2013年12月29日

芬蘭より帰国しました。

昨日、予定通り、フィンランドより帰国しました。すでにどこも仕事納めが終わっている29日ですが、アイデアプラントは年末年始も通常通り仕事をしていきます。(主に、進行中の案件のワークショップ設計と、新製品の企画、新しい本への原稿執筆など)


北緯67へ

さて、今回のフィンランド滞在は、北極圏にあるKittila(キッティラ)という街でした。

(正確な表記は、最後のaには、上に点々(点二個)がつく、ドイツ語でいう、ウムラウト付、になります。発音的には、ドイツ語のウムラウトがe音を混じらせるのに対して、フィンランドのこの点々がついてもあまり、発音に変化がないように、聞こえました。)

キッティラは、有名なロヴァニエミ(サンタの本拠地)よりも北で北緯67度です。

私の住む仙台は北緯38度。札幌ですら43度です。67度と言うのは相当な北のほうで、同じ北緯としては、ロシアの北部やアメリカのアラスカがあります。

北極圏といえば、冬は太陽が昇らず、夏は日が落ちないことで有名です。実際に生活をしてみると、午前10時ぐらいまでは夜の様相を呈していて、11時になると夜明け前の明るさになり午後2時ぐらいまでその状態が続き、午後3時には夜の暗さに戻りました。

寒さに関しては、世界中の北極圏を有する国の中でも、北欧は、比較的暖かいとされています。北欧諸国の左にあるノルウェジアン・シーからの温かい風の影響だと何かの書物で読みました。ただ、その分、海洋性の暖かい空気は湿っていて降雨・降雪をもたらし、天候としては曇が常在しがち。

このKittilaに関しては、5泊の滞在の間、気温がプラス1度になって森の木々の雪が解け落ちるという日もあり、低くてもマイナス7度ぐらいという様子で、平均としてはマイナス2,3度といったところでした。(12月22日〜27日の時点で、です。)

今年は天候がおかしい、とOuluに住む知人が教えてくれたので、もしかしたら、この気象は通常ではない(あるいは、2月頃とはレベルが違う)のかもしれません。

暖かさで言えば、仙台での真冬とあまり変わらない体感温度でした。唯一晴れた夜があるのですが晴れるというのは、風があって雲が流れてくれるということでもあり、このときはマイナス3度でしたが、体感温度はそれよりも、5度ぐらい低く感じました。

滞在中、上空の磁場の様子をWEBでずっとチェックしましたが、おしなべて低く、オーロラは見られないだろうとおもっていました。

しかし、クリスマスの夜の5時に、異常なほどの磁場が(WEBサイト上のグラフでは)突如発生し、2時間ほど続きました。このときばかりは、雲と街の光を避け、少しでもオーロラに近づきたいと思い、雪山に上ってみるということもしました。

雲の厚さは相当なもので見られませんでしたが日本ではこの日のオーロラ出現がニュースになっていたそうです。なかなか見られないオーロラ。自然現象と言うのは、『行けば見られるテーマパークのアトラクション』じゃないだなぁと、妙な悟りをもったものです。

滞在中は天気もずっとiPod Touchのアプリでチェックしていました。ほとんど曇り。ただ、最終日の深夜に晴れ間が2時間だけ出たので、そのときは外に出て、空を眺めました。オーロラはまったく望めないほどの弱い磁場状況だったので、出現しませんでしたが、夜の森と早く流れる雲と澄んだ夜空に瞬く星の、この2時間は忘れがたい体験となりました。

オーロラは寒い夜に出る、と現地人が教えてくれました。この晴れている間、風が強く雲が流れていて、西側から沸き立つ雲に切れ目が広がるような感じでした。たぶん、風が雲をどかすことが、寒い夜に、ということの原因かもしれません。(それ以外にもあるかもしれません。)


北極圏で重宝したアイテム

この滞在中に、もって来ていて良かったなぁ!と思ったもの、もって来ればよかったのに!と思ったものをまとめてみます。

1.貼るカイロ

数で言うと、一日に、6~8個ぐらいを消費していきました。

寝るときに、両肩に貼って寝るとポカポカしてぐっすり眠れました。お風呂で肩までお湯に使って眠くなるあの感じです。日中も、外出のときに、腰と肩に貼っておくと、寒い中、長時間動いても寒くてたまらない、と言うことはありませんでした。

なお、靴の中敷タイプのカイロと、つま先に張るタイプのカイロももって行きましたが、雪道用の靴は結構暖かいので、普通の靴下にモコモコの靴下を重ねて履はけば十分で、ほとんど使いませんでした。(5時間とか、氷の上に立っているような状況であればまた別な感想だったかもしれません。)

靴の中に入れる(中敷、つま先)タイプは使わなかったので、夜寝るときに、貼るカイロの換わりに肩に貼ったりしました。しかし、時間が短い。5時間の暖かさ、と表記されていても、実際は2時間を過ぎたあたりからあまり暖かくなくなってしまって、硬くなっていました。これは靴の中で酸素が少ない中で燃焼をゆっくり続けるから5時間、ということなのかもしれません。私がした応用用途では大量の酸素に触れて早く燃焼できる状態でしたから。

