2016年04月26日

事業の手法を通じて社会課題を解決する、一つの実践の姿として

オンラインショップの発信を私が言及するのは、商業的すぎるので避ける心理がいつも働きますが、今回は紹介します。

オンラインショップの店長(4代目)から、”311の震災復興の時のように、熊本に売り上げの一部を寄付したい”という相談が入りました。石井としては、素敵ですね、という回答以外はありえないので、そう返事をしました。
そして、その日のうちに公式サイトから次のように発信されました。

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タイトル:売上の一部を、熊本地震災害の被災地支援として寄付いたします
発表:2016年04月18日
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アイデアプラント(私石井)とオンラインショップ(運営はマグネットデザインさん)は、ともに仙台拠点です。
311においては、東北は、世界中から様々な支援を受けました。

当時、毎日人が死ぬ(遺体が発見される)という日々を生きていた数週間でしたし、社会が壊れ日常が壊れ長い回復の途にあった被災者の方々とともに同じ地域で暮らす数年間でもありました。

被災された方々にとって最もありがたい支援は、貨幣でしょう。
物資よりも、未来に明るいものをより描き出せる原資となるのは、何にでも交換できるモノ、です。
それは復興の中から挑戦してきた地域のリーダたちからもよく感じました。

微力ではありましょうが、今度は我々東北が、志しを届けます。

((この文章は、4月18日の時点で、私のFacebookで書いたものを、わずかに修正して、私のこのブログに掲載したものです。))

((ここからは、ブログ用に追記します。))

仙台で震災と復興長い道のり(未だ続く)を、見てきて思います。
「物体は新たに同じものが作れるけれど、愛する人たちは再生できない。」と。

”グリーフ(愛するものを失った悲嘆)というのは、乗り越えて消すことができるもの、ではなく、生涯同居していく気持ちなのだ”ということを、グリーフケアの専門のお話を伺ったのを思い出します。当時は、まだ街に大きな余震が続き、余震が来るたびにみな気もそぞろ、そんな環境でした。

現在、5年の月日が経ち、沿岸部の友人を失った悲しさを忘れることはありませんが、常にそれが大きく心を圧迫することはなく、気持ちの上で整理がついています。きっとご家族にしてみたらまだまだかかるだろうと思われますが。

復興初期の数年間は、仙台の皆は、悲しい気持ちがかなり大きく心にありました。
が、生き残った人々(年齢の低い人の方が沢山生き残った)が、たくさんご飯を食べられるようにするには、頑張って経済的に発展し、納税し、個人的に支援をし、ということが、復興の中から動き始めた人々の心にはありました。

今振り返ってみても

◎事業の手法を通じて、社会課題に取り組んでゆく。

◎継続可能な支援方法で、長く続ける。

そういうことが、大事だと思いました。

株式会社というものは、経済原理の観点から見れば、限られてたステークのための収益装置です。
ですが、ステークホルダーを非常に広くとらえた場合、カンパニーというのは、公器に近いものとして捉えられます。

事業が社会をより良くするものであれば、こういう時代には、むしろ自社の事業に深く邁進することが、最大の貢献であろうと思います。

ちなみに、ものすごく余談ですが・・・
震災から数日、心が戦慄状態だったころ、意外なことに”屋外映画上映でもやってないかなー”と、思ったりしました。
子どもたちが笑って歓喜する姿をずいぶん見ていないなぁと思ったのが当時の心理の背景にあったかもしれません。
一方、復興の本格化した時期に文化イベントが目白押しになっていくのですが、それには地域の人たちは”もっと実際に役立つものにその資金を使っていけばいいのに”というムードもあったようにおもいます。

すぐに現地に入れて貴重なスキルか多彩な才能を発揮できる人以外は、外部の人ができることは「実利的なこと」だろう、と、経験から思うのです。追記が長くなりました。

posted by 石井力重 at 17:41 | アイデアプラント 4th(2015-2017)

2016年04月23日

この時この立場にいる自分しかできないことに、邁進すること

使命、というものが現代にいきる我々一般人にあるだろうか、とか言えば、私はある、と思います。

使命を果たす、というのは、「この時この立場にいる自分しかできないことを洞察し、それに向かって邁進する」ことだろうとおもいます。
その過程で、いろんなお付き合いやしがらみをそぎ落としてでも、全力で進んでいくことも、覚悟をして。


