2019年01月28日
正六角形のオートシェープ(パワポの図形)_早稲田大学・奈良女子大学の受講者の学生さんへ【資料置き場】
2019年01月25日
【ご案内】着想を3次元CADを使って実体化する研修【2月26日、27日:宮城】
2019年01月22日
出し尽くしの先に光るものがある(文献memo)
iPhoneの”スピーチ”機能で、耳で書籍を読む(+一本指で操作する方法)
没頭の気質と多動の気質、両面のある私には、読書について昔から悩みがあります。
0.余談から
文献を深く熟考しながら読む行為はできます。
冊子のエッセイのような短く単独の文読みもできます。
ですが、普通の人がするような読書の数時間、ということが難しいのです。
いつの間にか遅々として進まない読み方(記述から想起することに促されて深く思考の深きに入っていくので)をしています。あるいはそれを避けようと、素早く読み進むとそのうち他の事がしたくなります。
ですが、人が喋ることを聞いて学ぶ、いわゆる座学、のようなものは、何時間でも、学び続けられます。
こういう脳の特徴の人は、その大小の差はあれども、結構いると思うのです。
そんな私が、本を「聴く」という方法を、模索して見つけた方法を、記しておきます。
1.Audible(いわゆるオーディオブック)
Amazon系の音声本のサービス「Audible(オーディブル)」で、本を買ってアプリで再生する方法が、もっとも、良い「聴き読書」体験です。(この記事の本題は、2、からです。ここは、その前の余談です。)
良い点:プロのナレーターによる高クオリティーの読み上げ
小説などは、人物の違い、抑揚などが素晴らしいので、分かりやすい。
長文の多い著者の場合は、うまいところで文章を切っていて、分かりやすい。
操作のストレスがないアプリ
弱い点:本の数が少ない(オーディオブック他社に比べて品ぞろえが良い方ですが)
値段が高い(紙の本が10としたら、音声の本は20〜30、ぐらい)
ナレーターによっては、中身がつまらなく感じる
Audibleのヘビーユーザでした。ウォーキングのお供はいつもこれ、というぐらいに。
しかし、品ぞろえの中の聞きたいと思ったものを読み切ってしまいました。
そして、記しておきたいと思った本命の話を次に、書きます。
2.iPhoneの「スピーチ」機能、「画面を読み上げる」機能
iPhoneの「設定」アイコン(ギヤのアイコン)に入っていくと、
「一般」−「アクセシビリティ」−「スピーチ」と開いていきます。
そこに「画面の読み上げ」というボタンがありますので、振れてオン(緑色)にします。
(なお、これで最小限は設定できたのですが、より聞くに堪えるためにもう一つ説明を)
その画面の下の方「声」を開きます。
各言語が並び、「日本語」を開きます。
そして
・Kyoko
・Otoya
・Siri(女性)
・Siri(男性)
の音声を選べます。
お薦めは、「Otoya」の(拡張)版です。
Otoyaを開くと、Otoya(拡張)というところを触り、ダウンロードします。
この拡張Otoyaは、「モヤモヤさまぁ〜ず」のナレーションに似た感じでしゃべります。
人間のイントネーションとしておかしいこともありますが、ビジネス書を読ませる用途であれば、かなりうまい読み上げをします。
さて、そうして、「声」の設定を終えます。
あとはギアのアイコンを閉じてしまってOKです。
Kindleや論文PDFやWEB小説などを表示して、読ませるコンテンツを表示します。
さて、次に「操作」が、一つの壁です。が、対処法もあります。
問題なことに、読ませる操作が、”成功率が低い操作方法”なのです。
二本指で画面上部から下に向けてなぞります。4,5センチぐらい。
二本指の振れ方がよくないと、「通知の画面」が降りてきてしまいます。一本指で下になぞった時にでるあの画面です。
落ち着いて、画面を左手で持ち、右手の指二本で、平行に同時に、そっとなぞる・・・。
と、成功率は9割なのですが、短時間でさっと、確実にやりたいときには成功率が1/3ぐらいでイライラします。
ここで、二本指操作の試行錯誤から「変な、でも、確実にできるなぞり方」を見つけました。
まず、右手の指を”きつね”にします。(人差し指と小指を立てる)
そして、画面の上部から、下に向かって、4センチぐらい下げます。
※できるだけ長さが近い指を二本立てるためです。
※人差し指と中指だと長さが違うので、一本の指が先に画面を降りてしまい、先の操作ミスになりがちなんです。
そうすると、1,2秒で画面中央に、横長の「領域」が出現します。
スピーチ(画面を読み上げる)機能を操作する横長の領域で、中にはボタンがいくつかあります。
