2012年10月30日

【更新版:フル資料】早稲田大学(人間科学)アイデアデザイン・ワークショップ

2012年10月30日。

早稲田大学 人間科学部(所沢キャンパス)において、アイデアデザイン・ワークショップを行います。

ここに資料を掲載します。

スライド
IdeaWorkshop_WasedaUniv

ワークシート
IdeaSketch (アイデアスケッチ)


更新版

現地で、時間や参加者特性を鑑みて、ワークプロセスを書き換えました。更新版を掲載します。

スライド(現地更新版)
IdeaWorkshop_WasedaUniv 更新版

ご参加いただいた方は、個人利用においてなら、ご自由にお使いください。

補足)

・発想のためのテーマ集
・アイデアスケッチ集
は早稲田大学さんでスキャンしてもらっています。どちらも興味深いデータになりました。学校側からのアナウンスに従って入手してください。

スライドから1枚ほど抜粋し紹介します。

5分交代のペアブレストで、短時間で多様なアイデアを醸成します。UCBのやり方。
waseda_U_ideaworkshop_01.jpg



写真を3枚掲載します。

所沢キャンパスは、自然豊かな森の中の学習環境。

waseda_01.jpg

ワークショップには28名の学生さんが参加。5分交代のペアブレストをしているところ。

waseda_02.jpg

発想テーマは、皆の中で最も得票の集まったものでやりました。満員電車を楽しくするアイデア。これ、テーマだけでも面白い、と思いましたがアイデアもいろんな面白いものが出ました。「満員で車を楽しくする方法」なんて、ちょっとした電子書籍にできそうなテーマ。

waseda_03.jpg

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

ご質問やコメントがあれば、ぜひ、このブログや、Facebook、ツイッターからご連絡ください。
 

2012年10月29日

【Workshop試案】6観点Walk

以前、拙著『アイデア・スイッチ』で、発想の観点を広げる時に役立つ手法「六観点リスト(※)」について書きました。

今日は、友人矢吹さんと話していて、歩きながらのワークショップができたら面白い、と話してました。

そのとき、”6観点をむねに街を眺めてみるとふだんの何気ない風景からさまざまな「着眼点」をみいだすはずだ”と考えました。

そこで、今日の夕方、自分ひとりでデジカメ片手に、早速やってみました。場所は内神田から浅草橋までの30分です。

まず、写真から掲載します(クリックで、とても大きくなります)
六観点Walk.jpg

歩くとき、六観点を、ぐるぐるを回しながら、まちを見ます。


  • 最初は「人」です。

「人、人、人、、、人という点で着目してみよう。
 なんであのおじさんたちは道幅いっぱいに広がって歩くのだろう。
 あ、あの人はビルと道の狭い所で窮屈そうに煙草を吸っている。」

なんていいなが、人を見ていきます。すると
「狭い歩道を同じ方向に等間隔で歩く歩行者」とか
「緑の服の人」とか「白杖を持った方」が目に留まりました。

そこに注意が行くと、その周辺にもいろいろ目が行きます。
街の課題を発見してみよう、と考え見ると、多くのことが見えてきました。

  • 次は「モノ」です。

「モノ、モノ、モノ、、、なにか変った物体は、、、。
あ、つるされた自転車。何のためだろう。
へー、木材が前面に立てかけられている。遠くから木材やってわかるな。看板なんかよりよっぽど自社の事業を伝えるな。」

という感じにみていくと、いろんな工夫や、そうしないといけない事情が背景に見えてくるようでした。

こんな感じにしていきます。

  • 「プロセス、プロセス、動き、とか、やじるし、とか、関係性とか・・・」

  • 「環境、空間、ずっと大きいもの、地球とか地面とか空とかビルとか・・・」

  • 「意味価値、数字や概念的、手に取って触れない部分にウエイトがあるような、そういうインタンジブルなモノ、、、」
(意外と、意味価値で、着目できるものが多かったです。100円自販機の100をつきだしたように表示するのが流行っていました)

  • 「五感、五感、色とか、音とか、においとか、触感とか、、、」
(これも、面白かったです。音、に着目して歩いていると、まちにはいろんな音があるって気が付きました。面白い発見次々。)



・・・と、こんな感じです。


今回は、「街の課題を発見しよう」という明確な意識付けはなしで、曖昧に、6観点のファインダー(=着眼点)で街を見たときに、特にシグナルを送ってくるものはなんだろう。ということで、デジカメのシャッターを切りました。

