2013年07月31日

京都D-Schoolで講義「アイデア創出U」をしてきました(7/28、京都高度技術研究所)

京都高度技術研究所(通称ASTEM)は、京都駅から一駅目、丹波口駅近くにあります。

7月28日、アイデア創出の8時間講義 アンド ワークショップをしてきました。

kyoto_ideaworkshop_2013.jpg

まずは、前提について。

ASTEMでは毎年、高度人材育成のプログラム「京都D-School」が提供されています。
(スクールのサイトでは、オープニングセミナーの、小山龍介さんのビジネスモデルキャンバスの講義が聞けます。)

30名前後のビジネスマンが通年で通う、先進的な授業で構成されています。


僭越ながら私もその講義シリーズの一コマを担当しています。

アイデア発想法を主軸にした「アイデア創出U」という講義です。

私の講義のテーマも例年とはガラッと変え、


 IdeaBM“Creative Jump”



というものに。

進行としては、

10:30 あいさつ、進行説明10

10:40 Idea to BMα65

    説明10

    キャンバス10

    アトリビュート分析1515

    価値要素採掘マップ15

13:00 Brush-up Tour65

14:10 ダウンロード20

    ブレスト30

15:10 Creative Jump15+30


16:00 Refine&プレゼン4040

17:20 ペアQ&Aワーク15

    メッセージ10


のようにしました。

以下、実施内容も織り交ぜて報告します。



0.イマジネーションの準備運動

ブレストのルールをロールにした4色カード「Brainstorming Card」を使って7分間の「破壊ブレスト」をしました。

(補足:今回のように、前日に充分に、アイデア生成をチームで行っていて、かつ、チームビルディングがかなり進んでいる状態では、こういう「not Aを拡げる効果がある、破壊ブレスト」は有効ですが、逆に、初めてブレストに入る段階であれば、破壊ブレストは、とまどいが多いでしょう。日常課題をテーマにしたテーマでBrainstorming Cardを使ってください。)



1.午前のワーク


前日の高内先生の講義&ワークでかなり高度なアイデアが生成されていましたので、まず午前中は「Idea → Business Model +α」を実施しました。

一言で言えば、アイデアをフレームワークに展開することで、アイデアを精緻化していくワークです。

idea_to_BM+α.png

普段は、他の方のフレームワークをアレンジして使うことはあまりしないのですが、京都D-schoolだけは別格で、ディレクター氏がプログラムの全体を通しての監修をしていて、私のパートはかなりいろんな先生がたの「フレームワーク」を連携して使いながら知識創造させていく、というものが求められたので、このようにしています。

一つ一つのワークの説明は省きますが、すこし「他の先生のフレームワークを使うためのオリジナルの工夫」をしたところ、クローズアップして紹介します。

AA_ideation_assist_tools_of_Kyoto-DS.png

アトリビュート分析、という、カスタマーセグメントを見つめる視力を上げるための秀逸な分析手法があります。

ビジネスモデルキャンバスのCSとVPを深くするためのとても強力なツールです。

通常参加者さんがアトリビュート分析の各枠の中に入れるものがなかなか思い浮かばない、とのことでしたので、前日にディレクター氏とざっとディスカッションして、発想を助けるツールを作り、ワークに用いました。

この補助ツールは、いきなり投入せず、まずは余計な道具無しに、アトリビュート分析をチームで10分間行っていただきました。理由は、”思考を掘り下げる効果のある道具というのは表面段階でやってもめんどくさく、もたもたしたものに感じる”からです。

やっていくうちに出しあぐねてくるので、そこで補助ツールの使い方を紹介して、8分間ほど1人でこの道具を使ってユーザの行動からアトリビュートとなるものを掘り出してもらいました。

(なお、作ったツールは2種類ありますが、同じ目的で異なるアプローチのツールですので、両方を説明しお好きな方で−−、としました。使われ方は半々ぐらいでした。)

その後、チームで10分間、アトリビュート分析を行ってもらいました。

その結果、ツールを用いた後のチーム作業で、沢山の要素を分析表に入れることができました。


そんな調子で、先行して行われた先生方の講義にあるフレームワークスを使って、アイデアをキャンバス&マップの上に展開し精緻化していきました。



2.午後のワーク(A)

