(参考情報)
文献:マッキンゼー流ブレインストーミング術「製品開発をめぐる21の質問」(ハーバード・ビジネス・レビュー2008.8)
講義メモ:早稲田大学・柳孝一教授「メガトレンドの傍流」 (衛星講義)
これらをベースに、発想お題として整え、多様な企業での製品アイデア創出ワークショップを実施。そのうち、発想の引き金として有効性の特に高かったもの9つを選出したものです。本格的なことを知りたい方はぜひ元・文献を当たってみてください。問い意外にも示唆深い内容がつづられています。
(参考情報)
文献:マッキンゼー流ブレインストーミング術「製品開発をめぐる21の質問」(ハーバード・ビジネス・レビュー2008.8)
講義メモ:早稲田大学・柳孝一教授「メガトレンドの傍流」 (衛星講義)
これらをベースに、発想お題として整え、多様な企業での製品アイデア創出ワークショップを実施。そのうち、発想の引き金として有効性の特に高かったもの9つを選出したものです。本格的なことを知りたい方はぜひ元・文献を当たってみてください。問い意外にも示唆深い内容がつづられています。
イノベーションに関する知見、マネジメントスキル、 社会人基礎力、課題設定・解決力等を身に 解決力等を身につけ、 イノベーション創発博士リーダーに成長しよう! |
私は、本を見るときは、全体像を把握しようとして初読で、目次をじっくり読むのですが、「発想法の使い方」では10ページ、という紙面の5%に当たる分量には、驚きました。 学習後、技法を使おうと思ったら、サマリメモがあると学習者は楽ですが、この目次は、二読目の読者のためのメソッド・サマリとして機能するようになっている、と思いましたが、書き手としては、そういうことでしょうか? また、アイデア発想法にまったく慣れていない読者の初読の際は、この目次はざっと斜め読みして、先へ進んでしまうほうがいいでしょうか? |
石井さん、まずは書籍制作へのご協力ありがとうございました。締め切りに追われてしまうスケジュールになりがちなんですが、「発想法の使い方」についてはスタート時、合宿、そして途中段階の原稿作成時・・・と何度も各種の指摘をいただくことで、原稿の精度が格段に上がりました。 さて、そんな石井さんからの最初のご質問、驚きました。目次から来るとは! 実は目次にそれほど熱意を傾けてはいなかったかも。分量の割合についても初めて「そうか、多いのか」と気がつきました。 改めて自分が目次をどうやってつくっているのか、を整理しますと・・・わたし個人のやり方としては、「本の企画=目次(案)」です。しかもある程度、そうですね「中見出し」ぐらいまで書いてあって、それぞれの中身をおぼろげながらも云えないと、まだ書き始められないタイプです。 なので、目次構成案は何度もやり直すことになります。「発想法の使い方」にしても、出だしの当初案、編集会議に掛けてもらった案、合宿で「これでOK!」と思った案、書き始めた時点案、結局かなり入れ換えた案、下原稿を元にまた変えた案・・・と結構二転三転、じゃなくて右往左往しましたのは石井さんもご存じの通り。 そういう意味では、目次とは書籍の全体構造であり、設計図。結果としてメソッドのサマリにもなっている、というところでしょうか。全体が何pだから、目次は○pまでとは考えないですね。本文のボリュームとは関係なく、設計図に必要なページ数。 モノが違えば、例えば『アイデア・バイブル』(ダイヤモンド社)のような、そもそもが辞書のような構成とページ数の場合は、初読で全部を読み切れないこともあるでしょうから、目次がインデックス機能を持ってますし。 「発想法の使い方」には、基調として部活動、あるいは最初のお試しコース的な機能があります。なので、まずは目次を含めてザッと読んでもらって。読むよりも「見る」ぐらいの感覚でしょうか。 どんな本であれ、目次を先に読んだ方が、理解も早くなるのは承知です。速読法なんかでも推奨しているケース多いかと。ビジネス系の書籍には当然その傾向が強いですよね。 すいません、長くなっちゃいました。今度はかとうから石井さんへのご質問です。
「発想法の使い方」は(名称は文庫ですが)分量的には新書なので、原稿量の制限がありました。 かとうまさはる拝 |
「発想法の使い方」の制作に一緒に携わってくれた(※)石井力重さんと、この一冊を起点にした疑問や質問をお互いにヤリトリしてみようという試み。「これだけ一緒に議論してたとしても、結構わからないことあるんでしょうね?」がキッカケです。
素直に対談、みたいなやり方もあるんだと思うのですが、今回は「往復書簡」スタイル。ヤリトリの間にある程度の時間を置き、答えあるいは応えをそれなりに推敲するーしっかり考え、考え直すーことで、当意即妙のヤリトリとはまた違う発見があると思ったからです。
じゃあ二人だけでメール交換してればいいじゃない、てなこともあるわけですが、最近「演劇の構造」になるほど! がありまして、二人のヤリトリをみなさんにもご覧いただけるような舞台の構造にしてみました。
のべ10回ぐらいヤリトリできればいいかなっと思ってます。
※石井さんはかとうと違って創造工学をきちんと学んでらっしゃる方。「発想法の使い方」の企画段階からアレコレ相談に乗ってもらっていました。相談事項は原稿作成段階にも及び・・・採録する発想技法種目についてなど、もうどれくらいご一緒したのか記憶もアヤフヤ。アナロジー技法についての議論、ブレーンストーミングについても大いなる示唆を頂戴しています。もう実質的に監修してもらった、と云っても好いぐらいです。