2015年12月06日

自宅の近所に、日本で一番標高の高い地下鉄駅ができました(八木山動物公園駅)

私の住んでいるのは八木山という仙台城跡を超えてさらに高いところにあるエリアのですが、なんと「地下鉄駅」ができました。

東西線の「八木山動物公園駅」です。

駅の標高が136mで、京都タワーぐらいの高さ。
これまでの地下鉄駅の標高トップは神戸でしたが、30mぐらいの差で八木山駅がトップに。

なお、正式名称は八木山動物公園駅、愛称的に動物公園駅、と仙台市は呼称しているのですが、早晩「八木山駅」と呼ばれると思います。

(Yahoo路線情報で検索すると、動物、と打つと2つの候補が出て、大阪と千葉です。八木山、とうつと、ここだけ。)

周辺に大きな道路が3つ通りました。
(ひより台大橋、鈎取、芦の口)
大きな駐車場が建設されました。
バス路線もびっくりするほど変わりました。

朝のラッシュ時でも新幹線へ向かう時間が読めるようになったのはとても助かります。

(運転開始まで、あと3時間です)
posted by 石井力重 at 02:02 | 日記、価値観、仙台オススメ

2015年12月05日

開発用サンプルを日常使いする

近所に借りている書庫書斎は、大量の蔵書ができる半面、がらんとして実に寒いです。
しかし、頭の回転が鈍るのでエアコンをさけ、毛糸の靴下をはき、ウールコートを着て机に向かっています。

さて、新商品開発渡り鳥、みたいな生活をしていると、いろんな案件のことが頭に浮かんできます。
今は、県岐商の商品開発のこと。

特殊な市場と汎用市場がターゲットとなる商品へ結像しつつあります。

その特殊市場の方は、参入障壁や市場規模、アプローチ方法なども、ざっと下調べしたりしていました。

一方で、汎用市場の方については、製品構想の精度を上げるため、メーカさんから頂いていたサンプルを日常使いしてみて、「実物を触る」時間を積み重ねています。

そうすると、手が「ここにそれがあったらいいのに(今は無い)」という感触を起こしてくれることがあります。
実際に、そこに取り付けてみると「これは、ずいぶん便利になったなぁ」と思えることがあります。


そこについて、もう少し詳しく書きます。

サンプルを手に入れたら心がけていること

  • 貴重なサンプルほど、普段使いして、使い倒してみること。
  • 物体の真価・効能を、たくさん自分の原体験として得ていくこと。
  • 足りなければ、有償サンプルを自腹で買って、さらに使い倒してみる。

買ったユーザは、それを節約しながら使うはずです。
そのユーザ体験がどうであるのかを、自分で買い足すと気が付きます。

ニーズに対して、どれぐらいの満足を与えるか。
効能に対する価格はどうなのか、なども。

A)使用が便利になり、元の状態(それがない状態)に戻したくない、と心が抵抗を感じるものは良い商品です。

B)間違っている商品は、日常使いをはじめてみると、すぐに使わなくなります。

なお、

Aの場合は、市場創造型に対して投入する場合は、小ロットでテストマーケティング的に製造販売する、というのが一番良いでしょう。小ロット分は、きちんと商品の効能を伝えていけば、はけるはずです。
そこで得られる情報があれば、拡大再生産か、PIVOTか、ゼロベースに戻すか、を判断する精度が格段に上がります。

Bの場合は、たとえ小ロットであっても作る前に、商品を再考するべきでしょう。
テストマーケティングをするまでもなく小ロットすらはけません。
商品説明の特設ページにおいて、実はさほど便利ではないと思っている人が書いている商品説明はやっぱりどこかちぐはぐで、ごまかしの感じが漂います。売れません。

posted by 石井力重 at 17:47 | アイデアプラント 4th(2015-2017)

疲労回復と現地の気候に馴染むには、ウォーキング

仙台はすっかり冬です。
南北に長い日本で旅仕事をすると季節がいきなり進んだ感じで体がしんどくなります。

特に寒くなる方に進むと凍えて筋肉が凝って、体が痛くなったり。
ああ、疲れたなぁ、となぜか感じる時は、寒さを疑ってみます。

そしてそういう時には、身軽な運動着に着替えてその街を4kmぐらい歩きます。
寒さも感じますが、次第に暖まり汗も出ます。
シャワーを浴びてサッパリするとすっかりその街の気候に体が慣れます。

基本的に案件の前の日にその街に入るのですがそれは、現地の気候に体をならせるためです。
その街で一汗かけば、もう現地の人と同じ感覚で過ごせます。

旅荷物が少ないのに運動着を入れている人は意外といますが、旅先での運動習慣はいろんな良い面があるみたいです。

image.jpg
石井造語
posted by 石井力重 at 00:38 | 日記、価値観、仙台オススメ

2015年12月04日

旅仕事から帰るといつも泥のように眠り、超回復

二週間ぶりに仙台にもどりました。

旅仕事の最終日は、結構ハードでした。
8時間ワークショップ、会食、そして、深夜の新幹線で仙台駅に。

どうしても、翌朝仙台にいる必要があり、強行軍の旅程を選んだのですが、全力ワークショップ+会食の席の楽しいお酒でたくさん飲んでしまった後の移動は厳しいものがありました。