午後からは、ブラッシュアップツアー、と名づけたワークを行いました。

行動形態的にはワールドカフェに似た、交互インタビューワークです。

まずは、100秒の雰囲気ビデオを。【!】大きな音が出ます。


(情報に配慮して画像処理してあります)

brush-up_tour.png

チームのサイズが7人と大きかったので、インタビューワークに向く集団サイズになるように、ちょっとだけ複雑な手続きを入れていますが、このワークの本質は単純です。一言で言えば、他家受粉スタイルで、知識創造を行うショートセッションを幾度か繰り返していく、というもの。

brush-up_tour_2.png
このワークは、短時間で、顧客候補層にビジネスアイデアを提示してフィードバックをもらう、しかも、顧客の厳しいコメントにさらされて、というワークをするので、動画のように、熱心に説明したり、顧客の言葉を出来るだけ多く持って帰ろうという感じで傾聴したりしています。



3.午後のパート(B)

皆が顧客から聞いてきたことを持ち寄り、情報をダウンロードしていきます。

その後、それを踏まえて、もともとの案をブラッシュアップしていきます。具体的には、新しい情報をえてのブレストと、フレームワークへの収束です。

hassann_shusoku.png



この午後のワークAとBは、この秋から冬にかけて、参加者さんが街に出て行う現地インタビュー・ワークの模擬訓練としての意味合いもありますので、一層熱心に実施されていた面もあったようです。

今回のワークの設計は、午前中は、プログラムの前半の複数の流れを合流的に受けとめての着地点であり、午後はプログラムの後半への流れをスムーズに流すための助走であり、今日のワークは、いわばジャンクション、となるように構成にしておきました。


なお、ポストイットは、

・・・昨日のアイデアをフレームワークに展開する際の要素
・・・ブラッシュアップツアーで顧客役から得てきた要素(と、ダウンロードで書きだしたポストイット)
・・・ダウンロードの後のブレストで出てきた要素
・・・(この後の、クリエイティブ・ジャンプのワークで、でてきた要素)

という風に、時間変化がわかるようにしました。(暖色から寒色の順に)

これもディレクター氏のアイデアだったのですが、これは効果的でした。時間遷移が一目瞭然で分かります。グループに発表をしてもらう時にも、”キャンバスの中に置かれている色が多い箇所”から、ワークの重点箇所がうっすらと見え、発表者も説明がスムーズでした。



4.午後のワーク(C)

このパートは、アイデア創出の講義としての腕の見せ所、ということで、最後にもうひと押し、創造技法を使わせてもらいました。

大きく選択肢を広げるよう、より曖昧性の高いような技法を用いて、ここまで精緻化してきたプランに、意外な着想をもたらせるようにしました。

手法としては、現代の創造技法のエキスパートであるマイケル・マハルコの『アイデア・バイブル』に出てくる、抽象性の高い記号群を用いた、内省と連想をベースにした手法です。

マイケルマハルコは、抽象性の高い記号として、具体的には、ヒエログリフ(ヒエログラフ)を同著の中で用います。

なかなか、自分ひとりでやってみようとするのは、ハードルの高い玄人向けの方法なのですが、創造工学的な見地からみて、この抽象性の高い記号群をもちいる曖昧な連想には、多様性の担保として良い効果があるだろうと分かります。

認知的なものにもう少し踏み込んで解釈を試みてみるならば、謎の記号群の後、閉眼し内省するようなワークステップが、Mind Wanderingを誘発するような思考処理の構造になっていて興味深い技法です。

やってみると、大きくアイデアをジャンプさせることができることがあります。ただし、多様なアイデアを生み出す際に、ジャンプ量の大きい技法ほど、出来たりできなかったりするもので、この技法は、やりにくい人にはやりにくいだろうことも含めて、玄人向けの技法、ではあるのですが。

hassourei.png
(紹介用のサンプルとして、私も一緒に発想をしてみました。そのメモです。)


なお、このワーク部分は、この秋からの参加者さんのフィールドワーク&ブレスト作業では要らないワークなので、認知上、切り離してもらえるように、エクストラワーク、という形で紹介しました。

設計上の可能性としては、もっと前の段階、例えば、午前の冒頭に入れても良いかもしれません。そうしなかったのは学習面での懸念点を考慮してのことです。

本日の講義は、アイデアをフレームワークに落とし込む(アイデアを、精緻化させていく)ということが、メインです。サブは、インタビューワークの模擬とそれを用いた発散収束チーム作業です。冒頭に持ってきたものが認知上、強く残りますので、その点に配慮してこういう構成にしました。


