岐阜の高校(岐阜県立商業高校)で、半年にわたる特別授業を行います。
SPH(スーパープロフェッショナルハイスクール)の授業の一環として行うものです。
SPHとは:
文科省が「社会の第一線で活躍できる専門的職業人を育成するため、先進的な卓越した取組を行う専門高校を指定して研究開発」するもので、全国から10校を選定し、3~5年の期間で実施されます。
文科省が「社会の第一線で活躍できる専門的職業人を育成するため、先進的な卓越した取組を行う専門高校を指定して研究開発」するもので、全国から10校を選定し、3~5年の期間で実施されます。
余談ですが、このスーパー***ハイスクール、という文科省のプログラムはいくつかあり、私の母校の千葉市立千葉高校は、サイエンスの領域を指定されていたようです。そうしたプログラムの無かった私の在校当時(理数科にいた)と今とでは、授業のレベルが違うことをしていてうらやましいと思っていました。
***の部分が、サイエンスではなくプロフェッショナルにあたるのが、SPHなのですが、今回、プログラム提供者として高校に授業にいくことになるとは、、、という感慨のようなものもあります。2014年6月の「校長だより」に、ご紹介いただいています。40代になるというのは、社会的立場が加わっていくことなのだ、と最近良く思います。
さて、商品開発の授業、それもアイデア創出を強力に進めていける企画人材を育てるためのプログラムを、作りました。概要は以下の通りです。
事業化のところも、高校OB会が会社を作って展開する、という本格的な環境をもらえているので、プログラム前半は、全力でアイデア創出〜企画化に力を注げます。プログラム後半に入ると、徐々に事業開発にフェーズが変わっていきます。
次に、DAY1(6時間)の授業のスライドを掲載します。
大人向けに行っているアイデア創出ワークショップと、共通する部分は共通させ、将来社会に出てもそのスキルがそのまま生かせるように。一方で、より自由な可能性を拾え、高校生のもっている要素を生かした思考展開も加味してあります。
第2回、第3回、と、基本的には、アイデア発想技法や企画化手法を入れ替えながら、この「商機発見〜アイデア創出〜企画コンセプト練成」を繰り返し訓練しつつ、良案をたくさん作り出していきます。
後半に入る秋口、出てくるプランや商品にもよりますが、そこからは、今度はベンチャーの初期の事業創造の努力に近いプログラムを組んで強力に実行していきます。
執筆余話: 不惑(40歳)の一年が過ぎようとしています。迷いがないかといえば、40代になり、一層舞い込んでくる課題は難しく、魅力的なものになり、日々、迷いながら進んでいます。ルーティンの仕事のほうが少ないぐらいです。 しかし、思います。「迷ったら進め」と。 進めばとりえる戦略が増える。突き抜けていくと道が出来る。 「志しあるところに道は開ける」。私はそう信じています。 旅仕事をしながら、試作品を作り、ワークショップ講義を開発し、クライアント案件に対応して、日々をすごしています。ちなみに、今このブログは京都で書いています。 創造的な人や組織が次々と生まれてくる社会を作りたい−−。 アイデアプラントの理念にむけて、今日も、全力で。 |