2013年09月28日

【スライド】BEDプロジェクト(浜松)アイデアワークショップ

2013年9月28日。

hamamatsu.jpg

聖隷クリストファー大学には、創造技法の関係でご縁があって、今回はそのご縁で、アイデアワークショップを実施しました。

(現地投影版は、若干異なります。当日、現地で微修正をしています。)


1.流れ

はじめにちょっとしたアイスブレイクをし、

主催者さんから、テーマの理解を促進するためのアイデアフラッシュを紹介していただき、

5分交代のペアブレスト

アイデアスケッチ

良案抽出

トップアイデアのレビュ

チーム形成

発展ブレスト

まとめて、スマフォに向かってプレゼン(動画を記録)

という流れです。


2.前提

主催者はBEDプロジェクトさんという、大学関係者や産業界の方々で構成するプロジェクトです。

そのメンバーである炭谷先生が、先日イベントでプロジェクトの事を紹介されていたものが、Youtubeに上がっていました。

http://youtu.be/W4fR4lE5on8?t=6m40s 
(6分40秒あたりから、40分あたりまで。)

プロジェクトの詳細は、Facebookページがあります。

https://www.facebook.com/bedprojectjapan

このプロジェクトは、「みんなのはままつ創造プロジェクト」に採択されたプロジェクトです。入院する患者さんの生活をよりよいものにするべくベッドサイドのアイテムや設備のアイデア、あるいは、物体に限らず、患者さんを取り巻く仕組みのようなアイデア、あるいは、患者さんに接する医者側の作業環境に対する改良を通じて患者さんがよりよく過ごせるようにするアイデアなどなどを、生み出していくことがこのプロジェクトの初期段階の使命です。

長期的なスコープとしては、生み出されたアイデアを形にしてくために、いろんな人や組織が参画し、具現化していくことを想定しています。

今回のワークショップはそのために、多様な機関の医療従事者、及び、産業化を担いうるビジネスサイドの方やデザイン関係の方も参加して40名ぐらいで発想し、アイデアを伸ばし、良案を更に磨いてまとめていく、アイデア創出イベントをする、という運びになり、私がその部分を担当させてもらうことになった次第です。


3.いつもと違う点

いつのアイデアワークショップ(アイデアソン)は、アイデアフラッシュを、ファシリテータである石井が(非・明示的に)行っていました。例えばこんなアイデア、あんなアイデア、と、簡単なアイデアを即興でちょっと出す、ということを。今回は、内容がより専門的であり、かつ、専門人材が多いということで、クライアント(=テーマ持込み者のこと)が、自ら、過去に思い付いていたことなどを、多面的にパパパッと紹介する「アイデアフラッシュ」の5分間を挟みました。テーマや状況によってはこうしたパートを挟みます。

また、最後は、全員集合でプレゼンをする、というスタイルにせず、各チームがプレゼンにまとめて、各テーブルにあるスマフォで動画に取る、という形式にしました。理由は2つあります。
 
  1. アイデア創出イベントとしては、最後に全体プレゼンがあったほうが、イベント的に共有や満足感が上がります。今回は、イベントで終わりではなく、その先の開発や産業化を主眼にしていますので、イベント的な構成の良さを諦めて、代わりにこのような構成に。(時間がもっとあらば、いろいろできたのですが、有限の時間枠の中で、大事なものを残し、非重要なステップと判断したものを外しました。)なお、スマフォに取ることで、全体プレゼンがないとしてもまとめる強制力が働きます。

  2. このプロジェクトは、進化していくプロジェクトです。異なるテーマが異なる進捗で異なる外部メンバーを取り入れながら、展開していくでしょう。その中で、次々入ってくる(そして、ステージを終えて出ていく)人がいますが、その人たちに「根源的には、こういうアイデアを具現化するチームなんだ」というのを一発で共有できるように、プレゼン・ビデオを作ります。これがあることで、新規にメンバーに入ってもらいたい方に打診する際に「○○というアイデアで、、、」という説明を大幅に簡略化できます。(アイデアのまた聞き、というのは非常にロスの多い作業ですが、それを回避します。)


4.将来、このページを見る方へ

2013年の秋のアイデアワークショップは、すでに終わっているでしょうけれど、プロジェクトの名称や土台は変わりつつも、未来においてもこれに準じた活動や組織があるでしょう。

本質的に医療従事者の方々が保持している取り組み課題です、このBEDプロジェクトは。このスライドのプロセスを使って、アイデア出しをしてみたい、という方がおられたら、このプロセスでよろしければ、お使いください。

主催者さんとの綿密な打ち合わせの元に、全部にわたって微調整をしてありますので、違う立ち位置の方が同じプロセスでやるのはややロスがありますが、それでも、幾分、お役にたてるところはあるでしょう。

もし、気が向いたら、石井にご連絡ください。「やったら、こんな風になったよー」と教えていただいたら、とてもうれしいです。


追記:

