2016年03月12日

女性だけの電子工作イベントのアイデアワークをしてきました。

d_ideathon.jpg

今日は、女性参加者だけで、電子工作をするイベントのアイデアワークをしてきました。

ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
そして、女性陣のムードをリードしてくださった、松村さん、石田さん、きょんさん、ありがとうございました。
Linkingの関係者の皆さん、THQの皆さん、AOL(エンガジェット)の皆さん、ユカイ工学の皆さん、貴重な機会をありがとうございました。

これからの二週間、形にしていきましょう。

世に出るものは、1のアイデア、99の具現化努力。
アイデアを実行する習慣の端緒として、ぜひこの二週間を、皆がリーダーシップ&フォロワーシップを心に、走りきってもらえましたば幸いです。

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今日のスライド


posted by 石井力重 at 23:59 | アイデアプラント 4th(2015-2017)

2016年03月11日

本日、共著が出ました。

ご縁があって共著をした本が本日発売となりました。版元はインプレスさん。

『いちばんやさしいWebマネジメントの教本 人気講師が教える最強のサイト運営チームの作り方 (「いちばんやさしい教本」シリーズ)』   http://www.amazon.co.jp/dp/484433998

想定読者層は、WEBサイト制作をする方、WEB制作を社外に依頼する方です。
アイデア創出の関係でお付き合いしている方々には、遠い話かもしれません。

石井の担当部分では、アイデアソンのミニ版を展開しています。

ご興味あれば、ぜひ書店で手に取ってみてください。


追記:

4月に出版記念セミナーがあります。
メイン著者の桐谷さん、吉澤さんからレクチャーが受けられます。

posted by 石井力重 at 02:37 | アイデアプラント 4th(2015-2017)

2016年03月09日

【アイデアワーク・ツール】Issue finder(目の付け所の転換)

急遽予定を切り替え、9泊ほど東京に滞在しつつ、打合せとアイデアワークの企画制作をしています。

その中でアイデアワークのツールとして切り出しせるものが出来ました。紹介します。

issue_finder.png

Issue(解くべき課題) finder(発見ツール)です。

使うシーン:

「見つかった問題が、どうも解くのがきつい。出せても、薄っぺらなアイデアしか、立てようがないなぁ」という場面で、使います。

問題○○が見つかると、すぐにアイデアを出したくなります。
つまり、「○○が起こらなくなる装置」という感じのアイデアです。

こういう「問題があったぞ。じゃあ、それに対してアイデアを出そう」という直線的な思考スタイルでは、当初の問題が浅いと、創造的努力が生むものが小さくなります。

ですので、問題の後ろに回り込んで攻め口を探してみたり、その問題を引き起こしている根源的なものに攻め口を探してみるのが上策です。

解くべき課題をいかに設定するかがアイデアワークの肝であり、そのための思考方法はいろいろあります。
それを単純化して、ワークシートに仕立てたのがこのPDFです。

目の付け所がいい、といわれるアイデアは、発想から始めません。問題を見出した後、目の付け所をいくつも考え出してみて、その中で核心のものを選び、課題として定めます。そしてようやくアイデアを出す作業に入ります。
ここまで行くと、成果物を目にした人は「ひねりの効いた解決策だなぁ」と感じます。


使い方:

当初の問題を、6つの観点でみてみると、どういう問題としても考えられるのかをしらべます。範囲を広げて問題を考える、といった感じです。
次に、その問題を生み出しているもの(根っこ部分)に光を当てて、根源は何かと洞察します。
ここまでくると、アイデアを出せたら効果的であろうというもの(すなわち、解くべき課題)が見出せます。
あとは、アイデア出しをします。

チームで行っている場合は、大きな紙に印刷し、皆でわいわい意見を出し合いながら、シートを埋めてゆき、シート上に出てきたものを、深く洞察し、最終的に、何を課題として選定するか、をディスカッションするといいでしょう。


補足:

いわゆる「アイデア発想法」は、最後のブレストの部分について、ジャンプ力を与えたり、出し尽くした先にさらにださせたりすることには有効ですが、課題を同定する、ということ自体は、(大抵の)アイデア発想法の枠組みの外になります。ゆえに、所与の”問題”が陳腐だと出てくるアイデアが陳腐になります。皆の創造的知性からのアウトプットがどうもいまいちだな、という時には、発想力を疑う前に、まず、Issueを熟慮した「発想のお題」になっているかを疑ってみてください。

なお、(大抵の)と書いたのは、洗練された発想技法の中には、それらを持つものもあるからです。使われていくうちに、カバー範囲が広がり、鍛えられ、良く練られたプロセスをもったものになります。それらには、「見る(観察)」「見つける(問題の発見)」「内省する(洞察)(分析)」「定める(課題の設定)」というタイプのステップを見出すことができます。