・左の亀、右のウサギ・・・音声が遅く・早くなります。
・再生・ストップボタン・・・音声が再生・止まります。
・右送り、左送り・・・見ている画面上のコンテンツを1画面分進ませ・戻らせます。
これで、表示されている文章を耳で聞くことができます。
ただし時々エラーがあります。
それは画面を閉じていることに起因する(ことが多い)ようです。
Kindle を読み上げている時、画面を閉じてしまうと現在表示されているコンテンツを読み切るとそこで止まってしまいます。あるいはもう1度そのページ内を読み上げてそれから止まります。
対処はあります。
Kindle を読み上げさせる時はずっと Kindle を表示したまま画面を開いておくことです。
ウォーキングの際に、画面を出したままポケットに入れておくとふいに画面に触って別の操作をしてしまいそうで、ちょっと気になりますが。また、画面を出しておくことでバッテリーがそれなりに減るのですが。
( Web 小説のようなページめくりの概念がない長い文章は閉じておいても最後まで読み上げます。画面に現在表示していない部分が膨大にあっても最後まで読み切ります。ついでに、広告とかも全部読み上げますが。)(論文PDFのような数ページのファイルの場合は、中途半端に数ページ読んで、止まったりします。)
2-2.スピーチ機能の起動を、 一本指で行う方法
今から説明することは設定が少し面倒くさいですが、設定してしまえば便利になります。
先に述べたことを頻繁に使うようになってくると2本指操作は成功率が高くても、面倒に感じます。特に冬場はスマホ対応グローブでも2本指には対応していませんので。
一本指だけでビーチを移動する方法は以下の通りです。
「設定」−「一般」−「アクセシビリティ」− 「AssistiveTouch」−「最上位メニューをカスタマイズ」
と開いていきます。
なおこうした階層構造は iOSバージョン が変わると変わってしまったりするのでうまくいかない時には近しいものを探してください。
開くとアシストティブタッチのボタン群が現れます。その画面を試行錯誤して色々触ってみてください。
そして”カスタマイズ”(☆のボタン)だけを残すしてください。
そして”カスタマイズ”に”スピーチ”あるいは”画面の読み上げ”という機能を割り当てます。
ここの説明は読むよりも、5分ほど何度もボタンを触って発見してみる方がいいでしょう。
そしてアシスティブタッチをオンにしておくと iPhone の画面の上に半透明の動かせるアイコンが出現します。これをタッチするとスピーチ機能が立ち上がります。つまり上で説明したような2本指でのスワイプをした後の状態になります 。
後は先に説明したスピーチ機能の操作と同じです。
ただしこのアシスティブタッチのボタンで動かしている時には画面の他の部分に触れても操作が効きにくくなるという利点あるいは使いにくさがあります。ポケットの中で画面を開いていても、意図せず触ってしまう、ということがなく、良いでしょう。(ですが、この状態に慣れていないと画面が反応しないと思って焦るかもしれません。)
一本指しか使わないでスピーチをオンにできるというのは、何度も使う人にとっては、あるいはウォーキングをしながら聞いているという人には便利でしょう。
3.蛇足と、改善方法を探索中のこと
以上の操作でキンドルに存在している本あるいは電子データのとなっている文章はほとんど耳で聞くことができるようになります。
入眠時にスマホの画面を見ると眠たいはずなのに眠れなくなることはもはや自明のようですが難しい文献を耳で聞きながら目を閉じて理解しようとしていると眠たい時には確実に眠っています。
このスピーチ機能で多くの本を読んでいて一つ不満があります。
それは Kindle の画面一画面を費やすような図表が出るとスピーチを止めてしまうことです。
これについては多くの人が工夫を試みしかし現在の使用ではどうしようもないとなっているようです。
図表を飛ばして読むということを選択できるようになるといいのですが。
(ウォーキング中に立ち止まって画面を1回2回とめくってそこからまたスピーチ機能を再生、というのは結構煩わしいです。入浴中の読書においても、然り。)
2019年01月20日
【公開資料】7時間・社内アイデアソン(+イノベーションの着眼点 講義付き)
2019年01月13日
未来会議(仙台)のファシリテーションをしてきました。
2019年01月10日
都道府県カード「篆書」「隷書」
(ただし、上記4つの文字は、カギかっこ付きで1文字として扱う)
(ただし、上記4つの文字は、カギかっこ付きで1文字として扱う)