でも、もっと「街の課題を発見しよう」という主題の元に、6観点のファインダーで見て歩くのもいいでしょう。(工事現場の写真のように、何を意味して取っているかを書きとって写り込ませてもいいでね。NUBoardとかは便利かも)

或いは、「伊豆沼、あるものさがし」のように、地域の中に眠っている資源(観光資源や農産課加工品になるよう資源、コンテンツになる文化なども含めて)を探す、という主題の元に、6観点のファインダーで見て歩くと、驚くほどたくさんの「よいもの探し」ができるかもしれません。


・・・

歩くワークショップ、というコンセプトが面白かったので、早速試作的に試してみました。

(この日記は、珍しく「アイデアプラントの試作の目線」カテゴリーに入れてみました。)






(※)六観点リスト:

これは、私が創造工学の研究の中で技術系の発想トリガー、ビジネス系の発想トリガー等を沢山収集して、そこに現れてくる観点を再分類し挙げていって作ったものです。およそ人間が発想するときに、移り変わっていく観点の全体を6つに分類した、というものです。

このブログにも、最近アップデートしたものを書いています。

【発想の技法】6観点リスト


http://ishiirikie.jpn.org/article/56850388.html

2012年10月28日

【1つの可能性として】ビジネスアイデア生成のワーク道具

TRIZのカードをビジネス領域におきなおしたようなもの(TRIZ for BMC)があります。ビジネスアイデアを発想する時の発想トリガーです。

TRIZ_for_BMC.pdf

それから、TRIZのカードを選ぶときのセレクトガイドシートがあります。

1パラメータメソッド.pdf

これを、概念的にくみあわせると、ビジネスアイデアを発想する時のワークが出来上がります。

こうです。

1)あなたのビジネスアイデア、どこか課題がありますか?それを同定して、簡潔な表現にします。

2)セレクトガイドのなかで、もっともその問題に近しいものを選ぶ(※)

3)そのガイドの左側にある数字を先頭からいくつかメモし、(TRIZ for BMCをみて)メモした番号の発想トリガーを用いて課題を解決する具体的なアイデアを出す。

こんな感じです。

※ もっとも、今の時点でネックなのは、2)のところです。1パラメータメソッドは、TRIZ特有の技術的な表現で、技術分類項目として言葉が並んでいる。そのためビジネスアイデアの課題としてどれが近いか、というのは、かなり観点を柔軟にしないと、選択が難しい時があるでしょう。

(たぶん、1つの仮説ですが、1パラメータメソッドの表のうち、半分ぐらいは、ビジネス領域ではあまり意味をなさない細かさの分類になっている所もあるでしょう。そこらへんは、無視するか集約してしまう、というのがいいかもしれません。たとえば、移動物体の重量、というのは、ビジネスにおいてよほど物流業とか出ない限りは、相当するものがないでしょう。


(試作の指示メモ)

生来、ビジネスアイデア用のTRIZカードを作ろう。その時に、1パラメータメソッドも、ビジネス相当の物をつくろう。できる限りは、矛盾マトリックスの分類項目を維持したままで。しかし、やむない場合は、別の分類体系を用いてもよい。例えば、ヒト・モノ・カネ・ジカン・ジョウホウという経営資源の3~5分類。あるいは例えば、BMCの9項目。あるいは、6W3Hシートの各要素について。

2012年10月20日

【スライド&スケッチ】創業スクエア「アイディア開発」

2012年10月20日、仙台の公的なビジネス等支援組織である「創業スクエア」さんの講義シリーズの一環として、アイデアワークショップを行います。

スライド
アイデア開発(ワークショップ)

参加される方もそうでない方も、この資料がお役にたつなら個人用途であれば、ご自由にお使いください。


追記)

このセミナーは、ビジネス支援者向けの物なのですが、参加定員までに少しまだ余裕があるそうで、一般参加が可能になりました。無料です。
http://square3f.jp/event/1013

明日、金曜日まで、エントリーできるそうです。このワークショップは、ビジネス支援者、という設定で作っていますが、全国でいろんな人が参加するアイデアプラントのワークショップですので、特に何の事前準備や知識スキルがなくても、楽しく参加して発想の基礎的なところが身につくように、運営します。

狭い会場なのであまり沢山は入れないと思います、ご興味のある方がいらしたらお早めにどうぞ。



追記) 2012年10月20日23時

idea_rokken_park

皆さんの書かれたアイデアスケッチ、それを☆の多い順に並べ、スキャンしました。みなさんにとって、発想の刺激剤になるアイデア集になったともいます。ダウンロードして企画の時にこまったらパラパラ眺めてみてください。


