2015年11月10日

〔息抜き〕は、熱で膨張した空気が抜けるように穴をあけておくこと

今夜も、夜の新幹線で仕事をしています。関東圏をそろそろ抜けるころです。

私の毎晩の風景にちかいものを、撮影してみました。

S9900のライムラプス機能にて。上野〜大宮あたり。


さて、〔息抜き〕、というものに関して。

先日、江東区にある渋い展示館で、竹の釣竿の匠の解説を読み、「息抜き」という作業があると知りました。

竿の素材である竹は曲がっています。火鉢のような熱源でじっくり熱して曲がりを打ち消すように木製の治具で力をかけてまっすぐにします。これを「矯め(ため)」というそうです。

熱するので竹の中の空気は膨らみます。その熱で竹が破裂せぬように、節に穴をあけおく。これを「息抜き」と呼ぶそうです。 ※1 ※2

※1:解説には、実際には節に穴をたとえあけなくても竹が破裂することはない、とありました。
※2:熱した空気が作業者の顔に噴き出さぬように、手前側の最後の一節には穴をあけずにおくそうです。

息抜きというのは、「中身がパンパンになって破裂するのを避けるために、息(たまっているもの)を抜く行為」なのだ、と言葉の本質が見えた気がしました。つまり、脳内の廃熱を促すことが、息抜きの本質であるのだろう、と。詳しくそこに至った思考展開をつづります。


まず、大辞泉にはこうあります。

(1)緊張を解いて、気分転換のためにしばらく休むこと。休息。「―にテレビを見る」「屋上に出て―する」
(2)室内の換気・通風のために取り付けた装置や開口部。


これはアナロジー的には次のように見ることができます。

  • 竹=脳、
  • 空気=思考量、
  • 外界に通じる穴=脳の熱を逃がす行為


こうみると、息抜きがよくわかります。

・思考の高処理量により、脳の温度が高温で推移します。
・そのままだと、落ちる危険性があります。(集中が途切れる)
・回避するために廃熱が必要です。(血流を増加させる)
・そこで、立って動いたり、(血流による廃熱)
・もしくは、お茶を淹れて飲みます。(※)

※お茶を入れて飲む、という行為は、思考処理量を下げ脳内の〔熱生成量を抑える〕、という側面と、お茶の利尿作用により身体から暖かい液体を一定量排出することで身体を冷やす、という間接的な〔廃熱〕の側面がありそうです。


本当にこのメカニズムなのかを議論するには、あまりに材料が少ないのですが、展示館でのこの情報に触れてからこちら、ずっと考えて、そういう仮説にいたりました。

仮にこの仮説が正だとするならばですが、息抜きとは、脳内の熱の排出ということになり、いろいろと工夫のしかたが思いつきます。

熱生成量を減らす
1)思考を止める

血流量を増やす
2)思考処理の要らない軽作業をする
3)マッサージをする

脳へ行く血液を冷やす
4)冷たい空気を深呼吸する
5)首筋を冷やす
6)冷たい飲み物を飲む

熱を間接的に捨てる
7)トイレに行く
8)軽く眠る(入眠時に体の芯の熱を捨てる)
9)冷たい床に寝そべる
10)頭皮に冷風を当てる
11)冷たい水に頭部をつける

などなど。

多くの場面では、1)という消極的なアプローチをとっていましたが、これからは、実験的に、2〜11)を試してみようと思います。

特に、2)4)7)8)は、少々多めにしても、体にもよさそうなものです。
(細かいことを言えば、睡眠はいい加減にとると、概日リズムを狂わす、などもあるかもしれませんが。)


ちなみに、休憩のタイミングを効果的にすることも興味がありまして、その点は昔からずっと、そして、今も、探索中です。自分のために、というよりも、講義、研修、ワークショップで登壇する時に、何十人の人が上げる成果をよりよくするために。

posted by 石井力重 at 22:03 | アイデアプラント 4th(2015-2017)