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2019年01月05日
創造的社会の礎となろう(年賀状に替えて)
アイデアプラントの守備範囲の隣接領域であり、よく相談をもらっていた「洞察」について、他のワークと同品質のワークショップ・コンテンツを作りました。アイデア創出のメインである「拡げる(発散)」行為の前段階には「見る(洞察・観察)」行為があります。以前は、そこについては「対象をよく見て、課題を定めることが大事です」と、言葉がけだけしていましたが、今はそこ(洞察の具体的な思考ステップ)も学習してもらえるようになりました。
2017年は年間に4,5個の新製品をリリースするということに取り組んでいました。2018年は、その大量リリース製品の活用に重点を置いた活動をしていました。その裏側で、次の製品に向けての試作開発も沢山行ってきました。特に、if60は、学術的な調査や学会発表も経て、社会に一部公開するところまでは、出来ました。新製品をはじめて出さない年となりましたが、2019年のための準備の年でもありました。
震災以降、海外展開を視野に入れて、毎年、多様な海外の都市へ、文化と人々の様子を見にいきました。毎年、平均2か国ぐらいは訪問していたのですが、昨年は、前半は制作に時間を集中投下し、後半は腰痛になってしまったので、腰の稼働時間を温存したいと考えて、体に無理のかかる渡航は見送りました。体調万全であれば、訪問していたかもしれない海外からのコンタクトもあったのですが。。。
中断したことで、気づきいたことがあります。2つ。海外渡航は準備と渡航期間中あわせて相当に時間をとること。海外の街での刺激(発想インプット)は、日本のミュージアムなどでも、何割かえられること。でもやっぱり、本物を現地で見る、食べる、体験する、ことに勝るものはありません。
今後も、海外渡航での「感性の仕入れ」は、続けます。
創業あたりから「毎日8000歩」のウォーキングは、どの街にいてもほぼ100%実施してきました。雨の日、雪の日、深夜でも、つづけた習慣です。ところが腰痛になり「無理しない」という方針へ変更したため、ほとんど歩かない日や、5000歩程度であきらめる、ということも。
「毎日絶対やる」から「無理しない数値を、見定めて、続ける」に軌道修正しました。
アイデアのスケッチは、元旦から9月末までは、ほぼ、継続していました。出張時の時間のない時にも、一行アイデアを綴っておいて後に描く、というやり方で”継続”を切らさないようにしていました。そして、10月初旬の大阪できつい腰痛になりました。そこまでに、毎晩スケッチをリビングで描くことで腰にはストレスもかかっていたでしょうし、大阪出張での現地での動き方もかなりハードだったことが、クリティカルに効いたように思います。そこから長らく中断したのですが、年末にだいぶ良くなってきて、たまっていた分で描けるものは、描き、一年が終わりました。261枚でした。
腰痛からの回復後、短時間労働を体験したことから教訓を得ました。腰痛後、回復し90分ぐらいの着座の制作作業が可能になりました。(ちなみに、立位<着座<着座作業、の順で、腰に負担だ、というのも今回学びました。)
90分で腰が痛くなる。
この制約は、私に「新しいやり方」をさせるきっかけとなりました。
絞って、濃く時間を使う。
自分しかできないことだけをする。
あらかじめ頭の中で設計しておき、一気にデスクワークをする。
・・・というスタイルに。
弱さは謙虚さの土台だ、と実感しました。
腰痛状態では、できることが限られます。絶対的に不便なのが「荷物を持つ」こと。高性能なスイスイ進むキャリーバッグをつかって、全国出張を続けられました。宿泊施設で受け取る段ボールは、部屋までキャリーバッグに固定具で乗せて対応しました。しかし、エレベータがない低層階の別館、しかもフロントまで雪道300メートル・・・という場面では本当に困りました。
私は「人の手を煩わせたくない」という性分なので、無理してでも何とかしてしまうのですが、「人に頼らなければ行動できない。頼ることを覚えよう」と腹をくくって、仲間に段ボールを運んでもらうことをお願いしました。
この時に、311の震災後の生活を思い出しました。電力・機械動力がないと現代人の人間生活は一人で完結できず、誰もが人に頼る必要があった。そういう中では人は謙虚になり、互いに自然と助け合う、と。
弱さを持つことは、謙虚さをつれてくる。上っ面の謙虚さではなく、ホントに困ってはじめて謙虚さが醸成されていく。私のような気質の人には、そういうところがある、と思いました。
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