クリエイティブ・セッションの前にウォームアップ活動をする。
そうすることで、心をしなやかにし、セッションをジャンプスタートさせることができます。
そういう場面で気にすべきことを、CPSという創造技法のひとつの体系の中の教科書的本から、興味深い部分を引用します。
ウォームアップ活動が集団を支援する ● ツールとテクニックを練習しなさい ● 発散的思考の根底ルールを学び、復習しなさい ● 協同作業することで、気持ちよくなりなさい。 ● 笑いと探索を奨励するような雰囲気を作りなさい。出典:『創造的リーダーシップ』 |
後半2つ、特に最後は興味深い指摘だと私は思います。
笑いと探索を奨励する。
そういう雰囲気を作るのだ(ファシリテータが。)
協同作業をする。
それを通じて、気持ちよい状態になることをする。
そういう配慮を自然としている人もいます。
アイデアソンのファシリテータ養成講座を、僭越ながら開いてきて100人以上の人がするファシリテーションの様子を拝見してきました。
プロセスに習熟することに最初は挑むわけで、ムード作りに対してはその次の段階でもいいとおもいますので、それでいい、と思っていますが、素の状態で、人々に、笑い、探索、共同作業、的なムードを醸成するのがうまい人もいて、そういう人は、初見のプロセスであってもファシリテーションの練習時に、いきなり高いパフォーマンスを発揮しています。
そのあとの申請※でも、その様子がうかがえます。
(※これまた僭越ながら、実施報告的な申請書を出してもらい、iCONとして認定をする、ということを行っています。)
アイデアソンの部分を設計するとき、アイスブレイクは毎回工夫していろんなものを投入すると思います、あるいは、アイデアソンでなくとも、なんらかのクリエイティブ・ワークショップとかでは、場のあたためをするでしょう。
その時によりどころとなる一つの指針として、これら「笑いと探索」「共同作業」という要素が役に立つでしょう。
自分のためのメモとして残しておきます。