5.Q&Aとメッセージ

kyoto_ideaworkshop_2013_2.jpg

会場からたくさんの質問をいただいて、それに関する情報をホワイトボードで解説させてもらいました。

この辺が本来の私のメインコンテンツとばかりに活き活き回答を。

特に、学術的に確実に言えることばかりではない、新しい仮説や多くの人々の所作に見られる経験則のような、まだ未検証のものも含めて、未踏の辺縁にある情報を、シェアしていきます。


そして、最後のメッセージ。

kyoshinsuruaite.png
社外に、あるいは、社内に、アイデアを打ち返し合える友人が要る事って、創造的努力を突き進んでいくうえでとても重要なんです。

京都D-Schoolに来た同期生は、そういう友人になる可能性がとても多い相手です。ぜひ、知識学習、知識創造だけでなく、創造力に共振し輻射熱を投げ返してくれるような関係を築いて下さい、と。


・・・


余談:

それにしても、今回のD-Schoolの講義設計は、本当に難産でした。

春先から、いや、昨年の講義の時から、京都に何度も立ち寄り、ディレクターのS氏と何度もディスカッションを重ねてきました。

そして先行する講義内容の知識体系を学んで自分のものにしたうえで、こういう、ジャンクションのような講義を設計する、という作業は、なかなか普段はできない仕事なので、学びも多く得られました。




Information

先行する講義内容のフレームワークとしては、ビジネスモデルキャンバス、大江先生のアトリビュート分析、小阪裕司先生の価値要素採掘マップ、エクストラワークの部分は、かとうまさはるさんがナビゲータをされた本、アイデア・バイブルを、引用させていただきました。ありがとうございます。

また、ディレクター(とはご本人は名乗らないものの、このスクールの講師アサインと講義の全体構想をしている)Sさんには、幾度にわたり、アドバイスをいただきました。ありがとうございました。




追記:

今年の参加者の方に限定して、フル・スライドを配布します。

講義を進めていくうちに、ポストイットの色の指定が、配布したハンドアウトとは変わっていきましたが、こちらは、講義が終わった段階のスライドなので、全ての投影内容を正確に反映しています。

Dschool2013_001_現地更新版2.pdf

なお、他の先生方の著作物を含んでいるので、一般配布できないため、パスワードをかけています
パスワードは、石井までおたずねください。
講義資料のメールアドレス、もしくは、石井のフェイスブックのDMまで。

2013年07月29日

旅仕事の時期で、新幹線の移動の日々(+途中下車の料金アップはどれぐらい?)

仕事に緩急があります。

ワークショップが立て込んでいる週は、日本を縦断しながら週5でワークショップをしている時も。

そんなときには自宅のある仙台に「物資の補給に立ち寄る」ぐらいの感じで、たまに数日戻れるような生活をしています。7月と8月は特にそういう時期で、旅仕事の日々です。

7月の末にも、京都仙台と1,000km新幹線で移動するある日に、名古屋で降りて2時間打ち合わせ、東京で降りて5時間打ち合わせ、という感じに主要駅で途中下車して移動していくような事もありました。

前日に打ち合わせが決まって立ち寄る、ということができるように、殆どの移動を鉄道にしています。結局この日は、翌朝に東京駅で専門誌の取材対応が少し前に入った、仙台までの移動を諦めて、東京に宿泊しました。

旅の日々では、あまりに時間がなくてブログに活動報告を書けないのですが、旅先で行ったワークショップのまとめや報告ももっともっとたくさんしていこうとおもいます。


追記:

  • 途中下車の料金アップがどれぐらいか、初めて計算してみました。
 

新幹線の特急券は乗車券と違い、途中下車が出来ないので、こういう行程をとると料金はあがります。特急券の額としては

◎途中で降りない・・・

京都→東京 のぞみ 4730円


◎途中で降りる・・・

京都→名古屋 のぞみ 2410円
名古屋→東京 のぞみ 3980円

合計             6390円


 ↓

差額 1660円

降りない場合に対して、35%アップ、ということなので、高いと言えば高いですが、絶対額としてはそんなに大きくありません。

(※ちなみに、東京では打ち合わせがあろうとなかろうと、いずれにしても、新幹線を、東海から東北に乗り換えるので、計算対象から外しています。)
posted by 石井力重 at 14:27 | アイデアプラント 3rd(2012-2014)

