2020年12月31日

年末考「蒸発した市場は、今までなかった場所に、新産業の雨を降らせる」

2020nenmatsu_.jpg

2020年を振り返ってみていました。
所感・雑感、心に浮かんでくることを、思うままに書き出してみます。

震災の「壮絶な悲惨→復興するのみ」という構図と違い、疫病は「いつがピークなのか、リスクはどこまで続くのか、が
流動的で、なんとも、次の打ち手の講じようがなく」難しいものです。
ネガティブベースでいえば、「最悪のケース」にも「いざとなったら、即座に対応できる柔軟性」を高めておくこと。持っておくこと。土台には「ずらしても失ってはいけない事業の本質を見出しておくこと」があってほしいと思います。
新しい環境でまずは、楽しんでみること。
その中で、できることを再定義していく。
やりたくないことは把握して、逸脱しない自己ルールを持つこと。
そんなことを、心のうちの舵切指針としてもって、進んできた気がします。


一年のうちの数カ月、「オンライン・ファースト」という未来の働き方を、社会の多くの人が経験しました。

誰もがカオスの中で、新しい社会の中を手探りで進んだり、とまったり、逆戻りしたり。
夏が過ぎ、秋ごろは、もう大丈夫なので昔に戻そう、というムードになったり。
それを時期尚早とみて組織内が分離していたり。
年末にかけて感染の急拡大でまた状況が変わったり。


震災の時も感じましたが、未来イメージというのは大きくゆっくりした変化の先に外挿されるイメージであり、昨年まで気配もなかった大インパクトな現象の発生時には、ほぼ見通しが達成されません。

その空席に、別の未来が座ります。

では、見通しや計画とは無力なのでしょうか?
いいえ。
計画という基準点があるから、軌道修正する際に、何をどれだけ変えるのか、という座標が具体的に定まります。
何がどれだけ違ったのかを振り返ることで、時には、興味深い発見も。


今年立てる年始の目標も、またズレ幅が大きいでしょう。

年始の時点でも、凄く不確定要因の多い年であることが分かっていますので、その分では去年よりは、カオスに備えられますが。
不確定要因は、コロナ。そして、ゆれるオリンピックイヤー、です。
もともと東京オリンピック2020は、20世紀型(超高コスト)オリンピックの最後の開催例、と目されていました。
一年スライド、というのは、かなり社会的にきついものがあり、今年の開催もまだ、危うい。この状況下で国際イベントを開催する判断がどう下されるのか、現時点では全く分かりません。


21世紀は都市型国家の時代、とも言われていました。しかし疫病の中では、都市と通勤→田舎リモート暮らしの流れも。


観光産業や飲食産業には「市場の蒸発」というほどの苛烈な市場変化も起こりましたが、一方で「マスク」「webカメラ」「日用品」「食材」「オンライン購入と配送」「オンライン会議サービス」が急伸しました。


自宅内消費経済に移行したことで、超大手の衣服ブランドの相次ぐ倒産。コロナ感染を嫌って病院に極力いかなくなったことで医療機関が常にすいているどころか、経営問題を抱えるほどに。


2021年が2020年に近いものだとすると、一年以上の事業制限をへて一気に事業者数が減る産業も出現しそうです。


蒸発した市場は、消滅するのではなく、形は全然違いますが、今までなかった場所に、新産業の雨を降らせます。
その市場をこれまで生み出していた「根源的な欲求」をよく見ること。その市場が蒸発しても、欲求は雲となり、今の社会に合った形で、地上に戻ります。

  • 贅沢の仕方がかわる。
  • 時間の使い方が変わる。
  • 体験の様式が変わる。
  • 人付き合いの在り方が変わる。
  • 生活の便利さの中身が変わる。
  • 直接会う、ということの貴重さが変わる。

未来の地点から見れば「当然、コロナが起きればここにビジネスが生まれるよね。どうして当時の人はそんな簡単なことに気づかなかったのだろう。」というものが、あるはずです。
新産業の雨が、どこに振っていくのかを、じっと目を凝らせて、見てゆきたいと思います。



