私の仕事の一部には、各都市を回って、企業、大学、公的機関などで、創造技法の研修やアイデア創出ワークショップのファシリテーションをする、という「旅仕事」があります。
短いと1週間で東京滞在とか地方2都市とかなのですが、今回は過去にないほど動きます。

創業して6年目が終わろうとしていますが、これまでは、3月は旅仕事を組めませんでした。自力で確定申告をしていて、3月の上旬は仙台を離れるわけにはいかなったからです。今年から、顧問の税理士さんについてもらい、処理が相当にスムーズになり、出発前日に試算表を見せていただき、これでOK、と。
そんな経緯で、今年は、確定申告の時期に仙台をすっかり空ける事が出来る、ということに。
そこで依頼に対応して、前から立ち寄らなくては、とか、打ち合わせがそろそろ必要だ、という案件をつないで上のような工程になりました。
仙台は春が近そうな気候でしたが、札幌まで北上すると再び冬に。そして徐々に南下して那覇には3月下旬、たぶん初夏に近い気候になるでしょう。
30連泊という旅程で動いていきます。
私にはすこし今後の予感がありまして、たぶん、日本縦断の旅仕事ができるのは、これが最初で最後じゃないかと。
年齢的に体がきつくなる側面と、事業的に代表がふらふら旅して一ヶ月も本拠地にもどらないなんてやり方が出来るのはそろそろタイムリミットが近づいているかもしれないという側面から、そう思うのです。
ですので、今回は、確定申告の負担が無くなった分、各地での約束していた仕事や貢献をどんどんやりに回る、という一ヶ月です。
出発前のダンボールは軽い引越しレベル。
どこに何を送って、ここで受け取ってあそこまで、二日分をハンドキャリーして、LLCの前後では大きな荷物をパージして、・・・と、資材搬送計画も相当に複雑な段取りを何とかくみ上げて。
(どうしても仙台に行く必要があるときは、旅程上の都市から、仙台へ滞在数時間の往復をしよう、という覚悟もして。)

そうして、旅の基本装備はこれだけになりました。
機内持ち込みかのキャスターバッグと、文具カバン。
機動力が必要で、出来る限り動くのに制限がないように、こうしました。
坐骨と股関節をいためているので、重量物を持つのがとにかくつらく、また、固いシートに座るのもつらいので、このカバンのうち、何割かはクッションで占められています。実質PCとクッションと一泊分の着替え、みたいなそんな旅道具です。
ということで、今日から丸々一ヶ月間、日本縦断の旅仕事、楽しくもハードな一ヶ月がはじまりました。
3月27日追記:
昨晩、一ヶ月ぶりに仙台に戻れました。
実りの多い旅仕事でした。
各地で一緒にアイデア関連のワークや仕事をしてくださった皆さま、ありがとうございました。