文献を積み上げて、新しいタイプのワーク開発に没頭していました。
いま、休憩で、これを書いています。
非常勤講師先の大学からの書類、モックアップ作成用素材、PC、書籍(少し、かたしました)。
壁には、外国のフェリーの荷札とか、デザインサンプルやら。
取り組んでいたことは、なんとか結像し始めました。
この期間、大量の新製品アイデアも沸いて出ていて、ベッドサイドにおいていた大判ポストイットに書き記した開発ネタもずいぶん増えました。
ですが休憩時間を、時間を決めてとらないでいると、机の前にひとたび座ったら14時間ぐらいがたっていることなども、よくありました。
願わくばここからあと二週間ぐらいは、仙台で開発フェーズに入りたいところですが、明日から、近畿・関東・東海をめぐる旅仕事が始まります。
明日のフライトに遅刻はできないので、今日は過剰に没頭しないように休憩時間を決めて、その時間は別のこと(いまは、ブログを綴ること)をして過ごしています。
時間まで、余談をもう少し書きます。
余談その1
体験から気づいた、情報摂取姿勢の変化(SNSのBefore,after)
FacebookとTwitterへの直接書き込みと閲覧を極限まで減らす、ということを今年の第4・四半期からはじめてみました。
そうすると、表明してみたいアイデアが(Creative ideaも、ただの考え、という意味のアイデアも)どんどんたまります。
たまっていくものは、創造の内圧をあげることにつながるみたいです。
ある種の人には、閃きのアウトプット欲求、とでも言うものがありますから。
その対概念でいえば、インプット欲求も、そういう人にはあります。
SNSのストリームを流れてくる情報は格好の流入源であり、大量に読み込むことを数年してきました。
ただ出典のない浮草みたいな情報は保留的な位置づけにせざるおえず、記憶の保留の意識が働き、頭が疲れるみたいでした。
この四半期は、それらを遠ざけました。
するとインプット欲求がやっぱり根底にありまして、読書量が多くなりました。
辞書でつぶさに言葉の意味を知り直す、という行為もかなり増えました。
(とはいえ、SNSは、これはこれでいいものですので、スポット的には運用して行こうと思います。)
余談その2
献本いただいた本の紹介
旅仕事をしていると、不思議と、いや旅しているので必然的に、行く先々で人に出会います。
2015年3月に、札幌から沖縄までを1か月かけて旅仕事でめぐることをしました。
その時に、那覇で夕飯を取った時に、隣にいた方と話してみたら、世界一周を終えて沖縄で仕事をされているという方でした。
面白い体験をたくさんおもちでした。
これから世界一周に出ようとしている旅志向の人には面白いでしょうね、と話していました。
そのブログを本にされたということで、一冊頂きました。
じっくり読み切ってレビューとともに紹介しようとおもいましたが、明日発売なのでタイミングが大事だろうということでここで紹介しておきます。
私のブログを読んでくださっている奇特な方は、だいたい大手企業のイノベーションをめぐるあれこれに取り組んでいる方で、この本の読み手とは違うだろう、とは思いますが、余談として載せておきます。
今となっては私はバックパッカーを卒業していますが、大学時代は、旅行研究会、というサークルで、イタリア20日間(移動と宿泊と食べると見る、全部で20万円)のひたすらお金を抑えて世界を見に行く、ということをしました。
列車ごと船にのってわたるある島への航路では客室に放置していたリュックのカギを壊されて開けられてしまったり、夜に歩いたら危険という通りを友人と遺言を伝えあいながら身構えて歩いたこともあります。
今はだいぶ環境が変わったかもしれませんが、若者がバックパッカーで世界を旅している中で目に映る風景を、この本の中に垣間見ることができます。
外国で冒険・挑戦する女性たちに共通した、ユーモアと気丈さと楽天観。
この著者のケイシーさんにしても、ずっと前に脳波デバイス関連のシリコンバレーのベンチャーで出会った日本人女性も、フィンランドにいる友人にも、そういう人たちが紡ぎだす文章というのは面白いです。
おっと、時間です。
休憩時間がおわり、旅の前の最後の没頭タイムへ。