
企業でいえば、相当するのものはないのですが、無理に言えば「職務規定」です。プロジェクトでいえば「プロジェクトのルール」に相当します。
これは、最初の3枚の運用を明文化したものです。つまり、船は☆を目指していること。乗ってきたメンバーが行きたいところの平均値で航路を民主的”風”にきめるわけではないこと、を明文化する役目があります。
参加・離脱が自由なプロジェクトであればこそ、参加するには「そこで何をしていいのか・何をしてはいけないのか」が明確である必要があります。それが明確でないと、新しい人が入ってこれない組織になります。
多くのプロジェクト型組織では「掟の書」がありません。しばらくすると、新メンバーが入りにくい環境ができてしまいます。ルールが自主的に作られる場合、共有化プロセスを必要とします。もともとの掟がない場合、それはほとんど期待できず、各自勝手ルールを、作り始めることになります。掟があるなんて、堅苦しい、という気持ちがしますが、スタートアップのすがすがしい土壌を継続するには必要なものです。