2015年11月09日

〔道理にかなっている批判〕と〔思い付きの批判〕と、もう一つ。

創造的挑戦の所有者たちにむけた応援メッセージとして、今日は綴ります。

批判というものは、創造のためのスパイスであり、正しく利用しなければなりません。
そこで、批判をなんでもすぐに創造的思索の囲いの中にとりこむことなく、「門番」を置いてほしいのです。

そんな話を書きます。
  

創造的精神と批判的精神は大事なものです。
両方がつよくなければ、優れたものを生み出せません。

しかし、同時に使うと折り合いが悪く、早すぎる判断力の使用は、優れた可能性すらも、枯らせてしまいます。

自分の中に沸く批判でもその対処は難しいものですが、他者が投げかけてくる批判というは、さらに強い力をもち、影響してきます。


批判にも二種類があります。〔道理にかなっている批判〕〔思い付きの批判〕です。

(「道理にかなっている」は「筋の通った批判」という表現もありえるでしょう。辞書的には、同等ですから。)

当人以外の万人は、自分の創造的挑戦のオーナーではありません。

そうした人々の中でも、当人のためを考えて熟慮できる暖かい心とその挑戦に対する経験と知識を十分にもった人だけが、優れた批判を提供することができる可能性を持っています。

大学院のゼミなどで優秀な先人(教授など)が、熟慮された批判というものを、繰り出してくれた機会のある人は分かるでしょう。本当の良い批判というものを。

大辞泉を引くと、【批判】は、次の3つになっています。
  1. 物事に検討を加えて、判定・評価すること。「事の適否を―する」「―力を養う」
  2. 人の言動・仕事などの誤りや欠点を指摘し、正すべきであるとして論じること。「周囲の―を受ける」「政府を―する」
  3. 哲学で、認識・学説の基盤を原理的に研究し、その成立する条件などを明らかにすること。
本来、批判というのは、〔道理にかなっている批判〕でなくてはなりません。

〔思い付きの批判〕というのは、ぎりぎり甘めの判定にみて「項目2」をかすめている、といったところです。

批判=〔道理にかなっている批判〕、なのだとしたら
??=〔思い付きの批判〕なのでしょう。

大辞泉でそれらしい言葉を引くと、

【批難】=人の欠点や過失などを取り上げて責めること

が、隣接概念として浮かびます。

批判の項目2、と、批難、は、似ていますが「指摘し、正すべきであるとして論じる」vs「取り上げて責める」という点が違うことが分かります。

ここからわかるのは、その「欠点を言ってくれる人」との熟議により「正すべきもの」を見出せるか、どうか、が肝であること。

筋の通った批判、からは、それが展開できます。
発展の材料になるコメント、という性格も持っています。

思い付きの批判、からは、それは展開できません。
迷いの材料になるコメント、という性格も持っています。

批難、からは、それは展開できません。
消耗の材料になるコメント、という性格も持っています。


さて、石井の考えを一歩踏み込んで書きます。

あなたが創造的挑戦のオーナーであるならば、〔道理にかなっている批判〕をする人が周りに必ず現れてくれます。その人は、あなたを愛してくれている人でしょう。友人だったり師事するひとだったり。その人の批判からは熟議をして正すべきものを見出す、ということをするとよいでしょう。熟議といっても激論とかはしなくていいでしょうけれど、「なぜ?」「改善の手がかりは?」ということを共に紡ぎだせるはずです。

思い付きの批判、および、批難、については、「創造的思索な心の営み」の入口に「門番」を立たせておいて、入場まかりならん、と、ガードさせるべきです。

しかし、〔思い付きの批判〕については、うっすらとした可能性を気づいて教えてくれているシグナルが含まれていることもあります。それは捨ててよいのでしょうか。

私はこう考えます。それが時を経て発酵して中から良いものが出てくることもきっとあろう。しかし、それは今は食べられない渋柿。しばらく、門番エリアにおいて、天日にさらしておく。そのうち、いいものが香ってくるかもしれない。それまではほおっておく、と。中にはなにもでてこないものもある。(こっちが多い)

