2015年02月27日

【スライド】「アイデアソンで魅力的なアイデアを生み出す方法」(+青森人材育成の特別トーク、好きなことして飯を食う生き方の組み立て方)

2月27日、八戸のスライドを掲載します。受講された方は、お好きに活用してください。

posted by 石井力重 at 07:07 | アイデアプラント 4th(2015-2017)

2015年02月26日

過去最大の旅仕事がスタート(札幌から那覇まで行きます)

私の仕事の一部には、各都市を回って、企業、大学、公的機関などで、創造技法の研修やアイデア創出ワークショップのファシリテーションをする、という「旅仕事」があります。

短いと1週間で東京滞在とか地方2都市とかなのですが、今回は過去にないほど動きます。

tabishigoto_2015.jpg


創業して6年目が終わろうとしていますが、これまでは、3月は旅仕事を組めませんでした。自力で確定申告をしていて、3月の上旬は仙台を離れるわけにはいかなったからです。今年から、顧問の税理士さんについてもらい、処理が相当にスムーズになり、出発前日に試算表を見せていただき、これでOK、と。

そんな経緯で、今年は、確定申告の時期に仙台をすっかり空ける事が出来る、ということに。

そこで依頼に対応して、前から立ち寄らなくては、とか、打ち合わせがそろそろ必要だ、という案件をつないで上のような工程になりました。

仙台は春が近そうな気候でしたが、札幌まで北上すると再び冬に。そして徐々に南下して那覇には3月下旬、たぶん初夏に近い気候になるでしょう。

30連泊という旅程で動いていきます。

私にはすこし今後の予感がありまして、たぶん、日本縦断の旅仕事ができるのは、これが最初で最後じゃないかと。

年齢的に体がきつくなる側面と、事業的に代表がふらふら旅して一ヶ月も本拠地にもどらないなんてやり方が出来るのはそろそろタイムリミットが近づいているかもしれないという側面から、そう思うのです。

ですので、今回は、確定申告の負担が無くなった分、各地での約束していた仕事や貢献をどんどんやりに回る、という一ヶ月です。

出発前のダンボールは軽い引越しレベル。
どこに何を送って、ここで受け取ってあそこまで、二日分をハンドキャリーして、LLCの前後では大きな荷物をパージして、・・・と、資材搬送計画も相当に複雑な段取りを何とかくみ上げて。

(どうしても仙台に行く必要があるときは、旅程上の都市から、仙台へ滞在数時間の往復をしよう、という覚悟もして。)

旅の基本装備.jpg

そうして、旅の基本装備はこれだけになりました。
機内持ち込みかのキャスターバッグと、文具カバン。

機動力が必要で、出来る限り動くのに制限がないように、こうしました。

坐骨と股関節をいためているので、重量物を持つのがとにかくつらく、また、固いシートに座るのもつらいので、このカバンのうち、何割かはクッションで占められています。実質PCとクッションと一泊分の着替え、みたいなそんな旅道具です。

ということで、今日から丸々一ヶ月間、日本縦断の旅仕事、楽しくもハードな一ヶ月がはじまりました。


3月27日追記:

昨晩、一ヶ月ぶりに仙台に戻れました。
実りの多い旅仕事でした。
各地で一緒にアイデア関連のワークや仕事をしてくださった皆さま、ありがとうございました。
posted by 石井力重 at 23:15 | アイデアプラント 4th(2015-2017)

2015年02月25日

震災からずっとふさがれていた青葉城址の道が通行再開。

2015年2月25日。311の震災から、1447日目。

仙台の青葉城址の道(仙台市内と八木山を結ぶ道)が、昼からいよいよ通行可能になりました。

震災後、人々の予想と期待をはるかに上回る期間、青葉城址の道が封鎖される、と聞いたのは、確か、震災から数ヶ月した、初夏か秋の頃だったと思います。

「数年は復旧のめどが立たない」と聞いて、それは不便だなぁ、、、と。ただ、震災で誰もが困っていたので痛みは共有していて、まあ、やむなしと。

(歴史的な石垣が崩れ、市道をふさいだため、文化的な建築物の修復を伴うため、たんなる土木作業とはいかなかった、と聞いています。)

