2015年12月19日

【スライド】アイデアの講座、9期

竹橋駅の上の宿に今日から四日ほど滞在しています。
部屋からは紅葉の赤の混ざる皇居の森が見渡せます。

kokyonomori.jpg

週末の講座のスライドを掲載します。
従来のものに比べて、出口部分にステップを多くしました(説明用に)。
ただ、普通の基礎教育ではここまでやりません。
ではなぜつけるかといえば、最多参加者のYさんがいらっしゃるので、また何か、新しい要素を提供したいなぁということで。

スライド、掲載します。

2015年12月18日

ロングインタビュー第3回が、掲載されました。

デジパさんのWEBサイト上に、インタビュー 3回(全4回中)が公開されました。

第3回

今回は、「ブレインストーミングを促進するクッキー」というアイデアを、PPCOプロセスでブラッシュアップする、ということを説明しています。

3kai.jpg

posted by 石井力重 at 21:11 | アイデアプラント 4th(2015-2017)

Impressさんで、桐谷さんの新刊の打合せ

今日は、いつもと毛色の変わった仕事を神保町していました。
Impress本社にて、書籍の打合せ&挿絵用の写真撮影です。

impress_san_mtg.jpg
打合せメンバー。右から、インプレスさん、カメラマンさん、デジパさんたち。

デジパ桐谷さんが来春、本を出されます。
その中で、石井も1つのセクションを担当します。
内容は、アイデアワークショップの中身です。

桐谷さんと渡部さんは、以前、アイデア創発ファシリテータ養成講座を受講してくださり、その際の内容をよく活用してくださっているそうです。
その内容、本に入れよう、ということで、今日の運びになりました。

自分の文章が面白いほうではないと、文才の乏しさを自認しております。
そこで、石井の生のコンテンツ(アイデアの研修の内容)を、ライターさん(渡部さん)が文章に仕上げてくださる、というフォーメーションで本を作ることに。

3月ごろに出る予定でプロジェクトが進んでいます。
またその頃、ここで紹介します。


閑話:

出版に耐えられる文章を書いて推敲するだけの時間がないのがネックで、本を出すことが6年もできていないでいました。

文章を書いて推敲する時間がない、といっても、全てにおいて時間がないわけではありません。旅仕事のほかにつかえる時間は、ブレインストーミングの補助ツールを作ることに優先的に使いたいのです。

そう考えると、本を書くことを重視しなくてもいいか、と内心思っていた節がありました。

しかし、それが今回の案件で少し意識が変わりました。

生のコンテンツ(言葉や手書きの図でする説明)を私が提供し、プロの手で文章にしてもらう方式で本ができるのならば、コンテンツをもっと本という形でして、物理距離と時間的距離を超えて人に届けてみたいなぁと。


posted by 石井力重 at 21:02 | アイデアプラント 4th(2015-2017)

2015年12月17日

東京の四日間へ

今日は東へ。大阪から東京へ向かう新幹線の中で、絶賛デスクワーク中です。

富士山.jpg

これから4泊、東京滞在です。
メインは、iCONというクリエイティブメソッズの教育NPOの講座の仕事です。
アイデア創発ファシリテータ養成講座、というアイデアソンのファシリテータを育成するプログラムを二日間でみっちやります。

以前から入っていたアポ(コンサル、出版、映画)と、急遽今週にどこどこ入り始めた案件(医療、酒蔵)と、友人たちとのAB会議などで、東京滞在中も、休日なしに過ごす予定です。

東京でもそうなのですが、各地いろんな案件で、新しいことに取り組む人々に会います。
そういう方々との打ち合わせは、話すことの大半がアイデアトークです。

クリエイティブ・アイデアを毎日聞く生活をしていると、それがもたらす脳内の刺激(発火)がまだくすぶっているうちに、次の現場に入ります。
そういうことの連続が、私の気質を、アイデアワークに向く資質へと押し上げてしてくれているのかもしれません。

過密時期には、同時期に、全く違う3つのアイデアワークのプロセスを開発するなんてこともあるのですが、それが、意外な相互作用をして、新しいやり方が生まれたりもします。

一年間の旅費は、新車が何台か買える金額ですが、そういう動き回りの日々で「発火現象の高密度化が臨界点を超えていくことで、到達できるなにか」があるみたいだと、ある時から、心の奥で感じていました。