創造的思索の囲いの中に、挑戦の速度や感性のエッジを鈍らせるようなものを入れない方がいい。挑戦はサイクルを小さく早く回して、具体的に間違って発展するもの。そのサイクルの速度を迷いが下げるようならば挑戦の妨げです。

自分が、度量がむちゃくちゃでかい、という人は、重たい荷物も抱えたまま、創造と批判の乱気流の中を飛翔できるでしょう。そういう人は、いいんです。どうやっても行ける。

しかし、多くのわれわれ普通の人々が、まだ若く非力な想像の翼で高く舞い上がるときには、重たい荷物は少ないほうがいい。
そういう時には、迷いとなるものは、ひとまず、門番預かりで、いいじゃないですか。

・・・以上、石井の考えでした。

創造工学において、批判を思いっきり使うプロセスがあります。PPCOのCフェーズです。そこでは、思い付きの批判も大量生成をするわけですが、全部をそのあとのフェーズに持ち込みません。思い付きの批判はより到達点の高い批判の創出のための踏み台として、役目を終えて次のフェーズにはもちこませません。

創造と批判の両刀遣いにおいて、大事なことは、「〔発展に使う〕批判と〔要らない〕批判を見極める良き門番を育てておくこと」だと、思います。

石井自身が、人の発表をきいて厳しい視点でコメントを言わないといけない局面では、同時に心でそのようにも思っていますし、私がかつてビジネスプランコンテストに挑戦者として出場していた時期に、辛辣コメントに対して馬耳東風に涼しい顔をしているね、といわれましたが、僕の門番が強いので、有益なことは「発展のいい材料を聞いた」と思って取り入れ、一考に値しないコメントは門番あづかりのまま10年が過ぎました。

10年たって、そのコメントが本物だったか、偽物だったかを知る機会が、アイデアの専門家になった今、日々、分かる出来事にめぐりあいます。今だからわかるようになったことも1/1000ぐらいの確率であります。ですが、900/1000は間違った指摘でした。それに向き合って、道を変えていたら、今とは違っていたでしょう。
posted by 石井力重 at 00:08 | 研究(創造工学)/検討メモ&資料

2015年11月08日

au未来研究所×KIRINハッカソンのDAY1(アイデアとハードウエアの大まかな素描の日)を実施してきました。

紙のブログ01_.jpg紙のブログ02_.jpg紙のブログ03_.jpg紙のブログ04_.jpg


(試しに手書き文字のまま、ブログにしてみました。)

ここからは、PCでの作業にもどりテキストでブログをつづります。


今夜は、清澄白河に滞在しています。

昨日のau未来研究所×KIRINの「KIDS AND FOODS」ハッカソン(運営:Engadget)で、アイデア創出のファシリテーションをしてきました。参加者の皆さんと半日かけ、アイデアと物体の”スケッチ”(大まかな素描)をしました。

いろいろ紹介したいところですが製品化も視野に入れた本気のモノづくりの場ゆえアイデアやモックアップの詳細はまだ書けません。
なので、現場の雰囲気をビデオで紹介します。


(S9900の機能で自動的にこういう動画が作れます。ちょっとだけパワポの上で加工。)

会場の雰囲気、人々の雰囲気がなんとなく見えると思います。
ビデオは主に、konashiのワークパートで撮っています。

動画を見直して思ったのですが、konashiは、アイデアをすっと具現化できるいいガジェットです。
参加者さんと同じ目線で、わたしもレクチャーを聞いていたのですが、これは楽しい。
はんだごてが要らない電子工作なのにiPhoneと連携する動くものがすっすっとできました。

さて、その夜。各チームの中間発表を聞きました。

かなり魅せるものを出してきたチームもありました。
アイデアの初期段階を力技で物体に写像してみせた感のものも。
しかし、評価いろいろあれど、DAY1のアウトプットの良しあしは、しょせんこの時点までのことです。

