アイデアワークショップ(あるいは、アイデアソン)を育成する要請講座も今度で第4期。今回も全国から各界の逸材が集まり学び合います。使う資料(フルバージョン)を掲載します。
ワークシートの類で、必要なものがある場合は、ワークショップ【シート】集 を探してみてください。
この講座、自分でもオススメできるポイントとしては、シンプルなプロセスを、本質を踏まえながら体感的に理解していく点です。
それがもたらすものは何か、といえば、「使い込んだら、自分のやり方に育てられる」こと。
型があってそれ以上なにも変えてはいけない(変えるとパフォーマンスが下がるとか品質が維持できないとかで。)タイプの流儀というものもあります。
しかし、この講座はそういうものじゃありません。ファシリテータに達人がよりどころに出来る進め方の骨格は差し上げます。それだけを使い倒していくと、次第に自分の領域、自分の持ち味で、変えたくなってくるものです。そして、実際に変えることが可能です。(プロセスが組み替え可能なモジュール構造です)
アイデア創出はそれ自体は目的ではなく手段です。より上位の何かに至るための手段に過ぎないそれを、「これこれ唯一無二のやり方だ」ということは愚かしく、最終目的に合わせてどんどん手段はチューニングしたり、ばっさり切り替えたりするべきでしょう。
私がそういう考え方なので、スピードストーミングを中心とした現在のアイデアソンスタイルは、ファシリテーターの数だけやり方が派生する状態になりつつあります。石井自身もここに公開しているスライドは、何十通りものプロセスがあり、案件最適な組み立てを毎回しています。
余談が過ぎましたので戻りますと、
カスタマイズ可能な基本骨格を叩き込むかなりハードな2日間、これを、iCONというNPO法人の活動の一環でやっています。三ヶ月ごとにやっていて、卒業生も遊びに(再受講しに)くることで知識のそうの厚みが増していっています。次はたぶん、12月。アイデアソンの進行役をしなくちゃいけなくなった方とか、アイデア創出ワークショップの作り方、やり方に興味があるという実践者・研究者の方は、ぜひ一緒にやりましょう。
この講座の間だけは、私が普段は登壇中に口にしない特別なセリフがたくさんあります。「なんで、ここでこうしたかと言うと、」ではじまる”石井の頭の中”も、常に窓を開けてみてもらっている、そんな感じです。時には話しはじめたものの説明に窮して「なんとなく、こうするんです!」みたいな、普段は使わない感覚論な説明も、この講座でだけは、思い切り使います。
この様子は、FBの中で、たぶん、すこしアップされて、流れていくかもしれません。