NHK放送(9月28日、午後6:45〜7:00:静岡版)と、翌日の静岡新聞(に、本日の様子が流れました。



最後に:

iCONの養成講座の受講中の方でご希望の方は、pptx形式(編集できる状態)のデータを差し上げます。ご希望の方がいらしたら石井まで。
 




2013年09月24日

【スライド】アイデアToolワークショップ

アイデアプラントは、ブレーンストーミングの道具を作る組織です。

アイデアワークショップの方が、各地に出向いて行うのでその方が本業に思われがちですが、本業は、発想ツールの開発であり、メーカーとして国内(と時々海外)に出荷していくことです。

さて先日、「アイデアプラントのツールを中心にした社内研修を実施してほしい」という依頼を受けて、実施してきました。



idea_tool_workshop.png
ダイジェスト・イメージは上に掲げたような感じです。




1.スライド公開


フル・スライドを公開します。


一か所だけ、市販していないカードツール( Brainstorming Card )を使っている所がありますが、それは、ブレスターの「役カード」(除く全員モード札)で、代用してもらえば、同じように実施していただけます。

(長くなりますので詳しい話は省きますが、「Brainstorming Card」は、いわば「超・圧縮版 ブレスター」のようなものとして作ったカードなので、本質的には、効果は同等です。)


■ iCONのアイデア創発ファシリテータ養成講座を受講中の皆さんへ ■

PDF化するまえのファイル(=PPTX形式のファイル)をご希望でしたら差し上げます。FB上のコミュニティーか、iCONの事務局あてに、その向けご連絡ください。

Brainstorming Cardも、少量であればをその時に持ち合わせがあれば差し上げますので、石井にあった時におっしゃってください。




2.進行表

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━(開始)13:15


1.テーマ設定ワーク

 1-1ミニレクチャ「発想しやすい良いテーマを設定する3つのコツ」(20

 1-2ワーク「発想テーマを作る」(15

 1-3.チーム形成(5


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━13:55


2.アイスブレイク

 2-1Brainstorming Card &「破壊ブレスト」(10

 2-2ミニレクチャ「not Aの思考」(5


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━14:10


3.ブレスター

  3-1使い方の説明(5

  3-2サンプルワーク5

  3-3実践 (15 ×3) + 作業ロスタイム5

  3-4印象に残ったアイデアを13枚書く(5


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━15:15

<<休憩(5)>>

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━15:20


4.IDEAVote

 4-1使い方の説明(5

 4-2実践 30

 4-3振り返り&ミニレクチャ (アイデアを収束させる時の秘訣)10


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━16:05


5.メッセージ(10


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━(開始)16:15


このケースでは13:15からの「3時間」で構成しています。

結構時間がタイトですので、同様にやられるときには、30分程度の余裕を後ろ側にもうけておくとよいでしょう。



3.その他

今回は、状況が少し難しい環境でした。新潟本社と東京本店を、専用会議システムでつなぎ、私が東京会場から、両会場に向けてファシリテーションをするようなやり方をしました。

新潟会場には、かなり自前の運営力の力量のある方がCo-Facilitaortとして立ってくださり、こちら(石井)の指示を瞬時に理解して臨機応変に展開をしてくださいました。

多分、今回のスタイルは、遠隔地側の対応力の方がより問われる構成だったと思いますが、その方に大きく助けられました。

なお、新潟会場は、アクシデントで、Brainstorming Card が使えませんでした。そこで、急遽、上に述べたようにブレスターの役カードを用いて実施してもらいました。モニター越しに見ていた限りでは、かなりそれでも意図したとおりの体験と学習がなされていました。

ちなみに、東京と新潟、合わせて、60〜70名ぐらいでの実施だったかと思います。

結構、大掛かりですが、それなりに、慣れてくればこういったことも出来ます。

道具は、ブレスター+IDEAVote セットを4人で1セット使用するという仕様です。今回は(確か)13セットぐらい使いました。(お客さんが自前でたくさんおもちでしたので、正確にどれだけの数を使ったかがはっきりわかりませんが、多分その位です。)


4.最後に

作り手 兼 ファシリテータ の石井の感想としては・・・

この企業さんは、かなり、ハードな業界でお仕事をされている方々でしたので、柔らかくアイデアを話し合うには、場の空気が重めのスタートになることも想定したのですが実際は、初めからワイワイと楽しく実施していただいて、道具の効果としては意図したとおりに実施できました。

フラッグシップ製品であるブレスターが2007年3月14日にリリースされ、それから6年6か月が過ぎました。

当初の開発プロジェクトメンバーは、それぞれの組織で皆、責任ある立場になって、各自の道で一層活躍が期待されているようなステージにいます。(僕だけがのんびりやっている感じですが。)

今年もあと、3か月。新製品の開発を地道に続けます。水面下では、非常にじっくりと手間暇をかけて新製品を作っております。

2013年09月16日

技法の二軸マップ

9月16日。

今日は祝日ですが、やりたい仕事がいっぱいで、今日も仕事をしています。

今は、創造技法を二軸MAPに並べる、という作業をしていました。

創造技法の二軸マップ.png


厳密に誰からも意味があるように分けるのが結構難しくて、質問されるたびに、つどお答えしてきたのですが、きちんと、研修で提供する主な技法を、配置してみようと思い、作りました。