DAY1のワーク全体の真価は、アイデアを素早く形にして具体的な違和感のフィードバックを得ることです。


そして、日が明けて日曜の今日。

(Facebookの非公開グループを見るに)各チームはDAY2の完成&デモ発表にむけて開発作業に動き出しています。

ポテンシャルの大きなアイデアを、どこまで短期間開発していくのか。


アイデアというのは、実際はそれ単体では評価しえないものです。

〔アイデア+フォルム+機能〕=本質価値の最小の評価可能対象

次回の評価が、ほんとうの各チームの力です。

アウトプットを楽しみにしつつ、今日は筆をおきます。


筆者近景

hisshakinkei.jpg

日曜日は感性の仕入れのためにものすごくマイナーな展示館へ。
伝統芸能のとある展示で、貸衣装の法被を着て、角材に乗ってみたところ。
はっぴは思いのほか着心地が良かったです。


posted by 石井力重 at 22:01 | アイデアプラント 4th(2015-2017)

2015年11月07日

【スライド】Engadgetさんのイベントでのアイデアソン部分(11月7日、秋葉原)

11月7日、秋葉原で行われるハッカソンで、石井が担当するアイデア出し部分のスライドを掲載します。


今回は前後の流れがかなり特色があります。
なので、それに対してフルチューンしたワークプロセスになっています。

楽しく、いろんなアイデアが出て、チームの中に創造的な呼応が生まれていき、ハッカソンの二週間へ幸先の良いスタートが切れる。--そんなアイデアソンになるよう、今回も心を込めて全力でファシリテーションをします。

追記:

抜粋版のHandoutも掲載しておきます。雰囲気は何となくこれだけでも。



posted by 石井力重 at 00:16 | アイデアプラント 4th(2015-2017)

2015年11月06日

次の夏の集中講義の日程を思案しています。

闇の中を新幹線が時速200キロ超の速度で移動しています。金曜日の夜、指定席・満席のアナウンスが流れます。経費がかさみますが、坐骨の痛い私は基本的にグリーン車に乗っています。とても静かに夜の中を滑っていく空間。仕事場としては最適です。

私は仕事において行動を決めていく際に迷ったら、「提供価値の最大化」を指針にし、最適解を模索しています。
そんな意思決定までの思考展開を、今日は書いてみます。

新幹線が走り始めてからずっと、非常勤講師を拝命している早稲田大学の書類とにらめっこをしていました。

来年の夏季集中講義の日程を記して送り返すように、という趣旨の書類です。
思案しているのは、授業の時間割です。

朝1のコマは9:00からなのですが、朝1コマの講義の時は学生さんが疲れ気味です。キャンパスが結構遠いですから。しかし朝1のコマを使わずに講義日程を組むと、必要な15コマが4日間の滞在では提供できません。5日間の滞在が必要になってしまいます。

しかし、年間で学校系の仕事を引き受けるのは10日間まで、と決めていますが、現状は、早稲田大学の非常勤と県岐阜商のスーパー・ハイスクールで、4+8=12日間、先生をしています。今ですらオーバーしています。

その指針に照らして考えてみるならば、ここは、やはり、4日間、とするべきでしょう。

では、そうと決めたら今度は、朝1のコマをやるという前提で、何か授業上の工夫をしてみようと思います。
実験的に新しいやり方を考え、試してみるのは、好きですから。

年間で枠を設けているのには理由があります。学校の先生業をたくさん引き受けることは、短期的にならばできてしまうのですが、長期的には、適切な収益性の面で問題が出て、事業継続性を危うくします。

危くなる前に指標を作り、それを航路図とする。それが経営です。事業という手法を通じて、多くの人に価値提供をすることを長く続けること。それを思い出して、ここは、心を決めました。


関係する余談です。

公的な機関などから、ボランティアベースの案件の依頼が来た時に、事業安定性に影響しない範囲でやるという判断指標(=年間枠)をすでに超えている場合は、お断りしています。最近は、心苦しいことに、一年前に枠が埋まってしまうので当年の依頼はほぼお断りする形になってしまっています。