そんな今の私の考えをつづってみます。

色んな人と良好な関係を保って、いろんなことを見たり学んだりしていくことは、いつでも大事なことだと思います。

しかし、私には、今もはっきりと思いだすシーンがあります。

『世界中の人を救おうだなんて思わないこと』

私の中の「尊敬される企業」の原風景となっている、N社の創業者さんに、今から10年前に意を決してお会いしに行ったときの会話の一つの言葉です。彼の事業は素晴らしいもので世界中のある種の人々に喜ばれるものを作っています。

彼の所には、顧客以外にも、色んな人が何らかの意味での支援を求めてきます。
高邁な企業文化とスキルに惹かれてやってきて、何らかの経営資源の提供を求めます。
それに全部答えていたら長期的な事業継続性が危うくなります。

彼は、圧倒的な人々への愛を持っているのと同時に、使命を長期的に果たすために、厳しい戒律のようなものをもっている。
当時の教えのワンシーン『世界中の人を救おうだなんて思わないこと』から、強く感じ取り、今も心にとめています。

10年前、駆け出しのころの私が彼にお会いし、一日一緒に過ごせた経験は、今も道を進むうえで大きな拠り所をくれています。
あらゆる人にいい顔をしようとしている時、それは「未来の顧客に不誠実なこと」である、と言い聞かせ、”八方美人の消耗”に陥ることをきっぱりと回避しています。


私は、ご縁があっていろんな人から知見、経験、人の縁をもらい、ある場所まで進んでいきました。

脳や知性の能力水準は凡骨であっても、狭い専門領域の圧倒的な経験量が、気質を育み、才能に似たものを形成してくれました。

もらっってきたものが結晶化しつつある。そのナニカを放置し自分の暗黙知として融解させてしまうこともできるし、もっと内観して人に共有する形にしていくとも出来そうにも、思えるようになりました。

今この時この立場にいて自分にしかできないことがあるの?と心の中に問いかけてみたら、どうもありそうだ、という感触でした。
ということで、最近、研究活動の割合を増やしています。

いろんなものを、そぎ落として、時間に大きな余白を作って。

しばらく学会発表の場での一研究者としての先生方の前で発表することから遠ざかっていましたが、そういう場に持って出れるようなものも、事業活動と並行して進めておもいます。
その結果、アウトプットとして表現できるものは、ほかの人から見て、ほんの小さな敷石かもしれません。
でも、それが、わずかでも人々が踏んで上に行ける土台の一部になるならば、それでよい、と。
posted by 石井力重 at 16:00 | 研究(創造工学)/検討メモ&資料

2016年04月22日

「学びて思わざれば則ち罔(くら)し」

夜眠る前に考え事をしていて、論語の言葉を思い出しました。

「学(まな)びて思わざれば則(すなわ)ち罔(くら)し」

辞書を引くと、次のように解説されています。

「教えを受けただけで、みずから思索しなければ、真理には到達できない。」(大辞泉)

あるいは、ネットで検索して、学習情報の多いページではこのようにありました。

「学んで、その学びを自分の考えに落とさなければ、身につくことはありません。」(TOSSランド)


なお、孔子曰く、その逆(思うが学ばない)は、殆(あやう)し、と。

大事な言葉だなぁと、思います。

・・・というのが、一つ目に率直に書きたかったことです。


二つ目です。

思いと学び、どちらが先にあるべきか(どちらが終わりにあるべきか)。
鶏と卵の型の議論であり、無難な答えはたぶん「永遠の循環」なのだと思いますが、
私は「思うが終わりにあるべきだ」と思います。

理由を書きます。

大人であれば「思う⇒学ぶ⇒思う」が妥当なプロセスだと思います。

大人の学習者には経験がある。大人の学習者には機会がある。そういう大人にとってみれば、日々の中からわきあがる考え(=思い)が形を成します。それがどこまでもいけば独断的になるかもしれません(=殆)。
が、広く意見を聞き、学ぶことをするならば、あやうさが低くなり、学びで得た新しい知識を自分の考えに落としていけば、真理に至れるでしょう。

子どもは状況が違います。
いきなり深さをもって思うことをすることはできません。

学びます。経験がないのでいまいちピンと来ない(=罔)。
社会に出る。経験を積み、思うようになる。
思いが積み上がり、仕事がかなり出来るようになってくると手痛い失敗も出てくる(=殆)。
正しく広く知りたくなって学ぶ。
そして習得し、また社会に出て実践し、思う。