数年にわたり、封鎖されていたためすっかりそこを通る感覚も消えていたのですが、今日、開通を(勝手に)祝って、通ってきました。

青葉城址、開通.jpg

震災前よりも、道が良くなっていました。




助手席に座っている妻が取ったため、カメラアングルがぐるんぐるんしています。
車線をはみ出して運転しているように見えるところもありますが、車線の内側、時速は法定30kmで走っています。

さて、開通を心待ちにしていた間、ずっと気になっていた「通行の難所」があります。ここは直ったのか。

ビデオでは1:35秒あたりから。(ただし肝心の所はあまり、写っておりません・・・)

「せせり出ている城壁」、昔に比べていくらか通りやすくなっていますが、依然として、相互に一台ずつ通行する、譲り合いの必要な道幅でした。

崖の脇&城壁、という地理的困難さから、さほど道を広げられなかったのだろうと思います。

ただ、難所の前後の道幅は、幾分広げてくれているように思います。その分、譲り合いの余裕幅ができているようにも見えました。

震災からこっち、いろんなものが直りました。

物理的な復旧。社会運営というシステムの復旧。人々の体の回復。生活の回復、心の回復。

・・・と、復旧の途上をずっとたどってきた4年間でした。

それでも、封鎖されたままの青葉城址は、仙台市内に見られる震災の爪あとでした。ですが、これでひとつの区切りとなりましょう。

冬が終わり春に向かう、晴天の暖かくなった良い日和に再開しましたね。


余談:

ちなみに、本当にどうでもいいことなのですが、震災の日の朝、僕は「2011も3も11も、全て素数だなぁ」と思っていました。あれから経過した日数、1447も、また、素数だなと思っていました。他の人には実にどうでも良い話なのですが。
posted by 石井力重 at 16:57 | 日記、価値観、仙台オススメ

2015年02月18日

芸工大(プロダクトデザイン)、卒業制作テーマ設定workshop【スライド for Studensts】

2月18日のワークショップスライドを掲載します。
実験的な構成で、完全新作の内容です。

参加していない人には説明なしには分からないかもしれませんが、掲載します。


呪文のように見える「P42」。この1枚を作るのに、丸三日、かけています。
posted by 石井力重 at 20:50 | アイデアプラント 4th(2015-2017)

2015年02月12日

山の上の「書庫書斎」

2月12日、大安。年明けに見つけた物件を、今日から借りはじめました。

私はここを「書庫書斎」とよんでいます。作業”も”できる「書庫」です。

shosai.jpg

部屋の入り口から。(360度カメラなので、映像がゆがんでいます)

shosai2.jpg

ベランダ側から。(広さ的には6畳 + ロフト付き)


話は、昨年の秋ごろにさかのぼります。

現在の書斎が手狭になってしまい、開発用資料の一部はトランクに詰め込んで、パートナー企業さん(マグネットデザインさん)に預かってもらったりしていました。

それでもあふれていたので、開発用資料を大量に処分したり、学校の授業でサンプルとして差し上げたりして、減らしてきました。

断捨離、というのは、仕事が効率的になって快適になる、という良い面もあるのですが、アイデアの仕事には、知識の洪水のような流入が、常に必要なので、断捨離のきれいな状態が続いたのは、一ヶ月間。今じゃもう、机の上も、書斎の床も、棚も、カオスです。

年明け、本を置く場所を物理的に増やそう、ときめました。1時間ほど、ネット検索をして、近所に手ごろのよい物件があって、れんらくをしたら、すぐ内覧、となって一週間で、決めました。

(私の買い物は大体、即決です。最初に見つけたものを買うか、それを逃すと、もうそれに縁がなくなってしまって買わないか、です。自宅も、車も、買おうかなと思って最初に見たものが、いまのうちと車です。)

家賃、27,000円。

築20年ぐらいの物件で、エクステリアの塗り替えが最近行われて外見がきれいです、中は、そこそこ、年季が入っていますが、大事に使われていたようで状態は悪くないです。良好な日当たり、閑静な住宅地で、「書庫(が主で)書斎(はおまけ)」の箱としては、申し分なし。