(以下、facebookの笠間さんの写真をお借りました。)

iws_rokken_park_1.jpg

iws_rokken_park_2b.jpg

iws_rokken_park_3.jpg
 

2012年10月18日

VE協会の協会誌にアイデア発想法の連載第3回が掲載されました。

日本VE協会さんの協会誌で、アイデア発想法の連載をさせてもらっています。全4回で、今回号に第3回が載りました。今回は、二段階ブレストで発想する、というケースを紹介しています。

VE001_R.JPG

拙著「アイデアスイッチ」の、4章の部分で紹介している技法をモチーフに新たに書き下ろしています。
VE002_R.JPG

守秘に抵触しないように、独自の課題を立て、新しいアイデアも私が出しています。(モデルケースはあるのですが。)

いよいよ、次回で最終回。一層、気合を入れます!


2012年10月17日

【お知らせ】ファンドロイドに、新しい理事長

皆さん、ファンドロイドのリーダが、本日から、原さんになりました。

新理事長就任のお知らせ
http://fandroid-ej.org/pressrelease/new-chairman/


これまで、皆さんから大きな力をいただいて、展開してきましたファンドロイドは、これから、原さんというリーダのもと、全国的にさらに力強く発展します。これからもお力添えくださいますよう、お願い申し上げます。

追記:

私石井は、昨日付で、理事長を退任し、アイデア創出担当、という位置づけでファンドロイドのメンバーとして創造的に展開していきます。脳波デバイス領域も、さらに可能性を開くべく、展開進めていきます。



関連記事:

2011年6月20日づけ 誠ブログ

楽しく復興したい(Fandroid、始まりました)
http://blogs.bizmakoto.jp/ishiirikie/entry/2759.html

posted by 石井力重 at 11:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | Fandroid

2012年10月10日

10月10日講座(参加者限定の資料集です)

10月10日、都内某社で行った、8時間の講座(テーマ:アイデア創出の技術)に参加頂いた方向けに、資料を掲載します。

ファイルを開く時、パスワードが求めれらるものがあります。それについては、研修部門の方の案内メールをご確認ください。

投影スライド
10月10日講座.pdf

発想トリガー
発想トリガー法_FULL.pdf

TRIZマトリックス
TRIZ matrix.pdf



(以下は、パスワード不要のもの)


アイデアスケッチ
アイデア・スケッチ

学びの活〆シート
学びの活〆

39の改善ニーズの表
1パラメータメソッド.pdf

はちのすノート
はちのすノート

智慧カードリスト(文字だけのリスト)
智慧カードリスト.pdf
 

2012年10月03日

発散と収束の根底ルール

創造的に選択肢を作りだし、創造的に選択肢を絞り込んでいく特に、役立つ『発散の根底ルール』と、『収束の根底ルール』について、ワークショップで言及しつつも時間切れで紹介ができないケースがよくありました。それをここにまとめておきます。



発散の4つのルール(Brainstormのルール)
4rules.jpg




収束の5つのルール
( Creative Problem Solving における、収束の根底ルール)

5rules.jpg





文字がつぶれてしまうので、PDFファイルでも掲載しておきます。

スライド 「発散の根底ルール、収束の根底ルール」
4rules_and_5rules.pdf






(備考)

収束の根底ルール、というのは、なんでこうなんだろうか、という疑問もあるかと思います。昔何度もブログに断片的なことを書きましたが、簡単に言うと
「アイデアは本質的に未成熟な存在。その潜在的な可能性が充分に発露していない部分もたくさんある。そういうものを荒っぽく評価して切り捨てると、創造的な企画はみんなゴミ箱行きになり、正しく選んだが全く退屈な答えしか出てこない、という事態になる。本当は、発散よりも収束はより慎重さが必要になる。そうはいっても、全部を実施するわけにもいかない。潜在的な可能性を沢山持った優れたアイデアを捨ててしまわずにうまくアイデアを収束させていくには何に気を付けるべきか。その場面における知性の基本的な使い方を、この5つのルールは示してくれている」
というものです。全然簡単に言えていませんが。


新しい可能性を作りだし、道を切り開いていく人々にとって、これが何か少しでも役に立てば幸いです。
 
posted by 石井力重 at 11:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | アイデアの技法



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