近畿地方の方にご案内があります。2件。一つは大阪。もう一つは京都。
石井が講師として参画するプロジェクトです。
どちらも、教育プログラム内容が良く、創造的努力をする人には自信を持ってお勧めできます。
詳しく書きます。
OIH(大阪イノベーションハブ。グランフロントの中)の講座
名称:OIH大企業イントルプレナーミートアップ 2018
<<ざっくり言うと>>
経済産業省が「始動」というプログラムを展開しています。
その一期のメンバーは新事業立ち上げのサポートを自主的に行い、
皆でさらにイノベーションをなしていく活動をされています。
それが、これです。
サポートは、講義とメンターによる指導です。
学びも企画のたたき上げもできる、というかなり本格的なものです。
メンターも受講者も、大企業の若手中堅のクリエイティブなリーダたちです。
メンター筆頭に名前のある坪井さんは、ミスター始動、と呼ばれ、
八面六臂の大活躍のビジネスパーソンです。
彼の新製品プロジェクトの製品は世界的なデザイン賞を受賞したり、
異業種分野の国プロの研究員に企業人として選ばれたり。
この講座は、かなり本気の学びをする人、与える人で構成されていて
しかも無料。企業内の挑戦者だけれど学べる機会がない、という人は
ぜひトライしてみてください。
優しくないですよ、きっと、始動は。
でもそれは、ためになる。
このプロジェクトは、審査があるようですので、
希望者全員が聴講できるわけじゃないようですが、
石井の担当回(7月7日)だけは、
一般の聴講者も可能なオープン講座にしてもらえるかもしれません。
もちろん、お薦めは、正規受講者になって、メンターについて学ぶことです。
石井の講義では、様々なアイデア発想法をやります。
イノベータとして新しい着想をえることを、いろんな角度から助けるメソッドを。
本気で、イノベーションに向かっていく人たち共に過ごす一年間は、
きっと代えがたいものを得る一年になるでしょう。
ASTEM(アステム:京都高度技術研究所)の講座
名称:KBDS(京都ビジネスデザインスクール)2018
<<ざっくりいうと>>
公的機関のビジネススクール、というと、各地にありますが、たぶん、京都のこれはもっとも中身がリッチです。まず、行政の助成金無しで受講料だけで運営されています。企画されているプログラムは年々改良され、常に新しいので、ほしいものを抑えつつも新しく台頭してくるビジネスフレームワークも学べます。
ここもまた、一人のリーダが作り出してきた場です。ASTEMの更田さん。肩書は何になるのかはわかりませんが、機能的には、プロデューサです。彼が講座を描き、講師を口説き落とし、各領域の一流の人を講師としてアサインしています。
日本でBtoCのマーケティングで小阪裕司(こさかゆうじ)先生はあまりに有名ですが、小阪先生も講師の一人です。実験経営学の大江建(おおえたける)先生のビジネス評価。スタンフォードの研究機関(旧SRI、現SBI)の未来洞察手法の高内章(たかうちあきら)先生、デザインは革新的な家電を大手メーカで創造されてきた先生、ビジネスモデルキャンバスやバリュープロポジションマップの先生、最近急速に台頭してきた概念である「エフェクチュエーション(起業家的意思決定)」の先生といった、豪華な布陣です。私石井は、(新事業の)アイデア創出の技法の講義を担当します。
共に学ぶ参加者は、関西の有力企業の社員さんです。企業会員はかなり高額ですので、そこに受講者を送り込む企業さんとしては、社内のエースを投入してきます。チーム単位でディスカッションを繰り返しながら進めていく一年間の受講は、刺激も学びも多く得られます。
個人会員もあり、個人で参加されている方もいます。
公的機関のスクールなれど、かなりの高額。それをクリアしてくる個人の方というのは、あるいみ”相当な人”です。
出会う人たちが、財産である。
これは、世界的なビジネススクールに留学する人が良く言う言葉ですが、この京都に通う一年間もまた、そういうものになるでしょう。
石井担当回は、8月18日。京都の五山(山で大文字焼きをする風習)のすぐ後です。
オープンイベントではないのですが、もし自社のどこかの部門が企業会員になっていれば、参加できるかもしれません。
企業会員さんもしくは、個人会員としてぜひ、参加してみてください。
<<補足>>
アイデアプラントは、「アイデアプラントのお手伝い係」という名の無料オブザーバ制度をもうけています。
簡単に言うと、一般参加が不可能なイベントに、石井の身内として会場に入ってもらい、ちょこっと紙を配ったりカメラマンをしてもらったりして、後は自由に見学してもらえる、という形式です。人数が足りない時は数合わせに入っていただくこともありますので、見るだけでなく受講者とともにワークをすることも時々あります。
学習したいけれど定員がいっぱいだった、という時などは、あきらめる前にご一報ください。
一人でも多くの方に、知見を提供できれば幸いです。
(なお、聴講中に喋り続ける迷惑行為を行った方がいて、その方には三度の注意の後、退席を言い渡したことが、過去に一度だけあります。正規の受講者さんが学ぶことが優先である、ということに賛同いただいたうえで、お越しください。)