とある部品製造企業さんの社内講演ワークショップ用に、技術課題に対するアイデア創出ワークをつくりました。
同社の固有な情報を抜いたものを掲載します。
内容は主に、智慧カード(TRIZのカード)でアイデア創出を行う、というものです。
智慧カードをお持ちの方で、社内で活用したい、という方などには、ファシリテーションのお役に立てば幸いです。
((TRIZについて補足))
本格的なTRIZでは、
「智慧カード」→「40の発明原理」
「1パラメータメソッド」→「矛盾マトリックス」
を用います。
これは、このスライドにあるよりも、もっと深くて、効果的な発想補助ツールです。
ぜひ、このワークでTRIZに興味をもたれた方は、本格的なTRIZの学習と実践に進んでいただければ幸甚です。
(このワークショップは、石井流のTRIZ利用なのですが、本当のやり方は、もっと格調高く表現されています。道具も、石井のものは、大幅に簡素化と知の構造を圧縮していますが、本式のものは、もっと深く楔をさすような、精度と情報の豊富さを持っています。)
((TRIZをもっと学びたい方のための情報))
TRIZは、本で学ぶような知識セットっぽい捕らえられ方をしていますが、先端的な事例や研究なども、WEB上に、膨大な情報があります。
圧倒的な情報量の中で、TRIZの知識の海の広さ深さを堪能することができます。
(ちなみに、私が中川先生に初めてお会いしたのは、
7年前です。
それ以来、創造性やイノベーションの関連の学会では、中川先生によくお会いするのですが、現在では、長らく務められた大学を定年退職され、現在は、その活躍は、TRIZ分野だけにとどまらず、それを包含する形で、創造的問題解決、と広く捕らえて、精力的に研究を深め、発表をなさっています。
TRIZの日本語書籍は、第1次ブームのころの良書が絶版になっていたりするのですが、現在、教科書的な位置づけにある、非常に情報の多い本『TRIZ 事前と効用(1)』などは、中川先生が、ご自身でその書籍の存続の努力をなさっています。)