アイデアプラント製品上市10周年の今年は、新製品を3つリリースし、米国販売も始まりましたが、既に次の製品リリースに向けて仕込みが進んでいます。
長らく、ワークショップ専用品、として、オンラインショップやAmazonに掲載していなかったツール「ブレインストーミング・カード」を、一般販売品のラインナップにいれるための開発作業をすすめています。
カード自体は多くの人が目にしたことのある4色カードですが、先日は、その製品のマニュアルシート(いままではスライドしかなかった)のデザインのディスカッションをしていました。
良く企業ブログある、開発中のテーブル風景、は、机の上にいろんな試作品があってそれがぼやかされていますが、実際そこの場ではどうなっているかというと、複数のデザイン案がのっていて、絞り込まれ磨き込まれた最後の一つだけが、世に出て、それ以外のものは全部日の目をみないでお蔵入りしていきます。
それが、工業デザイン作業の宿命です。創作物はどれも大事で敬意をもって取り扱っていますが大半の創造物は日の目をみない。作るというのはそういう膨大な無駄をして1を世に出す作業ですから。
が、そういう没ネタになるものもこの写真では、(意図的に大きく画質を落として)掲載してみています。
それが、工業デザイン作業の宿命です。創作物はどれも大事で敬意をもって取り扱っていますが大半の創造物は日の目をみない。作るというのはそういう膨大な無駄をして1を世に出す作業ですから。
が、そういう没ネタになるものもこの写真では、(意図的に大きく画質を落として)掲載してみています。
大企業だったら、この風景を載せたら、叱られるでしょうけれど、原題は潜在ユーザとともにモノを生み出す時代であり、出来るまで黙っていてある日突然リリースというスタイルよりも、徐々にできていく過程を共有して、必要な人(大抵それは狭いセグメント)に情報が、丁寧に伝わっていくことが大事、だと思います。
(もちろん、現代社会であっても、情報解禁日まで出さずに潜水艦のように開発行動をしっかり守秘していくスタイルも、開発物によっては重要だとおもいますので、なんでもかんでも、作りながらそれを見せているのが良い、というわけではありませんが。)
そんなわけで、話をまとめます。
そんなわけで、話をまとめます。
このブログの読者という奇特なニッチな方は、大抵クリエイティブリーダだったりアイデア創出に取り組む人々だったりされますが、そういう方に向けて、報告としてこれをつづりました。
これまで、アイデアプラントのワークショップでは、ワークショップの導入時に行っていた、クリエイティブ・アイスブレイクの道具「ブレインストーミング・カード」。
それは、ワークショップ参加者しか手に入らないカードにしてしまっていた非売品のカードセットでした。
なにもレア感を出したかったわけでもなんでもなく、「石井がやろうと思って、ずっと先延ばしにしてきたこと」なんです。
これまで、アイデアプラントのワークショップでは、ワークショップの導入時に行っていた、クリエイティブ・アイスブレイクの道具「ブレインストーミング・カード」。
それは、ワークショップ参加者しか手に入らないカードにしてしまっていた非売品のカードセットでした。
なにもレア感を出したかったわけでもなんでもなく、「石井がやろうと思って、ずっと先延ばしにしてきたこと」なんです。
それを、ちゃんとした製品ラインナップに乗せよう、と言ってくれるパートナー企業さんがいてくれて、石井自身もしたいことを、どんどん相談できるようになって、こういう運びになりました。
一般販売可能な製品になる、ということは、ワークショップに参加したことのない人ですら、手に入れて使えるようにする、ということであり、石井の中ではそれは、道具としてレベルが一段階あがることを意味しています。作りての石井が行って説明して使う道具、と、単体で世に流通する道具とは、情報デザインのレベルでは雲泥の差があり、その辺は、パートナ企業の優秀なデザイナさんが、構築してくれています。(これは、個人的には本当にありがたいです!!、自分が口伝で伝えていることを、自分が居なくても成り立つようにする、という形式知化&紙面デザイン、というのは、私はとても苦手なんだ、とおもいますので。)
ということで、ブレストの準備運動になにか、簡単にできるブレスト・ゲームないかな、という社会の微かな声にこたえる道具、夏か、秋には世に出せるように、目下、鋭意開発しております。
ということで、ブレストの準備運動になにか、簡単にできるブレスト・ゲームないかな、という社会の微かな声にこたえる道具、夏か、秋には世に出せるように、目下、鋭意開発しております。
(補足:「簡単に」、でなく、「じっくり取り組みたい」という場合には、アイデアプラントのフラッグシップ製品である「ブレスター」(Brainstorming Master)が、あります。今回の開発は、ブレスターほどの本格&長時間じゃなく、手軽に10分で、ブレストっぽい場を開かせる道具としての「ブレインストーミング・カード」を世に出そうとしているものです。)