まず、京浜東北線で数駅の移動で座ったら、寝過ごしてしまって東京駅を通り越し、引き返す時間がないので上野から新幹線エリアに。
すると予約列車はなんと上野は止まらず。
ちょうどきた長野新幹線では大宮まで進んで、最後には何とか、つじつまが合わせられました。
(大宮の乗り換えにミスすると、長野まで行ってしまうので、デッキで立って過ごしました。)
そして、東北新幹線に座った瞬間に眠ってしまい、仙台駅の到着アナウンスで目が覚めた、という次第。

到着時刻の連絡をしないで仙台についてしまったので、仙台駅の新幹線待合エリアで車を待つことに。

sendaieki.jpg
23時過ぎ、仙台駅の新幹線待合スペース。

いつもは人で込み合うここが無人になるをはじめてみました。
迎えの車が来るまでの20分間、通る人もなく。

自宅に着いたら泥のように眠り、旅から帰った翌朝は、超回復状態で目が覚めました。

(大辞泉「超回復」:
強い負荷をかけることで傷つき衰えた筋肉細胞が休息によって回復し、さらに負荷を受ける前よりも筋力が強くなる現象。過負荷から2〜4日間が超回復の期間といわれ、その期間に過負荷運動を行い、次の回復を待つということを繰り返すことで筋力を合理的に増強できると考えられている。)

※正確に言えば、筋肉の超回復が起こっているわけではなく、頭脳と心身のエネルギーの満充電、といった風の状態を指して私は「超回復」と良く表現しています。

仙台で一日仕事をして、夕方からは、もう次の旅仕事のホテル手配やら、資料収集やらに取り掛かかりました。
次の旅仕事のスタートまで、あと10日。

仙台にある自宅に「滞在する」という方がしっくりきてしまうワークスタイルです。
都内のホテルが高騰する昨今、交通宿泊費が、経理書類上、目覚ましい伸びを示しています。
posted by 石井力重 at 18:53 | アイデアプラント 4th(2015-2017)

2015年12月02日

ブレストを上手くいきやすくする要因「グループの凝集性」を高めるには、という話(インタビュー第二回)

デジパさんでのロング・インタビュー、第二回は公開されました。

あそぶ、食べる、笑う、ほろ酔い...これらとアイデア創発にはどんな関係があるのでしょうか?グループの密度を高め、より効果的なブレストにするためには何が必要か、アイデアが出てくる環境について、お話をいただきました。

posted by 石井力重 at 22:52 | アイデアプラント 4th(2015-2017)

旅の荷物に「ひも」が1つあると便利です

二週間の旅仕事も終盤。今夜は大井町の宿でブログを書いています。

さて、旅荷物は年々減るものですが、逆に普通は持っていないものを鞄に入れておくようになったりします。

その一つが紐です。

紐が1本あると、旅の道中に結構役立ちます。

乗り物の中で動いてしまうキャリーバッグを括りつけるとか、今はしなくなりましたが、宿で手洗いしたものをちょっと干すとか。

紐は普通のものでもいいのですが、巻き尺を紐代わりに使うと便利なんです。

こんな風に使っています。

tabidougu.jpg
裁縫をする人には叱られてしまいそうですが。

こう使えばわずかに巻き尺としては狂います。
少しは伸びますから。

ただ、旅先で大まかな長さが知りたい時には、これで十分です。

一瞬でしまえて絡まない、というメリットと、
結ぶと緩みにくい、というメリットがあります。

外国にいる時に、なんかサイズが気になるときに、あれこれ図って、1人うんうんうなずいて楽しむこともできます。
  
posted by 石井力重 at 22:36 | 道具考/ALL

2015年12月01日

不思議と、蕎麦じゃない「そば」に出会う1週間でした

珍しく食の話を、余談的に。

姫路の「まねき えきそば」
岐阜の「まるでぶ」
松阪の「不二屋」

旅仕事の中で、この一週間で、たまたまご当地の昔からの食べ物を食べたのが、この三つでした。
どれも、更科とか藪とかのいわゆる蕎麦じゃない「そば」でした。

汁は、食事の汁物のようで、麺は中華麺的。
中華そばを、もっと蕎麦に引き寄せたような、面白さおいしさがありました。
それぞれ全く違うものです。

食にはこだわりは全くないのですが、感性の仕入れとして珍しいものは、行って見て食べる。そう心がけています。
時には、失敗・・・という目にも合うのですが。
上記の3つはどれも、いいものです。

古くからある飲食店は、品数が絞られている、という印象を受けました。
まるでぶ、に至っては、2つだけ。
こういう店は、お客も心得ていることが前提のやりとりなので、あれこれ聞かず、何かを言われたら「はい」とだけ。
それでだいたい済みます。
価格も、とても安いです。

時間が物事の洗練をもたらす。

品数も、接客も、削ぎに削いだら最後に何が残るべきか、を、こういう店はうっすら見せてくれます。

(食べ物の写真は、極力載せない方針ですので、今回は写真無しです。)

posted by 石井力重 at 23:56 | 日記、価値観、仙台オススメ

テストプレイ in 松阪

image.jpg

伊勢市駅から北上する、夜の列車の中で書いています。

今日は、松阪で急遽テストプレイをさせてもらいました。
米山さん、皆様、ありがとうございました。

今回たくさん発展材料を得られました。

(今まさに松阪に列車が停車しました。)




posted by 石井力重 at 18:21 | アイデアプラントの試作の目線



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