こういう仕事スタイルの中から生み出していくものが、人々に喜んでもらえるのであれば、私はいくつになっても、東奔西走の旅仕事を続けていくのかもしれません。

もはや、自分の書斎に近いと感じる、新幹線の座席で、そんなことをふと考えていました。

posted by 石井力重 at 13:52 | アイデアプラント 4th(2015-2017)

段ボール椅子

段ボール椅子.jpg

クライアント企業に9時間ほど滞在して、創造ワーク、特に今日は段ボールモックアップのワークをしていました。

そして、そのあと一緒にご飯を食べ日付の変わるころ宿に戻り、来ていたメールに次々回答していって、この時間(午前3時)に。

旅仕事に出ると睡眠時以外は、CPU100%稼働状態のような働き方になります。そういう働き方がきらいじゃない、というのもありまして。

さて、写真の話。

これは、段ボール椅子、という定型の造形物です。
わりと単純な作業で出来上がります。およそ10分もあればできます。
大人が座っていても、つぶれません。

震災の際に、ミーティング場などの急場の椅子としてよく作られていたものです。

こんな造形でよく持つな、とおもうもののいざ使ってみるとなかなか、どうして。

特におすすめなのは、大型ペットボトルの入っている縦長で肉厚のものです。
耐久性がとても高い椅子ができます。

写真は、文書保存箱的な、一般のサイズと肉厚でしたので、それほどの強度は期待していませんでしたが、それでも成人男性の2時間ほど使っても写真のような使用感で、安定していました。

座面がたわむのがたまにきずなのですがこれはこれで、お尻のフォルムに沿ってへこむので悪くないようにも思います。


さあ、この街の滞在ものこり6時間。
明日も700qぐらい移動して、打合せ2本です。
ブログを書いてクールダウンしたところで、今から朝のチェックアウトまで睡眠を。
posted by 石井力重 at 03:29 | アイデアプラント 4th(2015-2017)

2015年12月15日

今日は、どんな「生まれて初めて遭遇した出来事」があるだろう

大阪から城崎方面に向かう特急でしばらく北上した、兵庫県のとある場所に今日から滞在しています。今年最後の旅仕事ものっけから、面白いことが起こりました。

旅の始まりの「宮城〜兵庫」の移動に対して、今朝は飛行機を予約していました。
プラスのチャージを払ってしかも1C席。

フライトの90分前に自宅を車で出ました。
いつもは30〜35分で仙台空港に着きます。
が、今日は、空港への一本道で道路工事が行われていて、なんと60分。

ピーチのチェックインはオンラインではできず、チェックインのマシンが閉まるのはフライト30分前。

カウンターのある2Fに到着したのは、30分前をわずかに3分過ぎたところですが、すでにアウト。
私のほかにも、大量の人が同じ目にあったようで、カウンターをあけてくれと(ピーチに関係ない空港スタッフに)食い下がっている集団もいたりして、数分、そこで私も逡巡。

ただ、ダメだった時の移動は、プランBとして空港への道路で考えていたので、すぐに切り替えました。
仙台駅へ、その足で。
勝手知ったる新幹線移動であれば、目的地までの行動は一瞬で立案。

さて、自分を観察していて、次のようなことを思いました。

「ああ、人生で初めて、飛行機に乗り損ねたなぁ。」
 ↓
(ヘルシンキや台北からの帰りで、カウンターが長蛇の列になっていてもぎりぎりの所で乗れて、これまで一度も国際便を逃さないで入れたことは、当たり前じゃなく単に運がよかったのだ。あと30分余裕をみなくてはいけない。だいたいアクシデントがいつもおこるのだから。)

「ああ、ダブル(飛行機代+新幹線代)のコストだなぁ。」
 ↓
(フライトは変更ができるオプション付きを買おう。割高ではあるけれどもそれでよい。こういう事態に対応できるし、変則的に旅程が変わる私の仕事スタイルにあっている。今回、このフライトを抑えた後に出てきた東京の用事に対応できなかった。)

「ああ、飛行場往復の時間コストも無駄に消えた。」
 ↓
(下手な時間節約の考えで大きな時間が無駄になる。新幹線に比べて2時間の短縮になるはずが、結局、新幹線+余計な2時間が発生した。あるいは、自宅のそばにできた地下鉄+JRでいくと、短縮幅は1.5時間に下がるが、こういう事態は回避できただろう。)