・・・

この技法をマッピングすることで、自分が普段、どのように組み立てているかも、また一つ自己認識することになりました。

はじめは、左上(即効×心理)から入ります。アイスブレイク的に。

次は、右上(即効×手法)へ。ここがメイン。

更に、右下(深考×手法)へ。ここにくると、創造力の高い人がかなりパフォーマンスを上げることができ、玄人向けに。

最後に、時間があれば、左下(深考×心理)で、創造的資質というエンジンのアクセルを意図的に深く踏み込むための事を紹介。

そんな流れになっています。

・・・

なお、多くの文献を見ると、古典的な創造力の本や、創造性の読み物、というのは、ほとんどがこの辺(左下)におおく、

創造力がTIPS化していく時代には、受けがいいのは右上です。左下の部分の話は受けが悪いのだ、と研修部門の方は、嘆きますが、私もできることなら、その左下を。なぜなら、10年たっても、職位が上がっても、使える知識というのは、必ずしも「即効薬」や「手法」じゃないんです。もちろん、残る手法もあるのですが、それよりは、創造的心理様式の意図的な形成の仕方(一番左下にあるもの)、の方が、長く使えて、ずっと後になっても使ってもらえる知識として、その人の中で役立ち続けるものとなるでしょうから。
 
posted by 石井力重 at 23:01 | アイデアプラント 3rd(2012-2014)

2013年09月14日

社内アイデア募集のフォーマットを利用しよう

クライアントさんの社内で、アイデア絵ワークショップを複数回(複数の支店)で実施することがあります。

その場合、「社内でアイデア募集、新事業プラン募集」の取り組みがあり、それと連動した形で、というオーダーがよくあります。

最近、某クライアントの中で実施させていただいたときに、徐々に発展して最後の回にはかなり理想に近いスタイルになった事例がありました。公開可能な情報だけにそぎ落として、すこし紹介します。

まず、アイデアワークショップにおいてテーマは、複数(ともに、アイデアを募集しているテーマ)を提示し、参加者の興味ある方を選んでもらいます。たまに、半々ぐらいで参加者も多かったため、2テーマ同時並行スタイルも行いましたが、基本的には、ワンテーマにします。

そして、5分交代のペアブレスト、アイデアスケッチ、良案抽出、チーム形成、発展ブレスト、という流れで発展させたアイデア(プランの原始的なもの)を最後にプレゼンしてもらいます。

通常は、発展ブレストとプレゼンの中身は極力自由に、としていますが、社内募集のフォーマットを最後に記入してもらうことで、アイデアをより生かしやすくなりました。

更には、次のようにしました。

● 発展ブレストの時間を長めにとり、自由にアイデアを拡げてもらうことと、フォームを利用してプレゼン内容をまとめてもらうことの2つを行ってもらうスタイルに。(大抵は全部を埋めるほどの時間を取れないので記入推奨部分をコメントしておきます)。
● プレゼンは、フォーム+白紙3枚を自由に使って、というスタイルに。

こうした結果、プレゼンの中身はかなり、仕上がったものになりました。一方で、プレゼンには向かないフォーム内要素もあるので、「プレゼンでは、フォーム中の3つ以上の要素を最低紹介してください。それ以外で時間が使えるならば、フォームに無い要素をプレゼンしても結構です」としました。

大体は、備考欄があるのでそこにそれらも収まりはします。

以上、実践からもちょっとしたノウハウのシェアでした。

・・・

この構造は、なんらかの募集事業で、募集案件を増やしたいのでワークショップを、という際にも、示唆にしてもらえるかと思います。

ワークショップのプロセスは多様でいいと思いますので、適切なワークショップを進行し、最後に、プレゼン前の「発展ブレスト&記入タイム」をとり、それから「プレゼン」をしてもらいます。その時に、最低3つ以上、フォームの中からピックアップして使うこと、とします。

例えば・・・、助成金の説明会などで、どのように書くかをレクチャーするケースもありそうですが、そうした場面で、ちょっとした、ワークショップ&プレゼン、をして、ざっくりと書いてみる最初の体験を提供しつつ、プレゼンに会場からコメントをすることで、短い時間で多くの人が参考にできる、そんな展開もやれるかも知れません。
posted by 石井力重 at 23:40 | アイデアプラント 3rd(2012-2014)

2013年09月10日

『アイデアスイッチ特別付録』を公開しました。(出版から1500日を記念して)

拙著、『アイデアスイッチ 次々発想を生み出す装置』が、2009年の6月に出版してから4年ちょっと。1500日がたちました。(正確には、8月8日で1500日ですが。)