このように「学ぶ⇒ 思う⇒学ぶ⇒思う」になるだろうと思います。

大人、子供、どちらにせよ、終わりにあって欲しいものは「思う」である、と考えました。


以上が二つ目です。学んだら、思うべし。


三つ目です。

私は仕事柄、多くの人の「学び」の場にいることがよくあります。

学習者の大半はそのあと「思う」をしない、ということをたくさん見てきました。
正確には、学習者の多くは「学びをそのまま実践してみる」ところまでは、結構、します。

その先の「思う」までする人は実感的には5%に満たないぐらいです。

そういう人とのディスカッションは多くのものをもたらしてくれます。

自分がその5%ぐらいの中に入るような、学びて思う人になっているかどうかを、もっといつも意識していたいと思います。


最後、四つ目です。

学びの場において批判的コメントや懐疑的質問を頻繁に出す人は、多くの講師は「扱いにくい受講者」として敬遠しがちですが、私は少し違った見方をしています。本気で実践していこうと思っているからこそ、その知識の適用限界が知りたい、のだと思います。
つまり、「学びて思う人」なのだ、と。

そのような「学びて思う人(罔しに陥らない人)」に接することは、「殆(あやう)しに陥らないようする」効果がある、と思います。

教える立場に立った時に、いつもそう心に停めて登壇したい、と思うのです。

((とはいえ、単に、生産性のない「非難」や賢くみせたいがためだけの「否定」を発するタイプとの判別はしにくいのも事実ではありますが。))

posted by 石井力重 at 23:53 | 日記、価値観、仙台オススメ

2016年04月21日

【スライド】2in1PCのアイデア・ワークショップ(4/21、品川)

新緑の美しかった京都滞在を終え、今日は夜に行うワークショップ会場のあるマイクロソフトさんの品川本社へ向かいます。
本日のスライドを掲載しておきます。


ワークシートはこちら


ポイント
◎このワークショップ専用にデザインしたミニアイデアソンです。 
◎既にあるモノの用途開発に特化した発想プロセスです。
◎対象の特徴の明確な把握が重要です。(特に隣接領域に存在する物との差異が)


さあ、今夜もどんな面白い発想の人々とアイデア出しができるかを楽しみにして、新幹線に向かいます。



追記(4月22日)

実施してきました。

MS_ideaworkshop.jpg

予想よりもずっと多い参加者の方でした。6人テーブルが7つ、という構成でした。

当初の想定水準を超える面白いアイデアが多くて、ファシリテータをしながらも「あ、それいい、それが実現したら使いたい」とか「そのアイデアが実現すると、販売セットの在り方もずいぶん変わる可能性があるなぁ」ということを内心思いながら進行していました。

普段のワークショップではその辺は逐次フィードバックするのですが昨晩は、そのあと審査員がアイデアを審査する、という構成でしたので、特定の班のプランに対するプレイズ・コメントはしないでおきました。(なのですが、そのあとのエキジビジョン・タイム「審査対象でなくてもいい、俺のアイデアを聞け・タイム」があり、そこでは思い切り合いの手を入れて進行しました。)



玄人向けの話し)

MS_ideaworkshop_timeline.jpg

今回は時間が短い、人数が多い、発表も必要、生み出すアイデアを受け止めるエリアが(通常よりかなり)狭いテーマ、ということで、ワーク設計者的にはかなり苦しい座組みでした。そのため、求めるアウトプットから逆算してどうしても削れないものだけを残し、整えたため、普通はやらない奇妙なワーク・デザインに仕上がりました。

なので、集団での創造的思考の時間がない!というスタイルでした。
チームであることの機能は、良案抽出の第一段階として機能するだけ、と割り切って。

年間50本ぐらいファシリテータや講師をしますが、多様な中には今回のようなものも、あります。

あと30分あれば、集団発想を入れたでしょう。でももしあと10分長くとれるだけならば、集団の創造的知性を使うよりも、アイデアスケッチの枚数を増やしてもらうことに使ったと思います。
集団での創造活動については、場の温まり具合や発露までの着想醸成過程、そのあとのアウトプットへの誘導などを考慮しつつ入れていくからです。

2016年04月19日

【講義スライド】京都精華大学_漫画学部_「アイデア・スイッチの授業」2016

毎年恒例の漫画学部でのアイデアの授業のスライドを掲載します。
実施日:2016年4月19日
場所:京都精華大学


今年はハンドアウト版(full説明スライドを印刷用に大幅に簡素化したもの)を乗せます。
(講義の受講者の方でfullスライドが欲しい、という方がいらしたら石井まで連絡ください。)

