旅仕事では、休憩時間を作っては、旅程近隣にあるものを見ています。
姫路城。
この角度が白鷹に見えるので、白鷹城、とも。
天守閣は登るより、外から見る方がいい城です。
お隣、好古園。
壁で区切って違う世界を展開するも、実は流れる水は同じだったり。
発想の回廊とは、ここのことかもしれない。
京都、伏見稲荷。
神戸から岐阜へ行く途中に。
ガイジン率90%。
僕は自分の名前の由来の神社に行きたいけれど、とにかく千本鳥居で記念撮影の外人さんたちで渋滞。
今年の撮影の流行は、鳥居の外から上半身を斜めにのぞかせたもので、みんなそれを。
僕らもサグラダファミリアとかでは、似たような行動しているかも、と我が身を振り返る。
ともあれ、来た人みんな歓迎、という伏見さんの姿勢はいいですね。
岐阜に向かう車中、次は関ケ原、というアナウンスを聞いて、突然降りようと思いたち。
この列車から降りたのは僕だけ。
そして駅前の素朴さ。
ここは、古戦場のままほおっておかれた街なんだけれど、史跡あふれる場所としての矜持を持たんとする姿勢を感じる世界。
僕しか下りなかった時、一瞬やばい駅みたいじゃん、と思ったのですが、史跡をのんびり散歩して、あっという間に2時間が。
行きの切符。
乗り降りしまくり、こうなります。
なお、余部にはいかず。
仙台から神戸までの切符を13日有効で欲しい、という条件のもと、最も合理的な切符がこれでした。
仙台から神戸を通り越し、姫路の2個先まで行くと、1002qで有効期限が往復で14日。
仙台神戸をばらで買うより安い。
そういう切符を持っておくと、滞在中に空き時間で姫路城を見てくる、ということができます。
物事には「序」が大事。
序は、ついで、と読みます。
大辞泉によると
じょ
・物事の順序。物事の秩序。
・物事の始まり。発端。また、初めの部分。糸口。
ついで
・あることを行うときに、いっしょに他のことにも利用できる機会。
・順序。次第。
とあります。
ついでに見る、というのは、物見遊山な感じが漂いますが、順序を利用してみておく、というと、計画的観察な感じが漂います。
(どちらでもいいんですけれど。)
序に見る。
それを姿勢というか、もう癖にしています。
何を見ても、面白いです。
追記:
岐阜市内にこの夏出来た、美しい図書館。

この街の学生さんがうらやましいです。
三重にテストプレイに行った序でに、伊勢神宮も。

本やWEBで見知っていたのと、実際にこの目で見るのでは、迫力や刺激が大違い。