4年も前に発売した本に、いまだにダウンロードコンテンツを拡充するというのも、酔狂な気もしますが、ダウンロードコンテンツを一つ増やしました。

アイデアスイッチ特別付録(2013年9月版)

(PW解除には、アイデアスイッチの著書ページ、石井の名前の下に〇〇代表、とありますが、そのカタカナ名を、英単語で打ち込んで下さい。)

これは、講演やワークショップなどで、ブレストのルールの根底にあるものを説明する時のスライドを、編集して作ったものです。アイデアスイッチを書いてから何度も話して、当時の表現よりももっと、削って、具体的にもしてあります。

極めてひっそりと、著者のブログ(このブログ)で紹介します。


━━━━━━━ 余談 ━━━━━━━━━━

紙の本の良い所と悪い所がありますが、出来ることならば、紙の本の購入者に対しても、アクティブに、コンテンツ拡充のお知らせができるといいなぁと思います。ネットの本屋さんの中には、将来的に、紙とデジタルの本がマージしていける可能性を感じるところが出てきました。10年後には、こういうニーズに対して、普通にソリューションがあるかもしれませんね。

ところで、次の本を書かなくちゃと、思っております。SNS上では時々、その手の話をしていたのですが、きちんとしたことを書こうとしているこちらのブログについては、その辺に言及できないでおりました。

アイデアスイッチが出た当時とは、ずいぶん、私の周りの環境も変わりました。本のような大量の文章を書きだし構成していく時間がどんどん取れなくなっていくにつれて、「本が出ていたこと」にずいぶん助けられました。有限の時間の中で非常に多くの人に、知識の伝達がかなう手段なんだなぁと。

最近、年間の講演&ワークショップを数えてみたところ、丁度52回でした。一年が52周なので、一週間に一度のペースでどこかで登壇させてもらっていました。

規模はさまざまですが、ワークショップ系が多いので、平均40名の参加者の方として、52をかけると、2000人ちょっとの方とお会いして、一緒にアイデア発想をしたり、講演をさせていただいたりしてきました。

この規模を、1ケタ増やすことは可能か、といえば、相当な著名人にならない限り無理でしょう。ワークショップ系は、60名ぐらいまでがコントロールのきく規模ですし、しゃべるだけの講演はあまり性に合わないのですが、頑張って毎回、講演的なものにして、それでも、一ケタ増やせるかどうか、でしょう。

こうして計算してみると、一年間に2000人とか、あるいはその数倍の方にお会いして、アイデア創出の技術を、お伝えすることが、物理限界として見えてきます。

一方、本は、仮に外国にずっといったり、病気で寝込んだとしても、その間もずっと、知識伝達メディアとして役目を果たしてくれています。職業作家ではないので、ヒットは要らないし、望むべくもないですが、いまの私の伝達状況よりも、一桁あげることを可能にしてくれるのはやはり本なんだろうと思い、”本を書かなくちゃ”と、最近、良く思うようになりました。

次に書くならば、またマニアックな方向に舵を切りたいところでして、「アイデアワークショップの作り方、運営の仕方Book」みたいなものがいいなぁと思います。後ろに付録があって、ワークショップのスモールステップがモジュールとしてカード状になっていて、それを切り離して、並べていくと、社内ワークショップが、それっぽく設計できていくような、そんなものです。・・・マニアックですね。(笑)。 ですが、私を取り巻く世界の中ではそれが必要な人が非常に多くて、もしかしたら、直接はお会いできないような方の活動にも役立つものとなり得るのではないか、と思います。

さて、どうなるか分からない私案ですが、行ってしまえば、意外と無意識のうちに、そこに向かって意識が強くなるので、実現が一歩近づくかもしれません。
 





posted by 石井力重 at 01:30 | アイデア・スイッチ

2013年09月09日

創造研修の資料。文字を削り、挿絵を描く。

この一週間は、仙台にいて、大きな案件の制作のラッシュでてんてこ舞いをしていました。

スライドは出来るだけ、文字を削り、ビジュアルで示そうとしています。「ああ、いまは、ワイワイやっていいのか」「今は、すっと、想起するような一人作業か」と分かるように。


ある研修のためにさっと描いた挿絵をアップします。


kenshu_sasie.png

研修と言えば、「座って聞いているシーン」ばかり、のようですが、実際には、コミュニケーション・パターンの観点から言えば結構違ったいろんな行動が、次々展開されています。

そうした、知的な作業を、どこまでビジュアルで表現できるか、頑張ってみています。

ちなみに、ハード環境は、ThinkPad X220 Tablet (Windows7)です。
Win7マシンですが、デジタイザーペンで画面に直接かけるタイプのPCでして、その機能で絵を描いています。

きれいにしようとして何度も書き直してしまうと、テイストが薄まるというか、雰囲気がなくなるというか、香りのようなものが消えがちなので、ヘタであってもできるだけ、一発描きにしています。

