2015年を振り返り、次の年の材料を考えます。
いろんなことを6つの観点(6観点リスト、という発想の枠組み)で上げてみます。
【人】
・海外展開パートナー候補となりうる人と出会うことができました。
・いろんな企業さんの中に、価値提供をできる新しい人々と出会えました。それはつないでくださった方々がいてこそのこと、でした。
・私の手柄じゃありませんが、講座の受講者さんの出版される本に、共著者としてアイデアソンがのることになりました。
・100人の人が集まるアイデアのフォーラムをしました。三澤さん・矢吹さん・芳野さんらが行うのを私は時々手伝ったぐらいのことでこれも私の手柄じゃありませんが。この道の大先輩として師事するかとうまさはるさんには、ゲスト登壇してもらいました。
【モノ】
・試作品を6つ作りました。(Quad-storming、クリエイティブ・ディスクロージャー、クリエイティブ・ディレクション、ブレインストーミング・メモカード、発明すごろく、アイデア・ミキサー)
・アイデアスケッチ段階のものは、大量にできました。
・開発や多様な案件に必要なデジタル道具(UP move、Fitbit、MBA、iPad、iPod touch、ハイエンドコンデジ、全天球デジカメ、手のひらプロジェクター、スマホ連動日用品、)や、・静音キャスタースーツケース、大径キャスタースーツケース、座れるキャリーバッグ、と年々消耗の激しくなる旅仕事をいろんな鞄で乗り切りました。
【プロセス・関係性】
・アイデアソンといえばスピードストーミング、といういつもの方式のほかに、「はじめからずっとグループで行う」スタイルも、開発し実践をたくさん。(文科省のスーパーハイスクールのなかで、授業に即したスタイルを要望されて作ったものが原型に。)
・いくつかのクライアントの生み出すものを、創造力の方面から支援を継続して行いました。
・地下鉄が近所にでき仙台空港へのアクセスも良くなったのを機に、飛行機嫌いを克服し、やや苦手なぐらい改善。飛行機を選択肢に入れて機動力が大幅アップ。
・iPod touch(のAudible、プライムビデオ、Kindle)で、伝記・物語、映像作品、マンガ作品を、仕事の資料として大量に旅をしながら鑑賞しました。
【取り巻くもの・時間空間】
・国内の旅仕事としては、最初で最後となるだろう「札幌から、那覇まで1か月の日本縦断・旅仕事」を実施できました。3月頭の北海道では氷で作られたホテルを訪問したのに3月下旬に辿り着いた那覇ではTシャツで浜辺をあるきました。日本な南北に長い。)
・海外では、北欧(スウェーデン、フィンランド)、欧州(バルセロナ)、バルト(エストニア)を回る旅仕事で、海外展開への市場性の調査やパートナー探索を。(同時に感性の仕入れとして、ゴットランド島、サグラダファミリア、エストニアの気球なども堪能。)
・一年の前半は、世界と国内の津々浦々でしたが、後半はクライアント案件が急増し、関東と関西の出張が非常に多くなりました。
・大半は旅先にいるのですが、一方で仙台の仕事環境も整備しました。近所に書庫書斎を借りました。
【無形のもの・意味価値】
・新しい知識分野をまた一つ獲得しました(冬に、クライアントワークが発端となって)
・新しい発想補助コンテンツ「機能ことば集」を開発しました。
・開発の参考にしたいカードゲームやその解説作品をたくさん読みました。
・いくつかの雑誌に記事が載りました。
・新聞の特集記事に乗りました。
【五感で感じるもの】
・人生で初めての体験を割としました。飛行機の乗り遅れ、という愕然とした経験が印象上最大のものですが、他にも、サグラダファミリアが鳴るのを聞いたり、ストックホルムやビズビーやタリンの古いヨーロッパの世界から感じるものがあったり。北海道の氷のホテル、沖縄の言葉では言いにくい美しい海なども。
・Tさんには祇園の老舗で舞妓さんと会話する機会をもらったり、Yさんには赤坂の某健康的なレストランに連れて行ってもらったり。
・マニアックなwhiskey「アードベッグ」の専門店で、いろんなことを学び取ったり。
・岐阜の商品開発の経緯で、岐阜県内の風土と食を味わって回り、商品性や観光資源を感じ取る機会を多く持てました。「鶏ちゃん焼」は美味しくヘルシーで岐阜では毎回食べました。
・活動量計の常時着用により、頭脳の働く度合いと自分自身の睡眠状態の関連性に気が付き、十分に睡眠をとる習慣が生まれました。集中力と思考作業を能力いっぱいに使えるようになりました。
・継続的な運動とクッションの常備により、痛めていた坐骨の状態が、50%ぐらい回復。運動により適正体重も維持でき、旅仕事のきつさがだいぶ緩和されました。
・英語の耳がよくなりました。毎日英語を聞くようにしてきました。最近楽しんでいるアメリカのTVドラマ(字幕版)で見ていると、セリフで英語では何と言っているかが分かることが多くなりました。それを自分の口で再現してみようとしてもうまくいきませんが、「英語ではこういうのかー」という感覚にはなりました。
(写真:2015年1月3日、南三陸。静寂の夜の海。)