「実施してきました」の記事の作り方について、なるほどなぁという、SNS上での報じ方、について学びを得たので、書き記しておきます。
昨日の図書館アイデアワークショップ、良くまとまっているSNS上の記事まとめ(Togetter)が、今回の企画のオーガナイザーの岡本真さんによってなされています。
彼も、時々前でしゃべったので、結構忙しくしていたはずなのに、イベントの様子が良く分かるように書いてくれています。会場の外側や立て看板など、会場へ来た人の目にするものも含めて。
その写真をみていて、そうそう、そういう場だったな、と。
そして、良く見ているうちに、あることに気が付きました。
写真には、場の動きや会場で出されるアイデアの雰囲気が良く分かるような「人の姿」が映っています。
が、誰一人、個人参加者(大学生、高校生)の顔は映りこんでいないのです。
しかし、写真が全部そういう写真だと、違和感が出ます。
そこでさらにうまいなと、気が付いたのは、顔が映っている写真も適度にあること。でも良く見るとそれは、登壇者(もともと、ネット上に顔を出しても問題の無い人達)なんです。
そういう写真が混ざっていることによって、何度か見るまでは「あれ、これって参加者の顔が一度も入らないように配慮されている」ということに気づきませんでした。
ちなみに。
僕が取った写真は、個人の肖像権や成果物の主催者さん内での扱いに配慮して、自粛しています。
昨日取った会場のブレスト時の風景で、最後のラップアップのスライドにつかったものは次のものです。
アップする為に、ぼかしを大幅に入れています。
実際の写真は、ピントがあっていて、こういう感じに写っています。(顔がわからない部分だけにカットして)

こんな感じで指先まで分かるぐらいの写真で写っていますので、そのままネットに上げてしまうわけにはいきません。
リンク先の岡本さんの写真テクニックは、ソーシャル時代のある種の撮影方法を、教えてくれています。
追記)
ここまで書いて、思いついたアイデアをメモしておきます。
イベント報告カメラ・アプリ
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○人の顔が映らないモード(顔のないところを四角く切り出す)
○ぼかしモード(顔認識が働かないぐらいにぼかす)
○スライドモード(暗い中で明るい四角領域があると切り抜く)
こんなアプリがあったら、いいかなぁと。
近い将来、静かなカメラドローンが出てきたときには、イベントの風景撮影&リアルタイムアップは、それが担うのだろうと思いますが、たぶん、その時には、こういうアプリが必要にもなるかもしれませんね。