願わくば、受講者の理解にかかる負担を極小化させて、発想することにより多くの力を使ってもらえるような資料にしたい。そう思って、地道に作り続けています。


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今週12日より、iCONの養成講座がスタートします。直前になり参加増のペースが上がりました。もしかしたら、これをご覧になられるタイミング次第では、上限に達している可能性もありますが、月曜日夜の時点では、まだ、残席があります。ご興味のある方はぜひご検討ください。

【ご案内】アイデア創発ファシリテーター養成講座



(挿絵の描き方も、ご要望があれば、石井なりのやり方、ご紹介します。あんまりニーズなさそうですが・・・)

posted by 石井力重 at 21:12 | アイデアプラント 3rd(2012-2014)

2013年09月08日

「アイデアボード・ワークショップ」は・・・

ブレスターのマニュアルにある「アイデアボード・ワークショップ」は、現在の所、「アイデアワークショップ」として展開しています。

過去の実施の様子は、

top_blue.png

からご覧いただけます。

また、アイデアプラントの公式サイトには、

講演・イベント案内

という形で、時間構成等や、コースの考え方などの要件が記載されています。
 
posted by 石井力重 at 04:50 | アイデアプラント 3rd(2012-2014)

2013年09月06日

養成講座の資料、ツール、を作っています。

 
来週に迫った、iCONの養成講座の為に、ワークショップの資料と、参加者の方に渡す「ツール」を作っていました。

ideaworkshop_sekkei_card.jpg

不慣れなファシリテータでも、アイデアワークショップを設計するときに、カードを並べ替えていくことで、試行錯誤を軽快に出来るようにし、手で設計ができるようにできれば、と思っていました。

そこで、ワークショップにて使いでのある全ての発想技法をモジュール化して、1技法=1カードのスタイルにまとめました。

こういうツールを作って提供することで、「発想することを設計する作業」という不定型な部分の多い暗黙知を、すこしでも形式知にし、感覚的に頭の中でやっている概念操作を共有・体験してもらたら幸いです。

最終的には、参加者の方が社内に帰って、アイデアワークショップを規模する部署とのディスカッションの際に、「じゃあ、そのケースだと、これをやって、次に、これをやって、、、」という感じに、「ワークモジュールの連なりから、プロセスを設計できる」ようになることを目指したいです。

また、決められたパレットからしか選択しえないスタイルではなく、各人が好きにいじれるように、思い切り構造を単純にしてあります。

新しいモジュールとして自分が得意な作業を入れ込んでも、問題なく回るでしょう。


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詳細はこちら(私の少し前のブログです。)

【ご案内】アイデア創発ファシリテーター養成講座



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2013年09月04日

新しい製品を発想するミニワーク(6観点リストで、新製品アイデア)

 
ワークショップの実施の際に、その対象者向けに、既存の手法を、コンパクトなミニワークにまとめることがあります。

既存の製品に対して新製品アイデアを発想するためのミニワークとして、「6観点リスト」という方法を使って発想するワークを作りました。

6kanten.png


ワーク・スライドを掲載します。


※このスライドは、スライドの12枚目から始まるように設定しています。
 より、前置き的な所に興味のある方は、1枚目からご覧ください。

(初見では、前置き無しに、核心から見る方が、ざっくり雰囲気がわかっていいでしょう。)

新製品を発想する手法、というのは、非常にたくさん世の中にあります。これが唯一無二、なんてことはなくて、使い手の相性と発想する対象、その2つから最適なものを選ぶと良いと思います。選択肢の一つとして置いておきます。他の手法よりもこれが向くだろうな、というのは、その対象物に対して、新製品を発想する切り口があまりよく分かっていないときに使うと良いでしょう。(逆に発想するためのフレームワークを既存の知的な営みの中から見出せているような場合はそれを発想するトリガーするほうが精度が高いので、そちらを使う方が良いと思います。)

以上、一つのミニワークの内容を、紹介しました。

(過去にも同じ手法を紹介しましたが、若干テイストが変わっているかと思います。技法、というのは、熟練と本質化(≒単純化)と個別適用(≒具体化)により、使い方が、変化をしています。これもそういう事例の一つとして、ご覧ください。)

補足:

このスライドは、拙著  アイデアスイッチの中で紹介した『6観点リスト』を、ワークショップ形式にしたものです。書いた5年前とは、既に知識や、人間の学習に対する見方が変わっていますので、若干、内容的には、違いがあるかもしれませんが、今はあまり説明しなくなった、くどい説明(より正確にものを説明しようとして書いた文章)が、載っています。
 




ご案内


2013年9月12日より、3か月にわたり、アイデアワークショップのファシリテータを養成する講座を開催します。

出来るようになることは三つ。

  • アイデアワークショップやアイデアソンの基本的なプロセスを自分で進行できるようになる。
  • アレンジを効かせた進行内容を、独力で設計できるようになる。
  • 自分の部門や組織において、ブレインストーミング・セッションを進行する際に、よりうまい進め方を思い付き、実践することができるようになる。


