月8日の、中小企業大学校・仙台校(経営管理者養成コース:19期)での「アイデアのつくり方」の講義スライドを掲載します。(※200枚以上あり、重たいです。)

スライド
大学校2011ideawork.pdf

配布テキストでは、この投影版から4割ぐらいカットしています。受講者の方で、フル・スライドが必要な方は、これをダウンロードしてお使いください。受講者の方が、社内で利用にする場合は、ご自由に印刷配布してくださって結構です。
 

2011年11月07日

【資料】「学びの活〆め」

以前、松阪でアイデアワークショップをさせてもらう機会があり、それも8時間じっくりと時間が取れる場でしたので、「学びの定着と共有」タイムをはさんでみたところ、とてもいい感じでした。

それを私は、「学びの活〆め」と呼びました。
その説明スライド(1枚)と、記入シート(4枚組)の資料を掲載します。

資料
学びの活〆め.pdf


これは、何を何をするもので、何を意図して作ったのか?

学びは、釣りたての魚ににています。一日にたくさん学んでしまうと、夕方にはだんだんと朝に学んだことは鮮度が落ちて、曖昧になります。家に帰ってから一気に全部を振り返るというのは結構な負担です。そこで、単元ごとに、その場で、知識を、バサバサと解体して、要素3つにして、グループ内で紹介しあう、というワークを作ったのがこれです。特に、切り出した3つを「用途発想」の練習として、自分の仕事・生活のどんなところで使えるか、も、考えてみて、シェアします。

なお、私もやってみてかなり驚きがありました。まず、学びを3つにはぎ取ってみると結構ばらばらであること。ポイントはここだ、と講師が思っている点とは全く違う風景が見えている人も結構います。そして、興味深いのは、用途を発想し、シェアするところです。そういう使い方を想起したのか―と思うのと同時に「あ、確かにその仕事で使うのはいいかも」と思うと他のメンバーもメモを取って、その発想手法の使い道を具体的に発想することができます。

何気に、このワークを通じて、もっとも価値の出るシートは、いくらでも出力できるテキスト、ではなく、自分が学んだことをそぎ落とした「3つ化」と「手法の用途」を書き記したメモ、だったりします。何を学んだかをそのシートを見ることで非常に鮮明に思い出すことができます。講義テキストを振り返るよりもずっと色濃く思い出せますし、テキストを思い出す時にも「要はここで学んだことは、、、、あ、これだ。では、テキストを読み返してみると・・・」という感じに、記憶の手掛かりにもなります。

普段からそれを入れたいぐらいなのですが、8時間に及ぶようなワークでもこれを入れれば、1時間のうち15分はとらえてしまうので、沢山提供したいという姿勢と、バッティングします。なので、短時間しかないの場合は、どうしても知識重視になりこのワークはやれません。受講者のの方の学びの負担を考えると、これを入れるほうが親切であるのはわかりつつも、です。

もう一つの福次効果は、「疲れにくい」点にあります。ずっとインストールを続けると頭は飽和します。後で整理しない解けないものをたくさん抱えて次々何かを学んでいくのはかなりの処理能力を必要とします。学びの活〆めタイムは、ちょっと荷物(知識)をもったら、それをカバンにしまってもらって、すっきりして次に進む。そういう手順を提供できるので疲れにくくなるという良さがあります。
 
学びの活〆め、というワーク自体にも、もっと洗練が要るとは思うのですが、 誰かの何か役に立てばと思い、ここに掲載しておきます。
 
posted by 石井力重 at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | メソッド&ハウツー



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