Handout4to1.pdf (上記スライドを4面割り付けしたもの)
WorkSheet.pdf (ワークシート※)

※ワークシートの内、さそう先生の手による4枚の「シーン」については、非公開資料ですので、公開・配布していません。

  

追記:

講義の様子はこんな感じでした。

kyoto_Seika_Univ_manga_idea_2016_01.jpg

kyoto_Seika_Univ_manga_idea_2016_02.jpg

kyoto_Seika_Univ_manga_idea_2016_02b.jpg

kyoto_Seika_Univ_manga_idea_2016_03.jpg

2016年04月18日

旅仕事の滞在先での生活が、日常の一部でもあります。

murin_an_2016.jpg

アイデアプラントの仕事は、年がら年中、旅仕事です。仙台をたつと、鞄1つで、いくつもの都市をめぐります。

都市ごとの仕事予定の関係によっては、移動調整日ができてそれを前後につなげ、一つの街に割と長く「滞在」することもあります。

今は、そうして、京都に滞在中です。(4泊)

西の方では、博多、神戸、京都、岐阜、あたりがおおく、首都圏で多いのが、横浜、東京、北に行くと仙台に吸引されるので滞在地があまりなく、とんで札幌、です。

滞在都市を決める要因は、周辺の企業さんとの打ち合わせが捗る交通の要所だったり、滞在中に感性の仕入れがしやすい場所だったり、します。

旅先の滞在中でも特殊なことはなく、毎日、どこの街にいてもおんなじように過ごしています。

今日は、いくつかの打合せと、文献の読み込み作業のために時間を作って無鄰菴に行っていました。本から知識を得ることと、空間から得る膨大な情報を得てすごすこと、その両方をかねて。

これは、旅仕事を長年してきた中で至った工夫です。
文献の読み込みや構想のちょっとした書き出しなど、ホテルの部屋の中でなくてもできることは、「ペンをポケットにねじ込んで街に出てやる」。そういう風にすることで、長期にわたる旅仕事であっても、のびのびと日常生活として過ごせています。

”人生が2つある。”つねづねそう思うのです。
仙台で過ごす人生と、旅の日々の人生。
どちらも、私にとっては、ごく普通の日常です。
posted by 石井力重 at 23:30 | アイデアプラント 4th(2015-2017)

2016年04月13日

【ご案内】中小機構 TIP*S情熱トーク『つながりとアイデアで自分を活かし切れ!』(5/17、東京)

原さんのご縁で、中小機構系のトークイベントで、お話することになりました。

TIP*S情熱トーク『つながりとアイデアで自分を活かし切れ!』

勝屋久さんとのトークイベントです。

勝屋さんは、IBM勤務のあと、かつてIPAの未踏のプロマネをされていたり、今はBBT客員教授をされていたりしますが、その肩書よりももっと多くの魅力をお持ちの方のようで、色んな知人からお名前を伺っていました。

今回は、原亮さんの進行のもと、勝屋さんが「つながりを生むプロフェッショナル」としてトークをしてくださり、石井は「アイデア創発」のトークを、そのあとは、原さんと三人のトークで「つながりとアイデアで、もっとポテンシャルを引き出していくこと」についてお話しします。

そのあと、原さんのファシリテーションで、つながりストーミングなどの40分ぐらいのワークショップがあって、有志の懇親会へ〜という流れです。

対象者は、幅広く、経営者、個人事業主、会社員、そのほか何か取り組みしているような方はたいてい入ると思いますので、ご興味あればぜひご参加ください。

私としても、いつもと趣向の違う座組みでの登壇で、勝屋さんや皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。

posted by 石井力重 at 20:08 | アイデアプラント 4th(2015-2017)

2016年04月04日

3月の仙台でのイベント(2件)の模様や議事録が公開されています。

3月は珍しく2件のイベントが仙台でありました。そして奇遇にもどちらも経済産業省(東北)に関係があるものでした。

  • 酒蔵アイデアソン 


東北の酒をめぐる方々による多様なインバウンドのアイデアを考案して、発表する、というワークショップをしました。ファシリテータとして進行役として参加。抑えの効いたアイデアが多い中で、これは面白味と話題性があるなぁと、というプランがあって、好評を博していました。
会場は経産省東北局の会議室ということで、座組みは合致して、でもコンテンツはお酒方向の柔らかいものに。まじめに楽しいことを考える、そういう地域風土の醸成の一助になれたのであれば幸いです。