ただ、回答するまでには、毎回、こうした熟慮と意思決定を行っています。

人を愛し、社会を愛し、出来る限り多くの価値を世の中に提供する。
未来を今よりもっともっと明るいものにしたい。

そう強く思えばこそ、経営者としての面も要ります。

“志した道を長く行こうとするならば、時には冷たい人と思わることも甘受せよ。”
創業した時から、そう覚悟をしています。

posted by 石井力重 at 19:13 | アイデアプラント 4th(2015-2017)

2015年11月05日

紙資源vs認知資源、犠牲にすべきは。

今日は気持ちのいい晩秋の陽射しでした。足元の落ち葉かさこそ秋晴れの道。

どこにいようと毎日、仕事は昼も夜も追いかけてくるわけですが、今夜はマーカー片手に、17ページの対談原稿をチェックする作業をしています。

私は、この一年ぐらいで、チェック原稿を画面で見るのをやめ可能な限り紙に印刷してチェックするスタイルに変えました。

プリントアウトは、大事な資源が短時間で無駄になるので、とにかく避ける方針でした。いまでも、紙でもらわずに、データでもらえる方が、旅の道中の荷物にならず、紛失リスクも低いので、歓迎ではあります。

が、しかし、長いワード文章につづられた原稿や、細かい文字のびっしり入ったエクセルとなると話は別です。一度紙に打ち出し、精読します。

どうも紙で読む方が、誤字や変な文章構造に気が付く「違和感センサー」がよく働くようです。また、行間を読む、という静かな心理状態も稼働させやすいようです。
その結果、原稿チェックのクオリティが高くなります。

紙面を見ているときは、画面を見ている時よりも、認知資源(※1)がだいぶ節約できるようである。・・・と自分自身の経験から気が付きました。

もしかしたら、そういう切り口のまじめな研究はすでにあるかもしれません。ここに記したことは、この時点では、N=1(私石井)の事例によるものであり、一般化できるかどうかは何とも言えない、というのが正しいスタンスです。


紙のほうが、文章という記号列を概念へ投影する力が強いのはなぜか、は、よくわかりません。(思い浮かぶ仮説はいくつかありますが。)

自分自身にだけ適応できるテクニックを持つことは、人生を豊かにすることだ。--と、私は思いますので、ちょっとブログにしたためてみました。

ちなみに、援用的なことをもう一つ。

自分がしたデザインを紙に出力して、3メートルぐらい離れた場所から見てみると、デザインの印象がよくわかります。

これもやっぱり、紙、なんですよね。PC画面上で縮小してみる、ということも似た感じのことではありますが、どこか違うみたいで、印象センサーがよく働くのは「紙に出力、3メートル向うに立ってみる」方式なんです。


※1: 認知資源、という言葉は、認知心理学などで使う言葉です。我々の認知処理の量には上限があり、いろんな機能を稼働させていれば当然目の前のタスクに振り分けられる認知処理能力は少なくなります。認知処理の有限量であることを色濃くとらえ、認知資源という表現がなされています。

posted by 石井力重 at 23:48 | アイデアプラント 4th(2015-2017)

2015年11月02日

アイデアソンのファシリテータ講座、第9期の募集(12月19日&20日 @千代田区)

昨日までの暖かい秋の日々とは打って変わって、寒い雨です。小さくたためるダウンジャケットがこれからの旅仕事では、重宝します。

さて本題です。アイデアソンのファシリテータを育てる講座を、12月の下旬に、東京・千代田区で開催します。


 〜 記 〜

日時:2015年12月19日(土) 10:00〜19:00
             20日(日)10:00〜16:30

場所:ちよだプラットフォームスクエア
    東京都千代田区神田錦町3-21



内容は、5分交代のペアブレスト(Speedstorming)を中心軸に据えて場の創造力を引き出しアイデア創出を行うワークショップの進行の仕方、オリジナル化やアレンジのきかせ方です。