(追記:大みそかの夕方、下り坂がブラックアイスバーンになっていて、気づかず激しく転倒して、右腕を痛めてしまいました。大きな厄落としだった、と思います。遠くばかり見ていないで、足元も気をつけよ。そういうメッセージかもしれませんね)

posted by 石井力重 at 16:00 | 日記、価値観、仙台オススメ

2020年12月30日

学会のニューズレターで『すごいブレスト』が紹介されました



日本創造学会_著作紹介_ブレスト.jpg


創造性の学会である日本創造学会の12月のニューズレターで、拙著が紹介されました。

謝辞(おわりに)でも述べましたが、学会の大先生や諸先輩がたからいただいた知見や研究結果や機会に助けていただき、今があります。その恩を広く社会に返したいと思い、全力でブレストの手ほどきの本を、書いてみました。
この場を借りて、御礼申し上げます。ありがとうございました。
posted by 石井力重 at 11:22 | 『すごいブレスト』2020年

2020年12月28日

【WASEDA NEO】リモート・ブレストが楽しく捗るスキル【オンライン講座】1月21日、28日、2月4日(19:00〜)

早稲田大学・日本橋キャンパス「WASEDA NEO」というのが、東京駅徒歩圏のビジネスマンの早朝スクールとして人気です。

〇「ネオって何?」

早稲田の非常勤をしていても、この「早稲田ネオ」「わせだねお」とは何なのかをよく知りませんでした。やってるなー、とは思っていたのですが。

さて、コロナに入る少し前に、友人が講師をする日に見学させてもらいました。
丸の内、八重洲、日本橋、銀座に努めるエリートたちが、早朝から出社前までの時間、面白い授業を楽しんで学んでいました。
授業後に歩いて9時までに出社するので、必然的に、東京都心の大企業社員にしか利用できず、広く知られていなかったのかーと、思いました。もちろん、受講者に制限はないのですが。

〇石井も授業を持ちます

その後、コロナで、”WASEDA NEO”が、オンラインも併用になった、ということで、「オンライン・ブレストの技術を学べるを授業」を担当させてもらいます。

スケジュールと内容は以下の通りです。

<第1回> 01月21日(木) 19:00〜20:30

最も失敗のないオンライン・ブレスト「FBS」と、創造力のガイドライン

紙とペンだけで、画面越しでもアイデアがあふれ出すブレスト手法を実践します。リモートのブレストはもちろん、対面のブレストにも役立ちます。また、創造的な心理のガイドラインも学びます。新しいアイデアを考え出すのが楽になります。


<第2回> 01月28日(木) 19:00〜20:30
大人数のオンライン・ワークショップで、アイデアがあふれ出るブレスト方法

数十〜百人規模のオンライン・アイデア・ワークショップに最適な「3人ブレスト」を解説します。コア部分は実践し把握できます。勉強会や社内イベントなどで、皆からアイデアを出してもらいたい時や、組織に創造的な風土を醸成したい時に役立ちます。


<第3回> 02月04日(木) 19:00〜20:30
マイク・カメラ無し、非同期すら可能な、オンライン専用のブレスト方法
時間が合わない一人で考えたいメンバーの創造力も活かせる方法「A+Cブレスト」を実践し習得します。喋らずにアイデア出しにする係を設けることで、口頭のブレストが大幅に捗ります。頻繁にブレストする必要のあるプロジェクトチームの生産性を高めます。

会社の経費で受講できる方は、ぜひ参加されませんか?
もちろん、個人で費用をねん出される方(この方がむしろメインですが)も大歓迎です。

申し込み方法は、NEOのWEBサイトから会員登録をへて、できますし、Peatixなどでの申し込み可能です。



waseda_neo_brainstorming.jpg



オンラインでも、ブレストをし続けなければいけない時期がまだまだ続きます。
ごまかしごまかし、やりにくいオンラインブレストをするならば、一度、効果的なやり方を、一緒に学びましょう。
毎回、90分の中に実践時間がありますので、
「知っている」状態から「やってみて、肌感覚として把握できる」状態になれます。