一方で、貼るカイロ、という標準的なカイロは、10時間ずっとぬくぬくのままでした。日本にいるときと変わらない薄着で近所のマーケットに歩いていったりしましたが、着込むより、動きやすいぐらいの軽装で、腰と肩だけ温めて、さっさ、さっさと、歩くほうが、どうも体の新陳代謝が進むのか、気持ちよく散歩できました。日本にいてもこれはお勧めです。

(もしかしたら、未来の服というのは、ポイントに熱源をいれて、後は空気の循環で暖かくなるようなそんな薄い服なのかもしれない、とふとこれを書きながら思いました。)

ちなみに、チャックパックの小さいのを2,3個持っていると便利です。室内に入って暑いくらい、というときには、カイロをその中に入れ空気をぬいてチャック部分をしめます。10分もしないうちに冷えます。出せばまた、発熱します。カイロは、酸素と触れ、さびていくときに発する熱を利用したものなので、酸欠にすれば、反応は止まり、機能を一時的に停止してやることが出来ます。

2.ドリップパックのコーヒー

一日に、3~5個ぐらい消費していきました。

前回のヘルシンキ滞在の時に、どんなに探しても「ドリップパックのコーヒー」というものは見つけられませんでした。

スーパーの売り場にいくと、インスタントコーヒーか、自分の家で度立派ーを使ってドリップしていれるための”挽かれたコーヒー豆”が売っているだけです。日本で良く見る「ドリップ用の使い捨ての紙容器に、一杯分の挽いた豆が入っている」もの(ドリップ・パック)は無いようです。

今回は、部屋で執筆をしながらすごすつもりでしたので、いちいちカフェに買いに行く面倒さを避けて、18個ぐらいもっていきました。一日に3杯の計算です。実際は現地の食事が洋風なので、日本食を食べているときよりももっとたくさんの飲みたくなり、途中で枯渇しました。

そのほかフラッと立ち寄って、カフェでLatte(カフェラテのこと)や、Kahvi(カハヴィ、コーヒーのこと)を良く飲みました。ミルクをたくさん入れるので、コーヒーが熱々じゃないから、ぐいぐい飲める感じです。

3.日本食

もって行かなかったので、何個消費、とはかけません。

今回、一箇所に滞在して構想練りと執筆をしていたのですが、ごくたまに、米飯と味噌汁が食べたい、と思いました。特に、フィジカル面やメンタル面がちょっと弱ったときには。

ひとつの宿にずっといれば食事は同じものが出ます。私は昔ほどたくさん食べなくなったので、朝食ビュッフェで野菜をたくさんとすこしの肉(トナカイ?)と豆、それとパンを食べ、昼と夜はラテを飲んだりマーケットで買ったサラダパックか珍しい食べ物1品を食べたり、という低コストな生活をしていました。

このほうが、体がすっきりして、外に出て体を動かすのが楽ですし、朝にかなり空腹になるので、食事もおいしく感じました。

(若い頃に、バックパッカー(バックパックを担いで低コストの長旅をする人のこと)だったのですが、その頃、どんな料理であっても、空腹で一日ぶりに食べた食事はおいしかったです。それを思い出して、基本、空腹ぎみに生活していました。日本では普段、慢性的な食べすぎだとも気がつく日々でした。)

そういう工夫をしていても、「あー、米が食べたい!味噌汁のみたい!」と感じるときが2度ほどありました。かといって現地でSUSHIと書いてあるパックには、寿司じゃないものが入っていて、しかも現地の食事より高くて、「これを買ったら負けだ」という妙なプライドが声を上げてきて、やめておきました。

若い頃、味噌汁のインスタントを持っていったほうがいい、と地球の歩き方に書いてあって、もっていったことが幾度かあったのですが、一度も食べたくなることがないまま、最終日にユースホステルのスタッフの兄ちゃんたちにあげてきた、という経験をしていました。なので、私が年齢が40になったからこう感じるようになったのかもしれません。あるいは、冬の旅だからかかもしれません。特にバックパッカーは荷物の減らせる夏に旅をし、冬は装備が重くなるので避けるものです。今まで社会人になってからも、真冬に海外に旅したことが無かったことにも、これを書きながら気づきました。(唯一秋以降の海外渡航の経験は、2008年の12月のシリコンバレー滞在ですが、それは日本で言う秋の気持ちいい感じのシーズンでした。)

ホテルの部屋には、ティファールの電気ポットとかは大抵ありますので、味噌汁のインスタントを数個と、お湯を入れて食べられる米飯(旅行コーナーにあります。大手量販店の旅行用プラグのコーナーの近くにもあります)を1つか2つ、もっていけば、体が満足したのかもしれません。

4.シャンプー・ボディーソープ

これも、もってこなかったのでどれぐらい消費、とはかけません。

ホテルで驚いたのは「Gojo」という多用途ソープです。今回の宿は結構サービスがしっかりしていて、バスタオルは二人分があり、希望すれば毎日交換してくれるほどのところです。ですが、洗うものがボディーソープしかないんじゃ困るなぁと思い、フロントに「シャンプーが無いよ」と聞いたら、「Gojoは、ボディーソープであり、シャンプーでもある」と。

