開発工学系の協会である、日本バリュー・エンジニアリング協会さんで、アイデア創出の技術を学ぶ研修を行います。(ワークショップ形式で。)
過去に行ってきたものを、今年度は編纂しなおして
【入門】
【初級】
【中級】
(及び、数年に一度しか施しない【上級】)
と言う構成しています。
今回は【中級】編です。
どれもオムニバス(単独で成立する)形式ですので、【入門】と【初級】を受講していなくても問題なく参加できます。
エンジニアの方が、何かの仕事の中で発想しないといけない、とか、会議の中でブレインストーミングをしないといけない、という時になかなかアイデアが沸きださなくて困る、ということ、ありますよね? そういうところに対して、打ち手を提供して欲しい−−、というVE協会さんのオーダーにのっとり、毎回、技法を見繕って、提供しています。こういう課題のある方はぜひご検討ください。
参加される方は、いろんな企業のエンジニアの方が多いですが、バリューエンジニアリング、というものの有効性の広さから、原価計算などの方面の方も良くいらっしゃるように感じます。
それから、こういったことに全く関係なしに、「ブレインストーミングを活性化するメソッドをいくつか知りたい」ということで、フリーランスの方やベンチャーの方も、ちらほら。
ちなみに、メソッドとしては、今回は、こんなことをします。
◆プログラム概要
■セルフX(TRIZ系手法)
<<製品の価値を高める新アイデア創出>>
<<製品の価値を高める新アイデア創出>>
ValueがMaxに近いものには、「部品が自ら有益な挙動をする」という特徴群がTRIZでは見出されています。これを発想の道具として使い、製品の価値を高める新製品アイデアを創出します。
■USITオペレータ(TRIZ系手法)
<<工夫改良アイデア創出>>
<<工夫改良アイデア創出>>
【モノ】【性質】【機能】の「変え方」について役立つチェックリストが世にいくつかあります。USIT(やさしいTRIZ)には、技術者にとって汎用性の高い表現で記述されたリストがあります。これを発想の道具として使い、自分の課題に対し、改良案を創出します。
■エクスカージョン
<<ノート1つで100以上のアイデア創出>>
<<ノート1つで100以上のアイデア創出>>
意図的には利用できない頭の中の大量の概念要素を大量に掘り出し、発想の材料にする手法を用い、意外な新製品アイデアを大量に創出します。
■ブレインストーミングの本質
<<創造的な思考状態を醸成するテクニック>>
<<創造的な思考状態を醸成するテクニック>>
古典的名著にこう記されています。『問題が心の前面にあるためにそれを超えた見方ができない間は、“周辺視”が妨げられて、一見関連の無いものを理解し利用することができない。』(W. J. J. ゴードン著、1964)。今なお多くの人が直面する課題です。こうした事には【ブレインストーミングの根底にあるもの】を知ることが役に立ちます。心理的態度を知るとスムーズにアイデア創出ができるようになります。
◎その他、いくつかの創造技法も織り交ぜて紹介します 。
※プログラム内容の一部を変更する場合があります。
技術者、企画者、どちらの方も沢山持って帰れるように、本質は残しつつ本格手法を簡素化した内容で、お伝えします。
アイデア出しが得意、と言う方も、苦手なんだけど出せるようになりたい、と言う方も、そういうことを普段全くしていない職場なんですが、、、という方も、大歓迎です。
案内詳細、および、申し込みは、日本VE協会さんのWEBサイトをご覧ください。
Information:
3月は、東京と大阪で、アイデア創出の技術の研修を行います。
クリエータの方なら、どちらもオススメです。エンジニアの方なら東京が。経営者の方なら大阪がオススメです。(研修時間も、技法も全く異なります。)