また、創造的な心理を発揮するためのエッセンスも折に触れてお話しします。

(定員は20名と小規模です。増席もあまりしないようです。
逆に時期が近づいて参加者が少なければ、取りやめになります。
その意味でも、ご希望される方は是非お早めにー。)

皆様とお会いできるのを楽しみにしています。

posted by 石井力重 at 11:34 | アイデアプラント 5th(2018-2020)

2020年12月26日

【秋田】オンライン・セミナー&アイデアソン(1月16日)

1月16日に、秋田でセミナーとアイデアソン(Zoomにて)があります。
県が主催者さんなので参加費は無料です。

申し込み・詳細↓

オンラインでもわいわい楽しく一緒に、アイデア出しができますので、
秋田の友人の皆さん、ぜひ、ご参加ください。

内容は『すごいブレスト』の内容とも一部共通します。



なお、後半のアイデアソンでは「飲食、観光のビジネスのアイデア」を発想します。
 
 発想のテーマ従来の市場が蒸発しても、人々の根源的なニーズ(食事や楽しむ)は、別のところに、新事業の雨を降らせる。もしも100年コロナが続いたならば、その世の中で人々が「普通に使っている」当該事業(居酒屋2.0とか、旅行2.0といったもの)はどんなものだろう。

参加者は、ITや企業の方が多いとおもいますので、自分自身のビジネスのアイデアを考えるというわけでなく、応援したい飲食のお店に新しい業態のヒントを提供しよう、という感じで発想します。その意味で、どんな参加者の方にも参加が気軽にできるようにしてありますので、どうぞお気軽にご参加ください。(定員締め切りあります:30名)

皆様にお会いできるのを楽しみにしています。

((余談))

アイデア出しをするときは、私は事前に事務局さんとミニブレストをします。
そして、アイデアフラッシュ(ひらめきの呼び水)として、本番の発想前にちょっとそれを紹介します。
今回のアイデアフラッシュは5分で面白いものがでました。それもここで紹介しておきたいと思いました。
飲食の友人たちの困窮を見るに、アイデア集が何か、事業展開のお役に立てば、と。

居酒屋アイデア1.png

外食と内食のマージしたような業態です。
料理しない男性も、焼き肉、バーベキューは好きという人が結構います。
焼くだけ、味付けだけなら、やりたい(むしろ、面白い)という、潜在欲求にぴったり応えます。

居酒屋アイデア2.png

対面でマスクなしで、飛沫を防ぎます。エアカーテンを超えるのは難しいので、お酌をする文化が自然と解消できるのかもしれません。リアルで会食できる喜びは、提供できます。

居酒屋アイデア3.png
大声を出さない仕掛けに特化したものです。実はアルコール無しでも、ある種の楽しさは提供できるのではないか、と。お酒が入っていないことでむしろ、仕事の合間にとか、家に帰ってからの時間の有効利用とかで、いい面が多いのかもしれません。

さて、3つ考えただけでこんな感じなんですが、ぜひ皆で一緒に、コロナでも永続する飲食・観光のビジネスアイデア、考えてみませんか?前半のセミナーでも武器を2つお渡ししますので、きっといいアイデアが出ると思います。

なお、創出アイデアは、公共財として、だれでもアクセスできる・利用できるようにしたいと思います。
飲食関係の方のヒントになればと、祈りつつ。

2020年12月25日

新刊の著者PRモードを、そろそろ通常運転に。(&そこから学びがありました)

最近の記事は、新刊関連ばかりでした。SNSでも書籍の著者として、全面展開していました。
新刊発売の二週間は、本を出してくれた出版社にも報いたいと思い、”自分らしくない行動である”と思いつつも、PRにいそしんでいました。

”自分らしさ”は、常に更新されるものです。
どういう体験も、まずやってみてから”自分らしくなかった”かどうかを、考えてもいいか、と思っています。
なので、新刊著者というポジションでしかできないことを、とにかくやってきました。

SNS、特にツイッターは、PRをたくさん書きました。
また、普段絶対にしない行動として、知らない方にコメントを書く(読んでくださった方に御礼コメントをする)ということもしてました。