平日の夜や土曜日の午後、関内(横浜)で実施します。主催者、iCON、というアイデア創発に資する活動をするNPO法人(すごく珍しいNPO)です。

まだ、参加申し込みを受け付けています。今回は第一期目です。二期目以降はスムーズにいくでしょうけれど、一期目というのは、一期目特有の「過剰なまでに、手厚く情報を出す、深く教えていく」という現象が、今回も起こるでしょう。そういう環境の中で出会う仲間というのもまた、組織を超えて刺激しあえます、ご興味あればぜひご参加ください。

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詳細はこちら(私の少し前のブログです。)

【ご案内】アイデア創発ファシリテーター養成講座



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posted by 石井力重 at 22:22 | アイデアの技法

2013年09月03日

最大規模のアイデアワークショップ(早稲田大学、280人)

(ずいぶん前の事ですが、ずっと活動報告をできていないものがありました。バックデートで、報告します。これは一週間ぐらいしたら、実施日7月19日の辺りへ、コンテンツを移動させます。(記事単体のパーマネントリンクは変わりません。)



2013年7月19日の午前に、早稲田大学の所沢キャンパスにて、尾澤先生の授業の中で、30分ほどのミニワークショップをしてきました。


1.状況

当初は、午後に予定しているアイデアワークショップの為の内容紹介を、5分で、という予定でしたが、幸運にも講義内で30分枠をもらえました。

人数は280名。

階段型の大教室に、いろんな学年の生徒さんが隅々までいる、机は固定で動かせない、そんな状態です。この条件で手堅くいくなら「(アイデア発想ワークの)理論を講義する」という方向を取るべきかと思いましたが、創造性関連の授業だったら、失敗可能性含みのトライアルなことをしていくことも、一つのスタイルかなと、ということで、「280人でワークショップをする」という事にしました。

とはいえ、生徒さんたちが動くようなワークショップをあまり望んでいなければ、無理強いはできないので、「机に座って、1人で実施するアイデア発想技法を実施する」パターンと、「280人で巨大なワークショップをする」パターンから選んでもらうことにしました。


2.実施したワーク

結果的は、「巨大なワークショップ」が支持され、それをやりました。

具体的には、「5分交代のペアブレスト」をしました。
(正式名称は、SpeedStorming、といいます。)

waseda_Univ_ideaworkshop_am_02.png

学年も違う受講者が、次々相手を変えてアイデア出しをします。


3.その様子

10秒強の動画でその雰囲気を紹介します。(注意!大きな音が出ます



授業とは思えない騒然とした状態ですが、これが普通のスピードストーミングです。

(交代のシーンも動画があると分かりやすいのですが、進行しながらビデオもとるのは無理でした。残念。)

1つの部屋の中で280人が一斉にブレストをすると、こういう音になるんだなぁと、実は私も興味深かったです。

同じ場面の写真も4枚ほど。↓


5分ごとに、外側の人が1つずれ、新しい相手とまたブレストをします。当初3ラウンドの予定でしたが、皆さんの反応が良かったので4ラウンド実施しました。(その代わりに、収束ワークを諦めました。どちらも急いで中途半端にするよりは、と。)

最初のペアは知り合い同士だったりするでしょうけれど、動いていくうちに、学年の違う、知らない学生同士がペアになったりしていきます。

280名で実施しても、ペア交代の部分は殆ど混乱もなく、即座に実施できました。


4.発想のテーマ

アイデア出しのテーマは、学生さんのなじみがあるものということで、ポストイットを取り上げました。具体的には以下の通り。

waseda_Univ_ideaworkshop_am_01.png




5.発案されたアイデア(&感想も)

皆さんが、後にツイッターで発言してくださったものを、拾える限り拾って掲載してみます。

当日以降に掲載されたものは、もしかしたら、見落としてしまったかもしれません。ご指摘いただければ随時追加します。

本当は、引用機能で引用したかったのですが、2012年にいろいろと経験がありまして、その点に配慮を加えるために画像にしております。

(タイムラインは、下か上に向かって並びます。見にくくて恐縮ですが、画像を、下から上に見てください。)

ideas_of_W.png


うーむ、面白い案がいっぱいあります。

ポストイット製品の企画をしている知人が見たら、ちょっとうち専用にやってくれない、と言われそうな秀逸案もあったり。

石井としては個人的には、音符ポストイット、は、アイデアとして、いいなーと。子どもたちが、いや、大人も喜びそうです。特に、合成歌唱ソフトウエアの入力あたりと組み合わせたりしたら、音階に、文字をおいたら認識して歌ってくれる、とか、そんな感じに面白く展開できそうです。また、収益性がありそうなアイデアもそれとはまた別にありました。



6.スライド(現地更新版)

その時のスライドを掲載します。(6ページ目あたりからが、ワークショップ・パートです)


30min extra idea_workshop_wasedauniv_20130719_a



7.石井の感想

今までで、最大人数のワークショップとなりました。実験的なので失敗したらごめんなさい、といいつつのワークショップでしたが、上手くやりきれたのは、学生の皆さんに助けられたと思います。ありがとうございます。

