二年前の今日は、北極圏にあるフィンランドの街にいました。
輝く涼しい北欧の夏。
観光地に人はあふれにぎわう。
夜と雪に閉ざされた世界になる冬。
クリスマスの家族的親密さの中で物静かに過ごす。
夜の世界ゆえ、クリスマス・イルミネーションが一日中いつでもきれいでした。
しかし、夜の世界だからこそ、明るいイルミネーションと暖かい家族が必要なのかもしれません。
その空気の中で、一人旅の私は強い孤独感と、内省に向かうような心理的変化を感じました。
世界の街をいくことで、商業的に切り取らて消費されていく映像イメージとは違う、そんなことを、二年前の今日感じていました。
(さきほどFacebookを開く必要があり開くと「昔の今日の投稿」みたいな記事から、掘り起こされたことをつづってみました。)