2013年07月24日

小売業で絶大なブランドを持つ某社さんで、アイデア創出ワークショップをしてきました。

7月24日。小売業の某社さんで、アイデア創出ワークショップ(研修)をしてきました。

内容は守秘に配慮して全くかけませんが、8時間にわたる1DAY研修のなかで、様々な商品アイデアを創出しました。

中には、(おおっ、これは、商品買いしたら、自腹で買います!)と思うような秀逸な商品アイデアも。

講師・ファシリテータとして私は壇上に立つので、参加者さんの学習効果にプラスとなるものを除き、私見は口にしません。

特に言ってはいけないわけではないのですが、伝えたいことの優先順位の下の方になっているので、結果的には言わないでいるのですが、本当にそう思いました。この企業さんが投入したらちょっとそれはちょっとした新しいユーザライフスタイルの萌芽にもつながるなぁと、すら思うアイデアもありました。

アイデアプラントの提供するアイデアワークショップに参加された事のある方は、基本となる骨子を想像できると思うのですが、その基本骨格をベース、業界やテーマに合わせて、発想技法モジュールを差し替えたり、深さを調整したりして、フルカスタマイズして、案件ごとに違うことをしています。深くシュミレーションを繰り返し、その案件の固有の流れへと洗練させていき、より良い学習効果を発揮できるようにスライドを仕上げています。

今回も、この小売業さん、絶大なブランドをもっている同社さんに向けて、アイデア創出の研修をということで、テーマや進行プロセスも、練りに練っての内容でした。

その甲斐あってか、実施後のアンケートフィードバックは励みになる良い内容がほとんどで、次回以降へのヒントとなるポイントも頂いて、終えることができました。

こうした創造力の醸成の取り組みに対してほんの少しでもお役にたてたならば幸いです。

ひいては、彼ら彼女らの能力慎重への貢献を通じて、世の中に広く送り出されるものが、さらに良いものになり、人々の暮らしがより豊かになることにいつか貢献できていたならば、と思います。

明日も、同社で別日程の同内容ワークショップを実施します。メンバーが違うと内容が一緒でも結構場の様子が違うものです。メンバーの資質やムードに合わせて、アクセルの開け方を調整していこうと思います。

明日も、心を込めて、全力で、ワークショップを進行します。
 

2013年07月23日

某IT企業にて、アイデアスイッチの講演&ワークショップでした。

今日は、少し特殊な成りたちのIT企業さんで、講演とアイデアワークショップをしてきました。

昨年の実施に引き続き、今年もまた実施を、とのご依頼をいただいて行ったものです。実はこの8月にももう2度、予定していまして、昨年と合わせて計4回実施する、本格的な全社学習のご依頼でした。

どのお客さんにも、そのお客さんが求めるものが真剣であれば、いつも全力でアイデアワークショップを設計して提供しています。

創造的な個人。
創造的なチーム作り。
創造的な企業風土。

この、「Person⇔Team⇔Organization」の3層のレベルのどこに狙いを当てて、どのような創造能力の伸長を求めるか、で、内容を変えて設計しています。

この企業さんの場合は、「Person」の能力増進と、個々の創造的コミュニケーション増加を通じた「Organization」の創造的風土の醸成、ということをご要望であると、私のフレームワーク眼上は、そう受け止めていました。

余談:

全くの余談ですが、全社員を網羅するように、複数回のアイデアワークショップを開催する事例は他にもあるのですが、多くの事例において、社内アイデア募集の活動がセットで展開されています。そのための打ち手として、発想技法のトレーニングとアイデア醸成の場にする、という狙いがあるためかと思います。

社内のアイデア募集をうまくやる企業さんと、苦戦する企業さんがあり、その辺もまた将来的には、個別性を洗い流して、「社内アイデア募集事業の組み立て方」のようなノウハウを書物の形でまとめて、多くの人に提供できるようにしたいなぁとも思います。

そのためには、まず私が、暗黙知的に自分の中に持っている「過去に見てきた様々な企業事例、そこから見出される成功要素」を明文化することが先にいるのでしょう。

そんなことを考える旅先のある夜でした。
 

2013年07月20日

【ご案内】『ゲーム感覚で楽しくアイデアを出す道具を体験してみよう』(7月21日、東北大:サイエンス・デー)

アイデアプラントは、今年も、サイエンスデーに出展します。

今年のテーマは、『ゲーム感覚で楽しくアイデアを出す道具を体験してみよう』です。

アイデアプラントは、通常は、大人向けの、ブレインストーミングのツールを作っていますが、今回は、子ども版を作りました。

それを用いた、子供向けアイデア・ワークショップを、3種類、提供します。

費用は無料です。

ご興味のある方は、ぜひおいでください。

追記:2013年7月20日 22時

第1回目と第2回目は予約満席になっています。
現時点では、第三回目は、まだ予約が可能です。


scienceday2013_ideaplant_1koma.jpg

3種類のワークショップの詳細は、以下の通りです。






【9:00〜9:50】

@家の中の困りごとから工夫アイデアを考え出そう 


ideaplant_kid_ideawork.jpg


  • 対象:小学4年生以上(親子で参加してください。)
  • 人数:16名
  • 時間:50分


お父さん/お母さんが、「工夫発想のガイドシート」や「工夫発想のヒントカード」を使って、
お子さんのファシリテータ(進行役)になり、
工夫アイデアを生み出すプロセスを、楽しく体験できます。