  • UIJターン


こちらは、パネラーとして参加。石井は関東(千葉)うまれで、東北(仙台)に拠点を構えて事業をしています。「首都圏→地方」への人の流れを推進して社会の未来の可能性を広げよう、という中で石井もその参考事例として話す機会をもらったものです。
創業期の実感からくるポイントやアイデアを詳らかに紹介しました。地方に拠点があることの不利点は減り、作り出す仕事(の本質での勝負)の時代ゆえ、環境豊かな地方拠点は今後ますます面白い可能性があると思います。

以上、二件ほど、活動報告でした。



posted by 石井力重 at 17:13 | アイデアプラント 4th(2015-2017)

2016年04月02日

【掲載】ドコモ・Engadgetの電子工作イベントDAY2の模様が公開になりました。

Docomo_ideathon_EJ_DAY2.png

先日、LinkingというドコモのIoTシステム(ソフト、ハード)を用いた電子工作イベントの後編が行われ、その模様が記事になりました。


アイデアソンの講師の私も、DAY2はコメンターの立場で参加してきました。
中で私の発言もピックアップして紹介されています。

そのコメントの通り、皆さん、未来のあたりまえとなるアイデアの本質を形にされていて、欲しいな、商品化したらあのマーケットにも訴求しそうだな、というのが感じられる作品でした。

また、これまでに多くの人が思いついてきた課題解消デバイスに同じように注目し、しかしより単純で実行可能性の高いものとして具現化されたチームもありまして、これは思い切りのいい、そして家事をする人がきちんと使いやすく考えたアイデアだな、と感嘆したものもありました。

今回は、女性だけの参加者、という縛りがありました。

女性ばかりの場だと開発中のコミュニケーションもかようにソフトなタッチになるのかぁと、貴重な学びをしていた二週間でした。(男だけのコミュニティーだと、コミュニケーション濃度が下がったり、ゴツゴツしたものになったりします。)

参加者、主催者、たくさんの組織のサポートメンバー、という多くの皆さんのおかげで達成したイベントだと思います。今回は貴重な機会をいただき、皆さん、ありがとうございました。
posted by 石井力重 at 19:10 | アイデアプラント 4th(2015-2017)

2016年04月01日

【掲載】中小機構のサイトにアイデアプラントの創業事例の記事が掲載されました。

chushokiko_ideaplant.png



追記:

本日、4月1日は、アイデアプラントの創業記念日です。
今日からは、8年目です。
創業8年目というと、老舗には程遠いですが、創業初期(3年)の不安定期を超えて、堅実に成長するフェーズを進んでいます。

いつも思うのですが、行くほどに道半ば。

記事では、何ごとかを達成した人物のように書いてくださっているのですが、私はいつも、自分の目の前に見える道をみると「ああ、当初視界が効いた一番奥の地点まで来たけれど、来てみると、道ははるかにもっと遠くまであるんだなぁ。」と。

さらに、こうも思います。「目の前に見える道の奥、視界が効く距離というのは、振り返って歩いてきた道と同じだけ長いものになるのだぁ」と。

なので、7年間で歩んできた道の分だけ、この続く道の先の霞までの距離は長いものがみえるように、視力が上がりました。

行けば行くほど、どんなに進んで到達した地点でも、自分が立っている場所は道の半ばに過ぎない。

そんなことを、こうして創業の記念日には思い、志しの目線で強く思考し直し、愚直に道を進んでいます。


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(記事の主題とずれますが、皆様への御礼も綴りたいと思います。)

こうして長く道を歩けているのはひとえに必要としてくれている人々や組織や企業があってのことです。

私の作る作品や私の設計・運営する講演&ワークショップはかなり高額のものですが、皆さまからいただいた報酬は大事に使わせてもらっています。

それらは次の創造的知見の開発や活動にあて、この時代にこのポジションにいなければきっと存在しなかったであろうモノを一つでも多く形にして置いてゆこう、と日々邁進しています。

これからも、全力で心を込めたクオリティーで、アイデアプラントの道を行こうと思います。皆さま、これからもどうぞよろしくお願いします。
  
posted by 石井力重 at 17:47 | プレスリリース&メディア掲載



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