これ一つで全部を洗えるとなれば便利は便利なのですが、シャワーからあがってしばらくすると、刺激が強いのか体がかゆくなりました。シャンプーとしてもつかっていましたが、乾かした後に髪がもさもさになりました。たぶん、フィンランド人の髪質、頭皮の資質だと、あのきれいな感じのさらさらになるんでしょう。

仕方なく、風呂上りにはハンドクリームを全身に塗って、髪につけるものは何も無かったので、ハンドクリームが手に残ったのでそのまま髪を何度か撫でて少し潤いを与えることにしました。(ハンドクリームについては後ろで詳細に言及)

日本のコンビニでは、シャンプーとボディーソープの旅行者セットが数百円で売っています。私のお勧めは7−11で売っているもの。今回はあえてそれらを持参せず、北欧の生活をできるだけ肌身で体感しようと考えていたのですが、この辺のものは、もってくればよかったなぁ、と、最初の頃は毎晩思っていました。

私は整髪料をつけないライフスタイルなので、シャンプーとトリートメントと、自分の髪の相性が結構日中の髪のまとまりにきいてきます。

5.濃厚ハンドクリーム

一日に、使用した量で言うと10センチ分ぐらい消費。大ボトルが6〜7割なくなるぐらい、滞在中に使いました。

寒い屋外でも、顔は衣服でカバーできません。そこで、濃厚ハンドクリームを顔に塗りました。冷たい雪が降り注いでもクリームの皮膜が一枚あることでかなり寒さを緩和できます。屋外で運動すると、結構顔から汗をかいていることもありました。

その他、乾燥してかゆくなりそうな肩や腰や踵(かかと)にぐいぐい塗っておきます。雪を触る機会が多いので、手指にも良く塗ります。

難点は衣類にハンドクリームがつくことですが、これは逆に利点になりました。化繊系の衣類の場合、寒いと乾燥からくる静電気のかゆみがおこるものですが、ハンドクリームがついていくことで、かなり抑えられていたように思います。(徹夜で着続けると服が油っぽくなりますが、それをイメージしてもらうといいでしょう)。

6.スリッパ

1足あればOK

日本のホテルではおなじみの、使い手のスリッパ。フィンランドのホテルでは、使い捨てのスリッパも、使い捨てじゃない本物のスリッパも、ありません。

日本ははだしの文化のだからホテルにスリッパが必ずあるのかもしれません。執筆などで、部屋に長くいるスタイルの滞在している時にはスリッパがあると断然便利です。風呂上りや夜中にベッドから降りて洗面所に靴を履くのは抵抗感が強すぎます。

日本でホテルに泊ると「もってかえってOKです」という使い捨てスリッパがありますのでとまったときに持っておくいいでしょう。スリッパがあるとフライトの間も足が楽に出来ていいです。日本のホテルの使い捨てスリッパは買おうと思ったらどこに売っているのか分かりません。

私は、ひところは、100円ショップとかのちゃちなスリッパを持ち歩いていたこともあります。消耗品として半月ぐらいのペースで買い換えていました。かさばりがきにならない人ならば、それを持っていくのもひとつの手です。

部屋の滞在が長いほど、スリッパの中に足を入れている時間が長いので、良いスリッパをもっていると滞在の質が高まります。

(なお、スリッパではラウンジやカフェに出ることが出来ないので、北極圏滞在といえどホテルの中では普通の靴があったほうがいいでしょう。日本を出るとき、帰国したときに、普通の靴が要りますが、それは、現地のホテルでも活用されます。ちょっとカフェやバルコニーへ出るのに、雪靴をいちいち履くのは結構億劫なものです。)


7.ペンとメモ

一日に、5~10枚消費

言葉が通じない世界に行きます。英語の力があれば、何とかなりますが、そうでもないときには、ペンとメモを使って、絵を描いて見せるか、ネットで調べておいて書き写して見せるかしてもいいでしょう。さっと書いて伝えると言う行為を何度を行うという意味では、筆談の道具セット、というイメージが近いです。Nuboardのポケットサイズとかも便利かもしれません。

寒い中でも使うので、ペンが割りと重要です。厳しい環境ではやわなペンはかすれます。

私は、大量にいつも持っているカードを使いました。たとえば、朝の挨拶は「 Hyvaa Huomenta 」だと教えてもらったら、それを書いておいて、次に人に会うときには、それを見て、口の中で何度も読んでおいて発音する、という形で使っていました。

カードがだんだんたまるのはうれしくもありました。

ちなみに、一日に獲得できるセンテンス(といってもほぼ、3単語文章レベル)は、3つが限界だなぁと思いました。長く住むって大事なんでしょうね。

8.千代紙(和柄の紙)

持っていませんでしたが、一日に3~5枚ぐらいあれば、十分。

挨拶ぐらいの言葉しか現地語が出来なくても、食事の時間は長い間、近くに他の家族がいて、ちょっとした言葉をかわしたり、子供がもじもじしながら、寄って来たりします。(人によるでしょう。言語が通じなくても子供は、子供好きな人を見抜きます。)

そういうときに、テーブルナプキンで、鶴を折って、あげたりしたのですが、あるときに、カバンの中に持っていたお懐紙(おかいし。茶道用の紙)を正方形に切って、鶴を折ってあげたら、和紙の風合いがよくて、とてもウエイトレスさんは喜んでくれました。

