2019年08月27日

タイヤの交換できるキャリーバッグ(その2)「スワニー」

旅仕事の道具はかなり厳選しています。
腰を痛めて回復した300日のことを書きました。
それ以降も予防保全的に腰によい鞄がいいので、スワニーを使っています。
他のカバンにない利点が2つあります。

1)ハンドルが重心の真上にあるので押しやすい。
2)ハンドルに体重をかけても大丈夫なので腰が楽。

重心が真上はほんとにいいです。ほかのキャリーバッグは背面から出たハンドルなので、カバンが回転しようとするモーメントも人間がうちけすわけで、ひどい腰痛の人には結構負担です。

また昔から、どのキャリーにも体重をかけて使ってきましたがだいたい半年でハンドルがダメになります。ひっこまなくなるんです。スワニーはそれ用になっているのでそんなことが故障がなく快適。電車で揺れた時にもいい支えになります。

さて。

そのスワニーをヘビーに使っていたら、タイヤが左右に高速で振れるようになりました。腰がよくなってきたら歩行速度が上がり思い切り歩くとその振動が抵抗になるんです。

私の使っているのは、スワニーのスターツコラボバッグ、というやつですなのですが、WEBでその交換部品を見たら、タイヤが交換できる、と。
更にインチアップ(標準で60oタイヤ)も可能だとサポートセンターで聞いてわかりまして、75oを購入して、タイヤの換装をしてみました。


結論としては簡単でした。ドライバー一本で、できます。1タイヤあたり3ネジあるので、時間は少しかかりますが、組み立て家具を作る人なら造作もないでしょう。(むしろ作業はとても単純です)

スワニー_60oと75o.jpg

左が75mm。右が60o。結構違います。

スターツコラボのスワニーのタイヤをインチアップ.jpg

付け替えた印象。
このかばんは結構大きめなので、ほかのスワニーよりもタイヤの大きさがそんなに目立ちません。
機内持ち込みサイズ的に、大丈夫かなと思いましたが、問題なく。(写真は仙台空港搭乗ゲート前です)

付け替えてみて良かった点が3つ。

1)視覚障碍者用誘導ブロック(黄色い突起)を、スイっと超えられる(60oの時は、ハンドルで前輪を浮かさないと、ガツン、と乗り越える感じがしました)
2)早く歩いてもタイヤの転がり抵抗の負担を感じにくくなりました。
3)わずかに高くなり、押しやすくなりました。(このモデルは私には2センチほど理想より低かったのが1センチになった感じ)

付け替えた後に感じた違和感は2つ。

1)タイヤの直進性が高い感じがして、60oのころよりきちんと方向を変えてあげないといけない感じがしました(すぐ慣れました)
2)タイヤロックの時に前よりも倍ぐらい大きく動かさないといけませんでした(これも慣れました)

なお、交換した後は、左右の振動は起こりませんでした。交換したときに、4つともタイヤはボロボロだったので、ロックした状態で数十センチ引きずることが何度かありそれでタイヤの片べりなどを起こしていたのが原因だったのかもしれません。)

以上です。

スワニーのタイヤ交換は、WEBで見るだけだと、「このバッグにはどの交換部品つくのかな」と迷いますが、サポートセンターは丁寧に教えて下さるので確認して買えばあとは交換は結構簡単です。
なお、前にこのブログで紹介したフリークエンタ―のタイヤ交換よりも、素人的には楽です。あちらもかなり楽ですが、六角レンチ(同梱)で回す時、下手するとなめちゃいそうなんですよね。

スワニーは高齢の方が使っているイメージですが、私と同じような、腰の悪い40代の方にもいいと思います。

以上、旅仕事の道具の話でした。

━━━━━━━━━━

余談:

昨日から秋の旅仕事が始まりました。
今回は、連続で35泊、各地のホテル暮らしです。

次に仙台に戻ると、もう、秋の終わりで寒くなっているでしょう。

新しくなったタイヤも今年中には、交換がいるかもしれません。
旅する私には、カバンは死活問題で、いい鞄はほんとにありがたいです。

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posted by 石井力重 at 22:55 | 日記、価値観、仙台オススメ