(小学生は親御さんや保護者の方と参加してください。
 中学生以上の方は、1人でも参加できます。

出来上がるものは、アイデアを絵と文章で描いた「アイデアスケッチ」です。

夏休みの自由研究として、工夫工作を選択される方には、良いネタとなるでしょう。
自由研究(工作)で、お金をかけずに、アイデアを形にする場合のアドバイスも紹介します。

※このワークは、工夫発想の題材として「家の中の困り事」を探すワークがあります。
 大人の方が同席されない場合は、「家の中の困りごと」を「5つ」、紙に書き出して、持参してください。

※社会人の方の見学・参加も可能です。
  企画の本質的なプロセスを、ミニマムな形で知ることができます。







【10:30〜11:00】

Aアイデアトランプでいろんなアイデアを出そう

scienceday2013_ideaplant_2koma.jpg

  • 対象:小学3年生以上
  • 人数:16名
  • 時間:30分


アイデアのヒントが書かれた「アイデアトランプ」で、遊びながら自然と創造力を育みます。

発想しやすくする雰囲気を作るゲームルールがあり、アイデア出しが苦手なお子さんでも、楽しく発想をしていくことができます。

自分の番の制限時間内に、たくさんカードを得ようとすることで、次々とアイデアを出す力が鍛えられます。

また、テーブルに座った他の人たちと競うため、知らず知らずのうちに、多様な発想を学び、いつもより、柔軟に考えていくことができるようになります。

お題は「朝早く起きるにはどうすればいいか」「勉強を楽しくするにはどうすればいいか」という身近な問題をテーマに取り上げますので、出てくるアイデアも、普段の生活に役に立ちます。

※大人の方も参加、お子さんの補助役として同席できます。







【11:30〜12:00】

B描いた絵から、連想カードを当てよう

scienceday2013_ideaplant_3koma.jpg

  • 対象:小学生2年生以上
  • 人数:16名
  • 時間:30分


目をつぶり、「連想力を補助する4種のカード」をランダムに引いて仲間に見せます。

そのカードに従って他の人に絵を描いてもらいます。

30秒後、自分が引いたカードは、4種のうちの、どのカードだったかを、皆の書いた絵をみて推理して当てます。

連想したものが意外な絵として描かれていたり、短時間で描いた絵はいろんな解釈にもつながり、大人でも、小さいお子さんも、楽しく遊ぶことができます。

連想力は、想像力の中核的な力であり、Creativeな想像力は、創造力の基礎となるものです。このワークは連想力を楽しく鍛えること通じて、創造力を育てることを狙いとしています。

※大人の方も、対等なプレイヤーとして、参加できます。







会場:

東北大学 川内キャンパス 
 (20世紀のころは”教養部””キャンパス)

講義棟A棟 403教室 
(エレベータで、4階へ。エレベータを出てすぐです。)



この写真のちょうど中心が、A棟403です。






余談です:

この403教室。

同じフロアの教室は、面白い講座が目白押しです。

特に、すごく面白そうなのが
  • SCSKのCAMP(乾電池式コンピュータで動くおもちゃ)

他にも、


などなど。

それから、末席に、

という構成です。


出展者側にいるので、私は参加できませんが、どれも大人にとっても面白そうなプログラムです。

多くのプログラムが、WEB申込みを必要としています。

安全の為に、申込みをしておきたい!という方は、「サイエンスデー 優先予約受付ページ」から、お申し込みください。

(会員登録が必要で、その先の申込方法がちょっと複雑な感じです。)

(7/11現在の時点で、満席の講座も結構、あります。)




お待ちしております!