いろんな書き方を実験していくうちに、自分の無意識な「枷」にも気づきました。
授業を担当している4つの大学の生徒さんがフォローしてくれているので、「常に公人であれ」と無意識に思っていたのです。

言いたいことを言わなくなっていたツイッター。
その状態を是認にし「最近の自分らしさ」を規定していたのでした。

この期間でいろんな書き方を試してみて至った心持ちは、「もうすこしばかばかしいことも言うぐらいが自分らしい・・・のかも」というものです。

WEB上に書いていくことは「読んで役に立つこと」と「石井の考え方・性格が会う前に感じてもらえるようなもの」がいいのかもしれないと思いました。

最後に、学びを書いて終わります:

らしくないことをしてみることにもメリットがある。無意識に出来上がっていた「枷」に気づける。「らしくなかった」と「ありだ」で自分バランスポイントがわかる。

(とはいえ、3カ月ぐらいは、新刊プロモーションの期間ですので、ギアを2段階くらい下げて、PRは続きます。その時期は、SNSなどで #すごいブレスト でご質問をいただけば、できるだけ回答をしてゆきますので、どうぞよろしくお願いします。)
posted by 石井力重 at 23:03 | 日記、価値観、仙台オススメ

2020年12月21日

プロの書き手から、書評をいただきました。

シゴタノ!の倉下さんに『すごいブレスト』への書評をいただきました。
献本もできていないのに、恐縮です。。。


以下、引用します。


『実践ベースで書かれていることが見えてきます。つまり、ごく単純に「この通りにやればうまくいきます」と語るのではなく、「指針としてこういうやり方がありますが、場合によってはこれをこう変えても大丈夫です」と説かれているのです。

なにせ、集まる人やその目的によって、ブレストの進み方は多種多様に変わっていくでしょう。たった一つの厳密なやり方だけでうまくいくわけはありません。状況に合わせてルールや指針や進め方は変えていっていいのですし、変えていくべきなのです。厳密なルールにこだわることほど非生産的なものはありません。

たとえば、レシピで「○○社のうすくち醤油7.00mlを入れてください」と指示されていたら、普通の人は料理が嫌になってしまうでしょう(小数点に注目してください)。実際的に重要なのは、醤油のmlではなく、「ある味付け」をすることであり、そのための手段としての醤油です。もし同じような味付けを別の調味料で代替できるならば、それを使ってもよいでしょう。それが実践的な料理の考え方です。

ブレストも同じでしょう。細かい部分はアレンジしてもいいのです。大切なのは、その場で「創造的な話し合い」が持たれているかどうか。そのために道具やルールを「使っていく」(従うのではなく)感覚が大切です。本書ではその点がきっちり視野に収められています。その意味で、実践的な内容なのです」



もう、倉下さんの解説の文章が良すぎて「倉下さんが、ブレストの本を書いた方が、良い本が書けたのでは・・・」とつぶやきそうになりまして。
本物の職業作家さんはやはり、筆の力が、すごい・・・。

そこについてこれ以上語ると、石井の新刊読者さんが不安になりそうなのでやめて、ちょっと違う話をば。


倉下さんとは、一度関西滞在の折にお会いしたことがあります。

その時、はじめてその某県にうかがったのですが、その後急速に別件でその県との縁が深まり、今では毎年通うところになりました。

僕の中での、その県の第一印象は倉下さん。

これからも、その県に行くたびに、顔を思い浮かべるんだと思います。

知的生産の技術にご興味のある方は、倉下さんのぜひブログや書籍をご覧になってみてください。
根強いファンが多い著者さんで、界隈で有名な方です。

(文のうまい人をほめる文を書く。これほど、難しいことはないな、と思う石井でした。)
posted by 石井力重 at 15:14 | 『すごいブレスト』2020年

新刊記念・特別ワークショップ(オンライン・アイデアワークショップ)を実施しました。

新刊『すごいブレスト』の読者さん向けに、3.5時間のオンライン・アイデアワークショップを実施しました。

<<参加者>>

参加者は、35名でした。わかる範囲で書きますと、
・ビジネスパーソン
・コンサルタント
・教員
・エンジニア
・個人事業主
・女優さん
などなど。

創造性のいる仕事をしている方が多い印象でした。
(石井にとっても初めてお会いする方々が多く、匿名でしたので上記はごく一部です。)


