アイデアプラントとしては毎年続けている初夏の海外渡航が始まります。いくつかの目的があります。サブの目的の一つに「機内持ち込みできるキャリーバッグ1つで、10日間行く」というチャレンジがあります。
2015年は、デジカメや予備の上着など、重たい荷物を身に着けることで、飛行場のチェックインの重量制限8kgを辛くもクリアして回りました。これはやっぱり面倒で、セキュリティーコントロールを通る時に、服からばらばらとガジェットが出てくるのもちょっとカッコ悪いし、なにより飛行機に乗る日に荷造りにあれこれ考える手間がかかります。
今年は、WindowsのタブレットPC+キーボード、という構成をやめ、スティックPCに変えました。そのことが大きく効いて、今年は、普通に服を来て、ポケットにスマホとデジカメを入れていれば、総重量7.08kg、という線にできました。 (他には、こまごまとした軽量化はしていますが、それで削れたのはたぶん200グラム前後です。)
この7kgの荷物だと、仮に、ポケットの中の重量物、つまり、スマホ、デジカメ、それから上着、を全部かばんに詰めたとしたら8キロに迫るぎりぎりの重さですが、それでも何とか行けます。
私の「面倒くさいことは全然やる気がしないし、手につかない」という気質と矛盾するのですが、「すべての道具を0.1g単位で計測して、鞄総重量を計算する」ということをして、荷物パッキングの戦略を立てています。
昨年も、こういうことをして渡航先を回りました。
こうしておくと、「現地で手に入れたこれ、何グラムぐらいだろう。ちりも積もって8kg越えしないかな」という時に便利です。
色んな物体の重さが細かくわかるので手に入れたものと大体同じ重さのものをものをもってみれば重さが結構わかります。同じようなビニール袋に入れて振ってみると、空気抵抗をさほどなく結構あたります。
ちなみに、今年は、大物(PCあたり)を削ったので、来年の初夏の渡航で今回の7kgという壁を切るとしたら、もう衣類を減らすしかないかなぁと感じます。今でも3日分(うち、一日分は着ている分)というバックパッカー水準の少ない衣類なのですが、これでも衣類の総重量は2kgを超えます。
後は、スーツケースが3kg弱です。腰が悪いので長い時間もちたくないのでスーツケースにしていますが、たとえば、風呂敷(400gぐらい)にきりかえれば、それだけで2.5kgぐらいの軽量化は図れます。
(スーツケースが3kgあるので、今回の旅荷物7kgというのは、中身4kg、ということで、風呂敷とか超軽量リュックであれば、背負えなくもないのですが。)
4kgを背負うなら、体重を4kgぐらい絞ってから出ないと、足や腰に悪いので、次の年は、ダイエットも込みの渡航荷物軽量チャレンジになるのかもしれません。
4kgを背負うなら、体重を4kgぐらい絞ってから出ないと、足や腰に悪いので、次の年は、ダイエットも込みの渡航荷物軽量チャレンジになるのかもしれません。
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以上、私のちょっと変わった「全部のアイテムの重さを量って管理する」という嗜好のことを、戯れに書いてみました。
追記:
ちなみに、一度の旅で消耗していく前提で、一つのアイテムに複数の役割を持たせています。
例えば、「毛抜き」。これは実際には「とげぬき」につかったり、マイナスドライバーの代わりにしたり、商品タグのプラをねじ切ったり、何かをクリップするために使ったりします。実際は毛抜きで毛を抜くことなんてほとんどないのですが、多目的用途に対して最もしつらえのいいのが毛抜きだったりして、これを持っています。
それから、スティックPCは専用の電源ケーブルが付属していたのですがその150gを削りたく、なんとか、スティックPCの可動電力を発揮できるUSB充電器を手に入れ検証し、検証して使っています。
と、こんな風に、旅の中でいくつかのことにトライしながら、それもアイデアの素養としてみています。