アイデアプラントも、WEB申込制になっていますが、各回のワークショップの開始時点で空きがあれば入れますので、ご興味あればぜひおいでください。

見学は随時OKです。

内容は、子供向けですが、大人が参加しても、充分に創造技法のエッセンスを体感し、学びとなるように作ってありますので、「子どもは、2時間の講座に入ってしまって暇だなー」という時も、気軽に遊びに来てください。

道具に余裕があれば、飛び入り参加もいつものごとく大歓迎です。

  
posted by 石井力重 at 22:10 | アイデアプラント 3rd(2012-2014)

『工夫発想ワーク』(夏休みの自由研究に)

おこさんが夏休みの自由研究に”工作”をやろうとするときに、「何を作るかが定まらない」「思い付かなくて、いたずらに時間が過ぎてしまう」ということがありませんか。

「工夫発想の流れ」というのは、複雑で曖昧ですがある程度、整理して表現することができます。

工夫発想の流れ.jpg


これを、創造工学(〜創造的に考える方法)の知見に基づいて、「工夫発想のガイドシート」を作りました。


ideaplant_kid_ideawork.jpg
(クリックすると大きくなります)

もしご興味があれば使ってみてください。

以下、使い方説明です。

使い方:

小学4年生〜中学生の場合

お父さんか、お母さんに、ガイド役になってもらい、この手順(「探す」⇒・・・⇒「まとめる」)を進めていきます。

  • 困りごとを書き出す所は、家の中の困りごとを、家族に沢山教えてもらい、1困りごとを1つのカードに書いていきます。カードはメモ用紙でもポストイットでも。

  • 狙いを定める所は、お子さんの見つけてきた沢山の「困りごと」の中から、解決したい問題を1つだけ選び出し、「〇〇しにくい道具」か「もっと〇〇できる道具」という定型文をつかって、発想のテーマを作ります。道具のところは、製品名を書いてもかまいません。”分類を間違えにくいゴミ箱”のように。

  • 調べる所は、話し合ってみるだけでも、かなり着想のヒントになります。

  • 発想する所は「chieca」を発想のヒントにしてみてください。( chieca )
    chieca_website.jpg

  • アイデアスケッチを描くところは、文と絵で1枚にまとめられれば結構です。絵を描くのが苦手な場合は、アイデアプラント版の用紙を使ってください。( アイデアスケッチ )

  • 右上の点線(夏休みを使ってやろう、という所)までは、50分ぐらいです。作るものが定まった後(点線から後)は、素材集め、試作品づくりを、複数日をかけてお子さんが行います。完成のレベルを1,2,3としましたが、普通は2を目標にしつつ、1が達成できればいいでしょう。

  • まとめる所は、選んだ「問題」と、その解決への「アイデア」と、実際に作って完成させた「作品」を、一枚の紙に貼り付けて、終了します。作品がとても大きい場合は、写真を数点撮って代わりとします。





大人の場合

表現を子どもテイストにしてありますが、根底にあるものは、大人になった後も使える思考手順にしてあります。新しいモノを生み出す仕事(≒企画・開発)の本質的な力を鍛えることができます。ぜひ、日々の創造力トレーニングとして活用してみてください。

(注:現実のビジネスは、「作る」と「売る」をセットで取り組みます。その意味では、このガイドの「まとめる」の後に、「広める」(市場を作り出す)作業があります。)

(余談:もし、ワークショップ形式でしかも複数日にわたる場があるならば・・・

  1. 参加者各人が「まとめた」ものを、多くの人に「プレゼン」します。
  2. 聴衆から仮想通貨を投票してもらい「開発資金を獲得」します。
  3. 開発資金に応じて、工房(プロダクトデザインの出来るスタップ)へ「製造を依頼」します。資金次第で、制作時間と、良い部材をふんだんに使うことができます。
  4. 出来上がったものの「コスト」を計算します。
  5. コンセプトテストをして「販売価格」を決定します。
  6. 聴衆は新たに仮想通貨をもらい、自分のお金の範囲で欲しいものをオーダーします。聴衆が持っているお金は、均等ではなく、社会の縮図のような構成にします。


こうすることで、発明したものの価値を知る、ということの、最も原始的な体験ができます。)

posted by 石井力重 at 12:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | ideaplant 作品

2013年07月19日

早稲田大学の午前の講義の一部もさせていただくことになりました。(7月19日)

7月19日。早稲田大学にて、午後からアイデアワークショップを行う予定でしたが、午前の授業でもすこし枠をもらえたので、30分、280人の教室で、アイデア発想法のミニ講義(ワーク対)を実施する予定です。

午前の30分枠用の配布資料は思い切りシンプルにしました。

ideaplant_WasedaUniv_30minutes_kougi

(ですが、メインでご講義をされる先生の時間配分次第によっては、私のミニ講義は見送りになる可能性もあります。)



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