偶然、仕事でも友人とも、理念についての話がでる時期でした。
理念というものを「道具」として見たときに、私にははっきりした形があります。
それをメモしたものをここに紹介してみます。
嵐の中で暗くて道も見えず思考もできないほど疲れていても、唱えれば力がわき目指す方角をシンプルに示してくれるもの。
本来、志し、理念(philosophy)とは、そういうものである。
ダメな理念はーー
- 要素が多すぎそらんじて言えないもの。
- 借り物の洗練言葉。
- 本気で思っていないこと。
- 人間の本質に対する洞察が少しもないもの。
それらは「嵐の航海の甲板上で、見上げれば導きの光としていつでも見え、それを心に思う時、突き動かされるような精神力が湧く。」ものとは程遠いものである。
特に人間の本質への洞察がないと、言葉に宿る力は弱々しい。
・・・これは私見であり、人ごとに違っていてよいとおもいます。
多くの取り組みにふれ、人を見、その結果を見ながら生きてきた中で、良い理念というのは、事業理念であれ、個人理念であれ、そういうものだろうと思うのです。