仙台の、八木山だから、可能な物件かと、思います。
駐車場に空きがでないので、立地的に借り手が付かないでいたそうです。


基本的は、「書庫」であること、と、私が仕事が旅がちなので、この部屋の中にいる時間は、年間で300時間あるかどうか。

年間平均すると、一日の滞在時間は1時間もない、そんな「書庫書斎」です。

書庫としてみればやや高いですが、集中作業の時には、「外界と断絶した、座れる書庫」があるのは助かりそうです。

なので、ここには、インターネットも、電話も、TV回線も、ガスも、通してありません。
契約したインフラは「電気」と「水道」のみ。水はあると便利なので。


そんな感じに借りた書庫書斎ですが、私の次の旅仕事がはじまる関係で、本格的に運用し始めるのは、少し先になりそうです。


八木山にもうすぐ、地下鉄が出来ます。今年の年末に。

「書庫書斎」から1kmぐらい、坂を上ったところです。

仙台では電車も自転車も乗らない生活でしたが、これからは、少し違った、仙台での仕事スタイルが展開しそうです。
posted by 石井力重 at 16:13 | アイデアプラント 4th(2015-2017)

2015年02月09日

LINEの森川社長「進出するときは、3つの国を回らせる」話が、どすっと、刺さりました。(Sendai for Startups 2015)

2月8日。久々に、講演会に勉強をしにいきました(=示唆を得てきました)という話を書きます。

仙台の東北大の講堂で開かれたもので、Startups for Sendai 2015、という挑戦を支援するイベントの基調講演で、LINEの森川亮(あきら)社長がお話されました。そのお話の中のある言葉は、今私が悩んでいることに、大きなヒントとなるものでした。

正確な引用が出来ませんので、石井の記憶の中から意訳して書きます。

  • 海外展開をする際には、一週間で3つの国を回らせる。
  • 動きまくるので疲れてくる。
  • 自然と一番うまくいっている国に向き始める。

  • この国って1つに決めちゃって入るとそこで成功させなきゃいけなくなる。
  • それだと、厳しい。

※ かなりの意訳や、記憶違いもあるかもしれません。(それらは全て石井の責に帰すものです)

この言葉を聞いたとき、論理的にどうこうといったことではなく、直感的に、もやもやしていたパズルのピースのはめ方をフラッシュでパッとみせてくれた、ような気がしました。言葉にすると、どすっと刺さった、という表現になりますが、とにかく、「ああっ、そうか」と思ったのでした。

アイデアプラントが海外展開を見据えながら、諸国でのニーズ調査、文化風土の感受のため、定期的に海外滞在をしてきましたが、一回に一カ国だけをじっくり、生活するように、観光もせずに日々散歩して人々の会話を聞き続けるような、スタイルをしてきました。それはそれで、いいのだろうと思いつつも、行くなら、いっぺんに近隣の三カ国をぐるっと回る、というのもありなのかもしれない、と思いました。

これまで、今年はこの国と決めたら、その国でじっくり目を凝らして、なんとか示唆を引き出そう、という姿勢をとっていたとおもいます。

ただ、正直、アイデアプラントの事業が展開しえる国(=潜在的なニーズのある国)と、そうじゃない国があって、そうじゃない国の渡航は、投資した資源に対して、回収がしにくいなと感じていて、行く国を厳選しないといけないな、と妙に保守的な思考が意識のそこに渦巻いているのを、うっすら感じていました。

なので、森川社長のやり方は、なるほど、と。

長距離フライトでも何でも、とにかくそこまで行ってしまえばあと近隣諸国2つぐらい回るのはそれほどコストも時間もかからない。そうすると、3カ国の中には1つぐらい、ニーズの濃い国を見つけられるんじゃないだろうか。と。

(これも、良い仮説をもらった、という段階にすぎませんので、この夏や冬に、仮説が正しいか検証してみようと思います)