2019年08月22日

未来の轍(のミツバチ)

wadachi_.jpg

毎年、誕生日のブログだけは特別に、自分にむけて綴ります。

毎年恒例の一年の展望を数日にわたって、ずっと考えていました。
自分が一年間、してきたこと、感じたこと。世の中から求められて来たこと。
そんなことを振り返り、以下のようになりました。

46歳の展望は「未来の轍(のミツバチ)」です。

何となく知っている「轍(わだち)」という言葉は辞書によると「車の通ったあとに残る車輪の跡」とのこと。

ここでは文学的にゆるく使います。
「未開の場所も、複数行けば、轍ができる。」

私は、全国を回る日々の中で、多様な企業のイノベーション担当者さんたちとブレストします。
そこでは、未来の世界、業界の進んでいるベクトルに関する議論も出ます。
データの多くは、公知情報としてオープンになっているものです。
ただ、業界の肌感込みで話される分、もう少しリッチな情報です。

そうして、各業界、各領域の未来に関する「像」が、
私の中にたくさん降り積もります。

一つ一つは、ばらばらな未来イメージですが、意外な企業同士が、
未来のフィールドにおいて、同じ道を走ったりしています。

日々、イノベーション渡り鳥みたいな生活をしていると、
未来の戦略フィールド上に無数の「轍」が見えてきます。

そういうものが見えていくなかで、
最近、石井に求められる役割が増えたことに気づきました。

(従来は「創造研修」「アイデアワークショップの設計と実施」であったのに対し)
「ブレストメンバーとしての参加」
「社内新事業の審査員」
なども依頼されるようになりました。

各社・各人のベクトルが交差してできる「未来の轍」をたくさん知っていることが
提供価値の源泉の一つになっているようです。

この新しい役割は、
色んな業界を超えて飛び回り花粉を運ぶミツバチ、
なのだろうと思います。

また、学術の学会、海外の現地の視察、も、ミツバチ機能です。

未来の轍の花粉があちこちで混ざりあう、そんな流れが本格化する一年になる気がします。


すこし、俯瞰で見直します。

アイデアプラントはクリエイティブリーダーを助ける組織です。
「発想ツール開発」と「アイデアワークショップの設計」が基幹事業です。

「ミツバチ役」も新しい役目の一つであろう、考えています。
ただそれは、基幹事業を全力でやり続けることで可能になることなので、基幹事業に忠実に進み、花粉たる未来の轍も混ざり合うようにする。そういう姿勢でいることが肝要だと考えています。(そして、守秘は固く守ることが、まず必須の前提。)


以上、未来の轍(のミツバチ)、という妙な表現の一年展望でした。


追記:

昨年の45歳の展望・目標の『人生一度きり、仕事を楽しもう。』は、かなり達成できました。
今年は、140泊を超える各地への旅仕事。
無茶苦茶仕事して、それが、楽しく充実しています。

◎個人の姿勢として「まっとうを生きる

◎「未来の正道を行く」=現在は否定される可能性を持ったコンセプトでも、長期的に見て最良なものを提供してゆこう。


という姿勢が、仕事を楽しむ要因になったようです。

この姿勢が今年の展望「未来の轍(のミツバチ)」につながっていきました。


追記2:

今年は、「2043年マップ」という石井独自のツールも、今回作りました。
生産期間45年間を9分割したものです。
今年は真ん中である5つ目の「5年」が始まる年でもあります。
「共創」(顧客のツクルを手伝う)フェーズとしています。
創るパートナとなれるように、知見の溜まる働き方を
もっと、していこうと思います。
posted by 石井力重 at 00:46 | 8月22日

2019年08月17日

300日の回復の記録

45歳の10月、出張先での講演の直前に、腰痛に見舞われました。
昔から腰痛もちしたのでこれも数日で治るものとおもっていました。

しかし違っていました。

ひどい腰痛になって、300日の回復の時間経て、ようやく依然と同じレベルになりました(※重い物は持ち上げず、常に腰の負荷のないきれいな姿勢でいるならば、という条件のものとで、ですが。)

自分の今後に役立てるために、その変遷を整理してみました。

回復過程を、フェイスブックの日々の記述から拾って、痛みの程度を主観尺度で、数値化しました。
以下のグラフのようになりました。(クリックで拡大)

Yotu_300Days.png

<<サマリ>>

グラフはかなりきれいに下降曲線をたどります。
およその傾向は「100日ごとに1/3になる」感じです。
100日目の数値は31。
200日目の数値は10。
300日目の数値は3。


