対象(問題や、既存のものや、アイデア)に対して、 代表的なひねり方(変え方のパターン)を当てはめてみる手法によって、次々発想する方法があります。
発想法の中でも超定番のスキャンパー(SCAMPER)法です。
その方法のレクチャー資料を掲載します。
(後半は、高度な展開もできるようにしてあります。基本は単純版でいいでしょうし、深く使いたいときには、高度なところも使ってみてください。)
補足:
SCAMPERとオズボーンのチェックリストは同じものです。
それらは、もともとどういうところから来たのか。
細かいことは語ると長くここでは割愛しますが、前にアイティメディアの(当時の)Biz.IDでその辺の源流の話を書いたことがあります。こちら
ただ、多くのビジネスマンにとっては、由来や原典よりも発想が出来るかどうか、良いアイデアが生み出せる技法なのかどうか、が大事でしょう。多様なアイデアを生み出すことに、SCAMPERは役に立ちます。それも、汎用性がダントツに高いので、多様な場面、多様な人にとって、役に立つでしょう。
発想ワークのシート
追記:
SCAMPER系の発想コンテンツを、子どもの発想カードセットにしたものが、私の過去の作品の中にあります。
『アイデアトランプ』です。
大人の発想の場面でも良くつかわれています。ブレストの前に、それをテーブルにざっと広げて、発想トリガーとして次々使ってみる、という使い方で、ゲーム感覚で、徐々に発想への助走がつく、というよさがあります。