さて、ここで終わりでは、もったいない。

もうすこし、森川社長から、ある種の「力」を貰いたい、と思い、名刺交換していただきつつ、「海外展開をしたいと考えていますが、経済の伸びるアジアでいえば、どの三カ国がいいでしょう」と、ずうずうしく、アドバイスを求めました。快くコメントにに応じてくださり、「まずは親日の国が良いでしょうね」と。

具体的な国名として、次のような国を僕に薦めてくださいました。

(補足:会話の中で、最近私が行った国をその場であげ、その少し後の会話でつむぎだされたものです。ですので、万人にとって必ずしもこの三カ国、ではないかもしれません。親日の国も沢山あるでしょうから。)

  • 台湾
  • タイ
  • インドネシア

タイには友人がいまして、そのうち行かなくちゃ、と思っていたのですが、ビジネス的に可能性を考えたことがなくて、アイデアプラントの海外滞在先としては検討してきませんでした。日本で売っているアイデアプラントの製品の価格単価でうったら無茶苦茶高級商品になってしまうので、という安直な理由でした。

ただ、今回こうして、改めて考えてみる契機をいただき、ちょっとアイデアが浮かび始めました。

アイデアプラントの製品をそのまま、現地の言語に変えて、同じ価格帯でうる、ということのかわりに、別の可能性をつむぎ出せないだろうか、と。

物価の安い国で成功している日本企業は収益的にはどうやっているのだろう。
そんなことを視点としてもってみてみるならば、やり方はいくつも見いだせそう、と思いました。

以上、グサッとささり、見えていなかった新しい道を照らしてくれたような、そんなありがたい機会でした。

森川社長、本当にありがとうございました。

(Sendai for Startupsの主催、運営をしてくだった皆さん、貴重な機会をありがとうございました。)

SfS_01.jpg

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posted by 石井力重 at 00:04 | アイデアプラント 4th(2015-2017)

2015年02月01日

コラム「発想法は、いつ使う?」

講義&ワークショップ中にコメントすると、多くの人が腑に落ちた、という顔をされるコメントがあります。今日はそれを紹介します。


【1】

「発想法、これをいつ使うのか?

 いきなり使う?

 それも、ありといえばありですが、お勧めは違います。

 アイデア発想技法というのは、いわば「型」がある思考展開です。
 頭が、自然にアイデアを沢山想起させてくる段階では、「型」は制約になります。不自由でやりにくい。

 そういう段階では、まず、徒手空拳に、型もなにもなしに、バーっと、発想していけばいいんです。

 そして、”発想し尽くしたよ・もう出ない”という時点がきます。

 発想力の得意な人、不得意な人、いろいろいますが、いずれにしても、5個なり、20個なり、人によっては100個なり、
 アイデアを発想して、「出し尽くした地点」があるわけです。

 で、創造的な努力が始まるわけです。頭の中で。概念要素の順当な組み合わせの、その先に行こうとする。
 でも、なかなか出ない。

 そういう段階になってから、やおら、発想法を使うんです。
 そうすると、驚くことに、出し尽くした、、、と思っていたところに、アイデアが出ます。結構、でる。

 その辺に入ってくると、頭の中のアイデアメーション(インフォメーションにアイデアの衣をまとわせただけのもの)を
 はるかに振り切った地点のアイデアなので、苦し紛れのアイデア、奇妙な、整合性のない像の想起だったりしますが、
 それでも出していくんです。

 そうして、出していくとその中には、”出し尽くしの先”という
 創造性のおいしいゾーンでの、あなたしか思いつけないモノが出てきたりもします。

 ・・・。

 講義では、アイデア発想技法は、紹介するなり、いきなり実践(演習)、という流れで使いますので、
 職場でアイデアがいる会議の時にも「発想する作業の頭っから使おう」となりがちですが、
 そうじゃあないんです。出し尽くしてみんな撃沈。でも、まだ、足りない。・・・そんな風になって初めて使うと
 技法と言うのはありがたいし、その先に歩いていけるわけです。

 人はスイスイ動けるときには、型を与えられるのは、かたっくるしさ、もたもた、を感じてストレスです。

 はじめは自由に。それで出し切る。
 で、その先に進んでもらおうとなったら、手法を使ってみる。
 考える方途がない時期だと、技法と言うのは、よすがになって先に進ませてくれる。