<<腰痛発生の当日と前後一日>>

発生当日(10/5)は講演の直前でした。
痛いなっ、と思ったものの講演をしないわけにはいかず、痛みを我慢しつつ動き回り講演をして、夜中まで宴席に。

翌日(一日目とカウント)、朝起きると、痛みはひどくなっていて、カバンを引っ張って飛行機に乗り、仙台に戻る頃には、上半身の重さを何かに預けないと、痛みでカタカタ震えるような状態に。ここを「100」としました。

(発生時は「50」ぐらいでした。初動を間違えてなければ、50からの回復で済んだかもしれません。)

また、講演の前日は、飛行機移動と長時間打ち合わせがあり、腰に大きな負担をかけていて、痛みもそこそこありました。数値「10」ぐらい。

なお、昔から腰痛もちで、常に軽度の痛みがありました。数値で言うと「5」程度。なので、腰痛前日の痛み「10」は、そこそこ危険な水準にあったのだと思います。

<<正直なところ・・・>>

今だから正直に書きますが、最初の1〜2ヵ月は、絶望・諦観、という気持ちがありました。
腰の痛みで何も持てず、一日のほとんどの時間をベッドの上で過ごす。
寝ていても痛い。くしゃみをすると悶絶。
起き上がる時は激痛で歯を食いしばる。
風呂トイレ食事も最短時間で済ませたい。
そんな時期でした。

そして、その間にも出張して講義&ファシリテーションをしています。
できる限り演台から動かず、しがみついて、声もあまり大きく出せず、よろよろでも、とにかく登壇していたと思います。

この時期のグラフは、下降曲線を頻繁に外れた点があります。
出張するたびに、大幅に悪化してしまう、という感じでした。
まだ、杖もコルセットもないまま、登壇していました。

80日を過ぎたあたりからは、道具体制もでき、きれいに下がっていきます。


<<アイテム>>

回復の過程で、アイテムも様々に入手していきます。

最初から全部もっていれば、回復は早かったかもしれません。
実際には、心理ハードルがあって、さっさと使うことも難しいのですが。

その辺も含め、綴ってみます。


==杖==

「自分は、杖がいるほど腰が悪い」ということを認められず、杖なしで最も痛い時期を過ごしています。

一カ月たち、杖を突くことを、受け入れます。
杖を買うまではどこで売っているのかわからず、もたもたしていたのですが、旅道具を買っていたモンベルショップに軽量で機能性の高い杖があるとわかり、購入。

それ以降、買い替えながら、310日目まで、毎日使いました。

※なお、つき始めて5,6カ月のあたりに、肩が痛くなり水平よりも上がらなくなりました。50肩だという診断に。
今は、つき方の改善対処をして軽減されました。
杖を初めて常用すると、数カ月もすると肩を痛める、というのはやってみて初めて分かりました。

==コルセット==

整形外科に行っても、腰痛は治らなかった過去があり、今回診察を受けたのは60日目でした。そこでコルセットも入手。それでかなり楽になります。(シップと塗り薬も2か月ほど使いました。)

コルセットを一度つけると外せなくなる。
というのは腰痛の多い職場でよく聞く言葉ですが、そう思って敬遠していたのもあります。ですが、背に腹は代えられず。つけたら大幅に楽なんです。飛行機に乗るような長時間着座の日はコルセットはかなり良いです。

==スワニー(杖になるバッグ)==

旅行される高齢の方が駅や繁華街で押しているスワニー。このビジネスカバン版が、スターツコラボでちょうど出ていて、買いました。旅仕事の多い私は、キャリーバッグは書斎に大中小あわせて7つぐらいあり、機能性の追求もしてきました。その中で、スワニーにかえたのは、「腰が悪いのに、押して歩いても苦にならない」からです。
転がりの良さならフリークエンタ、軽量さならゼログラがあります。でも、ハンドルが重心の真上に来るように傾斜しているものはスワニーの他になく、また持ち手も広くて持ちやすいです。ほかのバッグはカバンをまっすぐ押すには幾分腰に負担がかかっていることに、今回気づきました。
キャリーからバッグを外せるので、ホテルで段ボールをフロントにもっていくときにも重宝します。
(できることなら、タイヤを、フリークエンタのものと換装できるといいのですが。また、178cmの私には、ハンドルがあと10センチ高い方がうれしいです。)
タイヤストッパーは電車の中で、かなり腰が楽です。それまでのカバンでは転がらないように手で押さえていたのですが、腰のねじれが起こりきつかったです。