冒頭の Issue finder は、そうした高度なプロセスをもつ発想技法群から抽出した要素群をもとに、複雑で網羅的なステップを形成し、そこから削ぎに削いで、シンプルにしてみたものです。

posted by 石井力重 at 04:41 | アイデアの技法

2016年03月02日

一関高専での技術系企業さん向けのTRIZワークショップを実施してきました。

TRIZ_ichinoseki_ishii_00.JPG

ひとつ前のブログでスライドを紹介した、硬い名称の講演会は、いつものアイデアプラントらしいスタイル〔=ワークショップ中心+ちょこっとだけ講義〕で実施してきました。

想定30名申し込んでドタキャンなどで減って参加20名ぐらいの参加、という見立てで講座を募集かけていました。
しかし、実際はもっと多く、申込み40名を超す申し込みがあったそうで、そこから、急な予定やインフルエンザなどの欠席者が少しで、参加37名での実施となりました。

TRIZ_ichinoseki_ishii_01.JPG


発明原理の本質を紹介し、細かい情報のインプット前に、まずは発想体験の味見、という感じで、智慧カードでアイデア出しを競うワークを。

TRIZ_ichinoseki_ishii_02.JPG


遊びのプロセスは、スモールステップで提示。

TRIZ_ichinoseki_ishii_01.JPG


東北人の対人関係の基本は大人しいとされますが、本質は、静かなる意欲がある良い人たちなので、コールド・スタートの垣根をうまく超えれば、すぐに協力的で和やかな雰囲気に。

(参考余談:東北に拠点がある石井はこの辺の頃合いが分かりますが、関東関西からの講師だと「いや〜、反応が薄くて、、、」と評されたりします。実は、コールド・ブートの時間が、他の地域よりも2~3倍ぐらいかかるので急速立ち上げをしようと引っ張ると調子がつかめず波に乗れないままずっと進んでしまう、という構造が、そういわしめているのだと思います。)

TRIZ_ichinoseki_ishii_03.JPG

回ってアイデアを伺っていました。
これだけの人が発案しているのを聞くのはとても楽しく、中には(あ、それ、売れそう、いい商品案ですね)と内心、思うものもありました。
TRIZ_ichinoseki_ishii_04.JPG


長尺のワークでは、画面を分割し、スライドとタイマー。

その他、「考えあぐねている人にだけ、そっと伝えたい考え方のコツ」は、集中している人をディスターブしないように、ホワイトボードに。
(こういう使い方をするので、ボードは2面あると便利です。)

これがかかれたことに気づく人は、発想の作業にまだ没頭していない人です。
理想は、だれもこのボードにナニカがかかれたことに、気が付かないこと。

TRIZ_ichinoseki_ishii_05.JPG


TRIZのコンテンツは多岐にわたります。
今度は、次期製品を考案する、というワークを行っています。

TRIZ_ichinoseki_ishii_06.JPG


直接的な力、周期的な力、共鳴振動、進行波、という「力の使い方が高度になる」という技術特性を説明した板書。
進行波を使って面白いことをした技術事例を紹介しています。湖面に並べた振動子で定在波を作り、ポテンシャルの井戸を作り、次に波を調整しポテンシャル井戸をズラシてやることで、模型ヨットを岸に「引き寄せる」こともできる、という話を。

TRIZ_ichinoseki_ishii_07.JPG


初めての思考プロセスはしにくいもの。「他者との共同作業」という緊張感の力を使って、思考の初速をつけます。
具体的には、ペアで雑談っぽく話し合いながら、アイデアを発想していきます。、

TRIZ_ichinoseki_ishii_08.JPG

未来の製品を考える際に、現在の延長線上からの発想でなく、究極の姿へ飛ばし、現状と補助線を引き、その上を徐々に現在に向かって戻ってくる、というTRIZの思考法の一つも紹介しました。

その他、メッセージで、イマジネーション・フィールドからアイデアを拾い出していく営みに関するところで、「創造的退行」(creative regress リンク先205頁など。)の話を少ししました。


以上です。

余談1:

「難しい話は、少ししかしませんよ、出来るだけ皆さんが手を動かし、やってみる、体験してみる、という時間を中心にして進行しますよ」なんて言いながら、徐々に学習に入ってもらい、創造的思考の山を登ってもらっていって、進んでいった先に紹介できる小噺(学術上の知見)を紹介する、といった感じで、いつも話しています。

それゆえ、参加者さんとともに辿り着く場所が都度都度違うので、同じ山を登っても、自然とする話は違っています。
今回のように写真で様子を振り返ると、「そうだ、そんな話もしたなー、そこもう少しかみ砕いた話を用意しておこう」なんて次へのアイデアがわいてきたりします。

余談2:

教室の真中に柱がある、という状況で苦慮しましたが、そこはクリエイティブワークの場だから、ということで、いつもの教室のピシッとした並びをやめ、机を傾けてならべたり、スクリーンの向きを壁から15度ほど傾けて皆がスクリーンの見える位置にしたり、という工夫でしのぎました。

余談3:

午後からの開始でしたが、ちょうど昼に高専の合格発表がある日だったので、建物の入り口で悲喜こもごもとそれを写すテレビ局が取材に来ていたりして、面白い一日でした。

余談4:

自動車で変える途中、東北道の金成のPA(下り)で休憩したら、珍しいお土産があれこれあって、東北土産として買い込んだものがありました。
金粉、白チョコ、あげ餡ドーナツを組み合わせてできた、「金なんとか、、、(四文字の名称)」のお菓子は、そのあと、パートナーにもっていったらとても喜ばれました。
posted by 石井力重 at 14:29 | アイデアプラント 4th(2015-2017)



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