その時に「ああ、ここでは僕は外国人であり、彼らは外国人からもらうものがいかにも、それっぽいほうが喜ぶんだ」と理解しました。彼らにとってありふれた自国のテーブルナプキンより、ずっと興味を持ったはずです。

そこで分かったのが、ほんの少しでいいので、懐に、千代紙か、和柄の紙をもっておくこと。そうすると、言語が出来なくても、コミュニケーションが楽しく出来ます。

急なときにはメモに使ったり、ノートが足りなければ日記を書いたりするつもりで、懐に3〜5枚入れておくと便利です。お懐紙を正方形に切っておくのもいいでしょう。お懐紙は多用途な紙ですから。


以上です。
(気がついたら追記します)


そのほかにも、グローブとか、ズボンの下にはくタイツとか、書き上げるといろいろもっていって使ったものはありますが、それは(日本の中で)スキーに行く準備に含まれるものと同じです。しいて違いを言う言うなら、耳の隠れる帽子、ぐらいでしょうか。私はクマフラー(熊の絵柄が入った帽子・耳あて・マフラーの一体化したもの)を使っていました。ちなみにそれはイオンで購入。


それから、もって行かず、現地で調達したほうがいいものもあります。


現地で調達したほうがいいもの

・マグカップ
・紅茶パック
・インスタント食品、多用途ボウル

です。

マグカップ、多用途ボウルは、現地で部屋に長くいるならば、近くのマーケットで買うといいでしょう。マーケットがなくてもホテルや何かの施設のお土産やさんにも大抵マグはあります。

ホテルのティーカップは小さくて、ずっと使っている用途にしては、やや寂しかったりします。これはフィンランドだけではなく日本でもそうです。

もちろんホテルによっては、大きいマグが部屋にあることもあります。(夏にヘルシンキに滞在した時はOmenaホテルでしたがその時は安宿のわりにマグは立派なものでした)。ある場合は、かわずに済ませてもいいでしょう。

日本に帰ってからも、滞在中の生活がしのばれるのは、新品のお土産用のマグではなく毎日使ったマグだったりしますので、結構お勧めです。特にフィンランドでは、その辺のマーケットでも、アラビアやイッタラのマグが日常品として売られていて、結構うれしくなります。価格は、、、日本のマグが100円〜1000円で売られているのに対し、こちらのマグは基本的に良いものなので17~20ユーロ(ユーロは大体130円〜150円)で、結構な値段の買い物になるという点は、ありますが。。

紅茶ならば、Tパックがホテルの部屋にもあります。飲みきっても補充してくれますが、マーケットへ行くのもいいでしょう。日本で買うよりずっといろんなものがあって楽しいです。

部屋にポットがあって、近くでインスタント食品が売っているなら、いろいろ試してみてみるのもいいでしょう。日本で買うのとは味が違って面白いです。この場合、マグと同じく、多用途に使える小ぶりのボウルも手に入れてもいいでしょう。ボウルが無ければ大き目のマグで代用してもいいでしょう。


ガイドブック&空路と寝床の手配

最後に、「旅行ガイドブック」について。

日本語ではあまり良いガイドが無い地域はどうするか?そういうときには、世界的に見て旅行ガイドとして有名な”Lonely Planet”をお勧めします。世界的見てメジャーな旅行ガイドは、他にもいくつか、ありますが、内容がよく、広く売られていて手に入りやすいという点ではこれをがお勧めです。英語で表記されています。日本語版も少しあるようです。

20年前のバックパッカーだった私から見ると、『地球の歩き方』は、当時とは違っています。ある意味、バックパッカーだった若い読者たちが、家庭持ちのちょいセレブ旅をする40代になっています。その読者が求めるものは、るるぶっぽい方向にシフトした感があり、それにうまく適合しているともいえます。

日本の旅行ガイドブックは、他にもいろいろありますが、総じていえるのは、今の若者が、自分なりの冒険をしに行こうとすると、ちょっと力不足な面は否めません。

高価な食事、高級な海外土産の手に入る店の情報、タクシー利用、安定的に人気のある超定番スポットのみの情報。これらは、ほとんどエージェント任せて旅を手配し、短いフリータイムを満喫する旅には便利です。でも僕らの若者時代にしたような、お金を節約して、出来るだけ自分でやって、長く広く世界を周り、自分の目で世界を見てやろうという向きの若者には、旅の構想段階の資料として、非力すぎます。

特に、日本語で書かれた地図は、現地では使いにくいです。ストリートネームは現地語で書かれていて、それを読み読み、カタカナ語に当てはめる、というのはストレスフルですし、現地の方に、今ここってどこにいるの?と聞いても、「ふーむ、、、読めないね!書かれている地図も見たことない書き方だし。どうもこのまちの地図だってのはわかるけれど、細かい道がなさ過ぎる」と返されます。日本の街角で、読めない言語の外国人がいて、その方が持っている地図が、見慣れない表記の色合いで、細い路地もろくにない地図で、とおりの名称も読めない文字で書かれている、、、のを想像するとこの状況は理解に難くないでしょう。せめて、アルファベットで表記されていないと。

