これは、部門横断で新しいことをやろう、というチームにおいて、着想にいたるための自然な雑談(カジュアルミーティング)のスターターとして、つかってもらうために作りました。
好きなもの選んで雑談するのもいいでしょうし、ブレインストーミング・セッションとして本格的にやるのもいいでしょう。あらかじめ考えてきてもらって、情報共有する、というよりは、お茶でも飲みながら、わいわい話すほうがよい、と感触的には思います。
(参考情報)
文献:マッキンゼー流ブレインストーミング術「製品開発をめぐる21の質問」(ハーバード・ビジネス・レビュー2008.8)
講義メモ:早稲田大学・柳孝一教授「メガトレンドの傍流」 (衛星講義)
これらをベースに、発想お題として整え、多様な企業での製品アイデア創出ワークショップを実施。そのうち、発想の引き金として有効性の特に高かったもの9つを選出したものです。本格的なことを知りたい方はぜひ元・文献を当たってみてください。問い意外にも示唆深い内容がつづられています。
中でも、私が好きな切り口は、「顧客の手直し」です。
「顧客が製品にした手直し(改良)は?」というトピックは、現場に出ている人に多く情報があります。
企画部、技術部という本社づとめの人よりも、営業、サービス、輸送、という顧客接触部門のメンバーが吸い上げるリアルの空気が、場を沸かせます。