と、痛手から何かしらを学んでいました。

(本音の部分では「苦手な飛行機に乗らないですんだな・・・」というのもあります。かつて苦手だった飛行機を克服しつつあるのですが、圧倒的に新幹線のほうが性に合うみたいで、比較でいえば、やっぱり飛行機はちょっと苦手です。)

そんな、こんながあって、結局今日も列車の中から富士山を眺めつつ旅仕事がスタートしました。


ただ、それはそれでおいておくとして、今日、久々に「人生初の出来事に遭遇したなぁ!」と心から思ったのでした。

そして、「そんなことって、42歳の今、年に何回あるのだろう」とも思いました。

もちろん、「人生で初めて、姫路駅に降り立った」とか「サグラダファミリアをようやく見られた」といった、頭で考えて出てくる「はじめて」は、それなりにあるのですけれど、心がドキドキして、さらに「ああ、」なんて感嘆詞付きのセリフが、自然とわいてくることって、なかなかないよなぁと。

子どもを育てていて、彼女らがいろんなものに、日々「初めて見た!」「初めて食べた!」という反応を返してくるのは、親としてはうれしいような、1人の人間としてうらやましいような、それで、かつて子供だった僕は彼女らをもっと喜ばせてあげたいような、そんな気分になります。

でも、大人だって、これぐらいのドタバタをすれば、そんな言葉に力の宿るような瞬間があるんです。

そして、そういうことって、新しいことをして失敗するなかには、結構あるような気もします。
以前と同じやり方で手堅くいくと、出会えない何かが。


今日は、無駄をしましたが、すこし良いことを知りました。

無駄をしないように人生を来てしまうことが、人生をもっとも無駄にしているのかもしれません。(とっても私見です。)
posted by 石井力重 at 17:46 | 日記、価値観、仙台オススメ

2015年12月14日

文献の山の中の生活もあと12時間。今年最後の旅仕事へ。(+余談を2つほど)

文献を積み上げて、新しいタイプのワーク開発に没頭していました。
いま、休憩で、これを書いています。

coffee_books_and_thinkpad.jpg
非常勤講師先の大学からの書類、モックアップ作成用素材、PC、書籍(少し、かたしました)。
壁には、外国のフェリーの荷札とか、デザインサンプルやら。

取り組んでいたことは、なんとか結像し始めました。

この期間、大量の新製品アイデアも沸いて出ていて、ベッドサイドにおいていた大判ポストイットに書き記した開発ネタもずいぶん増えました。

ですが休憩時間を、時間を決めてとらないでいると、机の前にひとたび座ったら14時間ぐらいがたっていることなども、よくありました。

願わくばここからあと二週間ぐらいは、仙台で開発フェーズに入りたいところですが、明日から、近畿・関東・東海をめぐる旅仕事が始まります。

明日のフライトに遅刻はできないので、今日は過剰に没頭しないように休憩時間を決めて、その時間は別のこと(いまは、ブログを綴ること)をして過ごしています。


時間まで、余談をもう少し書きます。


余談その1

体験から気づいた、情報摂取姿勢の変化(SNSのBefore,after)

FacebookとTwitterへの直接書き込みと閲覧を極限まで減らす、ということを今年の第4・四半期からはじめてみました。
そうすると、表明してみたいアイデアが(Creative ideaも、ただの考え、という意味のアイデアも)どんどんたまります。

たまっていくものは、創造の内圧をあげることにつながるみたいです。
ある種の人には、閃きのアウトプット欲求、とでも言うものがありますから。

その対概念でいえば、インプット欲求も、そういう人にはあります。
SNSのストリームを流れてくる情報は格好の流入源であり、大量に読み込むことを数年してきました。
ただ出典のない浮草みたいな情報は保留的な位置づけにせざるおえず、記憶の保留の意識が働き、頭が疲れるみたいでした。

この四半期は、それらを遠ざけました。
するとインプット欲求がやっぱり根底にありまして、読書量が多くなりました。
辞書でつぶさに言葉の意味を知り直す、という行為もかなり増えました。

(とはいえ、SNSは、これはこれでいいものですので、スポット的には運用して行こうと思います。)