また、足と宿についても、問題があります。

低コストキャリアと安くていい宿を自分で抑えて、ぐいぐい旅をしていこうという人には日本の旅行ガイドブックは向いていません。高くてエスタブリッシュなエアラインを使って、サービスの整った高級〜中級の上ぐらいのホテルを紹介しています。

旅行代理店系の出版ガイドブックが紹介するのは、その旅行代理店で手配が可能な、良いホテルが大半です。ビジュアル系のガイドの場合、飛行機の手配については、ほとんどノータッチ。

現在のIT環境では、自分で航空便を選べば、かなり安い便が使えることも分かります。ヨーロッパ滞在中に思い立って隣国日帰りも電車感覚+αぐらいで可能ですが、そういう旅の仕方を日本のガイドを見ていてもできません。

ローコストキャリア含め、飛行機便を調べるのにお勧めのアプリは、Skyscanner

これに最寄の空港と行きたい空港を入れて検索すると、行きと帰りの便の日程ごとの最安値が出ます。ヨーロッパの都市間だと「え?こんなもんで往復できるの?あ、明日行ってあさって帰りも出来るじゃん」ということもわかったりします。

ホテルは、ややハードルがあがりますが、エクスペディア、や、Booking.com が便利です。

私の今回の宿は、じゃらんENAという、じゃらんの海外版を使いましたが、予約のステップで細かい表記を良く見てみると、エクスペディアがPowered by していました。なんなら、それをつかっても良かったんだと分かります。

ただ、時々、”エクスペディアで自分でホテルを取って現地に行ったが、フロントで予約がないといわれて泊まれず困窮した”、とか、”その上宿泊フィーはとられた”、という記事も拝見します。なので、じゃらんENAのような代理店経由でおさえてもらうのも、一つの安全策かもしれません。日本語で予約が完了でき、スリップ(予約表)が送信されてきて、確実に予約が通っていることが分かりますし、値段も直接エクスペディアなどのサイトでとるのとそんなに変わらない印象です。

このたびのフライトで、旅なれた日本人に飛行機で会った時は、”自分でとってるよー(エクスペディアで)”、といっていました。

旅に出てヨーロッパ各国を回るたびをされているそうで、行った先々でホテルを決めているそうです。日本国内でならば私も似たようなことをしているのですが、海外でもそれが可能な時代になっています。

ちなみに、Finnair のページで、Online-CheckInをしていて気づいたのですが、Finnairのサイト上で空港の近くの現地のホテルを予約することが出来ます。こちらは、裏側で動いているシステムは、Booking.comのようでした。

なので、Finairで現地に行くのであれば、フライトをFinnairのサイトから予約して、ホテルも空港近くでよければ、そのサイトから予約してしまえば、急な現地一泊出張や、乗換えでヘルシンキ(Vantaa)空港一泊になっても、けっこう簡単に、足と宿を取ることができます。


━━━━ ・・・

以上です。


アイデアプラントの海外研修は、語学研修、日本の固定概念の打破、心身鍛錬、および、サバイバルの知恵の獲得、といういくつかのテーマがあります。

今回はそうしたものの一部として、道具の知恵+αについて、紹介しました。
 
posted by 石井力重 at 15:28 | アイデアプラント 3rd(2012-2014)

2013年12月25日

(気づきの多くは、その段階では仮説に過ぎない。それを外部化し検証できるだけのスペースを頭に作れ。)

いま、北のほうに滞在しています。

ふと、気がついた、ことをメモしておこうとおきます。


◎ 創造的アイデアを出し、次に実現性をあげよ

脱皮した後の蟹はやわらかい。大きくなるにはその危うさの中を何度もゆけ。


◎ 苦手な部分は人と組め。アイデアを生み出す、鍛える、というフェーズも然り。

一人の中に複数の特性はある。時間で区切るか場所で思考を変えることも出来る。あるいは少し未来的だが、可能ならは、自分にある二面性を、コンピューターに吸い込ませて、二人のエージェントを出現させて、フェーズごとに壁うちを。人間は価値観の合う人の言葉は刺さる。


◎ 抜きん出た力がある人は、その力を利己に使わない。利他という使命に生きる。

才能は利己に使えば枯れていく。利他に使えば研がれてゆく。
才を知るものは財よりも尊しと知る。
ゆえに、その鋭き資質を使うは、利他となる。


◎ はっきりと仮説を述べる態度

見出した種がどんな果実になるのかは、育成の努力を投入した後に分かるもの。
失敗したらいやなので、正しいという確証がもてるまでぽっけから出さない、という思考は誰にでもある小利口な心。
しかし、努力なしに実りの結果を知ったときというのは、他者に先んじられたことに他ならない。
仮説は仮説であってよい。はっきりと仮説を述べる姿勢が、創造的な仕事をする人には必要。


◎ 紙に書く。これまさる金言なし。

人の思考空間は有限。作業領域は、短期記憶の箱の大きさでしかない。ひとつの目安が「20秒×7要素」。
長期記憶はHDDに似ている。拡張メモリーに持つかえる。だから、作業領域よりも広い思考が出来るかのように思える。
しかし、高速処理を可能にしている本当のメモリーは、一度に扱える量が割りと小さい。
思いついたこと、懸念事項、関連する事実、無関係に想起されたこと、そうしたことは紙に書きとめよ。
書き留めたら、使える作業領域は広くなる。