過去の最大人数は東北福祉大学の授業で200人というケースでした。今回は更に多く、固定机の教室で、学年もバラバラ、しかも階段教室、ということで、およそワークショップ向きではない環境でした。それでも、楽しんで非常にたくさんのアイデアを出してもらえたのは、学生さんたちの知的な対応力の高さと、それを育んできた尾澤先生の授業を通じての指導のおかげだと思います。学生さんに訊くと、尾澤先生の授業は、非常に学生評価の高い授業とのことで、抜群の指導力で展開されてきた下地がある授業なので、うまくやれた(やらせてもらえた)と思います。良い機会を下さり、ありがとうございます。

そういう、通常よりも非常に条件の良い前提がもたらしてくれた部分を割り引いて、この実践を振り返るべきかと思います。そうふまえたうえで、感じたことを率直に。

まず思ったのは「こんなに多くの人がいっぺんに、スムーズにブレストが出来る、スピードストーミングという手法は、良くできているなぁ」ということです。

スピードストーミングを、よくワークショップで使いますが、もともとは、UCバークレーで生まれた新しいタイプのブレストの方法です。日本人用にいろいろとアレンジしてありますが、280人の一斉ブレストを、1人のファシリテータがマイク一本とスライドだけで説明・進行できる、というのは、他のブレインストーミング技法にはない、秀逸さがあります。ステップが単純、かつ、人数の違う場でも同じことができる、ということがもたらす利点を強く実感しました。

他の技法を作る時にも、スモール・ステップ & スケーラビリティー、を振り返ってみたいと思いました。

次に思ったのは、早稲田大学の雰囲気です。

もしかしたら、所沢キャンパスの特有の雰囲気かもしれませんが、企画的なことが好きで、アイデアを考えたりするのが好きそう、得意そうな感触を感じました。

女性が多いほうが一般に、創造的な話し合いの場を醸成しやすいのです。この学部は女子が多いのも影響しているのかもしれません。

また、通常、学年がばらばらの学生さんたちの集合する授業では、ヒエラルキー的なものが阻害要因となってあまり砕けた感じに話し会えない空気が生まれますが、早稲田では、その辺もあまり抵抗なく、皆対等な感じでアイデアを出していました。

それは、創造的なチームを作ったりするときにはとても良い風土です。早稲田(あるいは、尾澤先生の形成するクラスというコミュニティー)の良い校風だと思います。


8.やれなかった大量発想の、次

今回、惜しむらくは、アイデアの収束ワークができなかったことです。

今回のように100名を超えるような状況で、アイデア出しをするとその中の上位4%ぐらいは、かなりエクセレントなものがでます。

どんなものが、といえば、先に紹介したアイデア群(ツイッターに書いて下さったもの)もそうですし、聞き耳を立てて皆さんのアイデアを聞いていましたがその中にも面白いアイデアがたくさん出ていました。

”4%”という確率の数字は多少揺れますが、だいたいそれぐらいの確率で良案が生まれます。今回、280名いたので、1人1アイデアとしても、11個位は、非常に良案、というものが見出されたでしょう。



「でも、あんな大人数で収束って可能なの?」 

という点ですが、可能です。


アイデアを紙に書きだしてもらい、次に、”プレゼン・トーナメント”という方式で収束させることで、15分ぐらいで上位案を抽出することができます。

プレゼン・トーナメントのやり方
  1. 各自、アイデアをカードに書く。
  2. 周囲の人と適当に3人組になり、30秒ずつ紹介しあう。
  3. もっとも面白かったアイデアをセーノで指差す。最も多い票をもらった人が3人の代表者。(カードもその人に託す)
  4. 代表同士が集まり更に3人組を形成。同じようにプレゼンして、代表の代表(レベル2の代表)を決める。(この時点で、9人分のカードを持つ)。
  5. これを二度繰り返すと、3の4乗=81人分のカードを持った”レベル4の代表”に集約されます。280人なので、大体、3~4人残る計算です。
  6. この4人に、前でアイデアを1分プレゼンしてもらいます。自分のアイデアと、これまでに聞いた良い案も紹介して良い、として、1分を使ってもらいます。
  7. こうすると、(進行上のロスタイムを含めて)、15分ぐらいで、280人の中の上位4案+α、を抽出できます。
(愛知淑徳大学のフレッシュマンキャンプ用に、先生方と開発した「良案抽出」の方法なんですが、これはなかなか副次的な良い効果があります。最後のプレゼンにたどり着いた人は、数回のプレゼンをしているので、割とうまくしゃべれます。また、大人数の前でプレゼンをしてもらう貴重な経験もしてもらえます。)