==二本杖==

折りたたみのウォーキングポールを買いました。これだと、はや歩きの人と同じ速度で歩けます。滞在先の街や観光地を1キロ以上あるくなら、この杖があった方が、行動しやすいです。


==低周波治療器==

オムロンの4000円もしないようなものですが、かなりいいです。ある時ホテルの温泉で電気風呂にはいり、腰にビビビとやったら腰痛の鈍痛がおおきくへり、「あ、電気治療っていいんだ」と実感し、低周波治療器を買い求めました。前夜にこれをしておくと翌日の登壇がかなり楽に。

==スポンジクッション==

数カ月目で、持ち歩くように。列車の座席がよくない時に腰にクッションを入れ、骨盤を立てて、背骨をまっすぐにする場所にはさみます。それだけでだいぶ楽に。


以上が、回復の300日のアイテムでした。


<<他に特筆すること、2つ>>

腹筋と背筋を鍛える腰痛体操は、実際、重要です。
整形外科でもらえる冊子に詳しくはあります。
無理をしないような軽度なものです。
毎日やると徐々に腹筋背筋が付き、腰も楽になっていきました。

寒くなくても腰にホッカイロをつけておくのもよかったです。
特に座りっぱなしの日に、腰の落差が違います。
意外と、真夏の冷房の効きすぎる会議室なんかにも重宝します。


posted by 石井力重 at 04:27 | 日記、価値観、仙台オススメ

2019年08月11日

【ご案内】大阪の公的機関でアイデアワークショップを行います(9/13、大阪)

大阪の創業支援機関「産創館」にて、初心者向けのアイデアワークショップを行います。9月13日の午後です。

スライドを動画にしたものを公開します。


ご興味のある方はぜひご検討ください。(公的機関の開催する講座ですが有料です)

日時:2019年9月13日 13:00〜17:30
場所:産創館 4F
タイトル:【アイデアビルディング1DAYワークショップ 】
      「好き」「得意」が仕事になったら最高!と思っているアナタのための1日

追記:

なんかしたいんだけど、はっきり言えなくて、、、という段階の起業検討者の中から、アイデアを引き出していくことを狙った講座です。大企業の方が、副業的にマイクロビジネスを考えることにも向いているかもしれません。まったく起業なんて縁遠いけど、やってみたいことはあるんだよね、、、という方にも、すこし考えるよすがをお渡しできるかもしれません。
(ハイレベルな方には、内容が平易すぎるかもしれません。)
どなたも、ご興味あればぜひおいでください。

なお、定員締め切りがあります。
お盆明けには本格的な広報が始まりますので、もしかすると、時期が遅いとキャンセル待ちになるのかもしれません。予めご了承ください。

2019年08月10日

大企業の新事業の審査員、新製品の構想ブレスト参加、社内用発想ツールの共同開発

この夏は、千客万来の大忙しでした。物理的には出ずっぱりで、お盆前の21泊、15泊(お盆明けは49泊)、の旅仕事をしています。

15泊で5都市を巡った時には、審査員、ブレストメンバー、共同開発、など、普段のファシリと講義とは違った仕事を依頼されてやってきました。

年間で数十社のイノベーション本部や商品開発の場を訪ね歩き、アイデア創出のファシリをする中で、色んな花粉をつけて、ほかの場に落としてゆく感じがしますが、お盆期間に入る前のこの15泊の時はそういう仕事が集中したように思います。

守秘は守りつつ、公知情報や事前学習で学んだんことが、多領域を横断する中で、価値になるんだなぁ、と、各社の中でコメントをしつつ、思っていました。

石井にしかできないことは全力で取り組もう、といつも思っています。
こういうイノベーションのミツバチみたいなことも、ほかの職種ではできないことかもない、と思って、全力で取り組みます。

それが、各社さんの創造的発展の役に立てれば幸甚です。

(今日から、お盆が始まりました。新しい知識のインプット(読書や学習用のコンテンツを作る)、新製品の開発、内省、をして、過ごしていきます)
posted by 石井力重 at 16:06 | アイデアプラント 5th(2018-2020)



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