◎ 手前にある凡庸なアイデアを出し尽くすと、奥のほうにある独創的なアイデアに手が届くようになる

フレドリック・ヘレンの言葉で言えば「アイデア・メーション(アイデアとインフォメーションの中間体)」の先へ、ということ。
いきなり、オリジナリティーのあるアイデアを出せる人も世の中に入る。最初に思いつくものが1/1000側のものを書く人物。凡人たるわれわれはそれに期待してはいけない。上澄みをどんどん捨てるがごとく、アイデア発想と言うのは、駄案百出の時間を最初はすごさねばならない。枯渇し何もでなくなった時には、掘りやすい土が終わっただけのこと。土がどいて、ようやく硬い岩に力をかけて引っこ抜くことが出来る。ただの石くれもあるが、金鉱石もある。


◎ 人に習う必要がないものを習うのは、若くしてフロンティアに突き進むため

武道にせよ、創造技法にせよ、何もなかった時代から人間は、能力を発揮してきていた。いつの時代も、熟達者たちは己の到達点までを振り返り「道」を編み出す。後輩が歩けるよう「学習可能なパターン集」を作ってきた。
独習でもたどきえる着く境地を人から習うは、ひとえに、若い時点でその到達点に立ち、さらに先へ進むためである。
そして。道を歩かせたなら、マスターとなった人はそこを離れるのが自然。守破離、の離。いわば、フロンティアに引いていく鉄道である。達人たちが引いたレールで最前まで行き、レールの終点からは今度は自分が開拓者となる。レールの上だけを正当な教義と神格化してしまい、道を切り開くことをを嫌がるのは、道の本質に悖(もと)ること。


◎ 人々を愛せ

創造的産物の3要素は、
「新規性」
「有用性(あるいは解決)」
「実現性(あるいは、巧緻性と統合)」
である。
他者を愛する強い気持ちが、目を開かせて世界を見させる。それが、新規な着想をもたらす。嫌世的姿勢では新しい着眼は望めない。
他者を愛する強い気持ちが、人の営みを具体的に想像させ、有用性を醸成させる。人を愛さぬ人が巡らすユーザシーンは冷たい。
他者を愛する強い気持ちが、丁寧にものを考えさせる。その”やさしさ”が、実現性をあげていく。


◎ 矛盾と同居できること

肯定的姿勢と、懐疑的姿勢。
新規性と実現性。
そういう相反的なものがひとつの箱に同居するのが、創造的仕事をする人の心。重層的な心理構造が、壁に風穴を開けていく。開いた穴からついていくだけなれば、自己矛盾のないものごとだけを手にして生きることも出来るが、創造的仕事を日々なす人は、矛盾と同居できる強い胆力が必要。
ベンチャー成長の原動力も、アンバランスな事業資源の構造である。何か強みがある。他は弱い。企業としてバランスが悪いとき、出っ張りを小さく刈り込めは育たず。出っ張りにあわせて他も拡張していく中に事業成長がある。


◎ イマジネーションの反射材は、人のみ

人間が発露させる才能からエネルギーを得て、自身が励起され、エネルギーを発散させる。そういうことが出来る「反射材」は、人間、しかも、自分と大きく想像的な感性が合う人物だけである。おいしい食物、美しい工業製品、は、良いものだが、決して己の創造力の原資たる想像力を反射してはくれない。人だけが、共鳴増幅を実現できる。創造的に生きるなら、長く同じ方向に行く友人を作れ。


◎ 創造的孤独

何かを生み出す最初の段階では、大量のインプット(刺激)に次いで、”創造的孤独”、とでも言うべき「ゼロからものが芽生えていく、一人の時間・空間」がいる。発芽したての種を掘り出してきた風にさらせば枯れてしまう。孵化する前の卵を割って外気にさらしてしまえばヒヨコは死んでしまう。いつでも、着想を他者から批判されてそれに耐えるべきだ、というのは、荒っぽい考え方である。着想と言うのは原始の段階ではとても弱い存在で、温室である程度まで暖かく育ててやらねばならぬ。(自分自身の中に厳しい北風を持っている人は、しばらくそれを何とか麻痺させておかねばならぬ。判断遅延、あるいは、プレイズ・ファースト、ということを心がけよ。)


◎ クリエイティブ・カオス

机がごちゃごちゃ、無秩序に物も情報もアイデアもがたんまりある。そういう、いわば状態を”クリエイティブ・カオス”とよびたい。とっちらかった要素がテーブルの上にあると、意外な要素の組み合わせを心の中に誘発する。たとえば今は「はがれかけのラベル」と「インスタントコーヒー」が見える。もやもやとこれがつながり、視覚的イマジネーションを生む。コーヒーフレイバーを封入した紙コップ、店員が最後にラベルをはぐと、はじけるように香り高いコーヒーになる。そういう空想をする。そのエッセンス自体が生み出す何かに入るわけではないが、揺らきの水面が徐々に波たち、人を創作へと向かわせる。机の上が物だらけであることを許容しよう。(そして、時々、ゼロリセットして、毎週、新しいクリエイティブ・カオスを形成しよう。固定化されたら、揺らめきはたちにくい。)


