今日は船橋のホテルで仕事をしています。
ホテルのフロントには、フナッシーのアイテムがたくさん。さすがフナッシーの本拠地。
さて本題。
”サイエンスと産業の距離が近い事業を〔サイエンス型産業〕と呼びます。
その構造を援用するならば〔アイデア型産業〕とでも言うべきものもあるのでしょう。
つまり、アイデアと産業の距離が近いタイプの事業です。”
かつて、ITmediaのブログを執筆をしていたことがありますが、そんな話題を記事に何度か書いていました。
文章は今読み返すと誤字も多く雑な作文でした。
ですが、現在の私にとってのヒントも書いてありました。
この記事の中で「「アイデア」と「事業」との距離を短くしてくれる要因」を列挙しています。
5年の時を超えて今なお示唆として、社会を見るときのヒントにしたいものが果たしてあるだろうか、と精査してみますと、6つほどありました。
【無形の部分】
- 感性的な消費、効率的体験、感動要素などにウエイトがある。
(物体は「無形部分のミニマルな入れ物」)
【物質(有形の部分)】
- 質感・テイストと呼ばれる特徴を持つ
(しかしそれは必ずしも無形的価値を担持している物体部分ではない。いわば、コンテンツの質感、というようなもの。) - 作品とよばれたり、アートに近い要素を持つ
- マニュアルを見ずに利用できる。
(単純なナニカである)
【人】
- 社会の変化・新技術の台頭によって潜在的に増加するある種の人々
- 狭く濃くファン的
(楽しみかたを自ら作る。欠点を特徴と捉える)
※当時の内容に対して、新しい分類をつけ、表現部分も修正しています。
※具体を、長々と書こうとして、やめました。具象は時の風化に耐えられません。
上記の6つは、新しい製品やビジネスを構想するとき、アイデア型産業の特徴が意識の片隅にあると思い描くものを実現しやすくする派生案も考案しやすくなります。
網羅からは程遠いものではありますが、考えるヒントにするためにリバイスしてみました。