 そんな風に、使ってみてください。」

と。

【2】

たとえば、アイデア発想法でもっとも汎用性が高く、知名度が高いのはSCAMPER(あるいは、オズボーンのチェックリスト)です。これは、古くはE.P.トーランスの文献にも原型がみられるので、オズボーンのリストというのは、うーん、、まぁ、、、と思わなくもないのですが、とにかく、「発想のときの具体的な7~9つの問い」があります。「くっつけてみたら?削ってみた?逆にしてみたら?形を変えてみたら?」などなど。

こういう手法をいきなり使うのも、悪くないし、石井の書いた本もふくめて、そういう手法は、解説⇒使うとこうなる、という「すぐ使う」な感じに書いてあります。

でも、実際は会議でいきなりそれを使うのはきつかったりする。

ファシリテータあるいは議長として引っ張っているときに、
「じゃあ、今日は、このテーマでアイデアを出してください」という時には
はじめは、すいすい、アイデアが表出化しそうなテーマの時には、
場の流れに任せてたくさんだしてもらいます。

で、沈黙の30秒が出現するぐらいまできたら、

「じゃあ、ちょっとだけ、アイデア発想を助ける道具(=手法)を使ってみましょう」

といって、SCAMPERなりを投入します。

ここで説明が長たらしいと、場の流れや思考なかで進む醸成を壊してしまうので
きわめて、簡単に

「例えば、こういう、問いかけのリストがあります。
 ((⇒SCAMPERのリストを、スライドに投影))
 自分の心に、アピールするものがないか探してみてください。

 すぐにアイデアを引き出してくれなくても、
 ”なんか、これ気になるぞ”、というのがあれば
 しばらく耳を済ませて
 心の中でもやもや立ち上がるイメージを見てみてください。」

と説明します。大体、わたしはこれを、10秒で話します。
間も取りつつ、コンパクトにしゃべる。

そうすると、結構そこからアイデアが生み出されたりもします。


【3】

で、発言はしない誰かの表情に、アイデアが浮かんではまた沈んでいくような
そんな感じが、見て取れたら、言います。

「アイデアとして不完全な状態でも良いので、思いつくことがあれば
 教えてください。
 わたし(ファシリテータ)も、それをひっぱり出すのを助けます。」

と。

ファシリテータは、意見をはさまない、というのが、基本ではありますが
アイデア創出のプロセスにおいて、それを「促進する(ファシリテートする)」ことは
役目として、ありです。

イマジネーション・フィールドの上で、結像しかかっているアイデアの鼻っ面を
彼と一緒になって、思考の海の中から引き出していく、そんな感じです。

彼の想起する立ち居地に一緒に立ってみる。
 ↓
そこで見えるものを一緒に見る。
 ↓
その部分的な表出したなにかの良い点を探して、言葉にしてみる。
 ↓
そうすると、それがフックとなって、よいしょっと、思考の海の中から
残りの下側も引き上げられる。

ときどき、フックをさす位置をまちがえてしまって、
うまく引き上げられなかったり、奇妙な姿でひきあげちゃったりもしますが、
それはそれでいいんです。

そういうときは、プレイバック。
 ↓
さっきの出始めの像にもどって、そこに別の光を当てる。別のフックを付けてあげる。
 ↓
それで、別バージョンのアイデア表出化を、二人で、する。

そんな感じに手伝ってあげるんです。

【4】

このコラムのタイトルに書いた「発想法は、いつ使う?」について述べるには【1】だけでいいんですが、書いているうちに、余談として【2】とさらに、一歩進んだ【3】も、口が滑って出てきましたので、そのままつづりました。

とくに、【3】のところは、アイデアソン、アイデアワークショップのファシリテータとして動くときには、とても役に立つイメージです。

もっというなら、自分自身が出したアイデアにたいして、別の時間の自分がファシリテータとして寄り添うことで、手伝ってあげることもできます。ちょっと面倒ですけれどね。いったん忘れる(寝かせる)、という時間が必要ですから。



posted by 石井力重 at 09:31 | アイデアの技法



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