◎ 物を手に入れ、物を手放す

物体がもたらす多様な五感刺激は、デジタルのおくの平たい美しさとは比較にならない。現地・現物には、デジタルでごっそりそぎ落とされたものがある。これをともすると忘れがちになる。無関係なものでもいい。持ってみて、もてあそんで、おいてみて、周辺視野においておく。それらがもたらす刺激が、物の購入価格の対価だ。食べて消えてしまうものでなければ、その刺激を感受しきったなら、有用に使ってくれる人に、回していく。(贈呈でも、売却でも。)手放しにくいものだけが残るならば、自分の持つ本質をそれらは教えてくれる。


◎ 既存の三つのはしごで表現する

人はまったく新規なことを手がかりなしには出来ない。何か新しいプロセスは、よく知る既存の行動要素(既存のはしご)で、近似してやる。一つ一つはなじみのあることを積み重ねて、目的にいたることは出来る。それらに慣れれば、新しいプロセスそのものを、「既存の行動要素」群のひとつとして、保有できるようになる。(ただし、それが進みすぎると、人に説明が出来なくなる。それを”ソレ”としか表現できなくなる。そのときには、この、既存のはしご、いくつかで、近似的に表現してやる、ということを知っていると、うまく分解できるようになる。)なお、はじめは、はしごは三つまでにする。ステップ数が7つを超えると、行動の総体を結像しにくくなる。3つにしてやると「お、結構簡単だな」となり、認知負担が少なくてすむ。どうしてもそれ以上いる場合は「3つ+α」という形でオプション化する。


◎ 道具は、「成果/努力」のレシオをあげるもの

知的生産の道具であれ、思考ツールであれ、授業コンテンツであれ、学習作業が大変で、努力の割りに実りが小さい、というのは、いけない。道具を伴った仕事から得る成果の総量を、努力の総量で割ったものは”1”よりもずっと大きくないといけない。1というのは、道具がなかった時のレシオをさす。


◎ 必要の3倍作り、次いで、これ以上削ると意味を持たない所まで削る

原稿を核にしろ、ボードゲームっぽい学習道具を作るにしろ、新しいコンテンツを作るなら、必要な量の3倍以上、”太らせよ”。そして、今度は、自分の産物を削る苦しさの時間を行け。削りに削り、これ以上削ると意味を成さなくなるところまで、である。冗長な言い回し、自己満足な論理展開、みんな剥ぎ取れ。いつ終わるか言えば、作る作業にかけた時間と同じだけの時間である。切れば血の出るような文章をつむぎだした人物の姿勢は実に厳しい。


◎ 再起動は定期的にせよ

時々、机を離れよ。なにも生産していないのに机にしがみついている状態(いわば、つくえしがみ虫、状態)のときは、ノートを閉じて、PCを落として、歩け。肉体の姿勢が変われば、意識が変わる。着眼点が変わる。再起動だけは、しがみ虫状態になった人間はしにくいもの。本当に乗っている時は、再起動をしようとするのは難しくない。そこを追い出されてもすぐにベンチを見つけてPCを開くあの感覚。乗っている時は、再起動後に垂直立ち上げできるもの。


・・・

2013年12月22日

【ご案内】創造学会の研究会(2/8 16:00〜 @渋谷)

 
 
追記:2013年12月31日
学会のWEBサイトに、案内が掲載されました
http://www2013.japancreativity.jp/kenkyu-presentation.html
 
 
日本創造学会といえば、30年の歴史をもつ、創造性の学会ですが、私も創造力を研究するもののはしくれとして所属しています。

2月の創造性研究会でアイデアワークショップをしてみませんか、という打診を頂き、実施することになりました。

「学会の所属ではないけれど、創造学会に興味があったんだよなー」、という方は、良い機会ですので、参加してみませんか。

(非会員は500円かかるそうですが、それ以上の満足を提供できるように、全力を尽くします!)
(普段は一般に公開されていないかもしれません。今回は、私から是非に、とお願いして、一般参加を可能なスタイルにしてもらいましたので。)


■発想のお題

発想のテーマも、誰もが楽しんで参加できるものです。
 ↓
souzougakkai_workshop.png



■案内詳細

以下、ご案内を掲載します。

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  第29回 創造性研究会のご案内

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主 催  :学術研究団体 日本創造学会

テーマ:「実践!アイデアワークショップ 
         〜自然と健康が増進される衣服を考案しよう〜」

開催日 :2014 年2月8日(土)

創造性研究会             16:00〜18:00  
会員参加費無料
非会員参加費無料・資料代500円

懇親会 (3000円程度の実費)  18:30〜

参加の際にご持参いただく物: 裏うつりしない筆記具(マジック不可)

研究会講師:石井力重氏 (日本創造学会会員)

【講師プロフィール】
アイデアプラント 代表 石井力重(いしいりきえ)
ブレインストーミング・カードゲームやTRIZのエッセンス用いた発想補助カードなどの開発者。
多様な企業、行政、大学・市民活動で、アイデアワークショップを実施。
著書に『アイデア・スイッチ 次々と発想を生み出す装置』(日本実業出版、2009年)

アイデアプラント公式サイト http://www.ideaplant.jp/
石井力重の活動報告 http://ishiirikie.jpn.org/category/801376-1.html

