一言もしゃべらずに出来るブレインストーミングの方法があります。
書くタイプのブレスト「ブレイン・ライティング」です。
やり方は、結構簡単です。
皆で一枚ずつシートを持ち、5分間で各自がアイデアを三つ書く。
時間が来たら時計回りに回す。
回ってきた紙に既に書かれているアイデアも発想の刺激にして、そこに新しいアイデアを三つ書く。
これを6行目まで繰りかえします。
30分で6人で108個を生み出すことが出来ます。
より詳しい説明は、昔、外部に書いたブログ ITmedia オルタナティブ・ブログ 記事 2010年4月22日 をご覧ください。
余談)
この技法は、理詰めのワークショップをするような場においてアイデア発散が必要な局面などでも、重宝されます。
「あ、私の研修でも、ブレイン・ライティング使ってますよ。便利ですよね」とおっしゃる講師の方が、私の周辺に結構おられます。創造的な専門性よりも、ロジカルな方向性の専門性の方が好んで使われるようです。
やれば必ず大量のアイデアが出ます。ブレインストーミングの進行が得意であろうと、苦手であろうと、一定水準を得られる点は、この技法の最大の強みでしょう。