東北大学の主に博士課程の院生さんたちに対する特別プログラム「イノベーション創発塾」で3時間講義をしてきました。

プレゼン・トーナメントの風景。

好きな事×得意な事のマトリックス。ビジネス・アイデアのブレストの素材として。

今日のタイムライン。
(講義詳細は、このブログ記事の前の記事に、スライドで掲載)
院生さんたちが、想定したよりもずっと多く、踏み込んでワークに取り組んでくれたので、急遽プログラムを変更して、ブレインストーミング、ディスカッション、プレゼンの部分を大幅に拡張。
プレゼンでは、皆さんの中から勝ち抜いて、ファイナリストとしてプレゼンしてもらったアイデアは、いい事業アイデア・製品アイデアに展開しそうなものが結構ありました。
(そこでそれを、私が口に出して言うので、講義時間が長くなってしまった、という側面もあります。)
<<ここを見てくださった受講者の方に>>
皆さんが、名刀を研ぐこととは違うことをしようとなったら、自分の才覚で「ひとり分の飯ぐらい、食うたるわい!」という気概とアイデアをいつもあたためつつ、未踏の闇を切り開いていってください。
名刀(高度知識)を携えて冒険の旅(ビジネス)にでる、というのも、伏線的なキャリアパスとして、実は結構、悪くないです。
今日この場で考案したこと、ぜひ、いつか「道が行き止まりだ」なんてことがあったら、ふと思い返してみてください。
孤高の尾根を歩く日々でしょうけれど、目を凝らしてみるとものすごい数の人生の可能性が、いつでも、どんな段階でも、たくさんあります。
もちろん、アカデミックキャリアを行きたい人は、全力でその軌道を駆け上がるといいと思います。
芸の道、学の道、商の道。人生のパスというのは、どれもよいものです。
そして、そういう道は、分岐するばかりでなく、また交差するときもあります。
教員免許もアカデミックキャリアも、まったく目指していない道へ踏み出し、突き進んできた私が、今では早稲田大学の非常勤講師や、いくつかの学校のゲスト講師”も”しています。(メインはあくまで、ビジネス、アイデアプラントの代表としての仕事、ですが。)
つねに第三の選択肢を作り出すことを、繰り返してみてください。
それを選び続けると、10年後には、きっと思いがけないところ立っています。
アイデア一杯の人は、つねに道が明るいものです。
余談:
久々の母校で見た風景を、何枚か。
青葉山キャンパスの内部者しかとおらない通路に。
これがなんであるかは不明。

ソーラーバレー。
カタールは震災からの復興の原資をずいぶん出してくださった国です。
しばし散策し、自分が修士課程だったころ冬が来ると、深夜に研究室を出ると青葉山の森林から湧き出すみずみずしい空気をすって、頭を冷やしたなぁと、思い出しました。