余談その2

献本いただいた本の紹介


旅仕事をしていると、不思議と、いや旅しているので必然的に、行く先々で人に出会います。
2015年3月に、札幌から沖縄までを1か月かけて旅仕事でめぐることをしました。
その時に、那覇で夕飯を取った時に、隣にいた方と話してみたら、世界一周を終えて沖縄で仕事をされているという方でした。
面白い体験をたくさんおもちでした。
これから世界一周に出ようとしている旅志向の人には面白いでしょうね、と話していました。
そのブログを本にされたということで、一冊頂きました。
じっくり読み切ってレビューとともに紹介しようとおもいましたが、明日発売なのでタイミングが大事だろうということでここで紹介しておきます。

私のブログを読んでくださっている奇特な方は、だいたい大手企業のイノベーションをめぐるあれこれに取り組んでいる方で、この本の読み手とは違うだろう、とは思いますが、余談として載せておきます。

今となっては私はバックパッカーを卒業していますが、大学時代は、旅行研究会、というサークルで、イタリア20日間(移動と宿泊と食べると見る、全部で20万円)のひたすらお金を抑えて世界を見に行く、ということをしました。

列車ごと船にのってわたるある島への航路では客室に放置していたリュックのカギを壊されて開けられてしまったり、夜に歩いたら危険という通りを友人と遺言を伝えあいながら身構えて歩いたこともあります。

今はだいぶ環境が変わったかもしれませんが、若者がバックパッカーで世界を旅している中で目に映る風景を、この本の中に垣間見ることができます。

外国で冒険・挑戦する女性たちに共通した、ユーモアと気丈さと楽天観。

この著者のケイシーさんにしても、ずっと前に脳波デバイス関連のシリコンバレーのベンチャーで出会った日本人女性も、フィンランドにいる友人にも、そういう人たちが紡ぎだす文章というのは面白いです。


おっと、時間です。
休憩時間がおわり、旅の前の最後の没頭タイムへ。
posted by 石井力重 at 17:23 | アイデアプラント 4th(2015-2017)

2015年12月13日

問題と課題について(ver.石井)_”困った事柄””解くべき事柄”

問題と課題の違いは何か?と問われました。
1か月にわたる長考の末、至った結論は

  • 問題とは「困った事柄」
  • 課題とは「解くべき事柄」

でした。

石井の前置き)

問題と課題は共に「お題」という概念を含みますので、お題的な事柄を指す場合は、どちらも使えます。
1つの議論において両方の言葉を使いわける場合には、差異を把握し、ある概念をどちらで表現するかを判定できる物差しが必要です。

WEB上で検索してみると、世の中には「問題・課題の使い方」の定義がたくさんあります。
良いものもたくさんあります。際立った言葉で表現されているものほど、独自のテイストを感じました。

借りて使うことも可能でしたが、自分でも再認識して、納得の上で、定義をしたいと思い、ゼロベースで取り組みました。
なお、私が至った結論もまた、「新しい、誰かさんの我流の定義」の一つに過ぎないとおもいます。
願わくば、他の人から「実践で使いやすい」と評される側に入っていてほしい、と願いつつ、公表してみます。


さて最初は、大辞泉。

困った_解くべき_ページ_1.jpg

共通部分も多いですが、差異として際立たせてみると、見えてくるものがあります。

次は、WISDOM英和辞典。(正確にはWindowsアプリのWISDOMです。英和・和英の両方が融合したものです。)

困った_解くべき_ページ_2.jpg

英語で見ると言葉の違いがよくわかるケースがあります。
見てみると、先に出てくる4つは同じです。
(※見やすいように順番は入れ替えています。今回は、差異を明確にしたいがゆえにこうしています。しかし、辞書の順は字義を知るうえで大事なところでもあります。援用される場合はぜひ一度、ご自身の辞書を引いてみてください。)

ラーナーズ・コーパスの部分も興味深かったので、併せて引用。

これら日・英の言葉をベン図(Venn diagram)にしてみます。

困った_解くべき_ページ_3.jpg
題(:=回答を求めて出す質問)という共通部分はあります。

つぎに、異なる部分を入れてみますと、

困った_解くべき_ページ_4.jpg

こんな風になります。

一言で言うと、「問題=困った事柄」、「課題=解くべき事柄」になると考えました。
posted by 石井力重 at 13:21 | アイデアプラント 4th(2015-2017)



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