基礎の型はあります。ただ私は、本質的にクリエイティブ・メソッドというのは使い手にそって原木に接ぎ木をし新しい姿になっていくべきものだ、と思っています。

そういう「学んだ人が、オリジナルのやり方へと発展させていく」ことを前提思想としてもって、型を提供します。

ご興味あれば、ご検討ください。(募集人数は13名、先着順です。)


余談:

この講座、Creative Methodsのエキスパートが集まって作ったNPO法人iCONの活動の一つとして3か月ごとに行っています。開催ごとに季節も巡り、春・夏・秋・冬、の今回は、冬回。

妄想の話ですが、いつも開催は東京のところ、冬は、沖縄で、夏は北海道で実施出来たらいいなぁと、思っております。

創造性の促進要因には環境ファクターもあります。NPO法人なので、贅沢な研修環境は排し、従来は窓もない殺風景な貸し会議室で実施していますが、LCCや閑散期のホテル会議室などを使えば、従来の経費と同じ経費で、遠方実施できるならば、そういう回も試してみる価値があるでしょう。

また、この講座を第10回目までは、内容を変えずに実施したいと思いますが、それ以降は、別の形も考えてみたいともいます。

たとえば、スタンダードな今のコースの一つ上のエキスパート向けのもの。多様なアイデア発想技法と、ブレインストーミング・セッションのいろんなパターンのデザイン方法などを実施する、など。

さらに、エキスパート編×沖縄開催、のような合わせ技ができるなら、海辺で、野外のありもので、アイデア発想やダーティー・プロトタイピングを実践する「アイデアキャンプ」みたいなのも、石井の中の空想としては、絵があります。経費をかけずに、新しい可能性に光を当てていく。そんな実験と実践の場として。


posted by 石井力重 at 16:10 | アイデアプラント 4th(2015-2017)



カテゴリ
プレスリリース&メディア掲載(60)
ideaplant 作品(26)
一人ブレスト(20)
電子書籍コンテンツを意識して(2)
今日の一枚(2)
IDEAVote/アイデアを、チームでスマートに楽しく評価していくツール(45)
アイデアプラントの試作の目線(84)
知であそぼう(4)
アイデアプラント 1st (2005-2008)(251)
アイデアプラント 2nd (2009-2011)(580)
アイデアプラント 3rd(2012-2014)(122)
アイデアプラント 4th(2015-2017)(154)
アイデアワークショップ(&アイデア創出の技術&創造工学の講演)(353)
アイデア・スイッチ(38)
アイデアの技法(217)
メソッド&ハウツー(189)
研究(創造工学)/検討メモ&資料(119)
研究(創造工学)/発表論文&スライド(13)
TRIZ(143)
日記、価値観、仙台オススメ(434)
仙台(3)
Fandroid(11)
フリー・オートシェープ素材(ご自由にどうぞ)(2)
創造工学の絵本(5)
社会活動/全般(39)
社会活動/Five Bridge(11)
シリコンバレー(23)
面白法人KAYAC(9)
社会動向を見る(9)
カード・メソッド(todoとideaと会話をカードで可視化)(2)
研究(MOT)/検討メモ&資料(41)
研究(MOT)/発表論文&スライド(3)
ベンチャープラン「音co知心」(8)
MMJ(37)
事業化コーディネータのお仕事(165)
航海マネジメント・ツール(11)
道具考/pomera(6)
道具考/scansnap(14)
道具考/YUREX(1)
道具考/iPod touch(21)
道具考/ALL(32)
道具考/iPad(8)
ブレイン・ペーパー(1)
石井力重とは(9)
8月22日(12)
311special(5)
ideaplantに、お仕事を依頼してみませんか(9)
創業初年度の確定申告(8)
こども用(4)
iPad+アイデアワーク(10)
旅先にて(11)
Finland(5)
新しい知識を学ぶ(1)
ブレストカフェ(2)
気づきは仮説に過ぎず。だが表現すべし。(1)
アイデアプラント・ノート(1)
加藤昌治さんと石井力重の「往復書簡」(4)
ファシリテータの小ネタ(1)