<<皆さんの感想>>

なお、参加費は無料であり、読者でなくても参加可能としていましたので、本当に「完全に無料」のイベントでした。
ですが、実施のクオリティーは、石井の持てる最高品質で。企業研修で提供しているものと同じクオリティーで臨みました。

土曜日の午後に、3.5時間という長丁場でしたが、
結論としては、多くの人に喜んでいただきました。

主催石井が「上手くいった」と自分で語っても信ぴょう性に問題があります。
そこで、参加者の方のブログや、読書レビューに今回の内容があるものを紹介します。


tishimana氏のtoshimana's diary

ひろし氏の読書メーター


その他の方からも、SNS上にコメントもいただきました。


<<雰囲気を動画で>>

今回の内容を、メディアで使うことをご了解ただいています。
ですが、個々人の名前や顔があまり克明に出ないようにしつつ、ワークショップの雰囲気を200倍速ビデオで紹介します。


見どころは、50〜55秒です。
皆で、上位案に対しての発展コメントを書き込んでいる様子が見えます。

(なお、最初の10秒間は、画面が変わりません。開始までの30分間、事前に部屋を開けていたため)

ホントのブレストの瞬間は、小部屋で3人で行っていたためそのシーン(×4回)は録画に残っていません。そここそ、最大のブレストパートなのですが。皆さんのブレストを冷えさせないように、そこは記録しないようにしたのでした。


<<ブログや新刊の読者の方へ>>

社内でアイデアソンが必要になったら、ぜひ思い出して、3章の内容を実施してみてください。
割と容易に実践できます。
オンラインでも大規模なブレストが可能です。
その中から、良案も数個、必ず見つかるでしょう。

2020年12月14日

電子書籍版の『すごいブレスト』

新刊『すごいブレスト』に、電子書籍版も出ました。



なお、紙の本


よりも、330円(20%)低い価格に設定されています。

どちらがおすすめか?と聞かれたら、5つの点で電子書籍がおすすめです。

1.書棚を圧迫しない
2.安い
3.リモートで活動するチームメンバーに、本を画面共有でKindleを見せられる
4.動画リンクへ、クリック一つで飛んでいける
5.歩きながらスマホの読み上げ機能で読める

自分で買ってKindleをSiriに読み上げてもらいました。結構うまく読んでくれました。
漢字の音読み訓読みの読み間違え、いくつかの英単語の読み上げエラーがあり、体感的には95%ぐらいの正確さで読み上げている感じでした。
図表を見なくてもわかる、読むだけでほとんど完結する章もあります。
図表のいる部分も、一度全体を耳で聞いて把握しておけば、後でPCで開いてみれば早く読めます。

なお、図表は大きな文字で作成したので、画面の小さいスマホでも結構見やすいです。

では、紙は全くお勧めしないのか、といえば、そうではありません。
紙の本もおすすめです。良い点が3つあります。

1.情報の塊を意識した改行位置、ページ構成で、読みやすい
(稿を重ね練りに練って、文字を置いているので、抜群に読みやすいです)

2.さっと探しやすい
(紙の本の大きな利点です。真ん中らへん、という物理的な記憶を使えます)

3.書き込み、付箋が付けられる
(ファシリテーションする人だと、自分なりの改変を書き込みたいはずです。)

紙と電子の両方いい所があります。
どうぞ、お好きな方を、選択ください。


((お詫び))

発売前に、どこかで「電子書籍はないのですか?」と聞かれ、当時は紙の本しかでないと思い込んでいたので「ありません」と答えてしまいました。どこで誰に回答したのかを失念してしまい、個別に情報訂正できないでいました。このブログをご覧になることがあれば、この場でお詫びさせてください。間違った情報をお伝えしてしまい、申し訳ありません。発売後ほどなく電子書籍もリリースされました。

posted by 石井力重 at 09:22 | 『すごいブレスト』2020年



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