・・・とはいえ、もし実施していたら、きっと予期せぬことがおこり、もっと時間をロスしたり、急遽変えたりしていたでしょう。

例えば想定されるずらし方としては、次のようなものがスタイルも考えられます。

集約効果を高めるため、3人から1人へ絞るより、1テーブルに2名で座る方式だったので、「4人から1人にする」ほうが、システマティックに進められるかもしれません。レベル1の代表は、4人分のカードを。レベル2の代表は、16人分のカードを。レベル3の代表者は64人分のカードを持ちます。この時点で、4~5人になっていますので、この人たちに前でプレゼンしてもらう方が、進行はスムーズそうです。

(5人から1人へ、という方式も考えられます。その場合は、レベル2の代表(25枚のカードを持っている状態の人)が11人ぐらい生まれます。上位4%という意味ではこの全員にプレゼンしてもらう、というのも、アリかもしれません。(ただ、偶数人数で座っていることを考えると、やや、実施しずらいかもしれません。)




9.参考スライド

やらなかった方のスライド(1人発想ワークの方)も、置いておきます。


自分が好きなものを一つ思い浮かべ、6つの観点からその良さを、見出していきます。
そして、お題となっている製品の改良切り口として、それを使います。
そうすると、たくさんのアイデアを出すことができます。
ブレストする相手がいない、という時には、ぜひこうした手法も試してみてください。

スライドの中の例では「浜松餃子」から切り口を作り、「何枚かに一枚、手遊び専用のポストイットが出てくるポストイット」というアイデアを出しています。浜松餃子を、食感の観点から光を当てて取り出した切り口が、そういうアイデアを導きました。

(もっとも、印刷系、しかも、帳合いが必要なポストイットというのは、コストが猛烈に高くなるので、具現化する上ではいろんなピボットがいるんですが、初期の思い付きのレベルでは、こういうのもだしています。)




※ 玄人向けの知見 

大規模なスピードストーミングの実施からの気づきをシェアします。

机が動かせない&会場面積に対して人数が多い、という条件でやりました。

まず、会場に入ってみて、それを確認して、大きな1つの輪になるのは非効率と判断、3つの大きな輪になってもらうことにしました。

それでも三つの輪それぞれが、90人以上の巨大な環です。最初のペア形成の所が、この場合は工夫のしどころでした。

結論としては、「大きい輪の場合は、端からペアを形成してもらい、ペアの相手としゃがんでもらうと、ドミノ倒し的に、伝搬できて良い」というものです。

詳しく書きます。

  • この人数になると最初のペア形成にただでさえ時間がかかりまる。通路が狭いのでファシリテータが走って、ペアを指示するということが、スムーズにできません。
  • そこで、当初は、前の方にいる人をペア形成の端点として、「以降、ペアを組んだら、奥の人を型を叩いて、次のペアを指示してください」としました。
  • 理屈としては、3つの輪で、それぞれ、ペア形成の端点をファシリテータが決めればOK、ということでやりました。

  • が、しかし、知らない人同士がペアを組みながらその情報を後ろに伝達することはとても時間がかかります。次のペアの肩を叩いて知らせる、というのは、難しく、輪の途中で、どこまでペアができているかは分からない状態になってしまいました。(指示してから90秒ぐらいたって、そのことに気が付きました。)

  • そこで、改良しました

  • 今一度、ペアの端点となるペアを決め、しゃがんでもらいました。
  • その隣の二人は「前の人がしゃがんだら、たっている二人がペアになる。そして二人で、しゃがむ」ということにしました。
  • すると、次のペアもすぐに分かり、すぐにしゃがめます。
  • ドミノ倒しのように、パタパタと、階段教室の上の方まで、あっという間に、しゃがんでいきました。(見ていて、面白い光景でした。)

  • 次に、調整します

  • 輪の人数が奇数だと、後ろの方で、一人余りが出ます。
  • また、しゃがむ流れの中で、前の人が曖昧な感じでなんとなくしゃがんでしまうことで、そこが3人になってしまった、というところも実際はでました。
  • そこで、ペアでじゃんけんをしてもらいます。(勝った人が輪の外側とする、という作業で必要になりますので。)

  • この作業をすると、はっきり、ペアになっていない人がわかります。
  • 「いま、相手がいない人は?」と確認して、1人の人同士を適宜移動してもらって、全員がペアになるようにします。
  • (参加者が奇数の場合は、どうしてもひとり残るので、スタッフを投入して偶数化します。)

  • なお、1人の人に移動してもらう間に、スピードストーミングをはじめてしまうようにします。皆が注目する中で輪の中で一人移動するような状態にしないようにする配慮をします。



御礼

早稲田大学の皆さん、尾澤先生、及び、ご縁を下さった國藤先生、今回は貴重な機会をありがとうございました。私もファシリテータとしてとても興味深い体験ができました。

(レポート後編として、午後のワークショップについても、また、しばらく後に、掲載いたします。)









参考情報

拙著で恐縮ですが、『アイデア・スイッチ』(2009)、に、1人発想の方法をいろいろ説明してありますので、ご興味があれば、図書館などで借りてみてもらえたら幸いです。

もし思うところがあれば、アマゾンのレビューに、忌憚なくご感想を書いていただけると、幸甚です。それを糧にもっと精進いたします






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