(研究会概要)
企業や市民活動の場で、アイデアを生み出すワークショップが盛んに行われるようになりました。
特にIT分野では「アイデアソン」という名称で呼ばれ、その活動から創造的なアイデアが生み出されていく
様子がテレビのニュースなどになっています。
その活動の多くは、Speedstorming(5分交代のペアブレスト)による大量発案を中核としています。
大量発想の後は、直感的な良案抽出ワークを経て、最後はチーム形成を行い、各自が興味を持った
アイデアの具現化フェーズに進む、という構成のものです。

今回の研究会ではその中核部分(Speedstorming+良案抽出)を実際に皆で行います。
発想のお題は「自然と健康が増進される衣服(含む:帽子、靴)のアイデア」としました。

なお、このワークの基本骨格は、創造学会から見れば馴染み深いオーソドックスな本質に、
新しい表現をアレンジしたものともいえます。
ぜひお気軽にご参加ください。 
  
会 場:日本経済大学大学院1階246ホール
所在地:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町25-17
渋谷駅より徒歩3分


■中身
※ ただし、内容は、事前アナウンスなしに、変更する可能性があることをご了承ください。


■最後に

ご希望の方は、

日本創造学会 事務局 にコンタクトを取ってみてください。

参加希望の方は、このメールの返信にてお申し込み下さい。氏名所属を明記し、懇親会への参加の有無もお知らせ下さい。)とのこと。

「でも、、、創造性のエキスパートばかりの場に行くなんて敷居が高いでしょ?、、、」という方は、まったく心配要りません。

先生方が皆さん楽しい方ばかりですので、気後れすることなく、創造力の最前線の先生方とブレストがわいわい出来るとおもいます。アイデア発想技法の世界では有名な先生方ですが、学会に参加すると、皆さん、堅苦しくなく、面白い先生が多い世界です。

なお、定員は示されていませんが、どの教室であっても、たぶん、物理的に入れる限界がありますので、ご希望される方は、ぜひお早めに。
 
posted by 石井力重 at 18:17 | アイデアプラント 3rd(2012-2014)

2013年12月21日

しばし、フィンランドへ

フィンランドに12月28日まで滞在しています。

携帯電話が通じなくなります。
(メールは、ネット環境次第です。)
posted by 石井力重 at 11:11 | アイデアプラント 3rd(2012-2014)

2013年12月14日

【スライド】秋田県でのアイデアソン


発想のお題は、午前中のセミナーを通じて、決定します! → しました。記入版に変更。かつ、現地でさっと書いたアイデアスケッチ記入例も。

(ペアブレストの部分と、導入部分は、お題如何で、別のものへアレンジする可能性があります。)

雪の降りしきる土曜日、少数精鋭のアイデアソンでしたどれも良いアイデアばかりで、実現したら農業以外にも求められそうなアイテムも考案されていました。

akita_ideathon_2013.jpg


2013年12月12日

オープンデータアイデアソン「地域発で農業× IT の連携を考える」(秋田、12月14日)

久々に公開イベントをご案内します。
(こんなに期日が迫っていたら厳しいと思いますが、ご興味とご都合が合えば、ぜひ!)


秋田県で、オープンデータを用いてよりよい価値の創出を目指したセミナー&ワークショップが12月13日、14日に開催されます。私は、アイデアソン(アイデアを出すワークショップ)の設計と進行役として参画しています。


 詳細(&申込)は、秋田県庁のWebサイトでご覧いただけます。
 

 (あるいは、読みやすくまとめているサイトとしては、以下を。)

 ○ 秋田産官学network

 ○ 林雅之氏のオルタナブログ(13日に登壇されます)



余談


余談といいますか、周辺的なことを記します。(注意:ひどく、長いです。)


続きを読む
posted by 石井力重 at 16:29 | アイデアプラント 3rd(2012-2014)

2013年12月11日

【スライド】アイデアワークショップ〜PPCO編〜

「アイデアは大量に出せた。その中から、創造的なもの(魅力的なもの)を抽出できた。
さて、その先に、このアイデアを磨くって、どうやるんだっけ?試行錯誤のみ?」

こういう時に役立つ「アイデアの強化プロセス」があります。PPCO、といいます。

PPCO.png

その概要とワークプロセスのスライドを掲載します。


※このPPCOは、基本を踏まえつつも、技術開発用に、チューンしてあります。(特に、TRIZエッセンスを用いて、かなり懸念点の列挙を深くやれるようにしてあります。)
 
 
 
追記:

PPCOを体験するワークショップを、自部門でもやってみようとする場合、その前に「磨くべきアイデア」が必要です。そこを「予備プロセス」として補った、ワークショップ形式で作ったスライドを以下に掲載します。(さらに、最後に「発表ワーク」がついています。)

 
 
(PPCOのエッセンスというのは、実は頭の中で、あいまいにですが、なんとなく行われていることでもあります。習っていなくても自然と、そういうことをしているアイデアマンはいるでしょう。明示的にそれをあらわすと、(かつ、最小限までシンプルにすると)、このPPCO、というプロセスになります。)

このワークショップは、形を変えていくつかの技術系企業で行っていますが、参加者の資質によって、非常によいアイデア練成につながっています。ご興味あれば、ぜひ試してみてください。
 



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