本日の県岐商でのスーパーハイスクールのDAY8をもって、今年の登壇は終了しました。
彼女ら彼らは、アイデア創出の力では、日本の高校生たちの最高の水準になったと思います。
たとえば企業さんが急にアイデア出しを依頼してきたとしても、それについて大量のアイデアと優秀なアイデアを短時間で創出できるでしょう。
そのための基本プロセスの習熟と、学生によるファシリテーションの十分な経験を、個々の生徒さんたちは達成しています。
このプログラムの目指すものはもっともっと上であり、その目線でいえばまだまだ学ぶべきことはありますが、高く飛び上がる鍛錬の過程で、基礎力であるアイデア創出は、実によい線まできていることに、最終のブレインストーミング・トレーニングの様子を見ていて、実感しました。
企業に入った時、企画の場面で「若いんだから、新しいアイデアを自由に出してみろ」と言われたなら、きっと上司の予想を超えるパフォーマンスを発揮するでしょう。
目線は常に高くして、今の状態をこれでよしとは言わないでおきましたが、ある部分では、この生徒さんたちは、スーパーハイスクールのモデル校としての教育を通じてスーパー高校生になったなぁと、最後の2時間は感じていました。
それだけに、その先に、ビジネスプランのコンテストで勝ち抜く秘訣の話や、モデルアイデアを基にした代表ディスカッションも、力をいれて行いました。それを受け取る段階にまで彼らの足腰が鍛えられてきましたから。
これで次の夏までは、県岐商にも足が遠のくと思うと感傷もありました。
が、それもつかの間、授業を終えると3分で学校を後にして、次の移動のために一路、飛行場へ。
今年最後の登壇を終えると、寝落ちしそうなほど頭が疲れていることに気が付きました。